JP2014501856A - コーミング機械 - Google Patents

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Abstract

本発明は、複数のコーミング箇所(K1〜K8)を備えたコーミング機械(1)であって、個々のコーミング箇所(K1〜K8)において形成されたスライバ(F)が、ガイドエレメント(T,3)を介してドラフト装置ユニット(SE)に供給され、該ドラフト装置ユニット(SE)から送出された繊維フリース(V)が、フリース捕集装置(4,14,44)を介して1つのスライバ(F1)にまとめられ、該スライバ(F1)は、駆動される搬送手段(TB)上に送出され、該搬送手段(TB)は前記スライバ(F1)を送出箇所(UB)に搬送し、該送出箇所(UB)において前記スライバ(F1)は変向されて、鉛直方向で下方に向かって、スライバ収容部(BA)に送出される、コーミング機械(1)に関する。このようなコーミング機械において、スライバ収容部への送出箇所の領域におけるスライバの裂断を、高い搬送速度においても回避するために、本発明の構成では、前記フリース捕集装置(4,14,44)と前記搬送手段(TB)との間に、駆動装置(AT)に結合されたカレンダローラ対(18)が設けられており、前記カレンダローラ対(18)のニップ箇所(KP)の領域に、該ニップ箇所(KP)を通して貫通案内されるスライバ(F1)のための側部ガイド(S1,S2)が配置されている。

Description

本発明は、複数のコーミング箇所を備えたコーミング機械であって、個々のコーミング箇所において形成されたスライバが、ガイドエレメントを介してドラフト装置ユニットに供給され、該ドラフト装置ユニットから送出された繊維フリースが、フリース捕集装置を介して1つのスライバにまとめられ、該スライバは、駆動される搬送手段上に送出され、該搬送手段は前記スライバを送出箇所に搬送し、該送出箇所において前記スライバは変向されて、鉛直方向で下方に向かって、スライバ収容部に送出される、コーミング機械に関する。
実地において公知のコーミング機械では、個々のコーミングヘッド(コーミング箇所)において形成された複数のスライバが、1つの走出テーブル上に並べて載置され、後続のドラフト装置ユニットへと運ばれる。このドラフト装置ユニットは、通常、走出テーブルの幾分上方に位置しているので、スライバを走出テーブルからドラフト装置ユニットの入口ローラ対に移送するために、ドラフト装置ユニットと走出テーブルの端部との間には、なお1つの短い上昇ランプが必要である。ドラフト装置ユニットによって延伸されて送出された繊維フリースは、フリース捕集装置(例えばフリースホッパ)を介して1つのスライバにまとめられ、そして、後続の駆動されるコンベヤベルトに送出される。このような装置は例えば、EP640705A1に開示されている。次いで、コンベヤベルトを介してスライバは、スライバ収容部(Bandablage)の上における送出ポジションに搬送され、そしてスライバはこの送出ポジションから、鉛直方向において下方に向かって、後続のカレンダローラ対に送出される。カレンダローラ対はスライバを、後続のホッパ車に移送し、このホッパ車によってスライバは、ホース形状にされて、その下に位置するケンス内に収容される。駆動されるコンベヤベルトへのスライバの引渡し箇所の辺りには、押圧ローラが設けられていて、この押圧ローラは、主としてコンベヤベルトと一緒にニップ箇所を形成し、これによってスライバを確実に、コンベヤベルト上に載置し、かつ搬送することができる。
DE19640855A1には、コンベヤベルトへのこのような引渡し箇所が詳しく開示されている。この場合、ドラフト装置ユニットの送出ローラから送出された繊維フリースは、フリースガイドにおいてまとめられ、このフリースガイドはガイド管に開口している。ガイド管の内部における繊維材料の搬送を促進するために、ガイド管には、吹き込みノズル(インジェクタ)が設けられている。ガイド管を介して繊維材料はホッパに達し、このホッパを介して、押圧ローラとコンベヤベルトとの間、もしくはコンベヤベルト用の変向ローラとの間のニップ箇所に達する。この刊行物に開示された実施形態では、コンベヤベルト用の前方の変向ローラ及びこの領域に設けられた押圧ローラは、ニップ間隙を形成するカレンダローラであることが望ましい。しかしながらこの場合、主たるニップ作用は、押圧ローラと、幾分変位させられたコンベヤベルトとの間において発生し、これにより、ニップ間隙を通して貫通案内されたスライバは、平らに押圧され、かつ幾分圧縮される。スライバは、ニップ間隙の領域において側方に向かって逃げることがあり、これによってスライバの十分な硬化もしくはスライバの固着力の上昇を達成することができない。すなわちスライバの所望の硬化は、公知の構成によっては不可能である。この公知の構成における別の欠点としては、さらに、ドラフト装置ユニットの出口ローラ対の送出箇所から、後続のコンベヤベルトへの送出箇所に到るまでの移送経路が円弧状であることが挙げられる。スライバのための各変向箇所は、当該箇所において生じる摩擦によって、繊維複合体の構造に影響を与え、このことは、スライバの品質に対して不都合な影響を及ぼすことがある。
