JP2014232187A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】いずれの方向に排気を行っているのかを視認できる画像形成装置を提供することである。【解決手段】上面S1、背面S2及び右面S3を有する本体12と、上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角部に設けられ、本体12内の空気を排出する排気口16が設けられている回転体14と、を備えており、排気口16が向いている方向が上面S1の法線方向、背面S2の法線方向及び右面S3の法線方向に切り替えられることができるように、回転体14が本体12に対して回転可能に取り付けられていること、を特徴とする画像形成装置10。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、外部から吸気した空気により本体内部を冷却する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。該画像形成装置では、画像形成装置本体の隣り合う外装面に2つの排気口が設けられている。また、画像形成装置本体内には、整流板が設けられている。該画像形成装置では、整流板を動かすことによって、排気を行う排気口を切り替えることができる。
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置では、整流板が画像形成装置本体内に収容されているので、いずれの方向に排気が行われているのかを視認することが難しい。
特開2005−338572号公報
そこで、本発明の目的は、いずれの方向に排気を行っているのかを視認できる画像形成装置を提供することである。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、上面、該上面に隣接する第1の面、及び、該上面及び該第1の面に隣接する第2の面を有する本体と、前記上面、前記第1の面及び前記第2の面により構成される角部に設けられ、前記本体内に空気を導入する吸気口又は該本体内の空気を排出する排気口が設けられている回転体と、を備えており、前記吸気口又は前記排気口が向いている方向が前記上面の法線方向、前記第1の面の法線方向及び前記第2の面の法線方向に切り替えられることができるように、前記回転体が前記本体に対して回転可能に取り付けられていること、を特徴とする。
本発明によれば、いずれの方向に排気を行っているのかを視認できる。
一実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 一実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 一実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 図1に示した画像形成装置の分解斜視図である。 画像形成装置のブロック図である。 画像形成装置の第1の動作において制御部が行う動作を示したフローチャートである。 画像形成装置の第2の動作において制御部が行う動作を示したフローチャートである。 画像形成装置の第3の動作において制御部が行う動作を示したフローチャートである。 画像形成装置の第4の動作において制御部が行う動作を示したフローチャートである。 スキャナが装着された画像形成装置の外観斜視図である。 画像形成装置の第5の動作において制御部が行う動作を示したフローチャートである。 変形例に係る画像形成装置の分解斜視図である。 変形例に係る画像形成装置の右後ろの上側に位置する角部近傍の断面構造図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
(画像形成装置の構成)
以下に、一実施形態に係る画像形成装置の構成について図面を参照しながら説明する。図1ないし図3は、一実施形態に係る画像形成装置10の外観斜視図である。図4は、図1に示した画像形成装置10の分解斜視図である。図5は、画像形成装置10のブロック図である。以下では、鉛直方向を上下方向と定義する。また、画像形成装置10を上側から平面視したときに、画像形成装置10の長手方向を左右方向と定義し、画像形成装置10の短手方向を前後方向と定義する。
画像形成装置10は、用紙等の印刷媒体に対してトナー画像を形成する。具体的には、画像形成装置10は、静電潜像が形成された感光体にトナーを供給してトナー画像を現像し、該トナー画像を印刷媒体に転写した後、印刷媒体に加熱・加圧処理を施してトナー画像を定着させる。なお、トナー画像の形成プロセスは、一般的なプロセスであるので説明を省略する。
画像形成装置10は、図1ないし図4に示すように、本体12及び回転体14を備えている。本体12は、画像形成装置10の筐体であり、直方体状をなしている。そのため、本体12は、上面S1、下面、右面S3、左面、前面及び背面S2を有している。背面S2は、上面S1に隣接しており、右面S3は、上面S1及び背面S2に隣接している。また、本体12は、上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角近傍が切り落とされた形状をなしている。以下では、本体12において、上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角近傍が切り落とされることにより形成された面を面S4と呼ぶ。面S4は、正三角形状をなしている。
