JP2014238224A - 室内換気システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な換気を実現すべく換気装置の作動を機器や室内環境の状態に応じて自動制御する室内換気システムにおいて、監視装置などの追加の構成を必要とすること無く合理的且つ廉価な構成を採用しながら、換気装置の換気不良を適切に自己診断して、利用者に対して換気不良の要因排除を促し、室内環境の更なる悪化を未然に防止することができる技術を提供する。【解決手段】換気装置の作動中において、機器作動判定手段及び室内環境判定手段により機器が作動しておらず且つ室内環境が悪化状態である機器停止環境悪化状態であると判定した場合に、換気装置の換気不良の発生を診断して所定の注意報を出力する換気不良診断処理を実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を設置した室内の換気を行う換気装置と、前記機器の作動を判定する機器作動判定手段と、前記室内環境の悪化状態を判定する室内環境判定手段とを備えた室内換気システム及びその制御方法に関する。
ガスコンロなどのガス加熱調理機器は、作動に伴ってガスを燃焼させて加熱調理を行うが、その作動により、ガスの燃焼由来の高温の排ガスや調理由来の油煙などを発生して、室内環境の悪化を促進させる。このように作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を室内に配置する場合には、換気装置により室内換気を十分に行う必要がある。
そこで、従来の換気装置を備える室内換気システムとして、換気装置の作動を機器や室内環境の状態に応じて自動制御することで、効率的な換気を試みるものが知られている(例えば特許文献1及び2を参照。)。
例えば、特許文献1に記載の室内換気システムは、ガスコンロと換気装置との作動状態から室内における煙などによる室内環境の悪化状態であるか否かを推定し、その推定結果に基づいて換気装置の換気量を制御して、室内の換気を効果的に行うように構成されている。
一方、特許文献2に記載の室内換気システムは、ガスコンロのガス排出量に基づいて換気装置の換気量を制御することで室内の気圧を適度な負圧状態に保ちながら、室内の煙を検知した場合にはその換気量を増加させて速やかに煙を排除するように構成されている。
特開2012−122651号公報 特開2003−207180号公報
従来の室内換気システムのように、ガスコンロなどの機器の作動状態や煙などによる室内環境の悪化状態に応じて、換気装置の換気量を制御したとしても、換気装置における目詰まり、故障、能力不足などに起因する換気不良により、室内に煙が滞留して、室内環境の悪化状態が十分に解消されない場合があった。このような換気不良は、利用者が通常使用において容易に発見できない場合が多く、定期点検などで発見されるまでの間、室内環境が悪化し続けるという問題があった。
また、このような換気不良による室内環境の悪化を未然に防止するために、換気不良の要因となる目詰まり等の状態変化を直接且つ常時監視する監視装置を設けることが考えられるが、システムの煩雑化や高コスト化を招き、現実的では無かった。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、効率的な換気を実現すべく換気装置の作動を機器や室内環境の状態に応じて自動制御する室内換気システムにおいて、監視装置などの追加の構成を必要とすること無く合理的且つ廉価な構成を採用しながら、換気装置の換気不良を適切に自己診断して、利用者に対して換気不良の要因排除を促し、室内環境の更なる悪化を未然に防止することができる技術を提供する点にある。
この目的を達成するための本発明に係る室内換気システムは、
作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を設置した室内の換気を行う換気装置と、
前記機器の作動を判定する機器作動判定手段と、
前記室内環境の悪化状態を判定する室内環境判定手段と、
前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段の判定結果に基づいて、前記換気装置の作動を制御する制御手段と、を備えた室内換気システムであって、
その特徴構成は、
前記制御手段が、前記換気装置の作動中において、前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段により前記機器が作動しておらず且つ前記室内環境が悪化状態である機器停止環境悪化状態であると判定した場合に、前記換気装置の換気不良の発生を診断して所定の注意報を出力する換気不良診断処理を実行する点にある。
