JP2014504739A - 加速度センサを較正するためのデバイスおよび方法 - Google Patents

加速度センサを較正するためのデバイスおよび方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、自動車(100、110)の加速度指示を決定するために加速度センサ(220)を較正する方法に関し、この方法は、前記加速度センサ(220)の特性定数(α)を決定するステップを含む。この方法は、車両に燃料を補給する時点で前記定数(α)を決定するステップ(s360)も含む。また、本発明は、本発明による方法を実施するためのコンピュータ(200、210、400)用のプログラムコード(P)を含むコンピュータプログラム製品に関する。また、本発明は、デバイスおよび該デバイスを具備した自動車(100)に関する。

Description

本発明は、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正する方法に関する。また、本発明は、本発明による方法を実施するためのコンピュータのためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムに関する。また、本発明は、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するデバイス、および該デバイスを具備した自動車に関する。
今日の車両では、加速度計を使用して、これらの加速度計の加速度指示を決定しているが、これらの加速度指示は、それらの加速度指示自体を、前記車両の有効な運動抵抗を決定するために使用することができる。加速度計は、加速度センサと呼ぶことも可能である。これらの加速度計は、現在のところは満足に動作している。加速度計についてはよく知られており、また、これらの加速度計は、車両の加速度指示を含む情報信号を車両のECU(電子制御ユニット)に送るために、しばしば前記ECUに物理的に接続されている。前記ECUは、前記加速度指示に基づいて車両の走行表面の傾斜、例えば道路勾配を決定するように適合されている。このようにして決定された走行表面の傾斜を使用して、車両の有効な走行抵抗を計算することができる。次に、この計算された走行抵抗を車両の自動ギヤ選択システムへの入力データとして使用することができる。
当然、計算される走行抵抗は、特に車両の最適化された自動ギヤチェンジシステムを可能にするために、可能な限り正確に決定されることが望ましい。車両の走行抵抗を決定するための様々な方法がある。広く使用されているモデルには、とりわけ、決定された走行表面傾斜に基づく項が含まれている。この文脈においては、走行抵抗を決定するために実施される計算の必然的な誤差の危険を最小化するために、加速度計が正しく較正されることが重要である。
加速度計のセンサの式の1つのバージョンは、
α=α+gsinα+α (1)
であり、ここで
αは加速度計によって測定される値であり、
αは、例えば車両の車輪に結合された速度センサによって測定される、車両の加速度であり、
gは一般重力定数であり、
αは車両の走行表面の傾斜であり、
αは、センサのゼロレベルとも呼ばれる定数である。
車両制御ユニットに使用することができる力の式は、
−Fair−Froll−gsinα=mα (2)
であり、ここで
は、車両の駆動力、つまり車両の車輪に作用する、車両のパワートレインからの力であり、
airは、計算モデルによって決定される車両の空気抵抗であり、
rollは、計算モデルによって決定される車両のころがり抵抗である。
車両の走行抵抗Fdriveresのモデルは、
driveres=F−mα (3)
である。
多くの異なるタイプのセンサと同様、加速度計は外部要因および内部要因によって影響される。これは、αの値が常に変化する可能性があることを意味している。
このような要因の可能な一例はセンサの変動である。したがって可能な限り小さい不確実性で走行表面の傾斜αを決定することができるようにするためには、αを常に知ることが非常に重要である。
加速度計のゼロレベルαを決定するための様々な方法がある。
JP7301641に、車両の加速度計を較正するための方法が記載されている。この方法には、車両が静止していることを検出するステップが含まれている。また、走行表面が実質的に水平であることが見出されると、加速度計のゼロレベルが補償される。
JP2009264794に、加速度計を較正するための方法が記載されており、この方法は、異なる時間に、同じ場所、例えば駐車場で加速度計からの出力データを比較することによって実施される。
US2008140292およびUS2007208524に、移動中の車両の加速度計を較正するための方法が記載されている。
DE4108081に、車両が傾斜している場合に加速度計を較正するための方法が記載されている。
本発明の目的は、自動車の加速度計を較正するための新規かつ有利な方法を提案することである。
本発明の他の目的は、自動車の加速度計を較正するための新規かつ有利なデバイス、および新規かつ有利なコンピュータプログラムを提案することである。
本発明のさらに他の目的は、車両の加速度計の自動較正を、前記較正が事実上最適条件下で実施される状況で行うための方法、デバイスおよびコンピュータプログラムを提案することである。
本発明のさらに他の目的は、車両の自動ギヤチェンジシステムのためのより正確な走行抵抗の決定を可能にするための方法、デバイスおよびコンピュータプログラムを提案することである。
本発明のさらに他の目的は、車両の改良型自動ギヤチェンジシステムを達成するための方法、デバイスおよびコンピュータプログラムを提案することである。
本発明のさらに他の目的は、自動ギヤチェンジシステムを備えた自動車の改良型性能を達成することである。
これらの目的は、請求項1に記載されている、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正する方法によって達成される。
