JP6185282B2 - 遊技媒体貸出機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者の貸出操作に応じて所定数の遊技媒体を遊技機の貯留部に貸出す遊技媒体貸出機に関する。
遊技場では、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に隣接してメダルや玉(遊技媒体)を貸出す貸出機を設置している。貸出機には、遊技機のメダルや玉の貯留部に向けて延びたノズル(案内通路)が設けられている。遊技者は、ノズルから貯留部に貸出されたメダルや玉を用いて遊技機にて遊技を行う。
特開2006−150117号公報
従来より、ノズルとして様々なものが提案されている。例えば特許文献1には、ノズルが水平方向に回動でき、さらに、ノズル先端部分の高さを調整できるものが提案されている。
また、遊技機には、前面側に開放可能な扉が設けられている。遊技場の管理者は扉を開放した後に、遊技機の内部のメンテナンスを行うことや、メダルの補給を行うことがある。特許文献1のノズルでは、水平方向に回動することで遊技機の扉の開閉を阻害しない位置に退避できるが、遊技機は並べて配置していることが多く、ノズルを水平方向に大きく回動させた場合、ノズルが隣の遊技機に接触してしまうことや隣の遊技機の遊技を妨げてしまうおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技機の扉を開閉する場合に、遊技機と接触することを良好に抑制することができる遊技媒体貸出機を提供することにある。
本発明は、前方に開放可能な扉と、遊技に使用する遊技媒体を貯留する貯留部とを備えた遊技機に隣接して設置され、遊技者の貸出操作に応じて所定数の遊技媒体を前記貯留部に貸出す遊技媒体貸出機において、
遊技媒体を貸出す本体部と、前記本体部が貸出した遊技媒体を前記貯留部に案内する通路を形成する案内通路と、前記案内通路を水平方向に回動可能とすることで、当該案内通路の位置を、前記貯留部に遊技媒体を案内可能に前記扉の前方に位置する第1位置と、前記扉の前方から退避した第2位置と、に切換える水平回動部と、前記水平回動部よりも前方に設けられ、前記案内通路が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて高くなることで、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に切替わる場合の回動に連動して、前記案内通路の先端部の位置が高くなるように前記案内通路を上方に回動させる傾斜領域を有した連動回動機構と、を備え、前記傾斜領域は、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて、沿って移動する前記案内通路の底部が前記案内通路の基端側になるように、後方成分を有して延びているものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技媒体貸出機において、
前記傾斜領域よりも前記第2位置側に設けられ、前記案内通路が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記第2位置に向かうにつれて低くなる又は水平方向に設けられた保持領域を備えるようにしてもよい(請求項2)。
請求項または記載の遊技媒体貸出機において、
前記傾斜領域は、前記本体部の外壁をなす円弧状のカバーの上壁面に設けられていてもよい(請求項)。
請求項1の発明によれば、遊技機の扉を開放するために案内通路を水平方向に回動させれば、その回動に連動して案内通路の先端部が高くなるように回動する。先端部が高くなるように回動すると、案内通路の先端部が遊技機から離れることになる。このため、水平方向への回動量を少なくしても扉を開閉する場合に案内通路と扉が接触することを抑制できる。さらに、案内通路を水平方向に回動させる動作とは別に案内通路の先端部を上方に動かす動作を遊技場の管理者が行う必要がなく、案内通路の先端部を上方に動かし忘れることを抑制できる。