本特徴構成によれば、機器停止環境悪化状態が継続した場合、言い換えれば、機器が作動されていないことで室内環境の悪化の進行が停止している或いは改善が見られない悪化状態において換気装置を継続して作動させていても当該悪化状態が解消されない場合には、換気装置において何らかの換気不良が発生している可能性があると判断して、上記換気不良診断処理を実行することになる。よって、この換気不良診断処理では、利用者に対して換気装置の換気不良の発生について注意喚起を行うための注意報を適宜出力するので、その注意報の出力をきっかけに利用者は、換気不良の要因を排除して室内環境の更なる悪化を未然に防止することができる。
従って、本発明により、効率的な換気を実現すべく換気装置の作動を機器や室内環境の状態に応じて自動制御するにあたり、監視装置などの追加の構成を必要とすること無く合理的且つ廉価な構成を採用しながら、換気装置の換気不良を適切に自己診断して、利用者に対して換気不良の要因排除を促し、室内環境の更なる悪化を未然に防止することができる室内換気システムを実現することができる。
本発明に係る室内換気システムの更なる特徴構成は、
前記制御手段が、前記換気不良診断処理において、前記換気装置を最大換気量で作動させる最大換気運転を実行し、当該最大換気運転の実行時間が所定の設定実行時間に達するまでに前記機器停止環境悪化状態が解消されなかった場合に、前記換気不良が発生していと判断して前記注意報を出力する点にある。
本特徴構成によれば、換気不良診断処理を実行した場合に、常に換気装置の換気不良が発生していると判断して注意報を出力するのでは無く、その換気不良が発生している可能性が高いと判断する場合のみ、当該注意報を出力することができる。
即ち、換気不良診断処理において、換気装置を最大換気量で作動させる最大換気運転の実行を開始してから、換気装置が正常であれば室内環境の悪化状態が解消可能な時間に相当する設定実行時間に達するまでに、機器停止環境悪化状態が解消されなかった場合、言い換えれば、機器の作動が再開されること無く室内環境の悪化状態が解消されなかった場合には、換気装置において換気不良が発生している可能性が高いと判断して上記注意報を出力することができる。
従って、このように注意報を出力した場合には換気不良が発生している可能性が高いことから、注意報に対する利用者の信頼性を向上することができ、注意報が出力された場合には換気装置のフィルタ交換やその他メンテナンスなどを行う必要性が高いことを利用者に認識させて、換気不良の要因排除の動機づけを確実に行うことができる。
本発明に係る室内換気システムの更なる特徴構成は、
前記制御手段が、前記機器停止環境悪化状態の継続時間が、前記室内に対する前記換気装置による名目換気時間に達した場合に、前記換気不良診断処理を実行する点にある。
尚、名目換気時間とは、室内の容積を単位時間あたりの換気量で除した時間、即ち室内を1回換気するのに必要な時間を示す。即ち、名目換気時間は換気回数の逆数となる。
本特徴構成によれば、無用な換気不良診断処理の実施を抑制して、機器や室内環境の状況に応じた効率的な換気運転をできるだけ継続することができる。
即ち、機器停止環境悪化状態の継続時間が上記名目換気時間に達した場合、言い換えれば機器が作動されていないことで環境悪化物質の排出が停止している状態において換気装置を上記名目換気時間が経過するまで継続して作動させても室内環境の悪化状態が解消されない場合には、換気装置において何らかの換気不良が発生している可能性が比較的高いと判断して、換気不良診断処理を実行して注意報を適宜出力し、換気不良の要因排除の動機づけを確実に行うことができる。一方、このような機器停止環境悪化状態の継続時間が名目換気時間に達するまでは、換気不良診断処理を実施すること無く、通常の換気運転を継続して効率的な換気を行うことができる。
本発明に係る室内換気システムの更なる特徴構成は、
前記制御手段が、前記機器停止環境悪化状態の継続時間を逐次リセットしながら当該継続時間が前記名目換気時間に到達する毎に前記換気不良診断処理を繰り返し実行すると共に、前記注意報の連続出力回数が所定の設定出力回数に達した場合に、前記注意報とは別の所定の警報を出力する点にある。
本特徴構成によれば、上述したように機器停止環境悪化状態の継続時間が名目換気時間に達した場合に換気不良診断処理を実行するように構成した場合には、換気不良診断処理の実行毎に機器停止環境悪化状態の継続時間をリセットする形態で、換気不良診断処理を繰り返し実行し、その繰り返し実行される換気不良診断処理において出力された注意報の連続出力回数がカウントされる。そして、その注意報の連続出力回数が、2回以上の所定の設定出力回数に達した場合には、注意報とは別の警報を出力することで、利用者に対して、注意報を出力する場合以上に、早急な換気不良の要因排除の動機づけを行うことができる。
本発明に係る室内換気システムの更なる特徴構成は、
