JP2024063454A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報処理装置の操作情報を適切にサーバに送信すること。【解決手段】第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置は、情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を第1サーバから取得する取得手段と、送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、情報処理装置の操作情報を第2サーバに送信する制御をする制御手段と、を有する。【選択図】図9
Description
本開示は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、およびプログラムに関する。
ユーザの操作を解析するための操作分析サーバが提供されている。操作情報を分析することにより、各種の改善が実現される。この分析機能は、Webページまたはモバイルアプリ等においても導入されている。特許文献1には、このような分析システムを活用する技術が開示されている。
しかしながら、ユーザの操作を全てサーバに送信すると、データサイズが大きくなってしまい、操作分析サーバの運用コストが大きくなってしまう。また、取得対象データを変更したい場合において、柔軟な対応が求められる。
本開示は、情報処理装置の操作情報を適切にサーバに送信することを目的とする。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置であって、前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、を有することを特徴とする。
本開示によれば、情報処理装置の操作情報を適切にサーバに送信することができる。
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
<<第1実施形態>>
<システム構成>
図1は、本実施形態の情報処理システム10の全体の構成を示す図である。情報処理システム10は、MFP(Multifunction Peripheral)100と、操作情報分析サーバ200と、送信可否制御サーバ400と、通信ネットワーク300と、を有する。MFP100は、操作情報分析サーバ200および送信可否制御サーバ400と、通信ネットワーク300を介して通信可能に構成されている。尚、図1の例では、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とは、それぞれ一つのサーバ装置であるものとしているが、物理的な装置例はこの例に限られない。以降で説明する、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とがそれぞれ有する機能を、複数の物理サーバで実現するように構成されていてもよい。即ち、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とは、それぞれ複数のサーバから構成されるサーバシステムであってもよい。また、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とを、クラウドサービスにおける仮想サーバとして構築してもよい。また、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とでそれぞれ実現される機能を1つのサーバで実現してもよい。
<システム構成>
図1は、本実施形態の情報処理システム10の全体の構成を示す図である。情報処理システム10は、MFP(Multifunction Peripheral)100と、操作情報分析サーバ200と、送信可否制御サーバ400と、通信ネットワーク300と、を有する。MFP100は、操作情報分析サーバ200および送信可否制御サーバ400と、通信ネットワーク300を介して通信可能に構成されている。尚、図1の例では、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とは、それぞれ一つのサーバ装置であるものとしているが、物理的な装置例はこの例に限られない。以降で説明する、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とがそれぞれ有する機能を、複数の物理サーバで実現するように構成されていてもよい。即ち、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とは、それぞれ複数のサーバから構成されるサーバシステムであってもよい。また、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とを、クラウドサービスにおける仮想サーバとして構築してもよい。また、操作情報分析サーバ200と送信可否制御サーバ400とでそれぞれ実現される機能を1つのサーバで実現してもよい。
<システムの概要>
本実施形態の情報処理システム10で行われる処理の概要を説明する。MFP100は、情報処理装置の一種である。MFP100には、後述するように、ユーザ操作を受け付ける操作部が設けられている。本実施形態では、MFP100に対して行われたユーザ操作に関する操作情報が、MFP100から操作情報分析サーバ200に送信され、操作情報分析サーバ200において各種の分析が行われる。例えば、画面の識別子およびボタン操作などの情報がMFP100から操作情報として操作情報分析サーバ200に送信される。MFP100の開発者は、ユーザによる操作フロー等を分析し、操作性の改善等を実施する。
本実施形態の情報処理システム10で行われる処理の概要を説明する。MFP100は、情報処理装置の一種である。MFP100には、後述するように、ユーザ操作を受け付ける操作部が設けられている。本実施形態では、MFP100に対して行われたユーザ操作に関する操作情報が、MFP100から操作情報分析サーバ200に送信され、操作情報分析サーバ200において各種の分析が行われる。例えば、画面の識別子およびボタン操作などの情報がMFP100から操作情報として操作情報分析サーバ200に送信される。MFP100の開発者は、ユーザによる操作フロー等を分析し、操作性の改善等を実施する。
ここで、ユーザが行った操作に関する全ての情報を、MFP100から操作情報分析サーバ200に送信すると、データサイズが大きくなってしまい、操作情報分析サーバ200の運用コストが大きくなってしまう。このため、取得対象の操作情報を限定して、データサイズを小さくすることが求められる。また、例えば製品の発売から時間が経った等で、一部または全体の操作情報の分析結果が不要となる場合が考えられる。つまり、MFP100から操作情報を操作情報分析サーバ200に送信する必要がなくなる場合が想定される。MFP100のような装置では、組み込みソフトウェアを用いて装置制御が行われている。このような組み込みソフトウェアを用いる形態において、対象となる操作情報を変更させたり、あるいは、操作情報自体の取得を行わせないようにしたりする制御をする場合、その都度ファームウエアップデートが必要になる。ファームウエアップデート中は装置を使用することができないため、ユーザに不利益が生じてしまう。
そこで、本実施形態では、送信可否制御サーバ400を用いた制御が行われる。具体的には、送信可否制御サーバ400は、MFP100からの送信可否情報の問い合わせに応じて送信可否情報をMFP100に送信する。送信可否情報とは、操作情報を操作情報分析サーバ200に送信することが可能であるか(許可されるか)否かを示す情報である。また、操作情報は、後述するように、複数の操作種別を含んでいる。このため、送信可否情報は、個々の操作種別ごとに、操作情報を操作情報分析サーバ200に送信することが可能であるか(許可されるか)否かを示す情報でもある。つまり、送信可否情報を用いることで、MFP100から送信される操作情報の詳細な制御が可能となる。
また、MFP100は、操作情報を外部(操作情報分析サーバ200)に送信することのユーザによる許諾が有るか否かを示す許諾情報を保存している。例えば、MFP100は、初回起動時など所定のタイミングで、ユーザから、情報を外部に送信することを許諾するか否かの指示を受け付ける。MFP100は、ユーザからの指示に応じた許諾情報を保存している。
そして、MFP100は、送信可否制御サーバ400から取得した送信可否情報と、MFP100内に保存された許諾情報とに基づいて、ユーザがMFP100を操作した情報を示す操作情報を、操作情報分析サーバ200に送信するか否かを判定する。許諾情報が、許諾が有ること示し、かつ、送信可否情報が操作情報の送信可を示すことを条件に、MFP100から操作情報分析サーバ200へ操作情報の送信が行われることになる。
尚、MFP100と、送信可否制御サーバとの間の情報の送受信は、送信可否情報の取得タイミングになったことに応じて行われる。送信可否情報の取得タイミングになると、MFP100は、送信可否制御サーバ400から送信可否情報の取得を行う。
