JP2014503534A5 - - Google Patents

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JP2014503534A5
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本発明のさらに別の態様は、医薬の製造のための、特に高血圧、心不全、または腎疾患を処置するのに有用な医薬の製造のための、式Iの化合物または薬学的に許容されるその塩の使用に関する。本発明の別の態様は、哺乳動物におけるNEP酵素を阻害するための本発明の化合物の使用に関する。本発明のさらに別の態様は、リサーチツールとしての本発明の化合物の使用に関する。本発明の他の態様および実施形態は、本明細書中に開示されている。
本発明の好ましい実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
式Iの化合物:
Figure 2014503534

(式中、
は、−OR および−NR から選択され、
は、Hもしくは−P(O)(OH) であるか、または、R は、R と一緒になって、−CR 18 19 −を形成するか、もしくはR と一緒になって、−C(O)−を形成し、
Xは、−C 1〜9 ヘテロアリールであり、
は、存在しないか、またはH;ハロ;−C 0〜5 アルキレン−OH;−NH ;−C 1〜6 アルキル;−CF ;−C 3〜7 シクロアルキル;−C 0〜2 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;−C(O)R 20 ;−C 0〜1 アルキレン−COOR 21 ;−C(O)NR 22 23 ;−NHC(O)R 24 ;=O;−NO ;−C(CH )=N(OH);ハロ、−OH、−CF 、−OCH 、−NHC(O)CH 、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで必要に応じて置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで必要に応じて置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH −モルホリニルから選択され、R は、存在する場合、炭素原子に結合し、
は、存在しないか、またはH;−OH;−C 1〜6 アルキル;−C 1〜2 アルキレン−COOR 35 ;−CH OC(O)CH(R 36 )NH ;−OCH OC(O)CH(R 36 )NH ;−OCH OC(O)CH ;−CH OP(O)(OH) ;−CH CH(OH)CH OH;−CH[CH(CH ]−NHC(O)O−C 1〜6 アルキル;ピリジニル;ならびにハロ、−COOR 35 、−OCH 、−OCF 、および−SCF から選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているフェニルもしくはベンジルから選択され、R は、存在する場合、炭素または窒素原子に結合し、
あるいはR およびR は一緒になって、−フェニレン−O−(CH 1〜3 −または−フェニレン−O−CH −CHOH−CH −を形成し、
aは、0または1であり、R は、ハロ、−CH 、−CF 、および−CNから選択され、
bは、0または1〜3の整数であり、各R は、独立して、ハロ、−OH、−CH 、−OCH 、および−CF から選択され、
は、H、−C 1〜8 アルキル、−C 1〜3 アルキレン−C 6〜10 アリール、−C 1〜3 アルキレン−C 1〜9 ヘテロアリール、−C 3〜7 シクロアルキル、−[(CH O] 1〜3 CH 、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 10 、−C 1〜6 アルキレン−NR 12 13 、−C 1〜6 アルキレン−C(O)R 31 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、
Figure 2014503534

から選択され、
10 は、−C 1〜6 アルキル、−O−C 1〜6 アルキル、−C 3〜7 シクロアルキル、−O−C 3〜7 シクロアルキル、フェニル、−O−フェニル、−NR 12 13 、−CH[CH(CH ]−NH 、−CH[CH(CH ]−NHC(O)O−C 1〜6 アルキル、および−CH(NH )CH COOCH から選択され、R 12 およびR 13 は、独立して、H、−C 1〜6 アルキル、およびベンジルから選択されるか、またはR 12 およびR 13 は、−(CH 3〜6 −、−C(O)−(CH −、もしくは−(CH O(CH −として一つになり、R 31 は、−O−C 1〜6 アルキル、−O−ベンジル、および−NR 12 13 から選択され、R 32 は、−C 1〜6 アルキルまたは−C 0〜6 アルキレン−C 6〜10 アリールであり、
は、H、−OH、−OC(O)R 14 、−CH COOH、−O−ベンジル、−ピリジル、および−OC(S)NR 15 16 から選択され、R 14 は、H、−C 1〜6 アルキル、−C 6〜10 アリール、−OCH −C 6〜10 アリール、−CH O−C 6〜10 アリール、および−NR 15 16 から選択され、R 15 およびR 16 は、独立して、Hおよび−C 1〜4 アルキルから選択され、
は、H、−C 1〜6 アルキル、および−C(O)−R 17 から選択され、R 17 は、H、−C 1〜6 アルキル、−C 3〜7 シクロアルキル、−C 6〜10 アリール、および−C 1〜9 ヘテロアリールから選択され、
18 およびR 19 は、独立して、H、−C 1〜6 アルキル、および−O−C 3〜7 シクロアルキルから選択されるか、またはR 18 およびR 19 は一緒になって、=Oを形成し、
20 は、Hおよび−C 1〜6 アルキルから選択され、
21 およびR 35 は、独立して、H、−C 1〜6 アルキル、−C 1〜3 アルキレン−C 6〜10 アリール、−C 1〜3 アルキレン−C 1〜9 ヘテロアリール、−C 3〜7 シクロアルキル、−[(CH O] 1〜3 CH 、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 25 、−C 1〜6 アルキレン−NR 27 28 、−C 1〜6 アルキレン−C(O)R 33 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、
Figure 2014503534

から選択され、
25 は、−C 1〜6 アルキル、−O−C 1〜6 アルキル、−C 3〜7 シクロアルキル、−O−C 3〜7 シクロアルキル、フェニル、−O−フェニル、−NR 27 28 、−CH[CH(CH ]−NH 、−CH[CH(CH ]−NHC(O)O−C 1〜6 アルキル、および−CH(NH )CH COOCH から選択され、R 27 およびR 28 は、独立して、H、−C 1〜6 アルキル、およびベンジルから選択されるか、またはR 27 およびR 28 は、−(CH 3〜6 −、−C(O)−(CH −、もしくは−(CH O(CH −として一つになり、R 33 は、−O−C 1〜6 アルキル、−O−ベンジル、および−NR 27 28 から選択され、R 34 は、−C 1〜6 アルキルまたは−C 0〜6 アルキレン−C 6〜10 アリールであり、
22 およびR 23 は、独立して、H、−C 1〜6 アルキル、−CH COOH、−(CH OH、−(CH OCH 、−(CH SO NH 、−(CH N(CH 、−C 0〜1 アルキレン−C 3〜7 シクロアルキル、および−(CH −イミダゾリルから選択されるか、またはR 22 およびR 23 は一緒になって、ハロ、−OH、−COOH、もしくは−CONH で必要に応じて置換されており、環内に酸素原子を必要に応じて含有する、飽和もしくは部分的に不飽和の−C 3〜5 ヘテロ環を形成し、
24 は、−C 1〜6 アルキル;−C 0〜1 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;ハロまたは−OCH で必要に応じて置換されているフェニル;および−C 1〜9 ヘテロアリールから選択され、
36 は、H、−CH(CH 、フェニル、およびベンジルから選択され、
、R 、およびR の中の各アルキル基は、1〜8個のフルオロ原子で必要に応じて置換されており、
ビフェニル上のメチレンリンカーは、1または2つの−C 1〜6 アルキル基またはシクロプロピルで必要に応じて置換されている)
または薬学的に許容されるその塩。
(項目2)
Xが、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、ピロール、テトラゾール、ピラジン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ピリジルイミダゾール、およびピリジルトリアゾールから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Xが、ピラゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、テトラゾール、ピラジン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ベンゾオキサゾール、ピリジルイミダゾール、およびピリジルトリアゾールから選択される、項目2に記載の化合物。
(項目4)
式III:
Figure 2014503534

