JP6166203B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

燃料電池スタック Download PDF

Info

Publication number
JP6166203B2
JP6166203B2 JP2014063378A JP2014063378A JP6166203B2 JP 6166203 B2 JP6166203 B2 JP 6166203B2 JP 2014063378 A JP2014063378 A JP 2014063378A JP 2014063378 A JP2014063378 A JP 2014063378A JP 6166203 B2 JP6166203 B2 JP 6166203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side panel
fuel cell
fuel
cell stack
communication hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014063378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015185498A (ja
Inventor
秀晴 内藤
秀晴 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014063378A priority Critical patent/JP6166203B2/ja
Priority to US14/667,609 priority patent/US9905877B2/en
Publication of JP2015185498A publication Critical patent/JP2015185498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6166203B2 publication Critical patent/JP6166203B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/247Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
    • H01M8/2475Enclosures, casings or containers of fuel cell stacks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M2008/1095Fuel cells with polymeric electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2250/00Fuel cells for particular applications; Specific features of fuel cell system
    • H01M2250/20Fuel cells in motive systems, e.g. vehicle, ship, plane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/40Application of hydrogen technology to transportation, e.g. using fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されて積層方向両端に矩形状のエンドプレートが配設されるとともに、一対の前記エンドプレート間には、各辺にサイドパネルが固定される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の一方側にアノード電極が、前記電解質膜の他方側にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータにより挟持されて発電セルを構成している。この燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池スタックでは、特に車載用として使用される際、揺れや振動の他、外部荷重が付与される場合がある。従って、燃料電池スタック全体の剛性を確保するため、前記燃料電池スタックをボックス内に収容する構成が採用されている。この種の構成として、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックの締結構造が知られている。
この締結構造は、図6に示すように、セパレータ1の上、下両端面にエンドプレート2a、2bが密着固定されている。セパレータ1の上、下両端面を除く4周面は、1対のコ字型エンクロージャーパネル3a、3bにより脱着式に覆われている。そして、脱着式の締結構造は、エンドプレート2a、2bの側面部の周面に沿って凹に形成された凹部と、エンクロージャーパネル3a、3bの上、下側の縁部に形成された突部が嵌合している。
特開2008−112708号公報
上記の締結構造では、それぞれ形状の異なるコ字型エンクロージャーパネル3a、3bが用いられている。このため、ケーシング全体の部品点数が増加するとともに、経済的ではないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、それぞれ非対称形状の2枚のサイドプレートを共用化することができ、経済的な構成で、燃料電池を良好に保護することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されて積層方向両端に矩形状のエンドプレートが配設されている。一対のエンドプレート間には、各辺にサイドパネルが固定されている。
サイドパネルは、積層された前記燃料電池を挟んで対向位置に配置される第1サイドパネル及び第2サイドパネルを備えている。そして、第1サイドパネル及び第2サイドパネルは、それぞれ非対称形状を有し、且つ、燃料電池の積層方向に沿って延在する燃料電池中心軸に対して互いに点対称形状に構成されている。
また、燃料電池は、横長な長方形状を有し、水平方向に積層されるとともに、該燃料電池の一方の短辺に沿って第1サイドパネルが配置され、且つ、該燃料電池の他方の短辺に沿って第2サイドパネルが配置されることが好ましい。
本発明によれば、それぞれ非対称形状の第1サイドパネルと第2サイドパネルとは、一方が燃料電池中心軸を中心に180度だけ回転されると、他方と同一の形状を有している。このため、単一種類のサイドパネルを2枚だけ用意し、一方のサイドパネルを第1サイドパネルとし、他方のサイドパネルを反転させて第2サイドパネルとして使用することができる。
従って、それぞれ非対称形状の2枚のサイドプレートを共用化することができ、経済的な構成で、燃料電池を良好に保護することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックが搭載された燃料電池電気自動車の概略平面説明図である。 前記燃料電池スタックの、図1中、II−II線断面図である。 前記燃料電池スタックの一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の要部分解斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの要部断面説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池スタックの締結構造の斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、例えば、燃料電池電気自動車(燃料電池車両)12のフロントボックス(所謂、モータルーム)12fに収容される。なお、燃料電池スタック10の収容場所は、フロントボックス12fに限定されるものではなく、例えば、車両中央部床下や後部トランク近傍であってもよい。
燃料電池スタック10は、燃料電池14と、積層された複数の前記燃料電池14を収容するケーシング16とを備える(図1〜図3参照)。燃料電池14は、図3に示すように、立位姿勢で燃料電池電気自動車12の車長方向(車両進行方向)(矢印A方向)に交差する車幅方向(矢印B方向)に積層される。
燃料電池14の積層方向一端には、第1ターミナルプレート20a、第1絶縁プレート22a及び第1エンドプレート24aが、外方に向かって順次配設される。燃料電池14の積層方向他端には、第2ターミナルプレート20b、第2絶縁プレート22b及び第2エンドプレート24bが、外方に向かって順次配設される。
