JP2014220886A - 整流回路及び直流電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流電源の整流を行う整流回路において、従来技術に比較して回路構成が簡単であって、安価で低損失なトランジスタを用いた整流回路を提供する。
【解決手段】本発明に係る整流回路は、一方の入力端子に接続されるゲートを有するトランジスタであって、前記一方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフすることにより、前記直流電源の整流を行う少なくとも1個のトランジスタを備えた。
【選択図】図3A

Description

本発明は、トランジスタを用いて直流電源を整流する整流回路及びそれを用いた直流電源装置に関する。
トランジスタを用いて直流電源を整流する整流回路においては、直流電源の極性が逆になった場合は、ダイオードやトランジスタを用いることで直流電源に接続される回路に異常電流が流れて破壊しないように保護することが一般的であった。
また、整流回路の整流素子のオン電圧に基づく内部電力損失を減少させ、かつ集積回路装置に組み込む際に寄生トランジスタ効果による余分な電流消費の発生を防止するためのトランジスタを用いて直流電源を整流する、従来技術に係る整流回路が特許文献1において開示されている。当該従来技術に係る整流回路においては、各2個のp形トランジスタとn形トランジスタをブリッジ状にかつその導電形が対向アーム間で逆になるよう接続し、逆導電形のトランジスタの相互接続点と同導電形のトランジスタの相互接続点からそれぞれ入力端子と出力端子を導出して整流回路10とし、入力端子に極性が交替する入力電圧を与え、トランジスタのゲートをオンオフ状態が対向アーム間では同じに,隣接アーム間では逆になるように制御した状態で出力端子から整流電圧を取り出すことを特徴としている。
前記の従来技術に係る、トランジスタを用いた整流回路は交流電源の整流を目的としており、回路構成が複雑であって、高価であるという問題点があった。従って、トランジスタを用いた整流回路を直流電源の整流に用いることは、コストや実装面積の面から難しかった。
直流電源の逆接続をダイオードで保護する場合は、直流電源が正常に接続された場合にダイオードの順方向電圧による電圧降下の分だけ損失が増加することが問題であった。これに対して、直流電源の逆接続をトランジスタで保護する場合は、直流電源が正常に接続された場合の損失を減らすことは可能になる。
しかし、直流電源が逆接続された場合はダイオードによる保護でもトランジスタによる保護でも直流電源に接続される負荷回路を保護するだけで、その負荷回路が本来の機能を果たすことはできないという課題があった。トランジスタを用いた整流回路を用いれば、直流電源がどの極性で接続されても負荷回路は本来の機能を果たすことができ、損失を減らすことも可能になる。しかし、トランジスタを用いた整流回路は、交流電源の整流を目的としているため複雑な回路構成であり、高価で無駄に高機能であるという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、直流電源の整流を行う整流回路において、従来技術に比較して回路構成が簡単であって、安価で低損失なトランジスタを用いた整流回路を提供することにある。
本発明に係る整流回路は、一方の入力端子に接続されるゲートを有するトランジスタであって、前記一方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフすることにより、前記直流電源の整流を行う少なくとも1個のトランジスタを備えたことを特徴とする。
本発明に係る整流回路によれば、直流電源の整流を行う整流回路において、従来技術に比較して回路構成が簡単であって、安価で低損失なトランジスタを用いた整流回路を提供できる。
本発明に係る第1の基本回路例に係るトランジスタ整流回路10の構成を示す回路図である。 本発明に係る第2の基本回路例に係るトランジスタ整流回路10A,10Bの構成を示す回路図である。 本発明に係る第2の基本回路例の変形例に係るトランジスタ整流回路10A,10Bの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態に係るトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第1の変形例に係るトランジスタ整流回路11Aの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第2の変形例に係るトランジスタ整流回路11Bの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第3の変形例に係るトランジスタ整流回路11Cの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第4の変形例に係るトランジスタ整流回路11Dの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第5の変形例に係るトランジスタ整流回路11Eの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第6の変形例に係るトランジスタ整流回路11Fの構成を示す回路図である。 本発明に係る第1の実施形態の第7の変形例に係るトランジスタ整流回路11Gの構成を示す回路図である。 本発明に係る第2の実施形態に係るトランジスタ整流回路12の構成を示す回路図である。 本発明に係る第3の実施形態に係るトランジスタ整流回路13の構成を示す回路図である。 本発明に係る第4の実施形態に係る、レギュレータ回路22を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。 本発明に係る第5の実施形態に係る、スイッチ制御回路23を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。 本発明に係る第6の実施形態に係る、極性検出回路24を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。 本発明に係る第7の実施形態に係る、ウィンドウコンパレータ回路25を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。 本発明に係る第8の実施形態に係る、過熱保護回路26を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
第1の基本回路例.