を有する、項目3に記載の化合物。
(項目5)
が、−OR および−NR から選択され、R がHであり、R が、Hまたは−OHであり、R がHである、項目1から4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目6)
が−OR であり、R が、−C 1〜8 アルキル、−C 1〜3 アルキレン−C 6〜10 アリール、−C 1〜3 アルキレン−C 1〜9 ヘテロアリール、−C 3〜7 シクロアルキル、−[(CH O] 1〜3 CH 、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 10 、−C 1〜6 アルキレン−NR 12 13 、−C 1〜6 アルキレン−C(O)R 31 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、
Figure 2014503534

から選択されるか、または
が−NR であり、R が、−OC(O)R 14 、−CH COOH、−O−ベンジル、ピリジル、および−OC(S)NR 15 16 から選択され、R がHであるか、または
が−NR であり、R が、−OC(O)R 14 、−CH COOH、−O−ベンジル、ピリジル、および−OC(S)NR 15 16 から選択され、R が、−C 1〜6 アルキルもしくは−C(O)R 17 であり、
が−NR であり、R が、Hおよび−OHから選択され、R が、−C 1〜6 アルキル、および−C(O)R 17 から選択され、
が−OR であり、R がR と一緒になって、−CR 18 19 −を形成するか、または
が−NR であり、R がR と一緒になって、−C(O)−を形成する、項目1から4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目7)
が−OR であり、R が、H、−C 1〜8 アルキル、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 10 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、および
Figure 2014503534

から選択され、
10 が−O−C 3〜7 シクロアルキルであり、R 32 が−CH である、項目1から4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目8)
が−NR であり、R がHであり、R がHである、項目1から4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目9)
がHである、項目1から8のいずれか一項に記載の化合物。
(項目10)
が、存在しないか、またはH;ハロ;−C 0〜5 アルキレン−OH;−NH ;−C 1〜6 アルキル;−CF ;−C 3〜7 シクロアルキル;−C 0〜2 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;−C(O)R 20 ;−C 0〜1 アルキレン−COOR 21 ;−C(O)NR 22 23 ;−NHC(O)R 24 ;=O;−NO ;−C(CH )=N(OH);ハロ、−OH、−CF 、−OCH 、−NHC(O)CH 、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで必要に応じて置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで必要に応じて置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH −モルホリニルから選択され、R 21 がHである、項目1から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目11)
が−C 0〜1 アルキレン−COOR 21 であり、R 21 が、−C 1〜6 アルキル、−C 1〜3 アルキレン−C 6〜10 アリール、−C 1〜3 アルキレン−C 1〜9 ヘテロアリール、−C 3〜7 シクロアルキル、−[(CH O] 1〜3 CH 、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 25 、−C 1〜6 アルキレン−NR 27 28 、−C 1〜6 アルキレン−C(O)R 33 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、
Figure 2014503534

から選択される、項目1から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目12)
が、存在しないか、またはH;ハロ;−C 0〜5 アルキレン−OH;−NH ;−C 1〜6 アルキル;−CF ;−C 3〜7 シクロアルキル;−C 0〜2 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;−C(O)R 20 ;−C 0〜1 アルキレン−COOR 21 ;−C(O)NR 22 23 ;−NHC(O)R 24 ;=O;−C(CH )=N(OH);ハロ、−OH、−CF 、−OCH 、−NHC(O)CH 、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH −モルホリニルから選択され、R 20 が−C 1〜6 アルキルであり、R 21 が、Hおよび−C 1〜6 アルキルから選択され、R 22 が、Hおよび−C 1〜6 アルキルから選択され、R 23 が、H、−C 1〜6 アルキル、−CH COOH、−(CH OH、−(CH OCH 、−(CH N(CH 、−C 3〜7 シクロアルキル、および−(CH −イミダゾリルから選択されるか、またはR 22 およびR 23 が一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン(これらはすべて、−OHまたは−CONH で必要に応じて置換されている)を形成し、R 24 が、−C 1〜6 アルキル;−C 0〜1 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;ハロまたは−OCH で置換されているフェニル;およびピリジンから選択される、項目1から9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目13)
が、存在しないか、またはH;−OH;−C 1〜6 アルキル;−C 1〜2 アルキレン−COOR 35 ;−CH OC(O)CH(R 36 )NH ;−CH CH(OH)CH OH;ピリジニル;ならびにハロ、−COOR 35 、−OCH 、−OCF 、および−SCF から選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているフェニルもしくはベンジルから選択され、R 35 がHである、項目1から12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目14)
が、−OCH OC(O)CH ;−CH OP(O)(OH) ;−C 1〜2 アルキレン−COOR 35 ;および少なくとも1つの−COOR 35 基で置換されているフェニルまたはベンジルから選択され、R 35 が、−C 1〜6 アルキル、−C 1〜3 アルキレン−C 6〜10 アリール、−C 1〜3 アルキレン−C 1〜9 ヘテロアリール、−C 3〜7 シクロアルキル、−[(CH O] 1〜3 CH 、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 25 、−C 1〜6 アルキレン−NR 27 28 、−C 1〜6 アルキレン−C(O)R 33 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、
Figure 2014503534

から選択される、項目1から12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目15)
が、存在しないか、またはH;−OH;−C 1〜6 アルキル;−C 1〜2 アルキレン−COOR 35 ;−CH OC(O)CH(R 36 )NH ;−CH CH(OH)CH OH;ピリジニル;1つのハロ基で必要に応じて置換されているフェニル;ならびにハロ、−COOH、−OCH 、−OCF 、および−SCF から選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているベンジルから選択され、R 35 がHであり、R 36 が−CH(CH であるか、あるいはR およびR が一緒になって、−フェニレン−O−(CH 1〜3 −または−フェニレン−O−CH −CHOH−CH −を形成する、項目1から12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目16)
aが0であるか、またはaが1であり、R が3−クロロである、項目1から15のいずれか一項に記載の化合物。
(項目17)
bが0であるか、またはbが1であり、かつR が、3’−クロロ、3’−メチル、もしくは2’−メトキシであるか、またはbが2であり、かつR が、2’−フルオロ−5’−クロロ、2’,5’−ジクロロ、2’−メチル−5’−クロロ、もしくは3’−クロロ−5’−ヒドロキシである、項目1から16のいずれか一項に記載の化合物。
(項目18)
前記ビフェニル上の前記メチレンリンカーが、2つのメチル基で置換されている、項目1から17のいずれか一項に記載の化合物。
(項目19)
が−OR であり、R が、H、−C 1〜8 アルキル、−C 1〜6 アルキレン−OC(O)R 10 、−C 0〜6 アルキレンモルホリニル、−C 1〜6 アルキレン−SO −C 1〜6 アルキル、および
Figure 2014503534