本発明の一態様では、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するために、前記加速度センサの特性定数を決定するステップであって、特性定数は、車両に燃料を補給する時点で決定される、ステップを含む方法が提案され。
本発明の一態様は、燃料補給基地における走行表面は、実質的に水平であること、つまり水平方向に配向されることを仮定している。本発明によれば、車両が燃料補給中であること、または車両に燃料が補給されたことを立証することができるため、加速度計は、この文脈においては、前記加速度センサの特性定数を決定することによって較正することができる。
本発明の一態様では、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正する確かな方法が提供される。車両の燃料タンクに結合された燃料体積計を使用して、車両に燃料が補給されたかどうかを立証することができる。車両に燃料が補給されたことを立証することにより、加速度センサによる直接測定によって前記加速度センサの特性定数を決定することができる。
上記方法は、燃料供給量が所定の値を超えたとき、前記燃料補給の指示を提供するステップをさらに含むことができる。前記指示を使用して加速度センサの較正を有効化することができる。その結果、前記加速度センサの特性定数を決定する確かな方法が得られる。燃料供給量に対する前記所定の値は、任意の所望の値、例えば200リットルまたは300リットルであってもよい。一例によれば、燃料供給量に対する前記所定の値は、燃料タンクの総体積の40〜70パーセントに相当する体積に対応している。したがって燃料タンクの総体積が例えば600リットルである場合、前記所定の値は、240〜420リットルに対応することになる。一例によれば、燃料供給量に対する前記所定の値は、燃料タンクの総体積の70パーセントを超える体積、例えば80パーセントに相当する体積に対応している。一例によれば、燃料供給量に対する前記所定の値は、燃料タンクの総体積の40パーセント未満の体積、例えば20パーセントに相当する値に対応している。
燃料供給量に対する小さすぎない所定の値を有する利点は、タンクに供給される燃料の量が少ない状況、例えば予備燃料の使用を含む非常状況での加速度センサの不適切な較正を回避することができることである。燃料補給が燃料基地で実施されない場合、走行表面が水平であること、したがって前記特性定数の望ましい決定が適切にもたらされることを仮定することは間違いなくより危険である。
燃料供給量に対する大きすぎない所定の値を有する利点は、燃料補給が実施されている/実施されたことを立証することができない場合、この革新的方法が有効化されないことである。例えば80パーセントを超える大きすぎる所定の値が設定された場合、タンクが実質的に空になると燃料補給が開始されないかぎり、また、実質的に満タンになるまで補給されないかぎり、前記特性定数の決定はもたらされない。
上記方法は、燃料補給中に前記定数を決定するステップをさらに含むことができる。燃料補給中に前記定数を決定することにより、車両をスイッチオフする必要なくこの革新的方法を有効化し、かつ、完了することができる利点が付与される。燃料補給中に前記定数を決定することにより、燃料補給中、車両の機関を運転状態に維持することができる点で、より汎用性のある方法が得られる。これは、このような決定に先立って機関を始動しなければならない場合と比較すると、前記定数の決定をより速やかに実施することができることを意味している。
一バージョンによれば、上記方法は、実質的に燃料補給が完了した直後に前記定数を決定するステップを含むことができる。実質的に燃料補給が完了した直後に前記定数を決定することにより、車両をスイッチオフする必要なくこの革新的方法を有効化し、かつ、完了することができる利点が付与される。燃料補給が完了した直後に前記定数を決定することにより、燃料補給中、車両の機関を運転状態に維持することができる点で、より汎用性のある方法が得られる。これは、このような決定に先立って機関を始動しなければならない場合と比較すると、前記定数の決定をより速やかに実施することができることを意味している。
上記方法は、燃料補給後、機関を始動する時点で前記定数を決定するステップをさらに含むことができる。燃料補給後、機関を始動する時点で前記定数を決定することにより、燃料補給中は機関をスイッチオフすることが当たり前であるため、より安全に燃料を補給することができる利点が付与される。また、燃料補給後、機関を始動する時点で前記定数を決定することにより、燃料補給中、車両の多数のサブシステムをスイッチオフすることができ、延いては、これらのサブシステムを動作させ、かつ、電流を使用しなければならない場合と比較すると、エネルギーが節約される利点が付与される。
燃料補給中に、燃料補給が完了した直後に、あるいは燃料補給後、機関を始動する時点で前記特性定数を決定する利点は、車両を走行させる前に加速度計を較正することができることである。車両を走行させる前に加速度計を較正することにより、車両の走行抵抗を計算するためのより広い範囲が得られ、したがって車両の自動ギヤチェンジシステムのための実質的に最適ギヤ選択を計算することができる。
上記方法は、燃料補給後、機関が始動された後の所定の時点で前記定数を決定するステップをさらに含むことができる。前記特性定数は、必ずしも燃料補給中または機関始動時に決定する必要はなく、前記特性定数は、状況に応じて特定の遅延の後に決定することができる。状況に応じて特定の遅延の後に前記特性定数を決定することにより、より汎用性のある方法が得られる。
上記方法は、決定された前記定数αを自動ギヤチェンジシステムに提供するステップを含むことができる。ギヤチェンジシステムは、とりわけギヤボックスを備えた自動トランスミッションシステムであってもよい。上記の式1、2および3は、決定された前記定数αに基づいて走行抵抗Fdriveresを計算するために使用することができる。走行抵抗Fdriveresは、車両100の自動ギヤチェンジシステムのパラメータである。加速度計が較正されると、つまり決定された前記定数αが本発明の一態様に従って得られると、走行抵抗Fdriveresのより正確な値を計算することができる。走行抵抗Fdriveresのより正確な値が計算されるため、加速度計が較正されていない場合と比較すると、より最適な方法で車両の自動ギヤチェンジシステムを制御することができる。本発明によれば、前記定数αを決定することにより、走行抵抗Fdriveresのより正確な計算を達成することができる。