図1は本発明に係る第1の基本回路例に係るトランジスタ整流回路10の構成を示す回路図である。図1において、トランジスタ整流回路10の入力端子IN1,IN2には例えば直流電圧源である直流電源1が接続される一方、トランジスタ整流回路10の出力端子OUT1,OUT2には負荷回路3が接続されている。ここで、トランジスタ整流回路10は例えばMOS電界効果トランジスタ(以下、MOSトランジスタという。)などのトランジスタを備えて構成される。トランジスタ整流回路10は、直流電源1からの直流電圧(又は直流電流)の極性を整流した後、一定極性の直流電圧を負荷回路3に出力する。なお、入力端子IN1は例えば一方の入力端子であり、入力端子IN2は他方の入力端子である。また、出力端子OUT1は例えば正電位を出力する出力端子であり、出力端子OUT2は例えば負電位を出力する出力端子である。
以上の実施形態によれば、トランジスタ整流回路10が入力電圧を整流した電圧を出力するので、直流電源を整流できる。また、トランジスタ整流回路10は2つの入力端子IN1,IN2と2つの出力端子OUT1,OUT2を備えたトランジスタ整流回路なので、1つの直流電源を接続極性によらず一定極性の電圧を出力できる。
第2の基本回路例.
図2Aは本発明に係る第2の基本回路例に係るトランジスタ整流回路10A,10Bの構成を示す回路図である。図2Aにおいて、トランジスタ整流回路10Aの入力端子IN1,IN2には例えば直流電圧源である直流電源1が接続され、トランジスタ整流回路10Bの入力端子IN3,IN4には例えば直流電圧源である直流電源2が接続される。また、トランジスタ整流回路10Aの出力端子OUT2はトランジスタ整流回路10Bの出力端子OUT3に接続される。さらに、トランジスタ整流回路10Aの出力端子OUT1及びトランジスタ整流回路10Bの出力端子OUT4は負荷回路3に接続される。
ここで、トランジスタ整流回路10A,10Bはそれぞれ例えばMOSトランジスタなどのトランジスタを用いて構成されたトランジスタ整流回路である。トランジスタ整流回路10A,10Bは入力端子IN1,IN2及びIN3とIN4にそれぞれ接続される直流電源1,2からの直流電圧(又は直流電流)の極性を整流し、出力端子OUT1とOUT2及びOUT3とOUT4に一定極性の直流電圧を出力する。出力端子OUT2とOUT3が互いに接続される構成であるため、出力端子OUT3とOUT2には直流電源1の電位差(以下、直流電源の2つの出力端子における電位差(電圧)をいう。)と直流電源2の電位差との和が出力される。
以上の実施形態によれば、2個のトランジスタ整流回路10A,10Bにおいて、複数の直流電源1,2を接続するための複数対の入力端子IN1,IN2;IN3,IN4を備え、各直流電源1,2の電位差に応じた電位差を一定の極性でそれぞれ出力できる。また、トランジスタ整流回路10A,10Bの出力端子OUT1,OUT2;OUT3,OUT4を直列に接続しているので、複数の直流電源1,2をそれらの接続極性によらず直流電源1,2の電位差を直列にした一定極性の電圧を出力できる。
図2Bは本発明に係る第2の基本回路例の変形例に係るトランジスタ整流回路10A,10Bの構成を示す回路図である。図2Aでは、トランジスタ整流回路10A,10Bの2対の出力端子OUT1,OUT2;OUT3,OUT4を直列に接続しているが、図2Bのように並列に接続してもよい。従って、複数の直流電源1,2をそれらの接続極性によらず直流電源1,2の電位差を並列にした一定極性の電圧を出力できる。
第1の実施形態.