また、MFP100と、操作情報分析サーバ200との間の情報の送受信は、操作情報の送信タイミングになったことに応じて行われる。操作情報の送信タイミングになると、MFP100は、送信可否制御サーバ400から送信された送信可否情報と、MFP100に保存されている許諾情報とに基づいて、操作情報分析サーバ200に操作情報を送信する。
尚、MFP100と送信可否制御サーバ400との間、および、MFP100と操作情報分析サーバ200との間の各通信においては、HTTPまたはXMPPなどを用いた制御が行われる。ここで、プロトコルとして、HTTPまたはXMPPを用いる例を説明するが、他のプロトコルを用いてもよい。
<ブロック図>
図2は、本実施形態におけるMFP100の概略構成例を示すブロック図である。MFP100は、情報処理装置の一種である。また、MFP100は、画像を処理する画像処理装置の一種でもある。本実施形態のMFP100は、ログ情報およびステータス情報を含むデバイス情報の生成、記憶、および、送信などの情報処理機能を備える。また、後述の記録制御部113および記録部114によって、記録媒体に画像を形成する画像形成機能を備える。
図2は、本実施形態におけるMFP100の概略構成例を示すブロック図である。MFP100は、情報処理装置の一種である。また、MFP100は、画像を処理する画像処理装置の一種でもある。本実施形態のMFP100は、ログ情報およびステータス情報を含むデバイス情報の生成、記憶、および、送信などの情報処理機能を備える。また、後述の記録制御部113および記録部114によって、記録媒体に画像を形成する画像形成機能を備える。
MFP100は、CPU101、ROM102、RAM103、画像メモリ104、データ変換部105、読取制御部106、読取部107、操作表示部108、LCD109、通信制御部110、および解像度変換部111を備える。さらに、符号復号化部112、記録制御部113、記録部114、USBファンクション制御部115、USBホスト制御部116、およびバス117を備える。
CPU101は、システム制御部であり、MFP100の全体を制御する。ROM102は、CPU101が実行する制御プログラム、データテーブル、および組み込みオペレーティングシステム(OS)などの固定データを格納する不揮発性メモリである。本実施形態では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリング、タスクスイッチ、および割り込み処理などのソフトウェア実行制御に用いられる。RAM103は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)などで構成され、不図示のデータバックアップ用の1次電池によってRAM103への給電が保障されている。RAM103には、プログラム制御変数などが格納される。また、RAM103には、デバイス情報を外部へ提供する許諾が有るかを示す許諾情報が記憶されたり、操作情報が記憶されたりする。画像メモリ104は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などで構成され、画像データを蓄積することができる。また、画像メモリ104の一部の領域は、ソフトウェア処理の実行のための作業領域として確保されている。データ変換部105は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)の解析、および、キャラクタデータのCG(Computer Graphics)展開など、画像データの変換を行う。
読取部107は、CISイメージセンサによって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像信号に変換する。読取制御部106は、この画像信号に、2値化処理および中間調処理などの各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、原稿を光学的に読み取る手法は、固定されているCISイメージセンサで原稿を読み取るシート読取制御方式、および、原稿台に固定されている原稿を移動するCISイメージセンサで読み取るブック読取制御方式のいずれでもよい。
操作表示部108は、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、および取り消しキーなどのキーと、LED(発光ダイオード)または7セグメント表示部などとから構成される。各種キーは、LCD109上に表示されるいわゆるソフトキーで実現されてもよく、ユーザからの操作を受け付けることができる。LCD109は、一定時間ユーザの操作が行われなかった場合、消費電力を低減させるため、LCD109のバックライトをOFFに切り替える。
通信制御部110は、MFP100と通信ネットワーク300との通信を制御し、インターネットサービスプロバイダへの接続、ならびに、操作情報分析サーバ200および送信可否制御サーバ400との間における各種データの通信を行う。また、通信制御部110は、MFP100がインターネットに接続されているのか、LANのみに接続されているのかを判定することができる。なお、通信制御部110と通信ネットワーク300との接続は、HTTPまたはXMPPなど公知の方法によるものとする。解像度変換部111は、ミリ系の画像データとインチ系の画像データとの相互変換などの解像度変換処理を行う。なお、解像度変換部111は、画像データの拡大縮小処理も実行することができる。符号復号化部112は、MFP100で扱われる画像データ(非圧縮、MH、MR、MMR、JBIG、JPEGなど)に符号復号化処理を施したり、拡大縮小処理を施したりする。記録制御部113は、印刷される画像データに対し、スムージング処理、記録濃度補正処理、および色補正などの各種画像処理を施すことにより、画像データを高精細な画像データに変換し、記録部114に出力する。また、記録制御部113は、定期的に記録部114の状態情報データを取得する役割も果たす。記録部114は、レーザビームプリンタまたはインクジェットプリンタなどによって構成され、記録制御部113で生成された画像データを用紙などの記録媒体に印刷する。
USBファンクション制御部115は、USB通信規格に従ってプロトコル制御を行う。USBホスト制御部116は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行うための制御部である。このUSB通信規格は、双方向の高速データ通信のための規格であり、このUSB通信規格によれば1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続可能な旨が定められている。つまり、USBホスト制御部116は、USB通信におけるホストの機能を提供する。読取部107およびLCD109以外の構成は、バス117を介して相互に接続されている。
図3は、本実施形態における操作情報分析サーバ200の概略構成例を示すブロック図である。操作情報分析サーバ200は、CPU201、ROM202、RAM203、内部記憶装置204、外部記憶装置205、操作部207、表示部208、および通信部209を備える。
CPU201は、ROM202、RAM203、内部記憶装置204、または、外部記憶媒体206から外部記憶装置205に読み出されたプログラムに従って操作情報分析サーバ200全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201の制御プログラムなどを格納する。RAM203は、一時的にプログラムおよび各種データを記憶し、操作情報分析サーバ200の処理を高速に動作させる。内部記憶装置204には、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラム、および各種データなどが格納される。また、内部記憶装置204には、各種制御命令およびデータの送受信を行うためのアプリケーションソフトなどがインストールされている。操作部207は、例えばキーボードおよびマウスなどの入力装置であり、操作情報分析サーバ200のオペレータから指示入力を受け付ける。表示部208は、オペレータに対して各種表示を行う。通信部209は、通信ネットワーク300に接続され、インターネットサービスプロバイダへの接続、および、MFP100との間における各種データの通信を行う。なお、通信ネットワーク300への接続は、HTTPまたはXMPPなど公知の方法によるものとする。
図4は、本実施形態における送信可否制御サーバ400の概略構成例を示すブロック図である。送信可否制御サーバ400は、CPU401、ROM402、RAM403、内部記憶装置404、外部記憶装置405、操作部407、表示部408、および通信部409を備える。