また、案内通路を水平方向に回動させれば、傾斜領域に沿って案内通路の先端部が水平方向への回動軸を中心として上方へ回動することになる。傾斜領域に沿って案内通路の先端部を高くする構成としたため、水平方向への回動を開始する場合に過度な力が必要となることを抑制でき、水平方向及び上下方向の回動を実現した場合の案内通路の回動を円滑に行うことができる。
さらに、傾斜領域において案内通路が第1位置から第2位置に向かうにつれて、上方に押上げる力点が案内通路の基端側に変位する。このため、第1位置から第2位置に向かうにつれて案内通路の上方への移動量を大きくすることができる。この結果、傾斜領域を広く設けなくとも案内通路を遊技機の扉から退避させ易い。また、水平方向の回動に伴って上方に押上げる力点を変位させるため、水平方向への回動当初から案内通路の基端側を上方に押上げる構成に比べ水平方向への回動を開始する場合に過度な力が必要となることを抑制でき、上記の効果を高めることができる。
請求項の発明によれば、保持領域においては、案内通路が傾斜領域に位置している場合よりも第1位置側に戻りにくい。このため、遊技場の管理者が保持領域まで案内通路を回動させれば、作業中に案内通路が第1位置側に回動することを抑制できる。この結果、遊技機の扉を開放して作業を行っている間に案内通路が第1位置側に戻ってしまい、遊技機の扉を閉める場合に遊技機の扉と案内通路が接触することを抑制できる。
請求項の発明によれば、遊技媒体貸出機は遊技者が触れることがあり、遊技者が触った場合に怪我をすることを抑制するためにカバーの壁面は角をとって円弧状に設けられており、その円弧状のカバーの上壁面に傾斜領域を設けた。この部分の上壁面を傾斜領域としたため、傾斜面部を設けるために新たな部材を設ける必要がなくなる。
本発明の一実施形態においてノズルシュータを第2位置に位置した状態で示す案内ユニットの正面図 スロットマシン及び貸出機の正面図 貸出機の側面図 ノズルシュータを第1位置に位置させた状態で示す図1相当図 案内ユニットの側面図 案内ユニットの平面図 案内ユニットの破断面図(その1) 案内ユニットの破断面図(その2) 回動ノズルの正面図 回動ノズルの側面図 回動ノズルの平面図 口部と装着部との係合状態を断面にして示すノズルシュータの正面図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図2はスロットマシン及び遊技媒体貸出機(以下、貸出機)の正面図、図3は貸出機の側面図である。スロットマシン100(遊技機に相当)の図示右側には貸出機1(遊技媒体貸出機に相当)が設置されており、スロットマシン100の受皿101(貯留部に相当)に図示右側からメダルを払出す。
スロットマシン100の前面には扉102が設けられており、その扉102は内部のメンテナンスや、メダルの補給のために図示左側を支点として前方に開放可能となっている。スロットマシン100についての詳細な説明は省略し、貸出機1について説明する。貸出機1は所謂各台計数機能付きであり、紙幣投入口2への紙幣の投入による残高内で単位分のメダルを払出す機能、貸出機1の状態を状態表示部3にて表示する機能、非接触リーダ4により携帯電話機から携帯IDを読取って貯玉再プレイする機能、投入された獲得メダルを計数して持メダルとする機能、持メダルの範囲内でメダルを払出す機能、残高及び持メダルをICカードに記録してカード挿入口5から発行する機能、カード挿入口5に挿入されたICカードに記録された残高及び持メダルを読出して残高及び持メダルとする機能、持メダルを貯メダルする機能、それらの機能を表示部6にて遊技者に案内する機能、ストックしているICカードの状態をカード状態表示部7により従業員に報知する機能等を備えている。貸出機1は図示しないカードストック部にICカードを最大10枚収納可能となっており、ICカードの在庫がなくなったり、異常が発生したことをカード状態表示部7により報知する。
貸出機1の本体部8はメダルを払出す払出装置、メダルを計数する計数装置(何れも図示せず)を内蔵している。本体部8の前面には案内ユニット9が前方に突出して取付けられている。この案内ユニット9は、本体部8の払出装置から払出されたメダルをスロットマシン100に案内したり、投入されたメダルを本体部8の計数装置に案内したりするユニット部品であり、以下、案内ユニット9について説明する。
