JP2014219742A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 デバイスのステータス情報を適切に取得することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 所定の処理を行うデバイスのステータスを示すステータス情報を当該デバイスから取得し、取得されたステータス情報と、当該取得に対応する時刻を示すタイムスタンプをメモリに記憶させる。前記デバイスのステータス情報を出力させるための要求に対応する時刻と前記メモリに記憶された前記タイムスタンプが示す時刻との差分が所定の閾値未満の場合、前記メモリに既に記憶されている前記ステータス情報を出力し、当該差分が当該所定の閾値以上の場合、前記デバイスからステータス情報を新たに取得させ、当該新たに取得されたステータス情報を出力する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、デバイスのステータスを示すステータス情報を出力する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関するものである。
近年におけるコンピュータ技術やネットワーク通信技術の発展は著しいものがある。これには、例えば、USB、Ethernet(登録商標)、無線LAN等の様々なインタフェースを利用して、情報処理装置に周辺装置を接続した周辺装置制御システムが、自宅、オフィス等の様々な場面で有効に活用されている。周辺装置の例としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、これらの複合機が挙げられる。
情報処理端末がネットワークで接続されている情報処理サーバを介して、周辺装置のステータス情報を取得したいという要望がある。
特許文献1には、プリンタとサーバが接続されたシステムにおいて、サーバがプリンタのステータス情報を取得することが記載されている。そのシステムにおいてサーバは、プリンタが印刷中である時はサーバにキャッシュしてあるステータス情報を取得し、印刷中でない時にはプリンタに直接ステータスを問い合わせることが記載されている。
特開2001−75754号公報
しかしながら、従来技術では、プリンタにおいて印刷が完了した直後でありステータス情報をサーバが取得してからの更新がない場合もサーバからプリンタにステータスの問い合わせを行うことになる。すると、サーバに既に記憶されているステータス情報と同様のステータス情報を取得してしまうことになるため、通信の無駄となってしまい非効率である場合がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、デバイスのステータス情報を適切に取得することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
所定の処理を行うデバイスと接続可能な情報処理装置であって、
前記デバイスのステータスを示すステータス情報を当該デバイスから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されたステータス情報と、当該取得に対応する時刻を示すタイムスタンプをメモリに記憶させる記憶制御手段と、
前記デバイスのステータス情報を出力させるための要求を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記要求に対応する時刻と前記記憶制御手段により前記メモリに記憶された前記タイムスタンプが示す時刻との差分が所定の閾値未満の場合、前記記憶制御手段により前記メモリに既に記憶されている前記ステータス情報を出力し、当該差分が当該所定の閾値以上の場合、前記取得手段に前記デバイスからステータス情報を新たに取得させ、当該新たに取得されたステータス情報を出力する出力手段と、
を有する。
本発明によれば、デバイスのステータス情報を出力させるための要求に対応する時刻とメモリにステータス情報が記憶された時刻との差分が所定の閾値未満の場合、メモリに既に記憶されている前記ステータス情報を出力する。そのため、デバイスのステータス情報を適切に取得することができる。
本発明の代表的な実施形態において、周辺装置の一例であるMFPの概略構成を示すブロック図である。 本発明の代表的な実施形態において、クライアントPC及び情報処理装置の一例であるサーバPCの概略構成を示すブロック図である。 図1のMFPと図2のPCとを含むネットワークシステムの概略構成を示す図である。 本発明の代表的な実施形態であるステータス情報を表示するクライアントアプリケーションの画面を示す図である。 ステータス情報を取得する動作を示すフローチャートである。 サーバPCがMFPからステータス情報を非同期で取得する動作を示すフローチャートである。 サーバPCがMFPからステータス情報を同期で取得する動作を示すフローチャートである。 ステータス取得処理に係るシーケンスチャートの一例を示す図である。 ステータス取得処理に係るシーケンスチャートの一例を示す図である。 ステータス取得処理に係るシーケンスチャートの一例を示す図である。 ステータス取得処理に係るシーケンスチャートの一例を示す図である。 サーバPCが保持する閾値テーブルの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
まず、以下に説明する実施形態において共通に用いられるMFP(Multi Function Peripheral:複合機能周辺装置)、そのMFPに接続可能な情報処理端末であるPC、及びこれらを接続するネットワーク構成について説明する。
