JP2014231701A - 天井下地材及び天井構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井板を天井下地材の下底面に固着して支持する天井構造にあって、少ない部品点数で、高い耐震性を実現し得る天井下地材を提供する。
【解決手段】
天井下地材1aを、天井板3を固着する水平な固定面部23を底部に備える板固定部22と、該板固定部22から上方に延出する垂直な主板部20と、該主板部20の上端に形成されてハンガー5が固着される膨隆形状の係止隆部21とによって構成し、さらに、前記主板部20の側面及び/又は端部に、他の天井板下地材と連結して格子状の格子枠を形成するための連結部を配設する。
【選択図】図5

Description

本発明は、天井板を天井下地材の下底面に固着して支持する天井構造に関する。
天井板を天井下地材の下底面に固着して支持する従来の天井構造では、天井下地材として、野縁と呼ばれる角筒状の金属部材が用いられる(特許文献1参照)。野縁は、間隔をおいて複数本平行に配置される。野縁の上には、野縁受けと呼ばれる長尺部材が各野縁と直交するように複数本配置されて、野縁と野縁受けの交差部分で両者が連結金具によって連結される。そして、ハンガーと呼ばれる金具を介して野縁受けを吊ボルトに連結することで、野縁が整列状態で吊持される。そして、かかる野縁の水平な下底面に、タッピンねじやステープルを用いて天井板が固着される。
特開2002−106104号公報
近年、地震の際に天井が落下するのを防止するために、天井構造の耐震性の向上が求められている。上記天井構造では、野縁と野縁受けの連結部分の強度が比較的低いため、野縁と野縁受けの間は、一般的な連結金具に加えて、補強部材を設けることが一般的になりつつある。そして、こうした地震対策による部品の種類と点数の増大が、上記天井構造のコストを上昇させ、また、施工性を悪化させている。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、天井板を天井下地材の下底面に固着して支持する天井構造にあって、少ない部点点数で、高い耐震性を実現し得る天井下地材の提供を目的とする。
本発明は、下底面に天井板を固着する金属製の長尺な天井下地材であって、天井板を固着する略水平な固定面部を備える板固定部と、該板固定部から上方に延出する垂直な主板部と、該主板部の上端に形成されてハンガーが固着される膨隆形状の係止隆部とを備えてなり、前記主板部の側面及び/又は端部には、他の天井板下地材と連結して格子状の格子枠を形成するための連結部が設けられていることを特徴とする天井下地材である。
従来の天井下地材(野縁)が、連結金具によって野縁受けと連結して、野縁受けをハンガーで吊り下げているのに対して、本発明の天井下地材は直接ハンガーで吊り下げることができる。このため、本発明の天井下地材を採用すれば、従来の天井下地材に必要な野縁受けや連結金具に相当する部品を省略できる分だけ、部品の種類と点数を削減可能となる。また、かかる天井下地材には、ハンガーを直接固着できるため、野縁受けを介してハンガーに連結する従来の天井下地材と比べて、ハンガーと天井下地材との連結強度を高めることが可能となる。また、本発明の天井下地材は格子状に配置されるため、平行配置される従来の天井下地材に比べて、天井板を強固に支持できるという利点もある。
本発明にあって、板固定部、主板部、及び係止隆部は、一枚の帯状金属板によって形成されるものであり、該帯状金属板を幅方向に折り返して、折り返した部分の断面を環状に膨隆させることにより係止隆部が形成され、折り返した帯状金属板を、係止隆部の下端から二枚重ねて垂下させることにより主板部が形成され、該主板部の下端で、帯状金属板を長手方向に沿った線で折り曲げることにより板固定部が形成されていることが提案される。
かかる構成にあっては、天井下地材が一枚の帯状金属板を主体とする構成となるから、従来の天井下地材(野縁)と同等のコストで本発明の天井下地材を実現可能となる。
また、本発明の具体的構成として、板固定部は、主板部の下端部で、二枚重なり合った帯状金属板を夫々外方へ略直角に折り曲げてなり、主板部の下端から略水平に延出する部分を固定面部としている構成が提案される。
かかる構成によれば、板固定部を簡素な構成とすることができる。また、主板部の両側の固定面部に天井下地材を固着すれば、天井下地材によって天井板をバランスよく支持できる。
