JP2014241104A - 入力装置 - Google Patents

入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014241104A
JP2014241104A JP2013124035A JP2013124035A JP2014241104A JP 2014241104 A JP2014241104 A JP 2014241104A JP 2013124035 A JP2013124035 A JP 2013124035A JP 2013124035 A JP2013124035 A JP 2013124035A JP 2014241104 A JP2014241104 A JP 2014241104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay terminal
input device
base material
electrode
drawer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013124035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6103533B2 (ja
Inventor
融 澤田
Toru Sawada
融 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2013124035A priority Critical patent/JP6103533B2/ja
Publication of JP2014241104A publication Critical patent/JP2014241104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6103533B2 publication Critical patent/JP6103533B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、外部基板等との接続工程を簡略化して、製造コストを低減することが可能な入力装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、第1の面17及び第1の面17の反対側の第2の面18を備えるフィルム状の基材21と、基材21から延出する第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23と、基材の第1の面17に設けられた電極31、32と、基材21の第2の面18に設けられた導体部55とを有し、第1の引き出し部22の第1の面17には、電極31、32に電気的に接続された端子部24が設けられるとともに、第1の中継端子部25が設けられており、第2の引き出し部23の第2の面18には、導体部55に電気的に接続された第2の中継端子部26が設けられており、第2の中継端子部26は、第1の中継端子部25を介して端子部24に電気的に接続されることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、入力装置に関し、特に操作する指の影響を遮断又は外部からのノイズを遮蔽する導体部が設けられた入力装置に関する。
スマートフォンやタブレット端末などの電子機器の表示部には、表示画像のメニュー項目やオブジェクトを直接、指などで操作して座標入力を行うための透光型の静電式入力装置が用いられている。特許文献1には、外部から侵入する電磁波ノイズの影響を受けにくくした静電容量式の入力装置について開示されている。
図13は、特許文献1に記載されている従来例の静電容量式の入力装置について部分拡大断面図を示す。図13に示すように、従来例の入力装置110は、透光性の基材121と、基材121の一方の面121aに形成された複数の第1の電極122及び複数の第2の電極(図13では複数の第2の電極同士を接続する接続部128のみ示す)を有して構成される。また、第1の電極122及び第2の電極に接続された配線129が非入力領域116に形成されている。
従来例の入力装置110において、第1の電極122と第2の電極とは電気的に絶縁されて入力領域115に配置されており、第1の電極122と第2の電極との間で静電容量を形成する。操作者の指などの被検出体が入力装置110の入力領域115に接触または近づいたときに、第1の電極122と第2の電極の間の静電容量が変化して、これに基づいて入力位置情報を検出することができる。
検出された入力位置情報は、配線129を通して外部回路へと引き出されるため、外部から電磁波ノイズが侵入して配線129に重畳すると、入力位置情報と混同して誤検出が発生する。図13に示すように、配線129に重なる位置に絶縁層154を介して導体部155が形成されている。これにより、入力操作側の外部から侵入する電磁波ノイズを遮蔽することができる。したがって、誤検出を防止して、精度良く入力位置情報を検出可能である。
しかし、絶縁層154の厚さは1μm〜2μm程度であり、配線129と導体部155との間の距離が小さいことから、配線129と導体部155との間に形成される静電容量が大きくなる。そのため、入力領域115の第1の電極122と第2の電極との間の静電容量変化が相対的に小さくなってしまい、検出感度が低下するという課題が生じる。