から選択され、
10 が−O−C 3〜7 シクロアルキルであり、R 32 が−CH であり、R がHであり、R がHであり、
がHであり、
Xが、ピラゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、テトラゾール、ピラジン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ベンゾオキサゾール、ピリジルイミダゾール、およびピリジルトリアゾールから選択され、
が、存在しないか、またはH;ハロ;−C 0〜5 アルキレン−OH;−NH ;−C 1〜6 アルキル;−CF ;−C 3〜7 シクロアルキル;−C 0〜2 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;−C(O)R 20 ;−C 0〜1 アルキレン−COOR 21 ;−C(O)NR 22 23 ;−NHC(O)R 24 ;=O;−C(CH )=N(OH);ハロ、−OH、−CF 、−OCH 、−NHC(O)CH 、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH −モルホリニルから選択され、
が、存在しないか、またはH;−OH;−C 1〜6 アルキル;−C 1〜2 アルキレン−COOR 35 ;−CH OC(O)CH(R 36 )NH ;−CH CH(OH)CH OH;ピリジニル;1つのハロ基で必要に応じて置換されているフェニル;ならびにハロ、−COOH、−OCH 、−OCF 、および−SCF から選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているベンジルから選択されるか、
あるいはR およびR が、一緒になって、−フェニレン−O−(CH 1〜3 −または−フェニレン−O−CH −CHOH−CH −を形成し、
aが0であるか、またはaが1であり、かつR が3−クロロであり、
bが0であるか、またはbが1であり、かつR が、3’−クロロ、3’−メチル、もしくは2’−メトキシであるか、またはbが2であり、かつR が、2’−フルオロ−5’−クロロ、2’,5’−ジクロロ、2’−メチル−5’−クロロ、もしくは3’−クロロ−5’−ヒドロキシであり、
20 が−C 1〜6 アルキルであり、
21 が、Hおよび−C 1〜6 アルキルから選択され、
22 が、Hおよび−C 1〜6 アルキルから選択され、R 23 が、H、−C 1〜6 アルキル、−CH COOH、−(CH OH、−(CH OCH 、−(CH N(CH 、−C 3〜7 シクロアルキル、および−(CH −イミダゾリルから選択されるか、またはR 22 およびR 23 が一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン(これらはすべて、−OHまたは−CONH で必要に応じて置換されている)を形成し、
24 が、−C 1〜6 アルキル;−O−C 1〜6 アルキル;−CH −O−C 1〜6 アルキル;ハロまたは−OCH で置換されているフェニル;およびピリジニルから選択され、
35 がHであり、
36 が−CH(CH であり、
前記ビフェニル上の前記メチレンリンカーが、2つのメチル基で必要に応じて置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目20)
が−OR であり、
がHであり、
Xが、ピラゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、イソオキサゾール、ピリダジン、ピリミジン、およびピリジルトリアゾールから選択され、
が、H;ハロ;−C 0〜5 アルキレン−OH;−C 1〜6 アルキル;−CF ;−C 3〜7 シクロアルキル;−C 0〜2 アルキレン−O−C 1〜6 アルキル;−C(O)R 20 ;−C 0〜1 アルキレン−COOR 21 ;−C(O)NR 22 23 ;−NHC(O)R 24 ;=O;−C(CH )=N(OH);ハロ、−OH、および−OCH から独立して選択される1または2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ピリジニル;ピラジニル;ならびにメチルまたはハロで置換されているチオフェニルから選択され、
が、H;−OH;−C 1〜6 アルキル;−C 1〜2 アルキレン−COOR 35 ;−CH CH(OH)CH OH;ピリジニル;および1つのハロ基で必要に応じて置換されているフェニルから選択されるか、またはR およびR が一緒になって、−フェニレン−O−(CH 1〜3 −を形成し、
aが0であるか、またはaが1であり、かつR が3−クロロであり、
bが0であるか、またはbが1であり、かつR が、3’−クロロ、3’−メチル、もしくは2’−メトキシであるか、またはbは2であり、かつR が、2’−フルオロ−5’−クロロ、2’,5’−ジクロロ、2’−メチル−5’−クロロ、もしくは3’−クロロ−5’−ヒドロキシであり、
20 が−C 1〜6 アルキルであり、
21 がHであり、
22 が、Hおよび−C 1〜6 アルキルから選択され、R 23 が、−C 1〜6 アルキル、−(CH OCH 、および−C 3〜7 シクロアルキルから選択されるか、またはR 22 およびR 23 が、一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、もしくはピペリジン(これらはすべて、−OHまたは−CONH で必要に応じて置換されている)を形成し、
24 が、ハロまたは−OCH で置換されているフェニルであり、
35 がHであり、
前記ビフェニル上の前記メチレンリンカーが、2つのメチル基で必要に応じて置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目21)
式1の化合物を、式2の化合物とカップリングして、式Iの化合物を生成するステップ
Figure 2014503534

(式中、P はHであるか、またはt−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基である)を含み、P がアミノ保護基である場合、前記式1の化合物を脱保護するステップをさらに含む、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物を調製するためのプロセス。
(項目22)
式1:
Figure 2014503534

(式中、P はHであるか、またはt−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基である)を有する、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物の合成に有用な中間体またはその塩。
(項目23)
Figure 2014503534

から選択される化合物またはその塩(式中、R 1P は、−O−P 、−NHP 、および−NH(O−P )から選択され、R 3P は、−C 0〜5 アルキレン−O−P 、−C 0〜1 アルキレン−COO−P 、および−O−P で置換されているフェニルから選択され、R 4P は、−O−P ;−C 1〜2 アルキレン−COO−P ;および−COO−P で置換されているフェニルまたはベンジルから選択され、P は、t−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基であり、P は、メチル、エチル、t−ブチル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、およびジフェニルメチルから選択されるカルボキシ保護基であり、P は、−C 1〜6 アルキル、トリC 1〜6 アルキルシリル、−C 1〜6 アルカノイル、ベンゾイル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、およびジフェニルメチルから選択されるヒドロキシル保護基である)を脱保護するステップを含む、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物を調製するためのプロセス。
(項目24)
Figure 2014503534

