JP2014218274A - 口栓付き包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】口栓を包装袋内に収納し、開封する際には、容易に口栓を露出できる口栓付き包装袋を提供するものである。【解決手段】少なくとも、基材層と、ガスバリア性を有する中間層と、シーラント層、とからなる表裏二枚の本体フィルム1a、1bが、シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部11,12、底シール部13、天シール部10、が形成され、天シール部10に口栓14が装着され、内部に第一収納部21が形成されてなる口栓付き包装袋において、天シール部10の表裏本体フィルムのいずれか一方が、上方に延出し蓋部15が連続して形成され、蓋部15の上端部には開封用タブ16が形成され、蓋部のシーラント層を内側にして折り曲げて、口栓14を覆うように、他方の本体フィルムとシールし、口栓を収納する第二収納部22が形成されてなる口栓付き包装袋50である。【選択図】図3

Description

本発明は、口栓付き包装袋に関するものであり、さらに詳しくは、口栓が包装袋内に収納された口栓付き包装袋に関するものである。
従来、紙やプラスチックフィルムなどを積層した積層体を用いた包装袋に口栓を設けた口栓付き包装袋が色々と提案されていると共に市場に出回っている。いずれも口栓が露出されており、輸送中や保管中あるいは店頭販売中などに口栓に埃などが付着したり、あるいは、口栓付き包装袋をハンドリングする場合などに口栓に人の手が触れたりといったことを回避することが難しい状態である。また内容物が食品の場合に至っては、口栓の注出口から直に内容物を口に入れることもあり、衛生面で甚だしい不衛生な問題を抱えている。また内容物によっては、口栓付き包装袋にガスバリア性を要求される場合には、包装袋にガスバリア性を付与させることができるが、口栓からのガスバリア性の低下の問題を抱えている。これは、使用される樹脂や構造的な要因からくるのである。
口栓にガスバリア性を付与させる提案がある。口栓の注出部にガスバリア性を付与させた提案である(特許文献1)。これは口栓の注出部の内面にガスバリア性を有する部材をインサート成形にて装着したものである。この方法では、射出成形時にインサート成形するために、位置合わせや、部材の接着などの管理の問題があり、生産性の低下を招く問題がある。
また、口栓を包装袋内に収納し、ガスバリア性の低下を防ぎ、衛生面に優れた口栓付き包装袋の提案がある(特許文献2、特許文献3)。
特許文献2では、周縁部をシールしてなる包装袋を、包装袋の内層をシールして二室に区分すると共に、二室に区分するシール部の内層間に、口栓が設けられた口栓付き包装袋である。即ち、口栓部分をフィルムで覆い密封しているものである。特許文献3も口栓をフィルムで覆い密封しているものである。
これらの包装袋は、口栓部分を覆ったフィルムのサイドシール部分には、ノッチとそのノッチから繋がって形成されている開封補助線(ミシン目や切れ目)が設けられている。開封する際は、ノッチから口栓をまたがって形成されている開封補助線に沿って表裏フィルムを切り取る方法で開封している。よって開封補助線が口栓部分をまたがって設けられているために口栓部分が引っ掛かってうまく開封できないことがあった。
特開2006−1623号公報 特開平10−305850号公報 特開平11−263355号公報
本発明は、このような問題を鑑みて、口栓を包装袋内に収納し、開封する際には、容易に口栓を露出できる口栓付き包装袋を提供するものである。
上記の課題を解決するために、発明者らは鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、基材層と、ガスバリア性を有する中間層と、シーラント層と、からなる表裏二枚の本体フィルムが、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部が形成され、
天シール部に口栓が装着され、内部に第一収納部が形成されてなる口栓付き包装袋において、
前記天シール部の表裏本体フィルムのいずれか一方が、上方に延出し、蓋部が連続して形成され、
前記蓋部の上端部には開封用タブが形成され、
前記蓋部を、シーラント層を内側にして折り曲げ、前記口栓を覆うように、他方の本体フィルムとシールし、
前記口栓を収納する第二収納部が形成されてなる口栓付き包装袋である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記天シール部と前記蓋部の境界近傍に、開封用切れ目が幅方向に刻設されてなることを特徴とする請求項1記載の口栓付き包装袋である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記開封用切れ目が、パルス発振型レーザー加工によって、基材層を貫通するスリットが、少なくとも1本の連続あるいは不連続で形成されてなることを特徴とする請求項2記載の口栓付き包装袋である。
