JP2014226024A - モータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータを安定的に制御することができるモータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法を提供する。【解決手段】計測部111は、エンコーダ101が出力するパルス信号の周期(パルス周期)を計測する。演算用計測値生成部112は、計測部111が計測したパルス周期(実計測値)を異常判定閾値と比較し、実計測値が異常判定閾値を越えていなければ実計測値を演算用計測値として出力し、実計測値が異常判定閾値を越えていれば、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達するまではメモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値として出力し、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達すると補正計測値を演算用計測値として出力する。制御演算部114は、目標値と演算用計測値との差分に基づいて、モータを駆動制御するための指令値を算出し、駆動回路103に出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法に関する。
モータの回転速度を目標速度に維持するために、モータの回転に同期してエンコーダから出力されるパルス信号の周期を計測し、このパルス周期が目標速度に応じた目標の周期に近づくようにフィードバック制御を行う技術が知られている。この技術では、エンコーダから出力されるパルス信号にノイズが重畳した場合や、チャタリングと呼ばれる現象が発生した場合に、計測されるパルス周期が実際のモータ回転速度に対応する周期よりも短くなり、安定的な制御が行えない懸念がある。そこで、計測されるパルス周期が所定の周期よりも短い場合は、そのパルス周期を無効とし、前回計測されたパルス周期に基づいてフィードバック制御を行うことも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載の技術では、前回計測されたパルス周期が長く、今回計測されたパルス周期が所定の周期よりも短い場合にも前回計測されたパルス周期に基づいてフィードバック制御を行う。実際はモータ回転速度が速くなって計測されるパルス周期が長くなった場合にもこのように制御を行ってしまうため、さらにモータ回転速度を速めるように制御されてしまい、制御の安定性が損なわれるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モータを安定的に制御することができるモータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、モータの回転速度に応じた計測値を出力する計測部と、前記計測値が目標値に近づくように前記モータの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記計測値が予め定めた異常判定閾値を越えない場合は、前記計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御し、前記計測値が前記異常判定閾値を越える場合は、前記目標値に対して前記異常判定閾値と同じ方向にある補正計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御することを特徴とする。
本発明によれば、モータを安定的に制御することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 図2は、画像形成装置が備えるモータ制御装置の概略構成図である。 図3は、制御ICの機能的な構成例を示すブロック図である。 図4は、比較例の演算用計測値の時間変化を示す図である。 図5は、モータ制御装置の演算用計測値生成部が出力する演算用計測値の時間変化を示す図である。 図6は、モータ制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 図7は、比較例の演算用計測値の時間変化を示す図である。 図8は、第1変形例のモータ制御装置の演算用計測値生成部が出力する演算用計測値の時間変化を示す図である。 図9は、第1変形例のモータ制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 図10は、第2変形例のモータ制御装置の演算用計測値生成部が出力する演算用計測値の時間変化を示す図である。 図11は、第2変形例のモータ制御装置の制御手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るモータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法の実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明を適用可能な画像形成装置の一例として、中間転写方式のタンデム型カラー複写機を例示して説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図である。図1に示すように、画像形成装置1は、ADF(Auto Document Feeder)1Aと、装置本体1Bとを備える。また、装置本体1Bは、給紙部3と、画像読取部4と、画像形成部5とから構成されている。
ADF1Aは、原稿トレイ20と、原稿給紙ローラ21と、原稿搬送ベルト22と、原稿排紙ローラ23と、原稿排紙トレイ24とを含んで構成されている。ADF1Aは、画像読取部4に対し、ヒンジなどの開閉機構(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられている。
原稿給紙ローラ21は、原稿トレイ20に載置された原稿(図示せず)束から原稿を1枚ずつ分離して、画像読取部4に向かって搬送する。原稿搬送ベルト22は、原稿給紙ローラ21によって分離された原稿を画像読取部4に搬送する。原稿排紙ローラ23は、原稿搬送ベルト22によって画像読取部4から排紙される原稿を、原稿トレイ20の下方の原稿排紙トレイ24に排紙する。
画像読取部4は、筐体40と、走査光学ユニット41と、コンタクトガラス42と、駆動手段(図示せず)とを含んで構成されている。走査光学ユニット41は、筐体40の内部に設けられるとともに、LEDユニットを備えている。走査光学ユニット41は、LEDユニットから主走査方向に光を照射するとともに、駆動手段によって全照射領域内において副走査方向に走査される。これにより、走査光学ユニット41は、原稿の2次元カラー画像を読み取るようになっている。
