JP2007300032A - 光モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性が高く、隣のチャネルへの光の漏れ込みがない光モジュールを提供する。
【解決手段】上部が開口したパッケージ2の上部に光透過部材を設け、パッケージ2内に1個以上の光素子9,10を収納して気密封止した光モジュール1において、光透過部材となる透明基板3の裏面に回路パターンを形成し、その回路パターンに1個以上の光素子を実装し、パッケージ2の上縁面にパッケージ側電極7を形成すると共に、そのパッケージ側電極7に対応して透明基板3の裏面に基板側電極13を形成し、他方、透明基板3の表面に光通路となる窓を有する金属製のフタ4を設けると共に、そのフタ4を透明基板3の周縁から張り出すように形成し、パッケージ側電極7と基板側電極13を接合した状態で、パッケージ2にフタ4の周縁を接合すると共に気密封止したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、光インターコネクションに用いられる光モジュール及びその製造方法に関する。
近年、システム装置内および装置間の信号を高速に伝送する技術である光インターコネクションが広がっている。すなわち、光インターコネクションとは、光部品をあたかも電気部品のように扱って、パソコン、車両、光トランシーバなどのマザーボードや回路基板に表面実装する技術をいう。
光インターコネクションに用いられる従来の光モジュールとして、図9に示すような光モジュール91がある。
この光モジュール91は、上部が開口したキャビティを有するセラミックパッケージ92内に回路パターンを形成し、その回路パターンに光素子(例えば、半導体レーザ(LD)もしくはフォトダイオード(PD))93を1個以上搭載し、セラミックパッケージ92の上部を、光通路となるガラス窓94を低融点ガラスで接合した金属製の蓋95で覆うと共に気密封止したものである。
光モジュール91では、光素子93がLDの場合、光素子93からの光信号はガラス窓94を通して出力され、レンズ96で集光されて外部へ伝送される。光素子93がPDの場合には、外部からの光信号はガラス窓94を通して入力され、レンズ96で集光されて光素子93で受信される。
光素子93は、回路パターンにワイヤボンディングによってワイヤwで電気的に接続される。蓋95は、セラミックパッケージ92の金属枠97にろう材bを介して抵抗溶接で接合される。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開2005−292739号公報
しかしながら、従来の光モジュール91は、抵抗溶接用の金属枠97をセラミックパッケージ92の上縁面に取り付けなくてはならない。金属枠97の厚みの精度、金属枠97とセラミックパッケージ92を固着するロウ材bの厚み精度、さらに、金属枠97上面の突起部の溶け量のバラツキまで考慮して、予めガラス窓94の裏面と光素子93との距離L1は、余裕を持って離しておく必要がある。
より詳細には、ワイヤwの高さL2(約0.5mm)、ガラス窓94の厚さt(約0.3mm)、セラミックパッケージ92に蓋95を抵抗溶接で溶接するときの高さ方向の変動ΔL(約0.1mm)とすると、光素子93とレンズ96の距離Lは、
L>L2+t+ΔL
を満たすことが必要であり、その他の部材の寸法精度なども考慮すると1.0mm以上必要となる。