CPU401は、ROM402、RAM403、内部記憶装置404、または、外部記憶媒体406から外部記憶装置405に読み出されたプログラムに従って送信可否制御サーバ400全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401の制御プログラムなどを格納する。RAM403は、一時的にプログラムおよび各種データを記憶し、送信可否制御サーバ400の処理を高速に動作させる。内部記憶装置404には、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラム、および各種データなどが格納される。また、内部記憶装置404には、各種制御命令およびデータの送受信を行うためのアプリケーションソフトなどがインストールされている。操作部407は、例えばキーボードおよびマウスなどの入力装置であり、送信可否制御サーバ400のオペレータから指示入力を受け付ける。表示部408は、オペレータに対して各種表示を行う。通信部409は、通信ネットワーク300に接続され、インターネットサービスプロバイダへの接続、および、MFP100との間における各種データの通信を行う。なお、通信ネットワーク300への接続は、HTTPまたはXMPPなど公知の方法によるものとする。
<送信可否情報>
図5は、送信可否情報の例を示す図である。前述したように、送信可否情報とは、操作情報を操作情報分析サーバ200に送信することが可能であるか(許可されるか)否かを示す情報である。本実施形態では、送信可否情報には、複数種類の設定項目が含まれる。そして、設定項目ごとに送信を可とするか(ONとする)、または、否とするか(OFFとする)を指定することが可能となっている。これにより、送信可否制御サーバ400では、制御対象となるMFP毎(情報処理装置毎)に個別に送信可否情報を用意する必要がなく、単一の情報で全体のMFPを制御することが可能となる。尚、本実施形態の送信可否情報は、このような形態に限定されるものではなく、MFP毎の情報を送信可否制御サーバ400で管理し、個々のMFPに特化した送信可否情報を送信可否制御サーバ400が送信する形態でもよい。
図5は、送信可否情報の例を示す図である。前述したように、送信可否情報とは、操作情報を操作情報分析サーバ200に送信することが可能であるか(許可されるか)否かを示す情報である。本実施形態では、送信可否情報には、複数種類の設定項目が含まれる。そして、設定項目ごとに送信を可とするか(ONとする)、または、否とするか(OFFとする)を指定することが可能となっている。これにより、送信可否制御サーバ400では、制御対象となるMFP毎(情報処理装置毎)に個別に送信可否情報を用意する必要がなく、単一の情報で全体のMFPを制御することが可能となる。尚、本実施形態の送信可否情報は、このような形態に限定されるものではなく、MFP毎の情報を送信可否制御サーバ400で管理し、個々のMFPに特化した送信可否情報を送信可否制御サーバ400が送信する形態でもよい。
図5の各設定項目を説明する。機種年度は、製品が発売された時期を示す。発売から時間が経った機種は、現行の最新型の機種とは操作感が異なることがあるため、操作情報の収集の必要性がなくなることがある。機種年度の項目においては、操作情報の収集を必要としない機種の年度と、OFFとを示す値を指定することで、操作情報の収集を停止することができる。即ち、該当機種からの操作情報の送信を「否」であることをMFP100に通知することができる。また、操作情報の収集を必要とする機種の年度と、ONとを示す値を指定することもできる。図5の設定項目において、指定がされていない項目は、MFP100においてデフォルトとして送信可として処理するように構成されていてもよいし、送信否として処理するように構成されていてもよい。
パネルタイプは、MFP100に搭載されている液晶パネルの種類を指定する設定項目である。例えば、カラー液晶、モノクロ液晶、ランプのみなどの値が指定される。液晶パネルによって操作感は異なるため、特定の液晶パネルのみ、操作情報の収集を行いたいときに、そのパネルタイプをONにすることができる。
クライアントIDは、MFP固有の文字列を示す。クライアントIDは、操作情報を送信するMFPを間引く目的で使用される。値にはクライアントIDが偶数であるか、または、奇数であるか、などの値が指定される。例えば、他の送信可否情報の種類では送信可能になっている機種だとしても、クライアントIDに該当する機体は、送信否とすることができる。このように、設定項目の中には、他の設定項目よりも優先して適用される項目を設けてもよい。
強制オフは、全ての機体で送信を停止する目的で使用される。何らかの事情により、操作情報の送信を完全に止めたい場合にON(つまり、送信「否」)が指定される。
要素ごとON/OFFは、情報送信を行う要素ごとに送信を行うかを制御する設定項目である。例えば、ユーザインタフェース(UI)での操作情報の送信可否を制御したり、アプリケーションごとの操作情報の送信可否を制御したりすることができる。
画面分類に対する送信可否は、表示している画面の分類によって操作情報の送信可否を制御する設定項目である。例えば、MFP100の操作表示部108に表示されている画面が切り替わった場合、表示画面に割り当てられた画面分類と、送信可否情報での該当画面分類とを比較し、ONになっている場合に操作情報の送信が「可」となる。具合例として、コピーに関する情報を取得したい場合、COPY_ONの情報が指定されることになる。そして、コピーに関する画面の操作情報が送信されることになる。
上記の各設定項目を含む送信可否情報は、例えば128byteのバイナリデータとして構成される。また、各設定項目に割り当てられたbitが“1”であれば送信可、“0”であれば送信不可と処理される。尚、図5の例は、一例に過ぎず、設定項目およびデータ形式は、この例に限定されるものではない。
<操作情報>
図6は、MFP100から操作情報分析サーバ200に送信される操作情報の例を示す図である。操作情報には、複数種類の情報がある。複数種類の情報には、ユーザがMFP100を操作した情報と、ユーザがMFP100を動作させた際に用いた値とが含まれる。ユーザがMFP100を動作させた際に用いた値は、デフォルトでMFP100に設定されている値、および、ユーザによって設定された値が含まれる。
図6は、MFP100から操作情報分析サーバ200に送信される操作情報の例を示す図である。操作情報には、複数種類の情報がある。複数種類の情報には、ユーザがMFP100を操作した情報と、ユーザがMFP100を動作させた際に用いた値とが含まれる。ユーザがMFP100を動作させた際に用いた値は、デフォルトでMFP100に設定されている値、および、ユーザによって設定された値が含まれる。
例えば、ユーザがMFP100を操作した情報として画面IDがある。ユーザがMFP100を操作したことで、操作部207に表示される画面が切り替わる。操作部207に表示される画面IDをMFP100が操作情報分析サーバ200に随時送信することで、MFP100において表示された画面を追跡することが可能となる。これにより、ユーザの画面操作の遷移が操作情報分析サーバ200にて分析される。例えば、操作部207において画面IDがID_T0001の画面が表示された場合は、ID_T0001の情報が操作情報として指定されることになる。
また、MFP100を動作させた際に用いた値(ユーザが設定した値)には、例えばMFP100でコピーを行った場合に使用された用紙の用紙種類がある。用紙種類の操作情報は、ユーザがどのような目的でMFP100を使用したかを分析するために使用される。例えば、はがき用紙でコピーを行った場合には、hagakiの情報が操作情報として指定されることになる。
図6では、操作情報の種類を例示している。画面IDは、上記で説明した通りである。また、はがきの例は、ユーザが行った操作の内容を分析するための用途として、イベントの種類の情報に含まれる。その他、MFP100を示す固有の値であるクライアントID、MFP100に設定されていた言語設定、およびプリンタの発売年度を示す機種などの情報も含まれる。
本実施形態において、操作情報はクエリの形式で生成される。例えば、画面IDがID_T0001のクエリであれば、図6のタグ名欄に記載されているscreenIdと、ID_T0001とを、「=」の記号で繋ぎクエリを生成し、RAM103に保存する。このように、生成された操作情報は、RAM103に保存される。この時に生成されるクエリは、screenId=ID_T0001である。そして、後述するように、操作情報を送信するタイミングになり、操作情報が送信可能であれば、RAM103に保存された操作情報は、操作情報分析サーバ200に送信される。
また、本実施形態においては、RAM103において操作情報を保存する保存領域に、既に保存されているクエリ(操作情報)があった場合には、末尾に「&」を追記した後に、クエリを追記することで操作情報が生成される。つまり、上記のように既に画面IDが保存されている状態において、操作情報として用紙種類を追加する場合、screenId=ID_T0001&event=hagakiが生成される。そして、生成されたクエリが、RAM103における操作情報の保存領域に上書き保存されることになる。尚、RAM103における操作情報の保存領域に、操作情報が保存されていない場合、先頭からクエリを記載することで新たに操作情報が生成され、RAM103に保存される。RAM103に新規保存または上書き保存された操作情報は、操作情報分析サーバ200に送信されるとRAM103から削除される。
尚、図6に示す操作情報は、一例に過ぎず、これに限られるものではない。また、クエリを追記する例も一例であり、この形態に限られない。MFP100の操作情報が操作情報分析サーバ200で解析が可能な形態であれば、いずれの形態であってもよい。
<シーケンス例>
図7は、MFP100が送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。図7に示すMFP100の処理は、MFP100のCPU101が、ROM102に格納されているプログラムをRAM103に展開して実行することによって実現される。図7に示す送信可否制御サーバ400の処理は、送信可否制御サーバ400のCPU401が、ROM402に格納されているプログラムをRAM403に展開して実行することによって実現される。このように、図7に示す処理は、各デバイスのCPUによって実現されるものである。尚、図7におけるMFP100および送信可否制御サーバ400のステップのうちの一部または全部の機能をASICまたは電子回路等のハードウェアで実現してもよい。各処理の説明における記号「S」は、当該シーケンス図におけるステップであることを意味する(以下、本明細書におけるシーケンス図およびフローチャート図において同様である)。
図7は、MFP100が送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。図7に示すMFP100の処理は、MFP100のCPU101が、ROM102に格納されているプログラムをRAM103に展開して実行することによって実現される。図7に示す送信可否制御サーバ400の処理は、送信可否制御サーバ400のCPU401が、ROM402に格納されているプログラムをRAM403に展開して実行することによって実現される。このように、図7に示す処理は、各デバイスのCPUによって実現されるものである。尚、図7におけるMFP100および送信可否制御サーバ400のステップのうちの一部または全部の機能をASICまたは電子回路等のハードウェアで実現してもよい。各処理の説明における記号「S」は、当該シーケンス図におけるステップであることを意味する(以下、本明細書におけるシーケンス図およびフローチャート図において同様である)。
図7は、送信可否情報の取得タイミングになったことをトリガーに、MFP100が送信可否制御サーバ400に、送信可否情報を問い合わせる処理を行うシーケンス図である。本実施形態において、送信可否情報の取得タイミングは、電源オン完了時およびジョブ実行終了時であるものとする。尚、送信可否情報の取得タイミングはこれらに限定されるものではなく、一定の時間で周期的に取得してもよいし、その他のタイミングでもよい。
送信可否情報の取得タイミングになると、S701においてMFP100は、送信可否情報問い合わせを送信可否制御サーバ400に送信する。即ち、MFP100は、送信可否制御サーバ400に送信可否情報のリクエストを送信する。リクエストを受信した送信可否制御サーバ400は、S702において、送信可否情報をMFP100に送信する。
送信可否制御サーバ400から送信可否情報の提供があった場合、MFP100は、S703において、送信可否制御サーバ400からのレスポンスを解析する。そして、MFP100は、送信可否情報を適切に取得できたかを判定する。例えば、送信可否情報は、前述したように、128byteのバイナリデータとして構成される。このバイナリデータが全て取得できた場合、MFP100は、送信可否情報を適切に取得できたと判定する。
送信可否情報が適切に取得できた場合、S704においてMFP100は、送信可否制御サーバ400から取得した送信可否情報をRAM103に保存する。即ち、MFP100は、既にRAM103に保存されている送信可否情報を、取得した送信可否情報で更新する。尚、以前に取得済みの送信可否情報と全く同じ情報を取得した場合、MFP100は、新たに取得した送信可否情報でRAM103に保存されている送信可否情報を更新してもよいし、しなくてもよい。そして、MFP100は、図7に示すシーケンス図の処理を終了する。
一方、送信可否情報を取得できなかった場合、このタイミングにおいてMFP100は何も処理を行わない。即ち、MFP100は、送信可否情報をRAM103に保存する処理を行わない。そして、MFP100は、図7に示すシーケンス図の処理を終了する。この結果、MFP100は、RAM103に保存済みの直前まで使用していた送信可否情報をそのまま使用することになる。ただし、一度も送信可否情報が取得できていない場合は、MFP100は、初期設定に従うこととする。初期設定は、例えばROM102に保存されている。本実施形態において初期設定は、フェールセーフの観点から、MFP100が操作情報を送信しないように設定されている。
図8は、MFP100において実行される、操作情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図8に示すMFP100の処理は、MFP100のCPU101が、ROM102に格納されているプログラムをRAM103に展開して実行することによって実現される。図8の処理は、操作情報の生成タイミングになったときに、MFP100によって実行される処理である。操作情報の生成タイミングは、所定の操作が行われたタイミングである。例えば、表示部208に表示される画面の切り替え操作指示が行われたタイミング、または、MFP100を動作させる所定の操作指示が行われたタイミングである。また、図8の処理は、その他、ユーザ操作に応じて任意のタイミングで実行されてよい。
操作情報の生成タイミングになると、S801でCPU101は、図8の処理の契機となった操作が、操作情報の取得対象の操作であるかを判定する。図7の処理で説明したように、MFP100は、RAM103に送信可否情報を保存している。このため、CPU101は、RAM103に保存されている送信可否情報を参照して、図8の処理の契機となった操作が、操作情報の取得対象の操作であるかを判定する。図8の処理の契機となった操作が、操作情報の取得対象の操作でない場合、CPU101は、図8のフローチャートの処理を終了する。
一方、図8の処理の契機となった操作が、操作情報の取得対象の操作である場合、CPU101は、S802に進む。S802においてCPU101は、RAM103に既に操作情報が保存されているかを判定する。既に操作情報がRAM103に保存されていると判定された場合、CPU101は、S803において、既に保存されている操作情報の末尾に、操作情報を追加する。そして、CPU101は、図8のフローチャートの処理を終了する。
一方、操作情報がRAM103に保存されていないと判定された場合、CPU101は、S804において、操作情報の保存領域の先頭に、操作情報を新たに保存する。そして、CPU101は、図8のフローチャートの処理を終了する。
以上の処理が行われることで、MFP100は、送信可否情報に従って操作情報を生成し、RAM103に保存しておくことになる。そして、MFP100は、後述するように、操作情報を操作情報分析サーバ200に送信するタイミングになった場合、RAM103に保存されている操作情報を送信する処理を行うことになる。
図9は、MFP100において操作情報の送信タイミングになった場合に実行されるシーケンス図である。図9に示すMFP100の処理は、MFP100のCPU101が、ROM102に格納されているプログラムをRAM103に展開して実行することによって実現される。図9に示す操作情報分析サーバ200の処理は、操作情報分析サーバ200のCPU201が、ROM202に格納されているプログラムをRAM203に展開して実行することによって実現される。本実施形態では、操作情報の送信タイミングは、MFP100の表示部208に表示される画面が切り替わった場合であるものとする。尚、操作情報の送信タイミングは、この例に限定されるものではなく、一定の時間で周期的に送信タイミングが到来してもよいし、その他のタイミングでもよい。
操作情報の送信タイミングになった場合、S901においてMFP100は、RAM103に保存されている許諾情報を参照し、操作情報を送信することのユーザによる許諾が有るかを判定する。許諾情報は、前述したように、操作情報を含む各種情報を外部に送信する許諾が有るか無いかを示す情報である。許諾情報は、MFP100のユーザによって設定されている情報である。例えば、MFP100の初回起動時にユーザによって設定される。尚、許諾情報は、任意のタイミングでユーザによって設定変更されることもできる。
