JP2014236368A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信者の電話番号に対して複数の名前が登録されている場合であっても、誤った情報を伝えることなく、確実な情報のみを受信者に対して提供できるようにする。
【解決手段】通信装置は、外部機器との間で通信を行う通信部(6)と、通信の着信時に送信者を識別する所定の送信者情報を取得する送信者情報取得部(51)と、予め送信者情報に対応付けて登録名を記憶する記憶部(7)と、通信の着信時に送信者情報取得部(51)が取得した送信者情報に基づいて、取得した送信者情報に対応付けられて記憶部(51)に記憶されている登録名を検索する登録名検索部(53)と、登録名検索部(53)によって登録名が検索された際に、取得した送信者情報に対して複数の登録名が検索された場合、複数の登録名に共通する部分を抽出する共通部分抽出部(54)と、共通部分抽出部(54)が抽出した登録名の共通する部分を所定の手段で出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】通信装置は、外部機器との間で通信を行う通信部(6)と、通信の着信時に送信者を識別する所定の送信者情報を取得する送信者情報取得部(51)と、予め送信者情報に対応付けて登録名を記憶する記憶部(7)と、通信の着信時に送信者情報取得部(51)が取得した送信者情報に基づいて、取得した送信者情報に対応付けられて記憶部(51)に記憶されている登録名を検索する登録名検索部(53)と、登録名検索部(53)によって登録名が検索された際に、取得した送信者情報に対して複数の登録名が検索された場合、複数の登録名に共通する部分を抽出する共通部分抽出部(54)と、共通部分抽出部(54)が抽出した登録名の共通する部分を所定の手段で出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信装置に関し、より具体的には、外部機器からの通信の着信時に送信者の情報を取得してアドレス帳を検索し、検索結果を受信者が判断可能に出力する通信装置に関する。
電話回線等を用いた通信に際して送信者を識別できる送信者情報として、電話番号を受信者に通知するサービスが提供されている。このようなサービスとしては、送信者の電話番号を受信者側の通信装置に表示するものがあったが、単純に送信者の電話番号を受信者側の通信装置に表示するだけでは、受信者側のユーザが送信者の名称を把握するまでに至らない。
これに対して、例えば特許文献1には、着信時に得た送信者の電話番号に基づいてアドレス帳を検索し、アドレス帳に登録されている登録名を表示するようにした技術が開示されている。
上記のように、アドレス帳に送信者の電話番号とその登録名と登録しておき、着信時にそのアドレス帳を検索して登録名を表示させるものがある。この場合、例えば会社の代表電話番号や、会社の複数部署で共有する電話番号などのように、登録名が異なっていても共通の電話番号がアドレス帳に登録される場合がある。この場合、着信時に取得した電話番号に対して、アドレス帳には複数の登録名が登録されていることになる。
このような場合、特許文献1の技術では、着信時に取得した電話番号に対して登録されている複数の登録名のなかから、アドレス帳の一番最初に登録されている登録名を表示したり、あるいは、その電話番号に登録されている複数の登録名の全て表示することになる。
このような場合、特許文献1の技術では、着信時に取得した電話番号に対して登録されている複数の登録名のなかから、アドレス帳の一番最初に登録されている登録名を表示したり、あるいは、その電話番号に登録されている複数の登録名の全て表示することになる。
アドレス帳の一番最初に登録されている登録名を表示する場合、実際には表示した登録名以外の送信者から送信されている可能性があり、この場合には、誤った情報を受信者に提供してしまうことになる。また、同じ電話番号に登録された複数の名前を全て表示する場合、送信者の識別の判断を受信者に委ねることになり、一目で確実に送信者を識別できる情報を提供することができなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、送信者情報に対して複数の名前が登録されている場合であっても、誤った情報を伝えることなく、確実な情報のみを受信者に対して出力できるようにした通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、外部機器との間で通信を行う通信部と、通信の着信時に送信者を識別する所定の送信者情報を取得する送信者情報取得部と、予め前記送信者情報に対応付けて登録名を記憶する記憶部と、通信の着信時に前記送信者情報取得部が取得した送信者情報に基づいて、該取得した前記送信者情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されている登録名を検索する登録名検索部と、該登録名検索部によって前記登録名が検索された際に、前記送信者情報取得部が取得した送信者情報に対して複数の登録名が検索された場合、該複数の登録名に共通する部分を抽出する共通部分抽出部と、該共通部分抽出部が抽出した登録名の共通する部分を所定の手段で出力する出力部と、を備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記送信者情報が、通信により送信された情報に含まれる電話番号情報またはアドレス情報であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記出力部が、前記登録名抽出部が検索した登録名の全てを、前記共通部分抽出部にて抽出した共通する部分とともに出力することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記出力部が、電子メールを用いて所定の相手先に前記登録名に共通する部分を含む情報を出力することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記出力部が、前記登録名に共通する部分を含む情報を所定の表示部に表示出力させることを特徴としたものである。
本発明によれば、送信者情報に対して複数の名前が登録されている場合であっても、誤った情報を伝えることなく、確実な情報のみを受信者に対して出力できるようにした通信装置を提供することができる。
図1は、本発明による通信装置の一実施形態を示すブロック図で、本発明による通信装置を複合機(MFP(Multifunction Peripheral))として構成した例を示す。
複合機100において、表示部1は、液晶パネルなどを使用して構成され、各種情報を表示出力する。例えば操作部3に対する操作により各種設定値を設定する際に選択項目を表示したり、スキャナに部2より読み取った原稿の画像をプレビュー表示したり、アドレス帳に登録された登録名を一覧で表示させる。
複合機100において、表示部1は、液晶パネルなどを使用して構成され、各種情報を表示出力する。例えば操作部3に対する操作により各種設定値を設定する際に選択項目を表示したり、スキャナに部2より読み取った原稿の画像をプレビュー表示したり、アドレス帳に登録された登録名を一覧で表示させる。
スキャナ部2は、光学的に原稿を読み取って画像データとして出力する機能を有する。スキャナ部2は、例えば原稿に光を照射する光源と、原稿からの反射光をラインイメージに結像させるレンズやミラーなどの光学系と、原稿からの反射光を受け取って原稿画像を読み取るイメージセンサと、イメージセンサから出力されたアナログ画像信号をデジタル変換する変換部などを備えることができる。
操作部3は、各種ハードキーと、表示部1に重ねて設けられた透明タッチパネルとからなり、透明タッチパネルは、表示部1に表示されたアイコンやボタン等を選択するソフトキーとして機能させることができる。
印刷部4は、制御部5から出力される画像データを用紙に印刷する機能を有する。例えば印刷部4は、用紙の搬送装置、感光体ドラム、帯電装置、レーザーユニット、現像装置、転写分離装置、クリーニング装置、及び定着装置等を備え、電子写真プロセスによって画像形成を行うように構成される。あるいはレーザープリンタ等の他の方式で印刷を行うものであってもよい。
印刷部4は、制御部5から出力される画像データを用紙に印刷する機能を有する。例えば印刷部4は、用紙の搬送装置、感光体ドラム、帯電装置、レーザーユニット、現像装置、転写分離装置、クリーニング装置、及び定着装置等を備え、電子写真プロセスによって画像形成を行うように構成される。あるいはレーザープリンタ等の他の方式で印刷を行うものであってもよい。
通信部6は、外部機器との間で通信を行う機能を有するもので、電話回線を介したファクシミリ(FAX)通信、LANやインターネットなどのネットワークを介した電子メールの送受信等のデータ通信等を可能とする。
制御部5は、複合機100の全体の制御を行うためのもので、制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、および制御プログラムの実行時のワーキングエリアやデータの一時記憶に用いるRAM(Random Access Memory)を備え、CPU(central processing unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などのプロセッサにより制御プログラムを読み出して実行することで、複合機の各種機能を実行することができる。
制御部5の送信者情報取得部51は、ファクシミリ通信の着信時に、送信者を識別するための所定の送信者情報取得し、一時的にRAM等の記憶手段に記憶させる。送信者情報としては、ファクシミリ通信の着信時に、ファクシミリ通信において定義されるTSI(Transmitting Subscriber Identification)信号から取得することができる送信者の電話番号を用いることができる。また、電子メールの送信者情報として、電子メールから取得できる送信者のアドレスを用いることができる。あるいはインターネットファクシミリ通信では、通信から取得できる送信者情報を用いることができる。
送信者情報取得部51が送信者情報を取得する通信方式は、予め定めておくことができ、例えば、ファクシミリ通信が着信したときに送信者の電話番号を取得させることができる、あるいは電子メール、インターネットファクシミリのいずれかの着信時に送信者情報を取得するように定めておくことができ、あるいはこれら通信方式のいずれかまたは複数に該当する通信の着信があったときに、その通信方式に応じて送信者情報を取得するようにしてもよい。この他、通信方式により送信者を識別できる所定の送信者情報が含まれている場合、その通信方式に応じた送信者情報を適宜取得させるようにしてもよい。
電子メール生成部52は、予め設定されている送信先に対して、ファクシミリ通信等の所定の通信方式による着信があったことを示す電子メールを生成する。電子メールの送信先は、操作部3に対する操作入力に従って適宜設定される。電子メール生成部52で生成される電子メールは、単に所定の通信方式による着信があった旨を通知するだけでのものでもよく、あるいは、所定の通信方式により受信したデータを添付して送信するようにしたものであってもよい。
登録名検索部53は、送信者情報取得部51により取得され一時的に記憶された送信者情報に基づいて、記憶部7のアドレス帳記憶領域71に記憶したアドレス帳から当該送信者情報に対応付けて記憶されている登録名を検索する。
このとき、アドレス帳記憶領域71に、該当する送信者情報が複数記憶されている場合には、これら複数の送信者情報にそれぞれ対応付けて記憶されている登録名を検索する。
このとき、アドレス帳記憶領域71に、該当する送信者情報が複数記憶されている場合には、これら複数の送信者情報にそれぞれ対応付けて記憶されている登録名を検索する。
一致部分抽出部54は、登録名検索部53によって複数の登録名が検索された場合、これら複数の登録名から共通して一致する部分を抽出する。これにより同一の送信者情報に対して複数登録された登録名から、全ての登録名に共通する部分のみを抽出することができる。
一致部分抽出部54によって抽出された登録名の共通部分は、電子メール生成部52によって生成される電子メールに反映され、その共通部分を電子メールによって所定の宛先に出力することができる。また、電子メール生成部52は、上記の共通部分とは別に、登録名抽出部54が抽出した全ての登録名を電子メールに含めることができる。
本発明の出力部は、電子メールを生成して送信する制御を行う制御部5と電子メールを送信する通信部6とが該当する。
一致部分抽出部54によって抽出された登録名の共通部分は、電子メール生成部52によって生成される電子メールに反映され、その共通部分を電子メールによって所定の宛先に出力することができる。また、電子メール生成部52は、上記の共通部分とは別に、登録名抽出部54が抽出した全ての登録名を電子メールに含めることができる。
本発明の出力部は、電子メールを生成して送信する制御を行う制御部5と電子メールを送信する通信部6とが該当する。
また、所定の通信方式で着信した通信から取得した送信者情報をRAM等に一時記憶しておき、操作部3に対する所定のユーザ操作に応じて表示部1に表示させることができ、このときに一致部分抽出部54によって登録名の共通部分を抽出して表示出力させるようにすることができる。この場合、本発明の出力部には、表示部1も該当する。あるいは、共通する部分の出力先として、通信部6を介してPC等の外部の情報処理装置に出力したり、メモリカードなどの可搬型記憶手段に出力するように設定することもできる。この場合、本発明の出力部には、これら外部出力を実現する機能部分も含まれる。
記憶部7は、各種情報を記憶するためのものでHDD(Hard Disk Drive)、FLASHメモリ等の記憶手段により構成されている。本発明に係る実施形態では、記憶部7には、アドレス帳記憶領域71と、受信情報記憶領域72が設けられる。
アドレス帳記憶領域71には、通信相手先の送信者情報と、その送信者情報に対応付けられた登録名が記録される。ここでは、登録名検索部53が送信者情報を検索する通信方式に応じて、アドレス帳が作成される。例えば、送信者情報として、ファクシミリ通信時に取得できる送信者の電話番号を用いることができる。また、送信者情報として、電子メールから取得できる送信者のアドレスを用いることができる。あるいはインターネットファクシミリ通信では、通信から取得できる送信者情報を用いることができる。アドレス帳記憶領域71には、例えば、100件の電話番号と登録名とを記憶することができる。
また、受信情報記憶領域72には、通信部6がファクシミリ通信等の所定の通信方式による通信によって受信したデータ等が記憶される。記憶されたデータは、予め設定された出力設定に従って、電子メール生成部52により電子メールに添付され、あるいは表示部1に表示され、もしくは外部機器や外部メモリ等に適宜出力される。
また、受信情報記憶領域72には、通信部6がファクシミリ通信等の所定の通信方式による通信によって受信したデータ等が記憶される。記憶されたデータは、予め設定された出力設定に従って、電子メール生成部52により電子メールに添付され、あるいは表示部1に表示され、もしくは外部機器や外部メモリ等に適宜出力される。
図2は、記憶部7のアドレス帳記憶領域71に記憶されたアドレス帳の一例を説明する図である。アドレス帳記憶領域71には、通信相手先の送信者情報と、その送信者情報に対応付けられた登録名が登録されたアドレス帳10が記憶される。この例では、アドレス帳10の送信者情報12として、送信者の電話番号を登録した例を示している。アドレス帳10は、予めユーザによる操作入力によって、記憶部7のアドレス帳記憶領域71に登録しておくことができる。
ここでは、例えばアドレス帳10のNo.02〜05に示されるように、同じ会社で異なる部署の登録名であっても、その会社の代表電話番号等に関連付けられて記憶されることにより、同じ一つの電話番号に対して複数の異なる登録名が登録されることがある。本発明に係る実施形態では、これらの登録名から共通の部分を抽出して出力できるようにしている。
ここでは、例えばアドレス帳10のNo.02〜05に示されるように、同じ会社で異なる部署の登録名であっても、その会社の代表電話番号等に関連付けられて記憶されることにより、同じ一つの電話番号に対して複数の異なる登録名が登録されることがある。本発明に係る実施形態では、これらの登録名から共通の部分を抽出して出力できるようにしている。
図3は、電子メール生成部52により生成される電子メールの一例を示す図である。電子メール生成部52では、所定の通信方式による着信があったことを通知するための電子メール20を生成し、ユーザにより設定された送信先に対して送信出力する。
この電子メール20には、通信の送信元を示す情報を含む件名情報21が記載される。この件名情報21には、電子メールの件名と、アドレス帳記憶領域71から抽出した登録名と、送信者情報である電話番号とが記載される。ここで例えば図2のNo.2〜5に示されるように、同じ一つの電話番号に対して複数の登録名が登録され、通信の着信時にこの電話番号が抽出された場合、複数の登録名に共通する部分を抽出してその共通する部分のみを記載する。例えば図2のNo.2〜5の例では、「○○社」のみが共通する部分であるため、この共通する部分を件名情報21に反映させて、電子メール20を生成する。
この電子メール20には、通信の送信元を示す情報を含む件名情報21が記載される。この件名情報21には、電子メールの件名と、アドレス帳記憶領域71から抽出した登録名と、送信者情報である電話番号とが記載される。ここで例えば図2のNo.2〜5に示されるように、同じ一つの電話番号に対して複数の登録名が登録され、通信の着信時にこの電話番号が抽出された場合、複数の登録名に共通する部分を抽出してその共通する部分のみを記載する。例えば図2のNo.2〜5の例では、「○○社」のみが共通する部分であるため、この共通する部分を件名情報21に反映させて、電子メール20を生成する。
この例では、ファクシミリ通信等の所定の通信方式で送信者から複合機100に対して送信された画像データを、電子メール20に添付して所定の送信先に送信することができる。
電子メール20には、複合機100の設置場所情報22、複合機100が受信した画像データのファイル形式23とその解像度24、画像データを複合機100に送信した送信者の電話番号25、および送信者の電話番号に基づきアドレス帳から抽出した登録名26が記載される。
ここでは、抽出した送信者の電話番号に対して複数の登録名がアドレス帳に登録されている場合、登録名26には、その全ての登録名を記載する。また、全ての登録名を記載する際に、複数の登録名の共通部分は、件名情報21に反映されて記載されているため、居通部分を除いた部分を記載するようにしてもよい。
電子メール20には、複合機100の設置場所情報22、複合機100が受信した画像データのファイル形式23とその解像度24、画像データを複合機100に送信した送信者の電話番号25、および送信者の電話番号に基づきアドレス帳から抽出した登録名26が記載される。
ここでは、抽出した送信者の電話番号に対して複数の登録名がアドレス帳に登録されている場合、登録名26には、その全ての登録名を記載する。また、全ての登録名を記載する際に、複数の登録名の共通部分は、件名情報21に反映されて記載されているため、居通部分を除いた部分を記載するようにしてもよい。
このように、送信者の電話番号に対して複数の登録名が登録されている場合であっても、その登録名の共通部分のみを抽出して、電子メールの件名に反映させて出力するため、誤った情報を伝えることなく、確実な情報のみを電子メールの受信者に提供できるようになる。また、上記の共通部分に加えて、送信者の電話番号に対応付けられている複数の登録名の全てを電子メールに記載することで、送信者の候補の全てを提示することができ、受信者の利便性を向上させることができる。
また、上記の例では、複合機100は、受信した画像データを電子メールに添付して所定の送信先に転送したが、受信した画像データを添付することなく、画像データを受信した旨を電子メールに記載しても送信するものであってもよい。また、送信者の電話番号に対応付けられた複数の登録名の全てを電子メールに記載しているが、全ての登録名の記載を省略し、登録名についてはその共通部分のみを記載するようにしてもよい。
また、上記の例では、複合機100は、受信した画像データを電子メールに添付して所定の送信先に転送したが、受信した画像データを添付することなく、画像データを受信した旨を電子メールに記載しても送信するものであってもよい。また、送信者の電話番号に対応付けられた複数の登録名の全てを電子メールに記載しているが、全ての登録名の記載を省略し、登録名についてはその共通部分のみを記載するようにしてもよい。
この例では、登録名の共通部分を出力する手段として電子メールを用いる例を示したが、電子メールに換えて、あるは電子メールと併用して、電子メールと同様の情報を表示部11に表示するようにしてもよい。また、電子メールに記載した内容と同様の情報を、通信部6を介して所定の外部機器に出力したり、メモリカードなどの可搬型メモリに出力したりするものであってもよい。
図4は、本発明による通信装置における処理の一例を説明するためのフローチャートである。この例は、所定の通信方式としてファクシミリ通信を規定し、ファクシミリ通信が着信した際にその送信者情報を取得して、送信者情報に対応付けられている登録名を反映させた電子メールを送信する例を示している。以下、図1の構成を参照しながら処理の流れを説明する。
まず、複合機100における制御部5の送信者情報取得部51は、通信部6によりファクシミリ通信が受信された際、そのファクシミリ通信に含まれるTSI信号により送信者情報を取得したか否かを判断する(ステップS1)。ここで送信者情報とは、送信者の電話番号であるものとする。
ファクシミリ通信により送信者情報を取得した場合、登録名検索部53は、アドレス帳の最初の登録情報と、受信した送信者情報と比較して(ステップS2)、受信した送信者情報と登録情報とが一致するかどうかを検索する(ステップS3)。アドレス帳の各登録情報には、送信者情報である電話番号と、その電話番号に対応付けられた登録名が登録されている。ここで受信した送信者情報が、比較した登録情報の電話番号に一致した場合、その登録情報、つまり一致した電話番号とこれに対応付けて登録されている登録名とをアドレス帳から取り出して、RAM等の記憶手段に一時的に記憶する(ステップS4)。
そして、登録名抽出部53は、アドレス帳の登録情報のうち、比較していない登録情報があるかどうかを判別し(ステップS5)、比較していない登録情報があればステップS2に戻って比較していない登録情報と受信した送信者情報との比較を行う。また、ステップS3で、受信した送信者情報がアドレス帳の登録情報と一致しなかった場合には、ステップS5に進んで比較していない登録情報の有無を判別する。
上記の処理において、例えばステップS1で送信者情報として「0123456789」の電話番号を受信した場合、図2のアドレス帳を使用して比較を行うと、No.02〜05の4つの登録情報が検索され、一時記憶される。
上記の処理において、例えばステップS1で送信者情報として「0123456789」の電話番号を受信した場合、図2のアドレス帳を使用して比較を行うと、No.02〜05の4つの登録情報が検索され、一時記憶される。
ステップS5で比較していない登録情報がない場合、登録名検索部53は、送信者情報とアドレス帳の登録情報とに一致するものがあったか否かを判別する(ステップS6)。一致したものがあった場合、さらに複数の登録情報が一致したか否かを判別する(ステップS7)。ここで複数の登録情報が一致した場合、一致部分抽出部54は、一致した電話番号に対応付けられた各登録名の情報から、共通して一致する部分があるか否かを検出する(ステップS8)。