この課題に対して、基材121の他方の面121bに導体部155を設ける構成とすることが検討された。基材121の厚さは、50μm〜100μm程度であるため、導体部155と配線129との間の距離が大きくなり、配線129と導体部155との間に形成される静電容量の増大が抑制される。よって、入力領域115における検出感度の低下を防止することができる。
特開2011−028535号公報
しかしながら、第1の電極122及び第2の電極をIC(Integrated Circuit)等の外部回路と接続するために、一方の面121aに端子部を設けて、端子部とフレキシブル基板等とを接続する工程を要する。さらに、導体部155を他方の面121bに設けた構成の場合、導体部155に所定の電圧を印加する必要があるため、他方の面121bにおいても端子部を設けてフレキシブル基板等を接続する工程を要する。
よって、一方の面121aで接続工程を行った後に、基材121を裏返して他方の面121bで接続工程を行う必要があり、接続工程が煩雑であり製造コスト増大に繋がる。さらに、基材121にはフィルム状の樹脂材料が用いられているため、熱圧着による接続を複数回行うと、ダメージを受けて入力操作を検出できなくなるおそれがある。また、一方の面121a及び他方の面121bの端子部にそれぞれに接続するために外部のフレキシブル基板を複数用意する、あるいは、両面に接続端子を形成した特殊な構成のものを用意する必要があるため、製造コストが増大する原因の一つとなる。
本発明は、上記課題を解決して、外部回路または外部基板との接続工程を簡略化して、製造コストを低減することが可能な入力装置を提供することを目的とする。
本発明の入力装置は、第1の面及び前記第1の面の反対側の第2の面を備えるフィルム状の基材と、前記基材から延出する第1の引き出し部及び第2の引き出し部と、前記基材の第1の面に設けられた電極と、前記基材の前記第2の面に設けられた導体部とを有し、前記第1の引き出し部の前記第1の面には、前記電極に電気的に接続された端子部が設けられるとともに、第1の中継端子部が設けられており、前記第2の引き出し部の前記第2の面には、前記導体部に電気的に接続された第2の中継端子部が設けられており、前記第2の中継端子部は、前記第1の中継端子部を介して前記端子部に電気的に接続されることを特徴とする。
これによれば、基材の第1の面に電極部が設けられ、第2の面に導体部が設けられた入力装置において、第1の引き出し部の第1の面に設けられた端子部に、前記複数の電極が電気的に接続されると共に、導体部についても第2の中継端子部及び第1の中継端子部を介して端子部に電気的に接続される。よって、外部回路、外部基板等と接続する際に、複数の電極及び導体部について同一の面側から接続可能となるため、接続工程を簡略化して製造コストを低減することが可能となる。また、1枚の基材の両面で接続する必要がないため、複数の外部基板や基材の両面での接続に対応可能な外部基板を用意する必要が無いため、製造コストの低減に繋がる。
したがって、本発明の入力装置によれば、外部基板等との接続工程を簡略化して、製造コストを低減することが可能である。
本発明の入力装置において、前記第2の中継端子部は、前記第1の中継端子部に対向して接続されていることが好ましい。これによれば、第2の中継端子部と第1の中継端子部とが簡便な構成で、且つ確実に接続される。
本発明の入力装置において、前記第1の引き出し部及び前記第2の引き出し部が、前記基材と一体に連続して形成されていることが好ましい。これによれば、第1の引き出し部及び第2の引き出し部が、基材と同じフィルム状材料で形成されるため、容易に変形させることができ、第2の中継端子部と第1の中継端子部とが容易に接続される。
本発明の入力装置は、前記第2の中継端子部が前記第1の中継端子部に接続されていない状態の平面視において、前記第2の中継端子部と前記基材との距離が、前記第1の中継端子部と前記基材との距離よりも大きいことが好ましい。これによれば、第2の引き出し部を撓ませることにより、第2の中継端子部を第1の中継端子部に対向させて接続することが容易に実現できる。
本発明の入力装置において、前前記第1の引き出し部と前記第2の引き出し部とは、互いに平行方向に延出して、前記第1の引き出し部には、前記第2の引き出し部に向かう方向に突出する第1の突出部が形成されており、前記第2の引き出し部には、前記第1の引き出し部に向かう方向に突出する第2の突出部が形成されており、前記第1の中継端子部及び前記第2の中継端子部は、前記第1の突出部及び前記第2の突出部にそれぞれ設けられていることが好適である。これによれば、第1の中継端子部及び第2の中継端子部を設ける位置の設計自由度を大きくすることができ、第1の中継端子部と第2の中継端子部との接続を容易に行うことができる。
本発明の入力装置は、前記第1の引き出し部または前記第2の引き出し部が前記基材から延出する箇所において、前記基材に切り欠きが設けられていることが好適である。これによれば、前記第1の引き出し部または前記第2の引き出し部が基材から延出する箇所において応力が集中することを抑制して、第1の引き出し部または第2の引き出し部が破損することを防止できる。
本発明の入力装置によれば、外部基板等との接続工程を簡略化して、製造コストを低減することが可能である。