一般的に、光素子93はLDやPDが狭ピッチ(例えば、250μm)でアレイ状に配置されて構成されるため、距離Lが長くなるほど、隣のチャネルに光が漏れ込み、光モジュール91が正常に動作しないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、信頼性が高く、隣のチャネルへの光の漏れ込みがない光モジュール及びその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、上部が開口したパッケージの上部に光透過部材を設け、上記パッケージ内に1個以上の光素子を収納して気密封止した光モジュールにおいて、上記光透過部材となる透明基板の裏面に回路パターンを形成し、その回路パターンに1個以上の光素子を実装し、上記パッケージの上縁面にパッケージ側電極を形成すると共に、そのパッケージ側電極に対応して上記透明基板の裏面に基板側電極を形成し、他方、上記透明基板の表面に光通路となる窓を有する金属製のフタを設けると共に、そのフタを上記透明基板の周縁から張り出すように形成し、上記パッケージ側電極と上記基板側電極を接合した状態で、上記パッケージに上記フタの周縁を接合すると共に気密封止した光モジュールである。
請求項2の発明は、上記フタの周縁部に、上記パッケージに上記フタを接合する際変形する可変部を形成した請求項1記載の光モジュールである。
請求項3の発明は、上記フタは厚さが0.3mm未満の金属板からなる請求項2記載の光モジュールである。
請求項4の発明は、上記フタの可変部は盛り上がり部からなる請求項2記載の光モジュールである。
請求項5の発明は、上記透明基板の表面に上記フタを低融点ガラスで固定した請求項1〜4いずれかに記載の光モジュールである。
請求項6の発明は、上記パッケージの上記パッケージ側電極の周囲に接合枠を形成し、上記パッケージ側電極と上記基板側電極をAuバンプまたは半田バンプを介して接合すると共に、上記接合枠に上記フタの周縁を抵抗溶接で接合した請求項1〜5いずれかに記載の光モジュールである。
請求項7の発明は、上記接合枠の上縁面に、その上縁面に沿って上記パッケージに上記フタを接合する際溶融する突起部を形成した請求項6記載の光モジュールである。
請求項8の発明は、上記フタを上記透明基板に近い線膨張係数を有する金属で形成した請求項1〜7いずれかに記載の光モジュールである。
請求項9の発明は、上記透明基板の裏面の回路パターン上に受信用光素子を配置すると共に、その受信用光素子の出力を増幅する受信用アンプICを配置し、上記透明基板の裏面の回路パターン上に送信用光素子を配置し、その送信用光素子を駆動する送信用ドライバICを上記パッケージの内底面に配置した請求項1〜8いずれかに記載の光モジュールである。
請求項10の発明は、上部が開口したパッケージの上部に光透過部材を設け、上記パッケージ内に1個以上の光素子を収納して気密封止した光モジュールの製造方法において、上記光透過部材となる透明基板の裏面に回路パターンを形成し、その回路パターンに1個以上の光素子を実装し、上記パッケージの上縁面にパッケージ側電極を形成すると共に、そのパッケージ側電極に対応して上記透明基板の裏面に基板側電極を形成し、他方、上記透明基板の表面に光通路となる窓を有する金属製のフタを設けると共に、そのフタを上記透明基板の周縁から張り出すように形成し、上記パッケージ側電極と上記基板側電極をAuバンプまたは半田バンプを介して接合した状態で、上記パッケージに上記フタの周縁を接合すると共に気密封止する光モジュールの製造方法である。
本発明によれば、信頼性が高いという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は本発明の好適な第1の実施形態を示す光モジュールの斜視図、図2はその断面図である。
図1および図2に示すように、第1の実施形態に係る光モジュール(気密封止型パラレル光モジュール)1は、パソコン、車両、光トランシーバなどの機器のマザーボードや回路基板に表面実装するものであり、面積が1cm×1cm程度の大きさを有する。
この光モジュール1は、上部が開口したキャビティ(空洞、凹み、部屋)を有し、縦断面が凹状のセラミックパッケージ2と、そのセラミックパッケージ2に収納される光透過部材となる透明基板3と、セラミックパッケージ2の上部を覆う金属製のフタ4とで主に構成される。
