JP2014216268A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量且つ経済的な構成で、外部荷重を確実に受けることができ、燃料電池を良好に保護することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、積層された燃料電池14をケーシング16に収容する。ケーシング16を構成する上方サイドパネル70は、互いに接合される外側プレート74と内側プレート76とを備える。外側プレート74及び内側プレート76間には、積層方向に沿って延在する両端部に対応し、これらよりも肉厚な平板部材78a、78bが介装される。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が水平方向に積層され、積層方向の両端にエンドプレートが配設されるとともに、一対の前記エンドプレート間には、サイドパネルが固定される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の一方側にアノード電極が、前記電解質膜の他方側にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
この燃料電池スタックでは、特に車載用として使用される際、揺れや振動の他、外部荷重が付与され易い。従って、燃料電池スタック全体の剛性を確保するため、前記燃料電池スタックをボックス内に収容する構成が採用されている。この種の構成として、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックの締結構造が知られている。
この締結構造は、図8に示すように、セパレータ1の上、下両端面にエンドプレート2a、2bが密着固定されるとともに、前記セパレータ1の上、下両端面を除く4周面が1対のコ字型エンクロージャーパネル3a、3bで脱着式に覆われている。そして、脱着式の締結構造は、エンドプレート2a、2bの側面部の周面に沿って凹に形成された凹部と、エンクロージャーパネル3a、3bの上、下側の縁部に形成された突部が嵌合している。
特開2008−112708号公報
しかしながら、上記の締結構造では、1対のコ字型エンクロージャーパネル3a、3bが用いられており、ケーシング全体の剛性が十分に得られないという問題がある。特に、車載用として使用される際に、外部荷重に耐えることができないおそれがある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、軽量且つ経済的な構成で、外部荷重を確実に受けることができ、燃料電池を良好に保護することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備えている。複数の燃料電池が水平方向に積層され、積層方向の両端にエンドプレートが配設されるとともに、一対の前記エンドプレート間には、サイドパネルが固定されている。
この燃料電池スタックでは、サイドパネルは、互いに接合される一対のプレス板と、前記一対のプレス板間に、積層方向に沿って延在するプレス板両端部に対応して介装されるとともに、前記プレス板よりも肉厚な平板部材と、を備えている。
また、この燃料電池スタックでは、サイドパネルは、矩形状のエンドプレートの各辺に配置される4枚のサイドパネルを備え、前記4枚のサイドパネルにより構成される内周面は、前記燃料電池スタックの外周形状に沿って湾曲形状又は屈曲形状を有することが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックでは、矩形状のプレス板の表面には、対角位置を結んでリブ部が設けられるとともに、前記リブ部の表面位置は、前記プレス板の他の表面位置とは厚さ方向に異なることが好ましい。
さらにまた、この燃料電池スタックでは、燃料電池は、燃料電池搭載車両の車幅方向に沿って積層されるとともに、前記燃料電池の上面及び下面は、一対のプレス板が接合されたサイドパネルにより覆われることが好ましい。
本発明によれば、一対のプレス板間には、積層方向に沿って延在するプレス板両端部に対応して前記プレス板よりも肉厚な平板部材が介装されており、前記平板部材は、補強用リブとしての機能を有している。このため、一対のプレス板を有効に薄肉化することができる。従って、ケーシング全体として軽量且つ経済的な構成を採用することが可能になる。これにより、外部荷重を確実に受けることができ、燃料電池を良好に保護することが可能になる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックが搭載された燃料電池電気自動車の概略平面説明図である。 前記燃料電池スタック及びマウント構造の概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成するケーシングの、図2中、V−V線断面説明図である。 前記ケーシングを構成する上方サイドパネルの分解斜視説明図である。 前記ケーシングを構成する下方サイドパネルの分解斜視説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池スタックの締結構造の斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10は、例えば、燃料電池電気自動車(燃料電池車両)12のフロントボックス(所謂、モータルーム)12fに収容される。燃料電池スタック10は、燃料電池14と、積層された複数の前記燃料電池14を収容するケーシング16とを備える(図1〜図3参照)。図2に示すように、ケーシング16は、マウント構造18を介して燃料電池電気自動車12に搭載される。なお、燃料電池スタック10の収容場所は、フロントボックス12fに限定されるものではなく、例えば、車両中央部床下や後部トランク近傍であってもよい。