本発明の第1の実施形態の入力装置を示す、分解斜視図である。 本実施形態の入力装置を構成する基材を示し、第1の面側から見たときの平面図である。 本実施形態の入力装置を構成する基材を示し、第2の面側から見たときの平面図である。 図1のIV−IV線で切断して矢印方向から見たときの入力装置の断面図である。 第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図である。 第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図(a)、及び側面図(b)である。 本実施形態の第1の変形例における、第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図である。 本実施形態の第2の変形例における、第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図である。 第2の実施形態の入力装置の断面図である。 第3の実施形態における入力装置を構成する基材について、第1の面側から見たときの平面図である。 第3の実施形態の入力装置における、第1の引き出し部及び第2の引き出し部の側面図である。 第4の実施形態における入力装置を構成する基材について、第1の面側から見たときの平面図である。 従来例の入力装置を示す部分拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の入力装置の具体的な実施形態について説明をする。なお、各図面の寸法は適宜変更して示している。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態の入力装置を示す、分解斜視図である。図1に示すように、入力装置10は表面パネル41と基材21とを有しており、表面パネル41と基材21とは粘着層42を介して貼り合わされる。図1に示すように、入力装置10には、枠状の非入力領域16が設定されるとともに、非入力領域16に囲まれた入力領域15が設定されている。操作者は、指などの被検出体を表面パネル41の入力領域15に接触、または、接触させずに近づけた状態で入力操作を行うことができる。
基材21には互いに対向する2つの面が形成されており、図1に示すように、Z2方向の面を第1の面17として、第1の面17の反対側の面、すなわちZ1方向の面を第2の面18とする。
図2は、本実施形態の入力装置を構成する基材を示し、第1の面側から見たときの平面図である。図2に示すように、基材21の第1の面17には、複数の第1の電極31及び複数の第2の電極32が設けられている。第1の電極31は、X1−X2方向において間隔を設けて配列されており、ブリッジ部33によりX1−X2方向に連結される。また、第2の電極32は、Y1−Y2方向において間隔を設けて配列されており、幅細の接続部34を介してY1−Y2方向に連結されている。図2に示すように、接続部34とブリッジ部33とが、平面視で交差するように形成されている。
図4は、図1の入力装置を組み立てたときに、図1のIV−IV線で切断して矢印方向から見たときの入力装置の断面図である。図4に示すように、接続部34を覆って絶縁層35(図2では省略して示す)が設けられている。そして、接続部34及び絶縁層35を跨がってブリッジ部33が設けられて、第1の電極31をX1−X2方向に接続する。このように、第1の電極31と第2の電極32とが互いに絶縁されて配列され、第1の電極31と第2の電極32との間で静電容量が形成される。操作者が入力操作を行う際、被検出体を表面パネル41に近づけると、被検出体と各電極31、32との間に静電容量が形成されて、第1の電極31と第2の電極32との間の静電容量に付加される。この静電容量変化に基づいて入力位置情報を検出することができる。
図2に示すように、本実施形態の入力装置10において、基材21から延出する第1の引き出し部22と第2の引き出し部23とが形成されている。第1の引き出し部22には、端子部24が設けられており、複数の端子が並列して配置されている。また、図2に示すように、連結された第1の電極31及び連結された第2の電極32にはそれぞれ電極部配線36が接続されている。電極部配線36は、基材21の非入力領域16を引き回されて第1の引き出し部22に形成されて、端子部24に接続される。端子部24には、外部の基板(図示しない)等が接続されて、IC等の外部回路(図示しない)へ入力位置情報が出力される。
本実施形態において、基材21は、フィルム状の樹脂材料を用いて形成されており、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)、環状ポリオレフィン(COP)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)等の透光性樹脂材料が用いられる。第1の電極31、第2の電極32、及び接続部34は、ITO(Indium Tin Oxide)、SnO、ZnO等の透明導電材料を用いて形成されており、スパッタや蒸着等の薄膜法により形成される。また、第1の電極31、第2の電極32、及び接続部34は、Agナノワイヤ、Agナノチューブ、カーボンナノチューブ、PEDOTのいずれかを有する導電性インクを用いて、インクジェット印刷などにより塗布形成することも可能である。ブリッジ部33は、Cu、Ag、Au等の金属材料やCuNi、AgPd等の合金、ITO等の導電性酸化物材料を用いることができる。
図3は、本実施形態の入力装置を構成する基材を示し、第2の面側から見たときの平面図である。図3に示すように、基材21の第2の面18には導体部55が設けられている。導体部55は、非入力領域16に設けられており、入力領域15を囲む枠状に形成される。図3に示すように、第2の引き出し部23の第2の面18には、第2の中継端子部26が設けられている。導体部55は、導体部配線56を介して第2の中継端子部26に電気的に接続されている。