本発明の一態様によれば、決定された前記定数を使用して車両の走行表面の傾斜を決定することができる。次に、前記傾斜を使用して車両の走行抵抗を決定することができる。一実施形態によれば、上記方法は、決定された前記定数に基づいて前記傾斜を決定するステップを含むことができる。他の項(α、α、gおよびα)は既知であるため、上記の式1を使用して道路勾配α(車両の走行表面の傾斜)を解くことができる。これは、車両が走行状態に置かれるか、あるいは既に走行中である場合、車両に既に装着されているセンサを使用して道路勾配を確実に決定することができることを意味している。
本発明の一態様では、加速度センサを装着した車両の走行抵抗を決定するための方法であって、
− 前記加速度センサの特性定数を決定するステップと、
− 両に燃料を補給する時点で前記定数を決定するステップと、
− 決定された前記定数に基づいて前記車両の走行表面の傾斜を決定するステップと、
− 決定された前記傾斜に基づいて車両の前記走行抵抗を決定するステップと
を含む方法が提案される。
上記方法は、特定の所定の条件が得られると前記定数を決定するステップを含むことができる。特定の所定の条件の検査を実行することにより、車両が実際に水平な走行表面に静止している保証を提供することができる。
このような検査は、走行表面の傾斜αに対する計算値に基づくことができる。αが小さいか、あるいは実質的にゼロ(0)である場合、この革新的方法を開始することができ、つまり前記定数αを立証された燃料補給状態で決定することができる。これは、上記式1のgsinαの項をゼロ(0)として解釈することができることを意味している。
このような検査は、車両の有効な速度に対する測定値に基づくことができる。この値が小さいか、あるいは実質的にゼロ(0)である場合、この革新的方法を開始することができ、つまり前記定数αを立証された燃料補給状態で決定することができる。これは、上記式1のαの項をゼロ(0)として解釈することができることを意味している。
前記加速度指示は、車両の縦方向の走行表面の傾斜αと車両の加速度αとに基づくことができ、および/または前記加速度センサの特性定数αは、加速度センサの加速度指示と呼ぶことができる。
一バージョンによれば、前記定数αの適合は、アルゴリズム
n(k)=n(k−1)+(s(k)−n(k−1))β (4)
によって実施することができ、上式で、
n(k)は新しいゼロレベルであり、
s(k)は、加速度計によって読み取られたゼロレベルであり、n(k−1)は古いゼロレベルであり、また、βは、0と1の間、例えば0.1の適合係数である。
上記方法は、既存自動車に容易に実施することができる。本発明による、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するためのソフトウェアは、車両の製造中に車両の制御ユニットにインストールすることができる。したがって車両の購入者は、この方法の機能をオプションとして選択する可能性を有することができる。別法として、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するこの革新的方法を適用するためのプログラムコードを含むソフトウェアは、給油所でアップグレードする際に、車両の制御ユニットにインストールすることができ、その場合、制御ユニット内の記憶装置にソフトウェアをロードすることができる。したがってこの革新的方法を実施することは、本発明の一態様によれば、詳細には他の構成要素すなわちセンサを車両に取り付ける必要がないため、費用有効性が高い。関連するハードウェアは、現在、既に車両に提供されている。したがって本発明は、上で示した問題に対する費用有効性が高い解決法を意味している。
自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するプログラムコードを含むソフトウェアは、容易に更新することができ、あるいは取り替えることができる。また、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するプログラムコードを含むソフトウェアの様々な部分を互いに独立して取り替えることも可能である。このモジュール構成は、保守の観点からすると有利である。
本発明の一態様では、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するために、前記加速度センサの特性定数を決定するように適合されたデバイスが提案される。前記デバイスは、車両に燃料を補給する時点で前記定数を決定する手段を備えている。
デバイスは、燃料供給量が所定の値を超えたとき、前記燃料補給の指示を提供する手段をさらに備えることができる。
デバイスは、燃料を補給している間に、または実質的に燃料補給が完了した直後に前記定数を決定する手段をさらに備えることができる。
デバイスは、燃料補給後、機関を始動する時点で、あるいは燃料補給後に機関が始動された後の所定の時点で、前記定数を決定する手段をさらに備えることができる。
デバイスは、決定された前記定数を自動ギヤチェンジシステムに提供する手段を備えることができる。
本発明の一態様によれば、決定された前記定数は、車両の走行表面の傾斜を決定するために使用することができる。次に、前記傾斜を使用して車両の走行抵抗を決定することができる。一実施形態によれば、デバイスは、決定された前記定数に基づいて前記傾斜を決定する手段を備えることができる。
本発明の一態様では、加速度センサを装着した車両の走行抵抗を決定するための方法であって、
− 前記加速度センサの特性定数を決定する手段と、
− 車両に燃料を補給する時点で前記定数を決定する手段と、
