JP2014223784A - フィルム - Google Patents
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Abstract
Description
ポリエステルに非相溶な他のポリマー成分および顔料を除去したポリエステル1gを精秤し、フェノール/テトラクロロエタン=50/50(重量比)の混合溶媒100mlを加えて溶解させ、30℃で測定した。
電子顕微鏡(HITACHI製S−4500)を使用してフィルムを観察し、粒子10個の粒子径の平均値を平均粒子径とした。なお、非耐熱性粒子に関しては、熱処理前、すなわち塗布、乾燥後のフィルムで観察を行った。
フィルム表面を顕微鏡で観察し、50μm×50μm中に存在する粒子の個数を評価した。
(4)摩擦係数
幅10mm、長さ100mmの平滑なガラス板上に非耐熱性粒子を担持させた側を上面としてフィルムを貼り付け、その上に幅18mm、長さ120mmに切り出したフィルムを非耐熱性粒子を担持させた側を下面として、非耐熱性粒子を担持させた側同士が擦れあうように直径8mmの金属ピンに押し当て、金属ピンをガラス板の長手方向に、加重30g、40mm/分で滑らせて摩擦力を測定し、滑らせ始めた点の摩擦係数を静止摩擦係数(摩擦係数1)、10mm滑らせた点での摩擦係数を動摩擦係数(摩擦係数2)として評価した。また、非耐熱性粒子をフィルムの片面のみに担持させたフィルムの場合、金属ピンに押し当てる側のフィルムに関して、非耐熱性粒子を担持させていない側を下面として、非耐熱性粒子を担持させた側と担持させていない側同士が擦れあうようにして測定し、静止摩擦係数(摩擦係数3)と動摩擦係数(摩擦係数4)として評価した。なお、測定は、室温23±1℃ 、湿度50±0.5%RHの雰囲気下で行い、摩擦係数が高く測定振れが大きい場合は、振れの中間の値を摩擦係数とした。
スガ試験機株式会社製のヘーズメーター HZ−2を用いて、フィルムをエタノールに浸してJIS K 7136に準じて測定した。
株式会社村上色彩技術研究所製ヘーズメーター HM−150を使用して、JIS K 7136で測定した。
粒子を担持させた側のフィルムを指の腹で擦り、粒子の脱落が見られない場合を○、粒子の脱落が見られる場合を×とした。粒子が脱落しないものは、粒子がフィルムに融着していると考えられる。
非耐熱性粒子を担持させた側同士にフィルムを重ね(滑り性1)、また、非耐熱性粒子をフィルムの片面のみに担持させたフィルムの場合、非耐熱性粒子を担持させた側と担持させていない側のフィルムを重ね(滑り性2)、指で滑らせたときに、容易に滑る場合を○、滑り性が十分でなく引っかかりがある場合を△、滑り性が悪く、滑らない場合を×とした。
本発明のA4サイズの大きさのフィルムを10枚重ね、フィルムの長手方向を両手で持ち、フィルム中央部のたわみ具合を観察した。柔軟にたわむ場合を○、たわみはあるが、たわむときにギシギシ感のある音がする場合を△、たわまない場合を×とした。
本発明のA4サイズの大きさのフィルムを10枚重ね、フィルムを折り曲げたときに、音がなく柔軟に曲げられる場合を○、少し硬くギシギシ感のある音がする場合を△、硬く曲げにくい場合を×とした。
本発明のA4サイズの大きさのフィルムを10枚重ね、重ねたフィルムの上からゴムロールで5往復させた後、重ねたフィルムの一番上のフィルムをテープで貼り付けて持ち上げたとき、テープを貼り付けたフィルムのみが持ち上がるのか、あるいは2枚以上が貼り付いた状態で持ち上がるのかを観察した。5回作業を行い、5回ともフィルムが2枚以上貼り付かない場合を○、2枚以上貼り付かない回数が2〜4回の場合を△、2枚以上貼り付かない回数が1回以下の場合を×とした。
フィルムを3波長光域型蛍光灯下で目視にて観察したときに、粒子感(フィルム中の粒子に起因する点々)が観察されずクリア感がある場合を○、粒子感がある場合や、白っぽさが観察される場合を×とした。
株式会社島津製作所製フローテスター CFT−500Dを用いて非耐熱性粒子が半分流出する温度を軟化点として測定した。
<ポリエステル(A)の製造方法>
テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコール60重量部、エチルアシッドフォスフェートを生成ポリエステルに対して30ppm、触媒として酢酸マグネシウム・四水和物を生成ポリエステルに対して100ppmを窒素雰囲気下、260℃でエステル化反応をさせた。引き続いて、テトラブチルチタネートを生成ポリエステルに対して50ppm添加し、2時間30分かけて280℃まで昇温すると共に、絶対圧力0.3kPaまで減圧し、さらに80分、溶融重縮合させ、極限粘度0.63のポリエステル(A)を得た。
テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコール60重量部、触媒として酢酸マグネシウム・四水和物を生成ポリエステルに対して900ppmを窒素雰囲気下、225℃でエステル化反応をさせた。引き続いて、正リン酸を生成ポリエステルに対して3500ppm、二酸化ゲルマニウムを生成ポリエステルに対して70ppm添加し、2時間30分かけて280℃まで昇温すると共に、絶対圧力0.4kPaまで減圧し、さらに85分、溶融重縮合させ、極限粘度0.64のポリエステル(B)を得た。
ポリエステル(A)の製造方法において、溶融重合前に平均粒径0.1μmのシリカ粒子を生成ポリエステルに対して0.5重量%添加する以外はポリエステル(A)の製造方法と同様の方法を用いてポリエステル(C)を得た。
ポリエステル(A)の製造方法において、溶融重合前に平均粒径3.2μmのシリカ粒子を生成ポリエステルに対して0.5重量%添加する以外はポリエステル(A)の製造方法と同様の方法を用いてポリエステル(D)を得た。
(化合物例)
・非耐熱性粒子:(IA)メチルメタクリレート/スチレン=70/30の組成で共重合した平均粒径0.37μm、軟化点220℃、ガラス転移点110℃の非耐熱性非架橋スチレン・アクリル樹脂粒子
・シリカ粒子:(IB)平均粒径0.30μmのシリカ粒子
エチレンオキサイドを付加させたエーテル型のノニオン性界面活性剤
・フッ素系界面活性剤:(IIB)
パーフルオロ基含有のアニオン性界面活性剤
ポリエステル(A)、(B)をそれぞれ97%、3%の割合で混合した混合原料を最外層(表層)の原料とし、ポリエステル(A)、(B)をそれぞれ97%、3%の割合で混合した混合原料を中間層の原料として、2台の押出機に各々を供給し、各々285℃で溶融した後、40℃に設定した冷却ロール上に、2種3層(表層/中間層/表層=1:8:1の吐出量)の層構成で共押出し冷却固化させて未延伸フィルムを得た。次いで、ロール周速差を利用してフィルム温度85℃で縦方向に3.4倍延伸した後、この縦延伸フィルムの片面に、下記表1に示す塗布液A1を塗布し、テンターに導き、横方向に120℃で4.3倍延伸し、230℃で熱処理を行った後、横方向に2%弛緩し、フィルム厚さ50μmのポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムを評価したところ、透明性は良好で、かつ、摩擦係数も低く滑り性も良好で、取扱い性の良いものあった。このフィルムの特性を下記表2および3に示す。
実施例1において、塗布液を表1に示す塗布剤組成に変更する以外は実施例1と同様にして製造し、フィルムを得た。でき上がったフィルムは表2および3に示すとおり、透明性は良好で、かつ、滑り性も良好であった。
ポリエステル(A)、(B)、(C)をそれぞれ96%、3%、1%の割合で混合した混合原料を最外層(表層)の原料とし、ポリエステル(A)、(B)をそれぞれ97%、3%の割合で混合した混合原料を中間層の原料として、2台の押出機に各々を供給し、各々285℃で溶融した後、40℃に設定した冷却ロール上に、2種3層(表層/中間層/表層=1:8:1の吐出量)の層構成で共押出し冷却固化させて未延伸フィルムを得た。次いで、ロール周速差を利用してフィルム温度85℃で縦方向に3.4倍延伸した後、この縦延伸フィルムの片面に、下記表1に示す塗布液A2を塗布し、テンターに導き、横方向に120℃で4.3倍延伸し、230℃で熱処理を行った後、横方向に2%弛緩し、厚さ50μmのフィルムを得た。得られたフィルムを評価したところ、透明性は良好で、かつ、滑り性も良好であった。このフィルムの特性を下記表2および3に示す。
実施例9において、塗布液を表1に示すA6に変更する以外は実施例9と同様にして製造し、フィルムを得た。でき上がったフィルムは表2および3に示すとおり、透明性は良好で、かつ、滑り性も良好であった。
実施例1において、縦延伸フィルムの両面に、下記表1に示す塗布液A2を塗布する以外は実施例1と同様にして製造し、フィルムを得た。でき上がったフィルムは表2および3に示すとおり、透明性は良好で、かつ、滑り性も良好であった。
実施例1において、縦延伸フィルムの両面に、下記表1に示す塗布液A6を塗布する以外は実施例1と同様にして製造し、フィルムを得た。でき上がったフィルムは表2および3に示すとおり、透明性は良好で、かつ、滑り性も良好であった。
実施例1において、塗布液を塗布しない(非耐熱性粒子を担持させない)こと以外は実施例1と同様にして製造し、フィルムを得た。でき上がったフィルムを評価したところ、表2および3に示すとおり、フィルムの滑り性は悪く、取り扱い性に劣るものであった。
実施例1において、塗布剤組成を表1に示す塗布剤組成に変更する以外は実施例1と同様にして製造し、フィルムを得た。でき上がったフィルムは表2および3に示すとおり、滑り性が悪い場合や粒子の脱落が見られる場合があった。なお、比較例3に関しては、粒子の脱落が見られたため、正確な測定・評価ができないため、摩擦係数や滑り性の評価を実施していない。
ポリエステル(A)、(B)、(D)をそれぞれ92%、3%、5%の割合で混合した混合原料を最外層(表層)の原料とし、ポリエステル(A)、(B)をそれぞれ97%、3%の割合で混合した混合原料を中間層の原料として、2台の押出機に各々を供給し、各々285℃で溶融した後、40℃に設定した冷却ロール上に、2種3層(表層/中間層/表層=1:8:1の吐出量)の層構成で共押出し冷却固化させて未延伸フィルムを得た。次いで、ロール周速差を利用してフィルム温度85℃で縦方向に3.4倍延伸した後、テンターに導き、横方向に120℃で4.3倍延伸し、230℃で熱処理を行った後、横方向に2%弛緩し、厚さ50μmのポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムを評価したところ、粒子感が観察され、白っぽさのあるフィルムであった。このフィルムの特性を下記表2および3に示す。
Claims (4)
- フィルムの少なくとも一方の表面に非耐熱性粒子を担持し、当該非耐熱性粒子を担持する面同士の静止摩擦係数が2.0以下であることを特徴とするフィルム。
- 非耐熱性粒子がフィルムに融着している請求項1記載のフィルム。
- 非耐熱性粒子が樹脂によってフィルム表面に担持されたものではない請求項1または2記載のフィルム。
- フィルムがポリエステルからなる請求項1〜3のいずれかに記載のフィルム。
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JPH0457834A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-25 | Toray Ind Inc | ポリエステル系樹脂フィルム |
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JPH09141798A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Teijin Ltd | 積層フイルム |
WO2003093008A1 (fr) * | 2002-05-02 | 2003-11-13 | Teijin Dupont Films Japan Limited | Film lamelle a usage optique |
JP2005015539A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Toray Ind Inc | 塗布フィルム |
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2014
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Patent Citations (5)
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