図4から図6は案内ユニット9の正面図、側面図、平面図である。案内ユニット9は、ベース10とヘッド11との間に回動ノズル12を挟持した状態で、ヘッド11とベース10とをネジ止めして一体化して構成されている。回動ノズル12は、ベース10とヘッド11との間に挟持されることにより、図4に示す第1位置(通常位置)と図1に示す第2位置(退避位置)との間の所定角度(約30°)の範囲で回動可能に支持されている。ベース10が本体部8にネジ止めされることにより案内ユニット9が本体部8に装着される。
ここで、回動ノズル12について説明する。
図9から図11は回動ノズル12の正面図、側面図、平面図である。回動ノズル12は、円筒状の回動体13(水平回動部に相当)に螺旋形状のノズルシュータ14(案内通路に相当)を装着して構成されている。回動体13の上下面には円筒状のボス部15がそれぞれ突出形成されており、それらのボス部15が図7に示すようにヘッド11に設けられた円環状の上受部16とベース10に設けられた円環状の下受部17とに挿入されることで回動ノズル12がベース10とヘッド11との間に挟持状態で回動可能に支持されている。回動体13の中間部には、当該回動体13を前後方向に貫通する傾斜面状の案内通路18が形成されている。回動体13の前面側には前方に向かって傾斜した口部19が一体形成されており、案内通路18が口部19に連通している。
回動体13の口部19の側面には軸部20が突出形成されており、その軸部20がノズルシュータ14の基端部に設けられた矩形枠状の装着部21の側面に形成された孔部22に挿入されることによりノズルシュータ14が回動体13に対して上下方向に回動可能に支持されている。この場合、ノズルシュータ14の装着部21の底部が回動体13の外周面に当接しており、これにより、ノズルシュータ14が回動体13の前面から斜め下方向を指向した形態となっている。回動体13の外周面において口部19の基端となる部位には、ヘッド11に当接することで回動体13の回動を規制する回動規制部23が上下方向に突出形成されている。ノズルシュータ14の先端部には取外し可能なシュータ24が装着されている。
ノズルシュータ14は、螺旋溝形状のノズル本体25の上面開口部に螺旋板形状のノズルカバー26を装着して閉鎖することにより螺旋筒形状に構成されている。つまり、ノズル本体25の側壁の上部には複数の孔部27が形成されており、その孔部27にノズルカバー26の側面から突出形成された複数の突起部28をそれぞれ係合することによりノズル本体25の上面開口部にノズルカバー26が係合状態で装着されている。ここで、ノズルカバー26の突起部28はノズル本体25の側壁から側方に突出することがないようにその長さが設定されているのに対して、ノズルカバー26の基端部に形成された突起部29のみは、図12に示すように装着部21の孔部27から側方に突出すると共にその突出した部位に上方に立ち上がった立上部29aが一体形成されている。これにより、突起部29が装着部21の孔部27に挿入された状態では、立上部29aが孔部27から側方に突出して装着部21の側壁に係止するようになるので、ノズルカバー26がノズル本体25の装着部21に対して抜け止めされるようになる。従って、ノズルシュータ14を回動する際にノズルシュータ14に対して捩じり方向の力が作用した場合であっても、ノズル本体25からノズルカバー26が外れてしまうことが防止されている。
図7は案内ユニット9の破断面図である。ベース10には当該ベース10を前後方向に貫通する傾斜面状の案内通路30が形成されており、回動ノズル12がベース10とヘッド11との間に挟持された状態では、ベース10の案内通路30と、回動体13の案内通路18と、ノズルシュータ14とが回動体13の回動位置、つまり案内通路18の位置に関わらず連通する。従って、本体部8の払出装置から払出されたメダルは、案内通路30,18、ノズルシュータ14を経てスロットマシン100に払出される。
一方、図8に示すようにヘッド11の上面には投入部31が形成されており、その投入部31を閉鎖している蓋部32を開放した状態でメダルを投入部31に投入可能となっている。ヘッド11には投入部31から連通した傾斜面状の排出面部33が形成されており、投入部31に投入されたメダルは排出面部33から本体部8の計数装置に排出される。