また、上記構成にあって、固定面部の外端部には、帯状金属板を長手方向に沿った線で略直角に折り曲げて起立させてなる起立端部が形成されていることが提案される。
かかる構成にあっては、起立端部によって、板固定部の剛性を高めることができる。また、起立端部は、固定面部の上に折り重なることなく起立しているため、固定面部に打ち込むタッピンねじやステープルが、起立端部と干渉するおそれがない。
また、本発明にあって、固定面部の下底面に、該固定面部の長手方向に沿った複数の凹溝が形成されており、該凹溝形成部位にタッピンねじをねじ込んで天井板を固着するよう構成されていることが提案される。
かかる構成にあっては、天井板を固定面部に固着する際に、タッピンねじの先端が凹溝に引っ掛かって滑り難くなるため、施工性を向上できる。
また、本発明にあって、固定面部の下底面に、該固定面部の長手方向と直交する方向の凹溝が、固定面部の長手方向に沿って複数並成されており、前記各凹溝は底部に向けてテーパー状に縮幅し、各凹溝の底部には、前記固定面部の長手方向と直交する方向のスリットが形成されており、該スリット形成部位にステープルを打ち込んで天井板を固着するよう構成されていることが提案される。
かかる構成にあっては、ステープルを固定面部に容易に打ち込み可能となるから、施工性を向上させることが可能となる。
また、本発明にあって、前記凹溝は、固定面部の長手方向に沿って略隙間なく並成されており、固定面部の長手方向の両端部には、前記凹溝が形成されていない凹溝非形成部が設けられていることが提案される。
固定面部の長手方向の端部にまで凹溝が形成されていると、当該端部で凹溝部分がバリとなって様々な不具合を引き起こすおそれがあるが、かかる構成によれば、こうした不具合を解消される。
また、本発明の別の態様は、上記本発明の天井下地材を複数本組み付けて格子状にした格子枠と、該格子枠を構成する天井下地材の固定面部に固着される天井板と、格子枠を構成する天井下地材の係止隆部に固着されて格子枠を吊り下げるハンガーとを備えることを特徴とする天井構造である。
かかる天井構造は、上記天井下地材によって構成されるため、従来の天井下地材(野縁)を用いた天井構造に比べて、部品点数が少なく、かつ、高い耐震性を有するものとなり得る。
以上のように、本発明によれば、従来の天井下地材(野縁)を用いた天井構造に比べて、部品点数が少なく、なおかつ、高い耐震性を有する天井構造を実現可能となる。
実施例の天井構造を示す斜視図である。 ハンガー5の斜視図である。 第一下地材1aの斜視図である。 第一下地材1aを縦断して示す端面図である。 第一下地材1aに、天井板3及びハンガー5を固着した状態を示す説明図である。 連結部30aが形成された部位を拡大して示す第一下地材1aの側面図である。 連結部30aが形成された部位を拡大して示す第一下地材1aの横断面図である。 第二下地材1bの縦断面図である。 第二下地材1bの横断面図である。 第一下地材1aと第二下地材1bの連結方法を示す説明図である。 第一下地材1aと第二下地材1bの連結状態を示す横断面図である。 変形例の天井下地材1cの縦断面図である。 別の変形例の天井下地材1dの縦断面図である。 別の変形例の天井下地材1eの縦断面図である。 (a)は、図14中のA−A線端面図であり、(b)は、天井下地材1eの底面図である。 連結部30cが形成された部位を拡大して示す、第三下地材1fの側面図である。 端部を拡大して示す第四下地材1gの横断面図である。 第三下地材1fと第四下地材1gの連結状態を示す縦断面図である。 第三下地材1fと第四下地材1gの連結状態を示す横断面図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1は、実施例の天井構造の斜視図である。図1に示すように、実施例の天井構造は、複数本の天井下地材1a,1bを格子状に組み付けてなる格子枠2と、該格子枠2の下底面に固着される天井板3と、格子枠2を吊ボルト4に連結するハンガー5とを備えている。