− 決定された前記定数に基づいて前記車両の走行表面の傾斜を決定する手段と、
− 決定された前記傾斜に基づいて車両の前記走行抵抗を決定する手段と
を備える方法が提案される。
デバイスは、特定の所定の条件が得られると前記定数を決定する手段を備えることができる。
前記加速度指示は、車両の縦方向の走行表面傾斜と車両の加速度とに基づいており、および/または前記加速度センサの特性定数αは、加速度センサの加速度指示と呼ばれている。
また、上記の目的は、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するためのデバイスを装着した自動車を使用して達成される。車両は、トラック、バスまたは乗用車であってもよい。
本発明の一態様では、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するために、電子制御ユニットまたは該電子制御ユニットに接続された他のコンピュータに、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のステップを実施させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムが提案される。
本発明の一態様では、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正するために、コンピュータ可読媒体上に記憶されたプログラムコードであって、電子制御ユニットまたは該電子制御ユニットに接続された他のコンピュータに、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のステップを実施させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムが提案される。
本発明の一態様では、コンピュータ可読媒体上に記憶されたプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムが電子制御ユニットまたは該電子制御ユニットに接続された他のコンピュータ上で動作すると、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法ステップが実施されるコンピュータプログラム製品が提案される。
本発明の他の目的、利点および新規な特徴は、当業者には、以下の詳細から、また、本発明を実施することによって明らかになるであろう。以下、本発明について説明するが、本発明は、説明されている特定の詳細に限定されないことに留意されたい。本明細書における教示へのアクセスを有する専門家なら、本発明の範囲内にある他の用途、修正および他の分野への組込みを理解するであろう。
本発明および本発明の他の目的ならびに利点をより完全に理解するために、以下に示されている詳細な説明は、様々な線図における同じ参照記号は同様のアイテムを示す添付の図面と併せ読むべきである。
本発明の一実施形態による車両を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による、図1に示されている車両のサブシステムを概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による方法の略流れ図である。 本発明の一実施形態による方法のより詳細な略流れ図である。 本発明の一実施形態によるコンピュータを概略的に示す図である。
図1は、車両100の側面図を示したものである。例示されている車両100は、トラクタユニット110およびトレーラ112を備えている。車両は、大型車両、例えばトラックまたはバスであってもよい。別法として車両は自動車であってもよい。
「リンク」という用語は、本明細書においては、光−電子通信回線などの物理的接続であっても、あるいは無線接続、例えば無線リンクまたはマイクロ波リンクなどの非物理的接続であってもよい通信リンクを意味している。
「燃料基地」という用語は、本明細書においては、車両100に燃料を補給することができる設備を意味している。燃料基地の一例は、車両に燃料、例えばディーゼル燃料、ガソリン、エタノール、ナタネ油、ナタネメチルエステル、または何らかの他の適切な有機半合成推進剤あるいは有機合成推進剤を補給することができるいわゆる充填基地である。
本発明の一態様は、車両ガスによってエネルギーが供給される車両に適用することができる。これは、前記車両の燃料タンク内のガス圧力を使用して前記加速度計を較正することができることを意味している。燃料タンク内のガス圧力を使用して前記加速度計を較正することにより、例えば、例えばディーゼル燃料によってエネルギーが供給される車両の場合と同様の方法で燃料の量を表す燃料タンク内のガスの圧力を2つの異なる時間に比較することにより、車両に燃料が補給されたかどうかを立証することができる。
本発明の一態様は、電流によってエネルギーが供給されるハイブリッド車両に適用することができる。この場合、前記車両の電池の充電レベルを使用して前記加速度計を較正することができる。前記車両の電池の充電レベルを使用して前記加速度計を較正することにより、例えばディーゼル燃料によってエネルギーが供給される車両の場合と同様の方法で利用可能な電力を表す前記電池の充電レベルを2つの異なる時間に比較することにより、ハイブリッド車両の少なくとも1つの電池が充電されたかどうかを立証することができる。
図2は、本発明の一実施形態による、車両100のサブシステム299を示したものである。サブシステム299はトラクタユニット110内に位置している。サブシステム299は、ECUと呼ぶこともできる第1の制御ユニット200からなっている。
第1の制御ユニット200は、リンク221を介して加速度計220と通信するように配置されている。加速度計220は、車両100の加速度指示αを決定するように適合されており、また、これらの加速度指示αに関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に連続的に伝えるように適合されている。加速度計220は、本明細書においてはゼロレベルαと呼ばれている、いわゆるゼロレベルを有している(同じく上記式1を参照されたい)。
