JP2014237082A - 汚泥掻寄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大地震発生時におけるリターンシューのリターンレールからの位置ズレやフライトの脱落を防いで、チェーンのスプロケットからの脱落や破断を防止し得る汚泥掻寄機を提供する。
【解決手段】上部リターンレール7及び下部リターンレール8をそれぞれ下部フランジ部7a,8aとウエブ部7b,8bと上部フランジ部7c,8cとからなる溝形鋼とし、該上部リターンレール7及び下部リターンレール8の上部フランジ部7c,8cの開放端に下方へ垂下するリップ部7d,8dを形成し、リターンシュー19にフック26を上部リターンレール7及び下部リターンレール8の長手方向へ延びる軸を中心として回動自在に取り付け、フライト5の戻り走行時にフック26がリップ部7d,8dに係合するよう構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、沈殿池内に設置されて、該沈殿池の底部に沈積する汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機に関するものである。
一般に、下水処理場で汚泥を沈降分離する沈殿池には、該沈殿池の底部に沈積する汚泥を掻き寄せてホッパに集める汚泥掻寄機が設置される。
図8は従来の汚泥掻寄機の一例を示すものであって、1は内部の幅寸法及び深さ寸法に対して水平方向長さ寸法を長く設定した直方体形状の内部空間を有する沈殿池、2は沈殿池1の底部に沈積する汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機、3は汚泥掻寄機2によって掻き寄せられた汚泥を集めるために沈殿池1の長手方向一端側における底部に凹設されたホッパである。
前記汚泥掻寄機2は、図8に示される如く、沈殿池1内にその長手方向へ循環駆動自在となるよう無端状に且つ該沈殿池1の長手方向と直角な幅方向へ所要間隔をあけて一対のチェーン4を配設し、該一対のチェーン4間に掛け渡すように、前記沈殿池1内の汚泥を掻き寄せるフライト5を取り付け、前記沈殿池1の底部にその長手方向へ延びるように、前記チェーン4の下方近傍にそれぞれ位置し前記フライト5の池底における汚泥掻寄走行をガイドする一対の池底レール6を敷設し、前記沈殿池1の内部所要位置にその長手方向へ延びるように、前記汚泥掻寄走行を終えたフライト5の戻り走行を水面近傍でガイドする上部リターンレール7と、前記フライト5によって掻き寄せられるスカムを沈殿池1の外に流すためのスカム外部排出機構としてのスカムスキマやトラフTと、該トラフTの下方を通過した後に水中へ沈降していくフライト5を戻り走行させるようガイドする下部リターンレール8とを敷設してなる構成を有している。尚、前記トラフTは、沈殿池1の長手方向と直角で且つ水平となる幅方向へ延びる断面半円形状の雨樋状の部材であり、前記沈殿池1の幅方向へ延びる軸を中心に回動自在に配設されている。
前記沈殿池1の長手方向一端側における底部に凹設されたホッパ3縁部近傍には、該沈殿池1の幅方向へ延びる固定軸9を回転自在に配設し、該固定軸9に固定スプロケット10を嵌着し、前記固定軸9上方における沈殿池1の水面近傍位置には、該沈殿池1の幅方向へ延び且つモータ等の駆動装置11によって回転駆動される駆動軸12を配設し、該駆動軸12に駆動スプロケット13を嵌着し、前記沈殿池1の長手方向中間部における水面近傍位置には、該沈殿池1の幅方向へ延びる中間軸14を回転自在に配設し、該中間軸14に中間スプロケット15を嵌着し、前記沈殿池1の長手方向他端側における底部には、該沈殿池1の幅方向へ延びるテイクアップ軸16を回転自在に且つ沈殿池1の長手方向へスライド自在に配設し、該テイクアップ軸16にテイクアップスプロケット17を嵌着し、前記チェーン4は、前記固定スプロケット10と駆動スプロケット13と中間スプロケット15とテイクアップスプロケット17とに順次掛け回し、前記テイクアップ軸16を必要に応じて沈殿池1の長手方向へスライドさせ、前記中間スプロケット15とテイクアップスプロケット17との間におけるチェーン4の自重を利用して、該チェーン4のテンションを適正に調整できるようになっている。
前記フライト5には、図9に示される如く、該フライト5の汚泥掻寄走行時に池底レール6上を摺動するシュー18を取り付けると共に、図10に示される如く、該フライト5の戻り走行時に上部リターンレール7と下部リターンレール8上を摺動するリターンシュー19を取り付けてある。