例えば図2の例では、送信者情報が電話番号「0123456789」である場合、アドレス帳には、この電話番号に関連付けられた登録名として、「○○社××部 AA様」、「○○社××部 CC様」、「○○社△△部 FF様□□社」、「○○社 GG様」が検索される。一致部分抽出部54は、これらの登録名から、「○○社」を共通する部分として抽出する。共通する部分を抽出する場合、登録名から完全に一致する部分のみを抽出するようにすることができるが、この他、例えば表現は違っても同一視できる用語等を一致するとみなすようにルールを定めてもよい。例えば同じ読みのカタカナとひらがな、あるいはカタカナと英語とを一致するとみなしたり、あるいは「株式会社」と「(株)」とを一致するとみなすように定めておくようにしてもよい。
ステップS8で複数の登録名に共通して一致する部分があれば、電子メール生成部52は、所定の送信先に送信する電子メールを作成する際に、電子メールの件名に、登録名の共通部分を反映させる(ステップS9)。そして電子メール生成部52は、受信した送信者情報の電話番号に関連付けられている全ての登録名を電子メールの本文中に記載する(ステップS10)。この場合、全ての登録名に共通する部分を件名に反映させているので、各登録名から共通の部分を除いて電子メール本文に記載するようにしてもよい。
そして電子メール生成部52は、受信したファクシミリ通信の送信者情報である電話番号を、電子メールの件名に反映させる(ステップS11)。電子メールには、ファクシミリ通信により受信したデータを添付することで、ファクシミリ通信により受信したデータを転送データとして転送することができる。こうして作成された電子メールを通信部6から所定の相手先に送信する(ステップS12)。
また、上記ステップS7で、受信した送信者情報に一致したアドレス帳の登録情報が複数なかった場合、電子メール生成部52は、その一致した登録情報の登録名を電子メールの件名に反映させ(ステップS14)、ステップS11に進み、電子メールの件名に発信者情報としての電話番号を反映させる。
また、ステップS1で送信者情報を取得できない場合には、電子メールに反映させる送信者情報がないので、ファクシミリ通信の受信を知らせるための電子メールを作成して(ステップS13)、送信する。
また、ステップS1で送信者情報を取得できない場合には、電子メールに反映させる送信者情報がないので、ファクシミリ通信の受信を知らせるための電子メールを作成して(ステップS13)、送信する。
上記の処理により、送信者情報に対して複数の登録名が登録されている場合であっても、その登録名の共通部分のみを抽出して電子メールにより出力することができる。そしてこれにより、誤った情報を伝えることなく、確実な情報のみを受信者に対して提供できるようになる。
1…表示部、2…スキャナ部、3…操作部、4…印刷部、5…制御部、6…通信部、7…記憶部、10…アドレス帳、11…表示部、12…送信者情報、20…電子メール、21…件名情報、22…設置場所情報、23…ファイル形式、24…解像度、25…電話番号、26…登録名、51…送信者情報取得部、52…電子メール生成部、53…登録名検索部、53…登録名抽出部、54…一致部分抽出部、54…登録名抽出部、71…アドレス帳記憶領域、72…受信情報記憶領域、100…複合機。
Claims (5)
- 外部機器との間で通信を行う通信部と、
通信の着信時に送信者を識別する所定の送信者情報を取得する送信者情報取得部と、
予め前記送信者情報に対応付けて登録名を記憶する記憶部と、
通信の着信時に前記送信者情報取得部が取得した送信者情報に基づいて、該取得した前記送信者情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されている登録名を検索する登録名検索部と、
該登録名検索部によって前記登録名が検索された際に、前記送信者情報取得部が取得した送信者情報に対して複数の登録名が検索された場合、該複数の登録名に共通する部分を抽出する共通部分抽出部と、
該共通部分抽出部が抽出した登録名の共通する部分を所定の手段で出力する出力部と、を備えたことを特徴とした通信装置。 - 前記送信者情報は、通信により送信された情報に含まれる電話番号情報またはアドレス情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記出力部は、前記登録名抽出部が検索した登録名の全てを、前記共通部分抽出部にて抽出した共通する部分とともに出力することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
- 前記出力部は、電子メールを用いて所定の相手先に前記登録名に共通する部分を含む情報を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の通信装置。
- 前記出力部は、前記登録名に共通する部分を含む情報を所定の表示部に表示出力させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の通信装置。
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