許諾情報が、情報を送信することのユーザによる許諾が有ることを示す場合、S902においてMFP100は、送信可否情報を参照する。そして、MFP100は、操作情報の送信が可能であるか否かを判定する。前述したように、本実施形態においてMFP100は、操作情報の生成処理の際に、送信可否情報を参照して、操作情報を生成してRAM103に保存している。一方で、操作情報の生成タイミングと、操作情報の送信タイミングとは、必ずしも一致しているわけではない。このため、本実施形態においてもMFP100は、操作情報の送信タイミングにおいて送信可否情報を参照して操作情報が送信可能かを判定している。
送信可否情報が、操作情報の送信が可能であることを示す場合、S903においてMFP100は、RAM103に保存されている操作情報を操作情報分析サーバ200に送信する。続いてS904においてMFP100は、RAMに保存されている操作情報を削除する。即ち、MFP100は、送信済みの操作情報をRAM103から削除する。そして、図9のシーケンス図の処理を終了する。送信可否情報が、操作情報の送信が否であることを示す場合、このタイミングでは何も処理をせず、図9のシーケンス図の処理を終了する。
一方、許諾情報が、情報を送信することのユーザによる許諾が無いことを示す場合、S905においてMFP100は、RAM103に保存している操作情報を削除する。そして、図9のシーケンス図の処理を終了する。
尚、本実施形態では、MFP100が操作情報を生成する際には、許諾情報の内容に関わらず、操作情報が生成される処理を説明した。そして、操作情報をMFP100が送信するタイミングで、許諾が有る場合には、RAM103に保存されている操作情報が送信された後に削除される例を説明した。しかしながら、この例に限られるものではなく、操作情報を生成する際に、許諾情報を用いて処理を行ってもよい。即ち、図8の冒頭の処理において、許諾情報が、許諾が有ることを示すか否かを判定する処理を追加してもよい。そして、許諾を示す場合にMFP100は、S801に進み、許諾を示さない場合にMFP100は、図8のフローチャートの処理を終了するように構成されていてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置の操作情報を適切にサーバに送信することができる。即ち、情報処理装置であるMFP100は、送信可否制御サーバ400から受信する送信可否情報に従い、特定の操作情報を操作情報分析サーバ200に送信する。つまり、MFP100は、無条件に全ての操作情報を操作情報分析サーバ200に送信するのではなく、送信可否情報に従った操作情報を、操作情報分析サーバ200に送信する。これにより、MFP100から操作情報分析サーバ200に送信される操作情報のデータサイズを小さくすることができる。このため、操作情報分析サーバ200の運用コストが削減できる。また、MFP100から操作情報分析サーバ200への通信コストも削減することができる。また、操作情報分析サーバ200を用いることで、MFP100において、ファームウエアアップデートを行うことなく、対象となる操作情報を変更させたり、操作情報自体の取得を行わせないようにしたりすることが可能となる。このため、MFP100による操作情報の送信を、詳細かつ適宜のタイミングで制御することが可能となる。
<<第2実施形態>>
第1実施形態においては、MFP100は、送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得し、その送信可否情報に従った操作情報を操作情報分析サーバ200に送信する例を説明した。しかしながら、地域によっては、操作情報の類の送信が行われない地域がある。例えば、この種の情報の収集が認められていない地域がある。従って、該当地域におけるMFP100は、操作情報を送信しないように制御することが求められる。本実施形態では、MFP100の設置されている地域に応じて、送信可否情報を送信可否制御サーバが提供するか否かを制御するシステムを説明する。これにより、操作情報を送信しない地域に設置されたMFP100から、操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態と共通の構成の説明は省略する。
第1実施形態においては、MFP100は、送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得し、その送信可否情報に従った操作情報を操作情報分析サーバ200に送信する例を説明した。しかしながら、地域によっては、操作情報の類の送信が行われない地域がある。例えば、この種の情報の収集が認められていない地域がある。従って、該当地域におけるMFP100は、操作情報を送信しないように制御することが求められる。本実施形態では、MFP100の設置されている地域に応じて、送信可否情報を送信可否制御サーバが提供するか否かを制御するシステムを説明する。これにより、操作情報を送信しない地域に設置されたMFP100から、操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態と共通の構成の説明は省略する。
<システム構成>
図10は、本実施形態における情報処理システム1000の全体の構成を示す図である。図10の情報処理システム1000では、図1の情報処理システム10と比べると、管理サーバ600と、送信可否制御サーバ群700とが追加されている。送信可否制御サーバ群700には、第1送信可否制御サーバ710と第2送信可否制御サーバ720とが含まれている。情報処理システム1000のその他の構成は、図1の情報処理システム10と同様である。
図10は、本実施形態における情報処理システム1000の全体の構成を示す図である。図10の情報処理システム1000では、図1の情報処理システム10と比べると、管理サーバ600と、送信可否制御サーバ群700とが追加されている。送信可否制御サーバ群700には、第1送信可否制御サーバ710と第2送信可否制御サーバ720とが含まれている。情報処理システム1000のその他の構成は、図1の情報処理システム10と同様である。
管理サーバ600は、送信可否制御サーバを管理するサーバである。送信可否制御サーバ群700は、各地域に設置された、送信可否情報を提供する送信可否制御サーバを総称したものである。図10の例では、第1地域に設置された第1送信可否制御サーバ710と、第2地域に設置された第2送信可否制御サーバ720とを図示している。尚、第1実施形態でも説明したように、図10の例では、各サーバを、それぞれ一つのサーバ装置であるものとしているが、物理的な装置例はこの例に限られない。各サーバがそれぞれ有する機能を、複数の物理サーバで実現するように構成されていてもよし、クラウドサービスにおける仮想サーバとして構築してもよい。また、各サーバでそれぞれ実現される機能を1つのサーバで実現してもよい。第1送信可否制御サーバ710および第2送信可否制御サーバ720の構成自体は、第1実施形態で説明した送信可否制御サーバ400と同様である。また、管理サーバ600の構成は、第1実施形態で説明した送信可否制御サーバ400または操作情報分析サーバ200と同様の構成とすることができ、ROMなどに搭載されているプログラムが異なっている点が主な相違点に過ぎないため、説明を省略する。
<システムの概要>
本実施形態における情報処理システム1000で行われる処理の概要を説明する。本実施形態では、MFP100は、送信可否情報を要求する対象の送信可否制御サーバを示すサーバ情報を管理サーバ600から取得する。そして、MFP100は、そのサーバ情報が示す送信可否制御サーバに、送信可否情報の問い合わせを行う。以降の処理は、第1実施形態で説明した処理と同様となる。
本実施形態における情報処理システム1000で行われる処理の概要を説明する。本実施形態では、MFP100は、送信可否情報を要求する対象の送信可否制御サーバを示すサーバ情報を管理サーバ600から取得する。そして、MFP100は、そのサーバ情報が示す送信可否制御サーバに、送信可否情報の問い合わせを行う。以降の処理は、第1実施形態で説明した処理と同様となる。
本実施形態では、複数の送信可否制御サーバを設けることで、操作情報の送信を行わない地域からアクセスされた場合の制御を行うことができる。例えば、第1送信可否制御サーバ710が操作情報の送信が許可されている第1地域のサーバであり、第2送信可否制御サーバ720が操作情報の送信を行わない第2地域のサーバと仮定する。第1送信可否制御サーバ710では送信可否情報を提供するように構成されている。一方、第2送信可否制御サーバ720では送信可否情報の提供を行わないように構成されている。
このような状況下においてMFP100が第1地域から管理サーバ600への問い合わせを行った場合、管理サーバ600からは、第1送信可否制御サーバ710のサーバ情報が提供される。MFP100は、提供されたサーバ情報に従い、第1送信可否制御サーバ710へ送信可否情報の問い合わせを行い、提供された送信可否情報を用いて操作情報の送信を行う。
一方、MFP100が第2地域から管理サーバ600への問い合わせを行った場合、管理サーバ600からは、第2送信可否制御サーバ720のサーバ情報が提供される。MFP100は、提供されたサーバ情報に従い、第2送信可否制御サーバ720へ送信可否情報の問い合わせを行うが、第2送信可否制御サーバ720からは、送信可否情報は提供されない。このため、MFP100は、操作情報の送信を行うことができない。この結果、操作情報の送信を行わない地域において、MFP100から操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。
<シーケンス例>
図11は、MFP100が送信可否制御サーバから送信可否情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。図11に示すMFP100の処理は、MFP100のCPU101が、ROM102に格納されているプログラムをRAM103に展開して実行することによって実現される。図11に示す管理サーバ600、第1送信可否制御サーバ710、および第2送信可否制御サーバ720の処理は、各サーバのCPU401が、ROM402に格納されているプログラムをRAM403に展開して実行することによって実現される。
図11は、MFP100が送信可否制御サーバから送信可否情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。図11に示すMFP100の処理は、MFP100のCPU101が、ROM102に格納されているプログラムをRAM103に展開して実行することによって実現される。図11に示す管理サーバ600、第1送信可否制御サーバ710、および第2送信可否制御サーバ720の処理は、各サーバのCPU401が、ROM402に格納されているプログラムをRAM403に展開して実行することによって実現される。
図11は、送信可否情報の取得タイミングになったことをトリガーに、MFP100が管理サーバ600に、送信可否情報を問い合わせる処理を行うシーケンス図である。本実施形態において、送信可否情報の取得タイミングは、電源オン完了時およびジョブ実行終了時であるものとする。尚、送信可否情報の取得タイミングはこれらに限定されるものではなく、一定の時間で周期的に取得してもよいし、その他のタイミングでもよい。
送信可否情報の取得タイミングになると、S1101においてMFP100は、サーバ情報の問い合わせを管理サーバ600に送る。即ち、MFP100は、自身が送信可否情報を要求すべき対象のサーバを示すサーバ情報の要求を、管理サーバ600に送信する。この要求を受け、S1102において管理サーバ600は、要求の送信元のMFP100が設置されている地域を判定する。本実施形態では、管理サーバ600は、MFP100のIPアドレスから、MFP100の設置されている地域を判定する。MFP100のIPアドレスが、操作情報の送信を行う地域を示すものであれば、S1103において管理サーバ600は、第1送信可否制御サーバ710のサーバ情報を提供する。MFP100のIPアドレスが、操作情報の送信を行わない地域を示すものであれば、S1104において管理サーバ600は、第2送信可否制御サーバ720のサーバ情報を提供する。それ以外の地域を示すものであれば、管理サーバ600は、サーバ情報の提供を行わない。
管理サーバ600からサーバ情報の提供があった場合、S1105においてMFP100は、管理サーバ600からのレスポンスを解析する。そして、S1106においてMFP100は、サーバ情報をRAM103に保存する。既にサーバ情報がRAM103に保存されている場合、上書き保存して、サーバ情報を更新する。
次に、取得したサーバ情報が第1送信可否制御サーバ710を示す場合、S1107においてMFP100は、第1送信可否制御サーバ710に送信可否情報の問い合わせを行う。問い合わせを受け取った第1送信可否制御サーバ710は、S1108において、MFP100に送信可否情報を提供する。
一方、取得したサーバ情報が第2送信可否制御サーバ720を示す場合、S1109においてMFP100は、第2送信可否制御サーバ720に送信可否情報の問い合わせを行う。尚、前述したように、第2送信可否制御サーバ720は、送信可否情報を送信しないように構成されているため、第2送信可否制御サーバ720からは、送信可否情報は提供されない。
送信可否制御サーバから、送信可否情報の提供があれば(即ち、レスポンスがあれば)、S1110においてMFP100は、レスポンスの解析を行う。そして、S1111においてMFP100は、送信可否情報をRAM103に保存し更新する。そして、図11のシーケンス図の処理を終了する。
以降の処理は第1実施形態で説明した例と同様である。即ち、MFP100は、取得した送信可否情報を使用し、図8で示したように、操作情報の生成処理を行い、図9で示したように、操作情報の送信を行う。
尚、本実施形態では、管理サーバ600において送信可否制御サーバを決定する際に、MFP100のIPアドレスを用いる例を説明したが、これに限られない。他の任意の情報を用いて、要求元のMFP100に対して応答すべき送信可否制御サーバを決定してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、操作情報の送信を行わない地域において、MFP100から操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。
<<第3実施形態>>
第1実施形態においては、MFP100が送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得できない場合、以前にMFP100が送信可否制御サーバ400から取得してRAM103に保存している送信可否情報を利用する例を説明した。ここで、MFP100が、送信可否情報を連続的に取得できないような場合も想定される。このような場合、MFP100が、システム管理者が本来意図していない送信可否情報を参照して操作情報を送信してしまう虞がある。
第1実施形態においては、MFP100が送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得できない場合、以前にMFP100が送信可否制御サーバ400から取得してRAM103に保存している送信可否情報を利用する例を説明した。ここで、MFP100が、送信可否情報を連続的に取得できないような場合も想定される。このような場合、MFP100が、システム管理者が本来意図していない送信可否情報を参照して操作情報を送信してしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、送信可否情報に有効期限を設定することで、古くなった送信可否情報に従った操作情報の送信を抑制する例を説明する。MFP100は、操作情報を生成する際に、および、操作情報を送信する際に、送信可否情報の有効期限を参照し、有効期限が過ぎている場合には、操作情報を削除する。これにより、古い送信可否情報を用いることで、意図しない操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。
本実施形態の基本的なシステム構成は、第1実施形態で説明した例と同様であるため、説明を省略する。以下、第1実施形態と相違する点を中心に説明する。尚、本実施形態は、第2実施形態で説明したシステム構成に基づくものであってもよい。
<送信可否情報>
図12は、本実施形態における送信可否情報の例を示す図である。図12の送信可否情報は、図5の送信可否情報に、有効期限の設定項目が追加された例を示している。有効期限が過ぎた送信可否情報は使用することができない。有効期限の指定方法としては、時刻、または、送信可否情報を取得してからの時間を指定してもよいし、他の方法でもよい。例えば時刻を指定した場合には2021/12/16という指定になる。
図12は、本実施形態における送信可否情報の例を示す図である。図12の送信可否情報は、図5の送信可否情報に、有効期限の設定項目が追加された例を示している。有効期限が過ぎた送信可否情報は使用することができない。有効期限の指定方法としては、時刻、または、送信可否情報を取得してからの時間を指定してもよいし、他の方法でもよい。例えば時刻を指定した場合には2021/12/16という指定になる。
<シーケンス図>
図13は、MFP100において実行される、操作情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図13に示すMFP100の処理は、図8に示す処理を一部変更したものである。基本的な説明は、図8と同様であるため、相違点を中心に説明する。
図13は、MFP100において実行される、操作情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図13に示すMFP100の処理は、図8に示す処理を一部変更したものである。基本的な説明は、図8と同様であるため、相違点を中心に説明する。
操作情報の生成タイミングになると、S1301でMFP100は、RAM103に保存されている送信可否情報を参照し、有効期限が過ぎているか否かを判定する。有効期限が過ぎていると判定された場合には、S1306に進み、MFP100は、RAM103に保存されている操作情報を削除する。そして、図13のシーケンス図の処理を終了する。有効期限が過ぎていないと判定された場合は、MFP100は、S1302に進む。S1302からS1305の処理は、図8のS801からS804とそれぞれ同じ処理である。
図14は、MFP100において操作情報の送信タイミングになった場合に実行されるシーケンス図である。図14に示すMFP100の処理は、図9に示す処理を一部変更したものである。基本的な説明は、図9と同様であるため、相違点を中心に説明する。
操作情報の送信タイミングになった場合、S1401においてMFP100は、送信可否情報の有効期限を確認する。MFP100は、RAM103に保存されている送信可否情報を参照し、有効期限が過ぎている場合には、S1407において、RAM103に保存されている操作情報を削除する。そして、図14に示すシーケンス図の処理を終了する。一方、有効期限が過ぎてない場合には、MFP100は、S1402以降の処理を行う。S1402からS1406の処理は、図9のS901からS905の処理とそれぞれ同じであるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、送信可否情報に有効期限を設定することで、古くなった送信可否情報に従った操作情報の送信を抑制することができる。
<<第4実施形態>>
第1実施形態においては、MFP100が送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得できない場合、以前にMFP100が送信可否制御サーバ400から取得してRAM103に保存している送信可否情報を利用する例を説明した。ここで、第3実施形態でも説明したように、MFP100が、送信可否情報を連続的に取得できないような場合も想定される。このような場合、MFP100が、システム管理者が本来意図していない送信可否情報を参照して操作情報を送信してしまう虞がある。
第1実施形態においては、MFP100が送信可否制御サーバ400から送信可否情報を取得できない場合、以前にMFP100が送信可否制御サーバ400から取得してRAM103に保存している送信可否情報を利用する例を説明した。ここで、第3実施形態でも説明したように、MFP100が、送信可否情報を連続的に取得できないような場合も想定される。このような場合、MFP100が、システム管理者が本来意図していない送信可否情報を参照して操作情報を送信してしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、MFP100が、送信可否制御サーバ400から送信可否情報の取得に失敗した場合、RAM103に保存されている操作情報および送信可否情報を削除する。これにより、古い送信可否情報を用いることで、意図しない操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。
基本的なシステム構成は、第1実施形態で説明した例と同様であるため、説明を省略する。以下、第1実施形態と相違する点を中心に説明する。尚、本実施形態は、第2実施形態で説明したシステム構成に基づくものであってもよい。
<シーケンス図>
図15は、MFP100が送信可否制御サーバから送信可否情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。図15の処理は、基本的に図7で説明した処理と同様であるため、相違点を中心に説明する。
図15は、MFP100が送信可否制御サーバから送信可否情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。図15の処理は、基本的に図7で説明した処理と同様であるため、相違点を中心に説明する。
S1501からS1504までの処理は、S701からS704までの処理と同様である。本実施形態では、S1501の操作可否情報の問い合わせに応じて、送信可否制御サーバ400から送信可否情報の提供がない場合、MFP100は、S1505において、RAM103に保存されている操作情報と送信可否情報とを削除する。即ち、MFP100は、送信可否情報を、MFP100の初期設定に戻す処理を行う。そして、図15のシーケンス図の処理を終了する。第1実施形態でも説明したように、本実施形態においても、送信可否情報が送信可否制御サーバ400から取得していない初期設定においては、MFP100は、操作情報を送信しないように構成されている。このため、送信可否情報の取得に失敗した場合には、操作情報の生成においても、操作情報の送信においても、実質的に処理が行われないことになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、送信可否情報の取得に失敗した場合には、操作情報が送信されないため、意図しない操作情報が送信されてしまうことを抑制することができる。
<<その他の実施形態>>
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本実施形態の開示は、以下の情報処理装置例、情報処理装置の制御方法例、およびプログラム例に代表される構成を含むものである。
<構成1>
第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
<構成2>
前記制御手段は、前記情報処理装置の操作情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された操作情報を前記第2サーバに送信する送信手段とを有することを特徴とする構成1に記載の情報処理装置。
前記制御手段は、前記情報処理装置の操作情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された操作情報を前記第2サーバに送信する送信手段とを有することを特徴とする構成1に記載の情報処理装置。
<構成3>
前記生成手段は、前記送信可否情報に基づいて前記操作情報を生成することを特徴とする構成2に記載の情報処理装置。
前記生成手段は、前記送信可否情報に基づいて前記操作情報を生成することを特徴とする構成2に記載の情報処理装置。
<構成4>
前記送信手段は、前記送信可否情報に基づいて前記操作情報を送信することを特徴とする構成2または3に記載の情報処理装置。
前記送信手段は、前記送信可否情報に基づいて前記操作情報を送信することを特徴とする構成2または3に記載の情報処理装置。
<構成5>
前記生成手段は、前記生成した操作情報を記憶手段に記憶し、
前記送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を送信することを特徴とする構成2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
前記生成手段は、前記生成した操作情報を記憶手段に記憶し、
前記送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を送信することを特徴とする構成2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
<構成6>
前記制御手段は、前記第2サーバに前記操作情報を送信した場合、前記記憶手段に記憶されている操作情報を削除することを特徴とする構成5に記載の情報処理装置。
前記制御手段は、前記第2サーバに前記操作情報を送信した場合、前記記憶手段に記憶されている操作情報を削除することを特徴とする構成5に記載の情報処理装置。
<構成7>
前記送信可否情報には、有効期限が含まれており、
前記制御手段は、前記送信可否情報に含まれる有効期限が過ぎている場合、前記第2サーバに前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を送信することなく、前記記憶手段に記憶されている操作情報を削除することを特徴とする構成5または6に記載の情報処理装置。
前記送信可否情報には、有効期限が含まれており、
前記制御手段は、前記送信可否情報に含まれる有効期限が過ぎている場合、前記第2サーバに前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を送信することなく、前記記憶手段に記憶されている操作情報を削除することを特徴とする構成5または6に記載の情報処理装置。
<構成8>
前記制御手段は、前記取得手段が前記第1サーバから前記送信可否情報を取得できない場合、以前に前記第1サーバから取得した送信可否情報を用いて前記制御を行うことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
前記制御手段は、前記取得手段が前記第1サーバから前記送信可否情報を取得できない場合、以前に前記第1サーバから取得した送信可否情報を用いて前記制御を行うことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
<構成9>
前記制御手段は、前記取得手段が前記第1サーバから前記送信可否情報を取得できない場合、前記操作情報を前記第2サーバに送信しないことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
前記制御手段は、前記取得手段が前記第1サーバから前記送信可否情報を取得できない場合、前記操作情報を前記第2サーバに送信しないことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
<構成10>
前記取得手段は、
送信可否情報を取得する先の第1サーバを示すサーバ情報を第3サーバから取得し、
前記サーバ情報が示す第1サーバから前記送信可否情報を取得することを特徴とする構成1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
前記取得手段は、
送信可否情報を取得する先の第1サーバを示すサーバ情報を第3サーバから取得し、
前記サーバ情報が示す第1サーバから前記送信可否情報を取得することを特徴とする構成1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
<構成11>
前記送信可否情報は、複数の設定項目を含むことを特徴とする構成1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
前記送信可否情報は、複数の設定項目を含むことを特徴とする構成1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
<構成12>
前記複数の設定項目は、他の設定項目よりも優先して送信可否を制御する設定項目を含むことを特徴とする構成11に記載の情報処理装置。
前記複数の設定項目は、他の設定項目よりも優先して送信可否を制御する設定項目を含むことを特徴とする構成11に記載の情報処理装置。
<構成13>
第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得するステップと、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をするステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得するステップと、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をするステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
<構成14>
コンピュータに、構成13に記載の情報処理装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
コンピュータに、構成13に記載の情報処理装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
<構成15>
第1サーバと、第2サーバと、前記第1サーバおよび前記第2サーバと通信可能な情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、
を有し、
前記第1サーバは、前記情報処理装置からの要求に応じて前記送信可否情報を前記情報処理装置に送信し、
前記第2サーバは、前記操作情報を分析する、
ことを特徴とする情報処理システム。
第1サーバと、第2サーバと、前記第1サーバおよび前記第2サーバと通信可能な情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、
を有し、
前記第1サーバは、前記情報処理装置からの要求に応じて前記送信可否情報を前記情報処理装置に送信し、
前記第2サーバは、前記操作情報を分析する、
ことを特徴とする情報処理システム。
Claims (15)
- 第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記情報処理装置の操作情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された操作情報を前記第2サーバに送信する送信手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段は、前記送信可否情報に基づいて前記操作情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記送信手段は、前記送信可否情報に基づいて前記操作情報を送信することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段は、前記生成した操作情報を記憶手段に記憶し、
前記送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を送信することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2サーバに前記操作情報を送信した場合、前記記憶手段に記憶されている操作情報を削除することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記送信可否情報には、有効期限が含まれており、
前記制御手段は、前記送信可否情報に含まれる有効期限が過ぎている場合、前記第2サーバに前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を送信することなく、前記記憶手段に記憶されている操作情報を削除することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記取得手段が前記第1サーバから前記送信可否情報を取得できない場合、以前に前記第1サーバから取得した送信可否情報を用いて前記制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記取得手段が前記第1サーバから前記送信可否情報を取得できない場合、前記操作情報を前記第2サーバに送信しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記取得手段は、
送信可否情報を取得する先の第1サーバを示すサーバ情報を第3サーバから取得し、
前記サーバ情報が示す第1サーバから前記送信可否情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記送信可否情報は、複数の設定項目を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記複数の設定項目は、他の設定項目よりも優先して送信可否を制御する設定項目を含むことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- 第1サーバおよび第2サーバと通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得するステップと、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をするステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項13に記載の情報処理装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
- 第1サーバと、第2サーバと、前記第1サーバおよび前記第2サーバと通信可能な情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記情報処理装置の操作情報の送信可否を示す送信可否情報を前記第1サーバから取得する取得手段と、
前記送信可否情報が送信可であることを示すことを条件に、前記情報処理装置の操作情報を前記第2サーバに送信する制御をする制御手段と、
を有し、
前記第1サーバは、前記情報処理装置からの要求に応じて前記送信可否情報を前記情報処理装置に送信し、
前記第2サーバは、前記操作情報を分析する、
ことを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022171422A JP2024063454A (ja) | 2022-10-26 | 2022-10-26 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、およびプログラム |
US18/376,488 US20240146850A1 (en) | 2022-10-26 | 2023-10-04 | Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022171422A JP2024063454A (ja) | 2022-10-26 | 2022-10-26 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、およびプログラム |
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2022
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