導体部55は、例えばCu、Ag、Au等の金属材料やCuNi、AgPd等の合金、ITO等の導電性酸化物材料が用いられて、スパッタや蒸着等の薄膜法により形成される。また、上記の材料を含むインクを用いて、スクリーン印刷やインクジェット印刷などの印刷法により形成することができる。印刷形成により、安価に導体部55を形成することができる。また、第2の中継端子部26、導体部配線56についても、導体部55と同じ材料を用いて、同一工程で形成される。
図4に示すように、基材21の第2の面18が、粘着層42を介して表面パネル41に貼り合わされている。そして、導体部55は電極部配線36に重なる位置において、電極部配線36よりも表面パネル41側に形成されている。これにより、入力操作時に指などの被検出体を入力領域15に近づけた際に、導体部55に電圧を印加して電極部配線36と同電位に制御することにより、指と電極部配線36との間に静電容量が形成されることを防止することができる。指と電極部配線36との間に静電容量が排除されるため、第1の電極31と第2の電極32の検出感度を向上させることができる。
また、図4に示すように、導体部55と電極部配線36との間に基材21が介在している。基材21として、厚さが50μm〜200μm程度のフィルム材料が用いられる。したがって、導体部55と電極部配線36との距離を十分に大きくすることができるため、導体部55と電極部配線36との間に形成される静電容量の増大を抑制して、入力領域15における検出感度の低下が防止される。
図4に示すように、導体部55を覆うように加飾層43が積層されており、加飾層43は、平面視で非入力領域16とほぼ一致するように枠状に形成されている(図1、図3では、加飾層43を省略して示している)。これにより、導体部55が操作者から視認されることを防止することができる。加飾層43は、着色されたインクを用いて印刷法により形成することができる。なお、加飾層43は、表面パネル41の非入力領域16に印刷形成してもよい。
図5は、第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図であり、第1の引き出し部と第2の引き出し部とを接続していない状態を示す。また、図6(a)は、第1の引き出し部と第2の引き出し部とを接続した状態の部分拡大平面図であり、図6(b)は側面図を示す。なお、図5及び図6(a)は第1の面17側から見た平面図であり、図6(b)はX1側から見たときの側面図である。
図5に示すように、基材21には、基材21の外周からY1方向に延出する第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23が形成されている。第1の引き出し部22と第2の引き出し部23とは、X1−X2方向に間隔を設けて隣り合って配置され、Y1−Y2方向に平行に延出して形成されている。また、図5に示すように、第1の引き出し部22には、第2の引き出し部23に向かう方向(X1方向)に突出する第1の突出部22aが形成されている。第2の引き出し部23には、第1の引き出し部22に向かう方向(X2方向)に突出する第2の突出部23aが形成されている。
第1の引き出し部22の第1の面17には、フレキシブル基板等の外部基板やIC等の外部回路と接続するための端子部24が設けられている。端子部24は複数設けられており、第1の引き出し部22のY1方向の端部において配列されている。端子部24は、電極部配線36を介して第1の電極31及び第2の電極32(図5には図示しない)にそれぞれ電気的に接続される。
また、第1の引き出し部22の第1の突出部22aには、第1の中継端子部25が形成されており、複数の端子部24のうち一部の端子部24a、24aと第1の中継端子部25とが配線を介して電気的に接続される。
図5に示すように、第2の引き出し部23の第2の面18において、第2の突出部23aに第2の中継端子部26が形成されており、第2の中継端子部26は導体部配線56を介して導体部55(図5には図示しない)に接続される。
第2の突出部23aは、第1の突出部22aよりも基材21の外周側(Y1側)に設けられており、つまり、第2の中継端子部26と基材21との距離が、第1の中継端子部25と基材21との距離より大きいといえる。また、X1−X2方向において、第1の突出部22aと第2の突出部23aとは、重なる位置に形成されている。
以上のように第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23を形成することにより、図6(a)及び図6(b)に示すように、第2の引き出し部23を撓ませて変形させることで、第2の突出部23aをY2方向に移動させて、第1の突出部22aと第2の突出部23aとを対向させることができる。これにより、第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とを対向させて容易に接続することができる。
また、本実施形態の入力装置10において、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23が基材21と一体に連続して形成されている。これにより、第2の引き出し部23が基材21と同じフィルム状材料で形成されるため容易に変形させることができ、第2の中継端子部26が第1の中継端子部25に接続される。