前記制御手段が、前記換気装置の作動を制御するにあたり、前記室内環境判定手段により前記室内環境が悪化状態であると判定した場合には前記換気装置を最大換気量で作動させる最大換気運転を実行し、前記室内環境判定手段により前記室内環境が悪化状態でないと判定した場合には前記換気装置の換気量を前記機器の作動状態に追従させる換気量追従運転を実行する点にある。
本特徴構成によれば、機器と換気装置との作動状態から室内環境の状況を推定し、その推定結果に基づいて換気装置の換気量を制御して、室内の換気を効果的に行うことができる。
即ち、空気環境が悪化状態である場合には、最大換気運転を実行して換気装置を最大換気量で作動させることで、室内環境の悪化をできるだけ早急に改善することができる。
一方、室内環境が悪化状態でない場合には、換気装置の換気量を室内環境の悪化の進行度合いに相当する機器の作動状態に追従させることで、無駄なエネルギーを消費すること無く効率の良い換気を実現することができる。尚、この場合において、機器が作動している場合には、換気装置の換気量を最小換気量で運転しても良いが、更なる省エネルギーを実現するために、機器を停止させることもできる。
本発明に係る室内換気システムの更なる特徴構成は、
前記機器が、作動に伴ってガスを燃焼させて加熱調理を行うガス加熱調理機器であり、
前記室内の煙を検知する煙センサを備え、
前記室内環境判定手段が、前記煙センサで煙を検知したことを前記室内環境が悪化状態であるとして判定する点にある。
本特徴構成によれば、ガス加熱調理機器が設置された厨房などの室内では、かかるガス加熱調理器から、調理由来の油煙が排出されることで室内環境の悪化が進行するため、室内環境判定手段としては、上記煙センサで室内の煙の存在を検知したことを室内環境が悪化状態であるとして判定することができる。そして、この場合においても、これまで説明したものと同様に、効率的な換気を実現すべく換気装置の作動をガス加熱調理機器や煙の状態に応じて自動制御するにあたり、換気装置の換気不良を適切に自己診断することができる。
本発明に係る室内換気システムの更なる特徴構成は、
前記機器が、作動に伴って加熱調理を行う加熱調理機器であり、
前記加熱調理機器の加熱部の温度を検知する温度センサを備え、
前記機器作動判定手段が、前記温度センサで検知した前記加熱部の温度が所定の作動温度以上となったことを前記加熱調理機器の作動として判定する点にある。
本特徴構成によれば、加熱調理機器が設置された厨房などの室内では、かかる加熱調理器の作動状態は加熱部の温度上昇により判定することができるため、機器作動判定手段としては、上記温度センサで検知した加熱部の温度が作動温度以上に上昇したことを加熱調理機器の作動として判定することができる。そして、この場合においても、これまで説明したものと同様に、効率的な換気を実現すべく換気装置の作動をガス加熱調理機器や室内環境の状態に応じて自動制御するにあたり、換気装置の換気不良を適切に自己診断することができる。
この目的を達成するための本発明に係る室内換気システムの制御方法は、
作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を設置した室内の換気を行う換気装置と、
前記機器の作動を判定する機器作動判定手段と、
前記室内環境の悪化状態を判定する室内環境判定手段とを備えた室内換気システムにおいて、
前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段の判定結果に基づいて、前記換気装置の作動を制御する室内換気システムの制御方法であって、
その特徴構成は、
前記換気装置の作動中において、前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段により前記機器が作動しておらず且つ前記室内環境が悪化状態である機器停止環境悪化状態であると判定した場合に、前記換気装置の換気不良の発生を診断して所定の注意報を出力する換気不良診断処理を実行する点にある。
即ち、本発明に係る室内換気システムの制御方法は、これまで説明した本発明に係る室内換気システムの制御手段が実行する制御方法であるから、当該本発明に係る室内換気システムについて説明したものと同様の作用効果を奏する。
室内換気システムが設けられた室内の様子を示す斜視図 室内換気システムの概略構成図 操作パネルを示す図 制御装置に対する接続状態を示すブロック図 自動運転の処理フロー図 換気不良診断処理の処理フロー図
本発明に係る室内換気システム及びその制御方法の実施形態について、図面に基づいて説明する。
(基本構成)
先ず、本実施形態に係る室内換気システムの基本構成について、図1〜図4に基づいて説明する。
室内換気システムは、図1及び図2に示すように、作動に伴ってガスを燃焼させて加熱調理を行うガスコンロ10(ガス加熱調理機器の一例)が設置された台所や厨房などの室内1に配置されており、コンピュータからなる制御装置30により室内1の換気を行う換気装置20の作動を制御して、効率的な換気を実現するシステムとして設置されている。
具体的に、ガスコンロ10は、公知のものと同様の構成を有しており、天板上に配置あれた複数のバーナ部11(加熱部の一例)の夫々においてガスを燃焼させる形態で作動して、加熱調理を行うように構成されている。即ち、かかるガスコンロ10は、作動に伴って、ガスの燃焼由来の高温の排ガスや調理由来の油煙などのように室内環境を悪化させる環境悪化物質を排出する機器であると言える。
換気装置20は、公知の台所用換気装置と同様の構成を有しており、ガスコンロ10の上部に配置された換気フード23と、その換気フード23内の壁部に配置された換気扇21と、その換気扇21を回転駆動するモータなどの換気扇駆動モータ22と、換気フード23に流入した空気を濾過するフィルタ25とから構成され、換気扇駆動モータ22により換気扇21を回転させて、換気フード23に流入してフィルタ25により濾過された空気を屋外に排出する形態で作動する。
また、この換気扇駆動モータ22は、図2及び図4に示すように、無線形式又は有線形式の通信線により、制御装置30との間で信号の授受が可能に構成されている。これにより制御装置30は、換気扇駆動モータ22の作動・停止の切り替えを行うことができ、更には、換気扇駆動モータ22の回転速度を調整することで換気装置20の換気量を調整することができる。
図2に示すように、換気フード23の内部には、制御装置30が設けられており、更に、その前面側には、当該制御装置30との間で所定の信号の入出力が可能な操作パネル40が設けられている。
この操作パネル40には、図3に示すように、左側から順に、換気装置20の自動運転を開始するための自動スイッチ41、換気装置20の換気量を最大換気量に固定する強運転を利用者が手動で開始するための強スイッチ42、換気装置20の換気量を最大換気量よりも小さい所定の部分換気量に固定する弱運転を利用者が手動で開始するための弱スイッチ43、換気装置20の作動を利用が手動で停止するための切スイッチ44、利用者に対して注意報を視覚的に報知するためのLEDからなるフィルタ確認ランプ45、利用者に対して警報を視覚的に報知するための故障ランプ46、利用者に対して注意報や警報を聴覚的に報知するためのスピーカ47が配置されている。
また、図4に示すように、この操作パネル40に設けられた各種スイッチ41〜44、各種ランプ45、46、並びにスピーカ47は、無線形式又は有線形式の通信線により、制御装置30との間で信号の授受が可能に構成されている。これにより、制御装置30は、各種スイッチ41〜42に対する利用者による押圧操作を認識することができ、また、各種ランプ45、46の点灯・消灯の切り替え、並びに、スピーカ47による所定の音声信号の出力を行うことができる。
制御装置30は、利用者に対して換気装置20のフィルタ25の目詰まりや故障等についての所定の注意喚起を行うために、操作パネル40の各種ランプ45、46及びスピーカ47を利用して、後述する所定の注意報や警報を出力するように構成されている。
例えば、制御装置30が注意報を出力する場合には、フィルタ確認ランプ45を点灯させると共に、スピーカ47から「フィルタを交換してください。」などの音声案内を出力することができる。
一方、制御装置30が警報を出力する場合には、故障ランプ46を点灯させると共に、スピーカ47から「故障の可能性があります。メンテナンスを行ってください。」などの音声案内を出力することができる。
そして、制御装置30は、所定のプログラムを実行することで、換気装置20の作動を制御する制御手段33として機能し、かかる制御手段33は、利用者の操作パネル40の操作に基づいて、換気装置20の作動を調整する手動運転を実行可能に構成されている。
具体的に、制御手段33は、手動運転において、操作パネル40の強スイッチ42が押圧操作された場合には、換気装置20を所定の強換気量で作動させる強換気運転を実行し、操作パネル40の弱スイッチ43が押圧操作された場合には、換気装置20を上記強換気量よりも小さい所定の弱換気量で作動させる弱換気運転を実行する。また、制御装置30は、操作パネル40の切スイッチ44が押圧操作される切操作が入力された場合には、換気装置20を停止させる。
図1及び図2に示すように、ガスコンロ10の上部の後壁部には、当該ガスコンロ10における夫々のバーナ部11の温度を検知する赤外線式の温度センサ50が設けられており、更に、室内1においてガスコンロ10よりも少し離れた箇所の天井部に設置され煙濃度を検知する煙センサ60が設けられている。尚、このガスコンロ10と煙センサ60との距離は、近すぎると、ガスコンロ10で少しの煙が発生しても煙センサ60が無用に煙を検知することになってしまうので、室内1において広く滞留する煙を正確に検知することができなくなるという問題があり、一方遠すぎると、ガスコンロ10で比較的多量の煙が発生しても煙センサ60でその煙を検知できないという問題があるため、これら問題を考慮して、適当な距離(例えば0.5m〜1.5m)に設定される。
