JP2014225101A - エアーコンプレッサのユーザ支援システム及び方法 - Google Patents

エアーコンプレッサのユーザ支援システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エアーコンプレッサに異常が生じたときや複雑な操作が必要になったときに、その状況に応じた個別具体的なガイダンスを速やかに提供できるようにする。【解決手段】本発明の支援システムは、メッセージ情報を簡易表示するディスプレイを具備するコンプレッサと、このコンプレッサと通信可能であって、前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を表示可能な情報端末を含んで構成される。例えばコンプレッサに何らかの異常が発生すると、該コンプレッサにメッセージコードが表示され、次いで、そのメッセージが近距離無線通信で情報端末に送られる。ユーザの端末では、コンプレッサから受信したメッセージに対応するガイダンス情報が抽出され、次に、抽出されたガイダンス情報が端末のディスプレイに表示される。ガイダンス情報には、コンプレッサの現状に対応した個別具体的な解決策が含まれるので、ユーザはそのガイダンスに従って適切に対処できる。【選択図】図1

Description

本発明は、エアーコンプレッサのユーザに対して、該コンプレッサの状況に応じたガイダンス情報(ユーザ支援情報)を提供することで、その取り扱い、リカバリー操作、セキュリティ操作、保守、管理などを支援するシステム及び方法に関するものである。
圧縮エアーを生成する装置としてエアーコンプレッサが一般的に知られており、工事現場などでの釘打ち作業に用いられている。例えば特許文献1に開示されたエアーコンプレッサは、圧縮エアーを生成する圧縮装置と、その圧縮エアーを貯留するエアータンクとで構成されている。圧縮装置は、カバーに覆われた状態でエアータンクの上に載置固定されている。圧縮装置を支えるエアータンクは、一般的に2本のボンベからなり、並列状態で配置されている。
特開2010−096141号公報
近年のエアーコンプレッサは、稼働中の機器に何らかの不具合が発生すると、その稼働を停止するように構成されている。このような不具合が発生した場合、その不具合の程度が軽微であれば、ユーザ自身による簡単な処置でリカバリーできるものも多いが、ユーザの知識不足や不慣れが原因で、遠隔地にいる保守管理者(メーカや販売店などの担当者)がわざわざ現場まで呼び出され、整備を強いられるといった事態が頻繁に発生していた。
また、エアーコンプレッサの取り扱いに不慣れなユーザにとっては、ひとたび機器に不具合が生じると、たとえその不具合が軽微なものであっても、長時間にわたって保守管理者の到着や機器復旧を待っている必要があった。よって、そのようなユーザにとっては、エアーコンプレッサに不具合が生じるたびに、長時間にわたって作業中止に追い込まれる虞があった。
しかしながら、このような軽微な不具合は、機器の現状に応じた的確なガイダンス(分かり易くて適切な処置方法や解決方法など)を、その現場ですぐにユーザに与えることができれば、たとえそのユーザが不慣れであっても、ユーザ自身の判断と操作で簡単かつ速やかにリカバリーできるものも多い。
そのため、エアーコンプレッサの保守管理者やユーザからは、機器に不具合が生じたときに、その状況に応じた個別具体的な案内をその場で速やかにユーザに提示してくれる、新たな支援手段が望まれていた。
なお、このような支援手段は、従来では、エアーコンプレッサに同梱のユーザマニュアルなどが担ってきた。しかしながら、この種の紙媒体のマニュアルは、事例毎の解決策を詳細に書けば書くほど分厚くて難解になるため、このようなマニュアルを現場で参照しても、必ずしも適切な解決策に迅速に辿り着けるとは限らなかった。また、マニュアルに目を通さないユーザも多く存在し、そのような面倒を避けるユーザにとっては、不具合が生じた場合に自身の判断と作業だけで機器のリカバリーを図ることは極めて困難であった。また、メーカや販売会社にコールセンターなどを用意し、電話やEメールでガイダンスや指示を与えることも提案されたが、機器の現状を正確に把握できない遠隔地からは、的確な案内を与えることは極めて困難であった。
また、故障などの不具合発生は、適切なタイミングで整備等を施すことで、ある程度予防することは可能であるが、メンテナンス時期の把握や管理は極めて煩雑で、その時期を失念して(又は気づかずに)使用し続ける場合が多い。
このような場合に、適切なメンテナンス時期を保守管理者からユーザ側に告知できれば好ましいが、遠隔地にいる保守管理者側では個々の機器について現在の正確な状態を把握できないため、個々のユーザに適切なメンテナンス時期を告知することができなかった。
そのため、メンテナンス時期が到来したときに、その事実をユーザに個別に告知可能な新たな手段が望まれていた。
さらに近年では、電子制御式のセキュリティ手段をエアーコンプレッサに組み込むことが本願出願人によって提案されており、今後販売されるエアーコンプレッサでは、機器のON/OFF操作に加えて、複雑なセキュリティ操作などが必要になると想定される。
このようなセキュリティ手段を具備するエアーコンプレッサは、機器管理や盗難抑止という点では好ましいが、一方で、複雑な機器操作(セキュリティに関する操作など)をユーザに強いることになるため、機器の扱いに不慣れなユーザに混乱を招く虞がある。
また、機器操作が複雑になれば、ユーザマニュアルが更に難解・複雑になるため、メーカや販売会社への問い合わせが増えて、メーカや販売店側の負担が増えることとなり、効率的な保守管理の妨げとなる虞がある。
そのため、今後想定される機器操作の複雑化に備えて、たとえ操作が複雑になっても、あらゆるレベルのユーザが簡単に機器を取り扱えるようにする手段の開発が望まれていた。
(本発明の目的)
そこで、上述した問題点に鑑み、本発明の目的は、エアーコンプレッサに何らかの異常が生じたときや、メンテナンスが必要になったとき、或いはセキュリティ操作などが必要になったときに、的確で個別具体的な操作手順などを速やかに提示することができ、また、その場で簡単かつ速やかに事態解決を図ることが可能な、ユーザ支援手段を備えたシステムと方法を提供することにある。
