JP2014506495A - 鼻腔内送達デバイス - Google Patents
鼻腔内送達デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014506495A JP2014506495A JP2013551173A JP2013551173A JP2014506495A JP 2014506495 A JP2014506495 A JP 2014506495A JP 2013551173 A JP2013551173 A JP 2013551173A JP 2013551173 A JP2013551173 A JP 2013551173A JP 2014506495 A JP2014506495 A JP 2014506495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- valve
- reservoir
- air
- air source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M13/00—Insufflators for therapeutic or disinfectant purposes, i.e. devices for blowing a gas, powder or vapour into the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M11/00—Sprayers or atomisers specially adapted for therapeutic purposes
- A61M11/02—Sprayers or atomisers specially adapted for therapeutic purposes operated by air or other gas pressure applied to the liquid or other product to be sprayed or atomised
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M15/00—Inhalators
- A61M15/0028—Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M15/00—Inhalators
- A61M15/0028—Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
- A61M15/003—Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up using capsules, e.g. to be perforated or broken-up
- A61M15/0043—Non-destructive separation of the package, e.g. peeling
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M15/00—Inhalators
- A61M15/08—Inhaling devices inserted into the nose
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/0045—Means for re-breathing exhaled gases, e.g. for hyperventilation treatment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2202/00—Special media to be introduced, removed or treated
- A61M2202/06—Solids
- A61M2202/064—Powder
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/07—General characteristics of the apparatus having air pumping means
- A61M2205/071—General characteristics of the apparatus having air pumping means hand operated
- A61M2205/075—Bulb type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2206/00—Characteristics of a physical parameter; associated device therefor
- A61M2206/10—Flow characteristics
- A61M2206/16—Rotating swirling helical flow, e.g. by tangential inflows
Abstract
Description
参照による組み入れ
本出願は、2011年1月31日に提出された米国仮出願第61/437,994号の恩典を主張し、それは参照により本明細書に組み入れられる。本明細書で言及されている刊行物および特許出願はすべて、それぞれの個々の刊行物または特許出願が参照により組み入れられるように具体的かつ個別に指示されているのと同程度に、参照により本明細書に組み入れられる。
粉末治療製剤を対象(例えば、患者)の鼻孔内および/または鼻腔内に送達するためのデバイスおよび方法は一般に公知であり、これには、その全体が参照により本明細書に組み入れられる米国特許第7,278,982号(特許文献1)および第7,438,700号(特許文献2)に記載されたデバイスおよび方法が含まれうる。粉末治療製剤を送達するための利用可能なデバイスおよび方法には、1つまたは複数の欠陥があることがある。例えば、再使用可能な鼻腔内送達デバイスは、汚染を防ぎ、かつ良好な衛生状態および適正な動作を確実なものにするために、定期的な清掃および維持を必要とする場合がある。さらに、鼻腔内送達デバイスが、一定したもしくは再現性のある用量を送達できないこと、または用量の実質的にすべては送達できない場合もある。鼻腔内送達デバイスのサイズおよび重量のために、使用者がデバイスを携行する際に負担となる可能性があり、または鼻腔内送達デバイスを手に持つこともしくは用いることがしづらくなる可能性もある。本明細書に記載の方法およびデバイスは、これらの課題および他の課題に対処して、それにより、患者または介護者が粉末治療製剤を鼻腔内に投与するための単純でより便利な方策を提供することができる。
本出願は、鼻腔内送達デバイスについて説明する。鼻腔内送達デバイスは、粉末治療製剤を、治療を必要とする人に投与するために用いることができる。粉末治療製剤の送達は、医療専門家によって、および/または治療を必要とする人(例えば、患者)によって行われうる。本明細書で記載する場合、デバイスには乾燥粉末治療製剤をあらかじめ装填することができる。鼻腔内送達デバイスは単回使用デバイスであってよい。本明細書に記載のデバイスは、少数の部分を有しうる。例えば、本明細書に記載のデバイスは、3つの部分、例えば、空気源、ノズルおよび一方向弁を有しうる。粉末治療製剤はデバイスのノズル内に導入することができ、それはリザーバーとしての役を果たしうる。ノズルは空気源と連結させることができる。本明細書で開示される単回使用鼻腔内送達デバイスの新規な特徴は、デバイスからの粉末治療製剤の高率での排除を可能にしうる一方向弁の存在である。本明細書に記載のデバイスは、粉末治療製剤の完全な送達をもたらし、デバイスの作動後にデバイス内に残る粉末治療製剤を最小限に抑えることができる。一方向弁は、デバイスが作動されていない時には第1の位置を占め、デバイスが作動された時には第2の位置を占めることができる。一方向弁は、デバイスが作動された時に空気源からノズルへの気流を調節するように適合化することができる。一方向弁は、粉末治療製剤デバイス内のリザーバーからデバイス内の空気源への上流への移動を防ぐように適合化することができる。一方向弁は、リザーバー内で渦(vortex)を生じさせて、粉末治療製剤の効率的な送達を可能にするために用いることのできるスリット(カナルまたは溝)を含みうる。一方向弁におけるスリットは、リザーバー内の層気流を可能にするように配置することができる。一方向弁におけるスリットは、空気源が作動された時にリザーバー内で回転気流が生み出されるように配置することができる。
概観
ノズル、一方向弁、および空気源またはガス源を含みうる鼻腔内送達デバイスを、本明細書で提供する。ノズルは空気源またはガス源と連通していてよく、一方向弁はノズル内部に配置することができる。いくつかの態様において、ノズルは、一方向弁が第1の位置にある時には空気源またはガス源と流体連通しておらず、ノズルは、一方向弁が第2の位置にある時には空気源またはガス源と流体連通している。
本明細書に開示されたデバイスは、その中に含められた粉末治療製剤の適用のために便利な任意の寸法であってよい。例えば、デバイスは、約3〜15cm、約4〜15cm、約5〜15cm、約6〜15cm、約7〜15cm、約8〜15cm、約3〜10cm、約3〜9cm、または約3〜8cmの高さであってよい。デバイスは、約3cm、約4cm、約5cm、約6cm、約7cm、約8cm、約9cm、約10cm、約11cm、約12cm、約13cm、約14cmまたは約15cmの高さであってよい。デバイスは、約3cm、約4cm、約5cm、約6cm、約7cm、約8cm、約9cm、約10cm、約11cm、約12cm、約13cm、約14cmまたは約15cmを超える高さであってもよい。デバイスは、約3cm、約4cm、約5cm、約6cm、約7cm、約8cm、約9cm、約10cm、約11cm、約12cm、約13cm、約14cmまたは約15cm未満の高さであってもよい。デバイスの寸法は、送達しようとする粉末治療用組成物の量、使いやすさ、持ち運びやすさ、または製造上の便宜に基づいて選ぶことができる。
本明細書で記載する場合、デバイスは、貯蔵または搬送を容易に行えるような小型であるように形作ることができる。デバイスは、約1〜100cm3の容積、約5〜90cm3の容積、約10〜80cm3の容積、約25〜80cm3の容積、約50〜100cm3の容積、約1〜50cm3の容積、約5〜75cm3の容積、約1〜25cm3の容積、約5〜50cm3の容積、約10〜50cm3の容積、または約25〜50cm3の容積であってよい。デバイスは、少なくとも約1、2、5、10、25、30、40、50、75、または100cm3の容積であってもよい。デバイスは、約250cm3、約200cm3、約175cm3、約150cm3、約125cm3、約100cm3、約75cm3、約70cm3、約65cm3、約60cm3、約55cm3、約50cm3、約40cm3、約30cm3、約25cm3、約10cm3、約5cm3、約2cm3、または1cm3未満の容積であってもよい。
最も幅の広い箇所で、デバイスは約0.5〜5cmの幅であってよい。デバイスは、その最も幅の広い箇所で、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5または5cmの幅であってよい。デバイスが、その最も幅の広い箇所で、約0.5cm、約1cm、約1.5cm、約2cm、約2.5cm、約3cm、約3.5cm、約4cm、約4.5cmまたは約5cmを超える幅であってもよい。デバイスが、その最も幅の広い箇所で、約0.5cm、約1cm、約1.5cm、約2cm、約2.5cm、約3cm、約3.5cm、約4cm、約4.5cmまたは約5cm未満の幅であってもよい。
デバイスは、軽量であるように形作ることができる。例えば、デバイスの全質量は、約1〜約50グラム、約5〜約40グラム、約10〜約35グラム、約10〜約30グラム、約10〜約25グラム、約1〜約10グラム、約1〜約5グラム、または約10〜約20グラムであってよい。デバイスの全質量が、約100グラム、約90グラム、約80グラム、約75グラム、約70グラム、約65グラム、約60グラム、約55グラム、約50グラム、約45グラム、約40グラム、約35グラム、約30グラム、約25グラム、約20グラム、約10グラム、約9グラム、約8グラム、約7グラム、約6グラム、約5グラム、約4グラム、約3グラム、約2グラム、約1グラム、0.5グラム未満またはそれ未満であってもよい。デバイスの全質量が、約0.5グラム、約1グラム、約2グラム、約3グラム、約4グラム、約5グラム、約6グラム、約7グラム、約8グラム、約9グラム、約10グラム、約11グラム、約12グラム、約13グラム、約14グラム、約15グラム、約16グラム、約17グラム、約18グラム、約19グラム、約20グラム、約25グラム、約30グラム、約35グラム、約40グラム、約45グラム、約50グラム、約55グラム、約60グラム、約65グラム、約70グラム、約75グラム、約80グラム、約85グラム、約90グラム、95グラムまたは100グラムを超えてもよい。デバイスの全質量は、約1グラム、約2グラム、約3グラム、約4グラム、約5グラム、約6グラム、約7グラム、約8グラム、約9グラム、約10グラム、約11グラム、約12グラム、約13グラム、約14グラム、約15グラム、約16グラム、約17グラム、約18グラム、約19グラム、約20グラム、約25グラム、約30グラム、約35グラム、約40グラム、約45グラム、約50グラム、約55グラム、約60グラム、約65グラム、約70グラム、約75グラム、約80グラム、約85グラム、約90グラム、約95グラムまたは約100グラムであってよい。全重量は、粉末治療製剤を入れないデバイスの質量であってもよく、または粉末治療製剤を入れたデバイスの質量であってもよい。
本明細書で記載する場合、デバイスは、粉末治療製剤(粉末組成物)の単回用量のかなりの割合を対象の鼻孔内に送達するように形作ることができる。デバイスは、デバイス内に存在する粉末治療製剤の量のかなりの割合を対象の鼻孔内に送達するように形作ることができる。粉末治療製剤またはそのかなりの割合が、デバイスの単回の作動後に送達されてよい。デバイスの作動は、例えば、手動空気ポンプとしての役を果たす可撓性バイアルの圧縮であってよい。粉末治療製剤のかなりの割合が、デバイスの複数回の作動、例えば2回、3回、4回、5回、6回、7回、8回、9回または10回の作動後に送達されてもよい。デバイスの複数回の作動が、デバイスの単回使用を構成してもよい。デバイスによって送達されうる粉末治療製剤のかなりの割合とは、単回用量での量またはデバイス内に存在する量といった粉末治療製剤の量の少なくとも50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、90.5%、91%、91.5%、92%、92.5%、93%、93.5%、94%、94.5%、95%、95.5%、96%、96.5%、97%、97.5%、98%、98.5%、99%、99.1%、99.2%、99.3%、99.4%、99.5%、99.5%、99.6%、99.7%、99.8%、99.9%、99.95%または100%であってよい。デバイスによって送達されうる粉末治療製剤のかなりの割合とは、単回用量での量またはデバイス内に存在する量といった粉末治療製剤の量の約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、約85%、約90%、約90.5%、約91%、約91.5%、約92%、約92.5%、約93%、約93.5%、約94%、約94.5%、約95%、約95.5%、約96%、約96.5%、約97%、約97.5%、約98%、約98.5%、約99%、約99.1%、約99.2%、約99.3%、約99.4%、約99.5%、約99.5%、約99.6%、約99.7%、約99.8%99.9%、約99.95%または約100%であってよい。場合によっては、粉末治療製剤の量の約60〜100%、約60〜99%、約60〜95%、約60〜90%、約60〜85%、約60〜80%、約60〜75%、約60〜70%、約70〜100%、約70〜99%、約70〜95%、約70〜90%、約70〜85%、約70〜80%、約75〜100%、約75〜99%、約75〜95%、約75〜90%、約75〜85%、約75〜80%、約80〜100%、約80〜99%、約80〜95%、約80〜90%、約80〜85%、約85〜100%、約85〜99%、約85〜95%、約85〜90%、約90〜100%、約90〜99%、約90〜95%、約95〜100%または95〜99%が、1回目の作動後にデバイスから排出される。そのような場合には、2回目の作動により、粉末治療製剤の実質的にすべての排出が起こりうる。典型的には室の壁上に残留粉末としてある、デバイス内の粉末治療製剤の1%またはそれ未満という残りの部分により、粉末治療製剤の実質的にすべての送達が構成されうる。
粉末治療製剤を対象の鼻孔に送達するように適合化されたノズルを、本明細書で提供する。1つの態様において、ノズルは、使用中に対象の鼻孔内に部分的または完全に置かれるように適合化されている。もう1つの態様において、ノズルは、鼻孔の外側に隣接して置かれ、鼻孔の開口部を全体的または部分的に覆うように適合化される。
本明細書に開示されたノズルは、特定の形状には限定されない。ノズルは、円筒、立方体、菱面体または平行六面体の形状にあるような均一な幅のものであってよい。ノズルはまた、幅広い末端および細い末端を有する、漏斗状または円錐台状であってもよい。ノズルの形状は、上流末端でより幅広く、下流末端でより細くてもよい。ノズルが、下流末端でより幅広く、上流末端でより細くてもよい。他の態様においては、しかし、ノズルの最も幅広い部分および最も細い部分は、いずれの末端でもない。例えば、ノズルの最も幅広い部分は、上流-下流軸方向のいずれの位置にあってもよい。最も幅広い部分が軸方向の中間に認められるノズルにおいて、最も幅広い部分は、ノズルが鼻孔内にさらに挿入されるのを防ぐ止め(stop)として機能しうる。いくつかの態様において、ノズルは、本明細書で提示した形状のいずれかなどの、2つまたはそれ以上の形状で構成される。例えば、ノズルは円筒形部分および円錐形部分を含みうる。ノズルは、鼻腔内への挿入のために設計された部分、例えばノズルパイプなど、および、空気源への取り付け、例えば、可撓性バイアルののど部への取り付けのために設計された部分、例えばノズル基部などを含みうる。