尚、前記池底レール6は、図9に示される如く、下部フランジ部6aとウエブ部6bと上部フランジ部6cとからなり、該下部フランジ部6aとウエブ部6bが沈殿池1の底部に埋め込まれ、上部フランジ部6cのみが沈殿池1の底面から突出するようになっており、又、前記上部リターンレール7及び下部リターンレール8は、図10に示される如く、下部フランジ部7a,8aとウエブ部7b,8bと上部フランジ部7c,8cとからなり、前記沈殿池1の幅方向両側面から内方へ張り出すレールブラケット20,21上に、前記下部フランジ部7a,8aを固定具22,23を介してボルト・ナット等の締結部材24,25で締め付けることにより、取り付けられるようになっている。
図8に示される汚泥掻寄機2においては、前記駆動装置11により駆動軸12に嵌着された駆動スプロケット13を回転駆動すると、チェーン4によりフライト5がシュー18を介し該シュー18の摺接面を池底レール6の上部フランジ部6cに摺動させながら池底レール6に沿って沈殿池1の底部を走行し、該沈殿池1の底部に沈積した汚泥が前記フライト5によって掻き寄せられてホッパ3に集められる。
前記汚泥掻寄走行を終えたフライト5は、固定スプロケット10を通過して上昇し、駆動スプロケット13を通過した後、上下反転する形でリターンシュー19を介し上部リターンレール7に沿って沈殿池1の水面近傍を走行する。
前記リターンシュー19を介し該リターンシュー19の摺接面を上部リターンレール7の上部フランジ部7cに摺動させながら上部リターンレール7に沿って沈殿池1の水面近傍を走行するフライト5は、中間スプロケット15を通過した後、沈殿池1の底部へ向け沈降していく形で移動し、前記リターンシュー19を介し該リターンシュー19の摺接面を下部リターンレール8の上部フランジ部8cに摺動させながら下部リターンレール8に沿って沈殿池1の底部から所要寸法だけ上方位置を走行する。
前記リターンシュー19を介し該リターンシュー19の摺接面を下部リターンレール8の上部フランジ部8cに摺動させながら下部リターンレール8に沿って沈殿池1の底部から所要寸法だけ上方位置を走行するフライト5は、テイクアップスプロケット17を通過した後、再び上下反転する形でシュー18を介し池底レール6に沿って沈殿池1の底部を走行し、以下、同様の操作が繰り返される。
尚、図8〜図10に示されるような構造の汚泥掻寄機と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
又、特許文献2には、リターンシューに相当する水面又は水中レール用ガイドシューを介し該ガイドシューの摺接面を水面側ガイドレールの上部フランジに摺動させながら水面側ガイドレールに沿って沈殿池の水面近傍を走行するフライト板が、アイドラ軸(中間スプロケット)を通過した後、沈殿池の底部へ向け沈降していく形で移動し、前記水面又は水中レール用ガイドシューを介し該ガイドシューの摺接面を水中ガイドレールの上部フランジに摺動させながらフライト板が水中ガイドレールに沿って沈殿池の底部から所要寸法だけ上方位置を走行する汚泥掻寄機が示されている。この汚泥掻寄機は、掻寄せチェーンの走行に伴って進むフライト板が水面側ガイドレールや水中ガイドレール側をリターンする際に、フライト板のガイドレールからの脱線やチェーンのアイドラ軸等のスプロケットホイールからの脱落を防止するため、水面側ガイドレールや水中ガイドレールを支持するレールブラケットからガード板を突出させ、該ガード板がフライト板の側面から離れて設置されるようにしておき、フライト板がずれた場合にガード板によって受け止められるように工夫されている。
特許文献3にも、特許文献2と同様な基本構成の汚泥掻寄装置が示される。この汚泥掻寄装置は、特許文献2に開示されているようなガード板を有していないが、フライト板の幅端部に設けられたリターンシューが摺接する上流側リターンレールとは別に鉤状のガイド部材を池幅方向へ対向配置し、池幅方向へ延びるフライト板と直交する方向に配設され且つ該フライト板を池幅と直交する方向へ所定の間隔をあけて支持する一対の無端チェーンの突出部を、前記ガイド部材の池幅方向規制部で両側面から規制する技術が特許文献3には開示されている。
特開2003−117310号公報 特開2006−326483号公報 特開2013−000651号公報
しかしながら、従来の汚泥掻寄機2におけるリターンシュー19は底面がフラットな形状で単に上部リターンレール7や下部リターンレール8上に載置されるだけであるため、大地震が発生すると、沈殿池1の汚水が揺動し、それに伴って汚泥掻寄機2のフライト5が大きく揺れ、上部リターンレール7或いは下部リターンレール8からリターンシュー19が位置ズレを起こしたり、フライト5が脱落したりする可能性があった。