また、この温度センサ50及び煙センサ60は、図4も参照して、無線形式又は有線形式の通信線により、制御装置30との間で信号の授受が可能に構成されている。これにより、制御装置30は、温度センサ50で検知されたバーナ部11の温度を取得することができ、また、煙センサ60で検知された室内1の煙濃度を取得することができる。
そして、制御装置30は、温度センサ50及び煙センサ60の検知結果を利用して、ガスコンロ10の作動状態を判定する機器作動判定手段31と、室内1の空気環境状態を判定する室内環境判定手段32として機能する。
機器作動判定手段31は、温度センサ50で検知されたバーナ部11の温度が火炎温度よりも若干低めに設定された所定の作動温度以上になった場合に、ガスコンロ10における何れかのバーナ部11でガスの燃焼が開始されたとして、ガスコンロ10が作動したと判定する。一方、温度センサ50で検知された温度が同作動温度未満になった場合には、ガスコンロ10における夫々のバーナ部11でガスの燃焼が停止したとして、ガスコンロ10が作動していないと判定する。
室内環境判定手段32は、煙センサ60で検知された室内1の煙濃度が閾値以上になった場合に、室内1に煙が存在しているとして、室内環境が悪化状態であると判定する。一方、煙センサ60で検知された煙濃度が閾値未満になった場合には、室内1に煙が存在していないとして、室内環境が悪化状態でないと判定する。
そして、制御装置30は、上述した手動運転とは別に、操作パネル40の自動スイッチ41が押圧操作された場合には、これら機器作動判定手段31及び室内環境判定手段32の判定結果に基づいて、換気装置20の作動を制御する自動運転を実行可能に構成されている。
(自動運転)
次に、この制御手段33により実行される自動運転の処理フローについて図5に基づいて説明する。
尚、本制御フローにおいて、変数t0、t1、t2は、0にリセット可能な状態でタイマにより計測される時間であり、t1は、機器作動判定手段31によりガスコンロ10が連続して作動されていないと判定しているコンロ停止状態の継続時間であるコンロ停止状態継続時間を示し、t2は、機器作動判定手段31によりガスコンロ10が連続して作動されていないと判定し且つ室内環境判定手段32により室内環境が連続して悪化状態であると判定しているコンロ停止環境悪化状態の継続時間であるコンロ停止環境悪化状態継続時間を示し、t3は、換気装置20を最大換気量で作動させる最大換気運転を連続して実行している時間である最大換気運転実行時間を示す。また、変数nは、所定の注意報を連続して出力した回数である注意報連続出力回数を示す。
また、以下に説明する自動運転の制御フローは、制御手段33により、操作パネル40の自動スイッチ41が押圧操作されたときに開始され、操作パネル40の切スイッチ44が押圧操作される切操作が入力されるまで(ステップ#15)、繰り返し実行される。
自動スイッチ41が押圧操作されて自動運転が開始されると、換気装置20の作動を制御するにあたり、室内環境判定手段32により室内環境が悪化状態であると判定された場合には(ステップ#11のyes側)、室内環境の悪化をできるだけ早急に改善するべく、換気装置20を最大換気量で作動させる最大換気運転が実行される(ステップ#12)。
一方、室内環境判定手段32により室内環境が悪化状態でないと判定された場合には(ステップ#11のno側)、無駄なエネルギーを消費すること無く効率の良い換気を実現するべく、換気装置20の換気量を室内環境の悪化の進行度合いに相当するガスコンロ10の作動状態に追従させる換気量追従運転が実行される(ステップ#23〜ステップ#26)。
ここで、ステップ#11において、室内環境が悪化状態でないと判定された場合には、上述したコンロ停止環境悪化状態が解消されたとしてコンロ停止環境悪化状態継続時間t1が0にリセットされ、また、後述する注意報の連続出力がされなくなったとして注意報連続出力回数が0にリセットされる(ステップ#22)。
また、この換気量追従運転では、ガスコンロ10が作動していると判定された場合には(ステップ#23のyes側)、換気装置20が作動された状態でその換気量がガスコンロ10の火力に比例するように制御される。尚、ガスコンロ10の火力は、温度センサ50で検知されるガスコンロ10における夫々のバーナ部11の温度から推定される。
また、ガスコンロ10が作動していないと判定された場合には(ステップ#23のno側)、換気装置20が停止される(ステップ#26)。
ここで、ステップ#23において、ガスコンロ10が作動されていないと判定された場合は、コンロ停止状態が解消されたとして、コンロ停止状態継続時間t0が0にリセットされる。