から選択される、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物の合成に有用な中間体またはその塩(式中、R 1P は、−O−P 、−NHP 、および−NH(O−P )から選択され、R 3P は、−C 0〜5 アルキレン−O−P 、−C 0〜1 アルキレン−COO−P 、および−O−P で置換されているフェニルから選択され、R 4P は、−O−P ;−C 1〜2 アルキレン−COO−P ;および−COO−P で置換されているフェニルまたはベンジルから選択され、P は、t−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基であり、P は、メチル、エチル、t−ブチル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、およびジフェニルメチルから選択されるカルボキシ保護基であり、P は、−C 1〜6 アルキル、トリC 1〜6 アルキルシリル、−C 1〜6 アルカノイル、ベンゾイル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、およびジフェニルメチルから選択されるヒドロキシル保護基である)。
(項目25)
項目1から20のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
(項目26)
アデノシン受容体アンタゴニスト、α−アドレナリン受容体アンタゴニスト、β −アドレナリン受容体アンタゴニスト、β −アドレナリン受容体アゴニスト、二重作用性β−アドレナリン受容体アンタゴニスト/α −受容体アンタゴニスト、進行糖化終末産物ブレーカー、アルドステロンアンタゴニスト、アルドステロンシンターゼ阻害剤、アミノペプチダーゼN阻害剤、アンドロゲン、アンジオテンシン変換酵素阻害剤および二重作用性アンジオテンシン変換酵素/ネプリライシン阻害剤、アンジオテンシン変換酵素2アクチベーターおよび刺激物質、アンジオテンシン−IIワクチン、抗凝血剤、抗糖尿病剤、下痢止剤、抗緑内障剤、抗脂質剤、抗侵害受容性剤、抗血栓剤、AT 受容体アンタゴニストおよび二重作用性AT 受容体アンタゴニスト/ネプリライシン阻害剤および多官能性アンジオテンシン受容体遮断剤、ブラジキニン受容体アンタゴニスト、カルシウムチャネル遮断剤、キマーゼ阻害剤、ジゴキシン、利尿剤、ドーパミンアゴニスト、エンドセリン変換酵素阻害剤、エンドセリン受容体アンタゴニスト、HMG−CoA還元酵素阻害剤、エストロゲン、エストロゲン受容体アゴニストおよび/またはアンタゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、筋弛緩剤、ナトリウム利尿ペプチドおよびこれらの類似体、ナトリウム利尿ペプチドクリアランス受容体アンタゴニスト、ネプリライシン阻害剤、一酸化窒素ドナー、非ステロイド性抗炎症剤、N−メチルd−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト、オピオイド受容体アゴニスト、ホスホジエステラーゼ阻害剤、プロスタグランジン類似体、プロスタグランジン受容体アゴニスト、レニン阻害剤、選択的セロトニン再取り込み阻害剤、ナトリウムチャネル遮断剤、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激物質およびアクチベーター、三環式抗うつ剤、バソプレッシン受容体アンタゴニストならびにこれらの組合せから選択される治療剤をさらに含む、項目25に記載の薬学的組成物。
(項目27)
前記治療剤がAT 受容体アンタゴニストである、項目26に記載の薬学的組成物。
(項目28)
療法での使用のための、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物。
(項目29)
高血圧、心不全、または腎疾患の処置における使用のための、項目28に記載の化合物。
(項目30)
高血圧、心不全、または腎疾患を処置するための医薬の製造のための、項目1から20のいずれか一項に記載の化合物の使用。

本発明の化合物はまた、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤と組み合わせて投与することができる。代表的なACE阻害剤として、これらに限定されないが、アキュプリル、アラセプリル、ベナゼプリル、ベナゼプリラト、カプトプリル、セラナプリル、シラザプリル、デラプリル、エナラプリル、エナラプリラート、ホシノプリル、ホシノプリラト、イミダプリル、リシノプリル、モエキシプリル、モノプリル、モベルプリル、ペントプリル、ペリンドプリル、キナプリル、キナプリラト、ラミプリル、ラミプリラト、酢酸サララシン、スピラプリル、テモカプリル、トランドラプリル、ゾフェノプリル、およびこれらの組合せが挙げられる。ある特定の実施形態では、ACE阻害剤は、ベナゼプリル、カプトプリル、エナラプリル、リシノプリル、ラミプリル、およびこれらの組合せから選択される。通常、ACE阻害剤は、一日あたり約1〜150mgを提供するのに十分な量で投与される。
別の実施形態では、本発明の化合物は、抗下痢処置と組み合わせて投与される。代表的な処置の選択肢として、これらに限定されないが、経口の水分補給用飲料(ORS)、ロペラミド、ジフェノキシラート、および次サリチル酸ビスマスが挙げられる。
一実施形態では、本発明の化合物は、アンジオテンシンII1型受容体遮断剤(ARB)としても公知のAT受容体アンタゴニストと組み合わせて投与される。代表的なARBとして、これらに限定されないが、アビテサルタン、アジルサルタン(例えば、アジルサルタンメドキソミル)、ベンジルロサルタン、カンデサルタン、カンデサルタンシレキセチル、エリサルタン、エムブサルタン、エノールタソサルタン、エプロサルタン、EXP3174、フォンサルタン、フォラサルタン、グリシルロサルタン、イルベサルタン、イソテオリン、ロサルタン、メドキソミル(medoximil)、ミファサルタン、オルメサルタン(例えば、オルメサルタンメドキソミル)、オポミサルタン、プラトサルタン、リピサルタン、サプリサルタン、サララシン、サルメシン、TAK−591、タソサルタン、テルミサルタン、バルサルタン、ゾラサルタン、およびこれらの組合せが挙げられる。ある特定の実施形態では、ARBは、アジルサルタンメドキソミル、カンデサルタンシレキセチル、エプロサルタン、イルベサルタン、ロサルタン、オルメサルタンメドキソミル、サプリサルタン、タソサルタン、テルミサルタン、バルサルタン、およびこれらの組合せから選択される。典型的な塩および/またはプロドラッグとして、カンデサルタンシレキセチル、メシル酸エプロサルタン、ロサルタンカリウム塩、およびオルメサルタンメドキソミルが挙げられる。通常、ARBは、投与1回あたり約4〜600mgを提供するのに十分な量で投与され、典型的な毎日の用量は、一日あたり20〜320mgの範囲である。