コンタクトガラス42は、画像読取部4の筐体40の上部に設けられ、筐体40の上面部を構成している。駆動手段は、走査光学ユニット41に固定された不図示のワイヤと、このワイヤに橋架される複数の従動プーリ(図示せず)および駆動プーリ(図示せず)と、駆動プーリを回転させるモータとを備えている。
給紙部3は、給紙カセット30と、給紙手段31とを備えている。給紙カセット30は用紙サイズの異なる記録媒体としての用紙(図示せず)を収容する。給紙手段31は、給紙カセット30に収納された用紙を画像形成部5の主搬送路70まで搬送する。
また、画像形成部5の側面には、手差しトレイ32が画像形成部5に対して開閉可能に配設されており、画像形成部5に対して開いた状態でトレイ上面に紙束が手差しされる。手差しされた紙束における一番上の用紙は、手差しトレイ32の送出ローラによって主搬送路70に向けて送り出される。
主搬送路70には、レジストローラ対70aが配設されている。レジストローラ対70aは、主搬送路70内を搬送されてくる用紙をローラ間に挟み込んだ後、所定のタイミングで2次転写ニップに向けて送り込む。
画像形成部5は、露光ユニット51、タンデム作像ユニット50、中間転写ベルト54、中間転写ローラ55、2次転写装置52、定着ユニット53などを有している。また、画像形成部5は、主搬送路70、反転搬送路73、排紙路60などを有している。
図1に示すように、露光ユニット51は、タンデム作像ユニット50に隣接して配置されている。露光ユニット51は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応して設けられた感光体ドラム74に露光を行うようになっている。
タンデム作像ユニット50は、中間転写ベルト54の上であって、中間転写ベルト54の回転方向に沿って配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの作像ユニット75から構成されている。個々の作像ユニット75は、詳細な図示を省略するが、上記各色に対応して設けられた感光体ドラム74の周りに帯電装置、現像装置、感光体クリーニング装置、除電装置などを備えている。そして、各感光体ドラム74とその周りに設けられる上記各装置がユニット化されて1つのプロセスカートリッジを構成している。
タンデム作像ユニット50は、画像読取部4によって読み取られて色別分解された画像情報に基づいて、各感光体ドラム74に色分けしてトナーにより形成された可視画像(トナー画像)を形成するようになっている。また、各感光体ドラム74に形成された可視画像は、各感光体ドラム74と中間転写ローラ55との間で中間転写ベルト54に転写されるようになっている。
一方、中間転写ベルト54を挟んでタンデム作像ユニット50の反対側には、2次転写装置52が設けられている。2次転写装置52は、転写部材としての2次転写ローラ521を有している。この2次転写ローラ521を中間転写ベルト54に押し当てることにより、2次転写ニップを形成している。この2次転写ニップには、中間転写ベルト54に形成されたトナー画像が、給紙部3から主搬送路70を介して搬送された用紙に転写されるように構成されている。
2次転写ニップでトナー画像が転写された用紙は、2つの支持ローラ57に張架された用紙搬送ベルト56により定着ユニット53へ送り込まれる。
定着ユニット53は、無端ベルトである定着ベルト58に加圧ローラ59を押し当てて構成している。そして、定着ユニット53は、加圧ローラ59により用紙に熱と圧力を加えることにより、用紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、用紙にカラー画像として定着するようになっている。
このようにしてカラー画像が定着された用紙は、排紙搬送路としての排紙路60を経由して機外の排紙トレイ61上にスタックされる。
また、図1に示すように、反転搬送路73が、2次転写装置52および定着ユニット53の下側に設けられている。反転搬送路73は、用紙の両面に画像を形成するために、定着ユニット53から排出された用紙の表裏を反転させて再度、主搬送路70を介して2次転写装置52に供給するためのものである。
また、主搬送路70や反転搬送路73には、搬送経路に沿って複数の紙詰まり検知手段としての用紙検知センサ(図示せず)が配置されている。なお、用紙検知センサの数や配置箇所は適宜設定される。各用紙検知センサが、それぞれ予め決められた時間内に用紙の通過を検知しないとき、用紙ジャムが発生したことを把握し、画像形成装置1の表示部(図示せず)などにジャムが発生したことを通知する。
以上のように構成される画像形成装置1には、例えば、感光体ドラム74を駆動するモータ、中間転写ベルト54を駆動するモータ、用紙搬送ベルト56を駆動するモータなど、適切な画像形成を行うために一定速度で回転することが要求されるモータが設けられている。そして、画像形成装置1は、これら画像形成に用いるモータをフィードバック制御により定速回転となるように駆動制御するモータ制御装置を備えている。以下、本実施形態に係る画像形成装置1が備えるモータ制御装置100の具体例について説明する。
図2は、実施形態に係る画像形成装置1が備えるモータ制御装置100の概略構成図である。図2に示すように、モータ制御装置100は、エンコーダ101と、制御IC(Integrated Circuit)110と、メモリ102と、駆動回路103と、を備える。
エンコーダ101は、画像形成に用いるモータMの回転に同期したパルス信号を出力する。エンコーダ101としては、例えば、画像形成に用いるモータMの回転軸と同軸に設けられてこの回転軸と一体に回転するエンコーダホイールと、エンコーダホイールのスリットを透過する光源からの光を受光するセンサとを備えたロータリエンコーダを用いることができる。エンコーダ101が出力するパルス信号は、制御IC110に入力される。
制御IC110は、エンコーダ101から出力されるパルス信号の周期(以下、「パルス周期」という。)を計測し、パルス周期がモータMの目標速度に応じた目標値(目標周期)に近づくようにモータMを駆動制御するための指令値を生成して駆動回路103に出力する。メモリ102は、制御IC110での処理に用いる情報を一時的に記憶する。
駆動回路103は、制御IC110が出力する指令値に応じてモータMを駆動する。
図3は、制御IC110の機能的な構成例を示すブロック図である。図3に示すように、制御IC110は、機能的な構成要素として、計測部111と、演算用計測値生成部112と、異常カウンタ113と、制御演算部114と、を備える。