燃料電池14は、図3に示すように、立位姿勢で燃料電池電気自動車12の車長方向(車両進行方向)(矢印A方向)に交差する車幅方向(矢印B方向)に積層される。燃料電池14の積層方向一端には、第1ターミナルプレート20a、第1絶縁プレート22a及び第1エンドプレート24aが、外方に向かって順次配設される。燃料電池14の積層方向他端には、第2ターミナルプレート20b、第2絶縁プレート22b及び第2エンドプレート24bが、外方に向かって順次配設される。
横長形状(長方形状)の第1エンドプレート24aの略中央部(中央部から偏心していてもよい)からは、第1ターミナルプレート20aに接続された第1電力出力端子26aが外方に向かって延在する。横長形状(長方形状)の第2エンドプレート24bの略中央部からは、第2ターミナルプレート20bに接続された第2電力出力端子26bが外方に向かって延在する。
第1エンドプレート24aと第2エンドプレート24bの各辺間には、それぞれ各辺の中央位置に対応して一定の長さを有する連結バー28が配置される。連結バー28の両端は、ねじ30により固定され、複数の積層された燃料電池14に積層方向(矢印B方向)の締め付け荷重を付与する。
図4に示すように、燃料電池14は、電解質膜・電極構造体32と、前記電解質膜・電極構造体32を挟持するカソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36とを備える。
カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板により構成される。カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。なお、カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、金属セパレータに代えて、例えば、カーボンセパレータを使用してもよい。
カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、横長形状を有するとともに、長辺が水平方向(矢印A方向)に延在し且つ短辺が重力方向(矢印C方向)に延在する。なお、短辺が水平方向に延在し且つ長辺が重力方向に延在するように配置してもよい。
燃料電池14の長辺方向(矢印A方向)の一端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔38aと、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40aとが設けられる。
燃料電池14の長辺方向の他端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔40bと、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔38bとが設けられる。
燃料電池14の短辺方向(矢印C方向)の両端縁部一方側には、すなわち、酸化剤ガス供給連通孔38a及び燃料ガス供給連通孔40a側には、矢印B方向に互いに連通して、冷却媒体を供給するための2つの冷却媒体供給連通孔42aが、対向する辺に設けられる。燃料電池14の短辺方向の両端縁部他方側には、すなわち、燃料ガス排出連通孔40b及び酸化剤ガス排出連通孔38b側には、矢印B方向に互いに連通して、冷却媒体を排出するための2つの冷却媒体排出連通孔42bが、対向する辺に設けられる。
電解質膜・電極構造体32は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜44と、前記固体高分子電解質膜44を挟持するカソード電極46及びアノード電極48とを備える。
カソード電極46及びアノード電極48は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、例えば、固体高分子電解質膜44の両面に形成される。
カソード側セパレータ34の電解質膜・電極構造体32に向かう面34aには、酸化剤ガス供給連通孔38aと酸化剤ガス排出連通孔38bとを連通する酸化剤ガス流路50が形成される。酸化剤ガス流路50は、矢印A方向に延在する複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)により形成される。
アノード側セパレータ36の電解質膜・電極構造体32に向かう面36aには、燃料ガス供給連通孔40aと燃料ガス排出連通孔40bとを連通する燃料ガス流路52が形成される。燃料ガス流路52は、矢印A方向に延在する複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)により形成される。
アノード側セパレータ36の面36bと隣接するカソード側セパレータ34の面34bとの間には、冷却媒体供給連通孔42a、42aと冷却媒体排出連通孔42b、42bとに連通する冷却媒体流路54が形成される。この冷却媒体流路54は、電解質膜・電極構造体32の電極範囲にわたって冷却媒体を流通させる。
カソード側セパレータ34の面34a、34bには、このカソード側セパレータ34の外周端縁部を周回して第1シール部材56が一体成形される。アノード側セパレータ36の面36a、36bには、このアノード側セパレータ36の外周端縁部を周回して第2シール部材58が一体成形される。
第1シール部材56及び第2シール部材58としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図3に示すように、第1エンドプレート24aには、酸化剤ガス供給連通孔38a、酸化剤ガス排出連通孔38b、燃料ガス供給連通孔40a及び燃料ガス排出連通孔40bに連通する酸化剤ガス供給マニホールド60a、酸化剤ガス排出マニホールド60b、燃料ガス供給マニホールド62a及び燃料ガス排出マニホールド62bが取り付けられる。