ノズルは、種々のポリマー、プラスチック、ゴム、シリコーン、金属、複合物、デバイスアプリケーターの製造に用いるのに適すると本明細書に記載された他の任意の材料、または、アプリケーターノズルとして用いるのに適した他の任意の材料で構成されてよい。ノズルは、1つの材料または1つの種類の材料でできていてよい。ノズルは、2つまたはそれ以上の異なる材料または異なる種類の材料で構成されてもよい。ノズルの全体または一部分が、生体適合性材料または低アレルゲン性材料であってもよい。いくつかの態様において、ノズルは、シリコーン、スチレンブタジエンブロックコポリマー(SBS)、ポリアセタール、ポリオキシメチレン、アクリレート、ポリエチレン、ポリウレタン、ヒドロゲル、ポリエステル(例えば、E. I. Du Pont de Nemours and Company, Wilmington, Del.のDACRONB)、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、発泡PTFE(ePTFE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ナイロン、押出コラーゲン(extruded collagen)、ポリマー発泡体、ゴム、シリコーンゴム、ポリエチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン、ポリカーボネートウレタン、ポリイミド、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルチタン合金(例えば、Nitinol)、チタン、ステンレス鋼、またはコバルトクロム合金(例えば、Elgin Specialty Metals, Elgin, Ill.のELGILOYB;Carpenter Metals Corp., Wyomissing, Pa.のCONICHROMEB)の1つまたは複数で構成される。
ノズルは、透明または半透明の材料で部分的または全体的に構成されうる。透明または半透明のノズルの使用により、使用後にリザーバー内に残った、認めうる程度の残留性粉末治療製剤(粉末組成物)があるか否かを確認するためのノズルの目視検査が可能になる。検査した際に、対象がリザーバー内に残留性粉末治療製剤があることに気づいたならば、対象は空気源を1回または複数回作動させて、続いて、十分な送達が行われたか否かを調べるために透明または半透明のノズルの目視検査による点検を行うことができる。適正な量が確実に送達されるように、この過程を必要に応じて繰り返すことができる。ノズルが、不透明または実質的に不透明な材料で部分的または全体的に構成されてもよい。例えば、デバイスが感光性の粉末治療製剤を含む場合には、不透明なノズルまたは実質的に不透明な材料により、感光性粉末治療製剤を露光から保護することができる。
ノズル材料は、ノズルが対象の鼻孔の形状に順応しうるように、軟らかい、しなやかな、または順応性(malleable)材料であってよい。ノズルは、剛性の、実質的に剛性の、可撓性の、もしくは実質的に可撓性の材料、またはそれらの組み合わせで構成されてよい。ノズルは、一方の末端ではポリマー、プラスチック、シリコーン、金属または複合物などの剛性材料であって、もう一方の末端、例えば鼻孔内に置かれるノズルの末端などでは軟らかい、しなやかな、または順応性材料であってもよい。軟らかい、しなやかな、または順応性材料は、対象の鼻孔とノズルとの接触時に損傷の可能性が減少するという利点をもたらしうる。損傷の可能性の減少は、粉末治療製剤を対象(例えば、小児または高齢者)に送達するために、医師、看護師、養護施設介護者、救急救命士、医療周辺従事者、親、保護者または他の介護者などの第三者によってデバイスが用いられる場合には有用でありうる。
いくつかの態様において、ノズルは、対象の鼻孔内に実質的にぴったり収まるようなサイズのものである。例えば、ノズルの少なくとも10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、75%、80%、90%または95%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってよい。ノズルの約10%、約20%、約25%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約75%、約80%、約90%または約95%未満が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。デバイスのノズルの約5%〜約90%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。他の態様において、デバイスのノズルの約5%〜75%、約10%〜50%、約10%〜30%、約20%〜60%、または約30%〜90%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。ノズルの約10%、約20%、約25%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約75%、約80%、約90%または約95%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。
ノズルは、鼻孔内への挿入のためのノズルパイプ、および、例えば空気源への取り付けのための基部部分を含みうる。いくつかの態様において、ノズルパイプは、対象の鼻孔内に実質的にぴったり収まるようなサイズのものである。例えば、ノズルパイプの少なくとも10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、75%、80%、90%または95%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってよい。ノズルパイプの10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、75%、80%、90%または95%未満が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。デバイスのノズルパイプの約5%〜約90%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。他の態様において、デバイスのノズルパイプの約5%〜75%、約10%〜50%、約10%〜30%、約20%〜60%、または約30%〜90%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。ノズルパイプの約10%、約20%、約25%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約75%、約80%、約90%または約95%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。いくつかの態様において、ノズルの基部部分は、対象の鼻孔内にぴったり収まってよい。例えば、ノズル基部の少なくとも10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、75%、80%、90%または95%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。デバイスのノズル基部の10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、75%、80%、90%または95%未満が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。ノズル基部の約5%〜約90%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。他の態様において、デバイスのノズル基部の約5%〜75%、約10%〜50%、約10%〜30%、約20%〜60%、または約30%〜90%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってよい。ノズル基部の約10%、約20%、約25%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約75%、約80%、約90%または約95%が、デバイスの使用中に対象の鼻孔内にぴったり収まってもよい。または、いくつかの態様において、ノズル基部部分は対象の鼻孔内にぴったりと収まらない。
上流末端から下流末端までのノズルの長さを測定することができ、ここで上流および下流とは、デバイスの動作中の空気または他の噴射剤の流れの向きのことを表す(すなわち、空気または他の噴射剤は上流から下流に流れることができる)。ノズルの長さには、ノズルパイプおよびノズル基部部分の長さが含まれうる。ノズルの長さがノズルパイプの長さであってもよい。ノズルの上流から下流までの長さが、約5cm未満、約4.5cm未満、約4cm未満、約3.5cm未満、約3cm未満、約2.5cm未満、約2cm未満、約1.5cm未満、約1.0cm未満または約0.5cm未満であってもよい。ノズルの長さが、約0.5cm〜5cm、約1cm〜5cm、約1cm〜4cm、約1cm〜3cm、約2cm〜5cm、または約2cm〜4cmの長さであってもよい。ノズルの長さは、約0.5cm、約1cm、約1.5cm、約2cm、約2.5cm、約3cm、約3.5cm、約4cm、約4.5cmまたは約5cmであってよい。ノズルの長さが、約0.5cm、約1cm、約1.5cm、約2cm、約2.5cm、約3cm、約3.5cm、約4cm、約4.5cmまたは約5cmを超えてもよい。
ノズルは、鼻孔内への挿入のためのノズルパイプ、および空気源への取り付けのためののど部部分を含みうる。上流末端から下流末端までのノズルパイプの長さを測定することができ、ここで上流および下流とは、デバイスの動作中の空気または他の噴射剤の流れの向きのことを表す(すなわち、空気または他の噴射剤は上流から下流に流れることができる)。ノズルパイプの上流から下流までの長さが、約5cm未満、約4.5cm未満、約4cm未満、約3.5cm未満、約3cm未満、約2.5cm未満、約2cm未満、約1.5cm未満または約1.0cm未満であってもよい。ノズルパイプの長さが、約0.5cm〜5cm、約1cm〜5cm、約1cm〜4cm、約1cm〜3cm、約2cm〜5cm、または約2cm〜4cmの長さであってもよい。ノズルパイプの長さが、約0.5cm、約1cm、約1.5cm、約2cm、約2.5cm、約3cm、約3.5cm、約4cm、約4.5cmまたは約5cmであってもよい。ノズルパイプの長さが、約0.5cm、約1cm、約1.5cm、約2cm、約2.5cm、約3cm、約3.5cm、約4cm、約4.5cmまたは約5cmを超えてもよい。
いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.1cm〜4cm、1cm〜約4cm、1cm〜約3cm、1cm〜約2cm、2cm〜約4cmまたは2cm〜約3cm、0.1cm〜2cm、0.5cm〜2cm、または1cm〜2cmである。いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.5cm、1cm、1.5cm、2cm、2.5cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5cmまたは5cmの幅を超えない。いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.1cm、0.2cm、0.3cm、0.4cm、0.5cm、0.6cm、0.7cm、0.8cm、0.9cm、1.0cm、1.2cm、1.4cm、1.6cm、1.8cm、2.0cm、2.2cm、2.4cm、2.6cm、2.8cm、3cm、3.2cm、3.4cm、3.6cm、3.8cm、4cm、4.2cm、4.4cm、4.6cm、4.8cmまたは5cmである。いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.1cm、0.2cm、0.3cm、0.4cm、0.5cm、0.6cm、0.7cm、0.8cm、0.9cm、1.0cm、1.2cm、1.4cm、1.6cm、1.8cm、2.0cm、2.2cm、2.4cm、2.6cm、2.8cm、3cm、3.2cm、3.4cm、3.6cm、3.8cm、4cm、4.2cm、4.4cm、4.6cm、4.8cmまたは5cmを超える。
いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.1cm〜4cm、1cm〜約4cm、1cm〜約3cm、1cm〜約2cm、2cm〜約4cmまたは2cm〜約3cm、0.1cm〜2cm、0.5cm〜2cm、または1cm〜2cmである。いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.5cm、1cm、1.5cm、2cm、2.5cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5cmまたは5cmの幅を超えない。いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.5cm、1cm、1.5cm、2cm、2.5cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5cmまたは5cmの幅を超える。いくつかの態様において、ノズルの上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.1cm、0.2cm、0.3cm、0.4cm、0.5cm、0.6cm、0.7cm、0.8cm、0.9cm、1.0cm、1.2cm、1.4cm、1.6cm、1.8cm、2.0cm、2.2cm、2.4cm、2.6cm、2.8cm、3cm、3.2cm、3.4cm、3.6cm、3.8cm、4cm、4.2cm、4.4cm、4.6cm、4.8cmまたは5cmである。
ノズルは中空であってよく、内部容積を含むことができる。ノズルの内部容積は、約5cm3またはそれ未満、4cm3またはそれ未満、3cm3またはそれ未満、2cm3またはそれ未満、1cm3またはそれ未満、0.5cm3またはそれ未満であってよい。いくつかの態様において、ノズルの内部容積は、約1cm3〜約5cm3、約1cm3〜約4cm3、約1cm3〜約3cm3、約1cm3〜約2cm3、約0.1cm3〜2cm3、および約0.1cm3〜約1cm3である。ノズルの内部容積は、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9または5.0cm3であってよい。ノズルの内部容積が、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5または5cm3を超えてもよい。ノズルの内部容積が、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5または5cm3未満であってもよい。
ノズルは、対象の鼻孔内への送達のための粉末治療製剤を含有するように適合化された粉末治療製剤リザーバーを含みうる。場合によっては、粉末治療薬リザーバーの全体がノズルによって形成されてもよい。別の場合には、リザーバーは一部がノズルによって形成され、一部がデバイスの一方向弁および/またはその空気源もしくは構成要素によって形成される。例えば、リザーバーの下流末端がノズルによって形成され、リザーバーの上流末端が一方向弁ならびにその空気源および構成要素によって形成されてもよい(例えば、図1参照)。リザーバーは、ノズル自体の取り外しまたは取り替えとは別個にそれを取り外すことも取り替えることもできないという点で、ノズルの一体部分であってよい。リザーバーが、取り替え可能、装着可能または取り外し可能な別個の部分であってもよい。いくつかの態様において、取り替え可能、装着可能または取り外し可能なリザーバーは、カプセルまたはカートリッジの形態をとる。いくつかの態様において、取り替え可能なリザーバーはカプセルではない。リザーバーからの空気、噴射剤または粉末治療薬の流れを調節するための一方向弁または他の手段が存在してもよい。リザーバー内への空気、噴射剤または粉末治療薬の流れを調節するための一方向弁または他の手段が存在してもよい。いくつかの態様において、ノズルは、対象の鼻孔内への送達のための粉末治療製剤を含有するように適合化された、ノズル内に設けられた別個の粉末治療製剤リザーバーを収容する。薬物リザーバーをノズル内の出口開口部の付近に設計することにより、例えば、付着性薬物、または接着性、静電性などが原因でプラスチックに付着する粉末について、デバイスの作動後の残留性薬物の量を最小限に抑えることができる。
いくつかの態様において、粉末治療製剤リザーバーは、約5cm3もしくはそれ未満、4cm3もしくはそれ未満、3cm3もしくはそれ未満、2cm3もしくはそれ未満、1cm3もしくはそれ未満、または0.5cm3もしくはそれ未満の容積である。いくつかの態様において、粉末治療製剤リザーバーは、約1cm3〜約5cm3、約1cm3〜約4cm3、約1cm3〜約3cm3、約1cm3〜約2cm3、約0.1cm3〜2cm3、および約0.1cm3〜約1cm3の容積である。粉末治療製剤リザーバーは、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9または5.0cm3の容積であってよい。粉末治療製剤リザーバーが、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5または5cm3を超える容積であってもよい。粉末治療製剤リザーバーが、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5または5cm3未満の容積であってもよい。
いくつかの態様において、リザーバーは、約10mg〜2000mg、約50mg〜1500mg、約100mg〜1000mg、約100mg〜500mg、約500mg〜2000mg、または約1000mg〜2000mgの粉末治療製剤という粉末治療製剤の量を貯蔵するのに適している。いくつかの態様において、リザーバーは、少なくとも10mg、50mg、100mg、200mg、300mg、400mg、500mg、600mg、700mg、800mg、900mg、1000mg、1500mgまたは2000mgの粉末治療製剤を貯蔵するのに適している。いくつかの態様において、リザーバーは、最大で10mg、25mg、50mg、75mg、100mg、200mg、300mg、400mg、500mg、600mg、700mg、800mg、900mg、1000mg、1500mgまたは2000mgの粉末治療製剤を貯蔵するのに適している。リザーバーは、約10mg、25mg、50mg、75mg、100mg、200mg、300mg、400mg、500mg、600mg、700mg、800mg、900mg、1000mg、1500mgまたは2000mgの粉末治療製剤を貯蔵することができる。いくつかの態様において、リザーバーは粉末治療製剤の単回用量を収容するように形作られ、一方、他の態様において、リザーバーは、粉末治療製剤の複数回(例えば、2回、3回、4回、5回、6回、7回、8回、9回、10回)の用量を収容するように形作られる。1つの用量とは、対象が一度に用いる粉末治療製剤の量を指すことができる。
