JP2014241192A - コネクタ - Google Patents

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上 政 則 大
Masanori Ogami
上 政 則 大
科 昌 夫 藁
Masao Warashina
科 昌 夫 藁
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WARASHINA KOGYO KK
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Unison Co Ltd
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Abstract

【課題】ハウジングとリテーナとを樹脂で一体化したオーバーモールド部を形成する際の改善を図ったコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタFは、ケーブルC1、C2、C3、C4と、筒状部41と、この筒状部41に接続され、筒状部41内に設けられた端子41aと、筒状部41に接続され、ケーブルの芯線C11、C21、C31、C41を圧着する圧着部42と、この圧着部42と筒状部41の間に位置し、筒状部41のケーブル側の開口部41Kを塞ぐ蓋5と、ケーブルを案内する案内通路P1、P2、P3、P4を有し、案内通路P1、P2、P3、P4を介して筒状部41が突出するように保持したリテーナ1と、筒状部41を収納する筒状収納部21を有し、筒状収納部21に筒状部41を収納したハウジング2と、リテーナ1を覆って、ハウジング2とリテーナ1とを樹脂で一体化したオーバーモールド部3とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに係り、特に、ハウジングとリテーナとを樹脂で一体化したオーバーモールド部を形成する際の改善を図ったコネクタに関する。
本件出願人は、先に、ケーブル結合体の本体への組み込み作業の容易化と隣接する芯線同士の接触防止を図ったコネクタを提案した(特許文献1参照)。
このコネクタは、例えば、図6に示すように、筒状部41の開口部41Kは、開口状態となっている。
特願2012−226614
図6に示すコネクタにあっては、ハウジングとリテーナとを樹脂で一体化する際、溶融した樹脂が筒状部41内に侵入することとなる。
これを防ぐように、樹脂圧を弱く調整しなければならず、樹脂圧を弱くすると、圧着部近傍の芯線の周囲を樹脂で確実に覆うことができず、芯線内部からのエアーリークによって生じる錆を防ぐことができないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を考慮してなされたコネクタを提供することを目的とする。
請求項1記載のコネクタは、ケーブルと、筒状部と、この筒状部に接続され、前記筒状部内に設けられた端子と、前記筒状部に接続され、前記ケーブルの芯線を圧着する圧着部と、この圧着部と前記筒状部の間に位置し、前記筒状部の前記ケーブル側の開口部を塞ぐ蓋と、前記ケーブルを案内する案内通路を有し、前記案内通路を介して前記筒状部が突出するように保持したリテーナと、前記筒状部を収納する筒状収納部を有し、前記筒状収納部に前記筒状部を収納した ハウジングと、前記リテーナを覆って、前記ハウジングと前記リテーナとを樹脂で一体化したオーバーモールド部とを備えているものである。
また、請求項2記載のコネクタは、請求項1記載のコネクタにおいて、蓋に接続され、筒状部の側へ向かうように凸状に形成された凸状部材を備えているものである。
また、請求項3記載のコネクタは、請求項1記載のコネクタにおいて、リテーナの案内通路の出口側に設けられた回動体とを備え、前記回動体は、ケーブルの芯線を介して接続された筒状部の案内通路の入口側から出口側に向かう移動を許容するように回動し、前記筒状部の前記案内通路の出口側から入口側に向かう移動を前記回動体の先端側を前記凸状部材に係止させて阻止するものである。
請求項1記載のコネクタによれば、リテーナを覆って、ハウジングとリテーナとを樹脂で一体化したオーバーモールド部を形成する際、溶融した樹脂が蓋により筒状部内の端子付近に侵入するのを防ぐと共に、圧着部近傍の芯線の周囲を樹脂で覆い、芯線内部からのエアーリークによって生じる錆を防ぐことができる。
また、請求項2記載のコネクタによれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、蓋に接続され、筒状部の側へ向かうように凸状に形成された凸状部材を備えているため、ハウジングとリテーナとを樹脂で一体化したオーバーモールド部を形成する際、溶融した樹脂が蓋を乗り越えて筒状部内の端子付近に侵入するのを防ぐことができる。
また、請求項3記載のコネクタによれば、上述した請求項2記載の発明の効果に加え、回動体の先端側を凸状部材に係止させるため、製造過程において、筒状部に接続されたケーブルがリテーナから離脱するのを防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施例のコネクタの概略的斜視図である。 図2は、図1の概略的断面図である。 図3は、図1のコネクタを構成するケーブルを装着したリテーナの概略的斜視図である。 図4は、図1のリテーナをハウジングに装着する前の状態の概略的斜視図である。 図5は、図4のリテーナをハウジングに装着した状態の概略的斜視図である。 図6は、従来の筒状部の開口部を塞がない状態の筒状部と圧着部との関係を示す概略的斜視図である。 図7は、図3の一の筒状部の開口部を蓋で塞いだ状態の筒状部と圧着部との関係を示す概略的斜視図である。 図8は、図1のコネクタにパッキンを装着した状態を示す概略的斜視図である。
本発明の一実施例のコネクタを図面(図1乃至図9)を参照して説明する。
図1に示すFは、コネクタ(例えば、メスコネクタ)で、コネクタFは、リテーナ1、ハウジング2、オーバーモールド部3から、概略的に構成されている。