図3Aは本発明に係る第1の実施形態に係るトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。図3Aにおいて、トランジスタ整流回路11は、第1のPチャンネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという。)M1と、第2のPMOSトランジスタM2と、第3のNチャンネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという。)M3と、第4のNMOSトランジスタM4とを備えて構成される。
ここで、第1のPMOSトランジスタM1のゲートは入力端子IN1に接続され、そのソースとバックゲートは出力端子OUT1に接続され、そのドレインは入力端子IN2に接続されている。第2のPMOSトランジスタM2のゲートは入力端子IN2に接続され、そのソースとバックゲートは出力端子OUT1に接続され、そのドレインは入力端子IN1に接続されている。第3のNMOSトランジスタM3のゲートは入力端子IN1に接続され、そのソースとバックゲートは出力端子OUT2に接続され、そのドレインは入力端子IN1に接続されている。第4のNMOSトランジスタM4のゲートは入力端子IN2に接続され、そのソースとバックゲートは出力端子OUT2に接続され、そのドレインは入力端子IN1に接続されている。
以上のように構成されたトランジスタ整流回路11においては、MOSトランジスタM1,M2,M3,M4のしきい値電圧以上の電位差を有する例えば電圧源である直流電源1が入力端子IN1に正電位、入力端子IN2に負電位となるように接続される。また、出力端子OUT1とOUT2間に抵抗負荷RLの負荷回路3が接続される。この場合、PMOSトランジスタM1はオフ、PMOSトランジスタM2はオン、NMOSトランジスタM3はオン、NMOSトランジスタM4はオフとなる。従って、直流電源1からの電流は入力端子IN1、PMOSトランジスタM2、出力端子OUT1、抵抗負荷RLの負荷回路3、出力端子OUT2、NMOSトランジスタM3、入力端子IN2を介して直流電源1に戻るように流れて導通する。
また、MOSトランジスタM1,M2,M3,M4のしきい値電圧以上の電位差を有する直流電源1が入力端子IN1に負電位、入力端子IN2に正電位となるように接続される。出力端子OUT1とOUT2間に抵抗負荷RLの負荷回路3が接続される。この場合、PMOSトランジスタM1はオン、PMOSトランジスタM2はオフ、NMOSトランジスタM3はオフ、NMOSトランジスタM4はオンとなる。従って、直流電源1からの電流は入力端子IN1、PMOSトランジスタM1、出力端子OUT1、抵抗負荷RL、出力端子OUT2、NMOSトランジスタM4、入力端子IN2を介して直流電源1に戻るように流れる。つまり、入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の正負極性にかかわらず出力端子OUT1は正電位、出力端子OUT2は負電位となるので、図3Aの回路はトランジスタ整流回路として動作する。
ここで、PMOSトランジスタM1とM2及びNMOSトランジスタM3とM4は、同一型で同一サイズとなるように形成される。また、PMOSトランジスタM1とM2のオン抵抗をRonp、NMOSトランジスタM3とM4のオン抵抗をRonn、入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の電位差をΔVin、抵抗負荷RLの抵抗値をRlとする。このとき、オンしている各MOSトランジスタが線形領域で動作している場合の出力端子OUT1とOUT2間の電位差ΔVout(=OUT1−OUT2)は次式で表される。
ΔVout=ΔVin×Rl÷(Rl+Ronp+Ronn) (1)
ここで、Ronp+Ronn<<Rlであれば
ΔVout≒ΔVin (2)
となる。従って、入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の電位差とほぼ等しい電位差を出力端子OUT1とOUT2間に出力して、負荷回路3に出力できる。
また、入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の電位差ΔVinがMOSトランジスタM1〜M4のしきい値電圧未満でかつMOSトランジスタM1〜M4のボディーダイオードの順方向電圧Vf_body以上である場合を考える。この場合における出力端子OUT1とOUT2間の電位差ΔVoutは次式で表される。ここで、入力端子IN1,IN2に接続される直流電源1の電位差をΔVin、抵抗負荷RLの抵抗値をRlとする。
ΔVout=ΔVin−2×Vf_body (3)
ここで、式(3)は公知のダイオード整流回路と同様の式となる。なお、入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の電位差ΔVinがMOSトランジスタM1〜M4のしきい値電圧未満かつMOSトランジスタM1〜M4のボディーダイオードの順方向電圧Vf_body未満である場合は以下のようになる。出力端子OUT1,OUT2は入力端子IN1,IN2から遮断状態となるため、非常に高インピーダンスとなり整流動作はなされない。
図3Bは本発明に係る第1の実施形態の第1の変形例に係るトランジスタ整流回路11Aの構成を示す回路図である。図3Bにおいて、トランジスタ整流回路11Aは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM2,M3を削除したことを特徴としている。図3Aのトランジスタ整流回路11は入力電圧をブリッジ整流するのに対して、図3Bのトランジスタ整流回路11Aは2個のMOSトランジスタM1,M4を用いて入力電圧を半波整流する。従って、図3Aのトランジスタ整流回路11と同様に、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Cは本発明に係る第1の実施形態の第2の変形例に係るトランジスタ整流回路11Bの構成を示す回路図である。図3Cにおいて、トランジスタ整流回路11Bは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM1,M4を削除したことを特徴としている。図3Aのトランジスタ整流回路11は入力電圧をブリッジ整流するのに対して、図3Cのトランジスタ整流回路11Bは2個のMOSトランジスタM2,M3を用いて入力電圧を半波整流する。従って、図3Aのトランジスタ整流回路11と同様に、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Dは本発明に係る第1の実施形態の第3の変形例に係るトランジスタ整流回路11Cの構成を示す回路図である。図3Dにおいて、トランジスタ整流回路11Cは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM2,M3,M4を削除したことを特徴としている。図3Aのトランジスタ整流回路11は入力電圧をブリッジ整流するのに対して、図3Dのトランジスタ整流回路11Cは1個のMOSトランジスタM1を用いて入力電圧を半波整流する。従って、図3Aのトランジスタ整流回路11と同様に、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Eは本発明に係る第1の実施形態の第4の変形例に係るトランジスタ整流回路11Dの構成を示す回路図である。図3Eにおいて、トランジスタ整流回路11Dは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM1,M3,M4を削除したことを特徴としている。図3Aのトランジスタ整流回路11は入力電圧をブリッジ整流するのに対して、図3Eのトランジスタ整流回路11Dは1個のMOSトランジスタM2を用いて入力電圧を半波整流する。従って、図3Aのトランジスタ整流回路11と同様に、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Fは本発明に係る第1の実施形態の第5の変形例に係るトランジスタ整流回路11Eの構成を示す回路図である。図3Fにおいて、トランジスタ整流回路11Eは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM1,M2,M4を削除したことを特徴としている。図3Aのトランジスタ整流回路11は入力電圧をブリッジ整流するのに対して、図3Fのトランジスタ整流回路11Eは1個のMOSトランジスタM3を用いて入力電圧を半波整流する。従って、図3Aのトランジスタ整流回路11と同様に、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Gは本発明に係る第1の実施形態の第6の変形例に係るトランジスタ整流回路11Fの構成を示す回路図である。図3Gにおいて、トランジスタ整流回路11Fは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM1,M2,M3を削除したことを特徴としている。図3Aのトランジスタ整流回路11は入力電圧をブリッジ整流するのに対して、図3Gのトランジスタ整流回路11Fは1個のMOSトランジスタM4を用いて入力電圧を半波整流する。従って、図3Aのトランジスタ整流回路11と同様に、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Hは本発明に係る第1の実施形態の第7の変形例に係るトランジスタ整流回路11Gの構成を示す回路図である。図3Hにおいて、トランジスタ整流回路11Gは、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、以下の点が異なる。
(1)PMOSトランジスタM1に代えて、NMOSトランジスタM11を備えた。なお、NMOSトランジスタM11のソース及びバックゲートを入力端子IN2に接続し、NMOSトランジスタM11のドレインを出力端子OUT1に接続した。
(2)PMOSトランジスタM2に代えて、NMOSトランジスタM12を備えた。なお、NMOSトランジスタM12のソース及びバックゲートを入力端子IN1に接続し、NMOSトランジスタM12のドレインを出力端子OUT2に接続した。
図3Hのトランジスタ整流回路11Gはトランジスタ整流回路11と同様に入力電圧をブリッジ整流し、入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転することができる。
図3Hのトランジスタ整流回路11Gにおいては、4個のNMOSトランジスタM11,M12,M3,M4を用いてブリッジ整流しているが、本発明はこれに限らず、以下の別の変形例(以下、第1の実施形態の別の変形例という。)のごとく構成してもよい。
(1)図3Bのトランジスタ整流回路11Aと同様に、NMOSトランジスタM11,M4のみを用いて半波整流して入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転してもよい。
(2)図3Cのトランジスタ整流回路11Bと同様に、NMOSトランジスタM12,M3のみを用いて半波整流して入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転してもよい。
(3)図3D〜図3Gのトランジスタ整流回路11C〜図11Fと同様に、1つのNMOSトランジスタ(M11,M12,M3,M4のうちの1つ)を用いて半波整流して入力電圧の極性に応じて入力電圧の極性を反転してもよい。
なお、図3B〜図3Hの第1の実施形態の各変形例に係るトランジスタ整流回路11A〜11G及び第1の実施形態の別の変形例の構成は下記の各実施形態に適用してもよい。
以上の第1の実施形態及びその変形例及びその別の変形例によれば、例えばMOSトランジスタM1〜M12などの少なくとも1個又は2個のMOSトランジスタを用いて逆流などを考慮しないでトランジスタ整流回路11,11A〜11Gを構成した。従って、従来技術に比較して簡単な回路構成で安価に製造できる。
また、第1の実施形態の第7の変形例によれば、トランジスタ整流回路11Gにおいて、逆流などを考慮しないMOSトランジスタを用いて簡単な回路で構成できる。また、出力MOSトランジスタに全てNMOSトランジスタを用いているので、出力MOSトランジスタにPMOSトランジスタを用いた場合よりも単位面積当たりのオン抵抗を下げることができる。
第4の実施形態.