ノズル内壁は、1つまたは複数のスリット(カナルまたは溝)も含みうる。スリットまたは溝は、曲面(例えば、半円;例えば、図2iv参照)、2つの面(例えば、図2v参照)、3つの面(例えば、図2vi参照)、4つの面、5つの面、6つの面、7つの面、8つの面、9つの面または10の面によって形成されうる。ノズル内壁は、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9または10種の異なる形態を持つスリットまたは溝を有しうる。1つまたは複数のスリットを用いて、デバイスが作動された時(例えば、空気が空気源から粉末治療製剤リザーバーに入った時)に、リザーバー内に渦を生み出すことができる。渦は粉末治療製剤の完全な送達を可能にする。1つまたは複数のスリットを、リザーバー内での層気流が可能になるように配置することができる。
ノズル内壁は、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100個のスリットまたは溝を有しうる。ノズル内壁が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100個未満のスリットまたは溝を有してもよい。ノズル内壁が、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100個のスリットまたは溝を有してもよい。ノズル内壁が、約1〜100、1〜90、1〜80、1〜70、1〜60、1〜50、1〜40、1〜30、1〜25、1〜20または1〜10個のスリットまたは溝を有してもよい。
スリットまたは溝は、ノズル内壁において互いに実質的に平行であってよい。いくつかの態様において、スリットまたは溝はすべて、ノズル内壁において互いに実質的に平行でない。いくつかの態様において、スリットまたは溝はすべて、ノズル内壁において均等な間隔ではない。いくつかの態様において、スリットまたは溝はすべて、ノズル内壁上で均等な間隔にある。
スリットは、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100mmの長さであってよい。スリットが、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100mm未満の長さであってもよい。スリットが、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100mmを超える長さであってもよい。
粉末治療製剤リザーバーはいかなる特定の形状にも限定されず、球、楕円体、円筒、立方体、円錐台、または本明細書に記載された形状のいずれかなどの他の任意の適した形状として、ノズル内部に設けることができる。いくつかの態様において、リザーバーの形状は、角(corner)、鋭い縁(sharp edge)、または気流を乱す恐れのある他の表面特徴の存在が最小限になるように選ばれる。いくつかの態様において、リザーバーの形状は、デバイスの動作中に、均一、層状または高速の気流が起こらない領域がなくなるように選ばれる。これには、粉末治療製剤が集塊化または蓄積して、その結果、対象の鼻孔に送達される粉末治療製剤の総量を少なくする恐れのあるリザーバー内およびノズル内の場所を減らす効果があると考えられる。例えば、粉末治療製剤リザーバーの形状は、円錐台、または角のすべてが丸められた平行六面体であってよい。いくつかの態様において、粉末治療製剤リザーバーは、本明細書で提示した形状のいずれかなどの、2つまたはそれ以上の形状で構成される。例えば、粉末治療製剤リザーバーは円筒形部分および円錐形部分を含みうる。または、一例に過ぎないが、粉末治療製剤リザーバーが、その最も幅広い末端で連結された2つの円錐形部分、または介在性の円筒形部分によって結びついた2つの円錐形部分を含んでもよい。いくつかの態様において、粉末治療製剤リザーバーの内面は平滑である。または、内面が粗くてもよい。いくつかの態様において、1つまたは複数の内面特徴を、粉末治療製剤リザーバー内に用意することができる。1つまたは複数の隆条、溝、突起、こぶ(bump)、チャンネルまたは他の表面特徴を、リザーバーの内面に用意することができる。そのような表面特徴は、気流および粉末治療製剤の送達に影響を及ぼしうる。
ノズルは、デバイスの少なくとも一部分を通しての空気の流れを制限して、それにより、デバイス内の気流の速度を増加もしくは減少させるか、または気流の方向を変えるように適合化された流量制限器を含みうる。いくつかの態様において、流量制限器はノズルの下流末端にある。流量制限器がノズルの上流末端にあってもよい。流量制限器がノズルの上流末端および下流末端の両方にあってもよい。いくつかの態様において、流量制限器はノズルの下流末端に設けられ、上流末端から下流末端に向かうにつれて幅がなめらかに細くなる。または、上流末端から下流末端に向かうにつれて、流量制限器が段階的様式で細くなってもよく、または段階的様式と連続的様式との組み合わせで細くなってもよい。この狭細化は、デバイスの動作中に、ノズルから対象の鼻孔内への空気および/または粉末治療薬の速度の増加をもたらしうる。いくつかの態様において、ノズルの下流末端に設けられた流量制限器は、動作中に空気および粉末治療薬がノズルから出る箇所であるノズル穴に向かって次第に細くなる。
流量制限器は、ノズルの内壁沿いから気流(airflow stream)の中心への、空気または他の噴射剤の方向変更(redirection)をもたらすことができる。流量制限器を、ノズルの内壁沿いから層状様式で空気の流れを導くように形作ってもよい。流量制限器を、乱流様式で粉末治療製剤リザーバー内への気流を導くように形作ってもよい。流量制限器を、デバイスの使用中に粉末治療製剤リザーバーの少なくとも一部分において渦が得られるように形作ってもよい。流量制限器によって得られる方向変更された空気の流れは、リザーバー内に存在する粉末治療製剤の凝集物または集塊の少なくとも一部分を分解させることができる。方向変更された空気の流れは、リザーバー内に存在する粉末治療製剤のかなりの割合が、デバイスの日常的な使用中に対象の鼻孔に送達されることを確実にすることができる。例えば、流量制限器によって得られる方向変更された空気の流れは、粉末治療薬を乱流性に混合して、それ故に有効にエアロゾル化することができる。流量制限器は、円錐、円筒、先細円筒、円錐台および平行六面体、または1つもしくは複数の形状の組み合わせを含む、本明細書に提示された他の任意の形状を非限定的に含む、さまざまな形状の任意のものであってよい。
流量制限器の幅は、ノズルの幅よりも幾分小さい幅からノズル穴の幅まで、さまざまであってよい。例えば、流量制限器の幅は、流量制限器の最も幅広い部分での少なくとも約0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、0.9mm、1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mmまたは15mmから、最も細い部分での約0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、0.9mm、1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mmまたは10mm未満まで、さまざまであってよい。流量制限器は、その最も幅の広い箇所で、約5mm〜約15mmの幅、または約8mm〜12mmであってよい。流量制限器はその最も細い箇所で、約1mm〜約10mmの幅、約2mm〜7mmの幅、約0.1mm〜2mmの幅、または約0.5mm〜約1.5mmの幅であってよい。
流量制限器の上流から下流までの長さは、少なくとも20mm、15mm、10mm、5mm、4mm、3mm、2mmまたは1mmであってよい。流量制限器の上流から下流までの長さが、20mm、15mm、10mm、5mm、4mm、3mm、2mmまたは1mm未満であってもよい。流量制限器が、約5mm〜約20mmの長さ、約5mm〜約15mmの長さ、約5mm〜約10mmの長さ、約1mm〜約5mmの長さ、または約0.5mm〜約2.5mmの長さであってもよい。流量制限器が、約0.5mm、1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、4.5mm、5mm、5.5mm、6mm、6.5mm、7mm、7.5mm、8mm、8.5mm、9mm、9.5mmまたは10mmの長さであってもよい。
ノズル穴は、ノズルからの粉末治療製剤の単一の流れとしての排出を可能にするように適合化することができる。いくつかの態様において、ノズルは、別々のままに留まるか、または組み合わさって単一の流れとなることのできる複数の流れとして粉末治療製剤を放出しうる、複数の穴を有する。いくつかの態様において、ノズル穴はノズルの下流末端に設けられる。いくつかの態様において、ノズル穴は流量制限器の下流末端でもある。ノズル穴は、円、楕円、三角形、矩形またはそれらの組み合わせを非限定的に含む、さまざまな形状の任意のものであってよい。いくつかの態様において、ノズルは、高速の噴射剤および/または粉末治療薬を対象の鼻孔内に与えるように形作られる。例えば、ノズルは、約1m/s〜約10m/s、約2m/s〜約8m/s、または約3m/s〜約6m/sのピーク噴射剤速度が得られるように形作ることができる。
いくつかの態様において、穴が1つだけある場合のノズル穴のサイズは、その最も幅広い部分で測定した場合に、20mm未満、約15mm未満、約12mm未満、約10mm未満、約8mm未満、約5mm未満、約3mm未満、約2mm未満、約1mm未満、または約0.5mm未満である。複数のノズル穴がある態様において、個々の穴の幅は、10mm未満、約8mm未満、約6mm未満、約5mm未満、約4mm未満、約3mm未満、約2mm未満、約1mm未満、または約0.5mm未満である。ノズル穴の幅はその最も幅広い部分で、約0.1mm、0.15mm、0.2mm、0.25mm、0.3mm、0.35mm、0.4mm、0.45mm、0.5mm、0.55mm、0.6mm、0.65mm、0.7mm、0.75mm、0.8mm、0.9mm、1mm、1.1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.7mm、1.8mm、1.9mm、2.0mm、2.1mm、2.2mm、2.3mm、2.4mm、2.5mm、2.6mm、2.7mm、2.8mm、2.9mm、3.0mmであってよい。ノズル穴が、その最も幅広い部分で、約0.1mm、0.15mm、0.2mm、0.25mm、0.3mm、0.35mm、0.4mm、0.45mm、0.5mm、0.55mm、0.6mm、0.65mm、0.7mm、0.75mm、0.8mm、0.9mm、1mm、1.1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.7mm、1.8mm、1.9mm、2.0mm、2.1mm、2.2mm、2.3mm、2.4mm、2.5mm、2.6mm、2.7mm、2.8mm、2.9mm、3.0mmを超えてもよい。ノズル穴が、その最も幅広い部分で、約0.1mm、0.15mm、0.2mm、0.25mm、0.3mm、0.35mm、0.4mm、0.45mm、0.5mm、0.55mm、0.6mm、0.65mm、0.7mm、0.75mm、0.8mm、0.9mm、1mm、1.1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.7mm、1.8mm、1.9mm、2.0mm、2.1mm、2.2mm、2.3mm、2.4mm、2.5mm、2.6mm、2.7mm、2.8mm、2.9mm、3.0mm未満であってもよい。ノズル穴は、その最も幅広い部分で、約0.1mm〜2mm、0.5mm〜1.5mm、または0.75mm〜1.25mmの範囲にあってよい。
いくつかの態様において、ノズル穴の上流から下流までの深さ、すなわち、穴の部位でのノズルの表面からリザーバーまたは流量制限器の先端まで形成されるチャンネルの長さは、約50mm未満、約40mm未満、約30mm未満、約25mm未満、約20mm未満、約15mm未満、約10mm未満、約7mm未満、約5mm未満、約3mm未満、または約1mm未満である。いくつかの態様において、穴の部位でのノズルの表面はリザーバーまたは流量制限器の下流端であり、深さは実質上0mmとなる。ノズル穴の深さが、約0.1mm、0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.5mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、12.5mm、15mm、17.5mm、20mm、22.5mm、25mm、27.5mm、30mm、35mm、40mm、45mmまたは50mmを超えてもよい。ノズル穴の深さは、約0.1mm、0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.5mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、12.5mm、15mm、17.5mm、20mm、22.5mm、25mm、27.5mm、30mm、35mm、40mm、45mmまたは50mmであってよい。
ノズルが基部を含むこともできる。基部は、手動空気室から粉末治療製剤リザーバーまたはノズルへの空気の流れが得られるように適合化することができる。いくつかの態様において、基部はノズルの上流末端にある。のど部が、追加的または代替的にリザーバーの上流末端にあってもよい。いくつかの態様において、基部はノズルの一部である。基部は、粉末治療製剤リザーバーの上流末端の一部を形成することができる。いくつかの態様において、基部は、一部がノズルによって形成され、一部が一方向弁によって形成される。いくつかの態様において、基部は一方向弁の全体または一部を収めることができる。
ノズルはカバーを含みうる。カバーはノズルの下流末端に配置することができる。代替的または追加的に、カバーをノズル穴の下流末端に配置することもできる。カバーは、デバイスの意図しない吐出を抑止するように形作ることができる。例えば、カバーは、いかなる気流もノズルの下流末端から出ないようにし、それにより、空気源の偶発的な作動が粉末治療製剤の吐出につながることが起こらないようにするように気密性であってよい。そのような偶発的な作動は、貯蔵時または配送時などにおけるデバイスの手荒な取り扱いによって起こる可能性がある。また、カバーを、粉末治療製剤リザーバー内での粉末治療製剤の貯蔵に適した環境が得られるように形作ることもできる。例えば、カバーは、ノズル内への外気および/または水の侵入を抑止または遮断して、それ故に粉末医薬品リザーバー内への空気または水の侵入を抑止または遮断することができる。カバーは、それを取り外して取り替えることができるように、取り替え可能なカバーであってよい。取り替え可能なキャップを用いると、取り外し可能なバンドを使用して、キャップをノズルにしっかりと固定することができる。または、カバーが、それを壊してノズルから一度取り外す、または取り外してから取り替える(例えば、同じ場所に戻す)ことを1回もしくは複数回行えるような、取り外し可能または折り取り可能なカバーであってもよい。カバーは、取り外し可能もしくは折り取り可能なタブ、または取り外し可能もしくは折り取り可能な膜、または取り外し可能もしくは折り取り可能なキャップ(例えば、気密キャップ)であってよい。
本明細書に記載のデバイスは、少なくとも1つの一方向弁を含む。一方向弁は、デバイスの空気源からノズル内への空気の流れを調節するように形作ることができる。一方向弁をさらに、粉末治療製剤の移動を調節するように形作ることもできる。一方向弁は、デバイスが作動されていない(例えば、手動空気ポンプが圧縮されていない)時には空気源からノズル内への空気またはガスの流れを遮断し、かつ、デバイスが作動された(例えば、手動空気ポンプが圧縮された)時には空気源からノズル内への空気またはガスの流れを可能にするように形作ることができる。
一方向弁は、種々のポリマー、プラスチック、ゴム、シリコーン、金属、複合物、鼻腔内送達デバイスの製造に用いるのに適すると本明細書に記載された他の任意の材料、または鼻腔内送達デバイスに用いるのに適した他の任意の材料で構成されうる。一方向弁は、1つの材料または1つの種類の材料でできていてもよい。または、一方向弁が、2つまたはそれ以上の異なる材料または異なる種類の材料で構成されてもよい。一方向弁の全体または一部分が、生体適合性材料または低アレルゲン性材料であってもよい。一方向弁は、剛性の、実質的に剛性の、可撓性の、もしくは実質的に可撓性の材料、またはそれらの組み合わせで構成されうる。いくつかの態様において、一方向弁は、紙、シリコーン、スチレンブタジエンブロックコポリマー(SBS)、ポリアセタール、ポリオキシメチレン、アクリレート、ポリエチレン、ポリウレタン、ヒドロゲル、ポリエステル(例えば、E. I. Du Pont de Nemours and Company, Wilmington, Del.のDACRONB)、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、発泡PTFE(ePTFE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ナイロン、押出コラーゲン、ポリマー発泡体、ゴム、シリコーンゴム、ポリエチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン、ポリカーボネートウレタン、ポリイミド、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルチタン合金(例えば、Nitinol)、チタン、ステンレス鋼、またはコバルトクロム合金(例えば、Elgin Specialty Metals, Elgin, Ill.のELGILOYB;Carpenter Metals Corp., Wyomissing, Pa.のCONICHROMEB)のうち1つまたは複数で構成されうる。