一実施形態では、本発明の化合物は、利尿剤と組み合わせて投与される。代表的な利尿剤として、これらに限定されないが:カルボニックアンヒドラーゼ阻害剤、例えばアセタゾラミドおよびジクロルフェナミドなど;ループ利尿剤、これには、スルホンアミド誘導体、例えばアセタゾラミド、アンブシド、アゾセド、ブメタニド、ブタゾラミド、クロラミノフェナミド、クロフェナミド、クロパミド、クロレキソロン、ジスルファミド、エトスゾラミド、フロセミド、メフルシド、メタゾラミド、ピレタニド、トルセミド、トリパミド、およびキシパミドなどが挙げられる;ならびに非スルホンアミド利尿剤、例えばエタクリン酸および他のフェノキシ酢酸化合物、例えばチエニル酸、インダクリノンおよびキンカルバート;浸透圧利尿剤、例えばマンニトール;カリウム保持性利尿剤、これにはアルドステロンアンタゴニスト、例えばスピロノラクトン、およびNaチャネル阻害剤、例えばアミロリドおよびトリアムテレンなどが挙げられる;チアジドおよびチアジド様利尿剤、例えばアルチアジド、ベンドロフルメチアジド、ベンジルヒドロクロロチアジド、ベンゾチアジド、ブチアジド、クロルタリドン、クロロチアジド、シクロペンチアジド、シクロチアジド、エピチアジド、エチアジド、フェンキゾン、フルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、ヒドロフルメチアジド、インダパミド、メチルクロチアジド、メチクラン、メトラゾン、パラフルチジド、ポリチアジド、キネサゾン、テクロチアジド、およびトリクロロメチアジド;ならびにこれらの組合せが挙げられる。ある特定の実施形態では、利尿剤は、アミロリド、ブメタニド、クロロチアジド、クロルタリドン、ジクロルフェナミド、エタクリン酸、フロセミド、ヒドロクロロチアジド、ヒドロフルメチアジド、インダパミド、メチルクロチアジド、メトラゾン、トルセミド、トリアムテレン、およびこれらの組合せから選択される。利尿剤は、一日あたり約5〜50mg、さらに通常一日あたり6〜25mgを提供するのに十分な量で投与され、一般的な用量は、一日あたり6.25mg、12.5mgまたは25mgである。

さらに別の実施形態では、本発明の化合物は、非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)と組み合わせて投与される。代表的なNSAIDとして、これらに限定されないが:アセメタシン、アセチルサリチル酸、アルクロフェナク、アルミノプロフェン、アンフェナク、アミプリロース、アキシプリン、アニロラク、アパゾン、アザプロパゾン、ベノリレート、ベノキサプロフェン、ベズピペリロン、ブロペラモール、ブクロキシン酸、カルプロフェン、クリダナク、ジクロフェナク、ジフルニサル、ジフタロン、エノリカム、エトドラク、エトリコキシブ、フェンブフェン、フェンクロフェナク、フェンクロズ酸、フェノプロフェン、フェンチアザク、フェプラゾン、フルフェナム酸、フルフェニサル、フルプロフェン、フルルビプロフェン、フロフェナク、イブフェナク、イブプロフェン、インドメタシン、インドプロフェン、イソキセパク、イソキシカム、ケトプロフェン、ケトロラック、ロフェミゾール、ロルノキシカム、メクロフェナメート、メクロフェナム酸、メフェナム酸、メロキシカム、メサラミン、ミロプロフェン、モフェブタゾン、ナブメトン、ナプロキセン、ニフルム酸、オキサプロジン、オキシピナク、オキシフェンブタゾン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、ピルプロフェン、プラノプロフェン、サルサレート、スドキシカム、スルファサラジン、スリンダク、スプロフェン、テノキシカム、チオピナク、チアプロフェン酸、チオキサプロフェン、トルフェナム酸、トルメチン、トリフルミデート、ジドメタシン、ゾメピラック、およびこれらの組合せが挙げられる。ある特定の実施形態では、NSAIDは、エトドラク、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラック、メロキシカム、ナプロキセン、オキサプロジン、ピロキシカム、およびこれらの組合せから選択される。
一実施形態では、本発明の化合物は、ナトリウムチャネル遮断剤と組み合わせて投与され、これらの例には、例示として、これらに限定されずに、カルバマゼピン、ホスフェニトイン、ラモトリン、リドカイン、メキシレチン、オキシカルバゼピン、フェニトイン、およびこれらの組合せが挙げられる。

C.(2R,4R)−5−ビフェニル−4−イル−2−ヒドロキシ−4−[(3−ヒドロキシイソオキサゾール−5−カルボニル)アミノ]ペンタン酸5−メチル−2−オキソ−[1,3]ジオキソール−4−イルメチルエステル(R=−CH−5−メチル−[1,3]ジオキソール−2−オン)
(2R,4R)−4−アミノ−5−ビフェニル−4−イル−2−ヒドロキシ−ペンタン酸エチルエステル;塩酸塩(1.6g、4.6mmol、1.0当量)をDCM(100mL)に溶解させ、0℃に冷却した。二炭酸ジ−t−ブチル(1.2g、5.4mmol、1.2当量)を固体として加え、続いてDIPEA(1.6mL、9.1mmol)を加えた。生成した混合物を一晩室温で撹拌した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(0〜75%EtOAc/ヘキサン)で精製し、次いでEtOH中に溶解させ、そして十分な当量の10N NaOHを加えることによって、溶液を塩基性にした(pH=14)。反応を、脱保護が完了するまでモニターした(約1時間)。EtOAc(200mL)を加え、この混合物を1N HCl(100mL)で洗浄し、続いて飽和水性NaCl(100mL)で洗浄した。有機層を保持し、無水MgSOで10分間乾燥させてから、濾過し、排気乾燥することによって、(2R,4R)−5−ビフェニル−4−イル−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシペンタン酸を得た(1.2g)。

Claims (30)