第1の制御ユニット200は、リンク231を介して速度センサ230と通信するように配置されている。速度センサ230は、車両の車輪の回転速度を決定するように適合されている。一バージョンによれば、車両100は、それぞれ車両の個々の車輪の有効な回転速度を決定するように適合された多数の速度センサ230を具備することができる。速度センサ230は、車輪の有効な回転速度に関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に連続的に送るように適合されている。第1の制御ユニット200は、伝えられた前記信号に基づいて車両の加速度αを決定するように適合されている。
第1の制御ユニット200は、リンク241を介して燃料レベルセンサ240と通信するように配置されている。燃料レベルセンサ240は、車両100の燃料タンク内の有効な燃料レベルを決定するように適合されている。燃料レベルセンサ240は、有効な燃料レベルに関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に連続的に送るように適合されている。第1の制御ユニット200は、車両が燃料補給中であるかどうか、あるいは車両の燃料補給が完了しているかどうかを立証するように適合されている。そのために、第1の制御ユニット200は、車両100に燃料を補給する時点で定数αを決定するように適合されている。
第1の制御ユニット200は、リンク251を介して機関トルクセンサ250と通信するように配置されている。トルクセンサ250は、車両100の有効な機関トルクを決定するように適合されている。この有効な機関トルクの決定は、例えば車両の機関の燃焼室に噴射されるディーゼル燃料の量を連続的に決定することによって実施することができる。トルクセンサ250は、車両の機関の有効なトルクに関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に連続的に送るように適合されている。第1の制御ユニット200は、前記信号に基づいて、上記式2に出現する項Fを決定するように適合されている。
第1の制御ユニット200は、個々の記憶されている計算モデルまたは何らかの他の適切な方法によって有効な空気抵抗Fairおよびころがり抵抗Frollの両方を連続的に計算するように適合されている(上記式2を参照されたい)。
第1の制御ユニット200は、リンク261を介して圧力センサ260と通信するように配置されている。圧力センサ260は、車両100を取り囲んでいる空気圧Pを連続的に測定するように適合されている。圧力センサ260は、車両を取り囲んでいる前記空気圧に関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に連続的に送るように適合されている。第1の制御ユニット200は、有効な空気抵抗Fairを決定する目的で記憶されているモデルによって該有効な空気抵抗Fairを決定するための基本として、伝えられた前記信号を連続的に使用するように適合されている。
第1の制御ユニット200は、リンク271を介して温度センサ270と通信するように配置されている。温度センサ270は、車両の有効な周囲温度Tを連続的に測定するように適合されている。温度センサ270は、有効な周囲温度Tに関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に連続的に送るように適合されている。第1の制御ユニット200は、有効な空気抵抗Fairを決定する目的で記憶されているモデルによって該有効な空気抵抗Fairを決定するための基本として、伝えられた前記信号を連続的に使用するように適合されている。
一バージョンによれば、第1の制御ユニット200は、車両を取り囲んでいる前記空気圧および/または車両の前記有効な周囲温度Tに基づいて、有効な空気抵抗Fairを決定する目的で記憶されているモデルによって該有効な空気抵抗Fairを連続的に決定するように適合されている。
第1の制御ユニット200は、重量決定手段280と通信するように配置されている。重量決定手段280は、車両100の重量mを決定するように適合されている。この重量mの決定は、例えば車両のサスペンションシステムの少なくとも1つの空気ベローズの圧力を従来の方法または何らかの他の適切な方法で測定することによって実施することができる。少なくとも1つの空気ベローズの圧力を測定することにより、車両の重量mを決定することができる。重量決定手段280は、車両の重量mに関する情報を含む信号を第1の制御ユニット200に送るように適合されている。第1の制御ユニット200は、有効なころがり抵抗Frollを決定する目的で記憶されているモデルによって該有効なころがり抵抗Frollを決定するための基本として、伝えられた前記信号を連続的に使用するように適合されている。
第1の制御ユニット200は、一バージョンによれば、革新的方法による加速度計の較正を可能にするために、受け取った、車両の燃料タンクの燃料レベルを含む信号を、加速度計220の特性定数αの値を決定するための基本として使用するように適合されている。したがって第1の制御ユニット200は、車両100が燃料補給基地にあるかどうかを立証し、車両100が燃料補給基地にある場合、車両100が水平な走行表面にあることを仮定するように適合されている。
第2の制御ユニット210は、リンク201を介して第1の制御ユニット200と通信するように配置されている。この第2の制御ユニット210も、同じくECUと呼ぶことができる。第2の制御ユニット210は、第1の制御ユニット200に取外し可能に接続することができる。第2の制御ユニット210は、車両100の外部の制御ユニットであってもよい。第2の制御ユニット210は、本発明による革新的方法ステップを実施するように適合させることができる。第2の制御ユニット210を使用して、第1の制御ユニット200に対するソフトウェア、詳細には革新的方法を適用するためのソフトウェアをクロスロードすることができる。別法として、第2の制御ユニット210は、車両の内部ネットワークを介して第1の制御ユニット200と通信するように配置することも可能である。第2の制御ユニット210は、例えば、受け取った、車両の燃料タンクの燃料レベルを含む信号を、加速度計220の特性定数αの値を決定するための基本として使用して、第1の制御ユニット200の機能と実質的に同様の機能を実施し、それにより加速度計220の較正を可能にするように適合させることができる。