計測部111は、エンコーダ101からパルス信号を入力し、予め定められた一定の時間間隔(以下、「制御周期」という。)ごとにパルス周期を計測する。制御周期ごとに計測部111によって計測されたパルス周期は、演算用計測値生成部112に随時入力される。制御周期ごとに計測部111から演算用計測値生成部112に入力されるパルス周期は、ノイズの重畳やチャタリングと呼ばれる現象などによる異常が発生しない限り、現在のモータMの回転速度に応じた値となる。以下、制御周期ごとに計測部111から演算用計測値生成部112に入力されるパルス周期を「実計測値」という。
演算用計測値生成部112は、計測部111から入力した実計測値を予め定められた異常判定閾値と比較し、その比較の結果に応じて、制御演算部114での演算に用いる計測値(以下、「演算用計測値」という。)を生成・出力する。
具体的には、演算用計測値生成部112は、実計測値が異常判定閾値を越えていなければ、実計測値をそのまま演算用計測値として出力する。なお、ここでは、異常判定閾値が、目標値よりも小さい下限閾値として設定されているものとする。この場合、演算用計測値生成部112は、実計測値がこの下限閾値よりも小さい値であれば、実計測値が異常判定閾値を越えたと判断し、実計測値が下限閾値以上の値であれば、実計測値が異常判定閾値を越えていないと判断する。
また、演算用計測値生成部112は、実計測値が異常判定閾値を越えていないために実計測値をそのまま演算用計測値として出力した場合、その実計測値をメモリ102に書き込んで、すでにメモリ102に書き込まれている過去の実計測値を上書き(更新)する。
実計測値が異常判定閾値を越えている場合は、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値が所定回数(例えば3回)に達したか否かを判定する。異常カウンタ113は、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数をカウントするものであり、実計測値が連続して異常判定閾値を越えるたびにカウントアップされ、異常判定閾値を越えていない実計測値が演算用計測値生成部112に入力されるとリセットされる。
演算用計測値生成部112は、実計測値が異常判定閾値を越えている場合、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達するまでは、メモリ102が記憶する過去の実計測値、つまり、実計測値が異常判定閾値を越える直前に計測された実計測値(以下、「前回計測値」という。)を演算用計測値として出力する。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達すると、演算用計測値生成部112は、補正計測値を演算用計測値として出力する。
補正計測値は、目標値を基準として見たときに最新の異常を判定した異常判定閾値と同じ方向にある値である。つまり、異常判定閾値が目標値よりも小さい下限閾値として設定されており、この下限閾値により最新の異常を判定した場合、補正計測値は目標値よりも小さな値である。また、異常判定閾値が目標値よりも大きい上限閾値として設定されており、この上限閾値により最新の異常を判定した場合、補正計測値は目標値よりも大きな値である。異常判定閾値と同じ方向にある値のうち、いずれを補正計測値として用いるかは、予め定めておけばよい。例えば、異常判定閾値そのものを補正計測値として用いることができるし、異常判定閾値の周辺の予め定められた値を補正計測値として用いることもできる。補正計測値として用いることができる値の範囲は、概ねゼロから異常判定閾値の3倍の値までであり、この範囲内であれば、異常判定閾値を越えた実計測値を補正計測値として用いることもできる。
制御演算部114は、モータMの目標速度に応じた目標値と、演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値との差分に基づき、モータMの回転速度が目標速度に近づくように(つまり、パルス周期が目標値に近づくように)モータMを駆動制御するための指令値を算出し、駆動回路103に出力する。
次に、以上のように構成される本実施形態のモータ制御装置100の動作について、従来技術による制御を行った場合と対比しながら説明する。以下では、制御周期C0で目標値を上回っていた実計測値が、モータMに急峻な速度変化(回転速度の上昇)があったために、次の制御周期C1において異常判定閾値として設定された下限閾値を下回った場合を例に挙げて説明する。
図4は、上記のシーンにおいて従来技術による制御を行った場合(比較例)の演算用計測値の時間変化を示す図である。図中の破線のグラフは実計測値の時間変化を示し、実線のグラフが演算用計測値の時間変化を示している。図の縦軸はパルス周期の大きさ、横軸は時間である。
図4に示すように、比較例では、モータMの急峻な速度変化に伴って制御周期C1で計測される実計測値が下限閾値を下回る(異常判定閾値を越える)と、前の制御周期C0で計測された前回計測値、つまり、目標値よりも大きな値である前回計測値が演算用計測値として出力される。その結果、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値が、モータMの速度をさらに速くするような指令値となり、次の制御周期C2で計測される実計測値も下限閾値を下回ることになる。そして、制御周期C2においても同様に、制御周期C0で計測された前回計測値が演算用計測値として出力され、モータMの速度をさらに速くするような指令値が算出される。
比較例では、その後も、実計測値が下限閾値を下回る限り、制御周期C0で計測された前回計測値が演算用計測値として出力され続ける。このため、その後の制御周期C3、C4、C5、・・・においても、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値が、モータMの速度をさらに速くするような指令値となり、モータMの速度を目標速度に近づけることができなくなる。
図5は、上記のシーンにおいて、本実施形態のモータ制御装置100の演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値の時間変化を示す図である。なお、図5では、異常判定閾値として設定された下限閾値そのものを補正計測値として用いる例を示しているが、補正計測値は上述したように下限閾値そのものでなくてもよい。図4と同様、図中の破線のグラフは実計測値の時間変化を示し、実線のグラフが演算用計測値の時間変化を示している。図の縦軸はパルス周期の大きさ、横軸は時間である。
図5に示すように、本実施形態のモータ制御装置100では、モータMの急峻な速度変化に伴って制御周期C1で計測される実計測値が下限閾値を下回る(異常判定閾値を越える)と、演算用計測値生成部112が、前の制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。このとき、異常カウンタ113のカウント値がカウントアップされる。