更に、前記リターンシュー19の位置ズレやチェーン4の駆動スプロケット13或いは中間スプロケット15からの脱落を引き起こすのは、地震による直接の揺ればかりでなく、地震によって沈殿池1内の水面付近の水が大きく波立つスロッシングの影響が大きいことが判っており、該スロッシングが、特に上部リターンレール7からのリターンシュー19の位置ズレやフライト5の脱落を引き起こすチェーン4の駆動スプロケット13或いは中間スプロケット15からの脱落を発生させる可能性がある。
前記リターンシュー19が位置ズレを起こしたまま進行した場合、チェーン4は中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17に対し乗り上げる形となって、過剰なテンションによるチェーン4の破断や中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17からのチェーン4の脱落が発生する虞があった。仮に、前記中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17から一対のチェーン4のうち片側のチェーン4が脱落し、もう片側のチェーン4のみ進行した場合、フライト5が斜行状態となって中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17の部分を通過できず、やはりチェーン4が破断することとなる。
又、前記上部リターンレール7或いは下部リターンレール8からフライト5が脱落したまま進行した場合、該フライト5が中間スプロケット15の中間軸14やテイクアップスプロケット17のテイクアップ軸16の部分を通過できず、フライト5の破損や過剰なテンションによるチェーン4の破断が発生する可能性があり、地震後の復旧が困難になるという問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、大地震発生時におけるリターンシューのリターンレールからの位置ズレやフライトの脱落を防いで、チェーンのスプロケットからの脱落や破断を防止し得る汚泥掻寄機を提供しようとするものである。
本発明は、池底の長手方向の片端にホッパを備える沈殿池内にその長手方向へ循環駆動自在となるよう複数のスプロケットに対し無端状に掛け回され且つ該沈殿池の長手方向と直角な幅方向へ所要間隔をあけて配設された一対のチェーンと、
該一対のチェーン間に掛け渡すよう取り付けられ且つ前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せるフライトと、
前記沈殿池の底部にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記フライトの前記ホッパへ向けた池底における汚泥掻寄走行をガイドする一対の池底レールと、
前記沈殿池の前記ホッパ近傍の固定軸に嵌着された固定スプロケットのチェーン走行下流側である内部所要位置にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行をガイドする一対のリターンレールと、
前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの汚泥掻寄走行時に池底レール上を摺動するシューと、
前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの戻り走行時にリターンレール上を摺動するリターンシューとを備えた汚泥掻寄機において、
前記リターンレールを下部フランジ部とウエブ部と上部フランジ部とからなる溝形鋼とし、該リターンレールの上部フランジ部の開放端に下方へ垂下するリップ部を形成し、
前記リターンシューにフックをリターンレールの長手方向へ延びる軸を中心として該フックの自重により回動自在となるよう取り付け、
前記汚泥掻寄走行時には、前記フックは前記シューより下方に突出せずに前記フライト高さ内に収まり、
前記フライトの戻り走行時には、前記フックが前記リターンシューより下方に突出してリップ部に係合するよう構成したことを特徴とする汚泥掻寄機にかかるものである。
前記汚泥掻寄機において、前記リターンレールの長手方向両端部は前記リップ部が形成されないリップ部非形成部を有していることが好ましい。
又、前記汚泥掻寄機において、前記リターンレールは、
前記沈殿池の水面近傍に位置する駆動スプロケット下流側に配設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行を水面近傍でガイドしつつ該フライトの戻り走行を利用して沈殿池水面近傍のスカムを沈殿池幅方向へ延びるトラフに向けて掻き寄せるスカム掻寄走行をフライトに行わせる上部リターンレールと、