また、本体12には、吸気部40、発熱体42、ダクト44及び開口46が設けられている。吸気部40は、吸気口(図示せず)、ファン及びモータにより構成されており、空気を本体12内に導入する。吸気口は、本体12の左面に設けられた円形の開口である。ファン及びモータは、本体12内において吸気口に隣接するように設けられている。
発熱体42は、画像形成装置10の駆動時に熱を発する構成であり、例えば、定着器である。吸気部40が導入した空気は、発熱体42の内部又は周囲を通過する。これにより、発熱体42は、空気により冷却される。
開口46は、面S4に設けられた円形の孔である。開口46の縁は、面S4の法線方向に僅かに突出している。ダクト44は、発熱体42と開口46とを接続する管である。
回転体14は、図1ないし図4に示すように、上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角部に設けられている。なお、本体12の上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角そのものは、前記の通り切り落とされている。よって、本実施形態では、上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角部とは、共通点に向かって収束する上面S1、背面S2及び右面S3の間であって、共通点近傍のスペースを意味する。
回転体14は、図4に示すように、面S11〜S14により構成される四面体形状をなしている。面S11〜面S13は、直角二等辺三角形状をなしている。面S14は、面S4と同じ正三角形状をなしており、回転体14が本体12に取り付けられた際に面S4と一致した状態で対向する。
また、回転体14には、排気口16、開口24、ダクト26及び着脱口18が設けられている。開口24は、面S14に設けられた円形の孔である。開口24は、回転体14が本体12に取り付けられた際に、開口46と連通する。より詳細には、開口46の縁が開口24内に挿入される。これにより、開口24と開口46とが連通すると共に、回転体14が本体12に対して回転可能に取り付けられている。回転体14は、面S11〜S13により構成される角と面S14の重心とを結ぶ線を中心として回転することができる。
排気口16は、面S11に設けられた円形の開口であり、本体12内の空気を排出する。ダクト26は、回転体14内に設けられ、開口24と排気口16とを接続する管である。これにより、発熱体42の内部又は周囲を通過した空気は、ダクト44、開口46、開口24及びダクト26を経由し、排気口16を介して本体12外に排出される。
着脱口18は、面S12に設けられた長方形状の孔であり、回転体14へのフィルタ28(図4参照)を着脱するための開口である。具体的には、フィルタ28は、着脱口18を介して回転体14に挿入される。これにより、フィルタ28は、ダクト26を横切るように配置され、ダクト26内を通過する空気内の粒子を回収する。
以上のように構成された回転体14は、前記の通り、面S11〜S13により構成される角と面S14の重心とを結ぶ線を中心として本体12に対して回転することができる。これにより、回転体14が回転することにより、排気口16が向いている方向は、図1に示すように背面S2の法線方向(すなわち、後ろ方向)、図2に示すように、上面S1の法線方向(すなわち、上方向)又は図3に示すように、右面S3の法線方向(すなわち、右方向)に切り替えられることができる。これにより、図1に示す状態では、空気は、後ろ方向に向かって排出される。図2に示す状態では、空気は、上方向に向かって排出される。図3に示す状態では、空気は、右方向に向かって排出される。
また、図1に示す状態では、上面S1と面S13とが面一となり、背面S2と面S11とが面一となり、右面S3と面S12とが面一となっている。図2に示す状態では、上面S1と面S11とが面一となり、背面S2と面S12とが面一となり、右面S3と面S13とが面一となっている。図3に示す状態では、上面S1と面S12とが面一となり、背面S2と面S13とが面一となり、右面S3と面S11とが面一となっている。
次に、画像形成装置10の制御ブロックについて図面を参照しながら説明する。図5は、画像形成装置10のブロック図である。
画像形成装置10は、図5に示すように、表示部20、制御部50、障害物センサSe1,Se2、位置センサSe3、温度センサSe4及び風速センサSe5を備えている。表示部20は、図1に示すように、本体12の上面に設けられており、例えば、タッチパネルにより構成されている。表示部20は、ユーザに対して所定の情報を通知するための通知手段である。
障害物センサSe1は、図1に示すように、本体12の背面S2に設けられており、背面S2に対向する障害物の有無を検出する検出手段である。障害物センサSe2は、図1に示すように、本体12の右面S3に設けられており、右面S3に対向する障害物の有無を検出する検出手段である。障害物センサSe1,Se2はそれぞれ、背面S2又は右面S3から所定距離内に存在する障害物を検出する。