第2エンドプレート24bには、図1に示すように、一対の冷却媒体供給連通孔42a及び一対の冷却媒体排出連通孔42bに連通する冷却媒体供給マニホールド64a及び冷却媒体排出マニホールド64bが取り付けられる。
ケーシング16は、車幅方向(矢印B方向)両端の2辺(面)が第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bにより構成される。図3及び図5に示すように、ケーシング16の車長方向(矢印A方向)両端の2辺(面)は、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68により構成される。ケーシング16の車高方向(矢印C方向)両端の2辺(面)は、上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72により構成される。
前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、例えば、押し出し成形や鋳造、又は機械加工等により形成される。前方サイドパネル66は、鉛直方向に配置される横長プレート形状を有し、ケーシング16の内方に膨出する内側膨出部66a、66bが上下に形成される。内側膨出部66a、66bは、外部からの荷重(前方からの荷重)を上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72に伝える機能を有する。上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72は、上方及び下方からの荷重に対して燃料電池スタック10を保護する機能を有する。
後方サイドパネル68は、鉛直方向に配置される横長プレート形状を有し、ケーシング16の内方に膨出する内側膨出部68a、68bが上下に形成される。なお、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、後述する上方サイドパネル70と同様に、一対のプレス板と前記プレス板間に配置される平板部材とにより構成してもよい。
上方サイドパネル70は、図5及び図6に示すように、互いに接合される一対のプレス板(プレス成形板)である外側プレート74と内側プレート76とを備える。外側プレート74及び内側プレート76は、表面が凹凸状にプレス成形された金属製薄板で構成される。外側プレート74及び内側プレート76間には、積層方向(矢印B方向)に沿って延在するプレート両端部(矢印A方向の両端部)に対応して平板部材78a、78bが介装される。
外側プレート74は、ケーシング16の上面を構成し、薄板状を有する。外側プレート74の表面には、対角位置を挟んで(又は対角位置と対辺位置とを結んで)リブ部80a、80bが設けられる。リブ部80a、80bの表面位置は、外側プレート74の他の表面位置とは厚さ方向に異なる、すなわち、高さ方向に高い位置(上方に膨出する位置)に設定される。
内側プレート76は、ケーシング16の内周面を構成し、薄板状を有するとともに、燃料電池14の外周形状に沿って湾曲形状又は屈曲形状あるいは両方の形状を有する。例えば、内側プレート76には、燃料電池14の角部の湾曲形状に沿って湾曲部76a、76bが矢印A方向両端縁部に設けられる。内側プレート76の矢印A方向中央側には、燃料電池スタック10の外周形状に沿って、例えば、連結バー28に沿って上方に湾曲(又は屈曲)する変形部76cが設けられる。
平板部材78a、78bは、矢印B方向に長尺な略角棒状を有し、外側プレート74及び内側プレート76よりも肉厚に形成される。図5に示すように、平板部材78a、78bの厚さtaは、内側膨出部66a、68aの厚さtbと略同一寸法に設定されることが好ましい。平板部材78a、78bは、外側プレート74及び内側プレート76にMIG溶接やTIG溶接(又はスポット溶接、ろう付け又は摩擦撹拌溶接等でもよい)により固定される。外側プレート74及び内側プレート76の矢印A方向両端には、それぞれ矢印B方向に延在する、例えば、2本のライン状溶接部位WP1が設けられる一方、平板部材78a、78bには、溶接部位WP1に対応するそれぞれ2本のライン状溶接部位WP2が設けられる。溶接部位WP1、WP2は、接合されている。
外側プレート74と内側プレート76とは、同様にMIG溶接やTIG溶接等により固定される。外側プレート74には、矢印B方向に沿って対向する2つの矩形状溶接部位WP3が設けられる。内側プレート76には、矢印B方向に沿って対向する2つの矩形状溶接部位WP4が設けられる。溶接部位WP3、WP4は、接合されている。外側プレート74、内側プレート76及び平板部材78a、78bには、所望の位置にボルト挿入用の孔部82が形成される。
下方サイドパネル72は、図5及び図7に示すように、互いに接合される一対のプレス板(プレス成形板)である外側プレート84と内側プレート86とを備える。外側プレート84及び内側プレート86は、表面が凹凸状にプレス成形された金属製薄板で構成される。外側プレート84及び内側プレート86間には、積層方向(矢印B方向)に沿って延在するプレート両端部(矢印A方向の両端部)に対応して平板部材88a、88bが介装される。
図5に示すように、平板部材88a、88bの厚さtaは、内側膨出部66b、68bの厚さtbと略同一寸法に設定される。なお、平板部材88a、88bは、マウント構造18に接続されるため、平板部材78a、78bよりも大きな幅寸法(厚さ)に設定することが好ましい。外側プレート84及び内側プレート86は、上記の外側プレート74及び内側プレート76と同様に構成される。
外側プレート84は、ケーシング16の下面を構成し、薄板状を有する。外側プレート84の表面には、対角位置を結んで(又は対角位置と対辺位置とを結んで)リブ部90a、90bが設けられる。リブ部90a、90bの表面位置は、外側プレート84の他の表面位置よりも高さ方向に低い位置(下方に膨出する位置)に設定される。
内側プレート86は、ケーシング16の内周面を構成し、薄板状を有するとともに、燃料電池14の外周形状に沿って湾曲形状又は屈曲形状あるいは両方の形状を有する。例えば、内側プレート86には、燃料電池14の角部の湾曲形状に沿って湾曲部86a、86bが矢印A方向両端縁部に設けられる。内側プレート86の矢印A方向中央側には、燃料電池スタック10の外周形状に沿って、例えば、連結バー28に沿って下方に湾曲(又は屈曲)する変形部86cが設けられる。
図7に示すように、平板部材88a、88bは、矢印B方向に延在するとともに、外側プレート84及び内側プレート86よりも肉厚に形成される。車長方向前方(矢印Af方向)に配置される平板部材88aは、平板形状を有し、長手方向両端縁部に2つの取り付けボス部92を設ける。各取り付けボス部92には、ねじ孔94が形成される。
車長方向後方(矢印Ab方向)に配置される平板部材88bは、略平板形状を有し、長手方向両端縁部に2つの取り付けボス部92を設ける。各取り付けボス部92には、ねじ孔94が形成される。外側プレート84には、矢印A方向の両端部に、それぞれ各取り付けボス部92を挿通させるための一対の開口部(又は孔部)106a、106bが形成される。
平板部材88a、88bは、外側プレート84及び内側プレート86にMIG溶接やTIG溶接(又はスポット溶接、ろう付け又は摩擦撹拌溶接等でもよい)により固定される。外側プレート84及び内側プレート86の矢印A方向両端には、それぞれ矢印B方向に延在する、例えば、2本のライン状溶接部位WP5が設けられる。平板部材88a、88bには、溶接部位WP5に対応するそれぞれ2本のライン状溶接部位WP6が設けられる。溶接部位WP5、WP6は、接合されている。
外側プレート84と内側プレート86とは、同様にMIG溶接やTIG溶接等により固定される。外側プレート84には、矢印B方向に沿って対向する2つの矩形状溶接部位WP7が設けられる。内側プレート86には、矢印B方向に沿って対向する2つの矩形状溶接部位WP8が設けられる。溶接部位WP7、WP8は、接合されている。外側プレート84、内側プレート86及び平板部材88a、88bには、所望の位置にボルト挿入用の孔部82が形成される。
図2に示すように、マウント構造18は、略矩形状のフレーム110を備える。フレーム110では、それぞれ所定の長さに設定された4本の脚部112が燃料電池電気自動車12の車体フレーム(図示せず)に固定される。フレーム110には、車長方向前方(矢印Af方向)の両端位置と車長方向後方(矢印Ab方向)の両端位置とに、それぞれ取り付け部124が設けられる。
取り付け部124は、フレーム110上に固定されるプレート126を備える。プレート126は、上方に屈曲するとともに、先端部側には、2本のねじ138が挿入される。ねじ138は、各取り付けボス部92のねじ孔94に螺合してケーシング16をフレーム110に固定する。
図2及び図3に示すように、上方サイドパネル70は、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68の上部に、ねじ148を介して固定される。下方サイドパネル72は、前方サイドパネル66、後方サイドパネル68、第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bの下部に、ねじ148を介して固定される。上方サイドパネル70、下方サイドパネル72、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bにねじ148を介して固定される。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図2に示すように、第1エンドプレート24aの酸化剤ガス供給マニホールド60aから酸化剤ガス供給連通孔38aには、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給される。第1エンドプレート24aの燃料ガス供給マニホールド62aから燃料ガス供給連通孔40aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、図1に示すように、第2エンドプレート24bでは、冷却媒体供給マニホールド64aから一対の冷却媒体供給連通孔42aには、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、図4に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔38aからカソード側セパレータ34の酸化剤ガス流路50に導入される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路50に沿って矢印A方向に移動し、電解質膜・電極構造体32のカソード電極46に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔40aからアノード側セパレータ36の燃料ガス流路52に供給される。燃料ガスは、燃料ガス流路52に沿って矢印A方向に移動し、電解質膜・電極構造体32のアノード電極48に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体32では、カソード電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード電極48に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、電解質膜・電極構造体32のカソード電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔38bに沿って矢印B方向に排出される。一方、電解質膜・電極構造体32のアノード電極48に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔40bに沿って矢印B方向に排出される。
