JP2014213504A - 用紙搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙剥離時に吹き付けた空気による用紙姿勢の乱れを未然に防ぐこと。【解決手段】印刷ジョブの内容から得られる印刷ジョブに適した風量値を算出するために必要な風量値算出条件情報と、記憶部4に記憶される風量値算出用データとを照合して各情報に応じた風量設定値を取得する。次に、取得した風量値算出情報に応じた風量設定値を乗算して印刷ジョブに適した風量値を取得し、この風量値で送風手段2aを駆動制御するための風量制御情報を用紙剥離手段2に出力する。そして、用紙剥離手段2では、制御部5からの風量制御情報に応じた風量を発生させ、用紙押え手段2cを介して印刷済み用紙に所定風量の空気を用紙搬送手段3の吸着エリアにおいて印刷済み用紙の吸着を開始する直前の位置に向けて吹き付ける。【選択図】図2
Description
本発明は、例えば印刷データに基づき製版した感熱孔版原紙を巻装した印刷ドラムに搬送された印刷用紙を圧接させて孔版印刷を行う孔版印刷装置等の画像形成装置に搭載され、特に印刷ドラム等の画像形成手段から剥離した印刷済みの用紙の姿勢を適正に保たせた状態で搬送させる用紙搬送装置に関する。
所望の印刷データを記録媒体である用紙に画像形成する画像形成装置として、印刷画像を感熱孔版原紙(以下、「マスタ」と称する)に製版して印刷ドラムに巻装し、製版済みのマスタと記録媒体となる用紙(枚葉紙等)とを圧接させた状態でドラム内部からインクを滲出させてマスタに製版した画像を用紙に印刷する孔版印刷装置が知られている。
孔版印刷装置では、印刷ドラムに巻装されたマスタから印刷済み用紙を剥離するため、印刷ドラムと印刷済み用紙との間に分離爪を挿入し、さらに分離爪を挿入した間隙に用紙剥離手段である分離ファンから所定量の空気を吹き込むことで印刷ドラムから強制的に印刷済み用紙を剥離している。
また、下記特許文献1には、腰のない薄紙に対し、主走査方向の画像が多い印刷データを印刷速度の遅い印刷ジョブで印刷を実行したときに、製版されたマスタから印刷済みの用紙を剥離するように吹き付ける送風手段の風速を、巻き上がり排紙が発生しない程度の強さに設定することで均一な画像濃度で滲みや裏写りを防止する孔版印刷装置について開示されている。
上述したように、特許文献1を含む従来の孔版印刷装置では、印刷ドラムから印刷済み用紙を剥離するために用紙剥離手段から空気を吹き付けている。従って、図8に示すように、用紙剥離手段から吹き出された空気は、印刷ドラムに当たって跳ね返ると、印刷済み用紙の表面を通り排紙口方向へ流れる。そして、印刷済み用紙の表面側では空気の流れが速くなることで圧力が低下し、印刷済み用紙の表面側と裏面側で圧力差が生じて印刷済み用紙が圧力の低い上部へ引き寄せられることで、下記に示すような問題があった。
なお、図中の太矢印は用紙剥離手段から吹き出された空気の気流を示し、細矢印は被印刷物である用紙の移動軌跡を示している。
(問題点1)
排紙部では、印刷済み用紙の排紙姿勢を安定させるため吸着ベルトによる搬送を行っており、印刷可能な全ての用紙サイズと適応するように、吸着ベルトを印刷済み用紙のセンター位置近傍に配置している。このため、発生した圧力差によって印刷済み用紙の先端部分(特に吸引されない両端部分)が舞い上がって適切に吸引できず、次に排紙される印刷済み用紙と衝突して搬送不良が起こる虞があった。
(問題点2)
発生した圧力差によって舞い上がった印刷済み用紙の搬送姿勢にバラツキが生じ、排紙揃えが悪化する虞があった。
(問題点3)
発生した圧力差によって舞い上がった印刷済み用紙が搬送エリア周辺の内壁に衝突することで、用紙折れや皺等が発生したり、搬送エリア天面と擦れて用紙に汚れが付着する虞があった。
排紙部では、印刷済み用紙の排紙姿勢を安定させるため吸着ベルトによる搬送を行っており、印刷可能な全ての用紙サイズと適応するように、吸着ベルトを印刷済み用紙のセンター位置近傍に配置している。このため、発生した圧力差によって印刷済み用紙の先端部分(特に吸引されない両端部分)が舞い上がって適切に吸引できず、次に排紙される印刷済み用紙と衝突して搬送不良が起こる虞があった。
(問題点2)
発生した圧力差によって舞い上がった印刷済み用紙の搬送姿勢にバラツキが生じ、排紙揃えが悪化する虞があった。
(問題点3)
発生した圧力差によって舞い上がった印刷済み用紙が搬送エリア周辺の内壁に衝突することで、用紙折れや皺等が発生したり、搬送エリア天面と擦れて用紙に汚れが付着する虞があった。
