JP6067487B2 - 汚泥掻寄機 - Google Patents
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Description
該一対のチェーン間に掛け渡すよう取り付けられ且つ前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せるフライトと、
前記沈殿池の底部にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記フライトの前記ホッパへ向けた池底における汚泥掻寄走行をガイドする一対の池底レールと、
前記沈殿池の前記ホッパ近傍の固定軸に嵌着された固定スプロケットのチェーン走行下流側である内部所要位置にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行をガイドする一対のリターンレールと、
前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの汚泥掻寄走行時に池底レール上を摺動するシューと、
前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの戻り走行時にリターンレール上を摺動するリターンシューとを備えた汚泥掻寄機において、
前記リターンレールを下部フランジ部とウエブ部と上部フランジ部とからなる溝形鋼とし、該リターンレールの上部フランジ部の開放端に下方へ垂下するリップ部を形成すると共に、前記リターンレールの長手方向両端部は前記リップ部が形成されないリップ部非形成部を有しており、
前記リターンシューにフックをリターンレールの長手方向へ延びる軸を中心として該フックの自重により回動自在となるよう取り付け、
前記汚泥掻寄走行時には、前記フックは前記シューより下方に突出せずに前記フライト高さ内に収まり、
前記フライトの戻り走行時には、前記フックが前記リターンシューより下方に突出してリップ部に係合するよう構成したことを特徴とする汚泥掻寄機にかかるものである。
前記沈殿池の水面近傍に位置する駆動スプロケット下流側に配設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行を水面近傍でガイドしつつ該フライトの戻り走行を利用して沈殿池水面近傍のスカムを沈殿池幅方向へ延びるトラフに向けて掻き寄せるスカム掻寄走行をフライトに行わせる上部リターンレールと、
前記沈殿池幅方向へ延びるトラフの下方を通過した後に水中へ沈降していくフライトを戻り走行させるようガイドする下部リターンレールとに分割され、
少なくとも前記上部リターンレールの上部フランジ部開放端にリップ部を設けるように構成することが好ましい。
前記フライトに対するリターンシューの締結部材を兼ねてリターンレールの長手方向へ延びるフックピンに回動自在に嵌装されるボス部と、
該ボス部からその軸心と直交する面内においてその半径方向へ張り出すアーム部と、
該アーム部の先端部から同一面内において屈曲形成され且つ前記リップ部に係合する鉤部と、
該鉤部の外周側に形成される円弧状湾曲部と
を備え、
前記リターンシューのリターンレールに対する上方からの接近時、前記円弧状湾曲部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記リターンシューがリターンレール上に載置された時点で前記鉤部がリップ部に係合するよう構成すると共に、
前記リターンシューのリターンレール上面から上方への離反時、前記鉤部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において、該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記鉤部が上部フランジ部のリップ部非形成部から離脱するよう構成することが好ましい。
2 汚泥掻寄機
3 ホッパ
4 チェーン
5 フライト
6 池底レール
6a 下部フランジ部
6b ウエブ部
6c 上部フランジ部
7 上部リターンレール(リターンレール)
7a 下部フランジ部
7b ウエブ部
7c 上部フランジ部
7d リップ部
7e リップ部非形成部
8 下部リターンレール(リターンレール)
8a 下部フランジ部
8b ウエブ部
8c 上部フランジ部
8d リップ部
10 固定スプロケット(スプロケット)
13 駆動スプロケット(スプロケット)
15 中間スプロケット(スプロケット)
17 テイクアップスプロケット(スプロケット)
18 シュー
19 リターンシュー
26 フック
26a ボス部
26b アーム部
26c 鉤部
26d 円弧状湾曲部
27 フックピン
T トラフ
M モーメント
M´ モーメント
V 垂線
s 所要寸法
s´ 所要寸法
Claims (3)
- 池底の長手方向の片端にホッパを備える沈殿池内にその長手方向へ循環駆動自在となるよう複数のスプロケットに対し無端状に掛け回され且つ該沈殿池の長手方向と直角な幅方向へ所要間隔をあけて配設された一対のチェーンと、
該一対のチェーン間に掛け渡すよう取り付けられ且つ前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せるフライトと、
前記沈殿池の底部にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記フライトの前記ホッパへ向けた池底における汚泥掻寄走行をガイドする一対の池底レールと、
前記沈殿池の前記ホッパ近傍の固定軸に嵌着された固定スプロケットのチェーン走行下流側である内部所要位置にその長手方向へ延びるよう敷設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行をガイドする一対のリターンレールと、
前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの汚泥掻寄走行時に池底レール上を摺動するシューと、
前記フライトに取り付けられ且つ該フライトの戻り走行時にリターンレール上を摺動するリターンシューとを備えた汚泥掻寄機において、
前記リターンレールを下部フランジ部とウエブ部と上部フランジ部とからなる溝形鋼とし、該リターンレールの上部フランジ部の開放端に下方へ垂下するリップ部を形成すると共に、前記リターンレールの長手方向両端部は前記リップ部が形成されないリップ部非形成部を有しており、
前記リターンシューにフックをリターンレールの長手方向へ延びる軸を中心として該フックの自重により回動自在となるよう取り付け、
前記汚泥掻寄走行時には、前記フックは前記シューより下方に突出せずに前記フライト高さ内に収まり、
前記フライトの戻り走行時には、前記フックが前記リターンシューより下方に突出してリップ部に係合するよう構成したことを特徴とする汚泥掻寄機。 - 前記リターンレールは、
前記沈殿池の水面近傍に位置する駆動スプロケット下流側に配設され且つ前記汚泥掻寄走行を終えたフライトの戻り走行を水面近傍でガイドしつつ該フライトの戻り走行を利用して沈殿池水面近傍のスカムを沈殿池幅方向へ延びるトラフに向けて掻き寄せるスカム掻寄走行をフライトに行わせる上部リターンレールと、
前記沈殿池幅方向へ延びるトラフの下方を通過した後に水中へ沈降していくフライトを戻り走行させるようガイドする下部リターンレールとに分割され、
少なくとも前記上部リターンレールの上部フランジ部開放端にリップ部を設けるように構成した請求項1に記載の汚泥掻寄機。 - 前記フックは、
前記フライトに対するリターンシューの締結部材を兼ねてリターンレールの長手方向へ延びるフックピンに回動自在に嵌装されるボス部と、
該ボス部からその軸心と直交する面内においてその半径方向へ張り出すアーム部と、
該アーム部の先端部から同一面内において屈曲形成され且つ前記リップ部に係合する鉤部と、
該鉤部の外周側に形成される円弧状湾曲部と
を備え、
前記リターンシューのリターンレールに対する上方からの接近時、前記円弧状湾曲部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記リターンシューがリターンレール上に載置された時点で前記鉤部がリップ部に係合するよう構成すると共に、
前記リターンシューのリターンレール上面から上方への離反時、前記鉤部のリターンレールに対する接触点がボス部の軸心と直交する面内において、該ボス部の回動中心を通る垂線から所要寸法だけ離れて位置することに伴うモーメントにより、前記フックが回動し、前記鉤部が上部フランジ部のリップ部非形成部から離脱するよう構成した請求項1に記載の汚泥掻寄機。
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JP2013120323A JP6067487B2 (ja) | 2013-06-07 | 2013-06-07 | 汚泥掻寄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013120323A JP6067487B2 (ja) | 2013-06-07 | 2013-06-07 | 汚泥掻寄機 |
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Family Applications (1)
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