このような目的は、エアーコンプレッサと、該コンプレッサの状態(機器のステータスやモードといったものも含まれる)に応じたガイダンス情報(現状のエアーコンプレッサのユーザにとって有用な情報)をユーザに向けて表示するための表示手段を具備する携帯型情報端末と、を有するエアーコンプレッサのユーザ支援システムによって達成される。
また上記目的は、ユーザ向けの案内や通知などに関するメッセージ情報を表示するための表示手段を具備するエアーコンプレッサと、前記エアーコンプレッサと近距離無線通信にて通信可能に構成され、前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を表示するための表示手段を具備する携帯型情報端末と、を有するエアーコンプレッサのユーザ支援システムによって達成される。
携帯型情報端末において表示される前記ガイダンス情報は、情報端末側の情報記録媒体に記録されていてもよい。
或いは、前記エアーコンプレッサ側の情報記録媒体に記録し、前記エアーコンプレッサから携帯型情報端末へ送信するようにしてもよい。
前記ガイダンス情報は、それに対応するメッセージ情報に関連付けられた状態で記録されていることが好ましい。
また上記目的は、エアーコンプレッサと携帯型情報端末との間で通信を行って、コンプレッサ側の状態を情報端末側に通知するステップと、通知された前記エアーコンプレッサの状態に応じたガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法によって達成される。
また上記目的は、エアーコンプレッサの表示手段にメッセージ情報を表示するステップと、前記エアーコンプレッサで表示された前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法によって達成される。
また上記目的は、エアーコンプレッサからそのメッセージ情報を携帯型情報端末に送信するステップと、エアーコンプレッサから受信した前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を、携帯型情報端末の情報記録媒体から読み出すステップと、読み出した前記ガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法によって達成される。
また上記目的は、エアーコンプレッサのメッセージ情報に対応するガイダンス情報を、該コンプレッサの情報記録媒体から読み出すステップと、読み出した前記ガイダンス情報を、エアーコンプレッサから携帯型情報端末に送信するステップと、エアーコンプレッサから受信した前記ガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法によって達成される。
なお、情報端末側で表示される前記ガイダンス情報には、例えば下記1)〜3)に挙げるような種類の少なくとも何れかの情報が含まれる。
1) 前記エアーコンプレッサに異常が発生したときに、その異常の個別具体的な症状、内容、原因、解決方法などの少なくとも何れかをユーザに知らせるための情報。
2) 前記エアーコンプレッサにメンテナンスが必要になったときに、その事実、個別具体的なメンテナンス内容、メンテナンスの依頼先などの少なくとも何れかをユーザに知らせるための情報。
3) 前記エアーコンプレッサのセキュリティ設定を変更するときに、変更内容に応じた個別具体的なセキュリティ操作方法などをユーザに知らせるための情報。
本発明のユーザ支援システムでは、エアーコンプレッサに何らかの異常が生じたときに、エアーコンプレッサ側にメッセージ情報(機器の異常をユーザに知らせるメッセージなど)がコンプレッサに簡易的に表示されるとともに、そのメッセージ情報に対応した個別具体的なガイダンス情報がユーザの携帯型情報端末に表示されるようになっている。情報端末に表示されるガイダンス情報には、例えば、現時点の機器で生じている事態の内容(具体的には、操作ミス、故障、誤操作による作動不能、環境要因などによる稼動停止の事実)や、その事態を解決に導くための具体的案内などが含まれている。
このようなシステム構成によれば、機器の取り扱いに慣れたユーザであれば、エアーコンプレッサ側に簡易表示された情報(メッセージコードなど)を参照するだけで事態を把握し、ユーザ自身の経験と知識に基づいて、事態解決のための処置をユーザ自身で施すことができる。
また、機器の取り扱いに不慣れなユーザであっても、自己の携帯型情報端末に表示されたガイダンス情報(個別具体的な解決策や操作方法など)を参照することで、その詳細なガイダンスに従って適切な処置を速やかに施すことができる。
よって本発明によれば、エアーコンプレッサに不具合が生じた場合でも、保守管理担当者に頼ることなく、適切なリカバリー処理等をユーザ自身の判断で速やかに進めることが可能になる。したがって、例えばエアーコンプレッサに軽微な不具合が生じた場合には、どのような知識レベルのユーザであっても、ユーザ自身の処置でエアーコンプレッサを早期にリカバリーさせ、早期の作業再開を図ることが可能になる。
また、エアーコンプレッサの保守管理担当者にとっては、軽微な不具合の際に、遠隔地からわざわざ現場まで出向く必要がなくなるので、省力で効率的な保守管理が可能になる。
また本発明では、エアーコンプレッサにメンテナンス時期が到来したとき又はその時期が近づいてきたときには、メッセージ情報(メンテナンスが必要であることをユーザに知らせるメッセージなど)がコンプレッサに簡易的に表示されるとともに、そのメッセージ情報に対応した個別具体的なガイダンス情報がユーザの携帯型情報端末に表示されるようになっている。このガイダンス情報には、例えば、メンテナンスを促す案内、メンテナンスの具体的内容、メンテナンス時期、メンテナンスの依頼先などの具体的案内が含まれている。