図3aは、本発明の一実施形態による、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正する方法の略流れ図である。この方法には、前記加速度センサの特性定数を決定するステップ、および車両に燃料を補給する時点で前記定数を決定するステップを含んだ第1のステップs301が含まれている。この方法は、ステップs301の後に終了する。
図3bは、本発明の一実施形態による、自動車の加速度指示を決定するために加速度センサを較正する方法の略流れ図である。
上記方法には、車両の機関をスイッチオフするステップを含んだ第1のステップs310が含まれている。この第1のステップs310は、通常、例えば車両の運転者の空間にあるキーまたは押しボタンによって点火をスイッチオフする車両の運転者によって実施される。点火のスイッチオフは、点火のスイッチオフを登録する目的で提供されている手段によって第1の制御ユニット200に登録される。このスイッチオフの登録と同時に、車両の燃料タンク内の有効な燃料レベルを示すFuellevel1の値が第1の制御ユニット200の記憶装置に保存される。記憶装置への保存は、一バージョンによれば、車両の燃料タンク内の燃料レベルに関する情報を第1の制御ユニット200に送る燃料レベルセンサ240によって実施され、第1の制御ユニットは、一バージョンによれば、前記Fuellevel1を対応するFuelvolume1に変換し、かつ、前記Fuelvolume1を表す値を第1の制御ユニット200内の記憶装置に記憶する。前記Fuellevel1は前記Fuelvolume1に対応していることは専門家には理解されよう。燃料レベルおよび燃料体積は、この場合、いずれも車両の燃料タンク内の実際に有効な燃料体積を表しているため、燃料レベルおよび燃料体積という用語は、本明細書においては同じ意味で使用されている。ステップs310に引き続いてステップs320が実施される。
方法ステップs320には、少なくとも1つの所定の状態が満たされているかどうかを立証するステップが含まれている。この立証ステップは、少なくとも1つの所定の状態が得られたかどうかを立証するステップと呼ぶことも可能である。ステップs320は任意選択である。一実施形態によれば、革新的方法はステップs320を省略することができる。ステップs320は、車両が燃料補給基地にあり、しがたって仮定された水平な走行表面にあることが考えられるかどうかの立証を可能にする予備検査の働きをしており、このステップs320は、革新的方法による較正の観点からすると有利である。
第1の例では、前記所定の状態のうちの1つは、車両の有効な速度に関連付けることができる。車両の有効な速度がゼロ(0)または実質的にゼロ(0)である場合、前記所定の状態が満たされており、そうでない場合は満たされていない。
第2の例では、前記所定の状態のうちの1つは、車両の走行表面の傾斜αに関連付けることができる。車両の走行表面の傾斜αは、様々な異なる方法で決定することができる。決定された前記走行表面傾斜αがゼロ(0)、実質的にゼロ(0)または所定の値未満、例えば2度未満である場合、前記所定の状態が満たされており、そうでない場合は満たされていない。
前記少なくとも1つの所定の状態が満たされている場合、次の方法ステップs330が実施される。前記少なくとも1つの状態が満たされていない場合、この方法は終了する。一例によれば、多数の所定の状態のうちの少なくとも1つが満たされていない場合、この方法は終了する。
方法ステップs330には、車両の機関を始動するステップが含まれている。このステップs330は、通常、例えば車両の運転者の空間にあるキーまたは押しボタンによって点火をスイッチオンする車両の運転者によって実施される。点火のスイッチオンは、点火のスイッチオンを登録する目的で提供されている手段によって第1の制御ユニット200に登録される。ステップs330に引き続いてステップs340が実施される。
方法ステップs340には、車両の燃料タンク内の有効な燃料レベルを示すFuellevel2の値を第1の制御ユニット200の記憶装置に保存するステップが含まれている。記憶装置への保存は、一バージョンによれば、車両の燃料タンク内の燃料レベルに関する情報を第1の制御ユニット200に送る燃料レベルセンサ240によって実施され、第1の制御ユニットは、一バージョンによれば、前記Fuellevel2を対応するFuelvolume2に変換し、かつ、前記Fuelvolume2を表す値を第1の制御ユニット200内の記憶装置に記憶する。前記Fuellevel2は、この場合、前記Fuelvolume2に対応していることは専門家には理解されよう。ステップs340に引き続いてステップs350が実施される。
方法ステップs350には、車両に燃料が補給されたかどうかを立証するステップが含まれている。この立証ステップは、決定されたFuellevel1とFuellevel2を比較し、あるいはFuelvolume1とFuelvolume2を比較することによって実施することができる。Fuellevel2とFuellevel1の差が所定の値Thfuelより大きい場合、燃料が補給されたことが立証される。Fuellevel2とFuellevel1の差が前記所定の値Thfuel未満である場合は、燃料が補給されていないことが立証される。値Thfuelは、任意の適切な値である。燃料が補給されたことが立証されると、次の方法ステップs360が実施される。燃料が補給されていないことが立証されると、この方法は終了する。