また、一対の冷却媒体供給連通孔42aに供給された冷却媒体は、カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36間の冷却媒体流路54に導入される。冷却媒体は、一旦矢印C方向内方に沿って流動した後、矢印A方向に移動して電解質膜・電極構造体32を冷却する。この冷却媒体は、矢印C方向外方に移動した後、一対の冷却媒体排出連通孔42bに沿って矢印B方向に排出される。
この場合、本実施形態では、図5及び図6に示すように、上方サイドパネル70は、薄板状の外側プレート74と内側プレート76とを備えている。そして、外側プレート74及び内側プレート76の間には、積層方向に沿って延在する両端部(車長方向両端部)に対応して、これらよりも肉厚な平板部材78a、78bが介装されている。
このため、平板部材78a、78bは、補強用リブとしての機能を有することができ、外側プレート74及び内側プレート76を有効に薄肉化することが可能になる。従って、ケーシング16全体として軽量且つ経済的な構成を採用することができる。これにより、燃料電池スタック10は、外部荷重を確実に受けることができ、燃料電池14を良好に保護することが可能になるという効果が得られる。
さらに、上方サイドパネル70を構成する内側プレート76には、例えば、燃料電池14の角部の湾曲形状に沿って湾曲部76a、76bや、連結バー28に沿って変形部76cが設けられている。湾曲部76a、76b、及び変形部76cは、リブとして補強機能を有する。同様に、下方サイドパネル72では、内側プレート86が、燃料電池14の外周形状に沿って湾曲形状を有し、リブとして補強機能を有している。しかも、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68では、ケーシング16の内方に膨出する内側膨出部66a、66b及び68a、68bが上下に形成されている。内側膨出部66a、66b及び68a、68bは、燃料電池スタック10の外周との隙間を最小限にしてスペースを有効に使用するとともに、リブとしての補強機能を有する。
このため、ケーシング16内の燃料電池14は、上方サイドパネル70、下方サイドパネル72、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68により確実且つ強固に保持されている。従って、燃料電池スタック10に外部荷重が付与されても、燃料電池14を容易且つ確実に保護することが可能になる。
さらにまた、上方サイドパネル70を構成する外側プレート74には、少なくとも対角位置を結んで上方に突出するリブ部80a、80bが設けられている。一方、下方サイドパネル72を構成する外側プレート84には、少なくとも対角位置を結んで下方に突出するリブ部90a、90bが設けられている。これにより、各外側プレート74、84は、良好に補強されるため、可及的に薄肉形状に形成することができ、一層の軽量化が図られる。
10…燃料電池スタック 12…燃料電池電気自動車
12f…フロントボックス 14…燃料電池
16…ケーシング 18…マウント構造
24a、24b…エンドプレート 28…連結バー
32…電解質膜・電極構造体 34…カソード側セパレータ
36…アノード側セパレータ 38a…酸化剤ガス供給連通孔
38b…酸化剤ガス排出連通孔 40a…燃料ガス供給連通孔
40b…燃料ガス排出連通孔 42a…冷却媒体供給連通孔
42b…冷却媒体排出連通孔 44…固体高分子電解質膜
46…カソード電極 48…アノード電極
50…酸化剤ガス流路 52…燃料ガス流路
54…冷却媒体流路 66…前方サイドパネル
66a、66b、68a、68b…内側膨出部
68…後方サイドパネル 70…上方サイドパネル
72…下方サイドパネル 74、84…外側プレート
76、86…内側プレート
76a、76b、86a、86b…湾曲部
76c、86c…変形部
78a、78b、88a、88b…平板部材
80a、80b、90a、90b…リブ部
92…取り付けボス部 94…ねじ孔
110…フレーム 112…脚部
124…取り付け部 126…プレート
138、148…ねじ

Claims (4)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が水平方向に積層され、積層方向の両端にエンドプレートが配設されるとともに、一対の前記エンドプレート間には、サイドパネルが固定される燃料電池スタックであって、
    前記サイドパネルは、互いに接合される一対のプレス板と、
    前記一対のプレス板間に、前記積層方向に沿って延在するプレス板両端部に対応して介装されるとともに、前記プレス板よりも肉厚な平板部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記サイドパネルは、矩形状の前記エンドプレートの各辺に配置される4枚のサイドパネルを備え、
    前記4枚のサイドパネルにより構成される内周面は、前記燃料電池スタックの外周形状に沿って湾曲形状又は屈曲形状を有することを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、矩形状の前記プレス板の表面には、対角位置を結んでリブ部が設けられるとともに、前記リブ部の表面位置は、前記プレス板の他の表面位置とは厚さ方向に異なることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記燃料電池は、燃料電池搭載車両の車幅方向に沿って積層されるとともに、
    前記燃料電池の上面及び下面は、前記一対のプレス板が接合された前記サイドパネルにより覆われることを特徴とする燃料電池スタック。
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