ハンガー5は、図2に示すように、金属板を成形加工してなる正面視縦長矩形状の金属片である。詳述すると、ハンガー5は、縦長矩形板状の基板部10の上端に吊ボルト接続用突片部11を形成するとともに、該基板部10の下端に天井下地材1a,1bを挟持する挟持具12を配設してなるものである。吊ボルト接続用突片部11は、基板部10の上縁から水平方向に延成されてなるものであり、その中央には吊ボルト4を挿通する貫通孔13が形成される。なお、吊ボルト4は、一般的な天井構造に用いられているものであり、上端部をスラブ等に固定されて下端部を天井近くに垂下させている。
挟持具12は、天井下地材1a,1bの係止隆部21を挟持して連結するためのものである。この挟持具12は、ねじで離近可能に連結された一対の鉤状挟持片部12a,12bで構成されるものであり、鉤状挟持片部12a,12bの間に天井下地材1a,1bの係止隆部21を挟んでねじで締め付けることにより、係止隆部21と固着するよう構成されたものである。なお、かかるハンガー5は、公知技術が好適に採用され得る。
天井板3には、天井下地材の下底面にタッピンねじで固着可能な公知の天井板全般を使用できる。すなわち、本実施例の天井板3は、タッピンねじが貫通可能な厚みと強度を有する板材であれば足りる。天井板の材料は特に限定されないが、ロックウール等を好適に用いることができる。
次に、本発明の要部に係る天井下地材1a,1bについて説明する。
天井下地材1a,1bは、帯状鋼板を成形してなる長尺部材であり、図1に示すように、格子状に組み付けられて格子枠2を構成する。格子枠2を構成する天井下地材は、第一下地材1aと第二下地材1bとに大別される。第一下地材1aと第二下地材1bは、連結構造が異なるだけで、縦断面形状は同じである。
第一下地材1aは、図3,4に示すように、縦断面形状が略逆T字状となるように、一枚の帯状鋼板を長手方向の線に沿って折曲げ加工してなるものである。具体的には、第一下地材1aは、垂直な主板部20と、主板部20の上端に形成される膨隆形状の係止隆部21と、主板部20の下端に形成される板固定部22とによって構成される。
係止隆部21は、帯状鋼板を幅方向の中央部分で折り返して、折り返した部分を断面矩形環状に膨隆させることにより形成されている。図5に示すように、この係止隆部21を、ハンガー5の挟持具12で抱え込むように締め付けることで、ハンガー5を第一下地材1aに固着できる。
主板部20は、係止隆部21で折り返された帯状鋼板を、係止隆部21の下端から二枚重ねた状態で垂下させることにより形成されている。図3に示すように、主板部20には、重なった二枚の鋼板をかしめる、かしめ部25が長手方向に沿って一定間隔で形成されており、これにより、主板部20を構成する二枚の鋼板が分離したり、ずれたりしないようにしている。
板固定部22は、主板部20の下端で、主板部20を構成する二枚の鋼板を夫々外方へ略直角に折り曲げて略水平方向に延出させることにより形成される。また、板固定部22は、その外端で上方に折り曲げられて略垂直に起立している。この板固定部22は、水平面に沿った平板部分を、天井板3を固着する固定面部23としている。具体的には、図5に示すように、天井板3の上面を固定面部23の下底面に被着させ、かかる状態で、下方からタッピンねじsをねじ込んで、天井板3と固定面部23を締結することで、天井板3を固定面部23に固着し得るよう構成されている。
また、板固定部22の外端を上方に折り曲げて形成された起立端部24,24は、板固定部22の剛性を高めるためのものである。この起立端部24は、内側に折り返されずに起立しているため、固定面部23の外側寄り部分にタッピンねじsがねじ込まれた場合でも、タッピンねじsを起立端部24と干渉させることなく円滑にねじ込むことができるという利点がある。
また、係止隆部21の下面には、主板部20の上端の両脇に、上方に窪むように形成された上部嵌合溝26,26が長手方向に沿って形成される。一方、板固定部22の上面には、主板部20の下端の両脇に、上方に隆起するリブ27,27が長手方向に沿って形成されており、このリブ27と主板部20との間に、下方に窪む長手方向に沿った下部嵌合溝28,28が形成される。この上部嵌合溝26と下部嵌合溝28には、例えば、第一下地材1aを長手方向に連結する金具や、第一下地材1aと第二下地材1bとの連結部分を補強する金具などを装着することができる。