少なくとも1つの所定の状態が満たされているかどうかを立証するステップ、詳細にはステップs320は、ステップs360より前の任意のステップの後、つまりステップs330、s340またはs350の後に実施することができることに留意されたい。
方法ステップs360には、加速度計220の特性定数αを決定するステップが含まれている。この革新的方法によれば、上記式1に基づいて、加速度計220からの測定信号の値αの大きさは、この場合、加速度計220の特性定数αに等しい。車両の加速度αおよび走行表面傾斜αは、この場合、ゼロ(0)を取るため、本発明の一態様によれば特性定数αを決定することができる。この方法は、ステップs360の後に終了する。
図4は、デバイス400の一バージョンの線図である。図2を参照して説明した制御ユニット200および210は、一バージョンではデバイス400を備えることができる。デバイス400は、不揮発性記憶装置420、データ処理装置410および読出し/書込みメモリ450を備えている。不揮発性記憶装置420は、デバイス200の機能を制御するためのコンピュータプログラム、例えばオペレーティングシステムが記憶されている第1の記憶素子430を有している。デバイス400は、バスコントローラ、シリアル通信ポート、I/O手段、A/D変換器、時刻および日付入力および転送ユニット、事象計数器および割込みコントローラ(図示せず)をさらに備えている。また、不揮発性記憶装置420は、同じく第2の記憶素子440を有している。
提案されているコンピュータプログラムPは、革新的方法の一態様によれば、自動車100の加速度指示を決定するために加速度センサ220を較正するためのルーチンを備えている。プログラムPは、車両100に燃料を補給する時点で前記加速度センサの特性定数αを決定するためのルーチンを備えている。プログラムPは、本発明の一実施形態によれば、燃料供給量が所定の値Thfuelを超えたとき、前記燃料補給の指示を提供するためのルーチンを備えている。プログラムPは、燃料を補給している間に、または実質的に燃料の補給が完了した直後に前記定数αを決定するためのルーチン、または燃料補給後、機関を始動する時点で、あるいは燃料補給後、機関が始動された後の所定の時点で前記定数αを決定するためのルーチンを備えている。プログラムPは、決定された前記定数αを自動ギヤチェンジシステムに提供するためのルーチンを備えている。プログラムPは、決定された前記定数αに基づいて前記傾斜αを決定するためのルーチンを備えている。プログラムPは、特定の所定の条件が有効である場合、前記定数αを決定するためのルーチンを備えている。一バージョンによれば、前記加速度指示は、車両の加速度αおよび車両の縦方向の走行表面傾斜αに基づいている。一バージョンによれば、前記加速度センサの特性定数αは、加速度センサの加速度指示と呼ばれている。プログラムPは、実行可能な形態または圧縮形態で記憶装置460および/または読出し/書込みメモリ450に記憶することができる。
データ処理装置410は、特定の機能を実施するものとして説明されているが、それは、データ処理装置410が記憶装置460に記憶されているプログラムの特定の部分、または読出し/書込みメモリ450に記憶されているプログラムの特定の部分をもたらすことを意味している。
データ処理デバイス410は、データバス415を介してデータポート499と通信することができる。不揮発性記憶装置420は、データバス412を介してデータ処理装置410と通信するためのものであることが意図されている。個別の記憶装置460は、データバス411を介してデータ処理装置410と通信することが意図されている。読出し/書込みメモリ450は、データバス414を介してデータ処理装置410と通信するように適合されている。データポート499は、例えばデータポート499に接続されたリンク201、221、231、241、251、261および271を有することができる(図2参照)。
データがデータポート499上で受け取られると、これらのデータは、第2の記憶素子440に一時的に記憶される。受け取られた入力データが一時的に記憶されると、データ処理装置410は、上で説明したコード実行をもたらすように準備される。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、加速度指示に関する情報が含まれている。これらの加速度指示は、加速度計220によって測定することができる。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、車両の車輪のうちの1つまたは複数の有効な速度に関する情報が含まれている。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、車両100の燃料タンク内の有効な燃料レベル、例えばFuellevel1およびFuellevel2に関する情報が含まれている。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、車両100の有効な機関トルクに関する情報が含まれている。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、車両100を取り囲んでいる空気の有効な圧力Pが含まれている。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、車両100のサスペンションシステム内の有効な空気圧が含まれている。一バージョンによれば、データポート499上で受け取られる信号には、有効な周囲温度Tに関する情報が含まれている。デバイス400は、データポート499上で受け取られる信号を使用して、車両100に燃料を補給する時点で前記加速度センサの特性定数αを決定することができる。デバイス400は、データポート499上で受け取られる信号を使用して、車両100の走行抵抗Fdriveresを計算および/または決定することができる。デバイス400は、データポート499上で受け取られる信号を使用して、車両100の走行表面の傾斜αを決定することができる。本明細書において説明されている方法の一部は、記憶装置460または読出し/書込みメモリ450に記憶されているプログラムを動作させるデータ処理装置410によって、デバイス400によってもたらすことができる。デバイス400がプログラムを動作させると、本明細書において説明されている方法が実行される。