本発明の請求項4に係る発明は、少なくとも、基材層と、ガスバリア性を有する中間層と、シーラント層と、からなる表裏二枚の本体フィルムが、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部、および天シール部と、左側シール部または右側シールとの上隅部に上隅シール部が形成され、
前記上隅シール部に口栓が装着され、内部に第一収納部が形成されてなる口栓付き包装袋において、
前記上隅シール部の表裏本体フィルムのいずれか一方が、上方に延出し蓋部が連続して形成され、
前記蓋部の上端部には開封用タブが形成され、
前記蓋部、シーラント層を内側にして折り曲げ、前記口栓を覆うように、他方の本体フィルムとシールし、
前記口栓を収納する第二収納部が形成されてなる口栓付き包装袋である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記上隅シール部と前記蓋部の境界近傍に、開封用切れ目が幅方向に刻設されてなることを特徴とする請求項4記載の口栓付き包装袋である。
本発明の請求項6に係る発明は、前記開封用切れ目が、パルス発振型レーザー加工によって、基材層を貫通するスリットが、少なくとも1本の連続あるいは不連続で形成されてなることを特徴とする請求項5記載の口栓付き包装袋である。
本発明の請求項7に係る発明は、前記蓋部のシーラント層上に、イージーピール性を有するイージーピール樹脂層が形成されてなることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の口栓付き包装袋である。
本発明の請求項8に係る発明は、前記中間層が、アルミニウム箔を積層した積層フィルムまたは酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムのいずれかの無機酸化物からなる蒸着層を有した蒸着フィルムであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の口栓付き包装袋である。
本発明の口栓付き包装袋は、ガスバリア性を有した包装袋に口栓が収納されているため、口栓からのガスバリア性の低下を防ぎ、かつ衛生面に優れ、開封時には、口栓を容易に露出させることができるものである。
蓋部のシーラント層の上にイージーピー性を有する樹脂層が形成されているために、第二収納部を容易に開封することができ、剥離された蓋部を開封用切れ目に沿って、口栓に引っ掛からず容易に切り取ることができる。
本発明の請求項1によれば、ガスバリア性を有した包装袋、即ち、第二収納部に収納することにより、口栓からのガスバリア性の低下を防ぐことができる。また輸送中や、保管中あるいは店頭販売中などにおいては、口栓が第二収納部内にあり、口栓に埃が付着したり、あるいは口栓付き包装袋をハンドリングする場合などに口栓に人の手が触れるといったことを回避することができると共に、包装袋を開封しない限りにおいては口栓が露出されないために改ざん防止にもなるものである。
本発明の請求項2によれば、天シール部と蓋部の境界近傍に、開封用切れ目が幅方向に刻設されてなることにより、剥離された蓋部を開封用切れ目に沿って切り取ることができる。口栓に引っ掛からず容易に切り取ることができる。
本発明の請求項3によれば、パルス発振型レーザーの波長を選択することにより、基材層のみに開封用切れ目を刻設することができる。即ち、基材層を貫通して中間層まで達する切れ目を刻設することができる。基材層を貫通して中間層まで達するスリットが、少なくとも1本の連続あるいは不連続で形成することができる。
本発明の請求項4によれば、上隅シール部に装着した口栓を第二収納部に収納することにより、口栓からのガスバリア性の低下を防ぐことができる。また衛生面にも優れている。この口栓付き包装袋の形状は、内容物を飲食し易く、かつ注ぎ易くしたものである。
本発明の請求項5によれば、上隅シール部と蓋部の境界近傍に、開封用切れ目が幅方向に刻設されてなることにより、剥離した蓋部を開封用切れ目に沿って切り取ることができる。口栓に引っ掛からず容易に切り取ることができるものである。
本発明の請求項6によれば、パルス発振型レーザーの波長を選択することにより、基材層のみに開封用切れ目を刻設することができる。即ち基材層を貫通して中間層まで達する切れ目を刻設することができる。基材層を貫通して中間層まで達するスリットが、少なくとも1本の連続あるいは不連続で形成することができる。
本発明の請求項7によれば、蓋部のシーラント層上に、イージーピール性を有するイージーピール樹脂層が形成されていることにより、開封用タブを摘み、蓋部を引っ張り基材層から容易に剥離することができる。第二収納部を容易に開封することができ、口栓を露出させることができる。
本発明の請求項8によれば、中間層が、アルミニウム箔を積層した積層フィルムまたは酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムのいずれかの無機酸化物からなる蒸着層を有した蒸着フィルムであることにより、優れたガスバリア性を有した本体フィルムで、第一収納部、第二収納部を形成することができる。ガスバリア性の優れた口栓付き包装袋が形成できる。
本体フィルムの層構成の一例を示す説明図である。 蓋部の層構成の一例を示す説明図である。 本発明の口栓付き包装袋の口栓を密封する前の状態の一例を示す説明図である。 図3の口栓付き包装袋の一例を示す説明図である。 図4の口栓付き包装袋の口栓を露出した一例を示す説明図である。 本発明の口栓付き包装袋の他の一例を示し、口栓部分を密封する前の状態の一例を示す説明図である。 図6の本発明の口栓付き包装袋の一例を示す説明図である。 本発明の口栓付き包装袋の他の一例を示す説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本体フィルムの層構成の一例を示す説明図である。本体フィルム1は、基材層3/接着層6/ガスバリア性を有する中間層4/接着層6/シーラント層5からなっている。
図2は、蓋部の層構成の一例を示す説明図である。図2−1は、蓋部15は、基材層3/接着層6/中間層4/接着層6/シーラント層5/イージーピール層7からなっている。図2−2は、蓋部の開封線切れ目を設けた部分の一例を示す説明図である。開封用切れ目17では、スリット19が基材層3を貫通して中間層4まで達するように形成されている。
基材層3としては、包装袋を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的などにおいて優れた性質を有する樹脂を用いることができ、例えば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系などの樹脂を用いることができる。またこれらの樹脂を用いたフィルムとしては、未延伸フィルムあるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルムなどのいずれのものでも使用することができ、フィルムの厚さとしては基材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、厚すぎるとレーザー加工不良などを発生して引き裂き性が低下し、またコストが上昇するという欠点もあり、逆に薄過ぎると強度、剛性などが低下し好ましくない。上記のような理由から基材層の厚みとしては、12〜25μm程度が適当である。また、これらフィルムに、ガスバリア性を向上させるために、ポリ塩化ビニルデン樹脂を塗布したり、アルミニウム蒸着や、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化錫、酸化インジウムなどの無機酸化物を蒸着をしたものを用いても構わない。
中間層4としては、ガスバリア性を有する素材を用いことができる。例えばアルミニウム、鉄、銅、錫などの金属箔を積層したポリエステルフィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、塩化ビニリデン樹脂コートフィルムや、無機酸化物が蒸着されたポリエステルフィルムなどが使用される。また機械的強靭性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性などを向上するも目的で、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどを用いることができる。
シーラント層5としては、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などの樹脂を用いてフィルム化することで可能である。押し出しラミネート法で積層して設けるか、またはこれらの樹脂を用い製膜
化したフィルムを、接着剤を介して積層することもできる。シーラント層の厚みとしては、15〜80μm程度が適当である。
接着層6には、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。また貼り合わせ方法としては、これら接着剤を用いてドライラミネート法にて可能である。またアンカーコートによる接着剤を塗布しながらポリエチレンなどの樹脂を押し出し、サンドポリラミネーション法でも可能である。
イージーピール層7としては、本体フィルムの基材層と適度なシール強度とイージーピール性を有することが必要である。例えば、ポリエチレン樹脂に熱可塑性エラストマーを配合したものを塗布液として用い、該塗布液を、蓋部のシーラント層の上に塗布して形成する。熱可塑性エラストマーとしては、エチレン・α−オレフィン共重合体、ポリブテン−1、ポリメチル−1ペンテン、ポリヘキセン1、スチレン・イソプレン共重合体、スチレン・イソブチレン共重合体とその水素添加物、ポリスチレン、環状オレフィン・コポリマー、環状オレフィン・ポリマーの少なくとも1種類以上を用いることができる。熱可塑性エラストマーの配合量は、適度なシール強度とイージーピール性の兼ね合いから決めればよい。また塗布する方法は、クラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の方法で可能である。
また、ホットメルト剤でも可能である。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などの樹脂を用いてもよく、またこれら樹脂に充填剤を配合し、適度なシール強度とイージーピール性を得るようにすればよい。また塗布する方法は、ホットメルト機を用いた印刷などの公知の方法で可能である。
図3は、口栓付き包装袋の口栓を密封する前の状態の一例を示す説明図である。包装袋50の形態は、口栓付きスタンディングパウチの一例を示している。包装袋50は、天シール部10と、底テープ2が逆V字型に折り返され、表本体フィルム1aと裏本体フィルム1bの間に差し込まれ船底型にシールされた底シール13が形成され、左側シール部11と右側シール部12により形成されている。天シール部10には、シーラント層間に、口栓14がシールされ、内容物を収納する第一収納部21が形成されている。
天シール部10の裏本体フィルム1bは、上方に延出され蓋部15が形成されている。蓋部15の上端部には、開封用のタブ16が形成されている。また、天シール部10と蓋部15の境界近傍には幅方向に開封用切れ目17が形成されている。開封用切れ目17の両端縁には、Vノッチ18がそれぞれ形成されている。Vノッチを開始部として幅方向に切り裂くことができる。Vノッチ18は、特に限定されるものではない。Iノッチ、Yノッチなど通常使用されているものでもよい。
図4は、図3の口栓付き包装袋の一例を示す説明図である。本発明の口栓付き包装袋の一例を示す説明図である。図3に示す蓋部15を、シーラント層を内側にして折り曲げ、口栓14を覆うように、表本体フィルム1aの基材層にシールし、蓋部シール部20を形成して、口栓14が収納される第二収納部22が形成される。なお、開封用タブ16の部分は未シールにする。開封する際に、開封用タブ16を摘み易くするためである。
口栓14が第二収納部22に収納されることで、口栓からのガスバリア性の低下を防ぐ
ことができる。また輸送中や保管中あるいは店頭販売中などにおいて口栓に埃などが付着したり、あるいはハンドリングする場合などに口栓に人の手が触れるといいたことを回避することができる。衛生的な口栓付き包装袋を提供することができる。
図5は、図4の口栓付き包装袋の口栓を露出した一例を示す説明図である。開封用タブ16を摘み、蓋部15を表本体フィルム1aから上方向に剥離しながら口栓14を露出させ、次いでVノッチ18を開始とし開封用切れ目17に沿って蓋部15を切り取ることで、衛生的な口栓14が装着された口栓付き包装袋が得られる。開封用切れ目に沿って切り取る際は、口栓に引っ掛からず容易にできる。また蓋部の内面にはイージーピール層が形成されているために、蓋部シール部20の剥離も容易にできる。
図6は、本発明の口栓付き包装袋の他の一例を示す説明図である。口栓14を密封する前の状態の一例を示す説明図である。口栓14が、天シール部10と右側シール部12との上隅部に、上隅シール部23が形成され、該上隅シール部23のシーラント層間に斜め上方に向くようにシールされ装着されている一例を示している。上隅シール部23の裏本体フィルム1bは、斜め上方に延出され蓋部15が形成されている。蓋部15の上端部には、開封用のタブ16が形成されている。また、上隅シール部23と蓋部15の境界近傍には幅方向に開封用切れ目17が形成されている。開封用切れ目17の両端縁には、Vノッチ18がそれぞれ形成されている。
図7は、図6の本発明の口栓付き包装袋の一例を示す説明図である。図6に示す蓋部15を、シーラント層を内側にして折り曲げ、口栓14を覆うように、表本体フィルム1aの基材層にシールし、蓋部シール部20を形成して、口栓14が収納された第二収納部22が形成されている。なお、開封用タブ16の部分は未シールにする。開封する際に、開封用タブ16を摘み易くするためである。蓋部を開封する際は、蓋部にはイージーピール層が形成されているために、容易に蓋部シール部20を剥離することができる。
本発明の口栓付き包装袋の形態としては、三方シールタイプ、四方シールタイプ、スタンディングパウチ、ガゼットタイプなど任意に選ぶことができる。図8には、四方シールタイプの口栓付き包装袋60の一例を示している。
さらに、本発明を実施するための形態につき詳しく説明する。
開封用切れ目17は、基材層に刻設する。刻設する方法としては、例えば、加熱した針を押し付けるニードルパンチ法やエンボスロール法、研磨ロール、研磨テープを用いてフィルムを溶融し、穿孔する熱用溶融穿孔法、ナイフ、カッターなどを用いる物理的穿孔法、レーザー加工など使用することで可能である。基材層に開封用切れ目を刻設するには、基材層が単体の状態、あるいは本体フィルムの状態、さらには包装体の状態などいずれの状態においても刻設が可能である。
開封用切れ目を設ける方法としては、パルス発振型のレーザーを用いて開封用切れ目を刻設する方法が最も適した方法である。レーザーの種類は、例えば、炭酸ガスレーザー、YAGレーザー、半導体レーザー、アルゴンイオンレーザーなどで可能である。中でも炭酸ガスレーザーが好適である。
開封用切れ目の形状としては、直線状、曲線状、ミシン目線状、破線状などのいずれでもよく、その本数は、一本ないしそれ以上でよく、また連続状であっても、不連続状などのいずれの状態でもよく、本発明では切れ目部分が弱体化して開封用切れ目として作用すればよい。
またVノッチ18を形成する方法は、レーザー加工やトムソン抜き型、ロータリーダイなど公知の方法で可能である。
口栓14は、注出部とキャップからなり、射出成形により一体化して形成される。使用される材料としては、上記シーラント層と熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、上記シーラント層に用いる樹脂により選択する必要があるが、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などを挙げることができる。また必要に応じて顔料などで着色されていてもよい。
また、本体フィルムに、必要に応じて印刷インキ層を設けることができる。印刷インキ層は、耐摩耗性の保持の点から通常基材層の裏面に設けることが好ましい。印刷インキ層を設ける方法としては、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷など公知の印刷方式によって可能である。また場合によっては、インキの濡れ性や密着性を向上させるために、基材層の表面にコロナ放電処理やプラズマ処理あるいはアンカーコートなどの処理を施すこともできる。
本発明の口栓付き包装袋から内容物を飲食する際は、まず蓋部の開封用タブを摘み、蓋部を上方に剥離しながら第二収納部を開封し口栓を露出させ、次に天シール部と蓋部の境界近傍に設けた開封用切れ目に沿って、蓋部を切り取る。口栓に引っ掛からず容易に切り取ることができる。次いで口栓のキャップを取り外し、注出部から内容物を飲食したり、注ぎ出すことができる。口栓からのガスバリア性の低下がなく、開封も容易にできる口栓付き包装袋である。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
基材層としてポリエステルフィルム12μm、中間層として酸化アルミニウムを40nm蒸着した延伸ナイロンフィルム15μm、シーラント層として低密度ポリエチレンフィルム40μmを、それぞれ二液型ウレタン系接着剤を用い、ドライラミネート法にて貼り合わせ、本体フィルムを作成した。層構成は、ポリエステルフィルム12μm/酸化アルミニウム蒸着ナイロンフィルム15μm/低密度ポリエチレンフィルム40μmである。
次に、蓋部が形成される部位の低密度ポリエチレンフィルムの上に、イージーピール層を形成した。イージーピール層は、低密度ポリエチレン樹脂とポリブテンー1樹脂を配合した塗布液を作成し、この塗布液を用い、グラビア印刷により所定の部位に塗布し形成した。上記本体フィルムを所定に幅にスリットしてそれぞれ表裏本体フィルムと底テープを形成した。
表裏二枚の本体フィルムの間に底テープを挿入し、底部周辺、左右側辺をシールし、底シール部および左右側シール部、天シール部を形成した。縦130mm、横80mm、底30mmのスタンディングパウチを形成し、第一収納部を形成した。シール幅を5mmにて形成した。また、裏本体フィルムを天シール部より上方に80mm延出し蓋部を形成した。また蓋部の上端部に開封用タブを形成した。この際に、天シール部と蓋部の境界近傍に、開封用切れ目を形成した。開封用切れ目は、炭酸ガスレーザー加工により、ミシン目線状に形成した。また開封用切れ目の両端部に、金型によりVノッチを形成した。
この際に、天シール部の中央部に、口栓を表裏本体フィルムのシーラント層間にシール
して装着した。また、天シール部の一部に未シール部を形成し開口部を形成して、この開口部から第一収納部に蒸留水を110ml充填して開口部をシールして密封した。
次に、蓋部を、シーラント層を内側にして折り曲げて、口栓を覆うように、表本体フィルムの基材層とシールし、第二収納部に口栓を収納し密封した口栓付き包装袋を作成した。
表裏二枚の本体フィルムの間に底テープを挿入し、底部周辺、左右側辺をシールし、底シール部および左右側シール部、天シール部を形成した。この際に、天シール部と右側シールとの上隅部に上隅シール部を形成し、該上隅シール部に口栓を装着した。袋のサイズは、縦130mm、横80mm、底30mmのスタンディングパウチを形成し、第一収納部を形成した。シール幅を5mmにて形成した。また、裏本体フィルムを上隅シール部より上方に80mm延出し蓋部を形成した。さらに蓋部の上端部に開封用タブを形成した。この際に、上隅シール部と蓋部の境界近傍に、開封用切れ目を形成した。開封用切れ目は、炭酸ガスレーザー加工により、ミシン目状に形成した。また開封用切れ目の両端部に、金型によりVノッチを形成した。
この際に、上隅シール部の中央部に、口栓を表裏本体フィルムのシーラント層間にシールして装着した。また、天シール部の一部に未シール部を形成し開口部を形成して、この開口部から第一収納部に蒸留水を110ml充填して開口部をシールして密封した。
次に、蓋部を、シーラント層を内側にして折り曲げて、口栓を覆うように、表本体フィルムの基材層とシールし、第二収納部に口栓を収納し密封した口栓付き包装袋を作成した。
<評価>
実施例1および実施例2の口栓付き包装袋の摘み部を摘み、蓋部を上方向に表本体フィルムから剥離することにより、第二収納部を開封し、口栓を露出させることができた。また剥離された蓋部を開封用切れ目に沿って切り取っても、口栓に引っ掛からず容易にできた。口栓のキャップを外し、注出部より内容物を飲食することができた。口栓からのガスバリア性の低下を防ぎ、開封する際には、容易に口栓を露出させることができる口栓付き包装袋である。
1・・・・本体フィルム
1a・・・表本体フィルム
1b・・・裏本体フィルム
2・・・・底テープ
3・・・・基材層
4・・・・中間層
5・・・・シーラント層
6・・・・接着層
7・・・・イージーピール層
10・・・天シール部
11・・・左側シール部
12・・・右側シール部
13・・・底シール部
14・・・口栓
15・・・蓋部
16・・・開封用タブ
17・・・開封用切れ目
18・・・Vノッチ
19・・・スリット
20・・・蓋部シール部
21・・・第一収納部
22・・・第二収納部
23・・・上隅シール部
50・・・口栓付き包装袋(口栓付きスタンディングパウチ)
60・・・口栓付き包装袋(口栓付き四方シール袋)

Claims (8)

  1. 少なくとも、基材層と、ガスバリア性を有する中間層と、シーラント層と、からなる表裏二枚の本体フィルムが、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部が形成され、
    天シール部に口栓が装着され、内部に第一収納部が形成されてなる口栓付き包装袋において、
    前記天シール部の表裏本体フィルムのいずれか一方が、上方に延出し、蓋部が連続して形成され、
    前記蓋部の上端部には開封用タブが形成され、
    前記蓋部を、シーラント層を内側にして折り曲げ、前記口栓を覆うように、他方の本体フィルムとシールし、
    前記口栓を収納する第二収納部が形成されてなる口栓付き包装袋。
  2. 前記天シール部と前記蓋部の境界近傍に、開封用切れ目が幅方向に刻設されてなることを特徴とする請求項1記載の口栓付き包装袋。
  3. 前記開封用切れ目が、パルス発振型レーザー加工によって、基材層を貫通するスリットが、少なくとも1本の連続あるいは不連続で形成されてなることを特徴とする請求項2記載の口栓付き包装袋。
  4. 少なくとも、基材層と、ガスバリア性を有する中間層と、シーラント層と、からなる表裏二枚の本体フィルムが、前記シーラント層を内側にして相対向させて重ね合わせ、左右側シール部、底シール部、天シール部、および天シール部と、左側シール部または右側シールとの上隅部に上隅シール部が形成され、
    前記上隅シール部に口栓が装着され、内部に第一収納部が形成されてなる口栓付き包装袋において、
    前記上隅シール部の表裏本体フィルムのいずれか一方が、上方に延出し蓋部が連続して形成され、
    前記蓋部の上端部には開封用タブが形成され、
    前記蓋部、シーラント層を内側にして折り曲げ、前記口栓を覆うように、他方の本体フィルムとシールし、
    前記口栓を収納する第二収納部が形成されてなる口栓付き包装袋。
  5. 前記上隅シール部と前記蓋部の境界近傍に、開封用切れ目が幅方向に刻設されてなることを特徴とする請求項4記載の口栓付き包装袋。
  6. 前記開封用切れ目が、パルス発振型レーザー加工によって、基材層を貫通するスリットが、少なくとも1本の連続あるいは不連続で形成されてなることを特徴とする請求項5記載の口栓付き包装袋。
  7. 前記蓋部のシーラント層上に、イージーピール性を有するイージーピール樹脂層が形成されてなることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の口栓付き包装袋。
  8. 前記中間層が、アルミニウム箔を積層した積層フィルムまたは酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムのいずれかの無機酸化物からなる蒸着層を有した蒸着フィルムであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の口栓付き包装袋。
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