  1. 式Iの化合物:
    Figure 2014503534
    (式中、
    は、−ORおよび−NRから選択され、
    は、Hもしくは−P(O)(OH)であるか、または、Rは、Rと一緒になって、−CR1819−を形成するか、もしくはRと一緒になって、−C(O)−を形成し、
    Xは、−C1〜9ヘテロアリールであり、
    は、存在しないか、またはH;ハロ;−C0〜5アルキレン−OH;−NH;−C1〜6アルキル;−CF;−C3〜7シクロアルキル;−C0〜2アルキレン−O−C1〜6アルキル;−C(O)R20;−C0〜1アルキレン−COOR21;−C(O)NR2223;−NHC(O)R24;=O;−NO;−C(CH)=N(OH);ハロ、−OH、−CF、−OCH、−NHC(O)CH、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで必要に応じて置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで必要に応じて置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH−モルホリニルから選択され、Rは、存在する場合、炭素原子に結合し、
    は、存在しないか、またはH;−OH;−C1〜6アルキル;−C1〜2アルキレン−COOR35;−CHOC(O)CH(R36)NH;−OCHOC(O)CH(R36)NH;−OCHOC(O)CH;−CHOP(O)(OH);−CHCH(OH)CHOH;−CH[CH(CH]−NHC(O)O−C1〜6アルキル;ピリジニル;ならびにハロ、−COOR35、−OCH、−OCF、および−SCFから選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているフェニルもしくはベンジルから選択され、Rは、存在する場合、炭素または窒素原子に結合し、
    あるいはRおよびRは一緒になって、−フェニレン−O−(CH1〜3−または−フェニレン−O−CH−CHOH−CH−を形成し、
    aは、0または1であり、Rは、ハロ、−CH、−CF、および−CNから選択され、
    bは、0または1〜3の整数であり、各Rは、独立して、ハロ、−OH、−CH、−OCH、および−CFから選択され、
    は、H、−C1〜8アルキル、−C1〜3アルキレン−C6〜10アリール、−C1〜3アルキレン−C1〜9ヘテロアリール、−C3〜7シクロアルキル、−[(CHO]1〜3CH、−C1〜6アルキレン−OC(O)R10、−C1〜6アルキレン−NR1213、−C1〜6アルキレン−C(O)R31、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、
    Figure 2014503534
    から選択され、
    10は、−C1〜6アルキル、−O−C1〜6アルキル、−C3〜7シクロアルキル、−O−C3〜7シクロアルキル、フェニル、−O−フェニル、−NR1213、−CH[CH(CH]−NH、−CH[CH(CH]−NHC(O)O−C1〜6アルキル、および−CH(NH)CHCOOCHから選択され、R12およびR13は、独立して、H、−C1〜6アルキル、およびベンジルから選択されるか、またはR12およびR13は、−(CH3〜6−、−C(O)−(CH−、もしくは−(CHO(CH−として一つになり、R31は、−O−C1〜6アルキル、−O−ベンジル、および−NR1213から選択され、R32は、−C1〜6アルキルまたは−C0〜6アルキレン−C6〜10アリールであり、
    は、H、−OH、−OC(O)R14、−CHCOOH、−O−ベンジル、−ピリジル、および−OC(S)NR1516から選択され、R14は、H、−C1〜6アルキル、−C6〜10アリール、−OCH−C6〜10アリール、−CHO−C6〜10アリール、および−NR1516から選択され、R15およびR16は、独立して、Hおよび−C1〜4アルキルから選択され、
    は、H、−C1〜6アルキル、および−C(O)−R17から選択され、R17は、H、−C1〜6アルキル、−C3〜7シクロアルキル、−C6〜10アリール、および−C1〜9ヘテロアリールから選択され、
    18およびR19は、独立して、H、−C1〜6アルキル、および−O−C3〜7シクロアルキルから選択されるか、またはR18およびR19は一緒になって、=Oを形成し、
    20は、Hおよび−C1〜6アルキルから選択され、
    21およびR35は、独立して、H、−C1〜6アルキル、−C1〜3アルキレン−C6〜10アリール、−C1〜3アルキレン−C1〜9ヘテロアリール、−C3〜7シクロアルキル、−[(CHO]1〜3CH、−C1〜6アルキレン−OC(O)R25、−C1〜6アルキレン−NR2728、−C1〜6アルキレン−C(O)R33、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、
    Figure 2014503534
    から選択され、
    25は、−C1〜6アルキル、−O−C1〜6アルキル、−C3〜7シクロアルキル、−O−C3〜7シクロアルキル、フェニル、−O−フェニル、−NR2728、−CH[CH(CH]−NH、−CH[CH(CH]−NHC(O)O−C1〜6アルキル、および−CH(NH)CHCOOCHから選択され、R27およびR28は、独立して、H、−C1〜6アルキル、およびベンジルから選択されるか、またはR27およびR28は、−(CH3〜6−、−C(O)−(CH−、もしくは−(CHO(CH−として一つになり、R33は、−O−C1〜6アルキル、−O−ベンジル、および−NR2728から選択され、R34は、−C1〜6アルキルまたは−C0〜6アルキレン−C6〜10アリールであり、
    22およびR23は、独立して、H、−C1〜6アルキル、−CHCOOH、−(CHOH、−(CHOCH、−(CHSONH、−(CHN(CH、−C0〜1アルキレン−C3〜7シクロアルキル、および−(CH−イミダゾリルから選択されるか、またはR22およびR23は一緒になって、ハロ、−OH、−COOH、もしくは−CONHで必要に応じて置換されており、環内に酸素原子を必要に応じて含有する、飽和もしくは部分的に不飽和の−C3〜5ヘテロ環を形成し、
    24は、−C1〜6アルキル;−C0〜1アルキレン−O−C1〜6アルキル;ハロまたは−OCHで必要に応じて置換されているフェニル;および−C1〜9ヘテロアリールから選択され、
    36は、H、−CH(CH、フェニル、およびベンジルから選択され、
    、R、およびRの中の各アルキル基は、1〜8個のフルオロ原子で必要に応じて置換されており、
    ビフェニル上のメチレンリンカーは、1または2つの−C1〜6アルキル基またはシクロプロピルで必要に応じて置換されている)
    または薬学的に許容されるその塩。
  2. Xが、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、ピロール、テトラゾール、ピラジン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピラン、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ピリジルイミダゾール、およびピリジルトリアゾールから選択される、請求項1に記載の化合物。
  3. Xが、ピラゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、テトラゾール、ピラジン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ベンゾオキサゾール、ピリジルイミダゾール、およびピリジルトリアゾールから選択される、請求項2に記載の化合物。
  4. 式III:
    Figure 2014503534
    を有する、請求項3に記載の化合物。
  5. が、−ORおよび−NRから選択され、RがHであり、Rが、Hまたは−OHであり、RがHである、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. が−ORであり、Rが、−C1〜8アルキル、−C1〜3アルキレン−C6〜10アリール、−C1〜3アルキレン−C1〜9ヘテロアリール、−C3〜7シクロアルキル、−[(CHO]1〜3CH、−C1〜6アルキレン−OC(O)R10、−C1〜6アルキレン−NR1213、−C1〜6アルキレン−C(O)R31、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、
    Figure 2014503534
    から選択されるか、または
    が−NRであり、Rが、−OC(O)R14、−CHCOOH、−O−ベンジル、ピリジル、および−OC(S)NR1516から選択され、RがHであるか、または
    が−NRであり、Rが、−OC(O)R14、−CHCOOH、−O−ベンジル、ピリジル、および−OC(S)NR1516から選択され、Rが、−C1〜6アルキルもしくは−C(O)R17であり、
    が−NRであり、Rが、Hおよび−OHから選択され、Rが、−C1〜6アルキル、および−C(O)R17から選択され、
    が−ORであり、RがRと一緒になって、−CR1819−を形成するか、または
    が−NRであり、RがRと一緒になって、−C(O)−を形成する、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