その後、比較例と同様に、制御周期C2および制御周期C3においても実計測値が下限閾値を下回ることになるが、本実施形態のモータ制御装置100では、実計測値が下限閾値を下回るたびに、異常カウンタ113のカウント値がカウントアップされる。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数(図5の例では3回)に達するまでは、演算用計測値生成部112が、制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達すると、演算用計測値生成部112が、目標値よりも小さな値である補正計測値(ここでは、異常判定閾値として設定された下限閾値)を演算用計測値として出力する。
図5の例では、制御周期C2においては異常カウンタ113のカウント値が2であり、所定回数である3に達していないため、演算用計測値生成部112は、制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。次の制御周期C3では、異常カウンタ113のカウント値が所定回数である3に達するため、演算用計測値生成部112は、補正計測値(下限閾値)を演算用計測値として出力する。補正計測値は目標値よりも小さな値である。したがって、補正計測値が演算用計測値として出力されると、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値は、モータMの速度を遅くする指令値となる。
その後、制御周期C4および制御周期C5においても実計測値が下限閾値を下回るが、異常カウンタ113のカウント値がすでに3に達しているため、演算用計測値生成部112は、補正計測値(下限閾値)を演算用計測値として出力する。その結果、モータMの速度を遅くする指令値が駆動回路103に入力され続け、実計測値が目標値に徐々に近づいていくことになる。そして、制御周期C6において実計測値が下限閾値以上になると、演算用計測値生成部112は、実計測値を演算用計測値として出力し、異常カウンタ113のカウント値をクリアする。その後は、目標値と実計測値との差分に基づいて指令値が算出され、モータMの速度が目標速度に収束していく。
次に、図6を参照して、本実施形態のモータ制御装置100による制御手順について説明する。図6は、モータ制御装置100の制御手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートで示す一連の処理は、制御周期ごとに繰り返し実施される。
処理が開始されると、まず、制御IC110の計測部111が、エンコーダ101から出力されるパルス信号の周期(パルス周期)を計測する(ステップS101)。計測部111が計測したパルス周期は、実計測値として演算用計測値生成部112に入力される。
次に、演算用計測値生成部112が、計測部111から入力した実計測値が異常判定閾値として設定された下限閾値を下回っているか否かを判定する(ステップS102)。そして、実計測値が下限閾値以上であれば(ステップS102:No)、演算用計測値生成部112は、実計測値を演算用計測値として出力する(ステップS103)。その後、演算用計測値生成部112は、実計測値をメモリ102に書き込んでメモリ102が記憶する前回計測値を新たな実計測値で更新する(ステップS104)。また、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をリセットし(ステップS105)、ステップS110に進む。
一方、ステップS102で実計測値が下限閾値を下回っていると判定した場合(ステップS102:Yes)、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をカウントアップした後(ステップS106)、カウント値が所定回数未満であるか否かを判定する(ステップS107)。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数未満であれば(ステップS107:Yes)、演算用計測値生成部112は、メモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値として出力し(ステップS108)、ステップS110に進む。一方、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達している場合は(ステップS107:No)、演算用計測値生成部112は、補正計測値を演算用計測値として出力し(ステップS109)、ステップS110に進む。
次に、制御演算部114が、モータMの目標速度に応じた目標値と、ステップS103、またはステップS108、またはステップS109において演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値との差分に基づいて、モータMを駆動制御するための指令値を算出する(ステップS110)。そして、駆動回路103が、制御演算部114からの指令値に基づいてモータMを駆動し(ステップS111)、本制御周期における一連の処理が終了する。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態のモータ制御装置100は、実計測値が異常判定閾値を越える場合に、目標値に対して異常判定閾値と同じ方向にある補正計測値を演算用計測値とし、目標値と演算用計測値との差分に基づいてモータMを駆動制御するための指令値を算出する。したがって、モータMの急峻な速度変化が生じた場合でも、前回計測値に基づいてモータMを目標速度から離れる方向に誤って制御してしまう不都合を有効に防止することができ、モータMを安定的に制御することができる。
また、本実施形態のモータ制御装置100は、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達するまではメモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値とし、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達すると補正計測値を演算用計測値として、目標値と演算用計測値との差分に基づいてモータMを駆動制御するための指令値を算出する。したがって、ノイズやチャタリングに起因する制御異常を有効に抑制しながら、モータMの急峻な速度変化が生じた場合でも、モータMを安定的に制御することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、以上のようなモータ制御装置100を備えることで、一定速度で回転することが要求されるモータMが安定的に制御されるため、高品位な画像の形成を適切に行うことができる。