位置センサSe3は、図4に示すように、面S4に設けられており、排気口16及び着脱口18が向いている方向を検出する。
温度センサSe4は、図4に示すように、ダクト44内に設けられており、ダクト44内(すなわち、本体12内)の空気の温度を検出する。流速センサSe5は、図4に示すように、ダクト44内に設けられており、ダクト44内(すなわち、本体12内)の流速を検出する。
制御部50は、画像形成装置10の全体を制御し、例えば、CPUにより構成されている。また、制御部50は、障害物センサSe1,Se2、位置センサSe3、温度センサSe4及び風速センサSe5の検出結果に基づいて、表示部20に所定の情報を表示させる。
(画像形成装置の第1の動作)
次に、画像形成装置10の第1の動作について図面を参照しながら説明する。図6は、画像形成装置10の第1の動作において制御部50が行う動作を示したフローチャートである。
制御部50は、画像形成装置10が所定枚数以上の印刷を連続して行ったか否かを判定する(ステップS1)。画像形成装置10が所定枚数以上の印刷を連続して行った場合には、本処理はステップS2に進む。画像形成装置10が所定枚数以上の印刷を連続して行っていない場合には、本処理はステップS1に戻る。
画像形成装置10が所定枚数以上の印刷を連続して行った場合、制御部50は、温度センサSe4にダクト44内の温度を検出させ、ダクト44内の温度情報を取得する(ステップS2)。
次に、制御部50は、温度情報に基づいて、ダクト44内の温度が所定温度以上であるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3では、排気口16の前に障害物が存在しているために、本体12内の空気が排出されず、本体12内の温度が上昇しているか否かが判定されている。所定温度以上である場合には、本処理はステップS4に進む。所定温度以上でない場合には、本処理は終了する。
所定温度以上である場合、制御部50は、排気口16が向いている方向を変更すべき旨を表示部20に表示させる(ステップS4)。応じて、ユーザは、回転体14を回転させて、排気口16が向いている方向を変更する。この後、本処理は終了する。
第1の動作によれば、排気口16の前に障害物が存在するために、本体12内の温度が上昇することが抑制されるようになる。
(画像形成装置の第2の動作)
次に、画像形成装置10の第2の動作について図面を参照しながら説明する。図7は、画像形成装置10の第2の動作において制御部50が行う動作を示したフローチャートである。
制御部50は、風速センサSe5にダクト44内の風速を検出させ、ダクト44内の風速情報を取得する(ステップS11)。
次に、制御部50は、風速情報に基づいて、ダクト44内の風速が所定風速以下であるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12では、排気口16の前に障害物が存在しているために、本体12内の空気が排出されず、本体12内の風速が低下しているか否かが判定されている。所定風速以下である場合には、本処理はステップS13に進む。所定風速以下でない場合には、本処理は終了する。
所定風速以下である場合、制御部50は、排気口16が向いている方向を変更すべき旨を表示部20に表示させる(ステップS13)。応じて、ユーザは、回転体14を回転させて、排気口16が向いている方向を変更する。この後、本処理は終了する。
第2の動作によれば、排気口16の前に障害物が存在するために、本体12内の温度が上昇することが抑制されるようになる。
(画像形成装置の第3の動作)
次に、画像形成装置10の第3の動作について図面を参照しながら説明する。図8は、画像形成装置10の第3の動作において制御部50が行う動作を示したフローチャートである。
制御部50は、障害物センサSe1,Se2に背面S2又は右面S3に対向する障害物の有無を検出させ、障害物情報を取得する(ステップS21)。
次に、制御部50は、障害物情報に基づいて、背面S2又は右面S3に対向する障害物の有無を判定する(ステップS22)。障害物が有る場合には、本処理はステップS23に進む。障害物がない場合には、本処理は終了する。
障害物がある場合には、制御部50は、位置センサSe3に排気口16が向いている方向を検出させ、方向情報を取得する(ステップS23)。
次に、制御部50は、障害物情報及び方向情報に基づいて、背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在し、かつ、排気口16が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向であるか否かを判定する(ステップS24)。すなわち、ステップS24では、排気口16の前に障害物が存在し、排気が邪魔されているか否かが判定されている。背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在し、かつ、排気口16が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向である場合には、本処理はステップS25に進む。背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在せず、又は、排気口16が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向ではない場合には、本処理は終了する。