図1に示すようにベース10の先端部の前面壁面にはカバー34が一体形成されている。このカバー34は遊技者が触れても怪我がないように前面壁面の水平方向に対して円弧状であると共に上下方向の端部が円弧状に設けられている。カバー34の上壁面において、スロットマシン100と反対側となる部位には傾斜面部35(連動回動機構、傾斜領域に相当)が形成されていると共に当該傾斜面部35に連なる水平面部36(保持領域に相当)が形成されている。つまり、ノズルシュータ14の第2位置は水平面部36上においてノズルシュータ14がベース10に当接する位置に設定されている。この場合、回動ノズル12がベース10とヘッド11との間に挟持された状態では、ノズルシュータ14の装着部21の底部の回動軌跡上にベース10の傾斜面部35が位置する関係となるように設定されている。つまり、ノズルシュータ14が第1位置から第2位置に回動すると、ノズルシュータ14の装着部21の底部が傾斜面部35に当接して当該装着部21が上方に押上げられるようになっている。
さて、ノズルシュータ14は、通常状態では第1位置に位置しており、その先端部は、図2に示すように受皿101にメダルを払出し可能なように貸出機1の側面からスロットマシン100側に大きく突出している。このため、遊技場の管理者がスロットマシン100をメンテナンスしたり、メダルを補給するために扉102を開放する場合は、図示左側を中心とした扉102の回動軌跡上に位置するノズルシュータ14が邪魔となることから、ノズルシュータ14を第1位置からスロットマシン100と反対側の第2位置に回動することにより退避させる。
ここで、ベース10に傾斜面部35及び水平部36が設けられていない場合を想定すると、ノズルシュータ14を水平回動させて第2位置に位置させた場合、ノズルシュータ14の先端部(シュータ24の先端)は単に水平方向に回動するだけであることから、ノズルシュータ14の先端部は扉102の回動軌跡に極めて近接している。このため、スロットマシン100の扉102を開放して作業を行っている間にノズルシュータ14が第2位置から第1位置側に僅かに戻ってしまった場合には、スロットマシン100の扉102を閉める際に、スロットマシン100の扉102がノズルシュータ14の先端部に接触して破損してしまうおそれがある。この場合、ノズルシュータ14を水平方向に大きく回動可能なように構成すれば、スロットマシン100の扉102がノズルシュータ14に接触することを抑制することができるものの、ノズルシュータ14を水平方向に大きく回動させた場合、ノズルシュータ14が隣のスロットマシン1に接触してしまうことや隣のスロットマシン1の遊技を妨げてしまうおそれがある。
このような事情から、本実施形態では、ノズルシュータ14を水平方向に大きく回動させることなくスロットマシン100の扉102がノズルシュータ14に接触することを抑制するようにした。即ち、ノズルシュータ14を第1位置から第2位置に回動する際にノズルシュータ14の装着部21の底部が当接する傾斜面部35を設け、ノズルシュータ14の装着部21の底部がその傾斜面部35上を摺動することでノズルシュータ14を上方に高くなるように回動させるようにした。つまり、回動ノズル12が回動するのに伴ってノズルシュータ14の装着部21の底部が傾斜面部35上を摺動すると、装着部21が傾斜面部35により上方に押上げられることから、ノズルシュータ14が装着部21の孔部27を中心として上方に高く回動する。そして、ノズルシュータ14は、傾斜面部35上を通過すると水平面部36上を摺動して第2位置に保持されることになる。このようにノズルシュータ14が第2位置に保持された状態では、ノズルシュータ14の先端部位置は、ノズルシュータ14を傾斜面部35がない場合において第2位置に位置させてから傾斜面部35の高さだけ上方に回動させたのと同一位置となることから、ノズルシュータ14の先端部は第2位置において傾斜面部35の高さ分に対応して上方に回動した分だけ前方に位置することになる。この結果、ノズルシュータ14の先端部が前方に位置した分だけスロットマシン100の扉102の回動軌跡から離間することになる。
しかも、回動ノズル12の第2位置は回動体13の中心軸の前方方向に対してスロットマシン100と反対側に位置しているので、ノズルシュータ14の先端部が上方に回動するということは、ノズルシュータ14の先端部は前方に加えてスロットマシン100から離れる水平方向にも移動することを意味するので、それだけノズルシュータ14の先端部はスロットマシン100の扉102の回動軌跡から一層離間することになる。
以上のように、ノズルシュータ14の先端部をスロットマシン100の扉102の回動軌跡から大きく離間させることができる。
そして、管理者は、スロットマシン100のメンテナンス、或いはメダルの補給が終了したときは、スロットマシン100の扉102を閉鎖する。このとき、ノズルシュータ14の先端部はスロットマシン100の扉102の回動軌跡から大きく離間しているので、スロットマシン100の扉102をノズルシュータ14の先端部が邪魔することなく容易に閉鎖することができる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
ベース10に傾斜面部35を設け、ノズルシュータ14を第1位置から第2位置に回動した際にノズルシュータ14を傾斜面部35により上方に高くなるように回動させるようにしたので、スロットマシン100の扉102を開閉する場合にノズルシュータ14と扉102が接触することを良好に抑制できる。さらに、ノズルシュータ14は第2位置への回動に伴って傾斜面部35により自動的に上方へ回動するので、ノズルシュータ14を水平方向に回動させる動作とは別にノズルシュータ14の先端部を上方に動かす動作を遊技場の管理者が行う必要がなく、ノズルシュータ14の先端部を上方に動かし忘れることを抑制できる。
ノズルシュータ14を水平方向に回動させれば、傾斜面部35に沿ってノズルシュータ14の先端部が水平方向への回動に伴って上方へ回動するので、水平方向への回動を開始する場合に過度な力が必要となることを抑制でき、水平方向及び上下方向の回動を実現した場合であってもノズルシュータ14の回動を円滑に行うことができる。
ノズルシュータ14が第2位置に位置した状態ではノズルシュータ14を水平面部36上に保持するようにしたので、スロットマシン100の扉102を開放して作業を行っている間にノズルシュータ14が第1位置側に戻ってしまい、スロットマシン100の扉102を閉める場合に扉102とノズルシュータ14が接触することを抑制できる。
ベース10の前面に設けられた円弧状のカバー34の上壁面に傾斜面部35を設けたので、傾斜面部35を設けるために新たな部材を設ける必要がなくなる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしても良い。
ノズルシュータ14の装着部21が傾斜面部35上を摺動する際に、傾斜面部35による装着部21に対する押上げ位置が回動体13の軸心側に移動するようにしても良い。つまり、傾斜面部35によるノズルシュータ14の装着部21を押上げる力点がノズルシュータ14の軸心側に移動するようになるので、ノズルシュータ14の上方への回動角度が大きくなる。この結果、ノズルシュータ14の先端部位置がスロットマシン100の扉102の回動軌跡から一層離れるようになり、スロットマシン100の扉102が回動ノズル12の先端部に接触してしまうことを一層防止できる。このことは、ノズルシュータ14の水平方向への最大回動角度を小さくしてもスロットマシン100の扉102を開閉する場合にノズルシュータ14と扉102が接触することを抑制できることを意味する。同様に、傾斜面部35を広い領域に亘って設けなくともノズルシュータ14をスロットマシン100の扉102の回動軌跡から離間させ易いことを意味する。傾斜面部35によるノズルシュータ14の装着部21を押し上げる力点がノズルシュータ14の軸心側に移動する具体的な構成として、例えば、傾斜面部35が後方成分を持って延びるようにすれば良い。この場合、傾斜面部35が斜め後方に向けて延びることになる。