一方向弁は、円板、環、円環、円錐、角錐、円筒、先細円筒、円錐台、立方体および平行六面体、または1つもしくは複数の形状の組み合わせを含む、本明細書に提示された他の任意の形状を非限定的に含む、さまざまな形状の任意のものであってよい。一方向弁は、細い末端および幅広い末端を有しうる。いくつかの態様において、一方向弁の最も幅広い部分は、上流末端にも下流末端にもあってはならない。いくつかの態様において、一方向弁の最も細い部分は、上流末端にも下流末端にもあってはならない。一方向弁は中空であってよい。一方向弁は一方の端に開口部を有しうる。いくつかの態様において、一方向弁は一方の端に開口部を有しない。
一方向弁は、ノズルの部分または全体の中に摺動可能に嵌合するように形作ることができる。一方向弁の部分の幅は、ノズルパイプの内部幅よりも小さくてよい。例えば、上端部(例えば、図1(118))の基部での幅、および第1の円筒部(例えば、図1(120))の幅は、ノズルパイプ(例えば、図1(130))の最も幅広い部分の幅よりも小さくてよい。一方向弁の第1の円筒部の幅とノズルパイプの最も幅広い部分の内部幅との差異は、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.2、0.21、0.22、0.23、0.24、0.25、0.26、0.27、0.28、0.29、0.30、0.31、0.32、0.33、0.34、0.35、0.36、0.37、0.38、0.39、0.40、0.41、0.42、0.43、0.44、0.45、0.46、0.47、0.48、0.49または0.5mmであってよい。一方向弁の第1の円筒部の幅とノズルパイプの最も幅広い部分の内部幅との差異が、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.2、0.21、0.22、0.23、0.24、0.25、0.26、0.27、0.28、0.29、0.30、0.31、0.32、0.33、0.34、0.35、0.36、0.37、0.38、0.39、0.40、0.41、0.42、0.43、0.44、0.45、0.46、0.47、0.48、0.49または0.5mm未満であってもよい。一方向弁の第1の円筒部の幅とノズルパイプの最も幅広い部分の内部幅との差異が、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.2、0.21、0.22、0.23、0.24、0.25、0.26、0.27、0.28、0.29、0.30、0.31、0.32、0.33、0.34、0.35、0.36、0.37、0.38、0.39、0.40、0.41、0.42、0.43、0.44、0.45、0.46、0.47、0.48、0.49または0.5mmを超えてもよい。第1の円筒部(例えば、図3参照(118))の幅と内部ノズルパイプ(例えば、図3参照(130))の最も幅広い部分の幅との差異により、手動空気ポンプが作動された時に手動空気ポンプからノズルに空気が流れることが可能になる(例えば、図3参照)。
一方向弁は複数の部分を有しうる(例えば、図2i参照)。一方向弁は、例えば、円錐、角錐または台形の形状にある上端部(例えば、図2i参照(118))を有しうる。上端部は凸面を有しうる。上端部は、鼻腔内送達デバイスが作動された時に流れが増加し、適正な気流を補助するように、粉末治療製剤がノズルパイプの壁に沿って蓄積することを可能にする。いくつかの態様において、上端部は、追加的な部分をさらに含みうる。追加的な部分は、上端部の上端部分に接続されており、例えば、円錐、角錐または台形などの形状であってよい。
一方向弁の上端部の高さは、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmであってよい。一方向弁の上端部の高さが、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmを超えてもよい。一方向弁の上端部の高さが、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mm未満であってもよい。一方向弁の上端部の高さは、約1〜20mm、約1〜10mm、約1〜5mm、または約1〜2.5mmであってよい。
上端部の下端の直径は、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmであってよい。上端部の下端の直径が、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmを超えてもよい。上端部の下端の直径が、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mm未満であってもよい。上端部の下端の直径は、約1〜20mm、1〜10mm、1〜7.5mm、1〜5mm、2.5〜20mm、2.5〜10mm、または2.5〜7.5mmであってよい。
一方向弁の上端部の表面と上端部の基部に平行な平面によって形成される角度は、鈍角であってよい。一方向弁の上端部の表面と上端部の基部に平行な平面によって形成される鈍角は、約179度〜約91度、約170〜100度、約160〜約110度、約150〜約120度、または約140〜約130度であってよい。上端部の表面と上端部の基部に平行な平面によって形成される角度は、約179、178、177、176、175、174、173、172、171、170、169、168、167、166、165、164、163、162、161、160、159、158、157、156、155、154、153、152、151、150、149、148、147、146、145、144、143、142、141、140、139、138、137、136、135、134、133、132、131、130、129、128、127、126、125、124、123、122、121、120、119、118、117、116、115、114、113、112、111、110、109、108、107、106、105、104、103、102、101、100、99、98、97、96、95、94、93、92または91度であってよい。一方向弁の上端部の表面と上端部の基部に平行な平面によって形成される角度が、約179、178、177、176、175、174、173、172、171、170、169、168、167、166、165、164、163、162、161、160、159、158、157、156、155、154、153、152、151、150、149、148、147、146、145、144、143、142、141、140、139、138、137、136、135、134、133、132、131、130、129、128、127、126、125、124、123、122、121、120、119、118、117、116、115、114、113、112、111、110、109、108、107、106、105、104、103、102、101、100、99、98、97、96、95、94、93、92または91度未満であってもよい。一方向弁の上端部の表面と上端部の基部に平行な平面によって形成される角度が、約179、178、177、176、175、174、173、172、171、170、169、168、167、166、165、164、163、162、161、160、159、158、157、156、155、154、153、152、151、150、149、148、147、146、145、144、143、142、141、140、139、138、137、136、135、134、133、132、131、130、129、128、127、126、125、124、123、122、121、120、119、118、117、116、115、114、113、112、111、110、109、108、107、106、105、104、103、102、101、100、99、98、97、96、95、94、93、92または91度を超えてもよい。
上端部は、その基部で第1の円筒部に接続されてよい。第1の円筒部(例えば、図2i(120)参照)の幅は、上端部の基部(例えば、図2i(118)参照)の幅と同じであってよい。
一方向弁の第1の円筒部の高さは、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmであってよい。一方向弁の第1の円筒部の高さが、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmを超えてもよい。一方向弁の第1の円筒部の高さが、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mm未満であってもよい。一方向弁の第1の円筒部の高さは、約1〜20mm、約1〜10mm、約1〜7.5mm、約1〜5mm、約2.5〜20mm、約2.5〜10mm、約2.5〜7.5mm、または約2.5〜5mmであってよい。
第1の円筒部の直径は、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmであってよい。第1の円筒部の直径が、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmを超えてもよい。第1の円筒部の直径が、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mm未満であってもよい。第1の円筒部の直径は、約1〜20mm、1〜10mm、1〜7.5mm、1〜5mm、2.5〜20mm、2.5〜10mm、または2.5〜7.5mmであってよい。
一方向弁は、一方向弁(例えば、図2i(116)参照)の第1の円筒部の基部から外向きおよび下向きに延びることのできる第1の棚(例えば、図2i参照(122))を有しうる。第1の棚は、デバイスが作動された時に気流を調節するスリットまたは溝を含みうる。第1の棚は、デバイスが作動された時にノズルパイプ内の一方向弁の上向き移動を遮断する役を果たしうる。
第1の棚は、ノズルパイプの内径よりも広い直径を有するように形作ることができる。第1の棚は、デバイスが作動された際にノズルの基部と接触するように形作ることができる。第1の棚は、デバイスが作動された際に一方向弁の全体がノズルパイプの中に入るのを防ぐように形作ることができる。第1の棚は、デバイスが作動された時に粉末治療製剤が上流に移動して手動空気ポンプ(例えば、可撓性バイアル)の中に入るのを防ぐように形作ることができる。
第1の棚は、棚の表面に1つまたは複数のスリットまたは溝を有しうる。スリットは、デバイスが作動された際に(例えば、圧縮による)、手動空気ポンプからノズルへの気流を可能にする。1つまたは複数のスリットを用いて、デバイスが作動された時(例えば、空気が空気源から粉末治療製剤リザーバーに入った時)にリザーバー内に渦を生み出すことができる。その結果生じた渦は粉末治療製剤の完全な送達を可能にする。スリットまたは溝は、リザーバー内での層気流を可能にするように配置することができる。
スリットまたは溝(例えば、図2i(128)参照)は、第1の円筒部(例えば、図2i(120)参照)の基部から、一方向弁(例えば、図2i(116)参照)の第1の棚の表面(例えば、図2i(122)参照)上の第2の円筒部(例えば、図2i(124)参照)の上端まで延びることができる。スリットまたは溝は、第1の円筒部の下端から、第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さの、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100%延びることができる。スリットまたは溝が、第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さの、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100%を超えて延びてもよい。スリットまたは溝が、第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さの、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100%未満、延びてもよい。スリットまたは溝は、第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さの約1〜100%、10〜100%、20〜100%、30〜100%、40〜100%、50〜100%、60〜100%、70〜100%、80〜100%、または90〜100%延びることができる。
スリットまたは溝は、第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さに相当する線に対して、90度または90度でない角度で位置しうる。第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さに相当する線を基準にして、スリットまたは溝は、約0〜90度、5〜90度、10〜80度、15〜75度、20〜70度、25〜65度、30〜60度、35〜55度、または40〜50度の角度にあってよい。第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さに相当する線を基準にして、スリットまたは溝は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89または90度にあってよい。第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さに相当する線を基準にして、スリットまたは溝が、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88または89度を超える角度にあってもよい。第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さに相当する線を基準にして、スリットまたは溝が、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89または90度未満の角度にあってもよい。1つまたは複数のスリットが0度の角度(第1の円筒部の下端から第1の棚の表面上の第2の円筒部の上端までの最短の長さに相当する線に平行)にある場合には、空気はリザーバーの壁に沿ってまっすぐ流れることができる。スリットが0度を上回りかつ90度未満の角度にある場合には、リザーバーの壁に沿って渦が生み出されて、リザーバーの外への薬物の完全な送達が可能になる。
スリットまたは溝の最大深さは、スリットまたは溝の長さの約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100%であってよい。スリットまたは溝の最大深さが、スリットまたは溝の長さの約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100%を超えてもよい。スリットまたは溝の最大深さが、スリットまたは溝の長さの約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100%未満であってもよい。スリットまたは溝の最大深さは、スリットまたは溝の長さの約1〜50%、1〜40%、1〜30%、1〜25%、1〜20%、1〜15%、1〜10%、1〜5%または1〜2.5%であってよい。
スリットまたは溝は、曲面(例えば、半円;例えば、図2iv参照)、2つの面(例えば、図2v参照)、3つの面(例えば、図2vi参照)、4つの面、5つの面、6つの面、7つの面、8つの面、9つの面または10の面によって形成されうる。第1の棚は、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9または10種類の異なる形態を有するスリットまたは溝を有しうる。
一方向弁の第1の棚は、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100個のスリットまたは溝を有しうる。一方向弁の第1の棚が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100個未満のスリットまたは溝を有してもよい。一方向弁の第1の棚は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99または100個のスリットまたは溝を有してよい。一方向弁の第1の棚は、約1〜100、1〜90、1〜80、1〜70、1〜60、1〜50、1〜40、1〜30、1〜25、1〜20または1〜10個のスリットまたは溝を有する。
第1の棚が複数のスリットまたは溝を有する場合には、スリットまたは溝は互いに実質的に平行であってよい。いくつかの態様において、スリットまたは溝はすべて、互いに実質的に平行でない。いくつかの態様において、スリットまたは溝はすべて、第1の棚上で均等な間隔にはない。いくつかの態様において、スリットまたは溝はすべて、第1の棚上で均等な間隔にある。
一方向弁は、第1の棚の下方に第2の円筒部(例えば、図2i(124)参照)を有しうる。
一方向弁の第2の円筒部の高さは、第1の円筒部の高さよりも長くてよい。一方向弁の第2の円筒部の高さが、第1の円筒部の高さよりも短くてもよい。一方向弁の第2の円筒部の高さは、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmであってよい。一方向弁の第1の円筒部の高さが、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mmを超えてもよい。一方向弁の第1の円筒部の高さが、約1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mm、17mm、18mm、19mmまたは20mm未満であってもよい。一方向弁の第1の円筒部の高さは、約1〜20mm、約1〜10mm、約1〜7.5mm、約1〜5mm、約1〜4mm、約1〜3mm、または約1〜2mmであってよい。
一方向弁の第2の円筒部は、一方向弁の第1の円筒部よりも幅広くてよい。第2の円筒部が、ノズルパイプの内径よりも幅広くてもよい。第2の円筒部がノズルパイプの内径よりも細くてもよい。
一方向弁は、第2の円筒部(例えば、図2i(126)参照)の基部から内向きおよび下向きに延びる第2の棚を有しうる。第2の棚は、手動空気ポンプが圧縮されていない時に手動空気ポンプ上の流出口をカバー、粉末治療製剤が上流に移動して手動空気ポンプの中に入るのを防ぐように形作ることができる。
