JP5946606B2 - 冷媒漏れ検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機、冷凍・冷蔵機器等の冷凍サイクルで使用されている冷媒の漏れの有無を検出するために用いられる冷媒漏れ検出器に関する。
近年、地球温暖化の観点から、空調機や冷凍・冷蔵機器等からの冷媒漏れが問題になっている。そのため、警報ランプや警報ブザー、外部出力手段等を備えた冷媒漏れ検出器を設置すると共に、外部出力手段を遮断弁や換気扇、ビルの集中監視装置等に接続し、冷媒漏れ検出器が冷媒漏れを検出したときには、冷媒漏れ検出器の警報ランプを点灯させ、警報ブザーを鳴動させ、室内に冷媒が漏れていることを報知する。また、外部出力手段から警報信号を出力し、遮断弁を閉弁して冷媒の流れを止めて冷媒の漏れを防いだり、換気扇を回して密閉室内の冷媒濃度を低下させたり、集中監視装置が警報を発したり、自動的に警備会社に通報し、早期に対応するなどの対策が検討されている。
冷媒漏れ検出器を設置する際には、設置した冷媒漏れ検出器が正常に動作するか、配線の接続が適切に行われたかなどを確認するため、点検を行う。また、この種の冷媒漏れ検出器では、半導体式ガスセンサ等の寿命を考慮した冷媒漏れ検出器の交換の際にも、設置時と同様の点検を行う。さらに、冷媒漏れ検出器の正常な動作を確認するため、定期的に点検が行われる。
これら初回の設置時や、冷媒漏れ検出器の交換時、定期的な点検時に冷媒漏れ検出器を点検する方法として、スイッチなどを操作して冷媒漏れ検出時の警報動作と同じ動作をさせる方法がある。すなわち、スイッチを押すと警報ランプが点灯し、警報音を出力し、外部出力手段から警報信号を出力する。このようにして、警報ランプの点灯、警報ブザーの鳴動、外部出力手段に接続された遮断弁、換気扇、集中監視装置等の動作を確認する。
なお、ガス漏れを検出して警報を発生するガス漏れ警報器を点検するガス漏れ警報器として、特許文献1には、ガス漏れ警報器の設置前後にその機能を点検するガス漏れ警報器の点検装置が記載されている。
特許第3484045号公報
しかし、上記定期点検時等の場合以外にも、冷媒漏れ検出器の正常な動作を確認するため随時検査したい場合もあるが、その度に実際に外部出力手段を動作させ、外部出力手段に配線接続された遮断弁や換気扇、集中監視装置が動作するかを確認すると、遮断弁が作動して空調が停止したり、実際に換気扇が回ったり、ビルの集中監視装置が異常を検出して警報を発したり、システムによっては自動的に警備会社に通報したりする場合があるため、遮断弁を復帰させたり、換気扇を停止させたり、警報をリセットするため集中監視装置を操作したり、予め警備会社に連絡を取って点検することを伝える必要があるなどの問題があった。
また、定期点検時等に、外部機器の現場担当者等が現場に駐在しているときは問題はないが、現場担当者等が不在の場合には、上記遮断弁の復帰や、警報等のリセットなどを行うことができないため、定期点検等を全く行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、定期点検時等以外の随時の検査時や、現場担当者等が不在の場合でも、可能な範囲で簡易に冷媒漏れ検出器の正常な動作を確認することのできる冷媒漏れ検出器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、冷媒漏れ検出時に警報表示又は/及び警報音を出力するとともに、外部出力手段から警報信号を出力して遮断弁又は/及び換気扇を動作させる冷媒漏れ検出器であって、第1の操作により、冷媒漏れを検出していないときであっても、前記外部出力手段から前記警報信号を出力せずに、前記警報表示又は/及び警報音を出力する第1の点検手段と、第2の操作により、冷媒漏れを検出していないときであっても、前記警報表示又は/及び警報音を出力せずに、前記外部出力手段から前記警報信号を出力する第2の点検手段とを備え、前記外部出力手段は、前記遮断弁及び換気扇のそれぞれに個別に接続可能な2つのリレーを含み、前記第1の点検手段及び前記第2の点検手段は、前記冷媒漏れ検出器に電源が供給されている間、利用者により常時操作可能であり、前記第2の操作により前記警報信号が出力されることにより、前記2つのリレーに接続された前記遮断弁又は/及び換気扇動作させることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1の点検手段によって、冷媒漏れ検出器の警報ランプが点灯するか否か、また、警報ブザー音が鳴るか否かを確認することができ、冷媒漏れ検出器自体の故障の有無を確認することができると共に、外部出力手段からは警報信号を出力しないように構成したため、外部出力手段に接続された機器が動作せず、従って、遮断弁も閉弁しないため、天井裏等へ上がって遮断弁のリセット操作をする必要もなく、また、換気扇も動作せず、集中監視装置も異常を検出しないため、集中監視装置のリセット操作や警備会社への連絡の必要もなく、定期点検時以外の随時の検査時や、現場担当者等の不在時に、可能な範囲で簡易に冷媒漏れ検出器の正常な動作を確認することができる。