  7. が−ORであり、Rが、H、−C1〜8アルキル、−C1〜6アルキレン−OC(O)R10、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、および
    Figure 2014503534
    から選択され、
    10が−O−C3〜7シクロアルキルであり、R32が−CHである、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
  8. が−NRであり、RがHであり、RがHである、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
  9. がHである、請求項1から8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. が、存在しないか、またはH;ハロ;−C0〜5アルキレン−OH;−NH;−C1〜6アルキル;−CF;−C3〜7シクロアルキル;−C0〜2アルキレン−O−C1〜6アルキル;−C(O)R20;−C0〜1アルキレン−COOR21;−C(O)NR2223;−NHC(O)R24;=O;−NO;−C(CH)=N(OH);ハロ、−OH、−CF、−OCH、−NHC(O)CH、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで必要に応じて置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで必要に応じて置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH−モルホリニルから選択され、R21がHである、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. が−C0〜1アルキレン−COOR21であり、R21が、−C1〜6アルキル、−C1〜3アルキレン−C6〜10アリール、−C1〜3アルキレン−C1〜9ヘテロアリール、−C3〜7シクロアルキル、−[(CHO]1〜3CH、−C1〜6アルキレン−OC(O)R25、−C1〜6アルキレン−NR2728、−C1〜6アルキレン−C(O)R33、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、
    Figure 2014503534
    から選択される、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
  12. が、存在しないか、またはH;ハロ;−C0〜5アルキレン−OH;−NH;−C1〜6アルキル;−CF;−C3〜7シクロアルキル;−C0〜2アルキレン−O−C1〜6アルキル;−C(O)R20;−C0〜1アルキレン−COOR21;−C(O)NR2223;−NHC(O)R24;=O;−C(CH)=N(OH);ハロ、−OH、−CF、−OCH、−NHC(O)CH、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH−モルホリニルから選択され、R20が−C1〜6アルキルであり、R21が、Hおよび−C1〜6アルキルから選択され、R22が、Hおよび−C1〜6アルキルから選択され、R23が、H、−C1〜6アルキル、−CHCOOH、−(CHOH、−(CHOCH、−(CHN(CH、−C3〜7シクロアルキル、および−(CH−イミダゾリルから選択されるか、またはR22およびR23が一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン(これらはすべて、−OHまたは−CONHで必要に応じて置換されている)を形成し、R24が、−C1〜6アルキル;−C0〜1アルキレン−O−C1〜6アルキル;ハロまたは−OCHで置換されているフェニル;およびピリジンから選択される、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
  13. が、存在しないか、またはH;−OH;−C1〜6アルキル;−C1〜2アルキレン−COOR35;−CHOC(O)CH(R36)NH;−CHCH(OH)CHOH;ピリジニル;ならびにハロ、−COOR35、−OCH、−OCF、および−SCFから選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているフェニルもしくはベンジルから選択され、R35がHである、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. が、−OCHOC(O)CH;−CHOP(O)(OH);−C1〜2アルキレン−COOR35;および少なくとも1つの−COOR35基で置換されているフェニルまたはベンジルから選択され、R35が、−C1〜6アルキル、−C1〜3アルキレン−C6〜10アリール、−C1〜3アルキレン−C1〜9ヘテロアリール、−C3〜7シクロアルキル、−[(CHO]1〜3CH、−C1〜6アルキレン−OC(O)R25、−C1〜6アルキレン−NR2728、−C1〜6アルキレン−C(O)R33、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、
    Figure 2014503534
    から選択される、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物。
  15. が、存在しないか、またはH;−OH;−C1〜6アルキル;−C1〜2アルキレン−COOR35;−CHOC(O)CH(R36)NH;−CHCH(OH)CHOH;ピリジニル;1つのハロ基で必要に応じて置換されているフェニル;ならびにハロ、−COOH、−OCH、−OCF、および−SCFから選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているベンジルから選択され、R35がHであり、R36が−CH(CHであるか、あるいはRおよびRが一緒になって、−フェニレン−O−(CH1〜3−または−フェニレン−O−CH−CHOH−CH−を形成する、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物。
  16. aが0であるか、またはaが1であり、Rが3−クロロである、請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物。
  17. bが0であるか、またはbが1であり、かつRが、3’−クロロ、3’−メチル、もしくは2’−メトキシであるか、またはbが2であり、かつRが、2’−フルオロ−5’−クロロ、2’,5’−ジクロロ、2’−メチル−5’−クロロ、もしくは3’−クロロ−5’−ヒドロキシである、請求項1から16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. 前記ビフェニル上の前記メチレンリンカーが、2つのメチル基で置換されている、請求項1から17のいずれか一項に記載の化合物。
  19. が−ORであり、Rが、H、−C1〜8アルキル、−C1〜6アルキレン−OC(O)R10、−C0〜6アルキレンモルホリニル、−C1〜6アルキレン−SO−C1〜6アルキル、および
    Figure 2014503534
    から選択され、
    10が−O−C3〜7シクロアルキルであり、R32が−CHであり、RがHであり、RがHであり、
    がHであり、
    Xが、ピラゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、テトラゾール、ピラジン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ベンゾオキサゾール、ピリジルイミダゾール、およびピリジルトリアゾールから選択され、
    が、存在しないか、またはH;ハロ;−C0〜5アルキレン−OH;−NH;−C1〜6アルキル;−CF;−C3〜7シクロアルキル;−C0〜2アルキレン−O−C1〜6アルキル;−C(O)R20;−C0〜1アルキレン−COOR21;−C(O)NR2223;−NHC(O)R24;=O;−C(CH)=N(OH);ハロ、−OH、−CF、−OCH、−NHC(O)CH、およびフェニルから独立して選択される1もしくは2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ナフタレニル;ピリジニル;ピラジニル;メチルで置換されているピラゾリル;メチルもしくはハロで置換されているチオフェニル;フラニル;ならびに−CH−モルホリニルから選択され、
    が、存在しないか、またはH;−OH;−C1〜6アルキル;−C1〜2アルキレン−COOR35;−CHOC(O)CH(R36)NH;−CHCH(OH)CHOH;ピリジニル;1つのハロ基で必要に応じて置換されているフェニル;ならびにハロ、−COOH、−OCH、−OCF、および−SCFから選択される1つもしくは複数の基で必要に応じて置換されているベンジルから選択されるか、
    あるいはRおよびRが、一緒になって、−フェニレン−O−(CH1〜3−または−フェニレン−O−CH−CHOH−CH−を形成し、
    aが0であるか、またはaが1であり、かつRが3−クロロであり、
    bが0であるか、またはbが1であり、かつRが、3’−クロロ、3’−メチル、もしくは2’−メトキシであるか、またはbが2であり、かつRが、2’−フルオロ−5’−クロロ、2’,5’−ジクロロ、2’−メチル−5’−クロロ、もしくは3’−クロロ−5’−ヒドロキシであり、
    20が−C1〜6アルキルであり、
    21が、Hおよび−C1〜6アルキルから選択され、