パッケージとしてセラミックパッケージ2を用いたのは、後述するようにパッケージ内を気密封止した際、気密封止のレベルを、Heリーク試験おいて10-9Pa・m3 /s[He]以下に保つ必要があるからである。
セラミックパッケージ2内には、パッケージ側回路パターン5が形成される。回路パターン5の一部は、セラミックパッケージ2の上縁面と底面を結んで形成されていてもよい。セラミックパッケージ2の底面には、機器のマザーボードや回路基板に光モジュール1を実装するための半田ボールが複数個格子状に並べて取り付けられる。つまり、セラミックパッケージ2はBGA(Ball Grid Array)はんだを構成する。
さて、図5(a)に示すように、セラミックパッケージ2には、その底面より1段高い透明基板3を搭載するためのテラス6が設けられる。テラス6には、回路パターン5と導通するパッケージ側電極として、テラス上電極7が複数個並べて形成される。テラス上電極7は、例えば、Cu箔をフォトエッチングした後、Auめっきを施して一括形成される。
セラミックパッケージ2のテラス上電極7より1段高い上縁面に、フタ4の受け皿となる接合枠8がAu/Niなどの金属で形成される。図3に示すように、接合枠8の上縁面には、その上縁面に沿ってセラミックパッケージ2にフタ4を接合する際溶融する枠状の突起部8pが一体形成される。
図2に示すように、透明基板3としては、石英系ガラスやアルミナ単結晶Al23 (いわゆるサファイアガラス)などの光通信波長帯域の光に対して透明な無機材料からなる基板を用いる。本実施形態では、透明基板としてサファイアガラスを用いた。
石英系ガラスは熱伝導率が1〜2W/(m・K)と低いため、透明基板3に光素子や半導体チップを実装する際、光素子や半導体チップが100℃以上上昇してしまい、製品化後、誤作動することがある。透明基板3を厚くしてその熱抵抗を下げる方法もあるが、光素子と外部光学系(レンズなど)間の距離が長くなるので、透明基板3の厚さは、強度が許される限り、極力薄くしたい。これに対し、サファイアガラスは熱伝導率が33.5W/(m・K)と極めて高いため、光素子や半導体チップの温度上昇を10℃以下に抑えることができる。また、サファイアガラスは広い波長帯域の光に対して透明性が優れている。
図2および図4(d)に示すように、透明基板3の裏面には、基板側回路パターンが形成される。基板側回路パターンは、光素子や半導体チップを搭載するための搭載用電極を含む。基板側回路パターンは、搭載用電極を除き、例えば、Cu箔をフォトエッチングして一括形成される。搭載用電極は、例えば、Cu箔をフォトエッチングした後、Auめっきを施して一括形成される。
透明基板3の基板側回路パターン上には、送信用光素子として、LDを狭ピッチ(例えば、250μm)でアレイ状に4個並べた面発光レーザアレイ(VCSELアレイ)9と、受信用光素子として、フォトダイオード(PD)を狭ピッチ(例えば、250μm)でアレイ状に4個並べたPDアレイ10と、PDアレイ10の出力を増幅する受信用プリアンプIC(例えば、トランスインピーダンス増幅器(TIA))11と、抵抗やコンデンサなどの電気部品とが実装される。
VCSELアレイ9は、透明基板3の裏面に形成した搭載用電極に、Auバンプ12もしくは半田バンプ等を介してフリップチップ実装される。すなわち、VCSELアレイ9は、各LDの発光領域が透明基板3と対向するように実装される。同様に、PDアレイ10も、透明基板3の裏面に形成した搭載用電極に、Auバンプ12もしくは半田バンプ等を介してフリップチップ実装される。すなわち、PDアレイ10は、各PDの受光領域が透明基板3と対向するように実装される。
また、セラミックパッケージ2の内底面2bには、VCSELアレイ9の各LDを駆動する送信用ドライバIC16が実装される。