また、第2の点検手段によって、外部出力手段に接続された遮断弁の閉弁や、換気扇の動作や、集中監視装置の異常検出等を実際に確認することができ、その結果、総合的な定期点検をいつでも行うことができ、配線作業が適正であることなどを確認することができる。
上記冷媒漏れ検出器において、前記第2の操作により、前記外部出力手段から前記警報信号が出力されているときに、第3の操作により、前記外部出力手段からの前記警報信号の出力を停止する警報出力停止手段を備えることができる。これにより、第2の点検手段により外部出力手段から警報信号を出力し、外部出力手段に接続されている各機器の動作確認を行い、その結果、正常な動作であるか否か、正しい配線であるか否かなどが確認されたときには、第3の操作により、直ちに外部出力手段から出力されている警報信号を停止することができる。
上記冷媒漏れ検出器において、前記第2の操作により、前記外部出力手段から前記警報信号が出力されているときに、該警報信号が出力されてから所定時間経過後に該警報信号の出力を停止することができる。これにより、第2の点検手段により外部出力手段から警報信号を出力する場合、警報信号を出力してから所定時間経過後に警報信号の出力を停止するので、第2の点検手段により外部出力手段から警報信号を出力し、外部出力手段に接続されている各機器の動作確認を行い、その結果、正常な動作であるか否か、正しい配線であるか否かなどが確認された後で、点検作業者が第3の操作によって外部出力手段から出力されている警報信号の停止を忘れた場合でも、所定時間経過後に自動的に警報信号の出力を停止することができる。
以上のように、本発明によれば、定期点検時以外の随時の検査時や、現場担当者等の不在時でも、可能な範囲で簡易に冷媒漏れ検出器の正常な動作を確認することのできる冷媒漏れ検出器を提供することができる。
本発明にかかる冷媒漏れ検出器の制御回路を示すブロック図である。 図1のLED及びブザーを点検する際の前処理を示すフローチャートである。 図2に示す前処理後に行うLEDとブザーの点検動作を示すフローチャートである。 図1のリレー1、2による外部への警報信号出力と、外部への警報信号出力を手動及び/又は自動で停止する動作を点検するためのフローチャートを示す。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
本発明にかかる冷媒漏れ検出器は、例えば図示しないトランスや整流回路、平滑回路及び三端子レギュレータICなどで構成される電源回路を備え、この電源回路に例えば商用電源であるAC100Vを入力し、制御回路で必要なDCI2VやDC5Vなどの直流電源に変換する。
図1に示すように、冷媒漏れ検出器1は、プログラムを実行するCPU2a、プログラムや定数を記憶するROM2b、測定値や変数を記憶するRAM2c、アナログ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器2d、周辺回路との信号の入出力に必要なI/Oポート2e及び時間を計測するタイマ2fなどを有するマイコン2を備え、これらの構成要素は互いに内部バスで接続されている。
次に、マイコン2と直接的又は間接的に接続される各構成要素について説明する。
LED1(緑)L1は、電源ランプであって、電源通電中に点灯する。このLED1(緑)の駆動回路LD1は、トランジスタなどで構成され、マイコン2からの信号を増幅してLED1(緑)を点灯させる。
LED2(赤)L2は、警報ランプであって、冷媒漏れを検出した異常時に点灯する。このLED2(赤)の駆動回路LD2は、トランジスタなどで構成され、マイコン2からの信号を増幅してLED2(赤)を点灯させる。