横長形状(長方形状)の第1エンドプレート24aの略中央部(中央部から偏心していてもよい)からは、第1ターミナルプレート20aに接続された第1電力出力端子26aが外方に向かって延在する。横長形状(長方形状)の第2エンドプレート24bの略中央部からは、第2ターミナルプレート20bに接続された第2電力出力端子26bが外方に向かって延在する。
図2及び図3に示すように、第1エンドプレート24aと第2エンドプレート24bの各上辺には、前記上辺の略中央部に位置して一定の長さを有する連結バー28aが配置される。第1エンドプレート24aと第2エンドプレート24bの各下辺には、前記下辺の略中央部に位置して一定の長さを有する連結バー28bが配置される。
第1エンドプレート24aの一方の短辺と第2エンドプレート24bの一方の短辺とには、前記一方の短辺の中央よりも上部側に位置して一定の長さを有する連結バー28cが配置される。第1エンドプレート24aの他方の短辺と第2エンドプレート24bの他方の短辺とには、前記他方の短辺の中央よりも下部側に位置して一定の長さを有する連結バー28dが配置される。連結バー28cは、後述する燃料ガス排出連通孔40bと酸化剤ガス排出連通孔38bとの間に対応して配置される。連結バー28dは、後述する燃料ガス供給連通孔40aと酸化剤ガス供給連通孔38aとの間に対応して配置される。
連結バー28a、28b、28c及び28dの各両端は、第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bにねじ30を介して固定され、複数の積層された燃料電池14に積層方向(矢印B方向)の締め付け荷重を付与する。
図4に示すように、燃料電池14は、電解質膜・電極構造体32と、前記電解質膜・電極構造体32を挟持するカソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36とを備える。
カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板により構成される。カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。なお、カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、金属セパレータに代えて、例えば、カーボンセパレータを使用してもよい。
カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36は、横長形状を有するとともに、長辺が水平方向(矢印A方向)に延在し且つ短辺が重力方向(矢印C方向)に延在する。なお、短辺が水平方向に延在し且つ長辺が重力方向に延在するように配置してもよい。
燃料電池14の長辺方向(矢印A方向)の一端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、酸化剤ガス供給連通孔38aと燃料ガス供給連通孔40aとが上下に設けられる。酸化剤ガス供給連通孔38aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する一方、燃料ガス供給連通孔40aは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給する。酸化剤ガス供給連通孔38aの開口面積(例えば、矢印C方向の開口長さ)は、燃料ガス供給連通孔40aの開口面積(例えば、矢印C方向の開口長さ)よりも大きく設定される。
燃料電池14の長辺方向の他端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔40bと、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔38bとが上下に設けられる。酸化剤ガス排出連通孔38bの開口面積(例えば、矢印C方向の開口長さ)は、燃料ガス排出連通孔40bの開口面積(例えば、矢印C方向の開口長さ)よりも大きく設定される。
燃料電池14の短辺方向(矢印C方向)の両端縁部一方側には、すなわち、酸化剤ガス供給連通孔38a及び燃料ガス供給連通孔40a側には、矢印B方向に互いに連通して、2つの冷却媒体供給連通孔42aが設けられる。各冷却媒体供給連通孔42aは、冷却媒体を供給するものであり、互いに対向する辺に設けられる。
燃料電池14の短辺方向の両端縁部他方側には、すなわち、燃料ガス排出連通孔40b及び酸化剤ガス排出連通孔38b側には、矢印B方向に互いに連通して、2つの冷却媒体排出連通孔42bが設けられる。各冷却媒体排出連通孔42bは、冷却媒体を排出するものであり、互いに対向する辺に設けられる。
電解質膜・電極構造体32は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)44と、前記固体高分子電解質膜44を挟持するカソード電極46及びアノード電極48とを備える。
カソード電極46及びアノード電極48は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、例えば、固体高分子電解質膜44の両面に形成される。
カソード側セパレータ34の電解質膜・電極構造体32に向かう面34aには、酸化剤ガス供給連通孔38aと酸化剤ガス排出連通孔38bとを連通する酸化剤ガス流路50が形成される。酸化剤ガス流路50は、矢印A方向に延在する複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)により形成される。
アノード側セパレータ36の電解質膜・電極構造体32に向かう面36aには、燃料ガス供給連通孔40aと燃料ガス排出連通孔40bとを連通する燃料ガス流路52が形成される。燃料ガス流路52は、矢印A方向に延在する複数本の波状流路溝(又は直線状流路溝)により形成される。
アノード側セパレータ36の面36bと隣接するカソード側セパレータ34の面34bとの間には、冷却媒体供給連通孔42a、42aと冷却媒体排出連通孔42b、42bとに連通する冷却媒体流路54が形成される。この冷却媒体流路54は、電解質膜・電極構造体32の電極範囲にわたって冷却媒体を流通させる。
カソード側セパレータ34の面34a、34bには、このカソード側セパレータ34の外周端縁部を周回して第1シール部材56が一体成形される。アノード側セパレータ36の面36a、36bには、このアノード側セパレータ36の外周端縁部を周回して第2シール部材58が一体成形される。
第1シール部材56及び第2シール部材58としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図3に示すように、第1エンドプレート24aには、酸化剤ガス供給マニホールド60a、酸化剤ガス排出マニホールド60b、燃料ガス供給マニホールド62a及び燃料ガス排出マニホールド62bが取り付けられる。酸化剤ガス供給マニホールド60aは、酸化剤ガス供給連通孔38aに連通し、酸化剤ガス排出マニホールド60bは、酸化剤ガス排出連通孔38bに連通する。燃料ガス供給マニホールド62aは、燃料ガス供給連通孔40aに連通し、燃料ガス排出マニホールド62bは、燃料ガス排出連通孔40bに連通する。
第2エンドプレート24bには、図1に示すように、一対の冷却媒体供給連通孔42a及び一対の冷却媒体排出連通孔42bに連通する冷却媒体供給マニホールド64a及び冷却媒体排出マニホールド64bが取り付けられる。
図3に示すように、ケーシング16は、車幅方向(矢印B方向)両端の2辺(面)が第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bにより構成される。図2及び図3に示すように、ケーシング16の車長方向(矢印A方向)両端の2辺(面)は、前方サイドパネル(第1サイドパネル)66及び後方サイドパネル(第2サイドパネル)68により構成される。
ケーシング16の車高方向(矢印C方向)両端の2辺(面)は、上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72により構成される。前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、ケーシング16の一方の対向位置に配置され、上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72は、前記ケーシング16の他方の対向位置に配置される。
前方サイドパネル66は、鉛直方向に配置される横長プレート形状を有し、ケーシング16の内方に膨出する内側膨出部66a、66bが上下に形成されることにより、前記内側膨出部66a、66b間に窪み66cが形成される。前方サイドパネル66の上部に設けられる内側膨出部66aは、前記前方サイドパネル66の下部に設けられる内側膨出部66bよりも小さく(矢印C方向に短尺に)構成される。前方サイドパネル66は、非対称形状を有する。具体的には、短辺の中央位置で積層方向に対して非対称形状であればよく、特に形状に限定されるものではない。例えば、凸形状でもよく、凹形状でもよく、どのような形状でもよい。以下に示す非対称形状も同様である。