なお、図6(b)に示すように、第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とは、導電性接着剤57を介して互いに対向して接続される。つまり、第1の引き出し部22の第2の面18に、第2の引き出し部23の第1の面17が向き合うように接続される。導電性接着剤57として異方性導電接着剤を用いることができ、例えば異方性導電フィルム(ACF、Anisotropic Conductive Film)や異方性導電ペースト(ACP、Anisotropic Conductive Paste)を用いることができる。これにより、第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とが簡便な構成で、且つ確実に接続される。
このようにして、第2の中継端子部26は、第1の中継端子部25を介して端子部24に電気的に接続される。したがって、第1の引き出し部22の第1の面17に設けられた端子部24に、複数の電極31、32が電気的に接続されると共に、導体部55も第1の中継端子部25及び第2の中継端子部26を介して端子部24に電気的に接続される。よって、端子部24と外部基板等とを接続する際に、同一の面側から接続可能となるため、接続工程を簡略化して製造コストを低減することが可能となる。また、一つの基材21の両面で接続する必要が無いため、基材21の両面での接続に可能な外部基板、または複数の外部基板を用意する必要が無いため、製造コストの低減に繋がる。
また、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23を形成して入力領域15から離れた位置で接続されるため、例えば熱圧着などの接続工程を行った場合であっても、入力領域15の基材21の歪みの発生等、接続工程により生じる不具合を抑制できる。
したがって、本発明の入力装置10によれば、外部基板等との接続工程を簡略化して、製造コストを低減することが可能である。
本実施形態において、図5に示すように、第1の中継端子部25は第1の突出部22aに設けられており、第2の中継端子部26は第2の突出部23aに設けられている。このように第1の突出部22a及び第2の突出部23aを設けることで、電極部配線36、導体部配線56等の引き回し構造に影響されずに第1の中継端子部25及び第2の中継端子部26を設けることができ、設計自由度が大きくなる。
また、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23は、細長く延出して形成されたフィルム状の材料であるため、大きい応力が加わると破損や断線が生じるおそれがある。本実施形態において、第1の突出部22a、第2の突出部23aを設けて、第1の中継端子部25及び第2の中継端子部26をX1−X2方向で重なる位置に設けている。このため、図6(a)及び図6(b)に示すように、接続の際に、第2の突出部23aをY2方向に移動させるように、第2の引き出し部23を変形させて接続可能である。よって、接続の際に、第2の引き出し部23には、延出方向に平行な方向(Y2方向)に力が加えられ、X1−X2方向の応力が加わることが抑制されて、第2の引き出し部23の破損が防止される。また、接続後においても、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23にX1−X2方向の応力が残留することが低減される。
本実施形態において、図5に示すように、第2の突出部23aは、第1の突出部22aよりも基材21の外周側(Y1側)に設けられている。これに限定されず、第1の突出部22aを、第2の突出部23aよりも基材21の外周側(Y1側)に設けることも可能である。この場合、第1の引き出し部22を撓ませて変形させることで、第1の突出部22aをY2方向に移動させて、第1の突出部22aと第2の突出部23aとを対向させることができる。これにより、第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とを対向させて接続することができる。ただし、第1の引き出し部22は第2の引き出し部23よりも配線の数が多く、断線のおそれがある。また、第2の引き出し部23と比べて幅が太く、撓ませて変形させる作業が煩雑である。そのため、第1の引き出し部22を撓ませて変形させるよりも第2の引き出し部23を撓ませて変形させる方が有利である。
図7には、本実施形態の入力装置の第1の変形例を示し、第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図である。なお、図7は第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23が接続されていない状態の平面図である。図7に示すように、第1の変形例の入力装置10において、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23が基材21から延出する箇所において、基材21に切り欠き28が設けられている。
切り欠き28を設けていない場合、第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とを接続する際などにおいて、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23が基材21から延出する箇所の近傍に応力が集中しやすく、特に、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23と基材21の外周とで形成される角部に応力が集中する。これにより、各配線36の断線や各引き出し部22、23の破損が生じるおそれがある。図7に示すように、切り欠き28を設けることにより、応力の集中を抑制して、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23の破損を防止することができる。