スライバ収容部への送出箇所の領域におけるスライバの案内を促進するために、公知の構成では、追加的にガイドプレートが配置されている。
特開平9−119026号公報には、スライバをドラフト装置ユニットから後続のスライバ収容部に移送するコンベヤベルトの種々様々な実施形態が開示されている。特にスライバ収容部への送出箇所の領域での、コンベヤベルトにおける高い搬送速度時における(遠心力による)問題を、解決するために、この公知の構成では、問題となる領域に配置されたカレンダローラのための、コンベヤベルトに後置された走入ホッパ(コイラートランペット)を、相応に方向付けるもしくは形成することが、提案されている。さらに、コンベヤベルトを、送出箇所の直前において相応に下方に向かって降下するように構成することが、提案されている。このような構成によって、制限された搬送速度までは、コンベヤベルトから後続の走入ホッパへのスライバの移送を、問題なく行うことができる。しかしながらニッピングレートがさらに高くなった場合、及びこれに関連してコンベヤベルトにおける搬送速度が高まった場合には、公知の構成はもはや十分ではない。すなわちコンベヤベルトにおける搬送速度が高くなればなるほど、スライバに作用する遠心力によって、送出箇所の領域においてスライバ収容部へと下方に向かって送出されるスライバが、いわばチューブ状に逃げてしまう、というおそれが高まる。これによって、この領域においてスライバに対する追加的な引張り力が発生し、このような引張り力によって、最終的にはスライバが裂断するようなことがある。
DE19923576A1及び特開平4−263623号公報に基づいて公知の構成では、ドラフト装置ユニットはスライバ収容部の直ぐ上に配置されている。これによって、ドラフト装置ユニットから送出されたスライバを、比較的短い距離で、後続のスライバ収容部に送出することができる、という利点が得られる。しかしながらこの公知の構成では、個々のコーミング箇所から送出された、比較的低い結合力を有するスライバが、ドラフト装置ユニットに到るまで長い搬送区間にわたって搬送されねばならない。このことは、一方では、この長い搬送区間におけるスライバ裂断のおそれを有し、かつ他方では、特殊な搬送装置を必要とする。さらにこの公知の構成では、スライバ収容部の上に配置されたドラフト装置ユニットを操作することが、操作員にとって困難である。さらにまた、追加的な操作プラットフォームを設けることも必要である。
ドラフト装置ユニットに接続して、スライバ収容部の上方にスライバを移送する搬送装置が設けられる、例えばEP640705A1に開示されているようなコーミング機械の構成を出発点として、本発明の課題は、公知の構成における欠点を排除すべく、公知の構成を改良して、ドラフト装置ユニットから送出されたスライバのために、比較的高い速度でも、作業を行うことができるようにすることである。
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述べたコーミング機械において、フリース捕集装置と搬送手段との間に、駆動装置に結合されたカレンダローラ対が設けられており、該カレンダローラ対のニップ箇所の領域に、該ニップ箇所を通して貫通案内されるスライバのための側部ガイドが設けられている。
カレンダローラ対のニップ箇所の領域に側部ガイドが設けられているので、ニップ箇所を通して貫通案内されるスライバが、カレンダ過程(硬化過程)中に側方に逃げることは不可能である。これによって、スライバはその全横断面にわたって硬化され、ひいてはスライバの結合力が高められる。この高められた結合力によって、後続のスライバ収容部への搬送手段(コンベヤベルト)の送出箇所の領域におけるスライバ裂断のおそれが、低減もしくは回避される。これによってまた、より高い搬送速度で搬送手段を用いてスライバを移送することが可能となり、しかもこの際に、臨界的な引渡し箇所の領域においてスライバの裂断が生じることもない。カレンダローラのニップ間隙におけるスライバの硬化によって、さらに、コンベヤベルト上において搬送中にスライバから縁部繊維が解離するおそれも減じられる。
スライバのさらなる硬化ひいては結合力のさらなる上昇を得るために、本発明の別の態様では、カレンダローラ対のカレンダローラは、その周面に成形部を備えている。このような成形部によって特に、縁部繊維の領域が硬化される。
フリース捕集装置から送出されたスライバを、カレンダローラ対のニップ箇所に正確に移動するために、本発明の別の態様では、カレンダローラ対のニップ箇所とフリース捕集装置との間に、走入ホッパが設けられている。