透明基板3のVCSELアレイ9、PDアレイ10、受信用プリアンプIC11の周囲には、基板側電極として、下面電極13が複数個形成される。これら下面電極13は、VCSELアレイ9、PDアレイ10、受信用プリアンプIC11と導通される。下面電極13は、例えば、Cu箔をフォトエッチングした後、Auめっきを施して一括形成される。各下面電極13、もしくはテラス上電極7には、Auバンプ14もしくは半田バンプ等が設けられる。
図2および図4(b)に示すように、透明基板3の表面には、光通路となる窓15を有する金属製のフタ4が設けられる。このフタ4は、透明基板3の周縁から張り出すように形成したものであり、例えば、金属板を打ち抜き加工して形成される。フタ4は、透明基板3の表面に低融点ガラスgで固定される。
フタ4の周縁部には、セラミックパッケージ2にフタ4を接合する際変形する可変部を形成する。第1の実施形態では、フタ4は厚さ0.3mm未満、好ましくは10〜100μm(一例として20μm)の金属板からなるので、この薄い金属板の周縁部が可変部を構成する。
フタ4は、透明基板3に近い線膨張係数を有する材料で形成される。本実施形態では、透明基板はサファイアガラスからなる。サファイアガラスの線膨張係数は6.7×10-6/℃なので、フタ4を線膨張係数が5×10-6/℃のコバール(登録商標)で形成する。コバール(登録商標)は、Fe、Ni、Coからなる合金である。また、透明基板3が石英系ガラスからなる場合には、フタ4を、石英系ガラスの線膨張係数0.5×10-6/℃に近い線膨張係数を有するスーパーインバーで形成する。
次に、光モジュール1の製造方法を図4(a)〜図4(d)、図5(a)〜図5(c)、および図6のフローチャートで説明する。
まず、裏面にAuバンプ14を有する透明基板3の表面に低融点ガラスgを塗布し、これにフタ4の裏面を押し付け、透明基板3にフタ4を低融点ガラスgで接続して固定する。実装温度は430℃、耐熱温度は約500℃である(図4(a)、図4(b)、S61)。
他方、VCSELアレイ9、PDアレイ10、受信用プリアンプIC11の各端子にAuバンプ12もしくは半田バンプ(図2参照)を設けておく(図4(c))。その後、透明基板3の裏面に形成した搭載用電極に、VCSELアレイ9、PDアレイ10、受信用プリアンプIC11をフリップチップ実装する。実装温度は、Au−Au超音波接合で150℃くらい、半田バンプ接合で220℃くらい、Au−Sn半田接合で300℃くらいである。
透明基板3とVCSELアレイ9、PDアレイ10、制御用IC11間の隙間に、位置ずれを防止すると共に、接合部の強度を補強する透明なアンダーフィルを充填し、そのアンダーフィルを加熱硬化して透明基板にVCSELアレイ9、PDアレイ10、制御用IC11を固定する(S63)。このアンダーフィルにより、後工程においてAu接合部間の強度を向上できる。
セラミックパッケージ2のテラス上電極7に、フタ4を固定した透明基板3を、裏面側がセラミックパッケージ2側となるように載置してセラミックパッケージ2に透明基板3を収納し、テラス上電極7と透明基板3の下面電極13をAuバンプ14もしくは半田バンプを介して接合する。実装温度は、Au−Au超音波接合で150℃くらい、半田バンプ接合で220℃くらい、Au−Sn半田接合で300℃くらいである。この段階では、セラミックパッケージ2内は気密封止されていない(図5(a)、図5(b)、S64)。
そして、Heや窒素などの不活性ガスの雰囲気下において、セラミックパッケージ2にフタ4を接合する。すなわち、リング状の抵抗溶接治具(ジグ)51を用いて、接合枠8に抵抗溶接治具51を接触させた状態で、抵抗溶接治具51の上からフタ4の周縁を加圧し、抵抗溶接治具51に電流を流す(あるいは電圧を印加する)。これにより、接合枠8の突起部8pが溶けてフタ4の周縁と密着し、接合枠8にフタ4の周縁を接合すると共に気密封止する(図5(c)、S65)。
このとき、フタ4は、厚さが0.3mm未満の金属板からなるため変形し、セラミックパッケージ2の上縁面と透明基板3の段差を吸収してセラミックパッケージ2内を確実に気密封止する。以上のようにして図1の光モジュール1が完成する。