本変形例において、切り欠き28は曲線で半円状に形成されており、応力の集中を効果的に防止できる。なお、切り欠き28の形状はこれに限定されず、応力を分散させることができる多角形状等、他の形状であってもよい。
図8には、第2の変形例の入力装置を示し、第1の引き出し部及び第2の引き出し部の部分拡大平面図を示す。本変形例において、第1の突出部22aが設けられておらず、第1の中継端子部25は、第1の引き出し部22のY1方向の端部において、端子部24に連なってX1−X2方向に配列されている。
このような態様であっても、第2の突出部23aがY2方向に移動するように第2の引き出し部23を撓ませて変形させ、第2の中継端子部26と第1の中継端子部25とを対向させて接続することができる。よって、導体部55は第1の中継端子部25及び第2の中継端子部26を介して端子部24に電気的に接続される。また、導電性接着剤57を介して端子部24と外部基板とを接続する場合には、端子部24及び第1の中継端子部25の両方に導電性接着剤57を設ける工程を、1回の工程で端子部24から第1の中継端子部25にわたって設けることが可能であるため、製造工程の一部を省略して、入力装置10の製造コストを低減することができる。
<第2の実施形態>
図9は第2の実施形態の入力装置の断面図を示す。第1の実施形態の入力装置10は、図4に示すように、導体部55を表面パネル41に対向する面に設けて、指などの被検出体と電極部配線36との間の静電容量を排除するものであるが、この様な構成に限定されない。図9に示すように、第1の面17を表面パネル41に対向させて基材21と表面パネル41とを貼り合わせ、表面パネル41に対して反対の面である第2の面18に導体部55を設けてもよい。
図9に示すように、本実施形態の入力装置11において、導体部55は、非入力領域16と入力領域15の両方にわたって設けられている。また、入力装置11の下方(Z2方向)には液晶ディスプレイなどの表示装置45が配置される。本実施形態によれば、表示装置45から発生する電磁ノイズが導体部55により遮蔽され、第1の電極31、第2の電極32、電極部配線36に電磁ノイズが侵入することを防止することができる。
本実施形態の入力装置11において、導体部55は入力領域15にも形成されており、表示装置45の表示画像を視認可能とするため、導体部55には、ITOなどの透明導電材料が用いられる。
本実施形態においても、第1の実施形態の入力装置10と同様に、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23を設けることにより、外部基板等と各電極31、32とを電気的に接続する端子部34と、導体部55を接続する端子部34とを同一の面に設けることができる。よって、外部基板等と接続する際に、一方の面側から接続可能となるため、接続工程を簡略化して製造コストを低減することが可能となる。また、一つの基材の両面での接続が不要となるため、複数の外部基板や、両面の接続に対応可能な外部基板を用意する必要が無いため、製造コストの低減に繋がる。
したがって、本実施形態の入力装置11においても、外部基板等との接続工程を簡略化して、製造コストを低減することが可能である。
<第3の実施形態>
図10は、第3の実施形態における入力装置を示し、入力装置を構成する基材の第1の面の平面図である。図11は、第3の実施形態の入力装置における、第1の引き出し部及び第2の引き出し部について、図10のX1方向から見たときの側面図である。本実施形態の入力装置12は、第1の引き出し部22として、フレキシブル基板29が接続されている点が異なっている。図10に示すように、基材21の枠状の非入力領域16において、電極部配線36に接続された端子部36aが設けられている。そして、図11に示すように端子部36aとフレキシブル基板29の端子部29aとが導電性接着剤57により接着される。また、フレキシブル基板29の第2の面18には、端子部36aに電気的に接続された複数の端子部24が形成されており、端子部24がIC等の外部回路に接続される。
図10には図示しないが、本実施形態においても基材21の第2の面18には、導体部55が設けられている。そして、導体部55から引き出された導体部配線56が非入力領域16を引きまわされて、第2の引き出し部23に形成される。そして、第2の突出部23aに形成された第2の中継端子部26に導体部配線56が接続される。図11に示すように、第2の引き出し部23の第2の中継端子部26は、第2の面18に形成される。また、フレキシブル基板29に設けられた第1の中継端子部25は第2の面18に設けられる。よって、本実施形態においては、図11に示すように第2の突出部23aを折り返して、第2の中継端子部26を第1の中継端子部25と対向する面に配置させて、導電性接着剤57を介して第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とが接続される。
これにより、フレキシブル基板29の端子部29aと端子部36aとの接続、及び第1の中継端子部25と第2の中継端子部26との接続について、同一方向への圧着工程で接続確保することができる。よって、第3の実施形態の入力装置12において、接続工程を簡略化して製造コストの低減を図ることができる。
<第4の実施形態>