(第1変形例)
ところで、以上の説明では、エンコーダ101から出力されるパルス信号に重畳するノイズやチャタリングの影響を排除するために、異常判定閾値として、目標値よりも小さな下限閾値を設定していた。しかし、パルス信号の異常としては、ノイズの重畳やチャタリングのほか、例えばエンコーダ101のセンサ不具合などにより一時的にパルスが出力されないパルス抜けと呼ばれる異常も発生しうる。そこで、以下では、このパルス抜けに起因する制御異常を抑制しながらモータMを安定的に制御する例について、第1変形例として説明する。
パルス抜けが発生した場合は、パルス周期が目標値を大きく上回ることになる。そこで、第1変形例では、異常判定閾値として、目標値よりも大きな上限閾値を設定する。そして、制御IC110の演算用計測値生成部112は、実計測値がこの上限閾値よりも大きい値であれば、実計測値が異常判定閾値を越えたと判断し、実計測値が上限閾値以下の値であれば、実計測値が異常判定閾値を越えていないと判断する。なお、モータ制御装置100の構成や基本的な制御方法は上述した例と同様である。
ここで、第1変形例のモータ制御装置100の動作について、従来技術による制御を行った場合と対比しながら説明する。以下では、制御周期C0で目標値を下回っていた実計測値が、モータMに急峻な速度変化(回転速度の低下)があったために、次の制御周期C1において異常判定閾値として設定された上限閾値を上回った場合を例に挙げて説明する。
図7は、上記のシーンにおいて従来技術による制御を行った場合(比較例)の演算用計測値の時間変化を示す図である。図中の破線のグラフは実計測値の時間変化を示し、実線のグラフが演算用計測値の時間変化を示している。図の縦軸はパルス周期の大きさ、横軸は時間である。
図7に示すように、比較例では、モータMの急峻な速度変化に伴って制御周期C1で計測される実計測値が上限閾値を上回る(異常判定閾値を越える)と、前の制御周期C0で計測された前回計測値、つまり、目標値よりも小さな値である前回計測値が演算用計測値として出力される。その結果、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値が、モータMの速度をさらに遅くするような指令値となり、次の制御周期C2で計測される実計測値も上限閾値を上回ることになる。そして、制御周期C2においても同様に、制御周期C0で計測された前回計測値が演算用計測値として出力され、モータMの速度をさらに遅くするような指令値が算出される。
比較例では、その後も、実計測値が上限閾値を上回る限り、制御周期C0で計測された前回計測値が演算用計測値として出力され続ける。このため、その後の制御周期C3、C4、C5、・・・においても、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値が、モータMの速度をさらに遅くするような指令値となり、モータMの速度を目標速度に近づけることができなくなる。
図8は、上記のシーンにおいて、第1変形例のモータ制御装置100の演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値の時間変化を示す図である。なお、図8では、異常判定閾値として設定された上限閾値そのものを補正計測値として用いる例を示しているが、補正計測値は上述したように上限閾値そのものでなくてもよい。図7と同様、図中の破線のグラフは実計測値の時間変化を示し、実線のグラフが演算用計測値の時間変化を示している。図の縦軸はパルス周期の大きさ、縦軸は時間である。
図8に示すように、第1変形例のモータ制御装置100では、モータMの急峻な速度変化に伴って制御周期C1で計測される実計測値が上限閾値を上回る(異常判定閾値を越える)と、演算用計測値生成部112が、前の制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。このとき、異常カウンタ113のカウント値がカウントアップされる。
その後、比較例と同様に、制御周期C2および制御周期C3においても実計測値が上限閾値を上回ることになるが、第1変形例のモータ制御装置100では、実計測値が上限閾値を上回るたびに、異常カウンタ113のカウント値がカウントアップされる。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数(図8の例では3回)に達するまでは、演算用計測値生成部112が、制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達すると、演算用計測値生成部112が、目標値よりも大きな値である補正計測値(ここでは、異常判定閾値として設定された上限閾値)を演算用計測値として出力する。
図8の例では、制御周期C2においては異常カウンタ113のカウント値が2であり、所定回数である3に達していないため、演算用計測値生成部112は、制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。次の制御周期C3では、異常カウンタ113のカウント値が所定回数である3に達するため、演算用計測値生成部112は、補正計測値(上限閾値)を演算用計測値として出力する。補正計測値は目標値よりも大きな値である。したがって、補正計測値が演算用計測値として出力されると、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値は、モータMの速度を速くする指令値となる。
その後、制御周期C4および制御周期C5においても実計測値が上限閾値を上回るが、異常カウンタ113のカウント値がすでに3に達しているため、演算用計測値生成部112は、補正計測値(上限閾値)を演算用計測値として出力する。その結果、モータMの速度を速くする指令値が駆動回路103に入力され続け、実計測値が目標値に徐々に近づいていくことになる。そして、制御周期C6において実計測値が上限閾値以下になると、演算用計測値生成部112は、実計測値を演算用計測値として出力し、異常カウンタ113のカウント値をクリアする。その後は、目標値と実計測値との差分に基づいて指令値が算出され、モータMの速度が目標速度に収束していく。
次に、図9を参照して、第1変形例のモータ制御装置100による制御手順について説明する。図9は、第1変形例のモータ制御装置100の制御手順を示すフローチャートである。図9のフローチャートで示す一連の処理は、制御周期ごとに繰り返し実施される。
処理が開始されると、まず、制御IC110の計測部111が、エンコーダ101から出力されるパルス信号の周期(パルス周期)を計測する(ステップS201)。計測部111が計測したパルス周期は、実計測値として演算用計測値生成部112に入力される。
次に、演算用計測値生成部112が、計測部111から入力した実計測値が異常判定閾値として設定された上限閾値を上回っているか否かを判定する(ステップS202)。そして、実計測値が上限閾値以下であれば(ステップS202:No)、演算用計測値生成部112は、実計測値を演算用計測値として出力する(ステップS203)。その後、演算用計測値生成部112は、実計測値をメモリ102に書き込んでメモリ102が記憶する前回計測値を新たな実計測値で更新する(ステップS204)。また、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をリセットし(ステップS205)、ステップS210に進む。
一方、ステップS202で実計測値が上限閾値を上回っていると判定した場合(ステップS202:Yes)、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をカウントアップした後(ステップS206)、カウント値が所定回数未満であるか否かを判定する(ステップS207)。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数未満であれば(ステップS207:Yes)、演算用計測値生成部112は、メモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値として出力し(ステップS208)、ステップS210に進む。一方、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達している場合は(ステップS207:No)、演算用計測値生成部112は、補正計測値を演算用計測値として出力し(ステップS209)、ステップS210に進む。
次に、制御演算部114が、モータMの目標速度に応じた目標値と、ステップS203、またはステップS208、またはステップS209において演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値との差分に基づいて、モータMを駆動制御するための指令値を算出する(ステップS210)。そして、駆動回路103が、制御演算部114からの指令値に基づいてモータMを駆動し(ステップS211)、本制御周期における一連の処理が終了する。
以上説明したように、第1変形例のモータ制御装置100は、目標値よりも大きな上限閾値を異常判定閾値として設定し、実計測値が連続して上限閾値を上回った回数が所定回数に達するまではメモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値とし、実計測値が連続して上限閾値を上回った回数が所定回数に達すると、目標値よりも大きな値である補正計測値を演算用計測値として、目標値と演算用計測値との差分に基づいてモータMを駆動制御するための指令値を算出する。したがって、パルス抜けに起因する制御異常を有効に抑制しながら、モータMの急峻な速度変化が生じた場合でも、モータMを安定的に制御することができる。
(第2変形例)
次に、目標値よりも小さな下限閾値と目標値よりも大きな上限閾値との2つの異常判定閾値を設定した例を、第2変形例として説明する。第2変形例では、制御IC110の演算用計測値生成部112は、実計測値が下限閾値よりも小さい値または上限閾値よりも大きい値である場合に、実計測値が異常判定閾値を越えたと判断し、実計測値が下限閾値以上で且つ上限閾値以下の値である場合に、実計測値が異常判定閾値を越えていないと判断する。なお、モータ制御装置100の構成や基本的な制御方法は上述した例と同様である。
図10は、第2変形例のモータ制御装置100の演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値の時間変化を示す図である。図10の例は、図8の例と同様に、制御周期C0で目標値を下回っていた実計測値が、モータMに急峻な速度変化(回転速度の低下)があったために、次の制御周期C1において異常判定閾値として設定された上限閾値を上回った場合を想定している。なお、図10では、図8の例と同様に、異常判定閾値として設定された上限閾値そのものを補正計測値として用いる例を示しているが、補正計測値は異常判定閾値とは異なる値であってもよい。図中の破線のグラフは実計測値の時間変化を示し、実線のグラフが演算用計測値の時間変化を示している。図の縦軸はパルス周期の大きさ、横軸は時間である。
図10に示すように、第2変形例のモータ制御装置100では、モータMの急峻な速度変化に伴って制御周期C1で計測される実計測値が上限閾値を上回る(異常判定閾値を越える)と、演算用計測値生成部112が、前の制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。このとき、異常カウンタ113のカウント値がカウントアップされる。
図10の例では、その後、ノイズの重畳やチャタリングなどの影響により制御周期C2で実計測値が一時的に下限閾値を下回るが、次の制御周期C3では、実計測値が再度上限閾値を上回る。第2変形例のモータ制御装置100では、実計測値が上限閾値を上回った場合と下限閾値を下回った場合とを含め、実計測値が異常判定閾値を越えるたびに異常カウンタ113のカウント値がカウントアップされる。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数(図10の例では3回)に達するまでは、演算用計測値生成部112が、制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達すると、演算用計測値生成部112が、補正計測値を演算用計測値として出力する。第2変形例では、演算用計測値生成部112は、異常判定閾値として設定された上限閾値と下限閾値のうち、実計測値が最初に越えた異常判定閾値と同じ方向の値を補正計測値とする。
図10の例では、制御周期C2においては異常カウンタ113のカウント値が2であり、所定回数である3に達していないため、演算用計測値生成部112は、制御周期C0で計測された前回計測値を演算用計測値として出力する。次の制御周期C3では、異常カウンタ113のカウント値が所定回数である3に達するため、演算用計測値生成部112は、異常判定閾値として設定された上限閾値と下限閾値のうち、制御周期C1で実計測値が越えた異常判定閾値である上限閾値と同じ方向の値である補正計測値(ここでは上限閾値)を演算用計測値として出力する。補正計測値は目標値よりも大きな値である。したがって、補正計測値が演算用計測値として出力されると、目標値と演算用計測値との差分に基づいて算出される指令値は、モータMの速度を速くする指令値となる。