LED3(黄)L3は、故障ランプであって、例えば、後述の半導体式ガスセンサ3の断線や短絡を検出した場合等に点灯し、冷媒漏れ検出器1が故障していることを知らせる。このLED3(黄)の駆動回路LD3は、トランジスタなどで構成され、マイコン2からの信号を増幅してLED3(黄)を点灯させる。
リレー1(R1)は、外部出力手段の一つであり、冷媒漏れを検出したときなどの異常時に警報信号を出力する。リレー1の駆動回路RD1は、トランジスタなどで構成され、マイコン2からの信号を増幅してリレー1を駆動する。このリレー1には、例えば遮断弁16が接続され、冷媒漏れを検出したときにはリレー1から警報信号を出力し、遮断弁16を閉じて冷媒の流れを止め、冷媒漏れを防止する。
リレー2(R2)は、もう一つの外部出力手段であり、リレー1と同様に、冷媒漏れを検出したときなどの異常時に警報信号を出力する。リレー2の駆動回路RD2は、トランジスタなどで構成され、マイコン2からの信号を増幅してリレー2を駆動する。このリレー2には、例えば換気扇17が接続され、冷媒漏れを検出したときにはリレー2から警報信号を出力し、換気扇17を回して室内の冷媒濃度を低下させる。
また、このリレー2には、例えばビルの集中監視装置18を接続してもよく、その場合は、冷媒漏れを検出したときにリレー2から警報信号を出力し、ビルの集中監視装置18に冷媒漏れを通知し、早期に対応することができる。
なお、リレー1とリレー2には、遮断弁16、換気扇17、ビルの集中監視装置18等いずれの機器を接続してもよい。
ブザー10は、冷媒漏れを検出したときの異常時や、後述の半導体式ガスセンサ3の断線や短絡を検出したときの故障時等に、断続音を発生させて周囲に知らせるために設けられる。ブザーの駆動回路11は、トランジスタなどで構成され、マイコン2からの信号を増幅してブザー10を鳴動させる。
ブザースイッチ6は、異常時や故障時等にブザー10が断続音を発生させている状態で、周囲の者が異常状態又は故障状態であることを十分認識した上で、ブザー10の断続音だけを停止させる場合に使用する。ブザースイッチ6を押すだけでブザー音は停止するが、LED2(赤)の点灯や外部出力手段であるリレー1、2から出力している警報信号は停止しない。ブザースイッチ6の入力回路7は、抵抗やコンデンサで構成され、ブザースイッチ6の状態をマイコン2に入力する。
テストスイッチ8は、冷媒漏れを検出していない状態、すなわち、冷媒漏れ監視状態のときに、第1の操作、例えば3秒未満の短押しにより、LED1(緑)、LED2(赤)、LED3(黄)を例えば1秒間隔で順次点灯させた後、ブザー音を例えば1秒出力する動作を実行する(第1の点検手段)。
また、第2の操作、例えば3秒以上の長押しにより、外部出力手段であるリレー1、2の接点を開放状態、すなわち、冷媒漏れ検出時と同じ警報信号出力状態とする動作を実行する(第2の点検手段)。さらに第2の点検手段により外部出力手段であるリレー1、2の接点が開放状態にあるとき、第3の操作、例えばテストスイッチ8を3秒以上長押しすることにより、開放状態にあるリレー1、2の接点を短絡状態に戻し、すなわち外部出力手段から出力されている警報信号を停止する(警報出力停止手段)。テストスイッチ8の入力回路9は、抵抗やコンデンサで構成され、テストスイッチ8の状態がマイコン2に入力される。
半導体式ガスセンサ(以下、「センサ」という)3は、冷媒の濃度によってその抵抗値が変化し、内部に図示しないヒータを有し、このヒータを加熱した状態で冷媒濃度を検出する。マイコン2は、トラジスタなどで構成される増幅回路4にパルス信号を出力し、増幅回路4は、これを増幅してセンサ内部のヒータにパルス電圧を印可してヒータを加熱する。センサ3の抵抗値は、変換回路5によりアナログ電圧に変換され、マイコン2の内部のA/D変換器2dに入力される。
次に、上記構成を有する冷媒漏れ検出器1の冷媒漏れ検出動作について説明する。
電源が投入されると、マイコン2のCPU2aはROM2bに格納されたプログラムを読み出して実行する。そして、電源ランプであるLED1(緑)を点灯させると共に、リレー1、2の接点を閉じて冷媒漏れ監視時の出力状態とし、パルス信号を増幅回路4に出力してセンサ3のヒータを加熱する。ヒータ温度が検出するに十分な温度まで加熱される時間、例えば30秒をタイマ2fで計測し、30秒後に冷媒の検出を開始する。具体的には、タイマ2fを用いて一定時間、例えば10秒を計測し、10秒毎にセンサ抵抗値が変換されたアナログ電圧をA/D変換器2dによりA/D変換してデジタル値を得てRAM2cに格納すると共に、これを設定値と比較して、冷媒が漏れているか否かを判断する。その結果、冷媒漏れが検出されるとLED1(赤)を点灯させ、外部出力手段であるリレー1、2から警報信号を出力する。すなわち、リレー1、2の接点を開放する。また、ブザー10から断続音を発する。これによって、リレー1、2に接続された機器、すなわち遮断弁16が閉じられ、冷媒の流れが遮断されて冷媒漏れを防いだり、換気扇17を回して室内の冷媒濃度を低下させたり、ビルの集中監視装置18が警報を発したり、自動的に警備会社に通報するなどして、早急に対応できるようにする。