このようなシステム構成によれば、機器の取り扱いに慣れたユーザであれば、エアーコンプレッサ側に簡易表示された情報(メッセージコードなど)を参照するだけで、メンテナンスの手配を進めることができる。
また、機器の取り扱いに不慣れなユーザであっても、自己の携帯型情報端末に表示されたガイダンス情報(個別具体的なメンテナンス案内など)を参照することで、メンテナンスを受けることを強く促されるので、メンテナンスの失念を確実に防止できる。
また本発明では、エアーコンプレッサのセキュリティ設定を変更するときに、メッセージ情報(所定のセキュリティ操作が必要な状態にあることをユーザに知らせるメッセージなど)がコンプレッサに簡易的に表示されるとともに、そのメッセージ情報に対応した個別具体的なガイダンス情報がユーザの携帯型情報端末に表示されるようになっている。このガイダンス情報には、例えば「新たに登録する情報端末をコンプレッサにかざしてください」など、セキュリティ設定を完了するための個別具体的な操作案内が含まれている。
このようなシステム構成によれば、機器の取り扱いに慣れたユーザであれば、エアーコンプレッサ側に簡易表示された情報(メッセージコードなど)を参照するだけで、必要なセキュリティ操作を進めることができる。
また、機器の取り扱いに不慣れなユーザであっても、自己の携帯型情報端末に表示されたガイダンス情報(設定を完了するための個別具体的な操作方法など)を参照することで、設定の完了に必要な操作を滞りなく進めることができる。
また本発明では、情報端末側にガイダンス情報を記録可能であるので、このようなガイダンス情報をエアーコンプレッサ側に記録させる場合と比較して、エアーコンプレッサの構成を簡略化できる。また、情報端末とエアーコンプレッサとの間でガイダンス情報をやり取りする必要がないので、データの通信量が少なくて済み、必要なガイダンス情報を情報端末側に速やかに表示できる。また、携帯電話やスマートフォンなどの情報端末にガイダンス情報を記録することで、該情報端末に内蔵のネットワーク通信機能を使ってガイダンス情報をアップデートできるので、エアーコンプレッサの提供後でも必要に応じてガイダンス情報の更新・追加が可能になる。
また本発明では、エアーコンプレッサ側にガイダンス情報を記録する態様も採用可能である。この場合には、情報端末側にガイダンス情報を記録する必要がないので、情報端末にインストールするユーザ支援用のアプリケーション(ソフトウェア)を軽量化でき、情報端末へのアプリケーションのインストールを速やかに完了できる。また、情報端末にインストールするアプリケーションを軽量化できることで、情報端末側の記録容量を圧迫するのを避けることができる。
また本発明において、携帯型情報端末を通じて提供されるガイダンス情報は、従来のユーザマニュアルなどに記載された操作案内や解決策、トラブルシューティングに相当するものである。したがって、本発明によれば、情報端末にユーザマニュアルの機能を担わせることができるので、紙媒体としてのユーザマニュアルを簡略化することが可能になり、省資源に大きく貢献できる。
また本発明によれば、エアーコンプレッサ側に詳細なガイダンス情報を表示せず、ユーザの携帯型情報端末にそのガイダンス情報を表示するようになっている。このように、ガイダンス情報の提供にあたって、ユーザ側で所持する端末(携帯電話やスマートフォンなど)を利用するので、コンプレッサに大掛かりな表示装置を設ける必要がない。したがって、エアーコンプレッサの構成の複雑化を避けつつ、ユーザに有用なガイダンス情報を提供できるようになる。
エアーコンプレッサのユーザ支援システム(第1実施形態)の概略構成を示す図である。 エアーコンプレッサと複数の携帯型情報端末を含んで構成される、本発明のユーザ支援システムを示す図である。 エアーコンプレッサ側に簡易表示されるメッセージ情報と、携帯型情報端末側に表示されるガイダンス情報の表示例(その1)を示す図である。 エアーコンプレッサ側に簡易表示されるメッセージ情報と、携帯型情報端末側に表示されるガイダンス情報の表示例(その2)を示す図である。 エアーコンプレッサ側に簡易表示されるメッセージ情報と、携帯型情報端末側に表示されるガイダンス情報の表示例(その3)を示す図である。 本発明において携帯型情報端末にガイダンス情報を表示する際の処理例1(第1実施形態)を示すフローチャートである。 本発明において携帯型情報端末にガイダンス情報を表示する際の処理例2(第1実施形態)を示すフローチャートである。 エアーコンプレッサのユーザ支援システム(第2実施形態)の概略構成を示す図である。 本発明において携帯型情報端末にガイダンス情報を表示する際の処理例(第2実施形態)を示すフローチャートである。
(システム構成の概要)
本発明に係るエアーコンプレッサのユーザ支援システム(以下、「ユーザ支援システム」と略称)の概略構成を図1に示す。
本発明のユーザ支援システムは、図1に示すように、圧縮エアーを生成するエアーコンプレッサと、該コンプレッサと近距離無線通信可能な携帯型情報端末を含んで構成される。
エアーコンプレッサ(以下「コンプレッサ」と略称)は、圧縮エアーを生成する圧縮装置のほか、この圧縮装置の制御や機器状態の監視などを担う制御装置(電子制御式セキュリティ装置)を具備している。この制御装置は、主として、ユーザに対してメッセージ情報を簡易的に表示するための表示手段(一例として7セグメントディスプレイ)と、このメッセージ情報を携帯型情報端末に送信するための近距離無線通信手段(一例としてNFCモジュール)などを有している。
「メッセージ情報」とは、例えば、当該コンプレッサの機器状態やメンテナンスなどに関連するメッセージと、そのメッセージコードの少なくとも何れか一方を含んで構成されるものである(詳細は後述)。本実施形態においてこのメッセージ情報は、図3〜図5の左側に例示するように、コンプレッサの7セグメントディスプレイに、例えば「E1」「A1」「sr」などのように簡易的に表示される。
携帯型情報端末(以下「情報端末」と略称)は、主として、コンプレッサと近距離無線通信するための通信手段(一例としてNFCチップ)と、コンプレッサのユーザに対するガイダンス情報を表示するための表示手段(一例としてディスプレイ)を具備している。この情報端末は、コンプレッサを電子的に施錠/解錠するためのセキュリティキー(電子キー)としても機能するようになっている。