図4は本発明に係る第2の実施形態に係るトランジスタ整流回路12の構成を示す回路図である。図4のトランジスタ整流回路12は、図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して、MOSトランジスタM1〜M4のゲートを駆動する昇圧回路21をさらに備えたことを特徴としている。
図4において、昇圧回路21は入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の電位差ΔVinよりも大きな電位差を直流電源1と同一極性で昇圧する。そして、昇圧回路21は入力端子IN1を基準にとした昇圧電圧CP2と、入力端子IN2を基準とした昇圧電圧CP1をそれぞれ生成する。PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM3の各ゲートには昇圧電圧CP1が印加され、PMOSトランジスタM2とNMOSトランジスタM4の各ゲートには昇圧電圧CP2が印加される。従って、オンするMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsは直流電源の電位差よりも大きくなる。MOSトランジスタのオン抵抗Ronとゲート−ソース間電圧Vgsの関係は、バックゲートバイアス効果やチャネル長変調効果を無視すると、次式で表される。
Ron=1/β(Vgs―Vth) (4)
ここで、βはMOSトランジスタの移動度μ、単位面積当たりのゲート容量Cox、チャネル長L、チャネル幅Wによって決まる定数でβ=μ・Cox・W/Lで表される。
前記(4)式より、図4のトランジスタ整流回路12は、図3のトランジスタ整流回路11よりもオンしているMOSトランジスタのオン抵抗Ronを下げることができるため、トランジスタ整流回路12における損失を低減することができる。
以上の実施形態によれば、トランジスタ整流回路12は、出力MOSトランジスタのゲート−ソース間電圧を昇圧回路21により入力電位差よりも大きな電位差となるように昇圧する。従って、出力MOSトランジスタのオン抵抗を小さくすることができ、トランジスタ整流回路12の損失や出力MOSトランジスタの素子面積を低減することができる。
第3の実施形態.
図5は本発明に係る第3の実施形態に係るトランジスタ整流回路13の構成を示す回路図である。トランジスタ整流回路13は図3Aのトランジスタ整流回路11に比較して各MOSトランジスタM1〜M4のボディーダイオードと並列にかつ同一方向となるようにその順方向電圧よりも低い順方向電圧を有するダイオードD1〜D4を接続したことを特徴とする。すなわち、各MOSトランジスタM1〜M4のボディーダイオードとアノード及びカソードが共通となるようにそれぞれダイオードD1〜D4が各トランジスタM1〜M4と並列に接続されている。
図5において、入力端子IN1とIN2に接続される直流電源1の電位差ΔVinがMOSトランジスタM1〜M4のしきい値電圧未満でダイオード整流動作となる場合の出力電圧端子OUT1とOUT2間の電位差ΔVoutは次式で表される。ここで、ダイオードの順方向電圧をVfとする。
ΔVout=ΔVin−2×Vf (5)
ダイオードの順方向電圧Vfは式(3)のMOSトランジスタのボディーダイオードの順方向電圧Vf_bodyよりも小さい。従って、図5に示すトランジスタ整流回路13は、図3Aのトランジスタ整流回路11よりもダイオード整流動作時の出力電圧端子OUT1とOUT2間の電位差ΔVoutを大きくすることが可能となる。
以上の実施形態によれば、トランジスタ整流回路13においては、出力MOSトランジスタのボディーダイオードの順方向電圧よりも低い順方向電圧のダイオードD1〜D4をボディーダイオードとアノード及びカソードが同一となるように接続される。従って、ダイオードの整流動作時の損失を低減することができる。
第4の実施形態.
図6は本発明に係る第4の実施形態に係る、レギュレータ回路22を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。図6の回路は、図3Aの回路と比較して、トランジスタ整流回路11の出力電圧を、出力端子OUT1とOUT2間の電位差ΔVoutが一定となるように出力するレギュレータ回路22を備えたことを特徴としている。当該レギュレータ回路22を備えたトランジスタ整流回路11においては、入力端子IN1,IN2に接続される直流電源1の電位差ΔVinよりも低い耐圧の負荷回路3を出力端子OUT1,OUT2に接続することができる。
以上の実施形態によれば、当該トランジスタ整流回路11においては、レギュレータ回路22が出力電圧を一定にするので、負荷回路3の入力電圧範囲に適した電圧を出力できる。
第5の実施形態.
図7は本発明に係る第5の実施形態に係る、スイッチ制御回路23を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。図7の回路は、図3Aの回路と比較して、出力端子OUT1に直列にスイッチング素子であるPMOSトランジスタM5を接続し、PMOSトランジスタM5のゲートがスイッチ制御回路23からの制御信号によって制御されることを特徴としている。
図7において、スイッチ制御回路23は、出力電圧をオンさせるときはPMOSトランジスタM5のゲートにローレベルの制御信号を印加し、出力電圧をオフさせるときはPMOSトランジスタM5のゲートにハイレベルの制御信号を印加する。従って、スイッチ制御回路23により、出力電圧のオン又はオフを制御することができる。
以上の実施形態によれば、トランジスタ整流回路11においては、出力電圧のオン又はオフをすることができるので、負荷回路3の不要な動作を防止することができる。
第6の実施形態.
図8は本発明に係る第6の実施形態に係る、極性検出回路24を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。図8の回路は、図3の回路と比較して、入力端子IN1,IN2に接続される直流電源1の極性を検出し、その検出結果を通知する極性検出回路24を備えたことを特徴としている。
図8において、極性検出回路24は2つの抵抗R1,R2とコンパレータCOMPとを備えて構成される。トランジスタ整流回路11の出力電圧を抵抗R1と抵抗R2で分圧した電圧がコンパレータCOMPの反転入力端子に入力され、入力端子IN1の電圧が非反転入力端子に印加される。直流電源1の正電極が入力端子IN1に接続され、負電極が入力端子IN2に接続された場合は、極性検出回路24のコンパレータCOMPからの出力信号はハイレベルとなりPOL端子に出力される。また、直流電源1の正電極が入力端子IN2に接続され、負電極が入力端子IN1に接続された場合は、極性検出回路24のコンパレータCOMPからの出力信号はローレベルとなりPOL端子に出力される。従って、図8の極性検出回路24は、入力端子IN1,IN2に接続される直流電源1の接続極性を検出し、その検出結果を通知することができる。
以上の実施形態によれば、極性検出回路24が直流電源1の接続極性を検出することができるので、直流電源線とデータ線がそれぞれ点対称かつ一列に配置されたコネクタの接続極性によらず直流電源線とデータ線を整流することができる。ここで、当該コネクタは例えばUSB_Aコネクタなどである。
第7の実施形態.
図9は本発明に係る第7の実施形態に係る、ウィンドウコンパレータ回路25を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。図9の回路は、図3の回路に比較して、ウィンドウコンパレータ回路25を備えたことを特徴としている。
図9において、ウィンドウコンパレータ回路25は、2つの抵抗R1,R2と、それぞれ基準電圧Vref1,Vref2を有する2つの基準電圧源31,32と、2つのコンパレータCOMP1,COMP2と、ナンドゲートNG1とを備えて構成される。ここで、トランジスタ整流回路11の出力電圧を、抵抗R1と抵抗R2で分圧した電圧がコンパレータCOMP1の非反転入力端子及びコンパレータCOMP2の反転入力端子に印加される。コンパレータCOMP1の反転入力端子には基準電圧VREF1が印加され、コンパレータCOMP2の非反転入力端子には基準電圧Vref2が印加される。さらに、コンパレータCOMP1,COMP2からの各出力信号がノアゲートNG1に印加され、ノアゲートNG1からフラグ信号FLAGが出力される。
以上のように構成された実施形態においては、トランジスタ整流回路11の出力電圧を抵抗R1と抵抗R2で分圧した電圧が形成される。当該電圧が第1の基準電圧Vref1よりも大きいか第2の基準電圧Vref2よりも小さい場合にFLAG端子にローレベルのフラグ信号FLAGが出力される。従って、図9の回路であれば、入力端子IN1,IN2に接続される直流電源1の電位差が所定の電位差よりも大きい又は小さい場合にFLAG端子にローレベルのフラグ信号FLAGを出力することができる。
以上の実施形態によれば、図9のトランジスタ整流回路11においては、入力端子IN1,IN2の電位差がある電位差よりも大きい又は小さいこと(所定の電圧範囲内)を検出するウィンドウコンパレータ回路25を備え、その検出結果を通知する機能を備える。従って、直流電源1の電位差が負荷回路3の入力電圧範囲を超える場合に通知できる。
第8の実施形態.
図10は本発明に係る第8の実施形態に係る、過熱保護回路26を備えたトランジスタ整流回路11の構成を示す回路図である。図10の回路は、図3の回路に比較して、過熱検出制御回路27と、出力端子OUT1に直列に接続されたスイッチトランジスタであるPMOSトランジスタM5で構成される過熱保護回路26を備えたことを特徴としている。
図10において、図10の回路が形成されるチップのジャンクション温度が、所定の温度以上になったことを過熱検出制御回路27が検出すると、出力端子OUT1に直列に接続されたスイッチトランジスタであるPMOSトランジスタM5をオフする。従って、本実施形態によれば、過熱によるジャンクションの破壊、ICの発煙や発火を防止することができる。
第8の実施形態では、過熱検出制御回路27を備えているが、本発明はこれに限らず、
(1)出力電流が所定値以上となることを検出して出力電圧をオフする過電流保護機能と、
(2)出力電流が所定値以上となることを検出して出力電圧をオフする出力端子の短絡保護機能と、もしくは
(3)出力電流が所定値以上となることを検出して出力電圧をオフする出力電圧オン時の突入電流防止機能を備えてもよい。
以上により、直流電源1、トランジスタ整流回路11〜13及び負荷回路3を含む装置保護することができる。
変形例.
以上、本発明の実施形態及び変形例等について説明したが、本発明は上述した実施形態等のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。上述した実施形態では、トランジスタ整流回路としてMOSトランジスタを用いた構成を示しているが、IGBT(Insulated-Gate Bipolar Transistor)又は接合形FET(J−FET)など他のトランジスタを用いてもよい。
以上の実施形態等においては、トランジスタ整流回路は2つの入力端子及び2つの出力端子を備えている。しかし、本発明はこれに限らず、複数の直流電源を接続する複数の入力端子及び複数の出力端子を備えて、それらの間に複数のトランジスタを挿入して直流電源の整流を行ってもよい。
実施形態等の作用効果.
本発明に係る実施形態等の回路によれば、少なくとも1個、2個又は4個のトランジスタで構成される簡易なトランジスタ整流回路によって、直流電源を整流して出力することができる。直流電源の電位差がトランジスタのしきい値電圧以上であり、トランジスタのオン抵抗が十分に小さい場合は、ダイオード整流回路よりも出力電圧の電位差を大きくすることができるため、トランジスタ整流回路における損失を低減することができる。
1,2…直流電源、
3…負荷回路、
10,10A,10B,11,11A〜11G,12,13…トランジスタ整流回路、
21…昇圧回路、
22…レギュレータ回路、
23…スイッチ制御回路、
24…極性検出回路、
25…ウィンドウコンパレータ回路、
26…過熱保護回路、
27…過熱検出制御回路、
31,32…基準電圧源、
COMP、COMP1,COMP2…コンパレータ、
D1〜D4…ダイオード、
IN1〜IN4…入力端子、
M1〜M5,M11,M12…MOSトランジスタ、
NG1…ノアゲート、
OUT1,OUT2…出力端子、
R1,R2…抵抗。
特許第3185492号公報 特開2007−020308号公報 特開2012−085369号公報 特開平3−293861号公報 特開平10−201239号公報

Claims (15)

  1. 一方の入力端子に接続されるゲートを有するトランジスタであって、前記一方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフすることにより、前記直流電源の整流を行う少なくとも1個のトランジスタを備えたことを特徴とする整流回路。
  2. 前記整流回路は、2個の入力端子と2個の出力端子を備え、前記2個の入力端子に直流電源が接続された場合に、前記2個の出力端子には前記直流電源の電位差に応じた電位差を一定の極性で出力端子に出力することを特徴とする請求項1に記載の整流回路。
  3. 前記整流回路は、複数の直流電源を接続するための複数の入力端子及び複数の出力端子を備え、前記複数の直流電源の各電位差に応じた電位差を一定の極性でそれぞれ出力し、それらの出力を直列又は並列に接続して生成した電圧を出力端子に出力することを特徴とする請求項1に記載の整流回路。
  4. 前記少なくとも1つのトランジスタは、一方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフし、オンの時は他方の入力端子と一方の出力端子を導通し、オフの時は他方の入力端子と一方の出力端子を遮断することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  5. 前記整流回路は、2個のトランジスタを備え、
    前記2個のトランジスタはそれぞれ、一方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフし、オンの時は他方の入力端子と一方の出力端子を導通し、オフの時は他方の入力端子と一方の出力端子を遮断することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  6. 前記整流回路は、4個のトランジスタを備え、
    前記4個のトランジスタのうちの第1の対のトランジスタは、一方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフし、オンの時は他方の入力端子と一方の出力端子を導通し、オフの時は他方の入力端子と一方の出力端子を遮断する一方、
    前記4個のトランジスタのうちの第2の対のトランジスタは、他方の入力端子に接続される直流電源の極性に応じてオン又はオフし、オンの時は一方の入力端子と他方の出力端子を導通し、オフの時は一方の入力端子と他方の出力端子を遮断することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  7. ゲートが一方の入力端子に接続され、当該一方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが正電位を出力する出力端子に接続され、ドレインが他方の入力端子に接続されたPMOSトランジスタと、
    ゲートが他方の入力端子に接続され、当該他方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが正電位を出力する出力端子に接続され、ドレインが一方の入力端子に接続されたPMOSトランジスタと、
    ゲートが一方の入力端子に接続され、当該一方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが負電位を出力する出力端子に接続され、ドレインが他方の入力端子に接続されたNMOSトランジスタと、
    ゲートが他方の入力端子に接続され、当該他方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが負電位を出力する出力端子に接続され、ドレインが一方の入力端子に接続されたNMOSトランジスタと
    のうちの少なくとも1個のMOSトランジスタを備えたことを特徴とする請求項4〜6のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  8. ゲートが一方の入力端子に接続され、当該一方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが他方の入力端子に接続され、ドレインが正電位を出力する出力端子に接続されNMOSトランジスタと、
    ゲートが他方の入力端子に接続され、当該他方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが一方の入力端子に接続され、ドレインが正電位を出力する出力端子に接続されたNMOSトランジスタと、
    ゲートが一方の入力端子に接続され、当該一方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが負電位を出力する出力端子に接続され、ドレインが他方の入力端子に接続されたNMOSトランジスタと、
    ゲートが他方の入力端子に接続され、当該他方の入力端子の電位に応じてバイアスされるように接続され、ソースとバックゲートが負電位を出力する出力端子に接続され、ドレインが一方の入力端子に接続されたNMOSトランジスタと
    のうちの少なくとも1個のNMOSトランジスタを備えたことを特徴とする請求項4〜6のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  9. 入力端子の電位差を昇圧し、当該電位差よりも大きな電位差を前記各トランジスタのゲートに印加するようにバイアスする昇圧回路をさらに備えたことを特徴とする6〜8のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  10. 前記各トランジスタのボディーダイオードとアノード及びカソードが共通となるように上記各トランジスタと並列に接続された、前記ボディーダイオードの順方向電圧よりも低い順方向電圧のダイオードをさらに備えたことを特徴とする請求項6〜9のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  11. 前記出力端子からの出力電圧を一定の電位差となるように制御して出力するレギュレータ回路をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  12. 前記出力端子からの電圧をオン又はオフを制御するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子を前記出力端子からの電圧に応じて制御するスイッチ制御回路とを備えたことを特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  13. 前記入力端子から入力される直流電源の極性を検出して通知する極性検出回路をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  14. 前記入力端子から入力される電位差が所定の電圧範囲にあるか否かを検出するウィンドウコンパレータ回路をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  15. 前記出力端子からの電圧をオン又はオフを制御するスイッチング素子と、
    前記各トランジスタの過熱、過電流又は短絡を検出し、検出したときに、前記スイッチング素子をオフするように制御する検出制御回路とを備えたことを特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
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