背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在し、かつ、排気口16が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向である場合、制御部50は、排気口16が向いている方向を変更すべき旨を表示部20に表示させる(ステップS25)。応じて、ユーザは、回転体14を回転させて、排気口16が向いている方向を変更する。この後、本処理は終了する。
第3の動作によれば、排気口16の前に障害物が存在するために、本体12内の温度が上昇することが抑制されるようになる。
(画像形成装置の第4の動作)
次に、画像形成装置10の第4の動作について図面を参照しながら説明する。図9は、画像形成装置10の第4の動作において制御部50が行う動作を示したフローチャートである。
制御部50は、フィルタ28が交換されるか否かを判定する(ステップS31)。ステップS31は、ユーザが表示部20によりフィルタ28の交換開始の操作を行ったか否かに基づいて判定される。交換される場合には、本処理はステップS32に進む。交換されない場合には、本処理はステップS31に戻る。
交換される場合、制御部50は、障害物センサSe1,Se2に背面S2又は右面S3に対向する障害物の有無を検出させ、障害物情報を取得する(ステップS32)。
次に、制御部50は、障害物情報に基づいて、背面S2又は右面S3に対向する障害物の有無を判定する(ステップS33)。障害物が有る場合には、本処理はステップS34に進む。障害物がない場合には、本処理は終了する。
障害物がある場合には、制御部50は、位置センサSe3に着脱口18が向いている方向を検出させ、方向情報を取得する(ステップS34)。
次に、制御部50は、障害物情報及び方向情報に基づいて、背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在し、かつ、着脱口18が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向であるか否かを判定する(ステップS35)。すなわち、ステップS35では、着脱口18の前に障害物が存在し、排気が邪魔されているか否かが判定されている。背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在し、かつ、着脱口18が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向である場合には、本処理はステップS36に進む。背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在せず、又は、着脱口18が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向ではない場合には、本処理は終了する。
背面S2又は右面S3に対向する障害物が存在し、かつ、着脱口18が向いている方向が背面S2又は右面S3の法線方向である場合、制御部50は、着脱口18が向いている方向を変更すべき旨を表示部20に表示させる(ステップS36)。応じて、ユーザは、回転体14を回転させて、着脱口18が向いている方向を変更する。この後、本処理は終了する。
第4の動作によれば、フィルタ28の交換を容易に行うことができる。
(画像形成装置の第5の動作)
次に、画像形成装置10の第5の動作について図面を参照しながら説明する。図10は、スキャナ100が装着された画像形成装置10の外観斜視図である。図11は、画像形成装置10の第5の動作において制御部50が行う動作を示したフローチャートである。
図10に示すように、画像形成装置10の上側には、外部装置であるスキャナ100が取り付けられる。
まず、制御部50は、位置センサSe3に排気口16が向いている方向を検出させ、方向情報を取得する(ステップS41)。
次に、制御部50は、方向情報に基づいて、排気口16が向いている方向にスキャナ100が位置しているか否かを判定する(ステップS42)。すなわち、制御部50は、排気口16が上側を向いていることにより、スキャナ100により排気が邪魔されているか否かを判定する。排気口16が向いている方向にスキャナ100が位置している場合には、本処理はステップS43に進む。排気口16が向いている方向にスキャナ100が位置していない場合には、本処理は終了する。
排気口16が向いている方向にスキャナ100が位置している場合、制御部50は、排気口16が向いている方向を変更すべき旨を表示部20に表示させる(ステップS43)。応じて、ユーザは、回転体14を回転させて、排気口16が向いている方向を変更する。この後、本処理は終了する。