第2の円筒部の基部から一方向弁の下端までの、第2の棚の表面の最短の長さは、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9または5mmであってよい。第2の円筒部の基部から一方向弁の下端までの、第2の棚の表面の最短の長さが、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9または5mmを超えてもよい。第2の円筒部の基部から一方向弁の下端までの第2の棚の表面の最短の長さが、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9または5mm未満であってもよい。第2の円筒部の基部から一方向弁の下端までの、第2の棚の表面の最短の長さは、約0.1〜5mm、0.1〜4mm、0.1〜3mm、0.1〜2mm、0.1〜1.75mm、0.1〜1.5mm、0.1〜1.25mm、または0.1〜1mmであってよい。
第2の円筒部の側面と第2の棚の表面との間で形成される角度は、約0〜90度、10〜80度、20〜70度、30〜60度、または40〜50度であってよい。第2の円筒部の側面と第2の棚の表面との間で形成される角度は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89または90度であってよい。第2の円筒部の側面と第2の棚の表面との間で形成される角度は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89または90度を超えてもよい。第2の円筒部の側面と第2の棚の表面との間で形成される角度は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89または90度未満であってもよい。第2の円筒部の側面と第2の棚の表面との間で形成される角度は、鋭角または直角であってよい。
一方向弁は、第2の円筒部(例えば、図(426)参照)の幅よりも幅広い基部を有するように形作ることができる。いくつかの態様において、基部は、デバイスが作動された時またはデバイスが作動されていない時に、ノズルパイプに触れない。
いくつかの態様において、一方向弁は上端部、第1の円筒部、第1の棚、第2の円筒部、および第2の棚または基部を有する。他の態様において、一方向弁がそのような部分のすべてを有する必要はない。例えば、一方向弁を、その作動されていない位置でバイアルののど部の上に静止し、ノズル肩部の下に配置される、単一の円筒形または他の形状で形成することができる。一方向弁が、一方向弁がバイアルののど部の上に静止している時にはバイアルののど部によって遮断される、1つまたは複数のスリットまたは通路を有してもよい。手動ポンプが圧縮されると、一方向弁がノズル肩部に対して上向きに押されてその作動された位置になり、空気が、ノズル肩部によって遮断されない1つまたは複数のスリットまたは通路を通ってノズル内に流れる。
一方向弁は、デバイス内で第1の位置および第2の位置をとるように形作ることができる(例えば、図1と図3を比較されたい)。いくつかの態様において、第1の位置は空気源からの空気の流れを防ぐ閉鎖型形状構成であり、いくつかの態様においては流出口、および/またはのど部を通しての流れを防ぐ。いくつかの態様において、第1の位置はさらに、ノズルおよび/または粉末治療薬リザーバーの中への空気の流れも防ぐ。いくつかの態様において、第1の位置における可動弁は、空気が流出口から流れることができず、かつ治療製剤がリザーバーから上流に空気源の中へと流れることができないように形作られる。いくつかの態様において、第1の位置における一方向弁は流出口と連通しており、その結果、空気は流出口から空気源の中へ流れることができない。いくつかの態様において、一方向弁は重力によって第1の位置に保たれる。または、一方向弁を偏倚力によって第1の位置に保つこともできる。偏倚力は、圧縮性機構または張力機構によって与えることができる。偏倚力を、ばね、弾性体、発泡プラスチックまたはゴム部分によって与えることもできる。いくつかの態様において、弁円板の第2の位置は、空気源から、流出口を出て、流路および/または粉末治療薬リザーバーを通る空気の流れを可能にする、開放型形状構成である。
本明細書に記載のデバイスは空気源を含みうる。空気源は、粉末治療製剤リザーバーを通して、ノズルから出て、対象の鼻孔内または鼻腔内に入る、空気または他の噴射剤またはそれらの組み合わせの流れをもたらすように形作ることができる。空気源は、ノズルまたはリザーバーの中への空気の流れを調節する弁を通り過ぎる空気の流れをもたらすように形作ることができる。
空気源は、空気源に空気または他の噴射剤を充填するための流入口を含みうる。いくつかの態様において、流入口は空気源および外部環境と連通している。流入口は、流入口を通しての空気の流れを調節するための弁または他の手段をさらに含みうる。いくつかの態様において、流入口は、空気源の外側から空気源の内側への空気の一方向の流れをもたらすように形作ることができる。いくつかの態様において、流入口は、圧縮力の印加によって得られる空気源の圧縮形態から、圧縮力の解除によって得られる空気源の非圧縮形態への移動をもたらすように形作られる。例えば、空気源の手動圧搾による圧縮力の印加によって、空気源から、流出口を通って、最終的にノズルの外に出る空気の移動をもたらすことができ、一方、圧縮力を解除することにより、空気源の非圧縮状態への復帰を部分的または全体的にもたらす、流入口を介した空気源の中への空気の移動がもたらされる。
流出口は、約1キロパスカル〜約100キロパスカル、約2キロパスカル〜約50キロパスカル、約4キロパスカル〜約40キロパスカルまたは約5キロパスカル〜約35キロパスカルの圧力が得られるように形作ることができる。流出口は、円錐、円筒、先細円筒、円錐台および平行六面体、または1つもしくは複数の形状の組み合わせを含む、本明細書に提示された他の任意の形状を非限定的に含む、さまざまな形状の任意のものであってよい。
いくつかの態様において、一方向弁は、粉末製剤の空気および湿分への曝露を最小限に抑えるかまたは防ぐように形作ることができ、これは結果として、デバイスが空気入口を含まない時またはデバイスが閉鎖系である時の、デバイス内またはリザーバー内にあらかじめ充填された粉末製剤の安定性を高めることができる。弁を、デバイスの諸部分のより簡略化された製造工程によって作製することができ、このことはより優れた費用対効果をもたらしうる。
上流末端から下流末端までの内部入口部の長さを測定することができ、ここで上流および下流とは、デバイスの動作中の空気または他の噴射剤の流れの向きのことを表す(すなわち、空気または他の噴射剤は上流から下流に流れることができる)。内部入口部の長さは、粉末治療製剤用のリザーバー(938)の長さであってよい。内部入口部の長さが、ノズルパイプの長さであってもよい。内部入口部の長さが、最大で、弁上端部の上端(上流末端)からノズル穴の基部(下流末端)までの長さとほぼ同じであってもよい。内部入口部の長さが、少なくとも、弁上端部の上端(上流末端)から、粉末治療製剤が粉末治療製剤リザーバー(938)内に存在する場合の粉末治療製剤の高さ(上流末端)までの長さとほぼ同じであってもよい。内部入口部の長さが、少なくとも、弁上端部の上端(上流)から、ポンプを作動させるかまたは作動しないようにした時にリザーバー(938)内の粉末製剤がポンプ内に入らないような長さまでの長さとほぼ同じであってもよい。内部入口部の長さが、少なくとも、弁上端部の上端(上流)から、デバイスを作動しないようにした時またはデバイス内に陰圧が存在する時にリザーバー(938)内の粉末製剤がポンプ内に入ることも吸い込まれることもない長さまでの長さとほぼ同じであってもよい。
いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.01cm〜0.2cm、0.01cm〜約0.15cm、0.01cm〜約0.1cm、0.01cm〜約0.05cm、0.02cm〜0.2cm、0.02cm〜約0.15cm、0.02cm〜約0.1cm、0.02cm〜約0.05cm、0.03cm〜0.2cm、0.03cm〜約0.15cm、0.03cm〜約0.1cm、0.03cm〜約0.05cm、0.04cm〜0.2cm、0.04cm〜約0.15cm、0.04cm〜約0.1cm、または0.04cm〜約0.05cmである。いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.01cm、0.02cm、0.03cm、0.04cm、0.05cm、0.06cm、0.07cm、0.08cm、0.09cm、0.1cm、0.11cm、0.12cm、0.13cm、0.14cm、0.15cm、0.16cm、0.17cm、0.18cm、0.19cm、0.2cm、0.3cmまたは0.4cmの幅を超えない。いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.01cm、0.02cm、0.03cm、0.04cm、0.05cm、0.06cm、0.07cm、0.08cm、0.09cm、0.1cm、0.11cm、0.12cm、0.13cm、0.14cm、0.15cm、0.16cm、0.17cm、0.18cm、0.19cm、0.2cm、0.3cmまたは0.4cmの幅である。いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の外部幅は、その最も幅広い部分で、約0.01cm、0.02cm、0.03cm、0.04cm、0.05cm、0.06cm、0.07cm、0.08cm、0.09cm、0.1cm、0.11cm、0.12cm、0.13cm、0.14cm、0.15cm、0.16cm、0.17cm、0.18cm、0.19cm、0.2cm、0.3cmまたは0.4cmの幅を超える。
いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.001cm〜0.2cm、0.001cm〜約0.15cm、0.001cm〜約0.1cm、0.001cm〜約0.06cm、0.001cm〜約0.05cm、0.005cm〜0.2cm、0.005cm〜約0.15cm、0.005cm〜約0.1cm、0.005cm〜約0.06cm、0.005cm〜約0.05cm、0.01cm〜0.2cm、0.01cm〜約0.15cm、0.01cm〜約0.1cm、0.01cm〜約0.06cm、0.01cm〜約0.05cm、0.015cm〜0.2cm、0.015cm〜約0.15cm、0.015cm〜約0.1cm、0.015cm〜約0.06cm、0.015cm〜約0.05cm、0.02cm〜0.2cm、0.02cm〜約0.15cm、0.02cm〜約0.1cm、0.02cm〜約0.06cm、または0.02cm〜約0.05cmである。いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.001cm、0.002cm、0.003cm、0.004cm、0.005cm、0.006cm、0.007cm、0.008cm、0.009cm、0.01cm、0.015cm、0.02cm、0.025cm、0.03cm、0.035cm、0.04cm、0.045cm、0.05cm、0.055cm、0.06cm、0.065cm、0.07cm、0.075cm、0.08cm、0.085cm、0.09cm、0.095cm、0.1cm、0.11cm、0.12cm、0.13cm、0.14cm、0.15cm、0.16cm、0.17cm、0.18cm、0.19cmまたは0.2cmの幅を超えない。いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.001cm、0.002cm、0.003cm、0.004cm、0.005cm、0.006cm、0.007cm、0.008cm、0.009cm、0.01cm、0.015cm、0.02cm、0.025cm、0.03cm、0.035cm、0.04cm、0.045cm、0.05cm、0.055cm、0.06cm、0.065cm、0.07cm、0.075cm、0.08cm、0.085cm、0.09cm、0.095cm、0.1cm、0.11cm、0.12cm、0.13cm、0.14cm、0.15cm、0.16cm、0.17cm、0.18cm、0.19cmまたは0.2cmの幅を超える。いくつかの態様において、内部入口部の上流-下流軸に対して垂直方向の内部幅は、その最も幅広い部分で、約0.001cm、0.002cm、0.003cm、0.004cm、0.005cm、0.006cm、0.007cm、0.008cm、0.009cm、0.01cm、0.015cm、0.02cm、0.025cm、0.03cm、0.035cm、0.04cm、0.045cm、0.05cm、0.055cm、0.06cm、0.065cm、0.07cm、0.075cm、0.08cm、0.085cm、0.09cm、0.095cm、0.1cm、0.11cm、0.12cm、0.13cm、0.14cm、0.15cm、0.16cm、0.17cm、0.18cm、0.19cmまたは0.2cmの幅である。
内部入口部は中空であってよく、内部容積を含むことができる。内部入口部の内部容積は、約0.0001cm3もしくはそれ以上、0.0005cm3もしくはそれ以上、0.001cm3もしくはそれ以上、0.005cm3もしくはそれ以上、0.01cm3もしくはそれ以上、0.02cm3もしくはそれ以上、または0.03cm3もしくはそれ以上であってよい。いくつかの態様において、内部入口部の内部容積は、約0.0001cm3〜約0.03cm3、約0.0001cm3〜約0.02cm3、約0.0001cm3〜約0.01cm3、約0.0001cm3〜約0.005cm3、約0.0001cm3〜約0.001cm3、約0.0001cm3〜約0.0005cm3、約0.0005cm3〜約0.03cm3、約0.0005cm3〜約0.02cm3、約0.0005cm3〜約0.01cm3、約0.0005cm3〜約0.005cm3、約0.0005cm3〜約0.001cm3、約0.001cm3〜約0.03cm3、約0.001cm3〜約0.02cm3、約0.001cm3〜約0.01cm3、約0.001cm3〜約0.005cm3、約0.005cm3〜約0.03cm3、約0.005cm3〜約0.02cm3、約0.005cm3〜約0.01cm3、約0.01cm3〜約0.03cm3、または約0.01cm3〜約0.02cm3である。内部入口部の内部容積は、約0.0001cm3、0.0002cm3、0.0003cm3、0.0004cm3、0.0005cm3、0.0006cm3、0.0007cm3、0.0008cm3、0.0009cm3、0.001cm3、0.002cm3、0.003cm3、0.004cm3、0.005cm3、0.006cm3、0.007cm3、0.008cm3、0.009cm3、0.011cm3、0.012cm3、0.013cm3、0.014cm3、0.015cm3、0.016cm3、0.017cm3、0.018cm3、0.019cm3、0.02cm3、0.021cm3、0.022cm3、0.023cm3、0.024cm3、0.025cm3、0.026cm3、0.027cm3、0.028cm3、0.029cm3、0.03cm3、0.04cm3、0.05cm3、0.06cm3、0.07cm3、0.08cm3、0.09cm3または1.0cm3であってよい。内部入口部の内部容積が、約0.0001cm3、0.0005cm3、0.001cm3、0.005cm3、0.01cm3、0.02cm3または0.03cm3を超えてもよい。内部入口部の内部容積が、約0.0001cm3、0.0005cm3、0.001cm3、0.005cm3、0.01cm3、0.02cm3または0.03cm3未満であってもよい。
空気源の流出口を、空気源(例えば、手動空気ポンプおよび/またはバイアル)ののど部に配置することができる。手動空気ポンプまたはバイアルは、バイアルの手動空気ポンプののど部にのど部リングを含みうる。のど部リングは、手動空気ポンプまたはバイアルののど部と融合されていてよい。のど部リングを、手動空気ポンプまたはバイアルののど部の中に挿入することもできる。のど部リングは、手動空気ポンプまたはバイアルののど部の幅を制限するように形作ることができる。のど部リングにおける開口部は、一方向弁の最も幅広い幅よりも狭い幅であってよい。
粉末治療製剤を、本明細書に記載の鼻腔内送達デバイスによって対象に送達するための方法を、本明細書で提供する。薬物をノズルに装填して、薬物を有するノズルを空気源に取り付けることができる。鼻腔内送達デバイスが、カバー、例えば、取り外し可能または破壊可能なカバーまたはキャップを含む場合には、カバーを鼻腔内送達デバイスから取り外すことができる。取り外しは、カバーの破壊、持ち上げ、ねじり、圧迫または回転によるものでよい。デバイスが作動されていない時には、一方向弁がバイアルののど部の表面上に静止して、粉末治療薬が上流に移動して空気源(例えば、可撓性バイアル)の中に入るのを防ぐことができる。ノズルを対象の鼻孔内に挿入するかまたは部分的に挿入することができる。使用者がデバイスを挿入することもでき、または別の人(例えば、医療提供者)がデバイスを対象の鼻孔内に挿入することもできる。デバイスは(例えば、可撓性バイアルである空気源を圧縮することによって、加圧空気源を作動させることによって)作動させることができる。空気は、空気源の流出口から流れ出て、一方向弁をデバイスのノズル内で上昇させる。一方向弁がノズル内で上昇すると、それはもはやバイアルののど部の上で静止していないと考えられる。一方向弁の非スリット部分がノズルパイプと接触して、粉末治療製剤が上流に移動して空気源の中に入るのを防ぐことができる。空気は、一方向弁の部分の周りを進み、一方向弁におけるスリットを通って流れることができる。空気は続いてリザーバー内に流れ込み、粉末治療製剤を強制的にノズルパイプの上に押し上げて、ノズル穴から対象の鼻孔内に排出させることができる。図3は、作動された鼻腔内送達デバイスを図解している。
図6におけるデバイスの態様の部分図に図解されているように、粉末治療製剤は、ノズルの内壁に沿って(Y)、かつ一方向弁(116)とノズルの内壁との間(Z)に認められる。一方向弁は、空気源が作動された時にリザーバー内での回転気流が可能になるように適合化することができる。例えば、一方向弁の中に1つまたは複数のスリット(128)を斜めに配向させることにより、デバイスが作動された時に回転気流が生み出され、その回転気流が粉末をノズルの内壁から引き離すようにすることができる。