さらに、第一下地材1aの主板部20の側面には、第二下地材1bとT字状に連結するための連結部30aが複数箇所に設けられる。図6,7に示されるように、連結部30aは、板面に沿った長手方向の嵌挿溝31を備えている。嵌挿溝31は、主板部20を部分的に一側に切起こして膨隆部32を形成し、該膨隆部32の裏面側の空間部に形成される。この嵌挿溝31は、後述する第二下地材1bの連結挿入部40を挿入できる幅寸法に設定されており、一側の溝開口を、連結挿入部40を挿入する挿入口33とし、他側の溝開口を、連結挿入部40の先端部41が突き出る突出口34としている。
また、嵌挿溝31の突出口34側近傍には、主板部20の板面を切起こして突成させた係合突起35が形成されている。かかる係合突起35は、後述の係合溝孔42と嵌合するものである。また、主板部20には、後述する連結挿入部40の位置決め溝孔43と嵌合する位置決め突部36が高さ方向の中央位置に形成される。この位置決め突部36は、主板部20にコ字状の切込み加工を施して、嵌挿溝31の側に垂直に切り起こして形成したものである。
なお、図6,7に示すように、主板部20の表裏には、連結部30a,30aが対をなすように形成されており、これにより、第一下地材1aの表裏対称位置に第二下地材1bを連結し得るようになっている。
次に第二下地材1bについて説明する。なお、第二下地材1bの基本形状は、第一下地材1aと同じであるため、以下では、第一下地材1aと異なる構成について重点的に説明し、共通する構成については、本文及び図中で符号を共通させて詳細な説明を省略する。
第二下地材1bは、図8に示すように、第一下地材1aと同一の縦断面形状をなしている。すなわち、第二下地材1bは、第一下地材1aと同様に、主板部20、係止隆部21、及び板固定部22とからなる断面略逆T字状をなしており、係止隆部21にハンガー5を固着し、また、板固定部22の固定面部23に天井板3を被着して、タッピンねじsで螺着し得るよう構成されている。
ここで、第一下地材1aでは、主板部20の側面に連結部30aが形成されているのに対して、第二下地材1bには、図8,9に示すように、主板部20の両端部に連結部30bが形成されており、この連結部30bを第一下地材1aの連結部30aと嵌合させることにより、第一下地材1aと第二下地材1bとをT字状に連結し得るよう構成されている。この連結部30bは、主板部20を構成する二枚重ねの鋼板を端部方向に延出させることにより形成される。連結部30bは、平面視略L字状に折曲加工されており、主板部20に対して直角状に突出する先端側の辺部を、前記嵌挿溝31に挿入する連結挿入部40としている。
連結挿入部40は、上述の嵌挿溝31に挿入可能なように、かつ、挿入後にガタつくことがないように、その断面形状が、嵌挿溝31の形状と略等しくなるよう設計されている。また、連結挿入部40は、第一下地材1aと第二下地材1bの連結状態にあって、嵌挿溝31を貫通した先端部41が、嵌挿溝31の突出口34から突出するよう設計されている。
連結挿入部40の先端部41には、矩形状の係合溝孔42が、高さ方向の略中央位置に形成される。この係合溝孔42は、連結挿入部40を構成する板材を孔抜き加工してなるものであり、両天井下地材1a,1bの連結状態で上述の第一下地材1aの係合突起35と嵌合するよう構成されている。
また、連結挿入部40の先端には、切込み状の位置決め溝孔43が、高さ方向の略中央位置に形成される。この位置決め溝孔43は、天井下地材1a,1bの連結状態で、第一下地材1aの位置決め突部36と嵌合することで、連結挿入部40の先端位置を規定するものである。
上記構成にあって、第一下地材1aと第二下地材1bとをT字状に連結するためには、図10,11に示すように、第二下地材1bの連結挿入部40を、第一下地材1aの嵌挿溝31の挿入口33から挿入すればよい。位置決め溝孔43が位置決め突部36と嵌合するまで連結挿入部40を挿入すると、係合溝孔42と係合突起35とが係合し、連結挿入部40が嵌挿溝31から引き抜き不能に係止される。
上記のように第一下地材1aと第二下地材1bとをT字状に連結した状態で、さらに、第一下地材1aの反対側の連結部30aにも第二下地材1bを連結すれば、三本の天井下地材1a,1bを十字状に連結できる。そして、本実施例では、多数の天井下地材1a,1bを十字状に相互連結することで、図1に示すように、天井下地材1a,1bによって碁盤目状の格子枠2を形成している。
