JP2014500368A - ポリエステル組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ポリエステル、二酸化チタン、およびガラス繊維をベースとする組成物、短期耐熱性製品を製造するための前記組成物の使用、および、短期耐熱性のポリエテルをベースとする製品、特にポリエステルに基づくオプトエレクトロニクス製品の製造方法に関する。

Description

本発明は、ポリエステル、二酸化チタン、およびガラス繊維をベースとする組成物、短期耐熱性製品を製造するための前記組成物の使用、ならびに短期耐熱性のポリエステルに基づく製品、特にポリエステルに基づくオプトエレクトロニクス製品の製造方法に関する。
多くの電子および電気のモジュールおよび部品は、感温電気および/または電子製品、例えば、感熱集積回路、リチウム電池、発信結晶、およびオプトエレクトロニクス製品を含む。この種のモジュールの組み立ての過程で、製品に設けられた電気接点を他の製品の回路板および/または電気接点の導体通路に接続するために、信頼できる方法が必要である。前記組み立ては、製品上に設けられたはんだ付け接続が、回路板にはんだ付けされるはんだ付け法によって達成されることが多い。ここでのそれぞれの製品について、良好なはんだ付け接続がもたらされ得るはんだ付け時間およびはんだ付け温度の安全な範囲がある。同時に、長期的な損傷を回避するために、感温電気および電子製品の過剰な加熱は、回避されなければならない。したがって、感熱製品のはんだ付けには、第1に、はんだ付け接続の領域に与えられたはんだ付け温度が、はんだ付けのために十分に高いことを保証すること、しかし第2に、製品の感温領域の温度を製品への損傷を避けるために十分に低く保つことという、相容れない要求が課される。
良好なはんだ付け結果を得るために、LEDを製造するために用いられる製品は、はんだ付けプロセスの間に長時間にわたって高温に曝される必要がある。したがって、一例として、波動はんだ付けでは、回路板上に挿入された製作品は、最初に約100℃にゆっくりと加熱される。次いで、実際のはんだ付けが、典型的には約260℃で行われ、少なくとも5秒かかり、凝固段階が続き、この間に製品はゆっくり冷える。(特許文献1)には、このはんだ付けプロセス(これは、合計で数分かかる)の間に起こる温度上昇からオプトエレクトロニクス製品を効果的に保護するために、製品に、はんだ付けの間、はんだ付けプロセスの終了後に取り除かれる保護的仕掛けが施されている。
(特許文献2)には、ポリエステルとしてPET(ポリエチレンテレフタレート)、10から10000nmの粒径を有する二酸化チタン、およびガラス繊維を含む、オプトエレクトロニクス製品の分野に用いられる組成物が開示されている。(特許文献3)には、ポリエステル(テレフタル酸シクロヘキサンジメタノール)、二酸化チタン、およびガラス繊維をベースとする、LED筐体用の耐熱性組成物が記載されている。
(特許文献4)には、芳香族ポリエステルまたは完全芳香族ポリエステルに基づくパワーLEDとして知られているものが開示され、ここでの目的は、熱または放射線による熱可塑性材料の分解を阻止することである。これらのパワーLEDは、特にp−ヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸、ヒドロキノンまたは4,4’−ビスフェノール、および場合によってイソフタル酸をベースとする、前記芳香族ポリエステルまたは完全芳香族ポリエステルの使用によって長期にわたる光度を示す。しかし、(特許文献4)のポリエステルの不利点は、記載されたポリマーの高融点のために355℃以上である高い溶融加工温度、ならびに175℃以上の高い型温度である。
従来技術に述べられたポリエステルは、それらの短期耐熱性またははんだ浴抵抗性の点では、十分な安定性を有し得るが、それらは、特に溶融加工の際に欠点を有することがわかった。従来技術で述べられたポリエステルは、高い融点を有し、したがって、その融点を超える非常に高い加工温度を必要とし、高い型温度を必要とするため、欠点を有する。高い加工温度および高い型温度は、特に温度制御および成形品の冷却のための特別で高価な装置を有する射出成形機を必要とする。高い加工温度は、射出成形装置の磨耗増加をももたらす。
国際公開第02/074028A1号パンフレット 特開昭55−027335号公報 国際公開第2007/033129A2号パンフレット 国際公開第2010/049531A1号パンフレット
したがって、本発明の目的は、低い溶融加工温度とともに、短期耐熱性、反射率、および高い表面品質に関して最適化された特性を有する組成物を提供することである。
十分に高い短期耐熱性を有する(これは、その後の加工工程で良好なはんだ付け結果を得るための前提条件である)とともに、同時に低い溶融加工温度が求められる(組成物の加工においてかなりの改善が結果として生じる)組成物の提供は、この2つの特性が、それ自体相容れないので、特に困難な技術的課題である。この目的にはまた、最適化された反射率および表面品質特性への要求が含まれ、したがって、さらにより困難な課題を有している。
課題の解決策および本発明の主題は、
a)5から50重量部、好ましくは10から40重量部、特に好ましくは13から33重量部のガラス繊維、
b)10から40重量部、好ましくは13から33重量部、特に好ましくは18から28重量部の、90nmから2000nmの平均粒径を有する二酸化チタン、および