なお、冷媒には、例えばR12、R22、R134a、R404A、R410A、R407C、R32、R1234yfなど様々なものを使用することができ、またこれらに限られるものではない。
また、リレー1、2やLED1、2、3、スイッチ6、8の数もこの例に限定するものではなく、ブザー10も必ずしも設ける必要はない。また、電源ランプであるLED1(緑)や故障ランプであるLED3(黄)も必ずしも設ける必要はない。さらに、センサ3も半導体式に限るものではなく、冷媒漏れが検出できれば他の方式のセンサであってもよい。
次に、冷媒漏れを検出していない監視時において、上記第1の操作によって警報表示及び警報音を出力する第1の点検手段を利用したLED1、2、3及びブザー10の一連の点検動作について、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2はイニシャル部分、図3はループ部分である。
なお、本実施の形態においては、LED1、2、3の3種類の表示部を備えるため、警報表示、すなわちLED2(赤)の警報ランプだけでなく、LED1(緑)の電源ランプ及びLED3(黄)の故障ランプについても警報ランプと同様に点検を行う。
図2は、各LED1、2、3及びブザー10の点検動作を行うための前処理を示し、まず冷媒漏れがあるかないかを判断し(ステップS1)、冷媒漏れがない場合には(ステップS1;Yes)、ステップS2において、テストスイッチ8が3秒未満押下(第1の操作)されているか否かを判断する。
テストスイッチ8が3秒未満押下された場合には(ステップS2;Yes)、テストフラグFtをセット(1)し(ステップS3)、1秒を計測するタイマT1sをスタートさせて1秒の計測を開始し(ステップS4)、LED1、2、3を消灯すると共に、ブザー10を消音し(ステップS5)、LED1、2、3及びブザー10を点検するための前処理を終了する。
なお、ステップS1において、冷媒漏れがあると判断された場合や(ステップS1;No)、ステップS2において、テストスイッチ8が3秒未満押下されていない場合には(ステップS2;No)、何もしないで処理を終える。
図3は、ループ動作であって、まず、ステップS11において、図2でセットしたテストフラグがセット(1)されているか否かを判断する。ここで、テストフラグFtがセット(1)されている場合には(ステップS11;Yes)、ステップS12において、LED1、2、3が消灯され、かつブザー10も消音されているか否かを判断する。LED1、2、3が消灯し、かつブザー10も消音している場合には(ステップS12;Yes)、ステップS13において、タイマT1sがタイムアップしているか、すなわち図2でLED1、2、3を消灯し、ブザー10を消音してから1秒経過したかを判断する。タイマT1sがタイムアップしている場合には(ステップS13;Yes)、LED1を点灯し(ステップS14)、再び1秒を計測するタイマT1sをスタートし(ステップS15)、処理を終了する。なお、タイマT1sがタイムアップしていない場合には(ステップS13;No)、何もしないで処理を終了する。
ステップS12において、LED1、2、3が消灯ではないか、もしくはブザー10が消音していない場合には(ステップS12;No)、ステップS16において、LED1が点灯しているか否かを判断する。LED1が点灯している場合には(ステップS16;Yes)、ステップS17において、タイマT1sがタイムアップしているか、すなわちLED1が点灯してから1秒経過したかを判断する。タイマT1sがタイムアップしている場合には(ステップS17;Yes)、LED1を消灯してLED2を点灯し(ステップ18)、再び1秒を計測するタイマT1sをスタートし(ステップS19)、処理を終了する。なお、ステップS17において、タイマT1sがタイムアップしていない場合には(ステップS17;No)、何もしないで処理を終了する。