前記沈殿池幅方向へ延びるトラフの下方を通過した後に水中へ沈降していくフライトを戻り走行させるようガイドする下部リターンレールとに分割され、
少なくとも前記上部リターンレールの上部フランジ部開放端にリップ部を設けるように構成することが好ましい。
又、前記汚泥掻寄機において、前記フックは、
前記フライトに対するリターンシューの締結部材を兼ねてリターンレールの長手方向へ延びるフックピンに回動自在に嵌装されるボス部と、
該ボス部からその軸心と直交する面内においてその半径方向へ張り出すアーム部と、
該アーム部の先端部から同一面内において屈曲形成され且つ前記リップ部に係合する鉤部と、
該鉤部の外周側に形成される円弧状湾曲部と
を備え、
前記リターンシューのリターンレールに対する上方からの接近時、前記円弧状湾曲部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記リターンシューがリターンレール上に載置された時点で前記鉤部がリップ部に係合するよう構成すると共に、
前記リターンシューのリターンレール上面から上方への離反時、前記鉤部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において、該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記鉤部が上部フランジ部のリップ部非形成部から離脱するよう構成することが好ましい。
本発明の汚泥掻寄機によれば、大地震発生時におけるリターンシューのリターンレールからの位置ズレやフライトの脱落を防いで、チェーンのスプロケットからの脱落や破断を防止し得るという優れた効果を奏し得る。
更に、リターンシューの位置ズレやスプロケットからのチェーン脱落が、地震による直接の揺ればかりでなく、地震によって沈殿池内の水面付近の水が大きく波立つスロッシングの影響により引き起こされるところ、水面に近いリターンレールにごく汎用の溝形鋼を用いながら、リターンシュー側にごく小さな部品を追加するだけで、特に、上部リターンレールからのリターンシューの位置ズレやフライトの脱落を防いで、チェーンのスプロケットからの脱落や破断を防止し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の汚泥掻寄機の実施例におけるフライトの戻り走行時の状態を示す正面図である。 本発明の汚泥掻寄機の実施例におけるフライトの汚泥掻寄走行から戻り走行への移行動作を示す側面図である。 本発明の汚泥掻寄機の実施例において、リターンシューがリターンレールに対し上方から接近する際のフックの係合動作を示す正面図である。 本発明の汚泥掻寄機の実施例において、リターンレールの長手方向中間部から端部に移行していくリターンシューがリターンレール上面から上方へ離反する際のフックの離脱動作を示す正面図である。 本発明の汚泥掻寄機の実施例において、リターンレールに対しフックが係合しなかった状態を示す正面図である。 本発明の汚泥掻寄機の実施例において、大地震発生時にフライトが左斜め上方へ揺れた場合のフックの状態を示す正面図である。 本発明の汚泥掻寄機の実施例において、大地震発生時にフライトが右斜め上方へ揺れた場合のフックの状態を示す正面図である。 従来の汚泥掻寄機の一例を示す全体概要側面図である。 従来の汚泥掻寄機の一例におけるフライトの汚泥掻寄走行時の状態を示す正面図である。 従来の汚泥掻寄機の一例におけるフライトの戻り走行時の状態を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は本発明の汚泥掻寄機の実施例であって、図中、図8〜図10と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図8〜図10に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜図7に示す如く、上部リターンレール7及び下部リターンレール8をそれぞれ下部フランジ部7a,8aとウエブ部7b,8bと上部フランジ部7c,8cとからなる溝形鋼とし、該上部リターンレール7及び下部リターンレール8の上部フランジ部7c,8cの開放端に下方へ垂下するリップ部7d,8dを形成し、リターンシュー19にフック26を上部リターンレール7及び下部リターンレール8の長手方向へ延びる軸(後述するフックピン27)を中心としてフック26の自重により回動自在となるよう取り付け、フライト5が池底側にあって汚泥掻寄走行時には、前記フック26は前記シュー18より下方に突出せずに前記フライト5の高さ内に収まり、フライト5の戻り走行時には、フック26がリターンシュー19より下方に突出してリップ部7d,8dに係合するよう構成した点にある。