上記構成の情報端末に表示される「ガイダンス情報」とは、コンプレッサ側で簡易表示されるメッセージ情報に対応する詳細情報であって、コンプレッサのユーザに対する具体的案内に関する情報である。このガイダンス情報は、図3〜図5の右側に例示するように情報端末のディスプレイに表示されて、ユーザに対して具体的な案内(コンプレッサの現状に対応する個別具体的な案内)を提供するものである。
なお、本発明のユーザ支援システムは、図1に示すように、エアーコンプレッサと少なくとも一台の情報端末を含んで構成され、必要であれば、更に一台または複数台の情報端末を含んでもよい。図2に示すように、複数の情報端末のIDコード(識別情報)をエアーコンプレッサに登録することで、これらの情報端末のそれぞれをセキュリティキー(電子キー)として利用できるようになる。コンプレッサにIDコードが登録された情報端末を該コンプレッサの制御装置の近傍にかざすと、制御装置においてID認証が自動的に実行され、認証通過後に当該コンプレッサを稼働させることができるようになる。
以下、コンプレッサ、携帯型情報端末の各構成について具体的に説明する。
(コンプレッサ)
コンプレッサの概略構成を図1の左側に示す。
コンプレッサは圧縮エアーを生成するための機器であって、主として、圧縮エアー生成の役割を担う圧縮装置と、該圧縮装置を制御するとともに情報端末との送受信などの役割を担う制御装置(電子制御式のセキュリティ装置)を具備している。
コンプレッサの圧縮装置は、圧縮エアー生成用のピストンを駆動するためのモータと、該モータを制御するとともに、制御装置側MCUとの間で制御信号の送受信を行う制御手段であるMCUを有している。
上記圧縮装置の制御を担う制御装置は、セキュリティ認証を通過した場合に限って圧縮装置が稼働できるように機器を制御するほか、各種機器情報(セキュリティ情報を含む)を管理したり、コンプレッサの状態を情報端末に通知するなどの役割を担っている。
この制御装置は、コンプレッサの機器状態や操作案内などを簡易表示する手段としての7セグメントディスプレイ(表示手段)と、I/O手段としてのスイッチやLEDと、情報端末と近距離無線通信を行うためのNFCモジュール(近距離無線通信手段)と、上記各部を制御するとともに、圧縮装置側MCUとの間で制御信号の送受信を行うMCUなどを有している。なお、本実施形態では、コンプレッサ側の情報表示手段の一例として、7セグメントディスプレイを採用しているが、LED、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイといった、公知の他の簡易表示手段を採用することも可能である。また、I/O手段はスイッチやLEDに限定されず、入力用のタッチパネルや、警告音や音声案内を出力するためのスピーカーなど、他のI/O手段を採用することも可能である。
制御装置側のMCUの主な役割としては、例えば、情報端末がアクセスしてきた際にそのIDコードの認証を実行し、その認証に成功した場合に限って、当該機器を電子的に施錠又は解錠したり、或いは、現状のコンプレッサに関する情報(メッセージ情報)を情報端末に送信することなどが挙げられる。このMCUはメモリを内蔵しており、該メモリには、認証に用いるIDコード(情報端末の識別情報)などが記録されるようになっている。
簡易表示手段である7セグメントディスプレイには、アルファベットや数字を表示することができるので、ユーザ向けのメッセージ情報を簡易的に表示できる。「メッセージ情報」とは、例えば次の1)〜3)に挙げるような種類の「メッセージ」と「そのメッセージコード(識別情報)」の少なくとも何れか一方を含んで構成されるものが該当する。
1) コンプレッサに異常が発生したときに、その事実またはその内容をユーザに知らせるためのメッセージ。ここでいう「異常」には、機器の故障、誤操作に起因する稼働不能、使用環境に起因する稼働停止(温度異常、電圧異常、過電流などに起因する停止)、などが含まれる。
2) コンプレッサにメンテナンスが必要になったときに(例えば、定期メンテナンスの時期が迫ってきたときや、部品交換が必要になったと判断されたとき)、その事実をユーザに知らせるためのメッセージ。
3) コンプレッサのセキュリティ設定を変更するときに(すなわちコンプレッサがセキュリティ設定変更モードにセットされたときに)、ユーザに対する確認として、セキュリティ設定変更モードにセットされたことをユーザに告知するためのメッセージ。なお、ここでいう「セキュリティ設定の変更」には、例えば、セキュリティ機能の無効化、無効化されたセキュリティ機能の有効化、情報端末の追加登録(IDコードの追加登録)、一部又は全部の情報端末の登録抹消(IDコードの抹消)、などが含まれる。
このようなメッセージ情報は、図3〜図5の左側に示すように、7セグメントディスプレイに簡易的に表示される。なお、表示手段として7セグメントディスプレイを用いる場合には、上記1)〜3)に挙げるようなメッセージそのものを表示することはできないので、例えば「E1」「A1」「sr」などのように、メッセージに対応したメッセージコードを表示する。コンプレッサの取り扱いに慣れたユーザであれば、このメッセージコードを見ただけで事態を把握することができる。
メッセージ情報を構成するメッセージ,メッセージコードの具体例を表1に示す。
このように、7セグメントディスプレイに「E1」「A1」「sr」などの簡易ガイダンス(メッセージコード)を表示することで、機器の取り扱いに慣れたユーザであれば、その簡易表示の内容から機器で起きている事態を把握し、適切な処置(現状の機器に必要な処置など)を施すことが可能になる。
上記構成のコンプレッサを稼働させるときには、はじめに、情報端末(コンプレッサ側にIDコードが登録された情報端末)を制御装置にタッチする又は近づける。これにより、コンプレッサのNFCモジュールと情報端末のNFCチップとの間で近距離無線通信が自動的に実行され、制御装置でのID認証の通過後にセキュリティが解除されて、コンプレッサの圧縮装置を稼働できるようになる。
(携帯型情報端末)
情報端末は、例えばユーザの所持品であるスマートフォンや携帯電話などの携帯型通信装置で構成されている。なお、ここでいう「ユーザ」とは、コンプレッサの所有者や管理者に限定されず、コンプレッサを作業現場で単に利用するだけの者も含まれる。またユーザは一名に限定されず、図2に示すように複数名いてもよい。同様に、本発明の支援システムに含まれる情報端末は一台に限定されず、図2に示すように複数台含まれてもよい。
携帯型情報端末の概略構成を図1の右側に示す。
この情報端末は、コンプレッサの制御装置と近距離無線通信するためのNFCチップ(近距離無線通信手段)と、ユーザ向けのガイダンス情報その他の情報を表示するためのディスプレイ(表示手段)と、前記ガイダンス情報を記録したデータベースと、インターネット経由でサーバー装置などと通信するためのネットワーク通信部と、上記各部を制御するための制御手段であるMCUなどを有している。
近距離無線通信手段をなすNFCチップは、情報端末に内蔵された無線チップで構成されている。
ネットワーク通信部は、インターネットにアクセスできる公知のスマートフォンや携帯電話が具備する情報通信手段と同様である。
ディスプレイは、例えばタッチパネルディスプレイで構成され、入力手段としての機能も具備している。このディスプレイには、図3〜図5の右側に例示するように、ユーザに対する個別具体的ガイダンスであるガイダンス情報を表示することが可能である。「ガイダンス情報」とは、例えば次の1)〜3)に挙げるような種類の情報(コンプレッサの現状に応じた個別具体的な案内情報であって、現状のユーザにとって有用な情報)を含んで構成されるものが該当する。
1) コンプレッサに異常が発生したときに、その異常の個別具体的な症状、内容、原因、解決方法(解決手順その他の解決策)などをユーザに知らせるための情報。ここでいう「異常」には、機器の故障、誤操作に起因する稼働不能、使用環境に起因する稼働停止(温度異常、電圧異常、過電流などに起因する停止)、などが含まれる。
2) コンプレッサにメンテナンスが必要になったときに(例えば、定期メンテナンスの時期が迫ってきたときや、部品交換が必要になったとき)、その事実、個別具体的なメンテナンス内容、メンテナンス会社の連絡先などをユーザに知らせるための情報。
3) コンプレッサのセキュリティ設定を変更するときに(すなわちコンプレッサがセキュリティ設定変更モードにセットされたときに)、変更内容に応じた個別具体的なセキュリティ操作方法などをユーザに知らせるための情報。なお、ここでいう「セキュリティ設定の変更」には、例えば、セキュリティ機能の無効化、無効化されたセキュリティ機能の有効化、情報端末の追加登録(IDコードの追加登録)、一部又は全部の情報端末の登録抹消(IDコードの抹消)、などが含まれる。
なお本実施形態では、図3〜図5の右側に例示するように、ガイダンス情報を情報端末のディスプレイに表示しているが、このようなガイダンス表示に加えて、情報端末のスピーカや受話口から音声ガイダンスを出力するようにしてもよい。
このガイダンス情報は、故障、誤操作、作業環境に起因する稼働停止、メンテナンス時期の到来、分かり難い操作、間違えやすい操作など、様々な事態を想定して予め用意された個別具体的な情報である。そしてこのガイダンス情報は、例えば表2の具体例に示すように、メッセージ情報のメッセージコードに関連付けた状態でデータベース(情報記録媒体)に記録されている。ガイダンス情報を記録するデータベースは、例えばフラッシュメモリのような情報記録媒体で構成される。
上述したように、ガイダンス情報をメッセージ情報(メッセージコード)に関連付けて記録することで、現状のコンプレッサユーザにとって有用なガイダンス情報を速やかに読み出すことができる。表2にガイダンス情報の具体例を示す。
例えばコンプレッサに何らかの不具合が発生したときには、図3左側に例示するように、コンプレッサの7セグメントディスプレイに、不具合発生の事実(メッセージ情報/メッセージコード)が「E1」などのように簡易表示される。一方、このメッセージ情報のメッセージコードを受信した情報端末では、図3右側に例示するように、当該メッセージ情報に対応するガイダンス情報が表示される。不具合が生じた場合のガイダンス情報には、その不具合の個別具体的な症状、内容、原因、解決方法(解決手順その他の解決策)の少なくとも何れかが含まれる。また、必要であれば、メーカや販売店などへの問合せ先(電話番号、Eメールアドレス、担当者名)などがガイダンス情報に含まれてもよい。また、このガイダンス情報には、処置内容をより分かり易くするための画像や動画、アニメーションなどが含まれてもよい。
また、例えばコンプレッサに何らかのメンテナンスが必要になったときには、図4左側に例示するように、コンプレッサの7セグメントディスプレイに、メンテナンスが必要になった事実(メッセージ情報/メッセージコード)が「A1」などのように簡易表示される。一方、このメッセージ情報を受信した情報端末では、図4右側に例示するように、当該メッセージ情報に対応するガイダンス情報が表示される。メンテナンスに関するガイダンス情報には、例えば、必要なメンテナンスの内容や時期が含まれる。また必要であれば、メンテナンス連絡先(メンテナンス会社の住所、電話番号、Eメールアドレス)などが含まれてもよい。
また、例えばコンプレッサのセキュリティ設定の変更が要求されたときには(すなわちコンプレッサがセキュリティ設定変更モードにセットされたときには)、図5左側に例示するように、コンプレッサの7セグメントディスプレイに、ユーザに対する確認として、セキュリティ設定変更モードにセットされたことの事実(メッセージ情報/メッセージコード)が「ss」などのように簡易表示される。一方、このメッセージ情報のメッセージコードを受信した情報端末では、図5右側に例示するように、当該メッセージ情報に対応するガイダンス情報が表示される。セキュリティ設定の変更に関するガイダンス情報には、目的のセキュリティ操作を完了するための個別具体的な操作手順が含まれる。また、必要であれば、操作手順などをより分かり易くするための画像や動画、アニメーションなどが含まれてもよい。
上記構成の情報端末は、例えばコンプレッサのセキュリティをON/OFF(施錠/解錠)する際に用いるほか、コンプレッサに関する個別具体的ガイダンス(ユーザに対する支援情報)を表示する際にも用いられる。このような施錠/解錠やガイダンス表示に情報端末を利用する際には、コンプレッサの制御装置との間で近距離無線通信を実行する。この近距離無線通信では、情報端末のIDコード(識別情報)がコンプレッサへ送信される。また、情報端末にガイダンスを表示する場合には、メッセージ情報などがコンプレッサから情報端末へ向けて送信される。
(ガイダンス情報を表示する際の第1の処理例)
次に図6に基づいて、情報端末のディスプレイにガイダンス情報を表示する際の第1の処理例について説明する。
はじめに、コンプレッサは電源ON状態でスタンバイしている<ステップ S101>。
電源がONの間は、コンプレッサの制御装置のMCUが、機器に異常が生じていないか、或いは、現状の機器にメンテナンス(定期点検や部品交換など)が必要でないか、などについて常時監視している。このような機器の監視は、コンプレッサに設けられた各種センサーなどからのデータや、ユーザの操作状況などをモニターすることで行われる。
そして、制御装置のMCUが、現状の機器に異常発生やメンテナンスの必要性を検出すると<S103>、検出内容に応じたメッセージ情報を7セグメントディスプレイに表示する<S105>。このメッセージ情報の表示は、例えば図3や図4の左側に示すように、ユーザに告知すべきメッセージに対応するメッセージコード(E1、A1など)を表示することで行われる。
コンプレッサの7セグメントディスプレイにメッセージ情報を表示したら、次いで、コンプレッサは、情報端末との通信待ち状態で待機する<S107>。このとき、ユーザに対して近距離無線通信を促すように、例えばLEDなどを点灯または点滅させるようにしてもよく、或いは、スピーカでアラーム音を出力するようにしてもよい。
次いでユーザは、電源ON状態の自己の情報端末にインストールされているユーザ支援アプリケーションを起動させ<S131>、続いて、その情報端末を、コンプレッサのNFCモジュール近傍にかざす(タッチする又は近づける)。その結果、当該情報端末とNFCモジュールとの間で近距離無線通信が自動的に実行されて、当該情報端末のIDコード(識別情報)がコンプレッサ側で自動的に読み出される<S133>。
コンプレッサは、情報端末からIDコードを受信すると、制御装置においてID認証を実行し<S109>、その認証に成功した場合には、ステップ S105で表示したメッセージ情報(ユーザへのメッセージに対応するメッセージコード)を情報端末へ送信する<S111>。この処理により、コンプレッサの現状(機器異常の内容や、必要なメンテナンスなどに関する情報)が情報端末側へ通知される。
なお、上述した S133,S109,S111 の一連のステップは、一瞬で実行されるため、外観的にはこれらの処理はほぼ同時に完了するように見える。情報端末へのメッセージ情報(メッセージコード)の送信が完了したら、コンプレッサの電源をOFFにしない限り、電源ON状態でスタンバイする<S113,S101>。
一方、コンプレッサからメッセージ情報を受信した情報端末は、そのメッセージコードに対応するガイダンス情報を、自己のデータベースから読み出す<S135>。なお、前述したとおり(表2参照)、各ガイダンス情報は、対応するメッセージコードに関連付けて記録してあるので、ガイダンス情報の読み出しは一瞬で完了する。
上記処理を経て読み出されたガイダンス情報は、コンプレッサの現状に応じた個別具体的な案内(解決策など)を含んでおり、情報端末のディスプレイに表示されて<S137>、ユーザの閲覧に供される。このガイダンス情報は、図3や図4の右側に例示するように、単なる識別コードではなく、事態解決に適した個別具体的で詳細な案内として表示されるので、知識の浅いユーザであっても、この案内に従って速やかに適切な処置を施すことができる。
そして、上記ガイダンス情報に沿って必要な処置を施し、或いは、必要な情報を得ることができたら、情報端末のユーザ支援アプリケーションを閉じて<S139>、ガイダンス情報の表示処理が終了する。
上述した方法によれば、機器の取り扱いに慣れたユーザであれば、コンプレッサ側に簡易表示された情報(メッセージコード)を参照するだけで事態を把握し、ユーザ自身の経験と知識に基づいて、事態解決のための処置をユーザ自身で行うことができる。
また、機器の取り扱いに不慣れなユーザであっても、自己の情報端末に表示されたガイダンス情報(個別具体的な解決策など)を参照することで、その詳細なガイダンスに従って適切な処置を速やかに施すことができる。
また、コンプレッサの保守管理担当者にとっては、軽微な不具合の際に、遠隔地からわざわざ現場まで出向く必要がなくなるので、省力で効率的な保守管理が可能になる。
また本実施形態では、情報端末側にガイダンス情報を記録しているので、このようなガイダンス情報をコンプレッサ側に記録させる場合と比較して、コンプレッサの構成を簡略化できる。また、情報端末とコンプレッサとの間でガイダンス情報をやり取りする必要がないので、データの通信量が少なくて済み、必要なガイダンス情報を情報端末側に速やかに表示できる。また、携帯電話やスマートフォンなどの情報端末にガイダンス情報を記録することで、該情報端末に内蔵のネットワーク通信機能を使ってガイダンス情報をアップデートできるので、エアーコンプレッサの提供後でも必要に応じてガイダンス情報の更新や追加が可能になる。
(ガイダンス情報を表示する際の第2の処理例)
次に図7に基づいて、情報端末のディスプレイにガイダンス情報を表示する際の第2の処理例について説明する。
はじめに、コンプレッサは電源ON状態でスタンバイしている<ステップ S201>。
続いて、セキュリティ設定の変更を希望するユーザが、コンプレッサの制御装置をセキュリティ設定変更モードにセットする<S203>。
具体的には、例えば、セキュリティ機能を無効化したい場合には、コンプレッサの制御装置をセキュリティ無効化モードにセットする。
また例えば、無効化されたセキュリティ機能を有効にしたい場合には、コンプレッサの制御装置をセキュリティ有効化モードにセットする。
また例えば、新たに情報端末のIDコードを登録したい場合には、コンプレッサの制御装置をID登録モードにセットする。
また例えば、登録済みの情報端末のIDコードを抹消したい場合には、コンプレッサの制御装置をID抹消モードにセットする。
そして、コンプレッサ制御装置が、上記にいずれかのセキュリティ設定変更モードにセットされると<S203>、ユーザに対する確認として、セットされた設定変更モードに応じたメッセージ情報を7セグメントディスプレイに表示する<S205>。このメッセージ情報の表示は、例えば図5の左側に示すように、ユーザに告知すべきメッセージに対応するメッセージコード(ss、srなど)を表示することで行われる。
コンプレッサの7セグメントディスプレイにメッセージ情報を表示したら、次いで、コンプレッサは、情報端末との通信待ち状態で待機する<S207>。このとき、ユーザに対して近距離無線通信を促すように、例えばLEDなどを点灯または点滅させるようにしてもよく、或いは、スピーカでアラーム音を出力するようにしてもよい。
次いでユーザは、電源ON状態の自己の情報端末にインストールされているユーザ支援アプリケーションを起動させ<S231>、続いて、その情報端末を、コンプレッサのNFCモジュール近傍にかざす(タッチする又は近づける)。その結果、当該情報端末とNFCモジュールとの間で近距離無線通信が自動的に実行されて、当該情報端末のIDコード(識別情報)がコンプレッサ側で自動的に読み出される<S233>。
コンプレッサは、情報端末からIDコードを受信すると、制御装置においてID認証を実行し<S209>、その認証に成功した場合には、ステップ S205で表示したメッセージ情報(ユーザへのメッセージに対応するメッセージコード)を情報端末へ送信する<S211>。この処理により、コンプレッサの現状(コンプレッサが現在セキュリティ設定変更モードにセットされている事実などに関する情報)が情報端末側へ通知される。
なお、上述した S233,S209,S211 の一連のステップは、一瞬で実行されるため、外観的にはこれらの処理はほぼ同時に完了するように見える。情報端末へのメッセージ情報(メッセージコード)の送信が完了したら、ユーザによるセキュリティ操作があるまでそのまま待機する<S213>。
一方、コンプレッサからメッセージ情報を受信した情報端末は、そのメッセージコードに対応するガイダンス情報を、自己のデータベースから読み出す<S235>。なお、前述したとおり(表2参照)、各ガイダンス情報は、対応するメッセージコードに関連付けて記録してあるので、ガイダンス情報の読み出しは一瞬で完了する。
上記処理を経て読み出されたガイダンス情報は、目的のセキュリティ操作を完了するための個別具体的な操作手順を含んでおり、情報端末のディスプレイに表示されて<S237>、ユーザの閲覧に供される。このガイダンス情報は、図5の右側に例示するように、単なる識別コードではなく、設定完了のための個別具体的な操作手順を含んで表示されるので、知識の浅いユーザであっても、この案内に従って速やかに適切な操作を進めることができる。
そして、上記ガイダンス情報に沿って必要なセキュリティ操作を行ったら<S215>、目的のセキュリティ設定は完了し、コンプレッサは、その電源をOFFにしない限り、再び電源ON状態でスタンバイする<S217,S201>。一方、ユーザは、自己の情報端末のユーザ支援アプリケーションを閉じて<S239>、ガイダンス情報の表示処理は終了する。
上述した方法によれば、操作を複雑化させ得るセキュリティ機能をコンプレッサに持たせても、状況に応じた的確な操作手順が速やかにユーザに案内されるので、機器の取り扱いに不慣れなユーザでも、自己の情報端末に表示されたガイダンス情報(個別具体的な操作手順など)を参照することで、その詳細なガイダンスに従って的確なセキュリティ操作を行うことができる。
(ユーザ支援システムの第2実施形態)
前述した第1実施形態のユーザ支援システムでは、図1右側に示すように、ガイダンス情報を記録するためのデータベース(情報記録媒体)を情報端末側に設けていた。
これに対し、第2実施形態のユーザ支援システムでは、図8左側に示すように、ガイダンス情報を記録するためのデータベース(情報記録媒体)をコンプレッサ側に設けている。その他の構成については、前述した第1実施形態のユーザ支援システムと同様である。
このように、ガイダンス情報のデータベースをコンプレッサ側に設けることで、情報端末にインストールするユーザ支援用アプリケーション(ソフトウェア)を軽量化でき、情報端末へのアプリケーションのインストールを速やかに完了できる。また、情報端末にインストールするアプリケーションを軽量化できることで、情報端末側の記録容量を圧迫するのを避けることができる。
(第2実施形態のユーザ支援システムによる処理例)
次に図9に基づいて、第2実施形態のユーザ支援システムを用いてガイダンス情報を表示する際の処理例を示す。
はじめに、コンプレッサは電源ON状態でスタンバイしている<ステップ S301>。
電源がONの間は、コンプレッサの制御装置のMCUが、機器に異常が生じていないか、或いは、現状の機器にメンテナンス(定期点検や部品交換など)が必要でないか、などについて常時監視している。
そして、制御装置のMCUが、現状の機器に異常発生やメンテナンスの必要性を検出すると<S303>、検出内容に応じたメッセージ情報を7セグメントディスプレイに表示する<S305>。このメッセージ情報の表示は、例えば図3や図4の左側に示すように、ユーザに告知すべきメッセージに対応するメッセージコード(E1、A1など)を表示することで行われる。