ステップS16において、LED1が点灯していない場合には(ステップS16;No)、ステップS20において、LED2が点灯しているか判断する。LED2が点灯している場合には(ステップS20;Yes)、ステップS21において、タイマT1sがタイムアップしているか、すなわちLED2が点灯してから1秒経過したかを判断する。タイマT1sがタイムアップしている場合には(ステップS21;Yes)、LED2を消灯してLED3を点灯し(ステップS22)、再び1秒を計測するタイマT1sをスタートし(ステップS23)、処理を終了する。なお、ステップS21において、タイマT1sがタイムアップしていない場合には(ステップS21;No)、何もしないで処理を終了する。
ステップS20において、LED2が点灯していない場合には(ステップS20;No)、ステップS24において、LED3が点灯しているか判断する。LED3が点灯している場合には(ステップS24;Yes)、ステップS25において、タイマT1sがタイムアップしているか、すなわちLED3が点灯してから1秒経過したかを判断する。タイマT1sがタイムアップしている場合には(ステップS25;Yes)、LED3を消灯してブザー音を出力し(ステップS26)、再び1秒を計測するタイマT1sをスタートし(ステップS27)、処理を終了する。なお、ステップS25において、タイマT1sがタイムアップしていない場合には(ステップS25;No)、何もしないで処理を終了する。
ステップS24において、LED3が点灯していない場合には(ステップS24;No)、ブザー音の出力状態と判断できるので、ステップS28において、タイムT1sがタイムアップしているか、すなわちブザー音を出力してから1秒経過したかを判断する。タイマT1sがタイムアップしている場合には(ステップS28;Yes)、ブザー音を消音し(ステップS29)、テストフラグFtをクリア(0)し(ステップS30)、処理を終了する。なお、タイマT1sがタイムアップしていない場合には(ステップS28;No)、何もしないで処理を終了する。
なお、上記ステップS11において、テストフラグFtがセットされてない場合には(ステップS11;No)、何もしないで処理を終了する。
以上のように、第1の操作、すなわちテストスイッチ8を3秒未満押下することで、警報表示、すなわちLED2(赤)の警報ランプの他、LED1(緑)電源ランプ、LED3(黄)故障ランプの点灯、消灯の確認ができ、さらにブザー10が鳴るか否かの確認ができる。このとき外部出力手段は動作しない。なお、点灯、消灯方法、及びブザー出力方法はこの例に限るものではなく、通電順や通電時間等は任意とする。
次に、図4を参照しながら、冷媒漏れを検出していない監視時において、第2の操作によって外部出力手段から警報信号を出力する第2の点検手段の動作、第2の点検手段により外部出力手段から出力されている警報信号を所定時間後に停止する動作、及び第2の点検手段により外部出力手段から出力されている警報信号を第3の操作により停止する動作(警報出力停止手段の動作)について説明する。
まず、冷媒漏れがあるかないかを判断し(ステップS41)、冷媒漏れがない場合には(ステップS41:Yes)、ステップS42において、テストスイッチ8が3秒以上長押しされているか否かを判断する。このテストスイッチ8を3秒以上長押しすることが、第2の操作である。
ここで、テストスイッチ8が3秒以上長押しされている場合には(ステップS42:Yes)、ステップS43において、リレー1、2の接点が閉じているか否かを判断する。
リレー1、2の接点が閉じている場合には(ステップS43:Yes)、リレー1、2の接点を開放し、すなわち冷媒漏れ検出時と同じ警報信号出力状態とし(ステップS44)、例えば48時間を計測するタイマT48をスタートさせ(ステップS45)、処理を終了する。
その後、上記と同様に、冷媒漏れ判断(ステップS41)、テストスイッチ8の押下判断(ステップS42)を行いながら、テストスイッチ8が3秒以上長押しされていない場合には(ステップS42:Nо)、ステップS46において、タイマT48がタイムアップしたか否か、すなわち、リレー1、2の接点を開放状態にしてから48時間経過したかを判断する。ここで、48時間が経過していない場合には(ステップS46:No)、そのまま処理を終了し、リレー1、2の接点を開放状態として警報出力状態を継続する。