後方サイドパネル68は、鉛直方向に配置される横長プレート形状を有し、ケーシング16の内方に膨出する内側膨出部68a、68bが上下に形成されることにより、前記内側膨出部68a、68b間に窪み68cが形成される。後方サイドパネル68の上部に設けられる内側膨出部68aは、前記後方サイドパネル68の下部に設けられる内側膨出部68bよりも大きく(矢印C方向に長尺に)構成される。後方サイドパネル68は、非対称形状を有する。
図2に示すように、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、燃料電池14の積層方向に沿って延在する第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bの短辺の中心且つ長辺の中心である中心軸74(Y軸)に対して互いに点対称形状に構成される。前方サイドパネル66は、燃料電池中心軸74を中心に180度だけ回転されると、後方サイドパネル68と同一形状を有する。具体的には、前方サイドパネル66の内側膨出部66aは、後方サイドパネル68の内側膨出部68bに一致し、前記前方サイドパネル66の内側膨出部66bは、前記後方サイドパネル68の内側膨出部68aに一致する。
上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72は、それぞれ単一の平板(又は複数枚のプレートの積層体)で構成される。前方サイドパネル66、後方サイドパネル68、上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72には、所望の位置にボルト挿入用の孔部76が形成される。
第1エンドプレート24a、第2エンドプレート24b、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68には、所望の位置にねじ穴78が形成される。各孔部76に挿入されるねじ80が、各ねじ穴78に螺合され、上方サイドパネル70、下方サイドパネル72、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、第1エンドプレート24a及び第2エンドプレート24bに固定される。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図3に示すように、第1エンドプレート24aの酸化剤ガス供給マニホールド60aから酸化剤ガス供給連通孔38aには、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給される。第1エンドプレート24aの燃料ガス供給マニホールド62aから燃料ガス供給連通孔40aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、図1に示すように、第2エンドプレート24bでは、冷却媒体供給マニホールド64aから一対の冷却媒体供給連通孔42aには、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、図4に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔38aからカソード側セパレータ34の酸化剤ガス流路50に導入される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路50に沿って矢印A方向に移動し、電解質膜・電極構造体32のカソード電極46に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔40aからアノード側セパレータ36の燃料ガス流路52に供給される。燃料ガスは、燃料ガス流路52に沿って矢印A方向に移動し、電解質膜・電極構造体32のアノード電極48に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体32では、カソード電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード電極48に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、電解質膜・電極構造体32のカソード電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔38bに沿って矢印B方向に排出される。一方、電解質膜・電極構造体32のアノード電極48に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔40bに沿って矢印B方向に排出される。
また、一対の冷却媒体供給連通孔42aに供給された冷却媒体は、カソード側セパレータ34及びアノード側セパレータ36間の冷却媒体流路54に導入される。冷却媒体は、一旦矢印C方向内方に沿って流動した後、矢印A方向に移動して電解質膜・電極構造体32を冷却する。この冷却媒体は、矢印C方向外方に移動した後、一対の冷却媒体排出連通孔42bに沿って矢印B方向に排出される。
この場合、第1の実施形態では、図2及び図3に示すように、前方サイドパネル66は、それぞれ寸法の異なる内側膨出部66a及び内側膨出部66bを備え、非対称形状を有している。一方、後方サイドパネル68は、それぞれ寸法の異なる内側膨出部68a及び内側膨出部68bを備え、非対称形状を有している。そして、前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68は、燃料電池14の燃料電池中心軸74に対して互いに点対称形状に構成されている。
このため、例えば、前方サイドパネル66は、燃料電池中心軸74を中心に180度だけ回転されると、後方サイドパネル68と同一形状を有している。従って、単一種類のサイドパネルを2枚だけ用意し、一方のサイドパネルを前方サイドパネル66とし、他方のサイドパネルを反転させて後方サイドパネル68として使用することができる。
これにより、それぞれ非対称形状の前方サイドパネル66及び後方サイドパネル68を製造するための鍛造型や鋳造型等を共用化することができ、経済的な構成で、燃料電池14を良好に保護することが可能になるという効果が得られる。
なお、第1の実施形態では、前方サイドパネル66に、内側膨出部66a及び内側膨出部66bを2カ所以上設けてもよく、窪みであってもよく、さらに、外側の突出部又は窪みでもよい。一方、後方サイドパネル68も、上記の前方サイドパネル66と同様である。さらにまた、上方サイドパネル70及び下方サイドパネル72に、本発明を適用してもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック90の要部断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック90は、ケーシング92を備える。ケーシング92の車長方向(矢印A方向)両端の2辺(面)は、前方サイドパネル(第1サイドパネル)94及び後方サイドパネル(第2サイドパネル)96により構成される。
前方サイドパネル94の下端部には、積層方向(長手方向)に延在するボス部98が形成される。ボス部98は、例えば、図示しないハーネスを固定するために使用される。後方サイドパネル96は、ボス部98が不要であり、後加工で前記ボス部98を削除し、最終の製品形状には、該ボス部98が残っていない。
このように構成される第2の実施形態では、2枚の前方サイドパネル94を用意し、前記前方サイドパネル94を反転させるとともに、ボス部98を除去することにより、後方サイドパネル96として使用することができる。これにより、経済的な構成で、燃料電池14を良好に保護することが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、90…燃料電池スタック 12…燃料電池電気自動車
12f…フロントボックス 14…燃料電池
16、92…ケーシング 24a、24b…エンドプレート
28a〜28d…連結バー 32…電解質膜・電極構造体
34…カソード側セパレータ 36…アノード側セパレータ
38a…酸化剤ガス供給連通孔 38b…酸化剤ガス排出連通孔
40a…燃料ガス供給連通孔 40b…燃料ガス排出連通孔
42a…冷却媒体供給連通孔 42b…冷却媒体排出連通孔
44…固体高分子電解質膜 46…カソード電極
48…アノード電極 50…酸化剤ガス流路
52…燃料ガス流路 54…冷却媒体流路
66、94…前方サイドパネル
66a、66b、68a、68b…内側膨出部
68、96…後方サイドパネル 70…上方サイドパネル
72…下方サイドパネル 74…中心軸

