JP2014231122A - 半導体素子および半導体素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体チップ2が搭載された基板1の上面1t上に基板3を搭載する工程を有している。半導体チップ2に形成された複数の可動部、基板1に形成された部材1se、および基板3に形成された部材3seは、それぞれ金属材料から成り、部材3seの電気伝導率は、複数の可動部の電気伝導率よりも小さい。また、基板1の上面1t上に基板3を搭載する工程は、部材1seと部材3seとを、全周に亘って厚さ方向に重なるように配置した状態で、誘導加熱により、部材1seおよび部材3seのうちのいずれか一方、または両方を加熱する。
【選択図】図17
Description
まず、図1を用いて、本実施の形態の画像形成素子DMD1を用いて画像を形成する画像形成システムについて、簡単に説明する。図1は、本実施の形態の画像形成素子が組み込まれた、画像形成システムの構成を模式的に示す説明図である。なお、図1では、画像形成方法を判り易く示すため、システムの構造を単純化して示している。したがって、システムの構成は、図1に示す態様には限定されず、例えば、図1に示す構成に加えて、他の光学部品を追加することもできる。
次に、図1に示す画像表示システムに組み込まれた画像形成素子DMD1の構造について説明する。図2は、図1に示す画像表示素子のミラー配置面側を示す平面図である。また、図3は、図2のA−A線に沿った断面図である。また、図4は、図2に示す半導体チップを覆っている基板を取り除いて、画像形成素子の内部構造を示す平面図である。また、図5は図4に示す半導体チップを拡大して示す平面図である。また、図6は、断面視におけるミラー素子の傾斜動作の方向を模式的に示す説明図である。また、図7は、図3に示す半導体チップを覆っている基板の下面側を示す平面図である。また、図8は、図3に示す封着部を拡大して示す拡大断面図である。
次に、図1〜図8を用いて説明した画像形成素子の製造方法について説明する。図9は、図2に示す画像形成素子の組立フローを示す説明図である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
第2面、前記第2面の反対側に位置する第3面、および前記第2面のうちの前記第1領域と対向する第2領域を連続的に囲むように設けられている第2部材を備え、前記第2面が前記第1基板の前記第1面と対向するように、前記第1基板の前記第1面側に固定されている第2基板と、
を有し、
前記第1部材と前記第2部材とは、全周に亘って厚さ方向に重なるように配置されており、
前記複数の可動部、前記第1部材、および前記第2部材は、それぞれ導電性材料から成り、
前記第1部材または前記第2部材の電気伝導率は、前記複数の可動部の電気伝導率よりも小さい、半導体素子。
1b 下面
1db チップ搭載領域
1pd1、1pd2 端子
1se 部材
1sp 表面
1t 上面
1w 配線
2 半導体チップ
2b 下面
2de1、2de2 駆動電極
2ma ミラー配置領域
2pd 端子
2t 上面
3 基板
3b 下面
3cf チップ対向領域
3se 部材
3sp 先端面
3t 上面
4 接着部材
5 封着部
6 ワイヤ
7 空間
8 接続部材
9 接着部材
10 チャンバ
10a 気密室
11 コイル
DMD1、DMD2 画像形成素子(半導体素子)
DP 表示部
DR1 駆動回路
LS 光源
LZ1、LZ2 レンズ
MM ミラー素子(可動部)
T1 厚さ
W1 幅
Claims (10)
- チップ搭載領域が設けられている第1面、および前記チップ搭載領域の周囲を連続的に囲むように前記第1面に設けられている第1部材を備える第1基板と、
第2面、前記第2面の反対側に位置する第3面、および前記第2面の第1領域に配列されている複数の可動部を備え、前記第3面が前記第1基板の前記第1面と対向するように、前記第1基板の前記チップ搭載領域上に固定されている半導体チップと、
第4面、前記第4面の反対側に位置する第5面、および前記第4面のうちの前記半導体チップの前記第2面と対向する第2領域を連続的に囲むように設けられている第2部材を備え、前記第4面が前記第1基板の前記第1面および前記半導体チップの前記第2面と対向するように、前記第1基板の前記第1面側に固定されている第2基板と、
を有し、
前記第1部材と前記第2部材とは、全周に亘って厚さ方向に重なるように配置されており、
前記複数の可動部、前記第1部材、および前記第2部材は、それぞれ導電性材料から成り、
前記第1部材または前記第2部材の電気伝導率は、前記複数の可動部の電気伝導率よりも小さい、半導体素子。 - 請求項1において、
前記第1部材と前記第2部材との間には、前記第1部材と前記第2部材の双方に接合される接続部材が配置されている、半導体素子。 - 請求項2において、
前記第1部材は第1金属材料から成り、前記第2部材は第2金属材料から成る、半導体素子。 - 請求項3において、
前記半導体チップは、前記複数の可動部を駆動する駆動回路、および前記駆動回路と電気的に接続されている複数の第1電極を備え、
前記第1基板は、前記複数の第1電極と電気的に接続されている複数の第2電極を備え、
前記複数の第2電極のそれぞれは、前記第1金属材料から成る、半導体素子。 - 請求項3において、
前記第2部材の電気伝導率は、前記第1部材の電気伝導率よりも小さい、半導体素子。 - 請求項1において、
前記第1部材と前記第2部材との間には、前記第1部材と前記第2部材の双方に接合される半田材が配置されている、半導体素子。 - 請求項1において、
前記第2部材の厚さは、前記第2部材の幅よりも大きい、半導体素子。 - 請求項1において、
平面視において、前記第2部材は、蛇行するように延びている、半導体素子。 - (a)チップ搭載領域が設けられている第1面、および前記チップ搭載領域の周囲を連続的に囲むように前記第1面に設けられている第1部材を備える第1基板を準備する工程、
(b)第2面、前記第2面の反対側に位置する第3面、および前記第2面の第1領域に配列されている複数の可動部を備える半導体チップを、前記第3面が前記第1基板の前記第1面と対向するように、前記第1基板の前記チップ搭載領域上に固定する工程、
(c)前記(b)工程の後、第4面、前記第4面の反対側に位置する第5面、および前記第4面に設けられている第2部材を備える第2基板を、前記第4面が前記第1基板の前記第1面および前記半導体チップの前記第2面と対向するように、前記第1基板の前記第1面側に固定する工程、
を有し、
前記複数の可動部、前記第1部材、および前記第2部材は、それぞれ金属材料から成り、
前記第1部材または前記第2部材の電気伝導率は、前記複数の可動部の電気伝導率よりも小さく、
前記(c)工程では、
前記第1部材と前記第2部材とを、全周に亘って厚さ方向に重なるように配置した状態で、電磁誘導加熱により、前記第1部材および前記第2部材のうちのいずれか一方、または両方を加熱する、半導体素子の製造方法。 - 請求項9において、
前記(c)工程では、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1部材と前記第2部材の間に配置された接続部材を介して接合され、
前記第1基板と前記第2基板とを固定する前の前記接続部材は、前記第1部材および第2部材よりも柔らかい、半導体素子の製造方法。
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