粉末治療製剤をノズル内に装填する。ノズルはキャップ、取り外し可能なカバーまたは離脱式のカバーなどを有しうる。続いてノズルを空気源と連結させる。ノズルは、例えば、ノズルを空気源にねじ留めすること、ノズルを空気源にクリップ留めすること、ノズルを空気源に嵌め込むことなどによって、空気源と連結させることができる。
本明細書に記載のデバイスは、薬剤の遊離塩基形態および塩形態を非限定的に含む、治療薬を送達するために適している。治療薬は結晶形態または非晶質形態のいずれであってもよい。粉末治療製剤は、「担体を含まない」治療薬のみからなってもよく、またはそれらが、適した担体、充填剤、希釈剤、添加剤、透過促進剤、溶解補助剤および補助剤または他の材料などをさらに含んでもよい。
本明細書に記載の治療用組成物の使用のための薬学的キットを提供する。いくつかの態様においては、鼻腔内投与に適している乾燥粉末製剤の単位投与量を含むキット、および鼻腔内送達用のデバイスまたはディスペンサーを提供する。いくつかの態様において、治療用組成物は治療的数量で存在する。いくつかの態様において、キットは、1つまたは複数のブリスターパック、瓶、チューブ、カプセルなどを収容するように区画化された担体、パッケージまたは容器を含む。ある態様において、薬学的組成物は、本明細書で提供される化合物を含有する1つまたは複数の単位投与量形態を含有するパックまたはディスペンサーデバイス中にある形で提示される。他の態様において、パックは、ブリスターパックのような金属またはプラスチックのホイルを含む。いくつかの態様において、パックは、カプセル、カートリッジ、バイアルまたはチューブを含有する。他の態様において、パックまたはディスペンサーデバイスには、投与のための説明書が添付される。いくつかの態様において、ディスペンサーは使い捨て式または単回使用式であり、一方、他の態様において、ディスペンサーは再使用可能である。ある態様において、薬学的製剤はデバイス内にあらかじめ装填される。いくつかの態様において、鼻腔内アプリケーターの容積は、約3mL、5mL、10mL、15mL、20mL、30mL、40mLまたは50mLを超えない。
デバイスのノズルが少なくとも部分的に対象の鼻孔内に配置されるように、デバイスが使用者によって配置される。使用者は、空気源を、親指と人差し指との間でおよそ25kPaの力で圧縮する。デバイスのノズル内に設けられたリザーバー内にある粉末治療製剤が、対象の鼻孔内に送達される。使用者はノズルを目視検査し、治療薬の十分な量がノズルから排出されて送達されたことを確かめる。
デバイスのノズルが少なくとも部分的に対象の鼻孔内に配置されるように、デバイスが使用者によって配置される。使用者は、空気源を、親指と人差し指との間で圧縮する。一方向弁がデバイス内の第1の位置から第2の位置に移動し、空気が一方向弁におけるスリットの表面上を移動して、治療製剤を含有するリザーバー内に入る。デバイスのノズル内に設けられたリザーバー内にある粉末治療製剤が、対象の鼻孔内に送達される。使用者はノズルを目視検査し、治療薬の十分な量がノズルから排出されず、送達されていないことを確かめる。使用者は、目視検査により、治療薬の十分な量がノズルから排出されて送達されたことが明らかになるまで、空気源の圧縮を繰り返す。
図1は、単回使用鼻腔内送達デバイスの横断面図を図解している。鼻腔内送達デバイス(100)は空気源を含むことができ、空気源は可撓性バイアル(102)であってよい。可撓性バイアルは、手動空気ポンプ(104)として機能しうる。可撓性バイアルは、流入口(示されていない)および流出口(106)を含みうる。可撓性バイアルは、可撓性バイアルの上端に、可撓性バイアルの下端(110)よりも直径が小さいのど部(108)を含みうる。のど部(108)は、ノズル(114)の取り付けのための雄ねじ(112)を含みうる。
図2は、図1に図解された一方向弁(116)に対応する、一方向弁(116)の諸態様の種々の図を図解している。図2iは、一方向弁(116)の側面図を、左側を向いている一方向弁の上端とともに図解している。この態様において、一方向弁は、上端部(118)の基部から延びている上端部(118)および第1の円筒部(120)を含む。第1の円筒部の基部には、第1の円筒部(120)の基部から外向きおよび下向きに延びている第1の棚(122)がある。ここには、第1の棚(122)の上端にある単一のスリット(128)が図解されており、このスリットは棚の両縁に対して90度でない角度にある。第1の棚は複数のスリットを有しうる。第1の棚の下端は、第2の円筒部(124)の上端に接続されている。第2の円筒部の下端は、第2の円筒部の下端(124)に対して内向きおよび下向きに延びることのできる第2の棚(126)に接続されている。
図3は、図1に図解された鼻腔内送達デバイスの作動された形態構成、および、手動空気ポンプ(104)からノズル(114)への空気またはガスの流路を図解している。取り外し可能または破壊可能なカバー(134)が、鼻腔内送達デバイス(100)から取り外されている。使用者は、手動空気ポンプ(104)としての役を果たす、可撓性バイアル(102)を圧縮する(圧縮は、矢印、および図1中のバイアルと比較して変形した可撓性バイアルによって図解されている)。空気が可撓性バイアル(102)の流出口(106)から流れ出る。気流は一方向弁(116)をノズル(114)内で上昇させる。一方向弁の第1の棚(122)の非スリット部分がノズルパイプ(130)と接触して、粉末治療製剤が上流に移動して可撓性バイアル(102)に入るのを防ぐ。空気は、一方向弁(116)の第2の棚(126)および一方向弁(116)の第2の円筒部(124)の周りを進み、一方向弁(116)の第1の棚(122)におけるスリット(128)を通って流れる。空気は続いて第1の円筒部(120)とノズルパイプ(130)との間を流れてリザーバー(138)内に入り、粉末治療製剤(M)を強制的にノズルパイプ(130)の上に押し上げて、ノズル穴(132)から排出させる。
本明細書に記載の鼻腔内送達デバイスを用いて、鼻腔内製剤を鼻腔内に送達する。空気駆動式デバイスである、本明細書に記載された鼻腔内送達デバイスの1つは、TRGの鼻腔内送達用に設計されている。図1に示されているように、粉末製剤をデバイス内にあらかじめ充填する。使用に際しては、図3に示されているようにプラスチックタブまたは気密キャップを取り外して、それにより、粉末製剤の経路を開通させて、鼻腔内製剤が放出されるようにする。プラスチックタブまたは気密キャップを本明細書に記載のアプリケーターからひとたび取り外せば、患者はデバイスのポンプ操作を手動で容易に行って、鼻腔内製剤を、デバイスの単一のノズルを通して鼻腔内に送達することができる。鼻腔内製剤は、本明細書に記載の鼻腔内送達デバイスを用いて鼻腔内に投与される。本明細書に記載のアプリケーターから放出された鼻腔内製剤粉末の形状および二次粒径を分析して、本明細書に記載の鼻腔内送達デバイスとの併用で生じた鼻腔内製剤粉末の送達特性を評価する。
Claims (71)
- a)ノズルの少なくとも一部分を対象の鼻孔内に配置することを可能にするように適合化された上流末端および下流末端を有するノズル;
b)粉末治療製剤の単回用量を含むリザーバーであって、上流末端および下流末端を有し、ノズル内部に設けられているリザーバー;
c)上流末端および下流末端を有する弁であって、デバイス内の第1の位置および第2の位置を占めるように適合化されており、かつ、デバイスが作動された時に粉末治療製剤の拡散を引き起こすように適合化されている弁;ならびに
d)弁の上流末端と機能的に連結された空気源、
を含む、単回使用デバイスであるデバイス。 - 空気源が作動された時にリザーバー内で回転気流が生み出されるように弁が適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 空気源が作動された時にリザーバーの壁全体が気流によって覆われることが可能になるように弁が適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 弁が少なくとも部分的にノズル内に設置されている、請求項1記載のデバイス。
- 粉末治療製剤が、ノズルの内壁に沿って、かつ弁とノズルの内壁との間に設置されている、請求項4記載のデバイス。
- 空気源が作動された時に弁とノズルの内壁との間に残留する粉末治療製剤を最小限に抑えるように弁が適合化されている、請求項5記載のデバイス。
- 粉末治療製剤の単回用量の80%〜99%を対象の鼻孔内に送達するように適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 空気源の単回の作動後に粉末治療製剤の単回用量の80%〜99%を対象の鼻孔内に送達するように適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 空気源が流出口(flow outlet)を含む、請求項1記載のデバイス。
- デバイスが作動されていない時の流出口を通しての粉末治療製剤の移動を防ぐように弁が適合化されている、請求項9記載のデバイス。
- デバイスが作動されている時の流出口を通しての粉末治療製剤の移動を防ぐように弁が適合化されている、請求項9記載のデバイス。
- デバイスが作動されていない時に弁が流出口を覆っている、請求項9記載のデバイス。
- デバイスが作動されている時に弁が流出口を覆っていない、請求項9記載のデバイス。
- 弁が、第1の円筒部に接続されている上端部(top section)を含み、第1の円筒部が第1の棚(shelf)に接続されており、かつ、第1の棚が第2の円筒部に接続されている、請求項1記載のデバイス。
- 前記上端部が円錐形を含む、請求項14記載のデバイス。
- 第1の棚の表面が少なくとも1個のスリットを含む、請求項14記載のデバイス。
- 第1の棚が少なくとも1個のスリットを含む、請求項16記載のデバイス。
- 第1の棚が約1〜50個のスリットを含む、請求項17記載のデバイス。
- 第1の棚が約1〜20個のスリットを含む、請求項18記載のデバイス。
- 第1の棚が約1〜10個のスリットを含む、請求項19記載のデバイス。
- 前記少なくとも1個のスリットが第1の棚の縁に対して45度の角度で位置する、請求項17記載のデバイス。
- 空気源が始動された時に空気源からノズルへ空気が流れるように前記少なくとも1個のスリットが適合化されている、請求項16記載のデバイス。
- ノズルがノズルパイプを含む、請求項1記載のデバイス。
- 弁が部分的にノズルパイプ内に設置されている、請求項23記載のデバイス。
- 弁の上端部および第1の円筒部がノズルパイプ内に設置されている、請求項24記載のデバイス。
- 弁の第2の円筒部がノズルパイプ内に設置されていない、請求項24記載のデバイス。
- 空気源が作動されている場合において、第1の棚がノズルパイプに接触する、請求項14記載のデバイス。
- 2〜7mLの空気を送達するように空気源が適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 1〜50mgの粉末治療薬を送達するように適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 容積が50cm3未満である、請求項1記載のデバイス。
- 20グラム未満の質量を有する、請求項1記載のデバイス。
- 空気源が使用者によって作動されて、空気が空気源から流出口を通して第1の棚における少なくとも1個のスリットの表面に沿ってリザーバー内に送り込まれ、ノズルの下流末端から出るように適合化されている、請求項16記載のデバイス。
- デバイスが使用されている間に、リザーバーの少なくとも一部分の内部で層気流が得られるように適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 空気源がポンプを含む、請求項1記載のデバイス。
- ポンプに約5〜約30キロパスカルの圧縮力を印加することによって粉末治療用組成物を対象の鼻孔内に送達するように適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 使用者によって作動されるように適合化された可変形ボリューム(deformable volume)をポンプがさらに含む、請求項1記載のデバイス。
- ポンプが手動空気ポンプを含む、請求項1記載のデバイス。
- 親指と、人差し指、中指、薬指、小指、またはそれらの組み合わせとの間でポンプを押しつぶすことによって使用者により作動されるように手動空気ポンプが適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- リザーバーが10mm未満の内径を含む、請求項1記載のデバイス。
- ノズルがさらに、上流-下流軸に対して垂直方向に5mm〜20mmの長さを含む、請求項1記載のデバイス。
- ノズルがさらに、上流-下流軸に対して平行方向に5mm〜40mmの長さを含む、請求項1記載のデバイス。
- 空気源が流入口(flow inlet)をさらに含み、流入口が流出口のサイズの10%未満である、請求項1記載のデバイス。
- 流入口が直径0.1〜2mmである、請求項42記載のデバイス。
- ノズルの上流末端に配置され、外気が粉末治療製剤に接触するのを防ぐように適合化された気密キャップを、ノズルがさらに含む、請求項1記載のデバイス。
- ノズルの下流末端に配置され、ノズルを通しての空気の流れを防ぐように適合化された取り外し可能なカバーをノズルがさらに含む、請求項1記載のデバイス。
- ノズルの下流末端がノズル穴をさらに含む、請求項1記載のデバイス。
- リザーバーの少なくとも一部分に沿って層気流が得られるように弁が適合化されている、請求項1記載のデバイス。
- 第1の位置から第2の位置に移動するように弁が適合化されており、第1の位置では上流表面が流出口と連通しており、それにより、リザーバー内への空気の流れが遮断され、かつ第2の位置ではリザーバー内への空気の流れが可能になる、請求項1記載のデバイス。
- 空気源に対して印加される少なくとも20キロパスカルの圧縮力によって、十分な空気の流れが生じる、請求項1記載のデバイス。
- 実質的に透明または半透明の材料でノズルが構成される、請求項1記載のデバイス。
- ノズルを空気源に取り付けるために利用しうるねじ山をノズルがさらに含む、請求項1記載のデバイス。
- デバイスのノズルを対象の鼻孔内に配置する段階と、空気源を作動させる段階とを含む、粉末治療製剤を送達するためにデバイスを用いる方法であって、該デバイスが、以下のものを含む単回使用デバイスである、方法:
a)ノズルの少なくとも一部分を対象の鼻孔内に配置することを可能にするように適合化された、上流末端および下流末端を有するノズル;
b)粉末治療製剤のある用量を含むリザーバーであって、上流末端および下流末端を有し、ノズルと機能的に連結されてその内部に設けられているリザーバー;
c)上流末端および下流末端を有する弁であって、デバイス内の第1の位置および第2の位置を占めるように適合化されており、かつ、デバイスが作動された時に粉末治療製剤の拡散を引き起こすように適合化されている弁;ならびに
d)弁の上流末端と機能的に連結された空気源。 - デバイスのノズルおよびリザーバーが透明または半透明の材料を含み、リザーバーの中に残っている粉末治療製剤の量を目視検査する段階と、十分な用量が送達されるまで請求項52記載の方法を繰り返す段階とを方法がさらに含む、請求項52記載の方法。
- デバイスが作動された時に弁を第1の位置から第2の位置に移動させる段階をさらに含む、請求項52記載の方法。
- リザーバーの少なくとも一部分に沿って層流を生成させるために空気源を作動させる段階をさらに含む、請求項52記載の方法。
- 1mg〜50mgの粉末治療製剤を対象の鼻孔に送達する段階をさらに含む、請求項52記載の方法。
- 粉末治療製剤の単回用量の80%〜99%を対象の鼻孔に送達する段階をさらに含む、請求項52記載の方法。
- 手動空気ポンプを5〜30キロパスカルの力で圧縮する段階をさらに含む、請求項52記載の方法。
- ノズルを対象の鼻孔内に配置する前にノズルからカバーを取り外す段階をさらに含む、請求項52記載の方法。
- 粉末治療製剤をリザーバーに提供する段階と、その後にノズルを空気源に連結する段階とを含む、粉末治療製剤を対象に送達するためのデバイスを製造する方法であって、該デバイスが以下のものを含む、方法:
a)ノズルの少なくとも一部分を対象の鼻孔内に配置することを可能にするように適合化された、上流末端および下流末端を有するノズル;
b)粉末治療製剤のある用量を含むリザーバーであって、上流末端および下流末端を有し、ノズルと機能的に連結されてその内部に設けられているリザーバー;
c)上流末端および下流末端を有する弁であって、デバイス内の第1の位置および第2の位置を占めるように適合化されており、かつ、デバイスが作動された時に粉末治療製剤の拡散を引き起こすように適合化されている弁;ならびに
d)弁の上流末端と機能的に連結された空気源。 - ノズルの下流末端に配置された取り外し可能なカバーが取り外されていない時には流入口を含まない、請求項45記載のデバイス。
- 取り外し可能なカバーが取り外されていない時には、粉末治療製剤用のリザーバーが閉鎖系であり、それにより、流入口を含む空気源を有する同等なディスペンサーデバイスのリザーバー内での治療製剤の安定性と比較して、リザーバー内部での粉末治療製剤の安定性を高める、請求項61記載のデバイス。
- ノズルの下流末端に配置された取り外し可能なカバーが取り外されている時には流入口を含む、請求項45記載のデバイス。
- ノズルの下流末端がノズル穴をさらに含み、かつノズル穴が流入口を含む、請求項63記載のデバイス。
- 弁が内部入口部(inner inlet section)を含み、内部入口部が第1の円筒部に接続されており、第1の円筒部が第1の棚に接続されており、かつ第1の棚が第2の円筒部に接続されている、請求項1記載のデバイス。
- 弁が内部入口部をさらに含み、かつ内部入口部が前記上端部に接続されている、請求項14記載のデバイス。
- 弁が弁空洞を含む、請求項1、14、または65記載のデバイス。
- 弁空洞が、弁内部の中空室(hollow chamber)、弁空洞の上流末端にある開口部、および弁空洞の下流末端にある開口部を含む、請求項67記載のデバイス。
- 弁空洞が弁の全長にわたっている、請求項67記載のデバイス。