Claims (2)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されて積層方向両端に矩形状のエンドプレートが配設されるとともに、一対の前記エンドプレート間には、バー部材が固定され且つ各辺にサイドパネルが固定される燃料電池スタックであって、
    前記サイドパネルは、積層された前記燃料電池を挟んで対向位置に配置される第1サイドパネル及び第2サイドパネルを備え、
    前記第1サイドパネル及び前記第2サイドパネルは、それぞれ、前記バー部材の外方から、積層された前記燃料電池の一側面の全体を覆い、
    さらに、前記第1サイドパネル及び前記第2サイドパネルは、それぞれ非対称形状を有し、且つ、前記燃料電池の前記積層方向に沿って延在する燃料電池中心軸に対して互いに点対称形状に構成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記燃料電池は、横長な長方形状を有して水平方向に積層されるとともに、
    該燃料電池の一方の短辺に沿って前記第1サイドパネルが配置され、且つ、該燃料電池の他方の短辺に沿って前記第2サイドパネルが配置されることを特徴とする燃料電池スタック。
JP2014063378A 2014-03-26 2014-03-26 燃料電池スタック Active JP6166203B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014063378A JP6166203B2 (ja) 2014-03-26 2014-03-26 燃料電池スタック
US14/667,609 US9905877B2 (en) 2014-03-26 2015-03-24 Fuel cell stack