接合枠8とフタ4の接合に抵抗溶接を用いたのは、気密封止のレベルを、Heリーク試験において10-9Pa・m3 /s[He]以下に保つためである。
ここで、接着剤や合成樹脂はノンハーメティックシールなので使用できない。特に、合成樹脂は膨潤するため、VCSELアレイ9やPDアレイ10を外気や水分に晒すことになり、適さない。
最後に、セラミックパッケージ2の底面に、半田ボールを複数個格子状に並べて取り付けてBGAを構成し、これを機器のPCB(プリント回路基板)もしくはFPC(フレキシブルプリント回路基板)上に実装する。実装温度は210℃、耐熱温度は230℃である(S66)。
また、光モジュール1には、透明基板3の光通路となる窓15上に、VCSELアレイ9の各LDの出射光あるいはPDアレイ10の各PDの入射光を集光する8個のレンズを備えた図7に示すような一体型のレンズブロック71が実装される。このレンズブロック71には、8心の光ファイバが接続されたMT光コネクタが接続される。
さらに、透明基板3の上面に、フタ4の上面を覆うようにシールド板としてインナーシールド72を設けると共に、そのインナーシールド72を透明基板3の周縁から張り出すように形成する。インナーシールド72の周縁には、透明基板3側に折り曲げられた突起(ヒレ)73が複数個形成される。このインナーシールド72は、プレス成型で形成できる。
レンズブロック71とインナーシールド72を取り付けた光モジュール1は、光トランシーバなどの機器が備えるフレキ基板などの回路基板75に実装され、光トランシーバなどの機器のケース74に収納される。このとき、ケース74の内面にインナーシールド72の突起73が接触するようにする。
第1の実施形態の作用を説明する。
光モジュール1では、機器のマザーボードや回路基板からの4つの電気信号は、セラミックパッケージ2の回路パターン5、制御用IC11、VCSELアレイ9の順で伝送され、VCSELアレイ9で光信号にそれぞれ変換され、VCSELアレイ9から4つの光信号として透明基板3、窓15を通して上方に出力される。
一方、光モジュール1では、透明基板3の上方から窓15、透明基板3を通して入力された4つの光信号は、PDアレイ10で電気信号にそれぞれ変換され、PDアレイ10から4つの電気信号として制御用IC11、セラミックパッケージ2の回路パターン5、機器のマザーボードや回路基板の順で伝送される。
光モジュール1は、透明基板3の表面にフタ4を設けると共に、そのフタ4を透明基板3の周縁から張り出すように形成し、セラミックパッケージ2にフタ4の周縁を接合することで、セラミックパッケージ2内の気密封止を行っている。
したがって、光モジュール1は、光素子や半導体チップが外気や水分に晒されることがなく、信頼性が高い。
特に、セラミックパッケージ2にフタ4を接合する際、厚さが0.3mm未満の薄いフタ4が変形するため、セラミックパッケージ2の上縁面と透明基板3の段差を吸収し、セラミックパッケージ2内を確実に気密封止できる。
また、光モジュール1は、透明基板3の裏面の回路パターン上にVCSELアレイ9、PDアレイ10を実装しているので、VCSELアレイ9やPDアレイ10と、VCSELアレイ9の出射光あるいはPDアレイ10の入射光を集光するレンズとの距離を極力短くできる。このため、狭ピッチでLDやPDをアレイ状に配置しても、隣のチャネルに光が漏れ込むことはなく、常に正常に動作する。
さらに、光モジュール1は、セラミックパッケージ2のテラス上電極7と透明基板3の下面電極13をAuバンプ14もしくは半田バンプを介して接合した後、セラミックパッケージ2の接合枠8にフタ4の周縁を抵抗溶接で接合する。
この抵抗溶接の際、フタ4が変形し、Auバンプ14もしくは半田バンプに加わった過剰な応力を逃がすため、Auバンプ14もしくは半田バンプに過剰な応力が加わらず、Auバンプ14もしくは半田バンプの損傷を防止できる。これにより、光素子や半導体チップとセラミックパッケージ2の電気的接続も確実に行うことができる。