本実施例の場合、図2及び図4に示す如く、前記上部リターンレール7及び下部リターンレール8の長手方向両端部は、前記リップ部7d,8dが形成されないリップ部非形成部7e,8eを有するようにしてある。
前記フック26は、フライト5に対するリターンシュー19の締結部材を兼ねて上部リターンレール7及び下部リターンレール8の長手方向へ延びるフックピン27にボス部26aを回動自在に嵌装し、該ボス部26aからその軸心と直交する面内においてその半径方向へアーム部26bを張り出させ、該アーム部26bの先端部から前記リップ部7d,8dに係合する鉤部26cをアーム部26bと同一面内において屈曲形成し、該鉤部26cの外周側に円弧状湾曲部26dを形成し、前記リターンシュー19の上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対する上方からの接近時、図3に示す如く、前記円弧状湾曲部26dの上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対する接触点がボス部26aの軸心と直交する面内において該ボス部26aの回動中心を通る垂線Vから所要寸法sだけ離れて位置することに伴うモーメントMにより、前記フック26が回動し、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8上に載置された時点で前記鉤部26cがリップ部7d或いはリップ部8dに係合するよう構成すると共に、前記リターンシュー19の上部リターンレール7或いは下部リターンレール8上面から上方への離反時、図4に示す如く、前記鉤部26cの上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対する接触点がボス部26aの軸心と直交する面内において、該ボス部26aの回動中心を通る垂線Vから所要寸法s´だけ離れて位置することに伴うモーメントM´により、前記フック26が回動し、前記鉤部26cが上部フランジ部7c,8cのリップ部非形成部7e,8eから離脱するよう構成してある。
尚、前記上部リターンレール7は、図8に示される如く、前記沈殿池1の水面近傍に位置する駆動スプロケット13下流側に配設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライト5の戻り走行を水面近傍でガイドしつつ該フライト5の戻り走行を利用して沈殿池1の水面近傍のスカムを沈殿池1の幅方向へ延びるトラフTに向けて掻き寄せるスカム掻寄走行をフライト5に行わせるものであり、前記下部リターンレール8は、前記沈殿池1の幅方向へ延びるトラフTの下方を通過した後に水中へ沈降していくフライト5を戻り走行させるようガイドするものであり、このように前記上部リターンレール7と下部リターンレール8とによってリターンレールが構成される場合、少なくとも前記上部リターンレール7の上部フランジ部7cの開放端にリップ部7dを設けるように構成すれば、水面近傍のスロッシングにより大きく揺動して、リターンシュー19の前記リターンレールからの脱落を伴うフライト5の位置ズレや脱落を防ぐことは可能となる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
汚泥掻寄機2の通常運転時には、池底レール6に沿って沈殿池1の底部を走行し、該沈殿池1の底部に沈積した汚泥を掻き寄せてホッパ3(図8参照)に集める汚泥掻寄走行を終えたフライト5は、図2に示す如く、上下反転する形でリターンシュー19を介し上部リターンレール7に沿って沈殿池1の水面近傍を走行する。つまり、フライト5の戻り走行を利用して沈殿池1の水面近傍のスカムをトラフT(図8参照)に向けて掻き寄せるスカム掻寄走行をフライト5に行わせるために、水面近傍に位置する駆動スプロケット13の下流側に上部リターンレール7を設けているのである。前記リターンシュー19を介し該リターンシュー19の摺接面を上部リターンレール7の上部フランジ部7cに摺動させながら上部リターンレール7に沿って沈殿池1の水面近傍を走行するフライト5は、中間スプロケット15(図8参照)を通過して前記トラフT(スカム外部排出機構)の下方を通過した後、沈殿池1の底部へ向け沈降していく形で移動し、前記リターンシュー19を介し下部リターンレール8に沿って沈殿池1の底部から所要寸法だけ上方位置を走行する。前記リターンシュー19を介し下部リターンレール8に沿って沈殿池1の底部から所要寸法だけ上方位置を走行するフライト5は、テイクアップスプロケット17(図8参照)を通過した後、再び上下反転する形でシュー18を介し池底レール6に沿って沈殿池1の底部を走行し、以下、同様の操作が繰り返される。