室内環境が悪化状態であると判定され(ステップ#11のyes側)、最大換気運転が実行された場合において(ステップ#12)、ガスコンロ10が作動していると判定された場合には(ステップ#13のyes側)には、室内環境の悪化はガスコンロ10の作動に起因するものであるとして、注意報又は警報等が出力されること無く、ステップ#15に進む。
ここで、ガスコンロ10が作動していると判定された場合には(ステップ#13のyes側)には、コンロ停止環境悪化状態が解消されたとしてコンロ停止環境悪化状態継続時間t1が0にリセットされると共に、コンロ停止状態が解消されたとしてコンロ停止状態継続時間t0が0にリセットされ、更に、後述する注意報の連続出力がされなくなったとして注意報連続出力回数が0にリセットされる(ステップ#14)。
一方、室内環境が悪化状態であると判定され(ステップ#11のyes側)、最大換気運転が実行された場合において(ステップ#12)、ガスコンロ10が作動していないと判定された場合には(ステップ#13のno側)、即時警報を出力するか否かを判定するための所定の判定処理(ステップ#16)が実行される。
即ち、この判定処理(ステップ#16)において、コンロ停止状態継続時間t0が所定の判定時間Ta(例えば1時間〜数時間)以上であり、且つ、コンロ停止環境悪化状態継続時間t1が所定の判定時間Tb(例えば1分〜10分)以上であると判定された場合には(ステップ#16のyes側)、故障ランプ46を点灯すると共にスピーカ47から所定の音声案内を出力する形態で、警報が出力される(ステップ#17)。
即ち、ガスコンロ10が停止している状態が例えば1時間〜数時間継続しているときに、室内1に煙が存在して室内環境が悪化状態である状態が例えば1分〜10分継続した場合には、温度センサ50の故障などによりガスコンロ10の作動状態を正確に判定できていない状態である可能性が高いと判断して、警報が出力されることになり、利用者に対してメンテナンスの動機づけが行われることになる。
また、このように警報が出力された場合には(ステップ#17)、切スイッチ44の長押し操作などによるリセット操作が入力されるまでの間は(ステップ#18)、換気装置20の換気量を最大に設定する最大換気運転を継続した状態で待機する。
一方、ステップ#16の判定処理において、コンロ停止状態継続時間t0が判定時間Ta未満又はコンロ停止環境悪化状態継続時間t1が判定時間Tb未満と判定された場合には(ステップ#16のno側)、コンロ停止環境悪化状態継続時間t1が判定時間Tbよりも長い所定の判定時間Tv以上であるか否かが判定される(ステップ#20)。
この判定時間Tvは、室内1の容積を単位時間あたりの換気量で除した時間、即ち室内1を1回換気するのに必要な時間を示す名目換気時間又はその近傍の時間とされており、例えば20分程度に設定されている。
ステップ#20の判定処理において、コンロ停止環境悪化状態継続時間t1が判定時間Tv以上継続していると判定された場合(ステップ#20のyes側)、即ち、ガスコンロ10が作動されていないことで室内環境の悪化の進行が停止している状態において換気装置20を継続して作動させていても室内環境の悪化状態が解消されない場合には、直ぐに注意報又は警報が出力されるのでは無く、換気装置20の換気不良の発生を診断して所定の注意報を適宜出力するための換気不良診断処理が実行される(ステップ#21)。
即ち、コンロ停止環境悪化状態継続時間t1が名目換気時間に相当する判定時間Tvに達した場合、言い換えればガスコンロ10が作動されていないことで環境悪化物質の排出が停止している状態において換気装置20を上記判定時間Tvが経過するまで継続して作動させても室内環境の悪化状態が解消されない場合には、換気装置20において何らかの換気不良が発生している可能性が比較的高いと判断して、換気不良診断処理が実行される。
一方、ステップ#20の判定処理において、コンロ停止環境悪化状態継続時間t1が判定時間Tv未満であると判定された場合には(ステップ#20のno側)、換気装置20の換気不良が無いとして、ステップ#15に進む。即ち、コンロ停止環境悪化状態が解消された場合には、無用な換気不良診断処理の実施を回避して、ガスコンロ10や室内環境の状況に応じた効率的な換気運転が継続される。
(換気不良診断処理)
次に、上記ステップ#21で実行される換気不良診断処理の処理フローについて、図6に基づいて説明する。
換気不良診断処理の実行が開始されると、一旦最大換気運転実行時間t2がリセットされ(ステップ#31)、換気装置20を最大換気量で作動させる最大換気運転の実行が維持された状態で(ステップ#32)、最大換気運転実行時間t2の計測が開始される。