本発明のさらに別の態様では、フリース捕集装置は、旋回軸を中心にしてスライバの搬送方向に対して横方向に、1つの鉛直平面において旋回可能に支持されている。このように構成されていると、例えば保守作業又はクリーニング作業を実施できるようにするために、フリース捕集装置を作業ポジションから休止位置に移動させることができる。
フリース捕集装置に対応して、該フリース捕集装置のポジションを監視するセンサが配設されている場合には、フリース捕集装置の旋回可能性を、監視目的のために使用することができる。すなわち、フリース捕集装置の領域における繊維材料の滞留によって、フリース捕集装置は、滞留に起因して発生する力によって、その運転位置から休止位置へと旋回させられ、このことは、センサによって認識される。センサはこの場合信号を制御ユニットに発信し、これにより制御ユニットは、相応な処置(例えばコーミング機械の停止)に関する命令を発する。
フリース捕集装置をその運転ポジションに確実に保持するために、機械フレームには磁石が設けられていてよく、この磁石は、その磁力によってフリース捕集装置を、磁石表面自体に、又は相応に対応して配設されたストッパ面に保持する。
本発明の別の好適な態様では、カレンダローラ対の第1のカレンダローラが、機械フレームに回転可能に支持されていて、駆動装置に結合されていて、第2のカレンダローラが、旋回レバーに回転可能に支持されていて、該旋回レバーは、機械フレームに取り付けられた旋回軸を中心にして旋回可能に配置され、かつ該旋回軸に対して間隔をおいて、押圧手段によって押圧力を加えられる。
押圧手段としては、この場合例えば、圧力源に接続されたベローズシリンダが使用され、該ベローズシリンダは、機械フレームと旋回レバーとに支持されている。
本発明のさらに別の態様では、旋回レバーは、互いに間隔をおいて向かい合って位置する側板を備えていて、該側板の間に、前記カレンダローラの第2のカレンダローラが回転可能に支持されており、この場合側板は、カレンダローラ対のニップ箇所の領域において第2のカレンダローラの外径を越えて張り出していて、ニップ箇所を通して案内されるスライバの側部ガイドを形成している。この場合、互いに向かい合っている側板の間における平行な間隔は、この間隔が、カレンダローラの外周部の領域における幅よりも、極めて僅かだけ大きくなるように、選択される。すなわちカレンダローラの各端面と、各側板の互いに向かい合っている面との間の間隔は、0.05mm〜0.8mmの値であってよい。この間隔は好ましくは0.1mmである。
このように構成されていると、側板は一方では、第2のカレンダローラを回転可能に支持するために働き、かつ他方では、ニップ間隙を通して案内されるスライバを、側部においてガイドするために働く。第1の(下側の)カレンダローラは、第2の(上側の)カレンダローラと同じ幅を有する。第1及び第2のカレンダローラは、鉛直方向で見て、正確に互いに上下に位置しているので、第1のカレンダローラの端面も(第2のカレンダローラのように)、第1のカレンダローラをも部分的に覆う側板の互いに向かい合って位置する内面に対して、0.05〜0.8mmの間隔を、好ましくは0.1mmの間隔を有する。
スライバを、カレンダローラ対のニップ箇所と、後続の搬送手段への送出箇所との間の領域において、鉛直方向の位置で案内するために、本発明のさらに別の態様では、側板は横ウェブに結合されていて、該横ウェブは、カレンダローラ対のニップ箇所と後続の搬送手段との間の領域に配置されている。
本発明の別の態様では、フリース捕集装置の送出箇所の領域に、互いに間隔をおいて延びている2つの側板が固定されていて、両側板の間に、カレンダローラ対の第2のカレンダローラが回転可能に支持されていて、駆動装置に結合された第1のカレンダローラは、機械フレームに回転可能に支持されていて、側板は、フリース捕集装置の旋回軸に対して間隔をおいて、押圧手段によって押圧力を加えられる。このように構成されていると、フリース捕集装置を、側板の間において回転可能に支持された第2のカレンダローラと一緒に、作業ポジションから休止位置に旋回させることができ、例えばこれにより保守作業を実施することができる。
本発明の好適な態様では、側板は、カレンダローラ対のニップ箇所の領域において、第2のカレンダローラの外径を越えて張り出していて、これによって同時に、ニップ箇所を通して案内されるスライバの側部ガイドを形成している。この場合においても、第2のカレンダローラの端面と、ウェブの、向かい合って位置する面との間の間隔は、最小値(0.05〜0.8mm)に保たれ、これによって、カレンダ過程(圧縮過程)中に、カレンダローラの間におけるニップ間隙においてスライバが側方に逃げることを、阻止することができる。
ニップ間隙から走出されたスライバを高い搬送速度においても確実に、後続の搬送手段(コンベヤベルト)への送出箇所に供給するために、本発明の別の態様では、側板は、カレンダローラ対のニップ箇所と搬送手段への送出箇所との間の領域を越えて、スライバの搬送平面の側部において延びている。
本発明のさらに別の態様では、フリース捕集装置へのドラフト装置ユニットの送出箇所と、カレンダローラ対のニップ箇所と、搬送手段への送出箇所とが、ほぼ一平面に位置している。このように構成されていると、スライバの品質に対して不都合な作用を及ぼす可能性がある変向箇所を、回避することができる。
その他の本発明の利点については、以下に記載の実施の形態において詳しく述べる。
公知のコーミング機械を概略的に示す側面図である。 図1に示したドラフト装置ユニットと後続のコンベヤベルトとの間の引渡し箇所を拡大して示す部分図である。 コンベヤベルトを、該コンベヤベルトの後ろに位置していて、図1に示したホッパ車の上に位置する、後続のカレンダローラ対への引渡し箇所と共に、拡大して示す部分図である。 ドラフト装置ユニットと後続の搬送手段(コンベヤベルト)との間における、本発明のように構成された引渡し箇所の1実施形態を示す側面図である。 図4に対応する側面図であって、本発明の別の実施形態を示す側面図である。 図5の矢印Xで示した視線方向で見た平面図である。
図1には、機械フレームMSを備えた汎用のコーミング機械1が示されており、機械フレームMSには、コーミングヘッド(コーミング箇所)K1〜K8が設けられている。個々のコーミングヘッドK1〜K8において形成されたスライバFは、走出テーブルT上において、後続のドラフト装置ユニットSEに供給される。この場合、走出テーブルT上において案内されたスライバFは、斜め上方に向かって延びるランプ3を介して、ドラフト装置ユニットSEの入口ローラ対EWに供給される。特に、図2及び図3の拡大された部分図から分かるように、ドラフト装置ユニットSEにおいて延伸された、延伸された繊維フリースVである繊維材料は、ドラフト装置ユニットSEの出口ローラ対AWから、後続のフリース捕集装置4(簡単に:フリースガイド)に送出される。このフリースガイド4(図6参照)では、繊維フリースVは1つのスライバFにまとめられ、このスライバFは、搬送管5を介して、後続のコンベヤベルトTBの送出箇所ASに引き渡される。搬送管5には開口Oが設けられていて、この開口Oは接続部6に開口している。この場合接続部6は管路7を介して圧力源Pに接続されている。圧力源Pから開口Oを通して供給される圧縮空気によって、搬送管5内におけるスライバF1の搬送が促進される。このことは特に、新たなスライバ端部もしくはまとめられた繊維フリースVが、当て付け過程(Ansetzvorgang)時に搬送管5内に導入されねばならない場合に、必要である。
スライバF1を所望のように後続の送出箇所ASに送出できるようにするために、搬送管5はその自由端部に、ホッパ8として形成された先細部を備えている。
コンベヤベルトTBは、第1の上昇する部分A1を備え、この部分A1は、ほぼ水平に方向付けられた部分A2に移行している。コンベヤベルトTBは、変向ローラL1,L2を介して案内され、この場合変向ローラL1は、略示された駆動装置ATと駆動結合されている。この駆動装置ATは、略示された接続部9によって示されているようにドラフト装置ユニットSEをも駆動する。両変向ローラL1,L2の間には、2つのガイドローラR1,R2が回転可能に支持されている。駆動される変向ローラL1の領域には、上側に押圧ローラRDが設けられており、この押圧ローラRDを介してコンベヤベルトTBは、さらに変位させられ、そして押圧ローラRDは、変向ローラL1と一緒にニップ箇所KSを形成し、このニップ箇所KSにおいて、搬送管5から送出されたスライバF1はコンベヤベルトTB上に載置される。送出箇所ASの領域においてコンベヤベルトTBは、部分的に押圧ローラRDに巻き付き、これによってスライバF1には圧着圧が加えられる。これによりスライバF1は軽く圧縮され、スライバF1は、横方向への移動可能性に基づいて、かつ圧力を加えられることによって、ほぼ方形の横断面へと平らに押圧変形される。駆動されるコンベヤベルトTBを介してスライバF1は、引渡し箇所UBに搬送され、この引渡し箇所UBのところでスライバF1は、下方に向かって、ほぼ鉛直方向で、後続のスライバホッパ11に供給される。このスライバホッパ11からスライバF1は、後続のカレンダローラ対KWのニップ間隙内に達し、カレンダローラ対KWはスライバF1を圧縮して、後続のホッパ車TRに送出し、このホッパ車TRからスライバF1は、ホースの形でケンスK内に収容される。引渡し箇所UB、カレンダローラ対KW、ホッパ車TR及びケンスKは、スライバ収容部BAの領域に設けられている(図1参照)。
図3において引渡し箇所UBの領域に破線で示されるように、スライバF1に作用する遠心力FKに基づいて、スライバF1は、カレンダローラKWの間のニップ間隙に達する前に、ループ状の膨らみSを生ぜしめる。これによってこの引渡し箇所UBの領域においては、部分的に、スライバF1の内部において引張り力が高められ、この引張り力の上昇によって場合によっては、スライバは破断もしくは断裂することがある。すなわち、この引渡し箇所UBにおけるスライバ裂断のおそれは、より高いニップレートもしくはニッピングレート(Kammspielzahl)によって、ひいてはコンベヤベルトTBにおけるより高い搬送速度で作業が行われる場合に、さらに大きくなる。引渡し箇所UBの領域におけるスライバ裂断のこのおそれは、本発明による装置によって減じられる、もしくは回避される。このような装置は、例えば図4〜図6に図示され、これにつき、以下において説明する。
図4に示した実施形態では、ランプ3を介してドラフト装置ユニットSEの入口ローラ対EWに供給されたスライバFは、延伸されて、フリースVとして、出口ローラ対AWから後続のフリースガイド14に送出される。このフリースガイド14を介して繊維フリースVは、スライバF1にまとめられ、後続の搬送管15に送出される。この搬送管15は図示の実施形態では、フリースガイド14と堅固に結合されている。搬送管15の自由端部には、スライバホッパ16(略して「ホッパ」と呼ぶ)が設けられており、このホッパ16から、スライバは、後続のカレンダローラ対18のニップ箇所KPに送出される。カレンダローラ対18は、第1のカレンダローラ20を有し、この第1のカレンダローラ20は、回転軸19を介して回転可能に機械フレームMSに定置に支持され、駆動接続部17を介して駆動装置ATに駆動結合されている。図示のように、ドラフト装置ユニットSEと、後続のコンベヤベルトTBのための変向ローラL1も同様に、この駆動装置ATと駆動結合されている。変向ローラL1の、機械フレームMSに回転可能に支持された軸12と、カレンダローラ20の回転軸19との間における、直接的な駆動連結も可能である。第1のカレンダローラ20の上には、第2のカレンダローラ21が、軸22を介して、互いに平行に方向付けられたウェブもしくは側板S1,S2に回転可能に支持されている。これらの側板S1,S2はこの場合保持体24に固定されている。特に図6の断面図から分かるように、第2のカレンダローラ21は(後で述べる図5の実施形態においても)、側板S1,S2の間に配置されていて、軸受Lを介して側板S1,S2に回転可能に支持されている。この場合カレンダローラ21の端面SFは、各側板S1,S2の内面IFから0.05〜0.8mm(好ましくは0.1mm)の小さな間隔aを有する。図4から分かるように、側板S1,S2はニップ箇所KPを越えて、第1のカレンダローラ20の方向に張り出している。このように構成されていることによって、ニップ箇所KPの内部において圧縮されたスライバF1が、集束過程中に、側板S1,S2の内面IFを越えて横方向に拡がることを、確実に防止することができる。これによってスライバF1は、ニップ箇所KPの領域において横断面全体にわたって集束されることができる。各カレンダローラ20,21の周面に成形部26を設けることによって、スライバF1の硬化作用はさらに高められる。この場合例えば、公開されたEP360142に開示されているような、ローラの成形部が設けられていてよい。
図4からさらに分かるように、両側板S1,S2は、後続のコンベヤベルトTBへの送出箇所ASの領域にまで、延びている。すなわち、ニップ箇所KPから送出された圧縮されたスライバF2はその側部において、スライバF2が送出箇所ASにおいてコンベヤベルトTB上に載置されるまで、側板S1,S2によって案内される。これによって、コンベヤベルトTBへのスライバF2のコントロールされた送出が保証される。この送出領域に、例えば公知の構成において図2に示されるような、追加的な押圧ローラを設けることは、ここでは必要ない。ニップ箇所KPから送出箇所ASへのスライバF2の移送を促進するために、両側板S1,S2の間には横ウェブ28が設けられており、この横ウェブ28においてスライバは、下側において支持されることができる。
図4に示した実施形態では、フリースガイド14に結合された搬送管15は、旋回軸30を中心にして旋回可能に機械フレームに取り付けられている。この場合接続板31が設けられていて、これらの接続板31は旋回軸30に結合されている。同様に搬送管15には両側板S1,S2も堅く結合されており、この両側板S1,S2には、第2のカレンダローラ21が回転可能に支持されている。搬送管15の下において機械フレームMSにはストッパ33が取り付けられており、このストッパ33を介して、下側の作業位置における搬送管15及びフリースガイド14の旋回運動が制限される。すなわち図4に示した位置において(この場合搬送管15はストッパ33に接触している)、ニップ箇所KPの領域において両カレンダローラ20,21の間にはなお僅かな間隔が存在している。これによって、このニップ箇所KPの領域に繊維材料が存在しない場合に、両カレンダローラ20,21の間における直接的な接触を、確実に防止することができる。