ノズルシュータ14が第2位置に到達した場合にはノズルシュータ14を第1位置に戻ることを規制する構成を追加しても良い。例えば、第2位置においてのみ第1位置から離れる方向に付勢するバネを設けたり、所定の力が加わるまで第1位置方向への移動を規制する部材が設けたり、ノズルシュータ14を第2位置に保持する磁石を設ける構成が考えられる。
ノズルシュータ14が上方へ回動する場合に、シュータ24も別途上方へ回動するようにしても良い。具体的には、ギア等の駆動機構を設け、ノズルシュータ14が上方へ回動によってギアが回動し、ギアが回動することによりシュータ24も上方へ回動するようにすると良い。この場合、シュータ24も上方に回動することで、シュータ24の先端をスロットマシン100から離間させる効果を高めることができる。
ノズルシュータ14は筒状でなくとも良く、例えば上方が開放されていても良い。
水平面部36は傾斜面部35から連続していなくても良い。具体的には、傾斜面部35を装着部21が摺動して、つまり、傾斜面部35を上った後、第2位置に向かうにつれて下傾斜部が設けられていても良い。この場合、第2位置に到達した装着部21がメンテナンスの途中等に第1位置に戻ることを抑制する効果を高めることができる。
水平面部36の終端側が下側に傾斜となるようにしても良い。
傾斜面部35を設けるためだけの部材を別途設けるようにしても良い。
スロットマシン100の扉102を開放する場合の支点を図2で示す右側、貸出機1のノズルシュータ14を水平方向に回動させる場合の支点を図2で示す左側、つまり、スロットマシン100と貸出機1とで支点をスロットマシン100の本体部分を挟んで反対側としたが、支点が同じ方向に設けられていても良い。例えば、扉102の支点、及び貸出機1の支点が両方ともスロットマシン100の左側に設けられていても良い。
パチンコに設けられる貸出機に適用しても良い。つまり、遊技媒体として玉を用いる遊技機に対応する貸出機に本発明を適用することも可能である。
図面中、1は貸出機(遊技媒体貸出機)、8は本体部、13は回動体(水平回動部)、14はノズルシュータ(案内通路)、34はカバー、35は傾斜面部(連動回動機構、傾斜領域)、36は水平面部(保持領域)、100はスロットマシン(遊技機)、101は受皿(貯留部)、102は扉である。

Claims (3)

  1. 前方に開放可能な扉と、遊技に使用する遊技媒体を貯留する貯留部とを備えた遊技機に隣接して設置され、遊技者の貸出操作に応じて所定数の遊技媒体を前記貯留部に貸出す遊技媒体貸出機において、
    遊技媒体を貸出す本体部と、
    前記本体部が貸出した遊技媒体を前記貯留部に案内する通路を形成する案内通路と、
    前記案内通路を水平方向に回動可能とすることで、当該案内通路の位置を、前記貯留部に遊技媒体を案内可能に前記扉の前方に位置する第1位置と、前記扉の前方から退避した第2位置と、に切換える水平回動部と、
    前記水平回動部よりも前方に設けられ、前記案内通路が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて高くなることで、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に切替わる場合の回動に連動して、前記案内通路の先端部の位置が高くなるように前記案内通路を上方に回動させる傾斜領域を有した連動回動機構と、を備え
    前記傾斜領域は、前記案内通路が前記第1位置から前記第2位置に向かうにつれて、沿って移動する前記案内通路の底部が前記案内通路の基端側になるように、後方成分を有して延びていることを特徴とする遊技媒体貸出機。
  2. 前記傾斜領域よりも前記第2位置側に設けられ、前記案内通路が水平方向に回動する場合に当該案内通路の底部が沿うと共に、前記第2位置に向かうにつれて低くなる又は水平方向に設けられた保持領域を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出機。
  3. 前記傾斜領域は、前記本体部の外壁をなす円弧状のカバーの上壁面に設けられていることを特徴とする請求項または記載の遊技媒体貸出機。
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