そして、最大換気運転実行時間t2が所定の設定実行時間Tcに達するまでに(ステップ#35)、ガスコンロ10が作動したと判定された場合には(ステップ#33のyes側)、コンロ停止環境悪化状態が解消されたとして、注意報又は警報が出力されること無く、本換気不良診断処理が終了される。尚、この設定実行時間Tcは、換気装置20が正常であれば室内環境の悪化状態が解消可能な時間に相当し、例えば、名目換気時間に相当する判定時間Tvの1/4〜1倍の時間として設定される。
また、最大換気運転実行時間t2が設定実行時間Tcに達するまでに(ステップ#35)、室内環境の悪化状態が解消したと判定された場合には(ステップ#34のno側)、コンロ停止環境悪化状態が解消されたとして、フィルタ確認ランプ45や故障ランプ46を消灯する形態でこれまで出力した注意報や警報の出力が停止され(ステップ#41)、更には注意報連続出力回数nが0にリセットされた上で(ステップ#42)、本換気不良診断処理が終了される。
しかし、最大換気運転実行時間t2が設定実行時間Tcに達するまでに、コンロ停止環境悪化状態が解消されなかった場合には(ステップ#35のyes側)、換気装置20の換気不良が発生している可能性が高いと判断して、注意報及び警報の何れかが出力されて、利用者に対して換気装置20の換気不良の発生について注意喚起を行うことで当該換気不良の要因の排除を促し、室内環境の更なる悪化を未然に防止する。
具体的には、コンロ停止環境悪化状態が解消されなかった場合において(ステップ#35のyes側)、注意報連続出力回数nが所定の設定回数Na(例えば2〜6回)以下であるときには(ステップ#36のyes側)、フィルタ確認ランプ45を点灯させてスピーカ47から所定の音声案内を出力する形態で、注意報が出力される(ステップ#37)。
一方、コンロ停止環境悪化状態が解消されなかった場合において(ステップ#35のyes側)、注意報連続出力回数nが同設定回数Naを超えるときには(ステップ#36のno側)、上述したような故障ランプ46を点灯させてスピーカ47から所定の音声案内を出力する形態で、警報が出力される(ステップ#39)。
上記ステップ#37で注意報が出力された場合には、注意報連続出力回数nが1回繰り上げられて(ステップ#38)、本換気不良診断処理が終了される。
また、このように警報が出力された場合には(ステップ#39)、切スイッチ44の長押し操作などによるリセット操作が入力されるまでの間は(ステップ#40)、換気装置20の換気量を最大に設定する最大換気運転を継続した状態で待機する。
また、リセット操作が入力された場合には(ステップ#40のyes側)、フィルタ確認ランプ45や故障ランプ46を消灯する形態でこれまで出力した注意報や警報の出力が停止され(ステップ#41)、更には注意報連続出力回数nが0にリセットされた上で(ステップ#42)、本換気不良診断処理が終了される。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器として、ガスコンロ10を採用した例を示したが、別に、かかる機器として、作動に伴ってガスを燃焼させて加熱調理を行うガスオーブンなどのガス加熱調理機器や、また、作動に伴って加熱調理を行う電気コンロなどに適用しても構わない。
(2)上記実施形態では、室内環境判定手段32を、煙センサ60で煙を検知したことを室内環境が悪化状態であるとして判定するように構成したが、室内1に設けられた温度センサで所定温度(例えば40℃)以上の温度を検知したことを室内環境が悪化状態であるとして判定するなど、別の構成を採用することもできる。
(3)上記実施形態では、機器作動判定手段31を、温度センサ50で検知したガスコンロ10のバーナ部11の温度が所定の作動温度以上となったことをガスコンロ10の作動として判定するように構成したが、例えば、ガスコンロ10のガス供給弁の開閉状態や開度などのような、当該ガスコンロ10の作動状態を示す信号を直接取得して、ガスコンロ10の作動状態を判定するように構成しても構わない。
(4)上記実施形態では、図5のステップ#20において、コンロ停止環境悪化状態継続時間t1が判定時間Tv以上になったときのみ換気不良診断処理を実行するように構成したが、別に、コンロ停止環境悪化状態となった場合に常に換気不良診断処理を実行するように構成しても構わない。
(5)上記実施形態では、室内環境判定手段32を、煙センサ60で検知された室内1の煙濃度が閾値以上になった場合に室内環境が悪化状態であると判定するように構成したが、例えば、煙濃度が増加傾向にあるときに室内環境が悪化状態であると判定し、一方、煙濃度が減少傾向にあるときに室内環境が悪化状態でないと判定するなど、別の形態で室内環境の悪化状態を判定するように構成しても構わない。
本発明は、作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を設置した室内(厨房室内)の換気を行う換気装置と、前記機器の作動を判定する機器作動判定手段と、