図12は、第3の実施形態における入力装置を示し、入力装置を構成する基材の第1の面の平面図である。図12に示すように、本実施形態の式入力装置13は、入力領域15における各電極の構造が異なっている。図12に示すように、第1の電極61は、Y1−Y2方向の幅寸法がX2方向に向かうにしたがって徐々に小さくなるように形成されている。また、第2の電極62は、Y1−Y2方向の幅寸法がX1方向に向かうにしたがって徐々に小さくなるように形成されている。この第1の電極61と第2の電極62とが1組として間隔を設けて配置されており、1組の第1の電極61及び第2の電極62が、Y1−Y2方向において複数配置されている。そして、電極部配線36は、第1の電極61及び第2の電極62のそれぞれに接続されるとともに、非入力領域16を引き回されている。
このようなパターンであっても、入力操作時において指などの被検出体が近づいたときに、第1の電極61と第2の電極62との間の静電容量と、各電極61、62と被検出体との間に形成される静電容量とが結合する。この静電容量変化に基づいて入力位置情報が検出される。
図12に示すように、入力位置情報を検出する第1の電極61及び第2の電極62のパターンが異なる場合においても、本発明を適用可能である。すなわち、本実施形態においても、電極部配線36と重なる位置において、基材21の第2の面18に導電層55(図12には図示しない)を設けて、指などの被検出体の影響を遮断することができる。
また、本実施形態においても、図12に示すように、第1の引き出し部22及び第2の引き出し部23を形成することにより、図6(a)及び図6(b)と同様に、第2の引き出し部23を撓ませて変形させることで、第2の突出部23aをY2方向に移動させて、第1の突出部22aと第2の突出部23aとを対向させることができる。これにより、第1の中継端子部25と第2の中継端子部26とを対向させて容易に接続することができる。
10、11、12、13 入力装置
15 入力領域
16 非入力領域
17 第1の面
18 第2の面
21 基材
22 第1の引き出し部
22a 第1の突出部
23 第2の引き出し部
23a 第2の突出部
24 端子部
25 第1の中継端子部
26 第2の中継端子部
28 切り欠き
29 フレキシブル基板
31、61 第1の電極
32、62 第2の電極
36 電極部配線
41 表面パネル
43 加飾層
55 導体部
56 導体部配線
57 導電性接着剤

Claims (6)

  1. 第1の面及び前記第1の面の反対側の第2の面を備えるフィルム状の基材と、
    前記基材から延出する第1の引き出し部及び第2の引き出し部と、
    前記基材の第1の面に設けられた電極と、前記基材の前記第2の面に設けられた導体部とを有し、
    前記第1の引き出し部の前記第1の面には、前記電極に電気的に接続された端子部が設けられるとともに、第1の中継端子部が設けられており、
    前記第2の引き出し部の前記第2の面には、前記導体部に電気的に接続された第2の中継端子部が設けられており、
    前記第2の中継端子部は、前記第1の中継端子部を介して前記端子部に電気的に接続されることを特徴とする入力装置。
  2. 前記第2の中継端子部は、前記第1の中継端子部に対向して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記第1の引き出し部及び前記第2の引き出し部が、前記基材と一体に連続して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記第2の中継端子部が前記第1の中継端子部に接続されていない状態の平面視において、前記第2の中継端子部と前記基材との距離が、前記第1の中継端子部と前記基材との距離よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記第1の引き出し部と前記第2の引き出し部とは、互いに平行方向に延出して、前記第1の引き出し部には、前記第2の引き出し部に向かう方向に突出する第1の突出部が形成されており、前記第2の引き出し部には、前記第1の引き出し部に向かう方向に突出する第2の突出部が形成されており、
    前記第1の中継端子部及び前記第2の中継端子部は、前記第1の突出部及び前記第2の突出部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記第1の引き出し部または前記第2の引き出し部が前記基材から延出する箇所において、前記基材に切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の入力装置。
JP2013124035A 2013-06-12 2013-06-12 入力装置 Expired - Fee Related JP6103533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124035A JP6103533B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124035A JP6103533B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014241104A true JP2014241104A (ja) 2014-12-25