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014063378A JP6166203B2 (ja) 2014-03-26 2014-03-26 燃料電池スタック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015185498A JP2015185498A (ja) 2015-10-22
JP6166203B2 true JP6166203B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=54191625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014063378A Active JP6166203B2 (ja) 2014-03-26 2014-03-26 燃料電池スタック

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9905877B2 (ja)
JP (1) JP6166203B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3336948B1 (en) * 2016-12-14 2019-09-11 Airbus Operations GmbH Method for tailoring and integrating a fuel cell unit into a vehicle
NL2021245B1 (en) * 2018-07-04 2020-01-15 Redstack Bv Stack assembly
KR20200068972A (ko) * 2018-12-06 2020-06-16 현대자동차주식회사 연료 전지 및 그의 제조 방법

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4505204B2 (ja) * 2003-10-03 2010-07-21 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
JP4262563B2 (ja) * 2003-10-03 2009-05-13 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
KR100873238B1 (ko) 2006-10-27 2008-12-10 현대자동차주식회사 연료전지 스택의 체결장치
JP4871348B2 (ja) * 2008-12-09 2012-02-08 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP5026461B2 (ja) * 2009-04-14 2012-09-12 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP5629303B2 (ja) * 2012-02-07 2014-11-19 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP5879239B2 (ja) 2012-09-27 2016-03-08 本田技研工業株式会社 車載用燃料電池システム
JP5802186B2 (ja) 2012-11-09 2015-10-28 本田技研工業株式会社 車載用燃料電池システム
US9300001B2 (en) 2013-04-26 2016-03-29 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell stack

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015185498A (ja) 2015-10-22
US9905877B2 (en) 2018-02-27
US20150280268A1 (en) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6224060B2 (ja) 燃料電池システム
JP5629303B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6104864B2 (ja) 燃料電池スタック及び燃料電池車両
JP6025650B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6090996B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5829535B2 (ja) 燃料電池システム
JP6180331B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6166203B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6104833B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5879239B2 (ja) 車載用燃料電池システム
JP5802186B2 (ja) 車載用燃料電池システム
JP5574894B2 (ja) 燃料電池スタック
JP5710786B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6166223B2 (ja) 燃料電池搭載車両
JP2015000712A (ja) 燃料電池スタック用搭載構造
JP6606435B2 (ja) 燃料電池システム
JP6145058B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2014239014A (ja) 燃料電池スタック
JP6469351B2 (ja) 燃料電池スタック
JP6359580B2 (ja) 燃料電池システム
JP5524771B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2016184529A (ja) 燃料電池スタック
JP2015103296A (ja) 燃料電池スタック
JP6307542B2 (ja) 燃料電池システム
JP6661378B2 (ja) 燃料電池スタック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6166203

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150