図1は本発明に代表的な実施形態において、周辺装置(デバイス)の一例であるMFPの概略構成を示すブロック図である。MFP100は、実行可能な所定の処理としてプリンタ機能、スキャナ機能及びストレージ機能を備えており、ネットワークを経由してそれぞれの機能サービスを提供することができる。
MFP100において、プリンタ機能はプリンタ部101で実現し、スキャナ機能はスキャナ部102で実現し、ストレージ機能はメモリカード装着部103及びメモリカード104で実現する。プリンタ部101は、外部から受信したプリントデータやメモリカード104に格納されている画像データ等のデータを、インクジェット方式や電子写真方式等の印刷方式によって印刷用紙等の印刷媒体にプリントする。
スキャナ部102は、原稿台にセットされた原稿を光学式に読み取って電子データに変換し、更に指定されたファイル形式に変換してネットワーク経由で外部装置へ送信する。MFP100で実現されるコピーサービスは、原稿台に置かれた原稿をスキャナ部102で読み取って生成した画像データをプリンタ部101へ転送してプリンタ部101が印刷媒体にその画像データをプリントする。また、MFP100は、メモリカード104に格納されているファイルを、ネットワークを経由して接続された外部装置が読み出し、編集し、外部装置からメモリカード内にファイルを格納することが可能である。
また、MFP100は、MFP100の各構成要素を制御するための中央制御装置(CPU)105、CPU105が読み出すプログラムコード等のデータを格納するROM等のプログラムメモリ106を備える。更に、MFP100は、各サービス実行時に画像データ等のデータを一時格納したり、バッファリングしたりするためのRAM等のワークメモリ107、LCD等の表示部108、各スイッチからなる操作部109を備える。
CPU105は、プログラムメモリ106に格納されているプログラムをワークメモリ107に読み出し、ワークメモリ107上で当該プログラムを実行することで、MFP100による各種の機能を実現することができる。尚、プログラムの実行は、1つのプロセッサにより行われてもよいし、複数のプロセッサが協働することでプログラムが実行される場合であってもよい。また特定の処理を実行するための回路(ハードウェア)を設け、その特定の処理については、上記回路が実行する場合であってもよい。
また、更に、MFP100は、MFP100をネットワークに接続して各種通信を行うためのネットワーク通信部110と、ネットワーク通信部110をネットワーク媒体に接続するためのネットワーク接続部111を備える。ネットワーク通信部110は、有線LANと無線LANの内、少なくともいずれかに対応する。有線LAN対応の場合、ネットワーク接続部111は、有線LANのケーブルをMFP100に接続するためのコネクタである。また、無線LAN対応の場合、ネットワーク接続部111はアンテナである。
また、更に、MFP100はネットワーク通信部110が受信したデータを格納するために、不揮発性フラッシュメモリ等のフラッシュメモリ112を備える。
以上のMFP100の各構成要素は信号線113により相互に接続される。
図2は、本発明の代表的な実施形態において、クライアントPC及び情報処理装置の一例であるサーバPCの概略構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUであり、クライアントPC200/サーバPC300の各構成要素を制御する。202はディスク装置であり、CPU201が読み出すアプリケーションプログラムやOS(Operating System)、各種ファイル等のデータを格納する。203は外部ディスク読取装置であり。CD−ROM等の外部記憶媒体の内容を読み出す。204はメモリであり、CPU201が必要に応じてデータの一時的格納、バッファリング等の処理を行う。
CPU201は、ディスク装置202に格納されているプログラムやOS、また外部ディスク読取装置により外部記憶媒体から読み出されたプログラムをメモリ204に読み出す。そして、メモリ204上で当該プログラムを実行することで、クライアントPC200/サーバPC300の各種の機能を実現することができる。尚、プログラムの実行は、1つのプロセッサにより行われてもよいし、複数のプロセッサが協働することでプログラムが実行される場合であってもよい。また特定の処理を実行するための回路(ハードウェア)を設け、その特定の処理については、上記回路が実行する場合であってもよい。
205は表示部であり、LCD等の表示装置から構成される。206は操作部であり、キーボードやマウス等の入力装置から構成される。207はネットワーク通信部であり、クライアントPC200/サーバPC300をネットワークに接続して各種通信を行う。208はネットワーク接続部であり、ネットワーク通信部207をネットワーク媒体に接続する。
尚、図2の例では、表示部205、操作部206をクライアントPC200/サーバPC300が備える例を示したがこれに限らない。例えば、クライアントPC200/サーバPC300の外部の表示装置や操作装置をクライアントPC200/サーバPC300に接続する場合であってもよい。この場合、外部の操作装置に対する操作に応じてCPU201がユーザの指示を入力し、またCPU201が各種の情報を外部の表示装置に表示させる。
MFP100と同様に、ネットワーク通信部207とネットワーク接続部208は、有線LANと無線LANの内、少なくともいずれかに対応する。これらの具体的な形態は、MFP100に内蔵のネットワーク通信部110及びネットワーク接続部111と同様に、対応LANに応じて必要な機能及び形態をとる。209は信号線であり、クライアントPC200/サーバPC300の各構成要素を相互に接続する。210はUSB通信部であり、各種周辺装置とUSBインタフェースを介して通信する。211はUSB接続部であり、USBコネクタから構成される。
図3は、図1のMFP100と図2のクライアントPC200とサーバPC300を含むクライアント・サーバ型のネットワークシステム(情報処理システム)の概略構成を示すブロック図である。
図3において、MFP150はMFP100と同様の機能を有するMFPである。クライアントPC200及びクライアントPC250は、クライアント用OSがインストールされている。クライアントPC250は、クライアントPC200と同様の構成のPCである。サーバPC300及びサーバPC301は、サーバ用OSがインストールされている。サーバPC301は、サーバPC300と同様の構成のPCである。350はネットワークであり、MFP100、MFP150、クライアントPC200、クライアントPC250、サーバPC300、及びサーバPC301が相互に接続されている。このネットワーク350は、例えば、インターネット、イントラネット、WAN、LAN等の各種ネットワークで構成される。
MFP100及びMFP150は、ネットワーク350を介してサーバPC300及びサーバPC301と通信する。クライアントPC200及びクライアントPC250は、ネットワーク350を介してサーバPC300及びサーバPC301と通信する。
尚、ネットワーク350への接続方式は、有線LANであっても無線LANであってもよい。また、ネットワーク350に接続されているクライアントPC、サーバPC、及びMFPの台数は、図3に示す例に限定されるものではなく、2台未満であっても、また3台以上であってもよい。
尚、MFP100、150は、図1で説明した構成要素を有しており、同様にサーバPC300、301は、図2において説明した構成要素を有している。
また、サーバPC300とサーバPC301は、MFP100、MFP150のステータス情報をキャッシュすることができる。具体的には、ステータス情報を、当該ステータス情報を取得した時刻情報(タイムスタンプ)とともにディスク装置202に格納する。またそのステータス情報を読み出してネットワーク305を介して外部に送信することができる。以下、サーバPC301にキャッシュされているMFP100のステータス情報を「キャッシュステータス情報1」とし、サーバPC300にキャッシュされているMFP100のステータス情報を「キャッシュステータス情報2」とする。
さらにサーバPC301は、MFP100、MFP150のステータス情報を取得することができる。そしてそのステータス情報、または自身でキャッシュしているステータス情報を、ネットワーク350を介してサーバPC300に送信することができる。またサーバPC300は、サーバPC301から受信したステータス情報、または自身でキャッシュしているステータス情報を、クライアントPC200、クライアントPC250に送信することができる。
図4はWebサービスを利用するMFP100またはMFP150のステータス情報を表示することができるクライアントアプリケーションであるアプリケーション400のユーザインタフェースを示す図である。クライアントアプリケーションは、クライアントPCに実装される。
具体的には、クライアントPC200のディスク装置202に、図4に示す画面を表示させるためのプログラムが格納されている。そしてクライアントPC200のCPU201がそのプログラムを実行することで、図4に示す画面を表示部205に表示させる。また上記のプログラムは、サーバPC300を介してネットワーク通信部207がMFP100またはMFP150のステータス情報を取得した場合、そのステータス情報に応じて画面を表示させる。そして、操作部206へのユーザの操作に応じて、CPU201は各種のユーザ指示を入力する。
401は表示しているステータス情報の取得日時である。402は取得したステータス情報の内、MFP100またはMFP150の状態を表示している。403は取得したステータス情報の内、MFP100またはMFP150に搭載のインク情報を表示している。404はステータス情報の更新ボタンである。ユーザが更新ボタン404を押下すると、クライアントPC200のCPU201は、MFPのステータスを取得させるためのコマンドを、ネットワーク通信部207、ネットワーク接続部208によりサーバPC300に送信する。
サーバPC300は、MFP100またはMFP150のステータス情報取得処理を実行して、新しいステータス情報をクライアントPC200に返信する。クライアントPC200のCPU201は、アプリケーション400により、上記のステータス情報が反映された画面を表示部205に表示させる。この構成により、例えば、ユーザは、ステータス情報の取得日時401を参照して、古い情報であると判断したら、更新ボタン404を押下して、アプリケーション400により表示されるステータス情報を更新する。
以下、上記のネットワークシステムにおいて実現される実施形態について説明する。
本実施形態では、クライアントPC200からMFP100のステータス情報を取得する動作について説明する。本実施形態において、サーバPC300はアプリケーション制御を担い、サーバPC301はMFP100の管理を担う。
図5は、実施形態において、クライアントPC200がサーバPC300とサーバPC301を介してMFP100のステータス情報を取得する処理のフローチャートである。尚、図5に示すフローチャートは、クライアントPC200、サーバPC300、サーバPC301のそれぞれのCPUがプログラムを実行することにより実現される。
ユーザは、クライアントPC200上で、アプリケーション400を起動またはアプリケーション400の更新ボタン404を押下する。これにより、クライアントPC200は、MFP100のステータス情報を取得させるためのステータス情報取得要求をサーバPC300へ送信する(S501)。
サーバPC300は、MFP100のステータス情報取得要求をクライアントPC200から受信し、当該要求を入力する(S502)。サーバPC300は、ディスク装置202にキャッシュしてあるMFP100のステータス情報(キャッシュステータス情報2)を取得する(S503)。ここで、サーバPC300のディスク装置202にはMFP毎にステータス情報がキャッシュされている。
サーバPC300は、さらに、MFP100のキャッシュステータス情報2に付随のタイムスタンプ2をチェックする(S503)。このチェックによって、サーバPC300は、MFP100のキャッシュステータス情報2の取得に成功したか、またそのタイムスタンプ2と現在時刻Tとの差が閾値X未満であるか否かを判定する(S504)。つまり、タイムスタンプ2と現在時刻Tとを比較する。比較の結果、差が閾値X未満である場合(S504でYES)、サーバPC300は、MFP100のステータス情報であるキャッシュステータス情報2とタイムスタンプ2を応答としてクライアントPC200へ送信する(S505)。即ち、上記の差が閾値X未満の場合、S503において取得されたステータス情報が十分新しいものとして、そのステータス情報をクライアントPC200に送信する。これにより、サーバPC301やMFP100にステータスの問合せをしなくても、十分新しいステータス情報を送信することができる。
尚、タイムスタンプ2は、サーバPC300がキャッシュするステータス情報(キャッシュステータス情報2)に付随するものである。また後述するタイムスタンプ1はサーバPC301がキャッシュするステータス情報(キャッシュステータス情報1)に付随するものである。
また、閾値Xは、サーバPC300のディスク装置202にキャッシュしてあるMFP100のステータス情報の有効期限に相当する。サーバPC300は、例えば、閾値Xを30秒に設定する。閾値Xの値が大きい場合、クライアントPC200への送信対象としてキャッシュされているステータス情報が選ばれやすくなる。そのためサーバPC300とサーバPC301によりMFPにステータスを問い合わせる負荷が軽減されるがステータス情報の精度が落ちる場合がある。一方、閾値Xの値が小さい場合、クライアントPC200への送信対象としてキャッシュされているステータス情報が選ばれ難くなる。この場合、サーバPC300とサーバPC301によりMFPにステータスを問い合わせる負荷が増大するが、ステータス情報の精度が上がる。また、閾値Xの値は、システム全体の処理能力等のシステム条件を勘案して、適宜設定すれば良い。
S505におけるサーバPC300による送信処理により、クライアントPC200は、ステータス情報とタイムスタンプ2をサーバPC300から受信する(S506)。クライアントPC200は、受信したステータス情報とタイムスタンプ2をアプリケーション400のユーザインタフェースに表示する(S507)。
図8は、クライアントPC200がサーバPC300にステータス情報を問い合わせた現在時刻Tとタイムスタンプ2の差が閾値X未満である場合(S504でYES)のシーケンスチャートである。
ユーザは、クライアントPC200上で、アプリケーション400を起動またはアプリケーション400の更新ボタン404を押下する(S801)。これを受けて、クライアントPC200は、MFP100のステータス情報取得要求をサーバPC300へ送信する(S802)。
サーバPC300は、MFP100のステータス情報取得要求をクライアントPC200から受信すると、MFP100のキャッシュステータス情報2を取得する(S803)。そして、サーバPC300は、キャッシュステータス情報2とタイムスタンプ2をクライアントPC200へ送信する(S804)。
クライアントPC200は、受信したステータス情報を使用してアプリケーション400のユーザインタフェース上の情報を更新する(S805)。
図5の説明に戻る。
サーバPC300は、MFP100のキャッシュステータス情報2のタイムスタンプ2をチェックする(S504)。ここで、キャッシュステータス情報2の取得に失敗、または、キャッシュステータス情報2のタイムスタンプ2と現在時刻Tとの差が閾値X以上である場合(S504でNO)、サーバPC300は、MFP100のステータス情報取得要求をサーバPC301へ送信する(S508)。
サーバPC301は、MFP100のステータス情報取得要求をサーバPC300から受信する(S509)。サーバPC301は、ディスク装置202にキャッシュしてあるMFP100のステータス情報(キャッシュステータス情報1)を取得する(S510)。ここで、サーバPC301のディスク装置202にはMFP毎にステータス情報がキャッシュされている。サーバPC301は、MFP100のキャッシュステータス情報1に付随のタイムスタンプ1をチェックする。このチェックによって、サーバPC301は、MFP100のキャッシュステータス情報1の取得に成功し、そのタイムスタンプ1と現在時刻Tとの差が閾値Z未満であるか否かを判定する(S511)。つまり、タイムスタンプ1と現在時刻Tとを比較する。比較の結果、差が閾値Z未満である場合(S511でYES)、サーバPC301は、MFP100のキャッシュステータス情報1とタイムスタンプ1を応答としてサーバPC300へ送信する(S512)。
尚、閾値Zは、閾値Xより大きく、かつ、ユーザが所望するステータス情報を更新したい最低限の時間間隔に設定する。閾値Zの値が大きい場合、キャッシュステータス情報1が送信対象として選ばれやすくなるため、サーバPC301とMFP100間の通信負荷が軽減されるがステータス情報の精度が落ちる場合がある。一方、閾値Zの値が小さい場合、キャッシュステータス情報1が送信対象として選ばれ難くなるため、サーバPC301とMFP100の通信負荷が増大するが、ステータス情報の精度が上がる。例えば、閾値Zを60分と設定し、最低でも60分に1回のステータス情報の更新を行うようにする。また、無限大に大きい値にしてもよい。また、閾値Zの値は、システム全体の処理能力等のシステム条件を勘案して、適宜設定すれば良い。
サーバPC300は、ステータス情報とタイムスタンプ1をサーバPC301から受信する(S513)。サーバPC300は、受信したステータス情報とタイムスタンプ1でキャッシュステータス情報2を更新し、受信した時刻(現在時刻)でタイムスタンプ2を更新する(S514)。その後、S505以降に進む。尚、S514によりキャッシュステータス情報2が更新された場合、S505では、キャッシュステータス情報2とタイムスタンプ1がクライアントPC200への送信対象となる。
サーバPC301は、MFP100のキャッシュステータス情報1とタイムスタンプ1を応答として送信する一方で、MFP100のキャッシュステータス情報1に付随のタイムスタンプ1をチェックする(S512)。このチェックによって、サーバPC301は、MFP100のキャッシュステータス情報1の取得に成功したか、またそのタイムスタンプ1と現在時刻Tとの差が閾値Y未満であるか否かを判定する(S515)。つまり、タイムスタンプ1と現在時刻Tとを比較する。比較の結果、差が閾値Y未満である場合(S515でYES)、処理を終了する。一方、差が閾値Y以上である場合(S515でNO)、サーバPC301は、MFP100に対してステータス情報非同期取得処理を実行する(S516)。このステータス情報非同期取得処理は、MFP100にステータスを問い合わせる処理である。この問合せにより得られたステータス情報は、サーバPC300からの当該ステータス情報取得要求に対する応答には用いられないが、サーバPC301におけるキャッシュステータス情報1、タイムスタンプ1の更新に用いられる。
即ち、例えば現在時刻とタイムスタンプ1の差が閾値Y以上であるが閾値Z未満である場合、サーバPC300への送信対象はサーバPC301のディスク装置202に既に格納されているキャッシュステータス情報1となるが、当該送信とともにキャッシュステータス情報1、タイムスタンプ1が最新の情報で更新される。
尚、閾値Yは、MFP100がステータス情報を更新してサーバPC301に返信可能になる最短時間かつ閾値Zより小さい値で設定する。換言すれば、閾値Yは、周辺装置であるMFPにおいて、問い合わせ対象のステータスの更新が始まって完了するまでの最短時間とする。例えば、ステータス情報がインク交換確認情報である場合、MFP100でインクを交換開始して終了してアイドル状態になるまでの最短時間(例えば、120秒)に閾値Yを設定する。即ち、インク切れの状態からインク有りの状態となるためには閾値Yの時間が必要となる。
例えば、閾値Yより短い間隔でサーバPC301がMFP100に問い合わせた場合、現在時刻とタイムスタンプ1の差がインク交換のための時間未満となる。そのため、閾値Yより短い間隔で問合せしたとしても、インク切れの状態からインク有りの状態にステータスが変化することなく、問合せのための通信量が無駄になる場合がある。
そこで、閾値Yをインク交換のための時間(例えば120秒)に設定することで、インク切れの状態からインク有りの状態へのキャッシュステータス情報1の更新を、適切な通信量で実現することができる。また、クライアントPC200が問い合わせるステータス情報の種類によって閾値Yは可変に設定してもよい。
ここでは、ステータス情報の一例として、インク交換確認情報を挙げているが、これに限定されず、トナーや熱転写剤等の他の記録剤の状態情報とすることもできる。そして、記録剤に着目した場合、閾値Yは、MFP100が搭載する記録剤の準備開始から準備完了までの最短時間とすることができる。
図9は、サーバPC300がサーバPC301にステータス情報を問い合わせた現在時刻Tとタイムスタンプ1の差が閾値Y未満である場合(S515でYES)のシーケンスチャートである。尚、閾値Zは閾値Yより大きいため、このときS511における判定処理では「YES」となり、S517におけるステータス情報同期取得処理は行われない。ステータス情報同期取得処理についての詳細は後述するが、この処理によりサーバPC301がMFP100における最新のステータス情報が取得され、最新のステータス情報がサーバPC300への送信対象となる。図9の例では、その最新のステータス情報の取得は行われずに、サーバPC301に既に格納されているキャッシュステータス情報2がサーバPC300への送信対象となる。
ユーザは、クライアントPC200上でアプリケーション400を起動またはアプリケーション400の更新ボタン404を押下する(S901)。これを受けて、クライアントPC200は、MFP100のステータス情報取得要求をサーバPC300へ送信する(S902)。
サーバPC300は、MFP100のステータス情報取得要求をクライアントPC200から受信すると、MFP100のキャッシュステータス情報2を取得する(S903)。そして、サーバPC300は、MFP100のステータス情報取得要求をサーバPC301へ送信する(S904)。
サーバPC301は、MFP100のステータス情報取得要求をサーバPC300から受信すると、MFP100のキャッシュステータス情報1を取得する(S905)。そして、サーバPC301は、キャッシュステータス情報1とそれに付随するタイムスタンプ1をサーバPC300へ送信する(S906)。
サーバPC300は、サーバPC301から受信したステータス情報とタイムスタンプ1でキャッシュステータス情報2を更新し、受信した時刻(現在時刻)でタイムスタンプ2を更新する(S907)。そして、サーバPC300は、更新したキャッシュステータス情報2とタイムスタンプ1をクライアントPC200へ送信する(S908)。
クライアントPC200は、サーバPC300から受信したステータス情報を使用してアプリケーション400のユーザインタフェース上の情報を更新する(S909)。尚、図9の例では、現在時刻とタイムスタンプ1の差が閾値Y未満であるため、S516におけるステータス情報非同期取得処理は実行されない。
図6はサーバPC301のステータス情報非同期取得処理(S516)の詳細を示すフローチャートである。
まず、サーバPC301は、ディスク装置202に保持してあるステータス情報待ちフラグがONであるか否かをチェックする(S601)。ここで、サーバPC301は、ステータス情報待ちフラグをMFP毎に保持している。ステータス情報待ちフラグがONである場合は、MFPに対してステータス情報取得要求を送信済みであるがMFPからステータス情報の応答が返ってきていない状態を表わす。
ステータス情報待ちフラグがONである場合(S601でYES)、処理を終了する。一方、ステータス情報待ちフラグがONでない場合(S601でNO)、つまり、OFFである場合、サーバPC301は、ステータス情報取得要求をMFP100へ送信する(S602)。そして、サーバPC301は、ステータス情報待ちフラグをONにする(S603)。
一方で、MFP100は、ステータス情報取得要求をサーバPC301から受信する(S604)。MFP100は、ステータス情報が返信可能状態にあるか否かを判定する(S605)。例えば、MFP100が印刷中であるとかスキャン中であるとか、インクタンク交換中等の何らかの作業中である場合は、ステータス情報をサーバPC301に返信することができない。MFP100はそれらの作業が終了し、アイドル状態になってからステータス情報をサーバPC301に返信することができる。つまり、周辺装置であるMFPのステータス情報が更新中である場合、返信可能状態でないと判定し、MFPのステータス情報の更新が完了した場合、返信可能状態であると判定する。
ステータス情報が返信可能状態にない場合(S605でNO)、返信可能状態になるまで待機する。一方、ステータス情報が返信可能状態にある場合(S605でYES)、MFP100は、ステータス情報をサーバPC301へ送信する(S606)。
サーバPC301は、ステータス情報をMFP100から受信する(S607)。サーバPC301は、ステータス情報待ちフラグをOFFにする(S608)。そして、サーバPC301は、受信したステータス情報でキャッシュステータス情報1を更新し、受信した時刻(現在時刻)でタイムスタンプ1を更新する(S609)。
図10はサーバPC300がサーバPC301にステータス情報を問い合わせた現在時刻Tとタイムスタンプ1との差が閾値Z未満であるが閾値Y以上である場合(S511でYES、S515でNO)、またはサーバPC301がキャッシュステータス情報1の取得に失敗した場合のシーケンスチャートである。このとき、S511における判定処理では「YES」となり、S517におけるステータス情報同期取得処理は行われずに、サーバPC301に既に格納されているキャッシュステータス情報2がサーバPC300への送信対象となる。しかし、S515における判定においてNOとなり、S516のステータス情報非同期取得処理は実行される。そのため、サーバPC301におけるキャッシュステータス情報1の更新は行われる。
S1001、S1002、S1003、S1004、及びS1005はそれぞれ、図9のS901、S902、S903、S904、及びS905と同一の処理であるため、説明を省略する。
サーバPC301は、キャッシュステータス情報1とそれに付随するタイムスタンプ1をサーバPC300へ送信する(S1006)。サーバPC301は、その後、S516、図6を用いて説明したステータス情報非同期取得処理を実行する。そこで、サーバPC301は、ステータス情報取得要求をMFP100へ送信する(S1007)。サーバPC301は、MFP100からのステータス情報応答を待機せずに終了する。
以降、S1008、S1009、及びS1010はそれぞれ、図9のS907、S908、及びS909と同一の処理であるため、説明を省略する。
図5の説明に戻る。
S511で、サーバPC301は、MFP100のキャッシュステータス情報1のタイムスタンプ1をチェックする。ここで、キャッシュステータス情報1の取得に失敗、または、キャッシュステータス情報1のタイムスタンプ1と現在時刻Tとの差が閾値Z以上である場合(S511でNO)、サーバPC301は、MFP100に対してステータス情報同期取得処理を実行する(S517)。このステータス情報同期取得処理では、サーバPC301がMFP100に対してステータス情報を要求して、MFP100における最新のステータス情報を取得し、この最新のステータス情報をサーバPC300への送信対象とする。即ち、サーバPC301は、上記の差が閾値Z以上の場合、最新のステータス情報を送信すべきと判断して、ステータス情報同期取得処理を実行する。
そして、サーバPC301は、S517で取得したステータス情報でキャッシュステータス情報1を更新し、取得した時刻(現在時刻)でタイムスタンプ1を更新する(S518)。サーバPC301は、その後、S512に進む。
図7はステータス情報同期取得処理(S517)の詳細を示すフローチャートである。
まず、サーバPC301は、ディスク装置202に保持してあるステータス情報待ちフラグがONであるか否かを判定する(S701)。ここで、サーバPC301は、ステータス情報待ちフラグをMFP毎に保持している。ステータス情報待ちフラグがONである場合は、MFPに対してステータス情報取得要求を送信済みであるがMFPからステータス情報の応答が返ってきていない状態を表わす。
ステータス情報待ちフラグがONである場合(S701でYES)、サーバPC301は、MFP100からのステータス情報送信を待機する(S707)。一方、ステータス情報待ちフラグがONでない場合(S701でNO)、つまり、OFFである場合、サーバPC301は、ステータス情報取得要求をMFP100へ送信する(S702)。サーバPC301は、ステータス情報待ちフラグをONにする(S703)。その後、サーバPC301は、MFP100からのステータス情報送信を待機する(S707)。
尚、サーバPC301は、S707で、MFP100からのステータス情報送信を待機する直前に、ステータス情報待ち通知をクライアントPC200に送信してもよい。クライアントPC200は、ステータス情報待ち通知をサーバPC301から受信すると、非同期通信、例えば、Ajaxを使用して、ステータス情報が返信されるまでの間、ユーザがアプリケーション400の操作不能にならないように制御することができる。
以降、S704、S705、及びS706はそれぞれ、図6のS604、S605、及びS606と同一の処理であるため、説明を省略する。また、S707、S708はそれぞれ、図6のS607、S608、及びS609と同一の処理であるため、説明を省略する。
図11はサーバPC300がサーバPC301にステータス情報を問い合わせた現在時刻Tとタイムスタンプ1との差が閾値Z以上である場合(S511でNO)、またはサーバPC301がキャッシュステータス情報1を取得に失敗した場合のシーケンスチャートである。
S1101、S1102、S1103、S1104、S1105、及びS1106はそれぞれ、図10のS1001、S1002、S1003、S1004、S1005、及びS1006と同一の処理であるため、説明を省略する。
サーバPC301は、S1106の後、ステータス情報待ち通知をクライアントPC200へ送信する(S1113)。クライアントPC200は、非同期通信、例えば、Ajaxを使用し、ステータス情報が返信されるまでの間、ユーザがアプリケーション400の操作不能にならないように制御する。
MFP100は、ステータス情報取得要求をサーバPC301から受信する(S1106)。MFP100は、ステータス情報を返信可能状態になったら、ステータス情報をサーバPC301へ送信する(S1107)。
サーバPC301は、MFP100から受信したステータス情報でキャッシュステータス情報1を更新し、受信時刻でタイムスタンプ1を更新する(S1108)。そして、サーバPC301は、更新したキャッシュステータス情報1とタイムスタンプ1をサーバPC300へ送信する(S1109)。
以降、S1110、S1111、及びS1112はそれぞれ、図10のS1008、S1009、及びS1010と同一の処理であるため、説明を省略する。
図12の(a)はサーバPC300が保持する閾値Xを管理するテーブルである。MFPと問い合わせるステータスの種類によって、適切な値を個別に決定して保持することができる。図12の(b)はサーバPC301が保持する閾値Yと閾値Zを管理するテーブルである。MFPと問い合わせるステータスの種類によって、適切な値を決定して個別に保持することができる。
尚、閾値をステータスの種類に応じて決定する場合に限らず、ステータスを取得するデバイスの種類に応じて決定してもよい。例えば、ステータスが頻繁に変更されるデバイスについては、上記の閾値を比較的小さく設定することで、適切なステータス情報を取得することができる。また、「デバイスの種類」とは、カメラ、プリンタ等の機器の違いであってもよいし、プリンタにおける機種の違いであってもよい。さらに、上記の「デバイスの種類」と「ステータスの種類」の組み合わせに応じた閾値を設定してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバPCは、MFPから取得したステータスを、取得日時と一緒にキャッシュし、また、ステータス更新に関する閾値を着目のステータスの更新に要する最短時間に設定する。サーバPCは、クライアントPCからのステータス問い合わせを受信すると、受信時刻と閾値を比較して、閾値未満である場合はキャッシュ上のステータス情報を返信し、閾値以上である場合はキャッシュ上のステータスを返信してからMFPにステータス情報の更新要求をする。また上記閾値Yについて説明したように、ステータスの変更の可能性が低い場合(例えば前回問合せ時刻からインク交換に必要な時間が経過していない場合)サーバPCにキャッシュしてある情報がクライアントPCに送信される。そして、クライアントPCにおいて、そのサーバPCにキャッシュしてあるステータス情報を表示し、ステータス情報の更新の可能性がある条件の時のみ、サーバPCが周辺装置にステータス情報を問い合わせる。
これにより、装置間の無駄な通信を抑え、かつ最新に近いステータス情報をクライアントPCに表示することができる。また、サーバPCにステータス情報をキャッシュすることにより、クライアントPCにステータス情報を迅速に表示することができる。
尚、以上の実施形態では、サーバPC300と、サーバPC301という2つのサーバ装置が協働して処理を行っていたがこれに限らず、上記2つのサーバ装置の機能を備えた1つのサーバ装置により本実施形態の処理が実現されてもよい。またサーバPC300、サーバPC301のそれぞれによる処理を複数のサーバ装置が実行することにより3つ以上のサーバ装置が本実施形態の処理を実現する場合であってもよい。
さらに、以上の実施形態では、サーバPCがステータス情報のキャッシュ、取得、送信を行う例を示しているが、これに限定されず、例えば、クライアントPCがこれらの処理を行ってもよい。即ち、クライアントPCにおいてプリンタ等のデバイスのステータス情報を、当該ステータス情報を取得した時刻情報(タイムスタンプ)とともにメモリに記憶(記憶制御)しておく。そして、ステータス表示の指示を受けたときの時刻とタイムスタンプの時刻を比較し、その差分が閾値未満であればキャッシュされているステータス情報を表示させ、閾値以上であればデバイスからステータス情報を取得してもよい。
また、以上の実施形態では、サーバPCによるステータス情報の出力処理の例として、クライアントPCへの送信処理を例に説明した。しかしこれに限らず、表示装置にステータス情報を送信して表示させてもよいし、印刷装置にステータス情報を送信して印刷装置にステータス情報を印刷させてもよい。
尚、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。

Claims (11)

  1. 所定の処理を行うデバイスと接続可能な情報処理装置であって、
    前記デバイスのステータスを示すステータス情報を当該デバイスから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたステータス情報と、当該取得に対応する時刻を示すタイムスタンプをメモリに記憶させる記憶制御手段と、
    前記デバイスのステータス情報を出力させるための要求を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記要求に対応する時刻と前記記憶制御手段により前記メモリに記憶された前記タイムスタンプが示す時刻との差分が所定の閾値未満の場合、前記記憶制御手段により前記メモリに既に記憶されている前記ステータス情報を出力し、当該差分が当該所定の閾値以上の場合、前記取得手段に前記デバイスからステータス情報を新たに取得させ、当該新たに取得されたステータス情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶制御手段は、前記取得手段により前記デバイスから新たに取得されたステータス情報を前記メモリに記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記差分が前記所定の閾値未満の場合、前記出力手段は、前記記憶制御手段により前記メモリに既に記憶されているステータス情報を出力し、前記記憶制御手段は、前記取得手段により前記デバイスから新たに取得されたステータス情報を前記メモリに新たに記憶させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の閾値は、前記入力手段により入力された前記要求に対応するステータスの種類に応じた値である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の閾値は、前記デバイスの種類に応じた値である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力手段は、前記ステータス情報と、当該ステータス情報に対応するタイムスタンプを出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力手段は、前記ステータス情報を外部装置に出力し、当該外部装置が当該ステータス情報を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記入力手段は、前記情報処理装置と接続されている、前記デバイスとは異なる外部装置から前記要求を入力し、前記出力手段は、当該外部装置に前記ステータス情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、ネットワークを介して複数の外部装置と接続されており、前記入力手段は、当該複数の外部装置のそれぞれから前記要求を入力することが可能である
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 所定の処理を行うデバイスのステータスを示すステータス情報を当該デバイスから取得し、
    前記取得されたステータス情報と、当該取得に対応する時刻を示すタイムスタンプをメモリに記憶させ、
    前記デバイスのステータス情報を出力させるための要求に対応する時刻と前記メモリに記憶された前記タイムスタンプが示す時刻との差分が所定の閾値未満の場合、前記メモリに既に記憶されている前記ステータス情報を出力し、当該差分が当該所定の閾値以上の場合、前記デバイスからステータス情報を新たに取得し、当該新たに取得されたステータス情報を出力する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. 請求項10に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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