JP6103533B2 JP6103533B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=52140309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013124035A Expired - Fee Related JP6103533B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6103533B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215362U (ja) * 1988-07-15 1990-01-31
JP2011065614A (ja) * 2009-09-21 2011-03-31 Wacom Co Ltd 位置検出装置
JP2011095806A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Sony Corp 静電容量型入力装置、静電容量型入力装置の製造方法、および入力機能付き電気光学装置
JP2011248667A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Shin Etsu Polymer Co Ltd 静電容量センサ
JP2012060098A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Samsung Mobile Display Co Ltd 可撓性回路基板及びこれを備えたタッチスクリーンパネル装置
JP2013033549A (ja) * 2012-11-13 2013-02-14 Japan Display East Co Ltd 表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215362U (ja) * 1988-07-15 1990-01-31
JP2011065614A (ja) * 2009-09-21 2011-03-31 Wacom Co Ltd 位置検出装置
JP2011095806A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Sony Corp 静電容量型入力装置、静電容量型入力装置の製造方法、および入力機能付き電気光学装置
JP2011248667A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Shin Etsu Polymer Co Ltd 静電容量センサ
JP2012060098A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Samsung Mobile Display Co Ltd 可撓性回路基板及びこれを備えたタッチスクリーンパネル装置
JP2013033549A (ja) * 2012-11-13 2013-02-14 Japan Display East Co Ltd 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6103533B2 (ja) 2017-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11740744B2 (en) Electronic equipment
JP6580879B2 (ja) タッチセンサを含む表示装置およびその駆動方法
TWI662462B (zh) 感測裝置,輸入裝置及電子設備
JP5970805B2 (ja) 透明シート付タッチパネルセンサ
JP6561835B2 (ja) センサ装置、入力装置及び電子機器
KR101494073B1 (ko) 정전 용량식 입력 장치
JP2012043298A (ja) 入力装置及びその製造方法
EP2713249A1 (en) Touch display module and handheld electronic apparatus
US8780067B1 (en) Bridging structure for signal transmission of touch panel
WO2018110123A1 (ja) 静電容量式センサおよび機器
JP5409515B2 (ja) 静電容量センサ
JP2015011493A (ja) 入力装置
JP5910106B2 (ja) タッチパネルモジュールおよびタッチパネル付表示装置
JPWO2017183315A1 (ja) 静電容量式センサ
JP2017151575A (ja) タッチセンサと、これを用いた電子機器
JP2014106664A (ja) 入力装置及びその製造方法
JP2015069228A (ja) タッチパネルセンサおよびタッチ位置検出機能付き表示装置
JP2015011492A (ja) 入力装置及びその製造方法
JP6103533B2 (ja) 入力装置
JP2019087060A (ja) タッチパネル
JP6529866B2 (ja) 静電容量式センサ、タッチパネルおよび電子機器
JP2014153789A (ja) 入力装置
WO2023145673A1 (ja) タッチセンサ
JP6300059B2 (ja) タッチ検出モジュール、タッチ機能付き表示装置およびタッチパネルセンサ
JP7223957B2 (ja) タッチセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170221

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6103533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees