JP2014229801A - 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014229801A
JP2014229801A JP2013109387A JP2013109387A JP2014229801A JP 2014229801 A JP2014229801 A JP 2014229801A JP 2013109387 A JP2013109387 A JP 2013109387A JP 2013109387 A JP2013109387 A JP 2013109387A JP 2014229801 A JP2014229801 A JP 2014229801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
solid
region
imaging device
state imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013109387A
Other languages
English (en)
Inventor
克範 廣田
Katsunori Hirota
克範 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013109387A priority Critical patent/JP2014229801A/ja
Priority to US14/274,055 priority patent/US20140346578A1/en
Publication of JP2014229801A publication Critical patent/JP2014229801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14609Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements
    • H01L27/14612Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements involving a transistor
    • H01L27/14614Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements involving a transistor having a special gate structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】周辺回路部のMOSトランジスタの駆動能力を向上しつつ、容量素子部の容量の増大が可能とする固体撮像装置及びその製造方法を提供すること。【解決手段】本発明に係る固体撮像装置は、半導体基板に複数の光電変換部を備えた画素部と前記画素部の周辺に形成された周辺回路部及び周辺回路部内に容量素子部を有した固体撮像装置であって、前記固体撮像装置を構成する前記容量素子部および周辺回路部のMOSトランジスタのゲート絶縁膜として窒化されたゲート絶縁膜を用い、前記容量素子部を構成する前記窒化されたゲート絶縁膜の窒素原子の密度は、前記周辺回路部のMOSトランジスタの前記窒化されたゲート絶縁膜の窒素原子の密度より高いことを特徴とする【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システムに関する。
半導体基板に光を光電変換して電気信号に変換する光電変換部を備えた画素部からの電気信号を処理するための周辺回路を有するCMOSセンサー等の固体撮像装置がある。画素部は光電変換素子と光電変換素子の電荷に応じた信号を列信号線に出力する増幅MOSトランジスタなどを含む。周辺回路部は画素の駆動もしくは列信号線に出力された信号を処理する回路を含む。周辺回路部のMOSトランジスタでは、ゲート絶縁膜を薄膜化することにより、その駆動能力向上及び高速化が行われる。しかし、ゲート絶縁膜を薄膜化した場合にゲート電極を形成した後の各種熱工程で加わる熱によりゲート電極中のボロンがシリコン基板に拡散する現象やリーク電流の増加が発生する。これらの特性の劣化をゲート絶縁膜に窒素を導入することにより抑圧する方法がある(特許文献1、2)。しかしながら、このゲート絶縁膜の窒化は、ゲート絶縁膜と半導体基板との界面の界面準位が増加して1/fノイズの原因となる。すなわち、ゲート絶縁膜が窒化されると、導入された窒素によってゲート絶縁膜のエネルギーギャップに準位が発生するため、その準位とMOSトランジスタのチャネル間の電荷のやり取りにより1/fノイズが発生する。特許文献3には、1/fノイズの低減を実現するために、窒化されたゲート絶縁膜と窒化されていないゲート絶縁膜を含む固体撮像装置とその製造方法が開示されている。また、固体撮像装置にメモリを搭載したものがある。しかし、メモリを構成するキャパシタの面積の分だけチップ面積が増大することによりウエハあたりのチップ収量が減少するため、チップの低コスト化が妨げられる。特許文献4には、キャパシタの絶縁膜を薄くする方法やシリコン窒化膜などの誘電率の高い物質で絶縁膜を構成することが開示されている。
特開2004−296603号公報 特開2004−342656号公報 特開2007−317741号公報 特開2005−347655号公報
周辺回路部に容量素子を設けた撮像装置において、周辺回路部のMOSトランジスタのゲート絶縁膜を薄膜化したときにリーク電流が増加する場合がある。また、ゲート電極がボロンを含む場合に、ゲート電極中のボロンがシリコン基板に拡散する等の特性の劣化が生じうる。さらに、容量素子はチップにおいて大きな面積を占める。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、周辺回路部のMOSトランジスタの特性の劣化を抑制しつつ、容量素子部の面積当たりの容量の増大が可能となる固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明の固体撮像装置は、複数の光電変換部を備えた画素部と、MOSトランジスタと容量素子部とを含む周辺回路部とが半導体基板に配され、前記周辺回路部のMOSトランジスタのゲート絶縁膜と、前記容量素子部の対向する電極間の絶縁膜とが窒化された絶縁膜を含む固体撮像装置であって、前記容量素子部の前記窒化された絶縁膜における窒素原子の密度は、前記周辺回路部のMOSトランジスタの前記窒化された絶縁膜における窒素原子の密度より高いことを特徴とする。
本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法によれば、周辺回路部のMOSトランジスタの駆動能力を向上しつつ、容量素子部の容量の増大が可能となる固体撮像装置及びその製造方法を提供することができる。
実施形態に係る固体撮像装置800の構成を示す図。 実施形態に係る固体撮像装置800の断面構成を示す図。 第1の実施形態に係る固体撮像装置800の製造方法を示す工程断面図。 第2の実施形態に係る固体撮像装置800の製造方法を示す工程断面図。 本発明に係る固体撮像装置を適用した撮像システムの構成図
[第1の実施形態]
図1により本発明の実施形態に係る固体撮像装置800の概略構成を、図1を用いて説明する。固体撮像装置800は、画素部100及び周辺回路部700を有する。画素部100は、複数の画素が配列される領域である。周辺回路部700は、画素部100の周辺に配された領域であって、複数の画素を制御するための複数の制御回路や信号の読み出し経路となる周辺回路が配されている。
画素部100には、複数の画素6が行方向及び列方向に配列されている。各画素6は、光電変換部1、転送トランジスタ2、電荷電圧変換部FD、リセット部3、出力部4及び選択部5を含む。光電変換部1は、光に応じた電荷(信号)を発生させて蓄積する。光電変換部1は、例えば、フォトダイオードである。光電変換部1は、図2に示すように、電荷を蓄積するための電荷蓄積領域11と、電荷蓄積領域11を保護するための保護領域12とを含む。転送トランジスタ2は、垂直走査回路500からアクティブレベルの転送制御信号がゲートに供給された際にオンすることにより、電荷蓄積領域11の電荷を電荷電圧変換部FDへ転送する。電荷電圧変換部FDは、電荷蓄積領域11から転送された電荷を電圧に変換する。電荷電圧変換部FDは、例えば、フローティングディフュージョンである。リセット部3は、例えば、リセットトランジスタであり、垂直走査回路500からアクティブレベルのリセット制御信号がゲートに供給された際にオンすることにより、電荷電圧変換部FDをリセットする。
出力部4は、電荷電圧変換部FDの電圧に応じた信号を出力する。出力部4は、例えば、増幅トランジスタであり、列信号線PVに接続された定電流源7とともにソースフォロワ動作を行うことにより、電荷電圧変換部FDの電圧に応じた信号を列信号線PVへ出力する。選択部5は、例えば、選択トランジスタであり、垂直走査回路500からアクティブレベルの転送制御信号がゲートに供給された際にオンすることにより、画素6を選択状態にする。画素6が選択されると、出力部4からの出力信号が列信号線PVへ出力される。また、選択部5は、垂直走査回路500からノンアクティブレベルの転送制御信号がゲートに供給された際にオフすることにより、画素6を非選択状態にする。画素6が選択された状態でかつリセット部3により電荷電圧変換部FDがリセットされた状態では、出力部4は電荷電圧変換部FDのリセットされた電圧に応じた、つまりノイズ信号を列信号線PVへ出力する。画素6が選択された状態でかつ転送トランジスタ2により電荷蓄積領域11の電荷が電荷電圧変換部FDへ転送されたときは、出力部4は電荷電圧変換部FDにおいて電圧に変換された光電変換部1からの信号を列信号線PVへ出力する。
周辺回路部700には、垂直走査回路500、定電流源ブロック200、列アンプブロック300、保持容量ブロック400、水平走査回路600及び出力アンプブロック450が配される。垂直走査回路500は、画素部100を垂直方向(列方向)に走査して、信号を読み出すべき行(読み出し行)を選択し、その選択した読み出し行からの信号が読み出されるように画素を制御する。垂直走査回路500は、複数のMOSトランジスタを含む。定電流源ブロック200は、画素部100における複数の列に接続された複数の列信号線PVに対応する複数の定電流源7を含む。定電流源ブロック200は、例えば、MOSトランジスタを含む。列アンプブロック300は、複数の列信号線PVに対応する複数の列アンプ部AMを含む。複数の列アンプ部AMは、行方向に配列されている。各列アンプ部AMは、例えば、差動増幅器8、クランプ容量9、帰還容量10、クランプ制御スイッチCSを含む。各列アンプ部AMは、差動増幅器8の持つオフセット分を第1の信号として出力できる。また、各列アンプ部AMは、クランプ動作を行うことにより、光信号とノイズ信号との差分信号に差動増幅器8のオフセット分が重畳された信号を第2の信号として出力できる。クランプ制御スイッチCSは、例えば、MOSトランジスタを含む。
保持容量ブロック400は、複数の列アンプ部AMに対応する複数の列信号保持部18を含む。複数の列信号保持部18は、行方向に配列されている。各列信号保持部18は、第1の書込トランジスタ412、第2の書込トランジスタ413、第1の保持容量414、第2の保持容量415、第1の転送トランジスタ16及び第2の転送トランジスタ17を含む。第1の書込トランジスタ(MOSトランジスタ)412は、オンに制御されると、列アンプ部AMから出力された第1の信号を第1の保持容量414へ書き込む。その後、第1の書込トランジスタ412がオフに制御されると、第1の保持容量414は第1の信号を保持する。第2の書込トランジスタ(MOSトランジスタ)413は、オンに制御されると、列アンプ部AMから出力された第2の信号を第2の保持容量415へ書き込む。その後、第2の書込トランジスタ413がオフに制御されると、第2の保持容量415は第2の信号を保持する。第1の転送トランジスタ(MOSトランジスタ)16は、オンに制御されると、第1の保持容量414に保持された第1の信号を第1の出力線421経由で出力アンプ19へ転送する。第2の転送トランジスタ(MOSトランジスタ)17は、オンに制御されると、第2の保持容量415に保持された第2の信号を第2の出力線422経由で出力アンプ19へ転送する。
水平走査回路600は、保持容量ブロック400を水平方向(行方向)に走査することにより、保持容量ブロック400に保持された読み出し行の信号における各列の信号が順次に出力アンプ19へ転送されるようにする。すなわち、水平走査回路600は、各列の第1の転送トランジスタ16及び第2の転送トランジスタ17を列毎に順次にオンさせて第1の保持容量414及び第2の保持容量415に保持された第1の信号及び第2の信号を出力アンプブロック450へ出力させる。
出力アンプブロック450は、第1の出力線421、第2の出力線422及び出力アンプ19を含む。出力アンプ19は、第1の出力線421を介して伝達された第1の信号と第2の出力線422を介して伝達された第2の信号との差分をとるCDS処理を行うことにより、画像信号を生成して出力する。出力アンプ19は、例えば、複数のMOSトランジスタを含む。
次に、本実施形態に係る固体撮像装置800の断面構成を、図2を用いて説明する。固体撮像装置800は、半導体基板SB、ゲート絶縁膜20、ゲート電極21、ゲート絶縁膜50、ゲート電極51、絶縁膜80、容量形成電極81、絶縁膜30、絶縁膜40及び絶縁膜54と55を含むサイドウォールスペーサ56を備える。
半導体基板SBは、半導体領域SR、ウエルWL、素子分離部61、光電変換部1、電荷電圧変換部FD、半導体領域52、LDD領域53、容量形成電極81と絶縁膜80を挟んで対向する下部電極82を含む。下部電極82はウエルWLより高い濃度で不純物を含む領域として形成されている。容量形成電極81、絶縁膜80、下部電極82は容量素子部を形成する。半導体領域SR、ウエルWL及び素子分離部61は、画素部100、周辺回路部700及び容量素子部としての保持容量414、415の領域に配されている。光電変換部1及び電荷電圧変換部FDは、画素部100に配されている。半導体領域52及びLDD領域53は、周辺回路部700に配されている。容量形成電極81及び下部電極82は、容量素子部としての保持容量414、415に配されている。
半導体領域SRは、半導体基板SBの表面から深い位置に配されている。半導体領域SRは、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)を低い濃度で含む。ウエルWLは、半導体基板SBにおける半導体領域SRの上に配されている。ウエルWLは、例えば第1の導電型の半導体領域SRと反対導電型の第2の導電型(例えば、P型)の不純物(例えば、ボロン)を打ち込んで形成される領域である。素子分離部61は、半導体上の複数の素子(例えば、光電変換部1と他の周辺回路部のMOSトランジスタ)を分離するように配されている。素子分離部61は、例えば、STI型の素子分離構造またはLOCOS型の素子分離構造をしている。光電変換部1は、電荷蓄積領域11及び保護領域12を含む。電荷蓄積領域11は、電荷を蓄積するための領域であり、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。保護領域12は、電荷蓄積領域11を保護するように、半導体基板SBにおける電荷蓄積領域11の上に配されている。保護領域12は、第2の導電型(例えば、P型)の不純物(例えば、ボロン)を電荷蓄積領域11やウエルWLよりも高い濃度で含む。これにより、埋め込み構造のフォトダイオードが形成され、半導体基板SBの表面から生じる暗電流を低減することが可能となる。
電荷電圧変換部FDは、電荷蓄積領域11から転送された電荷を一時的に保持し電圧に変換するための領域であり、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。
半導体領域52は、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。半導体領域52は、上記のMOSトランジスタにおけるソース電極またはドレイン電極として機能する。半導体領域52は、後述するように、ゲート電極51とサイドウォールスペーサ56とをマスクとして自己整合的に形成される。
LDD領域53は、ゲート電極51に電圧が印加された際におけるゲート電極51と半導体領域52との電界を緩和するための領域であり、第1の導電型の不純物を半導体領域52より低い濃度で含む。LDD領域53は、後述するように、ゲート電極51をマスクとして自己整合的に形成される。
下部電極82は、列信号線から提供される信号を保持するための容量素子部の電極を形成するものであり、第1の導電型(例えば、N型)の不純物(例えば、リン)をウエルWLより高い濃度で含む。下部電極82は素子分離部61の間に挟まれるように配置されている。
ゲート絶縁膜20は、画素部100における半導体基板SBの表面に配されている。ゲート絶縁膜20は、例えば、シリコン酸化膜である。ゲート電極21は、ゲート絶縁膜20の上に配されている。ゲート電極21は、転送トランジスタ2のゲート電極である。ゲート電極21の側面に隣接する位置には、サイドウォールスペーサが配されていない。
ゲート絶縁膜50は、周辺回路部700における半導体基板SBの表面の上に配されている。ゲート絶縁膜50は、例えば、窒化されたシリコン酸窒化膜である。ゲート電極51は、ゲート絶縁膜50の上に配されている。ゲート電極51は、上記のMOSトランジスタにおけるゲート電極である。ゲート電極51の側面に隣接する位置には、サイドウォールスペーサ56が配されている。絶縁膜80は、下部電極82の表面の上に配されている。絶縁膜80は、例えば、窒化されたシリコン酸窒化膜であり、ゲート絶縁膜50より高い密度の窒素分子を含む。容量形成電極81は、下部電極82と対向して配置される。容量形成電極81と下部電極82の電極間に絶縁膜80を挟まれている。容量形成電極81及び下部電極82は、上記の保持容量414、415のための電極である。容量形成電極81の側面に隣接する位置には、サイドウォールスペーサ56が配されている。