本発明の好ましい実施形態についての以上の説明は、実例による説明を目的として提供されたものである。以上の説明には、本発明を余すところなく説明すること、あるいは本発明を説明されている変形形態に限定することは意図されていない。当業者には明らかに多くの変更態様および変形形態がおのずから思い浮かぶであろう。これらの実施形態は、本発明の原理および本発明の実際的な用途を最も良好に説明するために選択され、かつ、説明されており、したがって専門家は、意図する使用に適した様々な修正と共に異なる実施形態で本発明を理解することができる。

Claims (18)

  1. 自動車(100、110)の加速度指示を決定するために加速度センサ(220)を較正する方法であって、前記加速度センサの特性定数(α)を決定するステップを含み、
    −前記加速度センサ(220)のゼロレベルとして働く前記定数(α)を前記車両(100、110)に燃料を補給する時点で決定するステップ(s360)
    を特徴とする方法。
  2. −燃料供給量が所定の値(Thfuel)を超えたとき前記燃料補給の指示を提供するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. −燃料を補給している間、または実質的に燃料補給が完了した直後に、前記定数(α)を決定するステップ(s360)
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. −燃料補給後、機関を始動する時点で、あるいは燃料補給後、前記機関が始動された後の所定の時点で、前記定数(α)を決定するステップ(s360)
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. −決定された前記定数(α)を自動ギヤチェンジシステムに提供するステップ
    を含む、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法。
  6. −少なくとも1つの所定の状態が得られた場合にのみ前記定数(α)を決定するステップ(s360)
    を含む、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記加速度指示が、前記車両の縦方向の走行表面傾斜(α)と前記車両の加速度(α)とに基づき、および/または前記加速度センサの特性定数(α)が前記加速度センサの加速度指示と呼ばれる、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 自動車(100、110)の加速度指示を決定するために加速度センサ(220)を較正するデバイスであって、前記加速度センサの特性定数(α)を決定するように適合されており、
    −前記加速度センサ(220)のゼロレベルとして働く前記定数(α)を前記車両(100、110)に燃料を補給する時点で決定する手段(200、210、400)
    を特徴とするデバイス。
  9. −燃料供給量が所定の値(Thfuel)を超えたとき前記燃料補給の指示を提供する手段(200、210、400)
    をさらに備える、請求項8に記載のデバイス。
  10. −燃料を補給している間、または実質的に燃料補給が完了した直後に前記定数(α)を決定する手段(200、210、400)
    をさらに備える、請求項8または9に記載のデバイス。
  11. −燃料補給後、機関を始動する時点で、あるいは燃料補給後、前記機関が始動された後の所定の時点で、前記定数(α)を決定する手段(200、210、400)
    をさらに備える、請求項8または9に記載のデバイス。
  12. −決定された前記定数(α)を自動ギヤチェンジシステムに提供する手段(200、210、400)
    を備える、請求項8ないし11のいずれか一項に記載のデバイス。
  13. −少なくとも1つの所定の状態が得られた場合にのみ前記定数(α)を決定する手段(200、210、400)
    を備える、請求項8ないし12のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記加速度指示が、前記車両の縦方向の走行表面傾斜(α)と前記車両の加速度(α)とに基づき、および/または前記加速度センサの特性定数(α)が前記加速度センサの加速度指示と呼ばれる、請求項8ないし13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 請求項8から14のいずれか一項に記載のデバイスを装着した自動車(100、110)。
  16. 車両がトラック、バスまたは自動車のうちのいずれかである、請求項15に記載の自動車(100、110)。
  17. 自動車の加速度指示を決定するために加速度センサ(220)を較正するためのコンピュータプログラム(P)であって、電子制御ユニット(200、400)または前記電子制御ユニット(200、400)に接続された他のコンピュータ(210、400)に、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のステップを実施させるプログラムコードを含むコンピュータプログラム(P)。
  18. コンピュータ可読媒体上に記憶されたプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムが電子制御ユニット(200、400)または前記電子制御ユニット(200、400)に接続された他のコンピュータ(210、400)上で動作すると、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法ステップを実施するコンピュータプログラム製品。
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