第5の動作によれば、排気口16の前にスキャナ100が存在するために、本体12内の温度が上昇することが抑制されるようになる。
(効果)
本実施形態に係る画像形成装置10によれば、いずれの方向に排気を行っているのかを視認できる。より詳細には、画像形成装置10では、排気口16が設けられた回転体14が本体12に対して回転することができる。そのため、排気口16が向いている方向を切り替えることができる。これにより、排気口16の前に障害物がある場合に、排気口16が向いている方向を切り替えて、排気を行っている方向を切り替えることが可能である。そして、画像形成装置10では、排気口16が回転体14に設けられているので、ユーザは、排気口16が向いている方向を確認することにより、排気を行っている方向を確認できる。
また、画像形成装置10によれば、特許文献1に記載の画像形成装置において必要であった整流板が不要である。よって、画像形成装置10では、部品点数を削減できる。
(変形例)
以下に、変形例に係る画像形成装置の構成について図面を参照しながら説明する。図12は、変形例に係る画像形成装置10aの分解斜視図である。図13は、変形例に係る画像形成装置10aの右後ろの上側に位置する角部近傍の断面構造図である。
画像形成装置10aは、本体12にダクト70及び係止部72が設けられている点、及び、回転体14にダクト60が設けられている点において、画像形成装置10と相違する。以下に、かかる相違点を中心に画像形成装置10aについて説明する。
回転体14は、直角二等辺三角形状をなす面S11〜S13及び正三角形状をなす開口面により構成される四面体をなしている。すなわち、画像形成装置10aの回転体14は、正三角形状の面S14が設けられていない点において、画像形成装置10の回転体と相違する。更に、回転体14において、面S11〜S13により構成される角には、孔Hが設けられている。また、ダクト60は、回転体14内部に設けられている筒であり、排気口16に繋がっている。
ダクト70は、本体12には、開口面と対向する面S4の重心を通過する面S4の法線に沿って面S4から延在する筒である。ただし、係止部72がダクト70の先端に設けられているので、ダクト70の先端は開口していない。また、ダクト70の側面には、開口74,76,78が設けられている。開口74は、後ろ側を向いている。開口76は、上側を向いている。開口78は、右側を向いている。
また、ダクト70は、回転体14を貫通している。そして、係止部72は、孔Hを介して回転体14外に突出している。すなわち、ダクト70は、回転体14の支軸の役割を果たしている。これにより、回転体14は、面S11〜S13により構成される角と開口面の重心とを結ぶ線(すなわち、面S4の重心を通過する面S4の法線)を中心軸として本体12に対して回転可能に取り付けられている。
また、回転体14が回転させられることにより、開口74,76,78のいずれかとダクト60との接続が切り替えられる。具体的には、排気口16が後ろ側を向いた状態では、ダクト60は、開口74に接続される。排気口16が上側を向いた状態では、ダクト60は、開口76に接続される。排気口16が右側を向いた状態では、ダクト60は、開口78に接続される。これにより、排気が行われる方向が切り替えられる。
以上のように構成された画像形成装置10aによれば、画像形成装置10と同様に、いずれの方向に排気を行っているのかを視認できる。
(その他の実施形態)
本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置10,10aに限らずその要旨の範囲内において変更可能である。
なお、回転体14は、四面体以外の形状をなしていてもよい。したがって、回転体14は、例えば、半球状をなしていてもよいし、円筒形状をなしていてもよい。
また、回転体14が設けられる位置は、上面S1、背面S2及び右面S3により構成される角部以外の角部であってもよい。回転体14は、上面S1、上面S1に隣接する第2の面及び上面S1と第2の面に隣接する第3の面により構成される角部に設けられていればよい。
なお、画像形成装置10,10aにおいて、回転体14に、排気口16の代わりに吸気口が設けられていてもよい。
以上のように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、いずれの方向に排気を行っているのかを視認できる点で優れている。
S1 上面
S2 背面
S3 右面
S11〜S14 面
Se1,Se2 障害物センサ
Se3 位置センサ
Se4 温度センサ
Se5 風速センサ
10,10a 画像形成装置
12 本体
14 回転体
16 排気口
18 着脱口
20 表示部
24,46,74,76,78 開口
26,44,60,70 ダクト
28 フィルタ
40 吸気部
42 発熱体
50 制御部
72 係止部
100 スキャナ

Claims (10)

  1. 上面、該上面に隣接する第1の面、及び、該上面及び該第1の面に隣接する第2の面を有する本体と、
    前記上面、前記第1の面及び前記第2の面により構成される角部に設けられ、前記本体内に空気を導入する吸気口又は該本体内の空気を排出する排気口が設けられている回転体と、