ここで、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対し上方から接近していく時には、図3に示す如く、円弧状湾曲部26dの上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対する接触点がボス部26aの軸心と直交する面内において該ボス部26aの回動中心を通る垂線Vから所要寸法sだけ離れて位置するため、これに伴ってモーメントMが生じ、該モーメントMにより前記フック26が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8の上部フランジ部7c,8cの開放端側へ逃げるように回動し、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8上に載置された時点で前記フック26の鉤部26cが前記上部フランジ部7c,8cの開放端側からその内側に入り込んでリップ部7d或いはリップ部8dに係合し、図1に示すような状態で、前記フライト5が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に沿って沈殿池1の水面近傍或いは沈殿池1の底部から所要寸法だけ上方位置を走行する形となる。
一方、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8上面から上方へ離反していく時には、図4に示す如く、前記鉤部26cの上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対する接触点がボス部26aの軸心と直交する面内において、該ボス部26aの回動中心を通る垂線Vから所要寸法s´だけ離れて位置するため、これに伴ってモーメントM´が生じ、該モーメントM´により前記フック26が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8の上部フランジ部7c,8cの開放端側へ逃げるように回動し、前記フック26の鉤部26cが上部フランジ部7c,8cのリップ部非形成部7e,8eから前記上部フランジ部7c,8cの内側を摺動しながら傾動して離脱する。
因みに、万一、前記上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対しフック26がうまく係合しなかったとしても、図5に示す如く、該フック26は上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に乗り上げる形でそのまま移動可能となるため、特に問題はない。
即ち、前記汚泥掻寄機2の通常運転時において、前記リターンシュー19にフック26を取り付けたことにより、フライト5の作動に支障を来たす心配は全くない。
そして、大地震が発生した際に、沈殿池1の汚水が揺動し、それに伴って汚泥掻寄機2のフライト5が戻り走行時において、例えば、図6に示す如く、前記沈殿池1の幅方向における左斜め上方へ大きく揺れようとした場合、左右一対のフック26の鉤部26cがいずれも上部リターンレール7のリップ部7d或いは下部リターンレール8のリップ部8dに引っ掛かり、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8から離脱することが起こりにくくなる。
又、その反動として、例えば、図7に示す如く、前記沈殿池1の幅方向における右斜め上方へ大きく揺れようとした場合も、左右一対のフック26の鉤部26cがいずれも上部リターンレール7のリップ部7d或いは下部リターンレール8のリップ部8dに引っ掛かり、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8から離脱することが起こりにくくなる。