その後、制御周期C4および制御周期C5においても実計測値が上限閾値を上回るが、異常カウンタ113のカウント値がすでに3に達しているため、演算用計測値生成部112は、補正計測値(上限閾値)を演算用計測値として出力する。その結果、モータMの速度を速くする指令値が駆動回路103に入力され続け、実計測値が目標値に徐々に近づいていくことになる。そして、制御周期C6において実計測値が上限閾値以下になると、演算用計測値生成部112は、実計測値を演算用計測値として出力し、異常カウンタ113のカウント値をクリアする。その後は、目標値と実計測値との差分に基づいて指令値が算出され、モータMの速度が目標速度に収束していく。
次に、図11を参照して、第2変形例のモータ制御装置100による制御手順について説明する。図11は、第2変形例のモータ制御装置100の制御手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートで示す一連の処理は、制御周期ごとに繰り返し実施される。
処理が開始されると、まず、制御IC110の計測部111が、エンコーダ101から出力されるパルス信号の周期(パルス周期)を計測する(ステップS301)。計測部111が計測したパルス周期は、実計測値として演算用計測値生成部112に入力される。
次に、演算用計測値生成部112が、計測部111から入力した実計測値が下限閾値を下回っているか否かを判定する(ステップS302)。そして、実計測値が下限閾値以上であれば(ステップS302:No)、演算用計測値生成部112は、さらに、計測部111から入力した実計測値が上限閾値を上回っているか否かを判定する(ステップS303)。そして、実計測値が上限閾値以下であれば(ステップS303:No)、演算用計測値生成部112は、実計測値を演算用計測値として出力する(ステップS304)。その後、演算用計測値生成部112は、実計測値をメモリ102に書き込んでメモリ102が記憶する前回計測値を新たな実計測値で更新する(ステップS305)。また、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をリセットし(ステップS306)、ステップS314に進む。
一方、ステップS303で実計測値が上限閾値を上回っていると判定した場合(ステップS303:Yes)、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をカウントアップした後(ステップS307)、カウント値が所定回数未満であるか否かを判定する(ステップS308)。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数未満であれば(ステップS308:Yes)、演算用計測値生成部112は、メモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値として出力し(ステップS309)、ステップS314に進む。一方、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達している場合は(ステップS308:No)、演算用計測値生成部112は、補正計測値を演算用計測値として出力し(ステップS310)、ステップS314に進む。
また、ステップS302で実計測値が下限閾値を下回っていると判定した場合には(ステップS302:Yes)、演算用計測値生成部112は、異常カウンタ113のカウント値をカウントアップした後(ステップS311)、カウント値が所定回数未満であるか否かを判定する(ステップS312)。そして、異常カウンタ113のカウント値が所定回数未満であれば(ステップS312:Yes)、演算用計測値生成部112は、メモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値として出力し(ステップS309)、ステップS314に進む。一方、異常カウンタ113のカウント値が所定回数に達している場合は(ステップS312:No)、演算用計測値生成部112は、補正計測値を演算用計測値として出力し(ステップS313)、ステップS314に進む。
次に、制御演算部114が、モータMの目標速度に応じた目標値と、ステップS304、またはステップS309、またはステップS310、またはステップS313において演算用計測値生成部112が出力する演算用計測値との差分に基づいて、モータMを駆動制御するための指令値を算出する(ステップS314)。そして、駆動回路103が、制御演算部114からの指令値に基づいてモータMを駆動し(ステップS315)、本制御周期における一連の処理が終了する。
以上説明したように、第2変形例のモータ制御装置100は、下限閾値と上限閾値との2つの異常判定閾値を設定し、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達するまではメモリ102が記憶する前回計測値を演算用計測値とし、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達すると補正計測値を演算用計測値として、目標値と演算用計測値との差分に基づいてモータMを駆動制御するための指令値を算出する。したがって、ノイズやチャタリングに起因する制御異常と、パルス抜けに起因する制御異常との双方を有効に抑制しながら、モータMの急峻な速度変化が生じた場合でも、モータMを安定的に制御することができる。
なお、以上の説明では一つの異常カウンタ113で上限閾値および下限閾値の両方の閾値を超えた場合をカウントする例を記載したが、異常カウンタ113は上限閾値用と下限閾値用の2種類を用いてもよい。ただし、異常カウンタ113が一つである方が、モータMの振動をより早く検知することができるため有効である。
なお、本実施形態のモータ制御装置100において、制御IC110の各部(計測部111、演算用計測値生成部112、異常カウンタ113、および制御演算部114)の機能は、例えば、制御IC110で所定の制御プログラムを実行することによって実現することができる。制御IC110は、例えば、CPU、RAM、ROM、入出力IFといったコンピュータを構成する基本的な構成要素を備え、CPUが、RAMをワークエリアとして利用して、予めROMに組み込まれて提供されるプログラムを実行することで、上述した各部の機能を実現する。なお、制御IC110のCPUが実行するプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
また、制御IC110のCPUが実行する制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。さらに、制御IC110のCPUが実行する制御プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
