JP2014504851A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. そのアミノ酸配列が複数のＥＧＦＲｖＩＩＩポリペプチド配列を含み、その配列がそれぞれＥＥＫＫＧＮＹＶ（配列番号３）を含む、免疫原性ポリペプチドであって、各ＥＧＦＲｖＩＩＩポリペプチド配列に、プロテアソームによって切断されるような構成の配列が隣接している、免疫原性ポリペプチド。
2. 前記複数のＥＧＦＲｖＩＩＩポリペプチド配列が、ＬＥＥＫＫＧＮＹＶ（配列番号４）、ＬＥＥＫＫＧＮＹＶＶＴＤＨ（配列番号２）、およびＰＡＳＲＡＬＥＥＫＫＧＮＹＶＶＴＤＨＧＳＣ（配列番号５）からなる群から選択される１以上のアミノ酸配列を含む、請求項１記載のポリペプチド。
3. 前記複数のＥＧＦＲｖＩＩＩポリペプチド配列が、少なくとも３コピーのＰＡＳＲＡＬＥＥＫＫＧＮＹＶＶＴＤＨＧＳＣ（配列番号５）、または少なくとも５コピーのＰＡＳＲＡＬＥＥＫＫＧＮＹＶＶＴＤＨＧＳＣ（配列番号５）を含む、請求項１または２記載の方法。
4. 前記ポリペプチドに抗原提示細胞の細胞表面受容体を標的とさせるような構成の部分をさらに含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載のポリペプチド。
5. 請求項１〜４のいずれか１項に記載のポリペプチドをコード化する単離された核酸分子。
6. 前記核酸分子が、リステリア・モノサイトゲネスによる発現について最適化されているコドンである、請求項５記載の単離された核酸分子。
7. 前記核酸分子が、分泌シグナル配列を含む融合タンパク質として前記免疫原性ポリペプチドをコード化する、請求項５または６記載の単離された核酸分子。
8. 前記分泌シグナル配列が、リステリア・モノサイトゲネスＡｃｔＡシグナル配列、または配列番号２８、配列番号２９、配列番号３０、および配列番号３１からなる群から選択されるインフレームＡｃｔＡ−Ｎ１００配列、または前記ＡｃｔＡ−Ｎ１００配列と少なくとも９０％の配列同一性を有するアミノ酸配列である、請求項７記載の単離された核酸分子。
9. 請求項５〜８のいずれか１項に記載の核酸を含む細菌またはウイルスを含む組成物。
10. 前記細菌が、前記細菌のゲノム中に組み込まれた前記核酸を含む、場合によって弱毒化または不活性化されているが代謝的に活性な（ＫＢＭＡ）リステリア・モノサイトゲネス細菌である、請求項９記載の組成物。
11. 前記核酸が前記細菌の病原性遺伝子に組み込まれ、前記核酸配列の前記組込みが、前記病原性遺伝子の発現を妨害するか、または前記病原性遺伝子のコード配列を妨害し、場合によっては、前記病原性遺伝子がａｃｔＡまたはｉｎｌＢである、請求項１０記載の組成物。
12. 前記細菌がＬｍ ΔａｃｔＡ／ΔｉｎｌＢである、請求項１１記載の組成物。
13. 前記細菌が、核酸を修復する前記細菌の能力を減弱する遺伝子突然変異をさらに含み、場合によっては、前記遺伝子突然変異が、ｐｈｒＢ、ｕｖｒＡ、ｕｖｒＢ、ｕｖｒＣ、ｕｖｒＤおよびｒｅｃＡから選択される１以上の遺伝子にある、請求項９〜１２のいずれか１項に記載の組成物。
14. 請求項９〜１３のいずれか１項に記載の組成物、または請求項５〜８のいずれか１項に記載の核酸を含む、医薬組成物。
15. 対象においてＥＧＦＲｖＩＩＩに対するＴ細胞応答を誘導する方法であって、前記方法が、前記対象において前記Ｔ細胞応答を誘導するために選択された条件下で、前記対象において請求項５〜８のいずれか１項に記載の核酸を発現することを含む方法における使用のための、請求項１４記載の医薬組成物。
16. 前記対象が、グリオーマなどのＥＧＦＲｖＩＩＩを発現する悪性腫瘍を有する、請求項１５に係る使用のための医薬組成物。