また、光モジュール1は、透明基板3の裏面にVCSELアレイ9、PDアレイ10、受信用プリアンプIC11を実装しているため、セラミックパッケージ2の内底面2bにおいて、光部品や電気部品の実装面積を拡大できる。
光モジュール1では、透明基板3の裏面の基板側回路パターン上にVCSELアレイ9、PDアレイ10、受信用プリアンプIC11を配置し、セラミックパッケージ2の内底面2bに送信用ドライバIC16を配置している。
このため、光モジュール1は、図8の従来の光モジュール81に比べて放熱特性が大幅に向上する。すなわち、パッケージ側に送信用ドライバIC16を配置することで、熱がセラミックパッケージ2の下側に逃げるため、送信用ドライバIC16の放熱がよくなり、受信用プリアンプIC11も送信用ドライバIC16から離れることで放熱がよくなる。
この際、パッケージ側に受信用プリアンプIC11を配置することも考えられるが、PDアレイ10と受信用プリアンプIC11の距離は受信の性能に大きく影響するので、本実施形態のように、受信用プリアンプIC11はPDアレイ10と近距離の透明基板3上に配置する必要がある。
また、光モジュール1では、送信用ドライバIC16と受信用プリアンプIC11をはなして配置しているため、送信と受信間のクロストークも低減できる。
フタ4は、光トランシーバなどの機器に実装した際、インナーシールド71を介して機器のケース74に接触して導通している。このため、光モジュール1は、インナーシールド71を介して機器に実装することで、電磁波の出入射を防止でき、EMI(電磁波障害)に対して強く、EMI特性に優れている。
光モジュール1は、透明基板3とVCSELアレイ9の隙間に透明なアンダーフィルが充填され、透明基板3とPDアレイ10の隙間にも透明なアンダーフィルが充填される。このため、透明基板3の裏面の光の反射を抑えることができ、同時に透明基板3とVCSELアレイ9の接合部、透明基板3とPDアレイ10の接合部も補強できる。
光モジュール1は、フタ4を透明基板3に近い線膨張係数を有する金属で形成しているため、周囲温度が変化しても、透明基板3とフタ4が低融点ガラスgで密着し、セラミックパッケージ2内の気密が保たれる。
次に、第2の実施形態を説明する。
図7に示すように、光モジュール71は、フタ74の周縁部に形成した可変部が、フタ74を折り曲げて形成した盛り上がり部75からなる。この盛り上がり部75は、接合枠8との接合部となるフタ4の周縁よりも内側に形成される。光モジュール71のその他の構成は図1の光モジュール1と同じである。
光モジュール71によっても、セラミックパッケージ2にフタ74を接合する際、フタ74の盛り上がり部75が変形するため、セラミックパッケージ2の上縁面の凹凸(段差)を吸収し、セラミックパッケージ2内を確実に気密封止できる。したがって、光モジュール74も、光素子や半導体チップが外気や水分に晒されることがなく、信頼性が高い。
また、セラミックパッケージ2の接合枠8にフタ74を抵抗溶接する際、フタ4の盛り上がり部75が変形し、Auバンプ14もしくは半田バンプに加わった過剰な応力を逃がすため、Auバンプ14もしくは半田バンプに過剰な応力が加わらず、Auバンプ14もしくは半田バンプの損傷を防止できる。これにより、光素子や半導体チップとセラミックパッケージ2の電気的接続も確実に行うことができる。
フタ74の可変部は盛り上がり部75からなるため、フタ74は従来と同程度の厚さ(0.3mmを超えるもの)でもよい。
フタ74の可変部としては、上述した盛り上がり部75を複数個形成したジャバラからなるものを用いてもよい。また、フタ74の可変部としては、フタ74の周縁を上方に若干反らせたものでもよい。