前記室内環境の悪化状態を判定する室内環境判定手段とを備え、前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段の判定結果に基づいて、前記換気装置の作動を制御する制御手段とを備えた室内換気システム及びその制御方法として好適に利用可能である。
1 :室内
10 :ガスコンロ(機器)
11 :バーナ部(加熱部)
20 :換気装置
31 :機器作動判定手段
32 :室内環境判定手段
33 :制御手段
50 :温度センサ
60 :煙センサ
Na :設定回数(連続出力回数)
Tc :設定実行時間
Tv :判定時間(名目換気時間)
n :注意報連続出力回数
t1 :コンロ停止環境悪化状態継続時間(機器停止悪化状態継続時間)

Claims (8)

  1. 作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を設置した室内の換気を行う換気装置と、
    前記機器の作動を判定する機器作動判定手段と、
    前記室内環境の悪化状態を判定する室内環境判定手段と、
    前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段の判定結果に基づいて、前記換気装置の作動を制御する制御手段と、を備えた室内換気システムであって、
    前記制御手段が、前記換気装置の作動中において、前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段により前記機器が作動しておらず且つ前記室内環境が悪化状態である機器停止環境悪化状態であると判定した場合に、前記換気装置の換気不良の発生を診断して所定の注意報を出力する換気不良診断処理を実行する室内換気システム。
  2. 前記制御手段が、前記換気不良診断処理において、前記換気装置を最大換気量で作動させる最大換気運転を実行し、当該最大換気運転の実行時間が所定の設定実行時間に達するまでに前記機器停止環境悪化状態が解消されなかった場合に、前記換気不良が発生していと判断して前記注意報を出力する請求項1に記載の室内換気システム。
  3. 前記制御手段が、前記機器停止環境悪化状態の継続時間が、前記室内に対する前記換気装置による名目換気時間に達した場合に、前記換気不良診断処理を実行する請求項1又は2に記載の室内換気システム。
  4. 前記制御手段が、前記機器停止環境悪化状態の継続時間を逐次リセットしながら当該継続時間が前記名目換気時間に到達する毎に前記換気不良診断処理を繰り返し実行すると共に、前記注意報の連続出力回数が所定の設定出力回数に達した場合に、前記注意報とは別の所定の警報を出力する請求項3に記載の室内換気システム。
  5. 前記制御手段が、前記換気装置の作動を制御するにあたり、前記室内環境判定手段により前記室内環境が悪化状態であると判定した場合には前記換気装置を最大換気量で作動させる最大換気運転を実行し、前記室内環境判定手段により前記室内環境が悪化状態でないと判定した場合には前記換気装置の換気量を前記機器の作動状態に追従させる換気量追従運転を実行する請求項1〜4の何れか1項に記載の室内換気システム。
  6. 前記機器が、作動に伴ってガスを燃焼させて加熱調理を行うガス加熱調理機器であり、
    前記室内の煙を検知する煙センサを備え、
    前記室内環境判定手段が、前記煙センサで煙を検知したことを前記室内環境が悪化状態であるとして判定する請求項1〜5の何れか1項に記載の室内換気システム。
  7. 前記機器が、作動に伴って加熱調理を行う加熱調理機器であり、
    前記加熱調理機器の加熱部の温度を検知する温度センサを備え、
    前記機器作動判定手段が、前記温度センサで検知した前記加熱部の温度が所定の作動温度以上となったことを前記加熱調理機器の作動として判定する請求項1〜6の何れか1項に記載の室内換気システム。
  8. 作動に伴って室内環境の悪化を促進させる機器を設置した室内の換気を行う換気装置と、
    前記機器の作動を判定する機器作動判定手段と、
    前記室内環境の悪化状態を判定する室内環境判定手段とを備えた室内換気システムにおいて、
    前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段の判定結果に基づいて、前記換気装置の作動を制御する室内換気システムの制御方法であって、
    前記換気装置の作動中において、前記機器作動判定手段及び前記室内環境判定手段により前記機器が作動しておらず且つ前記室内環境が悪化状態である機器停止環境悪化状態であると判定した場合に、前記換気装置の換気不良の発生を診断して所定の注意報を出力する換気不良診断処理を実行する室内換気システムの制御方法。
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