絶縁膜30は、画素部100における半導体基板SB及びゲート電極21を覆うように延びている。絶縁膜30は、周辺回路部700及び保持容量414、415に配されていない。絶縁膜30は、例えば、シリコン窒化膜で形成されている。絶縁膜40は、画素部100における絶縁膜30を覆うように延びている。絶縁膜40は、周辺回路部700及び保持容量414、415に配されていない。絶縁膜40は、例えば、シリコン酸化膜で形成されている。
サイドウォールスペーサ56は、周辺回路部700及び保持容量414、415における半導体基板SBの表面の上であってゲート電極51の側面及び容量形成電極81の側面に隣接する位置に配されている。サイドウォールスペーサ56は、第1の膜54及び第2の膜55を含む。第1の膜54は、ゲート電極51の側面及び容量形成電極81の側面に隣接して配されている。第2の膜55は、第1の膜54に隣接して配されている。第1の膜54は、絶縁膜30と同じ材料で形成されており、例えば、シリコン窒化膜で形成されている。第2の膜55は、絶縁膜40と同じ材料で形成されており、例えば、シリコン酸化膜で形成されている。なお、絶縁膜30と半導体基板SB及びゲート電極21との間、及び第1の膜54とゲート電極51との間にシリコン酸化膜からなる膜を設けてもよい。
上記固体撮像装置800では、画素部100の転送トランジスタ2におけるMOSトランジスタのゲート絶縁膜20は、窒化されていないシリコン酸化膜からなることから、1/fノイズを抑制することができる。また、周辺回路部700のMOSトランジスタにおけるゲート絶縁膜50は、窒化されたシリコン酸窒化膜からなることから、膜厚を薄くしてMOSトランジスタの駆動能力を向上させて特性の劣化を抑圧できる。また、窒化膜はシリコン酸化膜より誘電率が大きいので電気的な膜厚が小さくなり、より駆動能力が向上する。さらに、保持容量414、415の絶縁膜80は、周辺回路部700のMOSトランジスタのゲート絶縁膜よりも高濃度に窒化されたシリコン酸窒化膜とすることにより、誘電率を増やして面積当たりの容量を増大させる。この結果、撮像装置に占める保持容量414、415の面積を小さくすることができる。
次に、本実施形態に係る固体撮像装置800の製造方法を、図3を用いて説明する。まず、図3(a)に示す工程では、STI技術やLOCOS技術などにより、第1導電型の半導体基板SBに素子分離部61を形成する。そして、半導体基板SBにイオンを注入することにより、第2導電型の不純物を所定の濃度で含むウエルWLを形成する。半導体基板SBにおけるイオンが注入されなかった領域は、第1の導電型の不純物を所定の濃度で含む半導体領域SRとなる。次に、保持容量414、415を形成すべき領域に対応した開口を有するレジストパターンを形成し、レジストパターンをマスクとしてイオンを注入して、第1導電型の不純物をウエルWLより高い濃度で含む下部電極82を形成する。その際に下部電極82を素子分離部61で規定される領域に形成することができる。さらに、半導体基板SBの上に、画素部100となる画素領域及び周辺回路部700となる周辺回路領域の全面を覆う絶縁膜10を形成する。絶縁膜10は、例えば、熱酸化法により形成されたシリコン酸化膜である。絶縁膜10の所定の領域がゲート絶縁膜及び容量素子部の絶縁膜となる。
図3(b)に示す工程では、絶縁膜10の上に、画素部100及び周辺回路部700を形成するべき領域の全面を覆い、保持容量414、415を形成すべき領域に対応した開口を有するレジストパターンRP1を形成する。レジストパターンRP1をマスクとして窒化処理をすることにより、窒化された絶縁膜80を形成する。窒化処理は、例えば、イオン注入法またはプラズマ窒化法により行い、窒化されたシリコン酸窒化膜を形成する。
プラズマ窒化処理条件は、例えば、以下の通りである。
高周波電力 : 2.45GHz 500W
ガス : N2、Ar
圧力 : 0.05〜5Torr
処理時間 : 10〜150秒
ステージ温度 : 20〜100℃
上記プラズマ窒化処理後、レジストパターンRP1の除去を行い、窒化後アニールを行う。窒化後アニール処理条件は、例えば、以下の通りである。
温度 : 900〜1100℃
ガス : O2
圧力 : 0.5〜5Torr
処理時間 : 5〜30秒
図3(c)に示す工程では、画素領域及び周辺回路領域を覆う絶縁膜10及び絶縁膜80の上にレジストパターンRP2を形成する。このとき、画素部100を形成するべき領域の全面をレジストパターンRP2で覆う。周辺回路部700及び保持容量414、415を形成するべき領域においては、レジストパターンを開口させる。周辺回路部700を形成する領域でも窒化させない部分にはレジストによりマスキングをする。レジストパターンRP2をマスクとして選択的に窒化をすることにより、ゲート絶縁膜50を形成する。窒化されたゲート絶縁膜50は、例えば、プラズマ窒化法により窒化されたシリコン酸窒化膜である。一緒に、絶縁膜80は再び窒化されるため、絶縁膜80は、ゲート絶縁膜50より高い密度の窒素原子を含むことになる。プラズマ窒化処理条件は、例えば、絶縁膜80形成時と同様の条件である。次いで、レジストパターンRP2の除去を行い、窒化後アニールを行う。窒化後アニール処理条件は、例えば、絶縁膜80形成時と同様の条件である。
図3(d)に示す工程では、半導体基板SBの上に、電極となるべきポリシリコン膜を形成する。ポリシリコン膜の上に、ゲート電極21、51及び容量形成電極81を形成するべき領域に対応したパターンを有するレジストパターン(図示せず)を形成する。そのレジストパターンによりマスキングをして、半導体基板SBの上に、画素部100における転送トランジスタ2のゲート電極21、周辺回路部700におけるMOSトランジスタのゲート電極51を選択的に形成する。同時に保持容量414、415における容量形成電極81などの電極を選択的に形成する。そして、半導体基板SB、ゲート電極21、ゲート電極51及び容量形成電極81の上に、周辺回路部700となる領域及び保持容量414、415の全面を覆うレジストパターン(図示せず)を形成する。レジストパターンには、画素部100における光電変換部1を形成すべき領域に対応した開口パターンを形成する。半導体基板SBの画素部100なる画素領域に、開口パターン及びゲート電極21をマスクとしてイオンを注入することにより、第1の導電型の不純物を含む電荷蓄積領域11を形成する。
その後、半導体基板SB、ゲート電極21、ゲート電極51及び容量形成電極81の上にレジストパターン(図示せず)を形成する。レジストパターンには、電荷電圧変換部FDに対応した第1の開口パターンとMOSトランジスタのソース、ドレイン領域52、53に対応した第2の開口パターンとを形成する。そして、半導体基板SBの画素部100となる画素領域に、第1の開口パターン及びゲート電極21をマスクとしてイオンを注入することにより、第1の導電型の不純物を含む電荷電圧変換部FDを形成する。また、半導体基板SBの周辺回路部700となる周辺回路領域に、第2の開口パターン(図示せず)及びゲート電極51をマスクとしてイオン注入する。このイオン注入により第1の導電型の不純物を低い濃度で含むMOSトランジスタのソース、ドレイン領域52、53を形成する。その後、半導体基板SB、ゲート電極21、ゲート電極51及び容量形成電極81の上に、保護領域12を形成すべき領域に対応した開口パターンを有するレジストパターン(図示せず)を形成する。半導体基板SBにおける電荷蓄積領域11に、レジストパターン(図示せず)とゲート電極21をマスクとしてイオンを注入することにより、第2の導電型の不純物を高い濃度で含む保護領域12を形成する。
図4(e)に示す工程では、半導体基板SB、画素部100におけるゲート電極21、周辺回路部700におけるゲート電極51及び保持容量414、415における容量形成電極81を覆うように絶縁膜30を形成する。絶縁膜30は、低圧CVD技術(低圧CVD法)により、例えば、シリコン窒化膜で形成する。低圧CVD技術によって形成される絶縁膜30は、半導体基板SB上及びゲート電極(21,51,81)側壁など異なる箇所で成膜される膜厚がほぼ同一となること、またその膜厚均一性が良好なことなどの利点が知られている。絶縁膜30は、光電変換部1の受光面における光の反射を防止する反射防止膜として機能させることを考慮し、例えばその膜厚を40nm〜55nmとすることが好適である。そして、絶縁膜30を覆うように絶縁膜(他の絶縁膜)40を形成する。絶縁膜40は、例えば、シリコン酸化膜で形成する。
図4(f)に示す工程では、絶縁膜40の上に、画素部100となる画素領域を覆い、周辺回路部700を形成する領域及び保持容量414、415に対応した開口パターンを有するレジストパターンRP3を形成する。そのレジストパターンRP3をマスクとしてエッチングを行う。すなわち、ゲート電極51及び容量形成電極81の側壁を覆う部分が残るように、絶縁膜30と絶縁膜40とをエッチングする。これにより、画素部100における絶縁膜30及び絶縁膜40を形成するとともに、第1の絶縁膜54及び第2の絶縁膜55を含むサイドウォールスペーサ56を形成する。第1の絶縁膜54は、絶縁膜30の周辺回路部700及び容量形成電極81における部分のうちエッチングされずに残った部分である。第2の絶縁膜55は、絶縁膜40の周辺回路部700及び容量形成電極81における部分のうちエッチングされずに残った部分である。
図4(g)に示す工程では、まず、レジストパターンRP3を除去する。半導体領域52に対応した開口パターンを有するレジストパターンを形成する。その開口パターンとゲート電極51とサイドウォールスペーサ56とをマスクとして自己整合的にイオンを注入する。これにより、第1の導電型の不純物を高い濃度に含む半導体領域52を形成する。半導体領域52は、MOSトランジスタにおけるソース電極またはドレイン電極として機能する。
この後、画素部100における絶縁膜40と周辺回路部700及び保持容量414、415における半導体基板、ゲート電極51、容量形成電極81及びサイドウォールスペーサ56とを覆うように、層間絶縁膜(図示せず)を形成する。以降、不図示であるが、その層間絶縁膜に、電荷電圧変換部FDや半導体領域52を露出するコンタクトホールを形成し、その後、コンタクトホールに金属を埋め込んでコンタクトプラグを形成する。更に、金属配線形成、カラーフィルタ、マイクロレンズなどを形成し、固体撮像装置とする。
このように、上記固体撮像装置800では、画素部100のMOSトランジスタ2のゲート絶縁膜20は、シリコン酸化膜からなることから、1/fノイズを抑制することができる。また、周辺回路部700のMOSトランジスタのゲート絶縁膜50は、特性の劣化を抑制するために適切な濃度に窒化されたシリコン酸窒化膜で形成される。この結果、ゲート絶縁膜の薄膜化により、MOSトランジスタの駆動能力を向上させることができる。さらに、保持容量414、415の絶縁膜80は、ゲート電極よりも高い濃度に窒化されたシリコン酸窒化膜からなることから、面積当たりの容量を増大させ、保持容量414、415の面積を小さくすることができる。絶縁膜の窒化処理は最初に絶縁膜80に対して行ったが、最初にゲート絶縁膜50と絶縁膜80に対して行い、次に絶縁膜80を開口させたマスクにより窒化処理してもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置800の製造方法を、図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置800の製造方法を示す工程断面図である。以下では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。本実施形態の固体撮像装置800の製造方法は、第1の実施形態と図3(b)、(c)の工程が異なる。図5(a)に示す工程は、第1の実施形態における図3(a)に示す工程の次に行われる。
図5(a)に示す工程では、絶縁膜10の上に、画素部100を形成する画素領域及び周辺回路部700を形成する領域の全面を覆い、保持容量414、415を形成すべき領域に対応した開口パターンを有するハードマスクパターンHM1を形成する。ハードマスクパターンHM1は、例えば、ポリシリコン膜で形成する。ハードマスクパターンHM1をマスクとして窒化処理をすることにより、絶縁膜80を形成する。絶縁膜80は、例えば、プラズマ窒化法により窒化されたシリコン酸窒化膜である。
プラズマ窒化処理条件は、例えば、以下の通りである。
高周波電力 : 2.45GHz 1500W
ガス : N2、Ar
圧力 : 0.05〜5Torr
処理時間 : 10〜150秒
ステージ温度 : 100〜400℃
上記プラズマ窒化処理後、まず、ハードマスクパターンHM1の除去を行い、窒化後アニールを行う。窒化後アニール処理条件は、例えば、以下の通りである。
温度 : 900〜1100℃
ガス : O2
圧力 : 0.5〜5Torr
処理時間 : 5〜30秒
図5(b)に示す工程では、その後、絶縁膜10の上に、画素部100を形成する画素領域の全面を覆い、周辺回路部700を形成する領域及び保持容量414、415を形成する領域を開口させるハードマスクパターンHM2を形成する。このときに周辺回路領域700でも窒化させない部分にはマスクをする。ハードマスクパターンHM2は、例えば、ポリシリコン膜で形成する。ハードマスクパターンHM2をマスクとして絶縁膜10を窒化処理することにより、ゲート絶縁膜50を形成する。ゲート絶縁膜50は、例えば、プラズマ窒化法により窒化されたシリコン酸窒化膜である。その際、絶縁膜80も再び窒化処理されるため、絶縁膜80は、ゲート絶縁膜50より高い密度で窒素原子を含む。プラズマ窒化処理の条件は、例えば、絶縁膜80形成時と同様の条件である。その後、ハードマスクパターンHM2を除去する。図5(b)に示す工程が行われた後、第1の実施形態における図3(d)〜図4(g)に示す工程と同様の工程が行われる。
一般的に、プラズマ窒化法は、高周波電力、ステージ温度が高い条件で行うほど、ゲート絶縁膜に含まれる窒素の濃度を高くすることができる。ハードマスクパターンを用いる本実施形態の方がレジストパターンを用いる第1の実施形態よりも高周波電力、ステージ温度条件を高く設定できる。そのため、ハードマスクパターン用いることで、様々なプラズマ窒化の条件を固体撮像装置の製造方法に適用することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の固体撮像装置を適用した撮像システムの一例を図6に示す。 撮像システム90は、光学系、撮像装置86及び信号処理部を備える。光学系は、シャッター91、レンズ92及び絞り93を含み、撮像装置86の固体撮像装置800に被写体の像を結蔵させる。信号処理部は、撮像信号処理回路95、A/D変換器96、画像信号処理部97、メモリ部87、外部I/F部89、タイミング発生部98、全体制御・演算部99、記録媒体88及び記録媒体制御I/F部94を含む。なお、記録媒体88は着脱可能あるいは外部に備えても良い。次に各部の動作について説明する。固体撮像装置800は結像された被写体の像を電気信号に変換し、撮像装置86は、その画像信号を固体撮像装置800から読み出して出力する。撮像信号処理回路95は、撮像装置86に接続されており、撮像装置86から出力された出力信号を処理する。A/D変換器96は、撮像信号処理回路95に接続されており、撮像信号処理回路95から出力された画像信号(アナログ信号)を画像信号(デジタル信号)へ変換する。画像信号処理部97は、A/D変換器96に接続されており、A/D変換器96から出力された画像信号(デジタル信号)に各種の補正等の演算処理を行い、画像データを生成する。なお、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97は撮像装置86に含まれることがある。この画像データは、メモリ部87、外部I/F部89、全体制御・演算部99及び記録媒体制御I/F部94などへ提供される。
メモリ部87は、画像信号処理部97に接続されており、画像信号処理部97から出力された画像データを記憶する。外部I/F部89は、画像信号処理部97に接続されている。これにより、画像信号処理部97から出力された画像データを、外部I/F部89を介して外部の機器(パソコン等)へ転送する。タイミング発生部98は、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97に接続されている。これにより、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97へタイミング信号を供給する。そして、撮像装置86、撮像信号処理回路95、A/D変換器96及び画像信号処理部97がタイミング信号に同期して動作する。全体制御・演算部99は、タイミング発生部98、画像信号処理部97及び記録媒体制御I/F部94に接続されており、タイミング発生部98、画像信号処理部97及び記録媒体制御I/F部94を全体的に制御する。記録媒体88は、記録媒体制御I/F部94に取り外し可能に接続されていてもよい。これにより、画像信号処理部97から出力された画像データを、記録媒体制御I/F部94を介して記録媒体88へ記録する。以上の構成により、固体撮像装置800から出力されるノイズが低減された画像信号を利用することで、良好な画像(画像データ)を得ることができる。

Claims (12)

  1. 複数の光電変換部を備えた画素部と、MOSトランジスタと容量素子部とを含む周辺回路部とが半導体基板に配され、
    前記周辺回路部のMOSトランジスタのゲート絶縁膜と、前記容量素子部の対向する電極間の絶縁膜とが窒化された絶縁膜を含む固体撮像装置であって、
    前記容量素子部の前記窒化された絶縁膜における窒素原子の密度は、前記周辺回路部のMOSトランジスタの前記窒化された絶縁膜における窒素原子の密度より高いことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記画素部のMOSトランジスタのゲート絶縁膜は窒化処理されていないことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記容量素子部は、前記容量素子部を他の素子から分離する素子分離部で挟まれた領域に不純物が注入されて形成された下部電極を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記周辺回路部のMOSトランジスタのゲート電極と、前記容量素子部の前記下部電極に対向する電極とはポリシリコンで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記周辺回路部のMOSトランジスタのゲート電極と、前記容量素子部の前記下部電極に対向する電極とにはサイドウォールスペーサが形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の固体撮像装置。
  6. 複数の光電変換部を備えた画素部と、MOSトランジスタと容量素子部とを含む周辺回路部とが半導体基板に配された固体撮像装置の製造方法であって、
    前記半導体基板の前記容量素子部を形成するべき領域に不純物を注入して下部電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の画素領域を形成するべき領域と周辺回路領域を形成するべき領域を覆う絶縁膜を形成する工程と、
    前記容量素子部を形成するべき領域における前記絶縁膜を選択的に窒化処理する工程と、
    前記容量素子部を形成するべき領域及び前記周辺回路部を形成するべき領域における前記絶縁膜を選択的に窒化処理する工程と、を含む固体撮像装置の製造方法。
  7. 前記容量素子部を形成するべき領域の前記絶縁膜を選択的に窒化処理する工程を、前記容量素子部を形成するべき領域及び前記周辺回路部を形成するべき領域における前記絶縁膜を選択的に窒化処理する工程より前に行うことを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置の製造方法。
  8. 前記容量素子部を形成するべき領域及び前記周辺回路部を形成するべき領域における前記絶縁膜を選択的に窒化処理する工程を、前記容量素子部を形成するべき領域における前記絶縁膜を選択的に窒化処理する工程より前に行うことを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置の製造方法。
  9. 前記窒化処理は、イオン注入法またはプラズマ窒化法で行うことを特徴とした請求項6乃至8のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  10. 前記画素部及び前記周辺回路部のMOSトランジスタのゲート電極と、前記容量素子部の前記下部電極と対向する電極とをポリシリコンで形成することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載された固体撮像装置の製造方法。
  11. 前記窒化処理はハードマスクによりマスキングして行うことを特徴とした請求項6乃至10のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  12. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    該固体撮像装置へ光を結像する光学系と、
    該固体撮像装置からの出力信号を処理する信号処理回路を有することを特徴とする撮像システム。
JP2013109387A 2013-05-23 2013-05-23 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム Pending JP2014229801A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013109387A JP2014229801A (ja) 2013-05-23 2013-05-23 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム
US14/274,055 US20140346578A1 (en) 2013-05-23 2014-05-09 Solid-state image sensor, method of manufacturing the same, and image capturing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013109387A JP2014229801A (ja) 2013-05-23 2013-05-23 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014229801A true JP2014229801A (ja) 2014-12-08

Family

ID=51934821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013109387A Pending JP2014229801A (ja) 2013-05-23 2013-05-23 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140346578A1 (ja)
JP (1) JP2014229801A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108122939A (zh) * 2016-11-29 2018-06-05 佳能株式会社 半导体设备和用于制造半导体设备的方法
CN109728016A (zh) * 2017-10-27 2019-05-07 佳能株式会社 光电转换器件、其制造方法和装置
JP2020068273A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 国立大学法人名古屋大学 Iii族窒化物半導体素子とその製造方法および半導体ウエハの製造方法およびテンプレート基板の製造方法
US10658421B2 (en) 2017-08-31 2020-05-19 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing photoelectric conversion apparatus using ion implantation

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6529221B2 (ja) 2014-05-14 2019-06-12 キヤノン株式会社 光電変換装置及びその製造方法
JP2016187018A (ja) 2015-03-27 2016-10-27 キヤノン株式会社 光電変換装置およびカメラ