制御IC110のCPUが実行する制御プログラムは、上述した計測部111、演算用計測値生成部112、異常カウンタ113、および制御演算部114を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしては、例えばCPUがROMから制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM上にロードされ、上記各部がRAM上に生成されるようになっている。
以上、本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を加えながら具体化することができる。
例えば、上述した実施形態では、エンコーダ101を用いた構成を前提として、モータMの回転速度に応じた計測値としてエンコーダ101が出力するパルス信号の周期(パルス周期)を計測しているが、モータMの回転速度に応じた計測値はパルス周期に限られるものではない。例えばホール素子やレゾルバを用いた構成など、モータMの回転速度を他の方法で検知する構成の場合は、その構成に応じた計測値を計測すればよい。
また、上述した実施形態では、実計測値が連続して異常判定閾値を越えた回数が所定回数に達すると、異常判定閾値を演算用計測値として用いているが、異常判定閾値以外の補正計測値を演算用計測値として用いることもできる。例えば、異常判定閾値が下限閾値であれば、目標値よりも小さな値であって下限閾値とは異なる補正計測値を演算用計測値として用いてもよい。また、異常判定閾値が上限閾値であれば、目標値よりも大きな値であって上限閾値とは異なる補正計測値を演算用計測値として用いてもよい。
また、上述した実施形態では、本発明を適用可能な画像形成装置の一例として、中間転写方式のタンデム型カラー複写機として構成された画像形成装置1を例示したが、本発明は、あらゆるタイプの画像形成装置に対して広く適用することができる。また、本発明は、画像形成装置に限らず、一定速度で回転することが要求されるモータを備えた機器に対して広く適用することができる。
1 画像形成装置
100 モータ制御装置
101 エンコーダ
102 メモリ
103 駆動回路
110 制御IC
111 計測部
112 演算用計測値生成部
113 異常カウンタ
114 制御演算部
M モータ
特許第2886606号公報

Claims (10)

  1. モータの回転速度に応じた計測値を出力する計測部と、
    前記計測値が目標値に近づくように前記モータの駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記計測値が予め定めた異常判定閾値を越えない場合は、前記計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御し、前記計測値が前記異常判定閾値を越える場合は、前記目標値に対して前記異常判定閾値と同じ方向にある補正計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記計測値が連続して前記異常判定閾値を越えた回数をカウントするカウンタを備え、
    前記制御部は、前記計測値が前記異常判定閾値を越える場合に、前記カウンタがカウントした前記回数が所定回数に達するまでは、前記異常判定閾値を越える直前に出力された、前記異常判定閾値を越えていない前記計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御し、前記カウンタがカウントした前記回数が前記所定回数に達すると、前記補正計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記異常判定閾値は前記目標値よりも小さな下限閾値と、前記目標値よりも大きな上限閾値とを含み、
    前記制御部は、前記計測値が前記下限閾値よりも小さな場合である場合、または、前記計測値が前記上限閾値よりも大きな値である場合に、前記計測値が前記異常判定閾値を超えたと判断し、前記カウンタがカウントした前記回数が前記所定回数に達すると、当該回数に達した際の前記異常判定閾値と同じ方向にある前記補正計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記制御部は、前記異常判定閾値を前記補正計測値とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記異常判定閾値は、前記目標値よりも小さい下限閾値であり、
    前記制御部は、前記計測値が前記下限閾値よりも小さい値である場合に、前記計測値が前記異常判定閾値を越えたと判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  6. 前記異常判定閾値は、前記目標値よりも大きい上限閾値であり、
    前記制御部は、前記計測値が前記上限閾値よりも大きな値である場合に、前記計測値が前記異常判定閾値を越えたと判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  7. 前記異常判定閾値は、前記目標値よりも小さな下限閾値と、前記目標値よりも大きな上限閾値とを含み、
    前記制御部は、前記計測値が前記下限閾値よりも小さな値である場合、または、前記計測値が前記上限閾値よりも大きな値である場合に、前記計測値が前記異常判定閾値を越えたと判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  8. 前記モータの回転と同期したパルス信号を出力するエンコーダを備え、
    前記計測部は、前記モータの回転速度に応じた計測値として、前記パルス信号のパルス周期を計測して出力することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  9. 画像形成に用いられるモータと、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のモータ制御装置と、を備える画像形成装置。
  10. モータの回転速度に応じた計測値を出力する計測工程と、
    前記計測値が目標値に近づくように前記モータの駆動を制御する制御工程と、を含み、
    前記制御工程では、前記計測値が予め定めた異常判定閾値を越えない場合は、前記計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御し、前記計測値が前記異常判定閾値を越える場合は、前記目標値に対して前記異常判定閾値と同じ方向にある補正計測値と前記目標値との差分に基づいて前記モータの駆動を制御することを特徴とするモータ制御方法。
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