    22が、Hおよび−C1〜6アルキルから選択され、R23が、H、−C1〜6アルキル、−CHCOOH、−(CHOH、−(CHOCH、−(CHN(CH、−C3〜7シクロアルキル、および−(CH−イミダゾリルから選択されるか、またはR22およびR23が一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン(これらはすべて、−OHまたは−CONHで必要に応じて置換されている)を形成し、
    24が、−C1〜6アルキル;−O−C1〜6アルキル;−CH−O−C1〜6アルキル;ハロまたは−OCHで置換されているフェニル;およびピリジニルから選択され、
    35がHであり、
    36が−CH(CHであり、
    前記ビフェニル上の前記メチレンリンカーが、2つのメチル基で必要に応じて置換されている、請求項1に記載の化合物。
  20. が−ORであり、
    がHであり、
    Xが、ピラゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、イソオキサゾール、ピリダジン、ピリミジン、およびピリジルトリアゾールから選択され、
    が、H;ハロ;−C0〜5アルキレン−OH;−C1〜6アルキル;−CF;−C3〜7シクロアルキル;−C0〜2アルキレン−O−C1〜6アルキル;−C(O)R20;−C0〜1アルキレン−COOR21;−C(O)NR2223;−NHC(O)R24;=O;−C(CH)=N(OH);ハロ、−OH、および−OCHから独立して選択される1または2つの基で必要に応じて置換されているフェニル;ピリジニル;ピラジニル;ならびにメチルまたはハロで置換されているチオフェニルから選択され、
    が、H;−OH;−C1〜6アルキル;−C1〜2アルキレン−COOR35;−CHCH(OH)CHOH;ピリジニル;および1つのハロ基で必要に応じて置換されているフェニルから選択されるか、またはRおよびRが一緒になって、−フェニレン−O−(CH1〜3−を形成し、
    aが0であるか、またはaが1であり、かつRが3−クロロであり、
    bが0であるか、またはbが1であり、かつRが、3’−クロロ、3’−メチル、もしくは2’−メトキシであるか、またはbは2であり、かつRが、2’−フルオロ−5’−クロロ、2’,5’−ジクロロ、2’−メチル−5’−クロロ、もしくは3’−クロロ−5’−ヒドロキシであり、
    20が−C1〜6アルキルであり、
    21がHであり、
    22が、Hおよび−C1〜6アルキルから選択され、R23が、−C1〜6アルキル、−(CHOCH、および−C3〜7シクロアルキルから選択されるか、またはR22およびR23が、一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、もしくはピペリジン(これらはすべて、−OHまたは−CONHで必要に応じて置換されている)を形成し、
    24が、ハロまたは−OCHで置換されているフェニルであり、
    35がHであり、
    前記ビフェニル上の前記メチレンリンカーが、2つのメチル基で必要に応じて置換されている、請求項1に記載の化合物。
  21. 式1の化合物を、式2の化合物とカップリングして、式Iの化合物を生成するステップ
    Figure 2014503534
    (式中、PはHであるか、またはt−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基である)を含み、Pがアミノ保護基である場合、前記式1の化合物を脱保護するステップをさらに含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物を調製するためのプロセス。
  22. 式1:
    Figure 2014503534
    (式中、PはHであるか、またはt−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基である)を有する、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物の合成に有用な中間体またはその塩。
  23. Figure 2014503534
    から選択される化合物またはその塩(式中、R1Pは、−O−P、−NHP、および−NH(O−P)から選択され、R3Pは、−C0〜5アルキレン−O−P、−C0〜1アルキレン−COO−P、および−O−Pで置換されているフェニルから選択され、R4Pは、−O−P;−C1〜2アルキレン−COO−P;および−COO−Pで置換されているフェニルまたはベンジルから選択され、Pは、t−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基であり、Pは、メチル、エチル、t−ブチル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、およびジフェニルメチルから選択されるカルボキシ保護基であり、Pは、−C1〜6アルキル、トリC1〜6アルキルシリル、−C1〜6アルカノイル、ベンゾイル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、およびジフェニルメチルから選択されるヒドロキシル保護基である)を脱保護するステップを含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物を調製するためのプロセス。
  24. Figure 2014503534
    から選択される、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物の合成に有用な中間体またはその塩(式中、R1Pは、−O−P、−NHP、および−NH(O−P)から選択され、R3Pは、−C0〜5アルキレン−O−P、−C0〜1アルキレン−COO−P、および−O−Pで置換されているフェニルから選択され、R4Pは、−O−P;−C1〜2アルキレン−COO−P;および−COO−Pで置換されているフェニルまたはベンジルから選択され、Pは、t−ブトキシカルボニル、トリチル、ベンジルオキシカルボニル、9−フルオレニルメトキシカルボニル、ホルミル、トリメチルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルから選択されるアミノ保護基であり、Pは、メチル、エチル、t−ブチル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、およびジフェニルメチルから選択されるカルボキシ保護基であり、Pは、−C1〜6アルキル、トリC1〜6アルキルシリル、−C1〜6アルカノイル、ベンゾイル、ベンジル、p−メトキシベンジル、9−フルオレニルメチル、およびジフェニルメチルから選択されるヒドロキシル保護基である)。
  25. 請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
  26. アデノシン受容体アンタゴニスト、α−アドレナリン受容体アンタゴニスト、β−アドレナリン受容体アンタゴニスト、β−アドレナリン受容体アゴニスト、二重作用性β−アドレナリン受容体アンタゴニスト/α−受容体アンタゴニスト、進行糖化終末産物ブレーカー、アルドステロンアンタゴニスト、アルドステロンシンターゼ阻害剤、アミノペプチダーゼN阻害剤、アンドロゲン、アンジオテンシン変換酵素阻害剤および二重作用性アンジオテンシン変換酵素/ネプリライシン阻害剤、アンジオテンシン変換酵素2アクチベーターおよび刺激物質、アンジオテンシン−IIワクチン、抗凝血剤、抗糖尿病剤、下痢止剤、抗緑内障剤、抗脂質剤、抗侵害受容性剤、抗血栓剤、AT受容体アンタゴニストおよび二重作用性AT受容体アンタゴニスト/ネプリライシン阻害剤および多官能性アンジオテンシン受容体遮断剤、ブラジキニン受容体アンタゴニスト、カルシウムチャネル遮断剤、キマーゼ阻害剤、ジゴキシン、利尿剤、ドーパミンアゴニスト、エンドセリン変換酵素阻害剤、エンドセリン受容体アンタゴニスト、HMG−CoA還元酵素阻害剤、エストロゲン、エストロゲン受容体アゴニストおよび/またはアンタゴニスト、モノアミン再取り込み阻害剤、筋弛緩剤、ナトリウム利尿ペプチドおよびこれらの類似体、ナトリウム利尿ペプチドクリアランス受容体アンタゴニスト、ネプリライシン阻害剤、一酸化窒素ドナー、非ステロイド性抗炎症剤、N−メチルd−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト、オピオイド受容体アゴニスト、ホスホジエステラーゼ阻害剤、プロスタグランジン類似体、プロスタグランジン受容体アゴニスト、レニン阻害剤、選択的セロトニン再取り込み阻害剤、ナトリウムチャネル遮断剤、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激物質およびアクチベーター、三環式抗うつ剤、バソプレッシン受容体アンタゴニストならびにこれらの組合せから選択される治療剤をさらに含む、請求項25に記載の薬学的組成物。
  27. 前記治療剤がAT受容体アンタゴニストである、請求項26に記載の薬学的組成物。
  28. 療法での使用のための組成物であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物を含む組成物
  29. 高血圧、心不全、または腎疾患の処置における使用のための組成物であって、請求項28に記載の化合物を含む組成物
  30. 高血圧、心不全、または腎疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物の使用。

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