万一、前記フック26が上部リターンレール7のリップ部7d或いは下部リターンレール8のリップ部8dから完全に離脱してしまったとしても、フライト5が沈降していけば、図3に示す如く、前記フック26の円弧状湾曲部26dが上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に対して接触することにより、該フック26が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8の上部フランジ部7c,8cの開放端側へ逃げるように回動し、前記リターンシュー19が上部リターンレール7或いは下部リターンレール8上に載置された時点で前記フック26の鉤部26cがリップ部7d或いはリップ部8dに係合し、図1に示すような状態に復帰することとなる。
この結果、本実施例においては、従来の汚泥掻寄機2におけるリターンシュー19とは異なり、それらの底面がフラットな形状で単に上部リターンレール7や下部リターンレール8上に載置されるだけではなく、前記フック26の鉤部26cがリップ部7d,8dに係合するため、大地震が発生した際に、沈殿池1の汚水が揺動し、それに伴って汚泥掻寄機2のフライト5が大きく揺れたとしても、上部リターンレール7や下部リターンレール8からリターンシュー19が位置ズレを起こしたり、フライト5が脱落したりする可能性を大幅に減少させることが可能となる。
しかも、前記リターンシュー19が位置ズレを起こしたまま進行しなくなるため、チェーン4が固定スプロケット10、駆動スプロケット13、中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17に対し乗り上げるようなことが避けられ、過剰なテンションによるチェーン4の破断や固定スプロケット10、駆動スプロケット13、中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17からのチェーン4の脱落が発生しなくなる。更に、前記固定スプロケット10、駆動スプロケット13、中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17から一対のチェーン4のうち片側のチェーン4が脱落し、もう片側のチェーン4のみ進行するようなこともなくなるため、フライト5が斜行状態とならず固定スプロケット10、駆動スプロケット13、中間スプロケット15或いはテイクアップスプロケット17の部分を通過でき、チェーン4が破断することもない。
又、前記上部リターンレール7或いは下部リターンレール8からフライト5が脱落したまま進行するようなことがなくなるため、該フライト5が中間スプロケット15の中間軸14やテイクアップスプロケット17のテイクアップ軸16の部分を確実に通過でき、フライト5の破損や過剰なテンションによるチェーン4の破断が発生する可能性がなくなり、地震後の復旧が容易になる。
こうして、大地震発生時におけるリターンシュー19の上部リターンレール7或いは下部リターンレール8からの位置ズレやフライト5の脱落を防いで、チェーン4の中間スプロケット15やテイクアップスプロケット17からの脱落や破断を防止し得る。
本発明の技術は、特許文献2や特許文献3に開示されたものとは異なり、上部リターンレール7或いは下部リターンレール8に沿って、別に大掛かりなガード板や規制部材を長尺に亘り敷設することなく、リターンシュー19の締結部材を兼ねるフックピン27を利用して小さなフック26を自重で回動自在となるよう取り付け、上部リターンレール7や下部リターンレール8を汎用品である溝形鋼とし、その長手方向両端部はリップ部7d、8dを単に切除加工するという、小さな部材や簡易な加工だけで、地震時のスロッシングによるフライト脱落防止ができる技術である。
そして、リターンレールの形状をうまく利用し、フック26の自重や形状によるモーメントを利用して、係合が外れてほしくないところは確実に係合し、リターンレールの長手方向両端部のフライト5の上下反転部分では自然と係合が外れるようにして、通常の汚泥掻寄運転時やスカム掻寄運転時には、何ら外からの駆動力を与えずに、何らチェーンの回動に不具合を生じさせない技術である。
尚、本発明の汚泥掻寄機は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 沈殿池
2 汚泥掻寄機
3 ホッパ
4 チェーン
5 フライト
6 池底レール
6a 下部フランジ部
6b ウエブ部
6c 上部フランジ部
7 上部リターンレール(リターンレール)
7a 下部フランジ部
7b ウエブ部
7c 上部フランジ部
7d リップ部
7e リップ部非形成部
8 下部リターンレール(リターンレール)
8a 下部フランジ部
8b ウエブ部
8c 上部フランジ部
8d リップ部
10 固定スプロケット(スプロケット)
13 駆動スプロケット(スプロケット)
15 中間スプロケット(スプロケット)
17 テイクアップスプロケット(スプロケット)