- 弁空洞および弁空洞の上流末端にある開口部がリザーバーに接続されており、かつ弁空洞の下流末端にある開口部が空気源に接続されている、請求項68記載のデバイス。
- デバイスが作動された時に空気源内のすべての空気がリザーバーに入り、それにより、流入口を含む空気源を有する同等なディスペンサーデバイスの作動の際の治療製剤の送達と比較して、粉末治療製剤の送達を増加させる、請求項61記載のデバイス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201161437994P | 2011-01-31 | 2011-01-31 | |
US61/437,994 | 2011-01-31 | ||
PCT/JP2012/000620 WO2012105236A1 (en) | 2011-01-31 | 2012-01-31 | Intranasal delivery devices |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014506495A true JP2014506495A (ja) | 2014-03-17 |
JP5960726B2 JP5960726B2 (ja) | 2016-08-02 |
Family
ID=46602459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013551173A Active JP5960726B2 (ja) | 2011-01-31 | 2012-01-31 | 鼻腔内送達デバイス |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10071211B2 (ja) |
EP (1) | EP2670462B1 (ja) |
JP (1) | JP5960726B2 (ja) |
KR (1) | KR20140003582A (ja) |
AU (1) | AU2012212866B2 (ja) |
CA (1) | CA2825541C (ja) |
ES (1) | ES2659761T3 (ja) |
RU (1) | RU2594244C2 (ja) |
WO (1) | WO2012105236A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016140527A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 株式会社吉野工業所 | 粉体投与容器 |
JP2019500974A (ja) * | 2016-01-07 | 2019-01-17 | アプター フランス エスアーエス | 経鼻粉体投与装置 |
WO2019054121A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 株式会社新日本科学 | 薬剤保管用のノズル付きカートリッジとその噴射器、および鼻腔用粉状薬剤施薬装置 |
WO2019065673A1 (en) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | Shin Nippon Biomedical Laboratories, Ltd. | INTRANASAL DELIVERY DEVICES |
WO2020105290A1 (ja) * | 2018-11-19 | 2020-05-28 | 株式会社新日本科学 | 薬剤施薬装置とその製造方法 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK3049059T3 (da) | 2013-09-24 | 2022-01-31 | Satsuma Pharmaceuticals Inc | Intranasal dhe formulering til behandlingen af hovedpine |
CN104001248B (zh) * | 2014-06-11 | 2016-06-08 | 邵俊夫 | 一种精油鼻嗅装置 |
WO2016014153A1 (en) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | Microdose Therapeutx, Inc. | Dry powder nebulizer |
KR101978554B1 (ko) * | 2016-05-17 | 2019-05-16 | 한양대학교 산학협력단 | 비강-뇌 약물전달장치 |
WO2017200248A1 (ko) * | 2016-05-17 | 2017-11-23 | 한양대학교 산학협력단 | 비강-뇌 약물전달장치 |
MX2019001313A (es) | 2016-08-05 | 2019-09-26 | Shin Nippon Biomedical Laboratories Ltd | Composiciones farmaceuticas. |
MX2019005888A (es) * | 2016-11-30 | 2019-08-14 | Philip Morris Products Sa | Inhalador con cavidad dimensionada. |
WO2019104192A1 (en) * | 2017-11-21 | 2019-05-31 | Impel Neuropharma, Inc. | Intranasal device with inlet interface |
CN113423400A (zh) | 2018-12-11 | 2021-09-21 | 小蜜橘制药公司 | 用于治疗或预防头痛的组合物、装置和方法 |
JP2022550270A (ja) * | 2019-09-26 | 2022-12-01 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | ねじれた遠位端要素を備えた吸入器物品 |
FR3106487B1 (fr) | 2020-01-27 | 2023-02-10 | Aptar France Sas | Dispositif de distribution de produit pulvérulent |
KR102440295B1 (ko) | 2020-09-25 | 2022-09-06 | 주식회사 아이큐어비앤피 | 비강용 약물 투여 장치 |
CN112826730A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-05-25 | 郭鹏 | 一种医疗用鼻腔冲洗设备 |
FR3120534B1 (fr) * | 2021-03-09 | 2023-06-30 | Aptar France Sas | Tête de distribution nasale de produit fluide et dispositif comportant une telle tête |
WO2024007030A2 (en) * | 2022-07-01 | 2024-01-04 | Catalyst Llc | Apparatus for delivering liquid to a surface |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5161524A (en) * | 1991-08-02 | 1992-11-10 | Glaxo Inc. | Dosage inhalator with air flow velocity regulating means |
JPH09154948A (ja) * | 1995-12-12 | 1997-06-17 | Unisia Jecs Corp | 投薬器 |
JP2000510014A (ja) * | 1996-05-10 | 2000-08-08 | グラクソ、グループ、リミテッド | 単位服用量投薬装置 |
JP2001095918A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-10 | Unisia Jecs Corp | 鼻腔用投薬器 |
JP2005168513A (ja) * | 2002-05-14 | 2005-06-30 | Bioactis:Kk | 鼻腔用粉状薬剤施薬装置 |
JP2005270372A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Fumio Saito | パウダー点鼻薬用噴霧容器 |
Family Cites Families (81)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2307986A (en) * | 1940-02-15 | 1943-01-12 | Bolte | Insufflator |
US2581182A (en) * | 1950-03-14 | 1952-01-01 | Abbott Lab | Inhaler |
US3506162A (en) * | 1968-02-08 | 1970-04-14 | Gilbert Schwartzman | Spray applicator |
US3522659A (en) * | 1968-05-14 | 1970-08-04 | Ralph A Welch | Method and apparatus for treating solid material in particulate or fibrous form |
US3656660A (en) * | 1969-11-17 | 1972-04-18 | Air Ject Corp | Closure member and dispensing device |
US4069819A (en) * | 1973-04-13 | 1978-01-24 | Societa Farmaceutici S.P.A. | Inhalation device |
US3856185A (en) | 1973-12-26 | 1974-12-24 | Ciba Geigy Corp | Single dose, replaceable supply air pressure operated dispenser |
US4017007A (en) | 1973-12-26 | 1977-04-12 | Ciba-Geigy Corporation | Single dose air pressure operated dispenser |
DE2716323C2 (de) | 1977-04-07 | 1986-03-13 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Vorrichtung zur Inhalation von Arzneimitteln |
US4358028A (en) * | 1980-06-26 | 1982-11-09 | Mercantile & Technical Promotions Inc. | Single dose disposable container |
EP0604741B1 (de) * | 1987-12-11 | 1998-05-13 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Dralldüse zum Zerstäuben einer Flüssigkeit |
US5046493A (en) | 1988-02-16 | 1991-09-10 | James Kropkowski | Nasal dispenser |
DK479189D0 (da) | 1989-01-06 | 1989-09-28 | Hans Gernot Schenk | Inhalator |
US5429122A (en) * | 1990-09-26 | 1995-07-04 | Zanen; Pieter | Inhaler devices provided with a reservoir for several doses of medium for inhaling, transporting device, whirl chamber |
IT1249600B (it) * | 1991-02-21 | 1995-03-09 | Elettro Plastica Spa | Erogatore nasale di sostanze farmaceutiche nebulizzate |
DK198591D0 (da) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | Novo Nordisk As | Apparat |
US5215221A (en) * | 1992-05-07 | 1993-06-01 | The Procter & Gamble Company | Disposable unit dose dispenser for powdered medicants |
FR2692174B1 (fr) * | 1992-06-16 | 1994-08-19 | Valois | Dispositif à gaz comprimé pour projeter sous forme finement divisée une dose unique d'une substance fluide. |
JPH0871152A (ja) | 1994-09-02 | 1996-03-19 | Unisia Jecs Corp | 吸入式投薬器 |
WO1996009085A1 (en) | 1994-09-21 | 1996-03-28 | Inhale Therapeutic Systems | Apparatus and methods for dispersing dry powder medicaments |
JPH08103499A (ja) | 1994-10-04 | 1996-04-23 | Unisia Jecs Corp | 吸入式投薬器 |
JP3308419B2 (ja) | 1995-02-06 | 2002-07-29 | 株式会社ユニシアジェックス | 鼻腔用投薬器 |
JP3308425B2 (ja) | 1995-03-10 | 2002-07-29 | 株式会社ユニシアジェックス | 鼻腔用投薬器 |
JP3308426B2 (ja) | 1995-04-12 | 2002-07-29 | 株式会社ユニシアジェックス | 鼻腔用投薬器 |
WO1996032096A1 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Inhale Therapeutic Systems | Powdered pharmaceutical formulations having improved dispersibility |
DE19518810A1 (de) | 1995-05-26 | 1996-11-28 | Bayer Ag | Nasal-Applikator |
JPH08322934A (ja) | 1995-05-29 | 1996-12-10 | Unisia Jecs Corp | 鼻腔用投薬器 |
JP3320261B2 (ja) * | 1995-06-01 | 2002-09-03 | 株式会社ユニシアジェックス | 吸入式投薬器 |
JPH0928805A (ja) | 1995-07-24 | 1997-02-04 | Unisia Jecs Corp | 鼻腔用投薬器 |
KR100383147B1 (ko) | 1995-07-25 | 2003-08-30 | 데이진 가부시키가이샤 | 분말상약제투여디바이스 |
JP3317827B2 (ja) * | 1995-10-09 | 2002-08-26 | 株式会社ユニシアジェックス | 投薬器 |
JP3328131B2 (ja) | 1996-03-15 | 2002-09-24 | 株式会社ユニシアジェックス | 吸入式投薬器 |
CN1161866A (zh) | 1996-03-21 | 1997-10-15 | 株式会社优尼希雅杰克斯 | 鼻腔给药器 |
FR2746676B1 (fr) | 1996-04-02 | 1998-05-22 | Valois | Dispositif de distribution d'une dose unique de produit fluide |
JPH1028735A (ja) | 1996-05-11 | 1998-02-03 | Unisia Jecs Corp | 鼻腔用投薬器 |
US6158676A (en) * | 1996-06-21 | 2000-12-12 | Hughes Technology Group, L.L.C. | Micro-atomizing device |
FR2764807B1 (fr) | 1997-06-18 | 1999-08-20 | Valois Sa | Dispositif de distribution nasale d'un produit fluide ou pulverulent |
JP3547605B2 (ja) | 1998-01-07 | 2004-07-28 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 鼻腔用投薬器 |
JP3530004B2 (ja) | 1998-02-06 | 2004-05-24 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 吸入式投薬器 |
JP3488624B2 (ja) | 1998-02-18 | 2004-01-19 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 鼻腔用投薬器 |
FR2782024B1 (fr) | 1998-08-04 | 2000-10-13 | Valois Sa | Tete de distribution et dispositif de distribution de produit fluide comportant une telle tete |
CA2323739C (en) | 1999-01-14 | 2008-08-05 | Teijin Limited | Device and method for feeding a constant amount of powder body |
JP4543553B2 (ja) | 1999-03-03 | 2010-09-15 | オプティノーズ アズ | 鼻用の送り込み装置 |