本実施例の天井構造は、例えば、上述のようにして格子枠2を構成した後で、ハンガー5を格子枠2の適宜位置に固着して、ハンガー5を介して格子枠2を吊ボルト4に連結し、最後に天井板3を格子枠2の天井下地材1a,1bの下底面に固着することで施工することができる。
以上のように、本実施例の天井構造によれば、天井下地材1a,1bに直接ハンガー5を固着できるため、野縁受けを介して天井下地材(野縁)をハンガーに連結する従来の天井構造に比べて、部品の種類と部品点数を削減できるという利点がある。また、本実施例の天井構造では、天井下地材1a,1bとハンガー5の間に存在する連結機構が少なくなる分だけ耐震強度を向上させることができる。また、本実施例では、碁盤目状に組み付けられた天井下地材1a,1bに天井板3が固着されるため、天井下地材が平行に配置される従来の天井構造に比べて、天井板3を強固に支持できるという利点もある。
また、本実施例の天井下地材1a,1bは、従来の天井下地材(野縁)と同様に、一枚の帯状鋼板を折曲げ加工することにより製造できるから、上記のような利点を有しつつ、従来の天井下地材と同程度のコストで製造できる。
また、本実施例の天井下地材1a,1bでは、主板部20の下端部の両側に固定面部23が形成されており、図5に示すように、主板部20の両側で天井板3を天井下地材1a,1bに固着できるため、天井下地材1a,1bによって天井板3をバランスよく支持できるという利点がある。
次に、上記実施例の天井下地材1a,1bの断面形状を変更した変形例について説明する。なお、以下の説明では、上記実施例と共通する構成については、本文及び図中で符号を共通させて詳細な説明を省略する。
図12の天井下地材1cは、断面形状を略L字状にしたものである。詳述すると、本変形例にあっては、板固定部22aは、主板部20の下端で、帯状鋼板を一方の外方にのみ折り曲げることで形成される。なお、主板部20を構成する二枚重ねの鋼板のうち、一枚は主板部20の下端を端縁としており、板固定部22aは一枚の板材で構成される。
そして、本変形例では、図12に示すように、板固定部22aは、主板部20の下端から水平方向に延出して、天井板3を固着する固定面部23aを形成し、さらに、固定面部23aの剛性を高めるために、外端部分を上面側に折り返して折返し部50を形成している。
また、本変形例では、図12に示すように、固定面部23aの下底面に、天井下地材1cの長手方向に沿った凹溝51が複数本形成される。この凹溝51は、天井板固着用のタッピンねじsをねじ込む際に、ねじsの先端が固定面部23aの表面で滑るのを防止して施工性を向上させるためのものであり、タッピンねじsをねじ込むべき部分に、略隙間なく形成される。
かかる変形例を、上記実施例と比較すると、本変形例では、固定面部23aの幅方向の中央部位に溝が形成されていないため、固定面部23aの幅方向の中央部位にタッピンねじsをねじ込むことができるという利点がある。
図13の天井下地材1dは、板固定部22bを断面略ロ字状に形成したものである。詳述すると、板固定部22bは、主板部20を構成する二枚の鋼板の下端を夫々外方に折り曲げて略水平に延出させてなる上部水平辺部52,52と、各上部水平辺部52の外端を折り曲げて垂下させてなる垂直辺部53、53と、各垂直辺部53の下端を内側に折り曲げて略水平に延出させてなる固定面部23b,23bとからなる、断面略ロ字状をなしている。さらに、帯状鋼板は、剛性を高めるために、各固定面部23の内端で、上方に折り曲げられて略垂直に起立する起立端部24a,24aを形成している。
かかる変形例にあっては、板固定部22bを断面略ロ字状にすることで、上記実施例に比べて、板固定部22bの剛性を高められるという利点がある。
図14の天井下地材1eは、板固定部22cを階段状に形成したものである。詳述すると、板固定部22cは、主板部20を構成する二枚の鋼板の下端を夫々外方に折り曲げて、主板部20の下端の両脇に下部嵌合溝28とリブ27とを形成し、そこから各鋼板を垂下させて垂直辺部54を形成し、さらに各垂直辺部54,54の下端を外側に折り曲げて略水平に延出させることにより固定面部23c、23cを形成している。