    を備えており、
    前記吸気口又は前記排気口が向いている方向が前記上面の法線方向、前記第1の面の法線方向及び前記第2の面の法線方向に切り替えられることができるように、前記回転体が前記本体に対して回転可能に取り付けられていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記本体には、外部装置が取り付けられ、
    前記画像形成装置は、
    前記吸気口又は前記排気口が向いている方向を検出する第1の検出手段と、
    第1の通知手段と、
    前記吸気口又は前記排気口が向いている方向に前記外部装置が位置している場合には、該吸気口又は該排気口が向いている方向を変更すべき旨を前記第1の通知手段に通知させる第1の制御手段と、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記本体内の温度を検出する第2の検出手段と、
    第2の通知手段と、
    前記本体内の温度が所定温度以上である場合には、該吸気口又は該排気口が向いている方向を変更すべき旨を前記第2の通知手段に通知させる第2の制御手段と、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の制御手段は、所定枚数の印刷後に、前記吸気口又は前記排気口が向いている方向を変更すべき旨を前記第2の通知手段に通知させること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記本体内の風速を検出する第3の検出手段と、
    第3の通知手段と、
    前記本体内の風速が所定風速以下である場合には、前記吸気口又は前記排気口が向いている方向を変更すべき旨を前記第3の通知手段に通知させる第3の制御手段と、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、
    前記第1の面に対向する障害物の有無を検出する第4の検出手段と、
    前記吸気口又は前記排気口が向いている方向を検出する第5の検出手段と、
    第4の通知手段と、
    前記第1の面に対向する前記障害物が存在し、かつ、前記吸気口又は前記排気口が向いている方向が前記第1の面の法線方向である場合には、該吸気口又は該排気口が向いている方向を変更すべき旨を前記第4の通知手段に通知させる第4の制御手段と、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記回転体には、フィルタを着脱する着脱口が設けられており、
    前記回転体が前記本体に対して回転させられることにより、前記着脱口が向いている方向が前記上面の法線方向、前記第1の面の法線方向及び前記第2の面の法線方向に切り替えられること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、
    前記第1の面に対向する障害物の有無を検出する第6の検出手段と、
    前記着脱口が向いている方向を検出する第7の検出手段と、
    第5の通知手段と、
    前記第1の面に対向する前記障害物が存在し、かつ、前記着脱口が向いている方向が前記第1の面の法線方向である場合には、前記フィルタの着脱時に、該着脱口が向いている方向を変更すべき旨を前記第5の通知手段に通知させる第5の制御手段と、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記回転体は、直角二等辺三角形状をなす第3の面ないし第5の面及び正三角形状をなす第6の面により構成される四面体をなしており、該第3の面ないし該第5の面により構成される角と該第6の面の重心とを結ぶ線を中心軸として前記本体に対して回転可能に取り付けられており、
    前記吸気口又は前記排気口は、前記第3の面に設けられていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記回転体は、直角二等辺三角形状をなす第3の面ないし第5の面及び正三角形状をなす開口面により構成される四面体をなしており、該第3の面ないし該第5の面により構成される角と該開口面の重心とを結ぶ線を中心軸として前記本体に対して回転可能に取り付けられており、
    前記吸気口又は前記排気口は、前記第3の面に設けられており、
    前記本体には、前記開口面と対向する面から前記中心軸に沿って延在することにより、前記回転体を貫通する第1のダクトが設けられており、
    前記第1のダクトには、第1の開口ないし第3の開口が設けられており、
    前記回転体内部には、前記吸気口又は前記排気口に繋がる第2のダクトが設けられており、
    前記回転体が回転させられることにより、前記第1の開口ないし前記第3の開口のいずれかと前記第2のダクトとの接続が切り替えられること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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