GB0114272D0 (en) | 2001-06-12 | 2001-08-01 | Optinose As | Nasal delivery device |
US6290667B1 (en) | 1999-06-11 | 2001-09-18 | Health & Technology, Inc. | Nasal aspirator |
US6398077B1 (en) * | 2000-02-11 | 2002-06-04 | Seaquist Closures Foreign, Inc. | Package with multiple chambers and valves |
US6644305B2 (en) | 2000-04-14 | 2003-11-11 | Trudell Medical International | Nasal inhaler |
MXPA02001436A (es) | 2000-06-12 | 2002-07-02 | Teijin Ltd | Dispositivo de administracion de multiples dosis de medicina en polvo. |
US6494204B1 (en) | 2000-06-23 | 2002-12-17 | Pedro D. Ponce | Nasal medication administering device |
IT1317998B1 (it) | 2000-06-26 | 2003-07-21 | Medical Internat Licensing N V | Valvola erogatrice per spray nasale. |
IT1318646B1 (it) * | 2000-07-26 | 2003-08-27 | Medical Internat Licensing N V | Ugello pr somministrazioni e lavaggi nasali. |
GB2367756B (en) * | 2000-10-12 | 2003-01-08 | Bespak Plc | Dispensing apparatus |
FR2817847B1 (fr) | 2000-12-08 | 2003-03-28 | Tebro | Dispositif de distribution de produit fluide ou pulverulent |
US6443152B1 (en) * | 2001-01-12 | 2002-09-03 | Becton Dickinson And Company | Medicament respiratory delivery device |
ZA200306564B (en) | 2001-02-26 | 2004-10-15 | Optinose As | Nasal devices. |
US20020174865A1 (en) | 2001-03-01 | 2002-11-28 | Gatton Brian M. | Nasal spray apparatus and system |
GB0112888D0 (en) | 2001-05-26 | 2001-07-18 | Innovata Biomed Ltd | Device |
US7220457B2 (en) * | 2002-06-06 | 2007-05-22 | Anderson Steven R | Air atomizing assembly and method and system of applying an air atomized material |
GB0215270D0 (en) | 2002-07-02 | 2002-08-14 | Optinose As | Nasal devices |
GB0215904D0 (en) * | 2002-07-09 | 2002-08-21 | Team Holdings Uk Ltd | Drug delivery system and method |
AU2002333785A1 (en) | 2002-09-03 | 2004-03-29 | Pharmacure Health Care Ab | Nasal sprays |
DE10244795A1 (de) | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg | Pulverinhalator |
GB0227128D0 (en) * | 2002-11-20 | 2002-12-24 | Glaxo Group Ltd | A capsule |
JP4136724B2 (ja) | 2003-03-05 | 2008-08-20 | 株式会社日立製作所 | 鼻腔用投薬器 |
AU2003220808B2 (en) | 2003-03-27 | 2008-08-21 | Bioactis Limited | Powder medicine applicator for nasal cavity |
GB0308969D0 (en) * | 2003-04-17 | 2003-05-28 | Glaxo Group Ltd | Capsules |
GB2400565B (en) * | 2003-04-17 | 2005-03-02 | Bespak Plc | Nasal drug delivery |
GB2403153A (en) | 2003-06-26 | 2004-12-29 | Bespak Plc | Hand held nasal dispensing device |
JP5144070B2 (ja) | 2003-09-05 | 2013-02-13 | カーブ テクノロジー,インコーポレイティド | 鼻腔深部及び副鼻腔に薬剤を点鼻送達するための一体型ネブライザ及び粒子分散チャンバ |
GB0420513D0 (en) * | 2004-09-15 | 2004-10-20 | Optinose As | Powder delivery devices |
JP2006122189A (ja) | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Fumio Saito | パウダー点鼻薬用噴霧容器 |
GB2422786B (en) * | 2005-03-03 | 2007-05-23 | Bespak Plc | Dispenser |
CN100431634C (zh) | 2005-04-04 | 2008-11-12 | 陈庆堂 | 干粉气溶胶化吸入器 |
JP2006314627A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Hitachi Ltd | 粉末薬剤投与器 |
GB2433207B (en) | 2006-02-21 | 2009-01-07 | Jianhe Li | Active suction actuated inhalers with timing devices |
GB0604444D0 (en) | 2006-03-06 | 2006-04-12 | Optinose As | Nasal devices |
WO2008026730A1 (fr) | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Hitachi, Ltd. | Vaporisateur médical |
WO2008061250A2 (en) | 2006-11-16 | 2008-05-22 | Ventus Medical, Inc. | Adjustable nasal devices |
WO2010008523A1 (en) * | 2008-07-13 | 2010-01-21 | Map Pharmaceuticals, Inc. | Methods and apparatus for delivering aerosolized medication |
KR100969651B1 (ko) * | 2008-07-23 | 2010-07-14 | 주식회사 아이팩 | 튜브용기의 내용물 유출 방지장치 |
GB2472327B (en) * | 2009-07-31 | 2013-03-13 | Shin Nippon Biomedical Lab Ltd | Intranasal granisetron and nasal applicator |
-
2012
- 2012-01-31 US US13/982,461 patent/US10071211B2/en active Active
- 2012-01-31 ES ES12742112.1T patent/ES2659761T3/es active Active
- 2012-01-31 RU RU2013140383/14A patent/RU2594244C2/ru active
- 2012-01-31 EP EP12742112.1A patent/EP2670462B1/en active Active
- 2012-01-31 JP JP2013551173A patent/JP5960726B2/ja active Active
- 2012-01-31 AU AU2012212866A patent/AU2012212866B2/en active Active
- 2012-01-31 WO PCT/JP2012/000620 patent/WO2012105236A1/en active Application Filing
- 2012-01-31 CA CA2825541A patent/CA2825541C/en active Active
- 2012-01-31 KR KR1020137022867A patent/KR20140003582A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5161524A (en) * | 1991-08-02 | 1992-11-10 | Glaxo Inc. | Dosage inhalator with air flow velocity regulating means |
JPH09154948A (ja) * | 1995-12-12 | 1997-06-17 | Unisia Jecs Corp | 投薬器 |
JP2000510014A (ja) * | 1996-05-10 | 2000-08-08 | グラクソ、グループ、リミテッド | 単位服用量投薬装置 |
JP2001095918A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-10 | Unisia Jecs Corp | 鼻腔用投薬器 |
JP2005168513A (ja) * | 2002-05-14 | 2005-06-30 | Bioactis:Kk | 鼻腔用粉状薬剤施薬装置 |
JP2005270372A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Fumio Saito | パウダー点鼻薬用噴霧容器 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016140527A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 株式会社吉野工業所 | 粉体投与容器 |
JP2019500974A (ja) * | 2016-01-07 | 2019-01-17 | アプター フランス エスアーエス | 経鼻粉体投与装置 |
WO2019054121A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 株式会社新日本科学 | 薬剤保管用のノズル付きカートリッジとその噴射器、および鼻腔用粉状薬剤施薬装置 |
JPWO2019054121A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2020-10-15 | 株式会社新日本科学 | 薬剤保管用のノズル付きカートリッジとその噴射器、および鼻腔用粉状薬剤施薬装置 |
JP7157750B2 (ja) | 2017-09-15 | 2022-10-20 | 株式会社新日本科学 | 薬剤保管用のノズル付きカートリッジとその噴射器、および鼻腔用粉状薬剤施薬装置 |
WO2019065673A1 (en) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | Shin Nippon Biomedical Laboratories, Ltd. | INTRANASAL DELIVERY DEVICES |
JP2020534980A (ja) * | 2017-09-26 | 2020-12-03 | 株式会社新日本科学 | 鼻腔内送達デバイス |
JP7187563B2 (ja) | 2017-09-26 | 2022-12-12 | 株式会社新日本科学 | 鼻腔内送達デバイス |
US11744967B2 (en) | 2017-09-26 | 2023-09-05 | Shin Nippon Biomedical Laboratories, Ltd. | Intranasal delivery devices |
WO2020105290A1 (ja) * | 2018-11-19 | 2020-05-28 | 株式会社新日本科学 | 薬剤施薬装置とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2659761T3 (es) | 2018-03-19 |
EP2670462B1 (en) | 2017-11-22 |
WO2012105236A1 (en) | 2012-08-09 |
US10071211B2 (en) | 2018-09-11 |
KR20140003582A (ko) | 2014-01-09 |
RU2594244C2 (ru) | 2016-08-10 |
AU2012212866A1 (en) | 2013-08-15 |
CA2825541C (en) | 2020-06-02 |
EP2670462A4 (en) | 2015-09-02 |
EP2670462A1 (en) | 2013-12-11 |
CA2825541A1 (en) | 2012-08-09 |
RU2013140383A (ru) | 2015-03-10 |
JP5960726B2 (ja) | 2016-08-02 |
US20140060535A1 (en) | 2014-03-06 |
AU2012212866B2 (en) | 2016-09-15 |
CN103635218A (zh) | 2014-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5960726B2 (ja) | 鼻腔内送達デバイス | |
US8201555B2 (en) | Inhaler | |
KR100253855B1 (ko) | 블리스터 팩으로부터 약을 투약하기 위한 흡입기 | |
JP3574807B2 (ja) | 投薬装置 | |
KR102059699B1 (ko) | 전달 장치에 관한 개선 | |
JP7241892B2 (ja) | 経鼻薬品送達デバイス | |
KR20080099856A (ko) | 분말 물질용 흡입기 | |
EP3682922B1 (en) | Medicine storage cartridge with nozzle, sprayer therefor, and powdered medicine dispensing device for nasal cavity | |
WO2011026050A2 (en) | Dispensing device along with method for dispensing product | |
KR20140078669A (ko) | 배출 시스템 | |
TW201238617A (en) | Ergonomic hand-operable fluid-dispensing device | |
TW200306872A (en) | A device for applying medicine powder to nose | |
US6772755B2 (en) | Pen-shaped inhaling device for dispersing powdered medicaments through the respiratory tract | |
JP2020534980A (ja) | 鼻腔内送達デバイス | |
WO2016199135A1 (en) | An improved capsule for delivering flowable substance | |
JPS636024B2 (ja) | ||
CA2416728A1 (en) | Dispensing device | |
EP2271388B1 (en) | Particulate dispenser | |
KR20080112240A (ko) | 질내 약물 국소장치 | |
KR101845648B1 (ko) | 입자 전달용 장치 | |
EP3362183B1 (en) | Device for delivering medication | |
EP1177805A1 (en) | Powder inhaler | |
CN103635218B (zh) | 鼻内递送装置 | |
CA3008415C (en) | Combined laryngo-tracheal anesthetic and stylet device | |
JP5992151B2 (ja) | 吸引式投薬器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150121 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160601 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160623 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5960726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |