JP2014217608A - 遊技媒体貸出機 - Google Patents
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Abstract
Description
また、遊技機には、前面側に開放可能な扉が設けられている。遊技場の管理者は扉を開放した後に、遊技機の内部のメンテナンスを行うことや、メダルの補給を行うことがある。特許文献1のノズルでは、水平方向に回動することで遊技機の扉の開閉を阻害しない位置に退避できるが、遊技機は並べて配置していることが多く、ノズルを水平方向に大きく回動させた場合、ノズルが隣の遊技機に接触してしまうことや隣の遊技機の遊技を妨げてしまうおそれがある。
遊技媒体を貸出す本体部と、前記本体部が貸出した遊技媒体を前記貯留部に案内する通路を形成する案内通路と、前記案内通路を水平方向に回動可能とすることで、当該案内通路の位置を、前記貯留部に遊技媒体を案内可能に前記扉の前方に位置する第1位置と、前記扉の前方から退避した第2位置と、に切換える水平回動部と、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に切替わる場合の回動に連動して、前記案内通路の先端部の位置が高くなるように前記案内通路を上方に回動させる連動回動機構と、を備えたものである(請求項1)。
前記連動回動機構として、前記水平回動部よりも前方に設けられ、前記案内通路が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて高くなる傾斜領域を備えるようにしてもよい(請求項2)。
前記傾斜領域よりも前記第2位置側に設けられ、前記案内通路部が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記第2位置に向かうにつれて低くなる又は水平方向に設けられた保持領域を備えるようにしてもよい(請求項3)。
前記傾斜領域は、前記本体部の外壁をなす円弧状のカバーの上壁面に設けられていてもよい(請求項4)。
前記傾斜領域は、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて、沿って移動する前記案内通路の底部が前記案内通路の基端側になるように、後方成分を有して延びていてもよい(請求項5)。
図2はスロットマシン及び遊技媒体貸出機(以下、貸出機)の正面図、図3は貸出機の側面図である。スロットマシン100(遊技機に相当)の図示右側には貸出機1(遊技媒体貸出機に相当)が設置されており、スロットマシン100の受皿101(貯留部に相当)に図示右側からメダルを払出す。
図9から図11は回動ノズル12の正面図、側面図、平面図である。回動ノズル12は、円筒状の回動体13(水平回動部に相当)に螺旋形状のノズルシュータ14(案内通路に相当)を装着して構成されている。回動体13の上下面には円筒状のボス部15がそれぞれ突出形成されており、それらのボス部15が図7に示すようにヘッド11に設けられた円環状の上受部16とベース10に設けられた円環状の下受部17とに挿入されることで回動ノズル12がベース10とヘッド11との間に挟持状態で回動可能に支持されている。回動体13の中間部には、当該回動体13を前後方向に貫通する傾斜面状の案内通路18が形成されている。回動体13の前面側には前方に向かって傾斜した口部19が一体形成されており、案内通路18が口部19に連通している。
そして、管理者は、スロットマシン100のメンテナンス、或いはメダルの補給が終了したときは、スロットマシン100の扉102を閉鎖する。このとき、ノズルシュータ14の先端部はスロットマシン100の扉102の回動軌跡から大きく離間しているので、スロットマシン100の扉102をノズルシュータ14の先端部が邪魔することなく容易に閉鎖することができる。
ベース10に傾斜面部35を設け、ノズルシュータ14を第1位置から第2位置に回動した際にノズルシュータ14を傾斜面部35により上方に高くなるように回動させるようにしたので、スロットマシン100の扉102を開閉する場合にノズルシュータ14と扉102が接触することを良好に抑制できる。さらに、ノズルシュータ14は第2位置への回動に伴って傾斜面部35により自動的に上方へ回動するので、ノズルシュータ14を水平方向に回動させる動作とは別にノズルシュータ14の先端部を上方に動かす動作を遊技場の管理者が行う必要がなく、ノズルシュータ14の先端部を上方に動かし忘れることを抑制できる。
ノズルシュータ14が第2位置に位置した状態ではノズルシュータ14を水平面部36上に保持するようにしたので、スロットマシン100の扉102を開放して作業を行っている間にノズルシュータ14が第1位置側に戻ってしまい、スロットマシン100の扉102を閉める場合に扉102とノズルシュータ14が接触することを抑制できる。
ベース10の前面に設けられた円弧状のカバー34の上壁面に傾斜面部35を設けたので、傾斜面部35を設けるために新たな部材を設ける必要がなくなる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしても良い。
ノズルシュータ14の装着部21が傾斜面部35上を摺動する際に、傾斜面部35による装着部21に対する押上げ位置が回動体13の軸心側に移動するようにしても良い。つまり、傾斜面部35によるノズルシュータ14の装着部21を押上げる力点がノズルシュータ14の軸心側に移動するようになるので、ノズルシュータ14の上方への回動角度が大きくなる。この結果、ノズルシュータ14の先端部位置がスロットマシン100の扉102の回動軌跡から一層離れるようになり、スロットマシン100の扉102が回動ノズル12の先端部に接触してしまうことを一層防止できる。このことは、ノズルシュータ14の水平方向への最大回動角度を小さくしてもスロットマシン100の扉102を開閉する場合にノズルシュータ14と扉102が接触することを抑制できることを意味する。同様に、傾斜面部35を広い領域に亘って設けなくともノズルシュータ14をスロットマシン100の扉102の回動軌跡から離間させ易いことを意味する。傾斜面部35によるノズルシュータ14の装着部21を押し上げる力点がノズルシュータ14の軸心側に移動する具体的な構成として、例えば、傾斜面部35が後方成分を持って延びるようにすれば良い。この場合、傾斜面部35が斜め後方に向けて延びることになる。
水平面部36は傾斜面部35から連続していなくても良い。具体的には、傾斜面部35を装着部21が摺動して、つまり、傾斜面部35を上った後、第2位置に向かうにつれて下傾斜部が設けられていても良い。この場合、第2位置に到達した装着部21がメンテナンスの途中等に第1位置に戻ることを抑制する効果を高めることができる。
水平面部36の終端側が下側に傾斜となるようにしても良い。
傾斜面部35を設けるためだけの部材を別途設けるようにしても良い。
パチンコに設けられる貸出機に適用しても良い。つまり、遊技媒体として玉を用いる遊技機に対応する貸出機に本発明を適用することも可能である。
Claims (5)
- 前方に開放可能な扉と、遊技に使用する遊技媒体を貯留する貯留部とを備えた遊技機に隣接して設置され、遊技者の貸出操作に応じて所定数の遊技媒体を前記貯留部に貸出す遊技媒体貸出機において、
遊技媒体を貸出す本体部と、
前記本体部が貸出した遊技媒体を前記貯留部に案内する通路を形成する案内通路と、
前記案内通路を水平方向に回動可能とすることで、当該案内通路の位置を、前記貯留部に遊技媒体を案内可能に前記扉の前方に位置する第1位置と、前記扉の前方から退避した第2位置と、に切換える水平回動部と、
前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に切替わる場合の回動に連動して、前記案内通路の先端部の位置が高くなるように前記案内通路を上方に回動させる連動回動機構と、
を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 前記連動回動機構として、前記水平回動部よりも前方に設けられ、前記案内通路が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて高くなる傾斜領域を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出機。
- 前記傾斜領域よりも前記第2位置側に設けられ、前記案内通路部が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記第2位置に向かうにつれて低くなる又は水平方向に設けられた保持領域を備えたことを特徴とする請求項2記載の遊技媒体貸出機。
- 前記傾斜領域は、前記本体部の外壁をなす円弧状のカバーの上壁面に設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の遊技媒体貸出機。
- 前記傾斜領域は、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて、沿って移動する前記案内通路の底部が前記案内通路の基端側になるように、後方成分を有して延びていることを特徴とする請求項2から4の何れか一項に記載の遊技媒体貸出機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017029182A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-09 | 株式会社ジェッター | 遊技設備 |
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-
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- 2013-05-09 JP JP2013099262A patent/JP6185282B2/ja active Active
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