JP1553848S (ja) * 2015-06-18 2016-07-11
JP1553847S (ja) * 2015-06-18 2016-07-11
JP1553417S (ja) * 2015-06-18 2016-07-11
JP7282500B2 (ja) 2018-10-19 2023-05-29 キヤノン株式会社 半導体装置、機器、半導体装置の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6821833B1 (en) * 2003-09-09 2004-11-23 International Business Machines Corporation Method for separately optimizing thin gate dielectric of PMOS and NMOS transistors within the same semiconductor chip and device manufactured thereby
JP2007317741A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置およびその製造方法
US20100025746A1 (en) * 2008-07-31 2010-02-04 Micron Technology, Inc. Methods, structures and systems for interconnect structures in an imager sensor device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108122939A (zh) * 2016-11-29 2018-06-05 佳能株式会社 半导体设备和用于制造半导体设备的方法
US10658421B2 (en) 2017-08-31 2020-05-19 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing photoelectric conversion apparatus using ion implantation
CN109728016A (zh) * 2017-10-27 2019-05-07 佳能株式会社 光电转换器件、其制造方法和装置
CN109728016B (zh) * 2017-10-27 2023-03-17 佳能株式会社 光电转换器件、其制造方法和装置
JP2020068273A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 国立大学法人名古屋大学 Iii族窒化物半導体素子とその製造方法および半導体ウエハの製造方法およびテンプレート基板の製造方法
JP7202604B2 (ja) 2018-10-23 2023-01-12 国立大学法人東海国立大学機構 Iii族窒化物半導体素子とその製造方法および半導体ウエハの製造方法およびテンプレート基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140346578A1 (en) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014229801A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び撮像システム
US11355533B2 (en) Solid-state imaging device, method of manufacturing the same, and imaging apparatus
US9825077B2 (en) Photoelectric conversion device, method for producing photoelectric conversion device, and image pickup system
JP3729826B2 (ja) 固体撮像装置の製造方法
JP5960961B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像システム
JP2010161236A (ja) 光電変換装置の製造方法
JP5358064B2 (ja) Cmosイメージセンサ及びその製造方法
JP5629450B2 (ja) 半導体素子及び半導体素子の形成方法
JP6305030B2 (ja) 光電変換装置の製造方法
JP2015220258A (ja) 光電変換装置及びその製造方法
JP2009088447A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JP2011155168A (ja) 半導体素子及びその製造方法、並びに固体撮像装置
JP2016092203A (ja) 固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法
JP4994747B2 (ja) 光電変換装置及び撮像システム
JP2006310835A (ja) Cmosイメージセンサー及びその製造方法
JP2012146989A (ja) 光電変換装置及び撮像システム
JP5355740B2 (ja) 光電変換装置の製造方法
US20140175521A1 (en) Solid-state image pickup device, method of manufacturing solid-state image pickup device, and electronic apparatus
JP2006294756A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004241577A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2016178345A (ja) 固体撮像素子、固体撮像素子の製造方法及び撮像システム
KR20070005807A (ko) 씨모스 이미지센서 및 그 제조방법