図2に示した実施形態におけると同様に、搬送管15は開口Oを備えていて、接続部6に結合されている。この接続部6は管路7を介して圧力源Pに接続されている。既に述べたように、圧縮空気の供給は、特に当て付け過程時に、搬送管15の内部におけるスライバ搬送を促進する。このような装置は、一般的に「インジェクタ」とも呼ばれる。
ニップ箇所KPの領域においてニップ力を生ぜしめるために、ばね35が設けられており、このばね35は、例えば旋回可能なアーム36に取り付けられていて、保持体24に支持されている。アーム36は、旋回軸37を中心にして、図示された運転位置から破線で示された休止位置に移動可能である。旋回軸37は機械フレームMSに固定されている。保守目的のために、側板S1,S2に回転可能に支持された第2のカレンダローラ21は、搬送管15及び該搬送管15に結合されたフリースガイド14と一緒に、軸30を中心にして上方に向かって休止位置に旋回させることができる(破線による図示参照)。この装置の旋回動作の前に、ばね35は旋回軸37を中心にして、既に述べた休止位置に旋回させる必要がある。もちろん、旋回軸30を解離した後で、図示されたモジュール全体を別のモジュールに交換することも可能である。
図5には、本発明の別の実施形態が示されている。既に図4において説明したのと等価のエレメントには、同じ符号が使用される。この実施形態においても、ドラフト装置ユニットSEの出口ローラ対AWから送出された繊維フリースVは、フリースガイド44に供給され、このフリースガイド44において繊維フリースVは、スライバF1にまとめられ、後続の搬送管45に引き渡される。この場合においても、接続部6は開口Oを備え、この開口Oを介して、圧力源P1から延びる管路7によって圧縮空気が供給される。
搬送管45は図示の実施形態では、分離箇所47を備え、この場合搬送管45の第1部分45は、フリースガイド44に堅く結合されており、このフリースガイド44は接続板31を介して旋回軸30に結合されている。破線で示されているように、搬送管45の第1部分45は、結合されたフリースガイド44と一緒の上側のポジションに旋回させることができる。機械フレームMSに取り付けられた磁石Mを用いて、搬送管45は図示の運転位置に保持される。搬送管の第2部分45′は、スライバホッパ16に結合されており、この場合、第2部分45′及びスライバホッパ16は、機械フレームMSに不動に固定されている。搬送管の、旋回運動可能に支持された第1部分45を介して、搬送管を保守目的のために上側の位置に旋回させることができる。さらにこの旋回運動可能性は、当該箇所において発生する繊維材料の滞留を監視するために、利用することができる。そのために、搬送管45の自由端部の領域には、センサ50が設けられており、このセンサ50を介して搬送管45の運動が監視される。機械フレームMSに定置に固定されたセンサ50は、ライン51を介して中央の制御ユニットSTに接続されている。フリースガイド44の領域において発生する材料の滞留によって、滞留に基づく押圧力が発生し、この押圧力によってフリースガイド44もしくは搬送管45の第1部分45は、マグネットMの磁力を克服して、旋回軸30を中心にして時計回り方向で上方に向かって旋回させられる。このことは、センサ50によって検知され、制御ユニットSTに伝達され、この制御ユニットSTは停止信号を送信し、これにより機械を停止させる。同時に、操作員に相応な故障箇所を示すために、信号ランプ又は他の警告信号(図示せず)を発生させることもできる。
既に述べた実施形態において記載したように、この実施形態(図5)においても、カレンダローラ対18の第1のカレンダローラ20は、機械フレームMSにおいて軸19を中心にして回転運動可能に支持されている。軸19は、略示された駆動接続部17を介して駆動装置ATと駆動結合されている。この駆動装置ATとは、変向ローラL1の駆動軸12及びドラフト装置ユニットSEも駆動結合されている。ニップ箇所KPを形成するために第1のカレンダローラ20の上に配置されている第2のカレンダローラ21もまた、軸22を介して側板S1,S2に回転可能に支持されている。互いに平行に間隔をおいて配置された側板S1,S2は、1つの保持体24に固定されている。視線方向Xで見た図6から分かるように、図4の実施形態において説明したように、第2のカレンダローラ21(及び第1のカレンダローラ20)の端面SFは、両方の側板S1,S2の各内面IFに対して小さな間隔a(0.05〜0.8mm)をおいて配置されている。この配置形態によって、スライバF1が圧縮過程中にニップ箇所KPから側方に逃げることを確実に防止することができる。同様に側板S1,S2は、後続のコンベヤベルトTBの上における送出箇所ASにまで延びており、これによってスライバ(圧縮されたこのスライバはスライバF2と呼ぶ)は、両側において正確に、この送出箇所ASに到るまで案内される。この搬送領域においてスライバF2を支持するために、この実施形態においても、横ウェブ28が設けられていてよい。
図4に示した実施形態とは異なり、図5の実施形態では、軸40が設けられており、この軸40は、一方では機械フレームMSにおける受容孔内に受容され、かつ他方では各側板S1,S2に設けられた孔41を貫いて突出している。この軸40を介して、両側板S1,S2、保持体24及び、側板S1,S2に支持された第2のカレンダローラ21は、機械フレームMSに旋回可能に支持されている。保持体24の延長された端部には、圧縮空気源(図示せず)に接続されたベローズシリンダが固定されていて、このベローズシリンダはその自由端部において、機械フレームMSに支持されている。ベローズシリンダ42とは反対の側には、同様に、側板S1,S2を越えて延びる、保持体24の延長部が設けられており、この延長部は、図示の作業ポジションにおいてストッパ38に支持されている。機械フレームMSに不動に固定されたこのストッパ38によって、第1のカレンダローラ20に向かっての第2のカレンダローラ21の旋回運動は、制限される。すなわちこの実施形態においても、図示の作業ポジションでは(図4の実施形態におけるように)、両カレンダローラ20,21の周面の間に小さな間隔が存在している。圧縮空気を供給されるベローズシリンダ42によって、スライバF1に対する相応な押圧力が、ニップ箇所KPの領域において生ぜしめられる。この実施形態においても、保持力を高めるために、カレンダローラ20,21がその外周面に成形部26(図6)を備えていると、有利である。ニップ箇所KPから送出された圧縮されたスライバF2は、送出箇所ASにおいて、後続の駆動されるコンベヤベルトTBの上に載置される。
側板S1,S2を旋回可能に支持する軸40に対して間隔をおいて、センサ48が機械フレームMSに固定されており、このセンサ48は、ライン49を介して中央の制御ユニットSTに接続されている。センサ48によって、保持体24の運動、ひいては、軸40を中心にした第2のカレンダローラ21の運動も監視される。すなわち、繊維材料がスライバホッパ16の端部とニップ箇所KPとの間の領域において集積するや否や、これによって、軸40を中心にしたカレンダローラ21の旋回運動が生ぜしめられる。このことは、センサ48によって認識され、ライン49を介して制御ユニットSTに伝達される。規定された旋回運動を超過した場合に、制御ユニットSTから停止信号が送信され、この停止信号によって機械は停止させられる。このこともまた、既に述べたように、相応な信号装置(光学式又は音響式)によって操作員に伝えられてよい。
図面から分かるように、軸40は固定手段、例えばねじ43を介して、その軸方向ポジションにおいて保持されてよい。ねじ43を緩めた後で、軸40は軸方向においてその取り付けられた位置から除去することができ、これによって、側板S1,S2に支持された第2のカレンダローラ21を、保持体24及びベローズシリンダ42と共に全体的に除去することができる(破線による図示参照)。もちろん、この取外し過程の前に、ベローズシリンダ42は無圧にさせられている。これによって、当該領域への、例えば保守及びクリーニングを目的とした自由な接近が可能になる。さらに、摩耗が生じた場合には、カレンダローラ対を迅速に交換することが可能である。
もちろん、本発明の枠内において、さらに別の多数の実施形態が可能である。ドラフト装置ユニットの送出箇所と、例えばコンベヤベルトである後続の搬送手段との間に、本発明のようにカレンダローラ対を設けることによって(この場合スライバは圧縮もしくは集束過程中に側部において案内されている)、スライバを搬送手段において高い搬送速度で運ぶことができ、しかもこの際に、スライバ載置部への後続の送出箇所の領域において、スライバの裂断を生ぜしめることはない。

Claims (15)

  1. 複数のコーミング箇所(K1〜K8)を備えたコーミング機械(1)であって、個々のコーミング箇所(K1〜K8)において形成されたスライバ(F)が、ガイドエレメント(T,3)を介してドラフト装置ユニット(SE)に供給され、該ドラフト装置ユニット(SE)から送出された繊維フリース(V)が、フリース捕集装置(4,14,44)を介して1つのスライバ(F1)にまとめられ、該スライバ(F1)は、駆動される搬送手段(TB)上に送出され、該搬送手段(TB)は前記スライバ(F1)を送出箇所(UB)に搬送し、該送出箇所(UB)において前記スライバ(F1)は変向されて、鉛直方向で下方に向かって、スライバ収容部(BA)に送出される、コーミング機械(1)において、前記フリース捕集装置(4,14,44)と前記搬送手段(TB)との間に、駆動装置(AT)に結合されたカレンダローラ対(18)が設けられており、前記カレンダローラ対(18)のニップ箇所(KP)の領域に、該ニップ箇所(KP)を通して貫通案内されるスライバ(F1)のための側部ガイド(S1,S2)が設けられていることを特徴とする、コーミング機械(1)。
  2. 前記カレンダローラ対(18)のカレンダローラ(20,21)は、その周面に成形部(26)を備えている、請求項1記載のコーミング機械(1)。
  3. 前記カレンダローラ対(18)の前記ニップ箇所(KP)と前記フリース捕集装置(14,44)との間に、走入ホッパ(16)が設けられている、請求項1又は2記載のコーミング機械(1)。
  4. 前記フリース捕集装置(14,44)は、旋回軸(30)を中心にして前記スライバ(F1)の搬送方向に対して横方向に、1つの鉛直平面において旋回可能に支持されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
  5. 前記フリース捕集装置を運転ポジションに保持する手段(M)が設けられている、請求項4記載のコーミング機械(1)。
  6. 前記手段は、前記機械フレーム(MS)に取り付けられた少なくとも1つの磁石(M)から成っている、請求項5記載のコーミング機械(1)。
  7. 旋回可能な前記フリース捕集装置(44)のポジションを監視するためのセンサ(50)が設けられている、請求項4から6までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
  8. 前記カレンダローラ対(18)の第1のカレンダローラ(20)が、前記機械フレーム(MS)に回転可能に支持されていて、駆動装置(AT)に結合されていて、第2のカレンダローラ(21)が、旋回レバー(S1,S2,24)に回転可能に支持されていて。該旋回レバー(S1,S2,24)は、前記機械フレーム(MS)に取り付けられた旋回軸(40)を中心にして旋回可能に配置され、かつ該旋回軸(40)に対して間隔をおいて、押圧手段(42)によって押圧力を加えられる、請求項1から7までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
  9. 前記押圧手段は、圧力源(P)に接続されたベローズシリンダ(42)から成っていて、該ベローズシリンダ(42)は、前記機械フレーム(MS)と前記旋回レバー(S1,S2,24)とに支持されている、請求項8記載のコーミング機械(1)。
  10. 前記旋回レバー(S1,S2,24)は、互いに間隔をおいて向かい合って位置する側板(S1,S2)を備えていて、該側板(S1,S2)の間に、前記カレンダローラの第2のカレンダローラ(21)が回転可能に支持されており、この場合前記側板(S1,S2)は、前記カレンダローラ対の前記ニップ箇所(KP)の領域において第2のカレンダローラ(21)の外径を越えて張り出していて、前記ニップ箇所(KP)を通して案内される前記スライバ(F1)の前記側部ガイドを形成している、請求項8又は9記載のコーミング機械(1)。
  11. 前記側板(S1,S2)は、前記スライバ(F2)を鉛直方向において案内するために、横ウェブ(28)と結合されていて、該横ウェブ(28)は、前記カレンダローラ対(18)のニップ箇所(KP)と後続の搬送手段(TB)との間の領域に配置されている、請求項10記載のコーミング機械(1)。
  12. 前記フリース捕集装置(14)の送出箇所(15)の領域に、互いに間隔をおいて延びている2つの側板(S1,S2)が固定されていて、両側板(S1,S2)の間に、前記カレンダローラ対(18)の第2のカレンダローラ(21)が回転可能に支持されていて、駆動装置(AT)に結合された第1のカレンダローラ(20)は、前記機械フレーム(MS)に回転可能に支持されていて、前記側板(S1,S2)は、前記フリース捕集装置(14)の旋回軸(30)に対して間隔をおいて、押圧手段(35)によって押圧力を加えられる、請求項4記載のコーミング機械(1)。
  13. 前記側板(S1,S2)は、前記カレンダローラ対(18)の前記ニップ箇所(KP)の領域において、第2のカレンダローラ(21)の外径を越えて張り出していて、前記ニップ箇所(KP)を通して案内される前記スライバ(F1)の側部ガイドを形成している、請求項12記載のコーミング機械(1)。
  14. 前記側板(S1,S2)は、前記カレンダローラ対(18)の前記ニップ箇所(KP)と前記搬送手段(TB)への送出箇所(AS)との間の領域を越えて、前記スライバ(F2)の搬送平面の側部において延びている、請求項10又は13記載のコーミング機械(1)。
  15. 前記フリース捕集装置(14,44)への前記ドラフト装置ユニット(SE)の前記送出箇所(AW)と、前記カレンダローラ対(18)の前記ニップ箇所(KP)と、前記搬送手段(TB)への前記送出箇所(AS)とが、ほぼ一平面に位置している、請求項1から14までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
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