本変形例の天井下地材1eは、天井板3をステープルで固定面部23cに固着し得るよう構成されている。具体的には、図15に示すように、固定面部23cの下底面には、ステープルを打ち込む位置に、天井下地材1eの幅方向に沿った凹溝56が、天井下地材1eの長手方向に沿って略隙間なく並成される。図15(a)に示すように、各凹溝56の底部(図15中の上部)には、天井下地材1eの幅方向に沿ったスリット55が形成される。そして、各凹溝56は、スリット55に向けてテーパー状に縮幅しており、固定面部23cの下底面にステープルを打ち込んだ時に、ステープルの先端が、凹溝56の側面の案内作用によってスリット55を貫通して、固定面部23cと係合し得るよう構成されている。
なお、本変形例にあって、固定面部23に並成される凹溝56は、例えば、歯車状のローラーを固定面部23の下底面に押し付けて、該ローラーを天井下地材1eの長手方向に転がすことで形成できる。ここで、かかる凹溝56は、固定面部23の長手方向の端部にまで切れ目なく形成されていると、当該端部で凹溝形成部分がバリとなり、様々な問題を引き起こすおそれがある。こうした問題を防止するため、本変形例の天井下地材1eでは、固定面部23の長手方向の両端部に、凹溝56を形成しない凹溝非形成部57を設けている。
次に、上記実施例の天井下地材1a,1bの連結部30a,30bの構成を変更した変形例について説明する。なお、以下の説明では、上記実施例と共通する構成については、本文及び図中で符号を共通させて詳細な説明を省略する。
本変形例では、格子枠は、上記実施例とは連結部の構成の異なる二種類の天井下地材1f,1gによって構成される。
一方の天井下地材1f(以下、第三下地材という。)では、図16に示すように、主板部20の側面に連結部30cが形成される。この連結部30cは、主板部20を貫通する2つの係合孔60,60を備えている。各係合孔60,60は縦長形状をなしており、相互に隣接して連続する開口部を形成している。また、各係合孔60,60の孔側縁には、後述する弾性係合部73が嵌合可能な嵌合溝61が形成される。
他方の天井下地材1g(以下、第四下地材という。)では、図17に示すように、主板部20の両端部に、連結部30dが形成される。この連結部30dは、バネ性を有する比較的薄肉の板材を用いて形成されており、第四下地材1gの主板部20の端部側面にかしめて接合される基板部70と、該基板部70の先端から第四下地材1gの長手方向に延出させる延成板部71と、該延成板部71の先端から略U字状に折り返された返し辺部72と、該返し辺部72の端縁に突成される、前記係合孔60,60の嵌合溝61と嵌合可能な弾性係合部73とを備えている。
本変形例にあって、第三下地材1fと第四下地材1gを連結する場合は、図18,19に示すように、第四下地材1gの連結部30dを、第三下地材1fの係合孔60に挿入すればよい。この時、連結部30dの挿入に伴って、返し辺部72が係合孔60の端縁に押圧されて内側に撓んだ状態となる。そして、基板部70が第三下地材1fの主板部20の側面に当接する位置まで連結部30dを挿入すると、内側に撓んでいた返し辺部72が係合孔60を通過して外側に復元し、弾性係合部73が係合孔60の嵌合溝61と嵌合する。そして、かかる弾性係合部73と嵌合溝61の係合によって、第四下地材1gの連結部30dが、係合孔60から引き抜き不能に係止され、第三下地材1fと第四下地材1gの連結が完了する。
このように、本変形例では、第三下地材1fの主板部20を貫通する係合孔60に、第四下地材1gの端部に形成された連結部30dを挿入することで、天井下地材1f,1gをT字状に相互連結できる。また、上記のように第三下地材1fと第四下地材1gとをT字状に連結した状態で、さらに、隣の係合孔60に別の第四下地材1gを裏側から連結すれば、三本の天井下地材1f,1gを十字状に連結できる。したがって、本変形例にあっても、多数の天井下地材1f,1gを十字状に相互連結することで、上記実施例同様に、碁盤目状の格子枠を形成できる。
このように、本発明では、天井下地材を相互連結するための連結機構は上記実施例の構成に限定されず、既知の連結機構を広く採用できる。また、本発明にあっては、第四下地材1gの連結部30dのように、天井下地材の連結部を、主板部等を形成する帯状金属板とは別の金属片で構成することができる。
以上のように、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施例及び変形例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、上記実施例の天井下地材は、一枚の帯状鋼板からなるものであるが、本発明の天井下地材は、複数の帯状鋼板を組み付けて形成することもできる。また、本発明の天井下地材によって構成される格子枠は、碁盤目状に限らず、あみだくじのように天井下地材が互い違いに組み付けられたものでも構わない。
また、本発明の天井構造には、ブレースなどの各種補強金具を適宜取り付けることができる。また、実施例の天井構造では、天井下地材1a,1bに固着されたハンガー5を、吊ボルト4に連結するよう構成されているが、本発明の天井構造は、ハンガーを吊ボルトに連結する構造に限らず、H鋼等からなる梁にハンガーを固定する構造も含む。
1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g 天井下地材
2 格子枠
3 天井板
4 吊ボルト
5 ハンガー
20 主板部
21 係止隆部
22,22a,22b,22c 板固定部
23,23a,23b,23c 固定面部
24 起立端部
30a,30b,30c,30d 連結部
50 折返し部
51 凹溝
55 スリット
56 凹溝
57 凹溝非形成部
s タッピンねじ

Claims (8)

  1. 下底面に天井板を固着する金属製の長尺な天井下地材であって、
    天井板を固着する略水平な固定面部を備える板固定部と、
    該板固定部から上方に延出する垂直な主板部と、
    該主板部の上端に形成されてハンガーが固着される膨隆形状の係止隆部と
    を備えてなり、
    前記主板部の側面及び/又は端部には、他の天井板下地材と連結して格子状の格子枠を形成するための連結部が設けられていることを特徴とする天井下地材。
  2. 板固定部、主板部、及び係止隆部は、一枚の帯状金属板によって形成されるものであり、
    該帯状金属板を幅方向に折り返して、折り返した部分の断面を環状に膨隆させることにより係止隆部が形成され、
    折り返した帯状金属板を、係止隆部の下端から二枚重ねて垂下させることにより主板部が形成され、
    該主板部の下端で、帯状金属板を長手方向に沿った線で折り曲げることにより板固定部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天井下地材。
  3. 板固定部は、主板部の下端部で、二枚重なり合った帯状金属板を夫々外方へ略直角に折り曲げてなり、主板部の下端から略水平に延出する部分を固定面部としていることを特徴とする請求項2に記載の天井下地材。
  4. 固定面部の外端部には、帯状金属板を長手方向に沿った線で略直角に折り曲げて起立させてなる起立端部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の天井下地材。
  5. 固定面部の下底面に、該固定面部の長手方向に沿った複数の凹溝が形成されており、該凹溝形成部位にタッピンねじをねじ込んで天井板を固着するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の天井下地材。
  6. 固定面部の下底面に、該固定面部の長手方向と直交する方向の凹溝が、固定面部の長手方向に沿って複数並成されており、
    前記各凹溝は底部に向けてテーパー状に縮幅し、各凹溝の底部には、前記固定面部の長手方向と直交する方向のスリットが形成されており、該スリット形成部位にステープルを打ち込んで天井板を固着するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の天井下地材。
  7. 前記凹溝は、固定面部の長手方向に沿って略隙間なく並成されており、固定面部の長手方向の両端部には、前記凹溝が形成されていない凹溝非形成部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の天井下地材。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の天井下地材を複数本組み付けて格子状にした格子枠と、
    該格子枠を構成する天井下地材の固定面部に固着される天井板と、
    格子枠を構成する天井下地材の係止隆部に固着されて格子枠を吊り下げるハンガーと
    を備えることを特徴とする天井構造。
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