ステップS46において、タイマT48がタイムアップしたと判断された場合には(ステップS46:Yes)、すなわちリレー1、2の接点を開放状態にしてから48時間が経過した場合には、リレー1、2の接点を閉じ(ステップS47)、すなわち冷媒漏れを検出していない、冷媒漏れ監視状態とし、処理を終了する。
一方、タイマT48をスタートさせ(ステップS45)、タイマT48のタイムアップ(ステップS46)の前に、ステップS42において、テストスイッチ8が3秒以上長押しされた場合には(ステップS42;Yes)、ステップS43にてリレー1、2が開放、すなわち警報信号出力状態にあるかを判断される。このテストスイッチ8を3秒以上長押することが第3の操作である。
上記ステップS44においてリレー1、2は開放されているため、ステップS43にてリレー1、2が開放されていると判断し(ステップS43;No)、ステップS48において、リレー1、2の接点を閉じ、すなわち警報状態から監視状態にして、48時間を計測するタイマT48をストップし(ステップS49)、処理を終了する。
また、上記ステップS41において、冷媒漏れを検出した場合には(ステップS41:No)、ステップS49に進み、48時間を計測中のタイマT48を停止した後で、通常の冷媒漏れ検出による警報動作、すなわちLED2(赤)を点灯させ、ブザー音を出力し、外部出力手段であるリレー1、2の接点を開放する動作を図示しないプログラムで実行する。
このように、冷媒漏れ監視中に、第2の点検手段により外部出力手段から警報信号を出力している場合、それを視覚的に判別できるように、LEDを特殊な点灯状態、例えばLED2(赤)警報ランプを1秒間隔で点減させるなどしてもよい。
また、この例では第3の操作を第2の操作と同じテストスイッチ8の3秒以上長押しとしたが、これに限らず、例えば、テストスイッチ8の5秒以上長押しや、ブザースイッチ6の3秒以上長押しでもよく、テストスイッチ8とブザースイッチ6を同時に3秒以上長押ししてもよく、第3の操作用に新たに専用のスイッチを設けてもよい。
1 冷媒漏れ検出器
2 マイコン
2a CPU
2b ROM
2c RAM
2d A/D
2e I/O
2f TM
3 半導体式ガスセンサ
4 増幅回路
5 変換回路
6 ブザースイッチ
7 ブザースイッチの入力回路
8 テストスイッチ
9 テストスイッチの入力回路
10 ブザー
11 ブザーの駆動回路
16 遮断弁
17 換気扇
18 ビルの集中監視装置
L1 LED1(緑)
L2 LED2(赤)
L3 LED3(黄)
LD1 LED1(緑)駆動回路
LD2 LED2(赤)駆動回路
LD3 LED3(黄)駆動回路
R1 リレー1
R2 リレー2
RD1 リレー1駆動回路
RD2 リレー2駆動回路

Claims (3)

  1. 冷媒漏れ検出時に警報表示又は/及び警報音を出力するとともに、外部出力手段から警報信号を出力して遮断弁又は/及び換気扇を動作させる冷媒漏れ検出器であって、
    第1の操作により、冷媒漏れを検出していないときであっても、前記外部出力手段から前記警報信号を出力せずに、前記警報表示又は/及び警報音を出力する第1の点検手段と、
    第2の操作により、冷媒漏れを検出していないときであっても、前記警報表示又は/及び警報音を出力せずに、前記外部出力手段から前記警報信号を出力する第2の点検手段とを備え、
    前記外部出力手段は、前記遮断弁及び換気扇のそれぞれに個別に接続可能な2つのリレーを含み、
    前記第1の点検手段及び前記第2の点検手段は、前記冷媒漏れ検出器に電源が供給されている間、利用者により常時操作可能であり、
    前記第2の操作により前記警報信号が出力されることにより、前記2つのリレーに接続された前記遮断弁又は/及び換気扇動作させることを特徴とする冷媒漏れ検出器。
  2. 前記第2の操作により、前記外部出力手段から前記警報信号が出力されているときに、第3の操作により、前記外部出力手段からの前記警報信号の出力を停止する警報出力停止手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷媒漏れ検出器。
  3. 前記第2の操作により、前記外部出力手段から前記警報信号が出力されているときに、該警報信号が出力されてから所定時間経過後に該警報信号の出力を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷媒漏れ検出器。
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