18 シュー
19 リターンシュー
26 フック
26a ボス部
26b アーム部
26c 鉤部
26d 円弧状湾曲部
27 フックピン
T トラフ
M モーメント
M´ モーメント
V 垂線
s 所要寸法
s´ 所要寸法

Claims (4)

  1. 池底の長手方向の片端にホッパを備える沈殿池内にその長手方向へ循環駆動自在となるよう複数のスプロケットに対し無端状に掛け回され且つ該沈殿池の長手方向と直角な幅方向へ所要間隔をあけて配設された一対のチェーンと、
    該一対のチェーン間に掛け渡すよう取り付けられ且つ前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せるフライトと、
    前記沈殿池の底部にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記フライトの前記ホッパへ向けた池底における汚泥掻寄走行をガイドする一対の池底レールと、
    前記沈殿池の前記ホッパ近傍の固定軸に嵌着された固定スプロケットのチェーン走行下流側である内部所要位置にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行をガイドする一対のリターンレールと、
    前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの汚泥掻寄走行時に池底レール上を摺動するシューと、
    前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの戻り走行時にリターンレール上を摺動するリターンシューとを備えた汚泥掻寄機において、
    前記リターンレールを下部フランジ部とウエブ部と上部フランジ部とからなる溝形鋼とし、該リターンレールの上部フランジ部の開放端に下方へ垂下するリップ部を形成し、
    前記リターンシューにフックをリターンレールの長手方向へ延びる軸を中心として該フックの自重により回動自在となるよう取り付け、
    前記汚泥掻寄走行時には、前記フックは前記シューより下方に突出せずに前記フライト高さ内に収まり、
    前記フライトの戻り走行時には、前記フックが前記リターンシューより下方に突出してリップ部に係合するよう構成したことを特徴とする汚泥掻寄機。
  2. 前記リターンレールの長手方向両端部は前記リップ部が形成されないリップ部非形成部を有している請求項1記載の汚泥掻寄機。
  3. 前記リターンレールは、
    前記沈殿池の水面近傍に位置する駆動スプロケット下流側に配設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行を水面近傍でガイドしつつ該フライトの戻り走行を利用して沈殿池水面近傍のスカムを沈殿池幅方向へ延びるトラフに向けて掻き寄せるスカム掻寄走行をフライトに行わせる上部リターンレールと、
    前記沈殿池幅方向へ延びるトラフの下方を通過した後に水中へ沈降していくフライトを戻り走行させるようガイドする下部リターンレールとに分割され、
    少なくとも前記上部リターンレールの上部フランジ部開放端にリップ部を設けるように構成した請求項1又は2に記載の汚泥掻寄機。
  4. 前記フックは、
    前記フライトに対するリターンシューの締結部材を兼ねてリターンレールの長手方向へ延びるフックピンに回動自在に嵌装されるボス部と、
    該ボス部からその軸心と直交する面内においてその半径方向へ張り出すアーム部と、
    該アーム部の先端部から同一面内において屈曲形成され且つ前記リップ部に係合する鉤部と、
    該鉤部の外周側に形成される円弧状湾曲部と
    を備え、
    前記リターンシューのリターンレールに対する上方からの接近時、前記円弧状湾曲部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記リターンシューがリターンレール上に載置された時点で前記鉤部がリップ部に係合するよう構成すると共に、
    前記リターンシューのリターンレール上面から上方への離反時、前記鉤部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において、該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記鉤部が上部フランジ部のリップ部非形成部から離脱するよう構成した請求項2記載の汚泥掻寄機。
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