c)20から80重量部、好ましくは30から70重量部、特に好ましくは40から60重量部のポリエチレンテレフタレート(PET)
を含む組成物である。
好ましい一実施形態において、本発明は、
a)5から50重量部、好ましくは10から40重量部、特に好ましくは13から33重量部のガラス繊維、
b)10から40重量部、好ましくは13から33重量部、特に好ましくは18から28重量部の、90nmから2000nmの平均粒径を有する二酸化チタン、
c)20から80重量部、好ましくは30から70重量部、特に好ましくは40から60重量部、とりわけ40から50重量部のポリエチレンテレフタレート(PET)、および
d)8から12重量部のポリブチレンテレフタレート(PBT)
を含む組成物を提供する。
好ましい一実施形態において、本発明の組成物はまた、a)からd)に加えて、
e)0.01から15重量、好ましくは0.01から10重量部、特に好ましくは0.01から5重量部の、a)およびb)に記載した成分とは異なる添加物
を含む。
特に好ましい一実施形態において、重量部のすべての合計は100%であり、本発明の成形用組成物の全体の組成に相当する。
本発明における成分a)として用いるガラス繊維は、一般に、7〜18μm、好ましくは9〜15μmの繊維直径を有し、連続フィラメント繊維の形態でまたはチョップドガラス繊維もしくは粉砕ガラス繊維の形態で添加する。この繊維は、適切なサイズ剤系、および(好ましくはシラン系の)カップリング剤またはカップリング剤系の仕上げ加工を施されていてもよい。
前処理用のよく知られているシラン系カップリング剤は、一般式(I)
(X−(CH−Si−(O−C2r+14+k (I)
(式中、置換基は以下のとおりに定義される:
Xは、NH−、HO−、
Figure 2014500368
であり、
qは、2から10、好ましくは3から4の整数であり、
rは、1から5、好ましくは1から2の整数であり、
kは、1から3、好ましくは1の整数である)
のシラン化合物である。
好ましいカップリング剤は、アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノブチルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、アミノブチルトリエトキシシラン、および置換基Xとしてグリシジル基を含む対応するシランからなる群からのシラン化合物である。
ガラス繊維を変性する表面処理のためのシラン化合物の、一般に用いる量は、ガラス繊維に基づいて、0.05から2重量%、好ましくは0.25から1.5重量%、特には0.5から1重量%である。
成形用組成物を与えるまたは成形品を与える加工の結果として、成形用組成物または成形品中のガラス繊維のd97またはd50値は、当初用いたガラス繊維のものより小さくなり得る。成形用組成物を与えるまたは成形品を与える加工の結果として、ガラス繊維の長さの分布は、当初に用いられるものよりも成形用組成物または成形品中でより短くなり得る。
本発明における成分b)として用いる二酸化チタンに使用することができる二酸化チタン顔料は、基礎物質が、硫酸法(SP)または塩素法(CP)によって製造されたものであってよく、アナターゼ型および/またはルチル型構造、好ましくはルチル型構造を有するものである。この基礎物質は、安定化されていることを必要としないが、特有の安定化が好ましい:CPからの基礎物質の場合、0.3から3.0重量%(Alとして計算)のAlドーピング、および四塩化チタンの酸化の間の気相における少なくとも2%過剰な酸素によって、二酸化チタンを得る;SPからの基礎物質の場合、一例としてAl、Sb、NbまたはZnによるドーピングによる。十分に高い色の明度を得るために、好ましくはAlによる、または比較的高いAlドーピングレベルの場合には、アンチモンによる補償による「光」安定化が特に好ましい。二酸化チタンを、塗料およびコーティング、プラスチックなどにおける白色顔料として用いる場合、UV吸収によってもたらされる望ましくない光触媒反応が、顔料材料の分解をもたらすことが知られている。ここでは、二酸化チタン顔料は、近紫外領域で光を吸収し、したがって電子−正孔対が生成し、これらは、二酸化チタンの表面上に非常に反応性のフリーラジカルを生成する。生じたフリーラジカルは、有機媒体中のバインダーの分解を引き起こす。本発明において、二酸化チタンの光活性を低下させるために、特に好ましくはSiおよび/もしくはAlおよび/もしくはZrの酸化物によって、ならびに/またはSn化合物を用いて、無機的に後処理されることが好ましい。
二酸化チタン顔料の表面は、化合物SiOおよび/もしくはAl、ならびに/または酸化ジルコニアの酸化物水和物の非晶質沈殿物の被覆を有することが好ましい。Alコーティングは、ポリマーマトリックス中の顔料分散を促進し、SiOコーティングは、顔料の表面での電荷移動を抑制し、したがってポリマー分解を防止する。
本発明において、二酸化チタンに、好ましくは、特にシロキサンまたは多価アルコールによって、親水性および/または疎水性有機コーティングを付与する。本発明で用いる二酸化チタンは、90nmから2000nm、好ましくは200nmから800nmの平均粒径を有する。
商業的に得られる製品の例は、Kronos、Dallas(米国)からの、Kronos(登録商標)2230、Kronos(登録商標)2225、およびKronos(登録商標)vlp7000である。
成分c)およびd)として用いられるPETおよびPBTは、芳香族ジカルボン酸またはそれらの反応性誘導体、好ましくはジメチルエステルまたは無水物と、脂肪族、脂環式または芳香脂肪族ジオールとの反応生成物、および前記反応生成物の混合物である。
それらは、テレフタル酸(またはその反応誘導体)と、2個の炭素原子、およびそれぞれ4個の炭素原子を有するそれぞれの脂肪族ジオールとから公知の方法によって製造され得る(Kunststoff−Handbuch[Plastics Handbook],volume VIII,pp.695 ff.,Karl−Hanser−Verlag,Munich 1973)。したがって、これらは、国際公開第2010/049531A1号パンフレットの目的のための芳香族ポリエステルではない。
好ましいポリエチレンテレフタレート(PET)およびポリブチレンテレフタレート(PBT)は、ジカルボン酸に基づいて、少なくとも80モル%、好ましくは少なくとも90モル%のテレフタル酸部分と、ジオール成分に基づいて、少なくとも80モル%、好ましくは少なくとも90モル%のエチレングリコール部分または1,4−ブタンジオール部分とを含む。
この好ましいポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートは、テレフタル酸部分と一緒に、8〜14個の炭素原子を有する最大20モル%までの他の芳香族ジカルボン酸の部分、または4〜12個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸の部分、例えば、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、シクロヘキサンジ酢酸、またはシクロヘキサンジカルボン酸の部分を含んでもよい。
この好ましいポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートは、エチレン部分と一緒に、それぞれ、1,4−ブタンジオールグリコール部分、最大20モル%までの他の3〜12個の炭素原子を有する脂肪族ジオールまたは6〜21個の炭素原子を有する脂環式ジオール、好ましくは1,3−プロパンジオール、2−エチル−1,3−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、3−メチル−2,4−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−または1,6−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2,5−ヘキサンジオール、1,4−ジ(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、2,4−ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチルシクロブタン、2,2−ビス(3−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンおよび2,2−ビス(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)プロパンの部分(独国特許出願公開第A2407674号明細書(=米国特許第4035958号明細書)、独国特許出願公開第A2407776号明細書、独国特許出願公開第A2715932号明細書(=米国特許第4176224号明細書))を含んでいてよい。
本発明で用いるPETおよびPBT材料は、一例として、例えば、独国特許出願公開第A1900270号明細書(=米国特許第A3692744号明細書)に記載されたもののような、比較的少量の三価もしくは四価アルコールまたは三塩基もしくは四塩基カルボン酸の取り込みによって分岐していてもよい。好ましい分岐剤は、トリメシン酸、トリメリット酸、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、およびペンタエリトリトールである。
本発明で用いるPETおよびPBT材料は、好ましくは、それぞれの場合にフェノール/o−ジクロロベンゼン(1:1重量部)中25℃で測定された、約0.3cm/g〜1.5cm/g、特に好ましくは0.4cm/g〜1.3cm/g、特に好ましくは0.5cm/g〜1.0cm/gの固有粘度を有する。
成分c)PETおよび成分d)PBTのポリエステルも、場合によって他のポリエステルおよび/またはポリマーとの混合物中で用いることができる。
本発明の組成物はまた、成分e)として添加剤も含み得る。
成分e)の通常の添加剤は、好ましくは、安定剤、特にUV安定剤、熱安定剤、γ線安定剤、帯電防止剤、流動剤、難燃剤、離型剤、エラストマー変性剤、耐火添加剤、乳化剤、核形成剤、可塑剤、潤滑剤、染料、および顔料である。これらの添加剤および他の好適な添加剤は、一例として、Gaechter,Mueller,Kunststoff−Additive[Plastics additives],3rd edition,Hanser−Verlag,Munich,Vienna,1989,およびPlastics Additives Handbook,5th edition,Hanser−Verlag,Munich,2001に記載されている。添加剤は、単独もしくは混合物中で、またはマスターバッチの形態で用いることができる。
安定剤としては、好ましくは立体的に障害されたフェノール、ヒドロキノン、芳香族二級アミン(例えば、ジフェニルアミン)、置換レゾルシノール、サリチル酸塩、ベンゾトリアゾール、およびベンゾフェノン、ならびにこれらの基の様々に置換されたメンバー、ならびにこれらの混合物が用いられる。
用いる染料または顔料は、成分b)の二酸化チタンとは独立の、オプロエレクトロニクス製品において光をそれから着色して放射させる目的または放射される光を改善する光学ブライトナーを用いる目的を有する、他の染料および顔料である。
核形成剤としては、好ましくはフェニルホスフィン酸ナトリウムもしくはフェニルホスフィン酸カルシウム、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、または他に好ましくはタルク粉末が用いられる。
潤滑剤および離型剤としては、好ましくは、エステルワックス、テトラステアリン酸ペンタエリトリトール(PETS)、長鎖脂肪酸、特にステアリン酸もしくはベヘン酸、これらの塩、特にステアリン酸Caもしくはステアリン酸Zn、またはアミド誘導体、特にエチレンビスステアリルアミド、またはモンタンワックス、特に28から32個の炭素原子の鎖長を有する直鎖飽和カルボン酸の混合物、または低分子量ポリエチレンワックスもしくは低分子量ポリプロピレンワックスを用いる。
可塑剤としては、好ましくは、ジオクチルフタレート、ジベンジルフタレート、ブチルベンジルフタレート、炭化水素油、またはN−(n−ブチル)ベンゼンスルホンアミドを用いる。
エラストマー改質剤として用いる添加剤としては、好ましくは
E.2 <10℃、好ましくは<0℃、特に好ましくは<−20℃のガラス転移温度を有する、95〜5重量%、好ましくは70〜10重量%の1種以上のグラフトベース上の
E.1 5〜95重量%、好ましくは30〜90重量%の少なくとも1種のビニルモノマー
からなる1種以上のグラフトモノマーEが用いられる。
グラフトベースE.2は、一般に0.05〜10μm、好ましくは0.1〜5μm、特に好ましくは0.2〜1μmの中央粒径(d50値)を有する。
モノマーE.1は、好ましくは、
E.1.1 50〜99重量%の、ビニル芳香族および/もしくは環置換ビニル芳香族(例えば、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン)ならびに/または(C〜C)アルキルメタクリレート(例えば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート)と、
E.1.2 1〜50重量%の、シアン化ビニル(不飽和ニトリル、例えば、アクリロニトリルおよびメタクリロニトリル)および/もしくは(C〜C)アルキル(メタ)アクリレート(例えば、メチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート)ならびに/または不飽和カルボン酸(例えば、無水マレイン酸およびN−フェニルマレイミド)の誘導体(例えば、無水物およびイミド)
との混合物である。
好ましいモノマーE.1.1は、スチレン、α−メチルスチレンおよびメチルメタクリレートのモノマーの少なくとも1種から選択されるものであり、好ましいモノマーE.1.2は、アクリロニトリル、無水マレイン酸、およびメチルメタクリレートのモノマーの少なくとも1種から選択されるものである。
特に好ましいモノマーは、E.1.1のスチレンおよびE.1.2のアクリロニトリルである。
エラストマー変性剤に用いるグラフトポリマーに適したグラフトベースE.2の例は、ジエンゴム、EP(D)Mゴム、すなわち、エチレン/プロピレンおよび必要に応じてジエンをベースとしたゴム、ならびに、アクリルゴム、ポリウレタンゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、およびエチレン/酢酸ビニルゴムである。
好ましいグラフトベースE.2は、ジエンゴム(例えば、ブタジエン、イソプレンなどをベースとしたもの)、もしくはジエンゴムの混合物、またはジエンゴムのコポリマー、もしくはこれらと他の共重合可能なモノマー(例えば、E.1.1およびE.1.2)との混合物であるが、但し、成分E.2のガラス転移温度は、<10℃、好ましくは<0℃、特に好ましくは<−10℃であることを条件とする。
純粋なポリブタジエンゴムが、グラフトベースE.2として特に好ましい。
特に好ましいポリマーEは、ABSポリマー(エマルションABS、バルクABSおよび懸濁ABS)であり、例は、独国特許出願公開第A2035390号明細書(=米国特許第A3644574号明細書)もしくは独国特許出願公開第A2248242号明細書(=英国特許第A1409275号明細書)、またはUllmann,Enzyklopaedie der Technischen Chemie[Encyclopedia of Industrial Chemistry],vol.19(1980),pp.280 ffに記載されたものである。グラフトベースE.2のゲル含有量は、少なくとも30重量%、好ましくは少なくとも40重量%(トルエン中で測定)である。ABSは、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー(CAS番号9003−56−9)を意味し、以下の異なる3種類のモノマー、すなわち、アクリロニトリル、1,3−ブタジエンおよびスチレンの合成ターポリマーである。それは、非晶質熱可塑性物質である。ここでこれらの量比は、アクリロニトリルについて15〜35重量%、ブタジエンについて5〜30重量%、およびスチレンについて40〜60重量%の範囲で変動し得る。
エラストマー変性剤またはグラフトコポリマーEは、フリーラジカル重合、例えば、エマルション重合、懸濁重合、溶液重合またはバルク重合、好ましくはエマルション重合またはバルク重合によって製造される。
他の特に好適なグラフトゴムは、ABSポリマーであり、このABSポリマーは、米国特許第A4937285号明細書に従って、有機過酸化物およびアスコルビン酸から構成される開始剤系を用いてレドックス開始によって製造される。
グラフトモノマーは、グラフト反応の間にグラフトベース上に必ずしも完全にはグラフト化されないことが知られているので、グラフトベースの存在下でグラフトモノマーの共重合によって得られる生成物、および後処理の間に同時に製造される生成物も、本発明によるグラフトポリマーEである。
好適なアクリルゴムは、好ましくは、グラフトベースE.2をベースとしたアルキルアクリレートと、必要に応じて、最大40重量%までの他の重合可能なグラフトベースE.2をベースとしたエチレン性不飽和モノマーと、から構成されるポリマーである。好ましい重合可能なアクリルエステルは、C〜C−アルキル、好ましくはメチル、エチル、ブチル、n−オクチルおよび2−エチルヘキシルエステル;ハロアルキルエステル、好ましくはハロ−C〜C−アルキルエステル、特に好ましくはクロロエチルアクリレート、および前記モノマーの混合物である。
架橋のために、2つ以上の重合可能な二重結合を有するモノマーが、共重合され得る。架橋モノマーの好ましい例は、3〜8個の炭素原子を有する不飽和モノカルボン酸のエステル、3〜12個の炭素原子を有する不飽和一価アルコールのエステル、または2〜4個のOH基および2〜20個の炭素原子を有する飽和ポリオールのエステル、例えば、エチレングリコールジメタクリレート、アリルメタクリレート;多価不飽和ヘテロ環式化合物、例えば、トリビニルおよびトリアリルシアヌレート;多官能性ビニル化合物、例えば、ジ−およびトリビニルベンゼン;ならびにトリアリルホスフェートおよびジアリルホスフェートである。
好ましい架橋モノマーは、アリルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジアリルフタレート、および少なくとも3個のエチレン性不飽和基を有するヘテロ環式化合物である。
特に好ましい架橋モノマーは、環状モノマーである、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリアクリロイルヘイサヒドロ−s−トリアジン、トリアリルベンゼンである。架橋されたモノマーの量は、グラフトベースE.2に基づいて、好ましくは0.02〜5重量%、特には0.05〜2重量%である。
少なくとも3個のエチレン性不飽和基を有する環状架橋モノマーの場合、その量をグラフトベースE.2の1重量%未満の量に制限することが有利である。
グラフトベースE.2の製造のために必要に応じてアクリル酸エステルと一緒に役立ち得る、好ましい「他」の重合可能なエチレン性不飽和モノマーの例は、アクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、アクリルアミド、ビニルC〜C−アルキルエーテル、メチルメタクリレート、ブタジエンである。グラフトベースE.2として好ましいアクリルゴムは、そのゲル含有量が少なくとも60重量%であるエマルションポリマーである。
E.2による他の好適なグラフトベースは、独国特許出願公開第A3704657号明細書(=米国特許第4859740号明細書)、独国特許出願公開第A3704655号明細書(=米国特許第4861831号明細書)、独国特許出願公開第A3631540号明細書(=米国特許第4806593号明細書)および独国特許出願公開第A3631539号明細書(=米国特許第4812515号明細書)に記載されたとおりの、グラフトのための活性部位を有するシリコーンゴムである。
難燃剤として用いる添加剤は、市販の有機ハロゲン化合物を共力剤と一緒に、または市販の有機窒素化合物、もしくは有機/無機リン化合物を個別にまたは混合物で含む。鉱物難燃添加剤、例えば、水酸化マグネシウムまたは炭酸CaMg水和物を用いることも可能である(例えば、独国特許出願公開第A4236122号明細書(=カナダ特許第2109024A1号明細書))。好適であり得るハロゲン含有、特に臭素化および塩素化化合物は、エチレン−1,2−ビステトラブロモフタルイミド、エポキシ化テトラブロモビスフェノールA樹脂、テトラブロモビスフェノールAオリゴカーボネート、テトラクロロビスフェノールAオリゴカーボネート、ペンタブロモポリアクリレートおよび臭素化ポリスチレンである。好適な有機リン化合物は、国際公開第A98/17720号パンフレット(=米国特許第6538024号明細書)のリン化合物、好ましくはトリフェニルホスフェート(TPP)、オリゴマーを含むレゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)(RDP)、およびオリゴマーを含むビスフェノールAビスジフェニルホスフェート(BDP)、メラミンホスフェート、メラミンピロホスフェート、メラミンポリホスフェート、ならびにこれらの混合物である。用いる特定の窒素化合物は、メラミンおよびメラミンシアヌレートである。好適な共力剤は、好ましくはアンチモン化合物、特に三酸化アンチモンおよび五酸化アンチモン、亜鉛化合物、スズ化合物、例えば、スズ酸スズおよびホウ酸スズである。炭化剤として知られるもの、およびテトラフルオロエチレンポリマーを難燃剤に添加することも可能である。
成分a)とは独立に、さらなる充填剤および/またはさらなる強化材が、本発明の組成物中に添加剤として存在し得る。
しかし、特にタルク、雲母、シリケート、石英、二酸化チタン、ウォラストナイト、カオリン、アモルファスシリカ、炭酸マグネシウム、チョーク、長石、硫酸バリウム、ガラスビーズおよび/または繊維状充填剤、ならびに/または(炭素繊維をベースとする)強化材をベースとする、2種以上の異なる充填剤および/または強化材の混合物の使用も好ましい。タルク、雲母、シリケート、石英、二酸化チタン、ウォラストナイト、カオリン、アモルファスシリカ、炭酸マグネシウム、チョーク、長石、または硫酸バリウムをベースとする鉱物微粒子充填剤を用いることが好ましい。タルク、ウォラストナイトまたはカオリンをベースとする鉱物微粒子充填剤を用いることが、本発明において特に好ましい。
さらに、添加剤として針状鉱物充填剤の使用が特に好ましい。本発明において、針状鉱物充填剤という表現は、顕著な針状特性を有する鉱物充填剤を意味する。針状ウォラストナイトを一例として挙げることができる。鉱物の長さ:直径比は、好ましくは2:1から35:1、特に好ましくは3:1から19:1、最も好ましくは4:1から12:1である。本発明の針状鉱物の平均粒径は、シーラス・グラニュロメーター(CILAS GRANULOMETER)で決定して、好ましくは20μmより小さく、特に好ましくは15μmより小さく、10μm未より小さいことがとりわけ好ましい。
既に上に記載したとおり、好ましい一実施形態における充填剤および/または強化材は、特に好ましくはシランベースの、特に好ましくはカップリング剤またはカップリング剤系によって、表面変性されていてもよい。しかし、この前処理は必須ではない。
添加剤として用いる充填剤を変性する表面コーティングのためのシラン化合物の用いる量は、鉱物充填剤に基づいて、一般に0.05〜2重量%、好ましくは0.25〜1.5重量%、特には0.5〜1重量%である。
成形用組成物または成形品を与えるための処理の結果として、成形用組成物または成形品中の微粒子充填剤のd97またはd50値は、当初に用いる充填剤のものよりも小さくなることがあり得る。
しかし、本発明はまた、短期耐熱性製品、好ましくは電気および電子のモジュールおよび部品、特に好ましくはオプトエレクトロニクス製品を製造するための本発明の組成物の使用も提供する。
しかし、本発明はまた、マトリックス材料が、射出成形または押出成形、好ましくは射出成形によって得られる、電気または電子産業、特に好ましくは電子または電気のモジュールおよび部品のための製品、好ましくは短期耐熱性製品の製造方法も提供する。
しかし、本発明はまた、ポリエステルに基づく製品の短期耐熱性を改善する方法であって、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとの混合物をベースとするガラス繊維強化組成物を、射出成形または押出成形によって、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタンとともに加工することを特徴とする方法も提供する。
熱可塑性組成物の射出成形および押出成形の方法は、公知である。
押出成形または射出成形によって製品を製造する本発明の方法は、230〜330℃の範囲、好ましくは250〜300℃の範囲の溶融温度、および場合によって最大で2500バールまでの圧力、好ましくは最大で2000バールまでの圧力、特に好ましくは最大で1500バールまでの圧力、非常に特に好ましくは最大で750バールまでの圧力で操作する。
連続式共押出成形では、2種の異なる材料が、交互の順番で送り出される。これは、押出しの方向における区域で異なる材料構成を有する予備成形体(プリフォーム)をもたらす。材料の適当な選択によって、特別に必要とされる特性を有する物品の特定の部分を形成させること、例えば、軟かい端部および硬い中心部分を有する物品、または一体化された軟らかい折り畳みベロー領域を有する物品を形成させることも可能である(Thielen,Hartwig,Gust,“Blasformen von Kunststoffhohlkoerpern”[Blow molding of plastics],Carl Hanser Verlag,Munich 2006,pages127−129)。
射出成形法の特徴は、原料、好ましくはペレット形態の原料を、加熱された円筒状キャビティ内で溶融し(可塑化し)、加圧下、温度制御されたキャビティ内で、射出溶融物の形態で射出する。
様々な段階は、
1.可塑化/溶融
2.射出段階(充填工程)
3.圧力保持段階(結晶化の間の熱収縮を考慮するため)および
4.脱型
である。
射出成形機は、型締め装置、射出装置、駆動および制御システムから構成される。型締め装置は、型用の固定されかつ移動可能な圧盤、端部圧盤、および移動可能な型の圧盤用のタイバーおよび駆動部を有する。(トグルジョイントまたは油圧型締め装置)。
射出装置は、電気的に加熱可能なシリンダ、スクリュードライブ(モータ、ギアボックス)およびスクリューの移動用油圧装置、および射出装置を含む。射出装置の機能は、粉末またはペレットの溶融、計量および射出、それへの保持圧力の印加(収縮の考慮のため)にある。スクリュー内の溶融物の逆流(漏れ流れ)の問題は、逆止弁によって解決される。
次いで、射出型内において、流入溶融物は切り離され、冷却され、所望の部品がこうして製造される。この方法には、2つの半分の型が常に必要とされる。射出成形法内の様々な機能的システムは、以下、すなわち、
− ランナーシステム
− 成形インサート
− ガス抜き
− 機械搭載および持ち上げ力
− 脱型システムおよび運動の伝達
− 温度制御
のとおりである。
射出成形法と対照的に、押出成形法は、押出機においてプラスチック(この場合、ポリアミド)の連続的に成形されたストランドを用いる。ここで、押出機は、熱可塑性成形品を製造する機械である。様々な種類の装置は、
単軸押出機および二軸押出機およびそれぞれの下位群:
従来の単軸押出機、搬送単軸押出機、
逆回転二軸押出機、および共回転二軸押出機
である。
押出成形設備は、押出機、ダイ、下流装置、および押出成形ブロー型から構成される。異型品を製造するための押出成形設備は、押出機、異形ダイ、キャリブレータ、冷却部分、キャタピラーおよびローラー、分離装置、および傾斜シュートから構成される。
したがって、本発明はまた、本発明の組成物の押出成形、異形押出しまたは射出成形によって得られる、製品、特に短期寸法安定製品を提供する。
しかし、本発明はまた、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとの混合物をベースとするガラス繊維強化組成物を、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタンとともに、射出成形法で、あるいは押出成形を用いて、加工することを特徴とする、短期耐熱性製品の製造方法を提供する。
本発明は、
a)5〜50重量部のガラス繊維、
b)10〜40重量部の、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタン、ならびに
c)40〜50重量部のポリエチレンテレフタレート(PET)、および
d)8〜12重量部のポリブチレンテレフタレート
を含む混合物を加工することを特徴とする、短期耐熱性製品の製造方法を好ましくは提供する。
意外なことに、記述した方法によって得られる製品は、従来技術の組成物で得られる製品とは対照的に、優れた短期耐熱性/はんだ帯抵抗性を示し、かつ、450nmでの反射率における最適化された特性および長期間の老化に対するこの特性の少ない損失と、250〜275℃の範囲の低い融点を伴う十分な溶融安定性とによって最適化された加工性を示す。
しかし、本発明はまた、製品、特にオプトエレクトロニクス製品の短期耐熱性を高めるための本発明の組成物の使用を提供する。
したがって、本発明の方法によって製造される製品は、電気または電子製品、好ましくはオプトエレクトロニクス製品、特にLEDまたはOLEDに優れた適合性を有する。発光ダイオード(LED)は、電子半導体部品である。ダイオードを通って電流が導電方向に流れる際に、半導体材料およびドーピングに依存する波長によって、光、赤外線(それが、赤外発光ダイオードである場合)、または紫外線を放射する。有機発光ダイオード(OLED)は、有機半導体材料から作られている薄膜発光部品であり、電流密度および輝度が、より小さく、単結晶材料が必要とされない点で、無機発光ダイオード(LED)と異なっている。したがって、従来の(無機)発光ダイオードと対照的に、有機発光ダイオードは、より低いコストで製造することができるが、それらは現在、従来の発光ダイオードよりも短い寿命を有している。
明確にするために、本発明の範囲は、一般用語または好ましい範囲において、上に記述した定義およびパラメータのいずれかの任意の所望の組合せを含むことが留意されるべきである。
本発明における記載した組成物を、二軸押出機(Coperion Werner & Pfleiderer(Stuttgart、独国)製のZSK26 Mega Compounder)内で、260〜290℃の温度で溶融状態で個々の成分を混合し、ストランドの形態で送りだし、ペレット化可能となるまで冷却し、ペレット化することによって製造する。このペレットを、さらなる工程の前に、真空乾燥オーブン中120℃で約2時間乾燥させる。
表1に記載する試験用の試験片(60×40×4mmの寸法の着色試料プラーク)を、市販の射出成形機において、260〜270℃の溶融温度および80〜120℃の型温度で射出成形した。
短期耐熱性を決定する試験:この試験では、直径1mmの円筒状はんだ付けヘッド先端部を20℃/分の速度で25℃から360℃まで加熱する。このはんだ付けヘッド先端部は、60×40×4mmの試験片と接触しており、かけた加重は1.0kgである。試験片へのはんだ付けヘッド先端部の侵入が1.5mmとなる温度を、侵入温度と称する。350℃〜360℃の範囲で、測定過程の間の有用な評価は、記載される温度勾配によって不可能になり、したがって、ここで得られる最高の評価可能な温度は、350℃である。これを超えるものはいずれも、>350℃で示す。
表面:60mm×40mm×4mmの寸法の試験片の表面を評価し、視覚的に分類した。決定的な評価基準は、光沢、平滑度、色、および表面構造の一様性であった。+は、oより良好な結果を意味する。
反射率:反射率について決定した値は、60mm×40mm×4mmの寸法の試験に対して、D65光下のMinolta(CM2600D)色測定装置において、DIN5033−4に従って、450nmでの光沢値である。
高温空気老化後の反射率損失:高温空気老化について、60mm×40mm×4mmの寸法の試験片を、市販の高温空気オーブン内で140℃にて14日間老化させる。老化過程後に、試験片をオーブンから取り出し、室温に冷却後、反射率を上に記載したとおりに測定し、老化前の対応する反射率値のパーセントとして算出する。
加工性および脱型性:本発明で用いるポリエステルの加工性および脱型性は、射出成形工程中の射出圧力と脱型性との2つの特性に由来し得る。成形用組成物の流動性が良ければ良いほど、射出成形工程中に必要な射出圧力が低くなれば低くなるほど、加工性が良い。脱型性については、急速な結晶化が有利であり、最小の遅延時間の後に、変形なしに型から製品を取出すことが可能となる。+は、oより良好な結果を意味する。
PBT:約0.93cm/gの固有粘度(25℃においてフェノール:1,2−ジクロロベンゼン=1:1中で測定)を有するポリブチレンテレフタレート(Pocan(登録商標)B1300、Lanxess Deutschland GmbH、Leverkusen、独国より入手可能な市販製品)
PET:ポリエチレンテレフタレート(Invista、Wichita、米国より入手可能なPET V004ポリエステルチップ)
GF:シラン含有化合物でサイジングされた直径10μmのガラス繊維(CS7967、Lanxess N.V.、Antwerp、ベルギー国より入手可能な市販製品)
TiO:ポリエステルに一般的に使用される無機二酸化チタン(例えば、Kronos、Dallas、米国より入手可能なKronos(登録商標)2230)
他の材料:ポリエステルに一般的に使用される他の添加剤、例えば、離型剤(例えば、ペンタエリトリトールテトラステアレート(PETS))、熱安定剤(例えば、フェニルホスファイトをベースとしたもの)および核形成剤(例えば、タルク粉末[CAS番号14807−96−6」)。
Figure 2014500368
この表から、本発明の組成物が、高い反射率値、良好な加工条件および脱型条件、良好な表面品質、ならびに高温老化後の低い反射率損失を示すだけでなく、低い溶融加工温度(260〜270℃)とともに、300℃を超える短期耐熱性をも示すことが明らかにわかる。

Claims (11)

  1. a)5〜50重量部、好ましくは10〜40重量部、特に好ましくは13〜33重量部のガラス繊維、
    b)10〜40重量部、好ましくは13〜33重量部、特に好ましくは18〜28重量部の、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタン、および
    c)20〜80重量部、好ましくは30〜70重量部、特に好ましくは40〜60重量部のポリエチレンテレフタレート(PET)
    を含む組成物。
  2. a)5〜50重量部のガラス繊維、
    b)10〜40重量部の、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタン、
    c)40〜50重量部のポリエチレンテレフタレート(PET)、および
    d)8〜12重量部のポリブチレンテレフタレート
    を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記成分に加えて、e)0.01〜15重量部の、成分a)および成分b)とは異なる添加剤も存在することを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記重量部のすべての合計が、組成物全体の100%に相当することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物の押出成形または射出成形によって得られる製品。
  6. 前記製品が、電気または電子産業を対象としており、かつ短期耐熱性を有することを特徴とする、請求項5に記載の製品。
  7. 電気または電子産業用の製品を製造するための、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物の使用。
  8. 組成物の使用が、前記製品の短期耐熱性を高めるために役立つことを特徴とする、請求項7に記載の使用。
  9. 前記製品が、オプトエレクトロニクス製品を含むことを特徴とする、請求項7または8に記載の使用。
  10. ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとの混合物をベースとしたガラス繊維強化組成物を、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタンと一緒に、射出成形によってあるいは押出成形を用いて加工することを特徴とする、短期耐熱性製品の製造方法。
  11. a)5〜50重量部のガラス繊維、
    b)10〜40重量部の、90nm〜2000nmの平均粒径を有する二酸化チタン、
    c)40〜50重量部のポリエチレンテレフタレート(PET)、および
    d)8〜12重量部のポリブチレンテレフタレート
    を含む混合物を加工することを特徴とする、請求項10に記載の方法。
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