コネクタFは、リテーナ1の筒状部41(図3参照)をハウジング2の筒状収納部21に対向させる(図4参照)と共に、筒状部41を筒状収納部21内に収納し(図5参照)、収納後、図示しない金型に樹脂を流し込み、リテーナ1を覆って、ハウジング2とリテーナ1とを樹脂で一体化してオーバーモールド部3(オーバーモールド部3は、例えば、ポリブチレンテレフタレート樹脂で形成されている。)を形成する。
リテーナ1は、例えば、ナイロン樹脂で形成され、図3に示すように、ケーブルC1、C2、C3、C4を案内する案内通路P1、P2、P3、P4を有し、案内通路P1、P2、P3(ケーブルC3に対応する案内通路)、P4を介して筒状部41が突出するように保持するものである。
また、41aは、筒状部41に接続された端子で、端子41aは、筒状部41内に設けられ、オスコネクタ(図示しない)の挿入部(図示しない、例えば、ピンである。)を受け入れて、挿入部(図示しない、例えば、ピンである。)と接触する部位である。
また、42は、筒状部41に接続された圧着部で、圧着部42は、ケーブルC1(C2、C3、C4)の芯線C11(C21、C31、C41)を圧着する部位である。
また、図3に示す11は、リテーナ1の案内通路P1、P2、P3、P4の出口側に設けられた回動体である。
この回動体11は、ケーブルC1、C2、C3、C4の芯線C11、C21、C31、C41を介して接続された筒状部41の案内通路P1、P2、P3、P4の入口側から出口側に向かう移動を許容するように回動し、筒状部41の案内通路P1、P2、P3、P4の出口側から入口側に向かう移動を回動体11の先端側を後述する凸状部材6に係止させて阻止するものである。
なお、図3に示すように、回動体11の先端側を凸状部材6に係止させるため、製造過程において、筒状部41に接続されたケーブルC1、C2、C3、C4がリテーナ1から離脱するのを防ぐことができる。
また、図7に示す5は、圧着部42と筒状部41の間に位置し、筒状部41のケーブルC1(C2、C3、C4)側の開口部41Kを塞ぐ蓋である。
なお、図6は、従来の筒状部41の開口部41Kを塞がない状態を示すもので、従来のコネクタにあっては、ハウジングとリテーナとを樹脂で一体化する際、溶融した樹脂が筒状部41内に侵入しないように、樹脂圧を弱くしなければならず、樹脂圧を弱くすると、圧着部42近傍の芯線C11(C21、C31、C41)の周囲を樹脂で確実に覆うことができず、芯線C11(C21、C31、C41)内部からのエアーリークによって生じる錆を防ぐことができない不具合を生じていた。
この点、本実施例にあっては、リテーナ1を覆って、ハウジング2とリテーナ1とを樹脂で一体化したオーバーモールド部3を形成する際、溶融した樹脂が蓋5により筒状部41内の端子41a付近に侵入するのを防ぐと共に、圧着部42近傍の芯線C11(C21、C31、C41)の周囲を樹脂で覆い、芯線C11(C21、C31、C41)内部からのエアーリークによって生じる錆を防ぐことができる。
また、図7に示す6は、蓋5に接続され、筒状部41の側へ向かうように凸状に形成された凸状部材である。
この凸状部材6は、製造過程において、筒状部41に接続されたケーブルC1(C2、C3、C4)がリテーナ1から離脱するのを防ぐことができると共に、ハウジング2とリテーナ1とを樹脂で一体化したオーバーモールド部3を形成する際、溶融した樹脂が蓋5を乗り越えて筒状部41内の端子41a付近に侵入するのを防ぐことができる。
また、ハウジング2は、例えば、ポリブチレンテレフタレート樹脂で形成され、筒状部41を収納する筒状収納部21を有し、筒状収納部21に筒状部4を収納するものである。なお、図8に示す7は、オーバーモールド部3のハウジング2に近い側に設けられたパッキンである。
従って、上述したコネクタFによれば、リテーナ1を覆って、ハウジング2とリテーナ1とを樹脂で一体化したオーバーモールド部3を形成する際、溶融した樹脂が蓋5により筒状部41内の端子41a付近に侵入するのを防ぐと共に、圧着部42近傍の芯線C11(C21、C31、C41)の周囲を樹脂で覆い、芯線C11(C21、C31、C41)内部からのエアーリークによって生じる錆を防ぐことができる。
また、上述したコネクタFは、低背のコネクタFを得ることができる、つまり、図2記載で言えば、ケーブルC1の長手方向の寸法をコンパクト化することができる。
F コネクタ
1 リテーナ
2 ハウジング
21 筒状収納部
3 オーバーモールド部
C1 ケーブル
C2 ケーブル
C3 ケーブル
C4 ケーブル
C11 芯線
C21 芯線
C31 芯線
C41 芯線
41 筒状部
41a 端子
41K 開口部
42 圧着部
P1 案内通路
P2 案内通路
P3 案内通路
P4 案内通路

Claims (3)

  1. ケーブルと、
    筒状部と、
    この筒状部に接続され、前記筒状部内に設けられた端子と、
    前記筒状部に接続され、前記ケーブルの芯線を圧着する圧着部と、
    この圧着部と前記筒状部の間に位置し、前記筒状部の前記ケーブル側の開口部を塞ぐ蓋と、
    前記ケーブルを案内する案内通路を有し、前記案内通路を介して前記筒状部が突出するように保持したリテーナと、
    前記筒状部を収納する筒状収納部を有し、前記筒状収納部に前記筒状部を収納した ハウジングと、
    前記リテーナを覆って、前記ハウジングと前記リテーナとを樹脂で一体化したオーバーモールド部と
    を備えている特徴とするコネクタ。
  2. 蓋に接続され、筒状部の側へ向かうように凸状に形成された凸状部材を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. リテーナの案内通路の出口側に設けられた回動体とを備え、
    前記回動体は、ケーブルの芯線を介して接続された筒状部の案内通路の入口側から出口側に向かう移動を許容するように回動し、前記筒状部の前記案内通路の出口側から入口側に向かう移動を前記回動体の先端側を前記凸状部材に係止させて阻止するものである
    ことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
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