次いで、コンプレッサの制御装置は、上記メッセージコードに対応するガイダンス情報を、自己のデータベースから読み出す<S306>。なお、前述したとおり(表2参照)、各ガイダンス情報は、対応するメッセージコードに関連付けて記録してあるので、ガイダンス情報の読み出しは一瞬で完了する。必要なガイダンス情報をデータベースから読み出したら、コンプレッサは、情報端末との通信待ち状態で待機する<S307>。
一方、ユーザは、電源ON状態の自己の情報端末にインストールされているユーザ支援アプリケーションを起動させ<S331>、続いて、その情報端末を、コンプレッサのNFCモジュール近傍にかざす(タッチする又は近づける)。その結果、当該情報端末とNFCモジュールとの間で近距離無線通信が自動的に実行されて、当該情報端末のIDコード(識別情報)がコンプレッサ側で自動的に読み出される<S333>。
コンプレッサは、情報端末からIDコードを受信すると、制御装置においてID認証を実行し<S309>、その認証に成功した場合には、ステップ S306で読み出したガイダンス情報を携帯型情報端末へ送信する<S311>。なお、上述した S333,S309,S311 の一連のステップは、一瞬で実行されるため、外観的にはこれらの処理はほぼ同時に完了するように見える。情報端末へのガイダンス情報の送信が完了したら、コンプレッサの電源をOFFにしない限り、電源ON状態でスタンバイする<S313,S301>。
一方、ステップ S311でコンプレッサから受信したガイダンス情報は、情報端末のディスプレイに表示されて<S337>、ユーザの閲覧に供される。そして、このガイダンス情報に沿って必要な処置を施し、或いは、必要な情報を得ることができたら、情報端末のユーザ支援アプリケーションを閉じて<S339>、ガイダンス情報の表示処理が終了する。

Claims (9)

  1. エアーコンプレッサと、該コンプレッサの状態に応じたガイダンス情報を表示するための表示手段を具備する携帯型情報端末と、を有するエアーコンプレッサのユーザ支援システム。
  2. メッセージ情報を表示するための表示手段を具備するエアーコンプレッサと、
    前記エアーコンプレッサと近距離無線通信にて通信可能に構成され、前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を表示するための表示手段を具備する携帯型情報端末と、
    を有するエアーコンプレッサのユーザ支援システム。
  3. 携帯型情報端末において表示される前記ガイダンス情報は、情報端末側の情報記録媒体に記録されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のユーザ支援システム。
  4. 携帯型情報端末において表示される前記ガイダンス情報は、
    前記エアーコンプレッサ側の情報記録媒体に記録されており、
    前記エアーコンプレッサから携帯型情報端末へ送信されるようになっている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のユーザ支援システム。
  5. 請求項1に記載のシステムでエアーコンプレッサのユーザを支援する方法であって、
    エアーコンプレッサと携帯型情報端末との間で通信を行って、コンプレッサ側の状態を情報端末側に通知するステップと、
    通知された前記エアーコンプレッサの状態に応じたガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、
    を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法。
  6. 請求項2に記載のシステムでエアーコンプレッサのユーザを支援する方法であって、
    エアーコンプレッサの表示手段にメッセージ情報を表示するステップと、
    前記エアーコンプレッサで表示された前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、
    を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法。
  7. 請求項3に記載のシステムでエアーコンプレッサのユーザを支援する方法であって、
    エアーコンプレッサのメッセージ情報を携帯型情報端末に送信するステップと、
    エアーコンプレッサから受信した前記メッセージ情報に対応するガイダンス情報を、携帯型情報端末の情報記録媒体から読み出すステップと、
    読み出した前記ガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、
    を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法。
  8. 請求項4に記載のシステムでエアーコンプレッサのユーザを支援する方法であって、
    エアーコンプレッサのメッセージ情報に対応するガイダンス情報を、該コンプレッサの情報記録媒体から読み出すステップと、
    読み出した前記ガイダンス情報を、エアーコンプレッサから携帯型情報端末に送信するステップと、
    エアーコンプレッサから受信した前記ガイダンス情報を、携帯型情報端末の表示手段に表示するステップと、
    を含むエアーコンプレッサのユーザ支援方法。
  9. 前記ガイダンス情報には、下記1)〜3)に挙げる種類の少なくとも何れかの情報が含まれる、ことを特徴とする請求項5乃至8の何れかに記載のユーザ支援方法。
    1) 前記エアーコンプレッサに異常が発生したときに、その異常の個別具体的な症状、内容、原因、解決方法などの少なくとも何れかをユーザに知らせるための情報。
    2) 前記エアーコンプレッサにメンテナンスが必要になったときに、その事実、個別具体的なメンテナンス内容、メンテナンスの依頼先などの少なくとも何れかをユーザに知らせるための情報。
    3) 前記エアーコンプレッサのセキュリティ設定を変更するときに、変更内容に応じた個別具体的なセキュリティ操作方法などをユーザに知らせるための情報。
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