本発明の好適な第1の実施形態を示す光モジュールの斜視図である。 図1に示した光モジュールの断面図である。 図2に示した光モジュールのフタ接合前の部分拡大断面図である。 図4(a)〜図4(d)は、図1に示した光モジュールの製造方法を示す斜視図である。 図5(a)〜図5(c)は、図1に示した光モジュールの製造方法を示す斜視図である。 図1に示した光モジュールの製造方法のフローチャートである。 図1に示した光モジュールを機器に実装した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す光モジュールの断面図である。 従来の光モジュールの断面図である。
符号の説明
1 光モジュール
2 セラミックパッケージ
3 透明基板(光透過部材)
4 フタ
7 テラス上電極(パッケージ側電極)
9 VCSELアレイ(光素子)
10 PDアレイ(光素子)
13 下面電極(基板側電極)
15 窓

Claims (10)

  1. 上部が開口したパッケージの上部に光透過部材を設け、上記パッケージ内に1個以上の光素子を収納して気密封止した光モジュールにおいて、上記光透過部材となる透明基板の裏面に回路パターンを形成し、その回路パターンに1個以上の光素子を実装し、上記パッケージの上縁面にパッケージ側電極を形成すると共に、そのパッケージ側電極に対応して上記透明基板の裏面に基板側電極を形成し、他方、上記透明基板の表面に光通路となる窓を有する金属製のフタを設けると共に、そのフタを上記透明基板の周縁から張り出すように形成し、上記パッケージ側電極と上記基板側電極を接合した状態で、上記パッケージに上記フタの周縁を接合すると共に気密封止したことを特徴とする光モジュール。
  2. 上記フタの周縁部に、上記パッケージに上記フタを接合する際変形する可変部を形成した請求項1記載の光モジュール。
  3. 上記フタは厚さが0.3mm未満の金属板からなる請求項2記載の光モジュール。
  4. 上記フタの可変部は盛り上がり部からなる請求項2記載の光モジュール。
  5. 上記透明基板の表面に上記フタを低融点ガラスで固定した請求項1〜4いずれかに記載の光モジュール。
  6. 上記パッケージの上記パッケージ側電極の周囲に接合枠を形成し、上記パッケージ側電極と上記基板側電極をAuバンプまたは半田バンプを介して接合すると共に、上記接合枠に上記フタの周縁を抵抗溶接で接合した請求項1〜5いずれかに記載の光モジュール。
  7. 上記接合枠の上縁面に、その上縁面に沿って上記パッケージに上記フタを接合する際溶融する突起部を形成した請求項6記載の光モジュール。
  8. 上記フタを上記透明基板に近い線膨張係数を有する金属で形成した請求項1〜7いずれかに記載の光モジュール。
  9. 上記透明基板の裏面の回路パターン上に受信用光素子を配置すると共に、その受信用光素子の出力を増幅する受信用アンプICを配置し、上記透明基板の裏面の回路パターン上に送信用光素子を配置し、その送信用光素子を駆動する送信用ドライバICを上記パッケージの内底面に配置した請求項1〜8いずれかに記載の光モジュール。
  10. 上部が開口したパッケージの上部に光透過部材を設け、上記パッケージ内に1個以上の光素子を収納して気密封止した光モジュールの製造方法において、上記光透過部材となる透明基板の裏面に回路パターンを形成し、その回路パターンに1個以上の光素子を実装し、上記パッケージの上縁面にパッケージ側電極を形成すると共に、そのパッケージ側電極に対応して上記透明基板の裏面に基板側電極を形成し、他方、上記透明基板の表面に光通路となる窓を有する金属製のフタを設けると共に、そのフタを上記透明基板の周縁から張り出すように形成し、上記パッケージ側電極と上記基板側電極をAuバンプまたは半田バンプを介して接合した状態で、上記パッケージに上記フタの周縁を接合すると共に気密封止することを特徴とする光モジュールの製造方法。
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