また、圧力差の発生を押えるために空気の流れを遮る壁を設けることも考えられるが、排紙経路上に壁を設けてしまうと用紙の種類(サイズ、坪量)や印刷内容によって用紙剥離タイミングや剥離した用紙の挙動にバラツキがあるため、排紙時における壁との衝突によるジャム発生のリスクが高まるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、空気を吹き付けて画像形成手段から剥離した印刷済み用紙を適切な姿勢で排紙することのできる用紙搬送装置を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の用紙搬送装置は、印刷データに応じた画像を用紙に形成する画像形成手段で印刷された印刷済み用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送手段の上方に設けられ、前記印刷済み用紙を前記画像形成手段から剥離するように吹付ノズルから送風手段で発生した所定風量の空気を前記画像形成手段と前記印刷済み用紙との間に吹き付ける用紙剥離手段と、
を備えた用紙搬送装置において、
前記用紙剥離手段は、前記用紙搬送手段が搬送する前記印刷済み用紙の上方から前記空気の一部を吹き付けるように前記吹付ノズルから分岐して設けられる用紙押え手段を備えたことを特徴とする。
前記用紙搬送手段の上方に設けられ、前記印刷済み用紙を前記画像形成手段から剥離するように吹付ノズルから送風手段で発生した所定風量の空気を前記画像形成手段と前記印刷済み用紙との間に吹き付ける用紙剥離手段と、
を備えた用紙搬送装置において、
前記用紙剥離手段は、前記用紙搬送手段が搬送する前記印刷済み用紙の上方から前記空気の一部を吹き付けるように前記吹付ノズルから分岐して設けられる用紙押え手段を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の用紙搬送装置は、請求項1記載の用紙搬送装置において、前記用紙搬送手段は、前記印刷済み用紙を吸着搬送するための吸着エリアを有し、
前記用紙押え部は、前記吸着エリアにおいて前記印刷済み用紙の吸着が開始される直前の位置に向けて分岐した前記空気を吹き付けることを特徴とする。
前記用紙押え部は、前記吸着エリアにおいて前記印刷済み用紙の吸着が開始される直前の位置に向けて分岐した前記空気を吹き付けることを特徴とする。
請求項3記載の用紙搬送装置は、請求項1又は2記載の用紙搬送装置において、前記用紙の用紙サイズ情報と、前記用紙の用紙重量情報と、印刷画像の印字率情報及び印刷時における前記用紙の印刷速度情報とを含む風量値算出条件情報と、前記風量値算出条件情報に含まれる各情報に対応する風量設定値とが関連付けされた風量値算出用データを記憶する記憶部と、
印刷ジョブのジョブ内容から得られる前記風量値算出条件情報と前記記憶部が記憶する前記風量値算出用データとを照合し、前記風量値算出条件情報に対応する前記風量設定値を用いて前記送風手段の駆動を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
印刷ジョブのジョブ内容から得られる前記風量値算出条件情報と前記記憶部が記憶する前記風量値算出用データとを照合し、前記風量値算出条件情報に対応する前記風量設定値を用いて前記送風手段の駆動を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の用紙搬送装置によれば、用紙押え手段によって画像形成手段から剥離された印刷済み用紙の上方から空気を吹き付けているため、用紙剥離時に吹き付けた空気によって生じる圧力差を起因とする用紙姿勢の乱れを未然に防止することができる。また、用紙剥離用の空気を分岐させて使用しているため、用紙剥離用と用紙押え用とで別ユニットを構成する必要がなく、簡易的な構成で用紙剥離処理と用紙押え処理を同時に行うことができる。
また、請求項2記載の用紙搬送装置によれば、用紙搬送手段の吸着エリアにおける印刷済み用紙の吸着を開始する直前の位置に向けて用紙押え手段から空気を吹き付けているため、剥離後の印刷済み用紙の姿勢が乱れることなく確実に吸着搬送することができる。
また、請求項3記載の用紙搬送装置によれば、印刷ジョブのジョブ内容から得られる風量値算出条件情報と記憶部に記憶される風量値算出用データとを照合し、該条件情報に対応する風量設定値を用いて送風手段を駆動制御するため、印刷ジョブの内容に応じて用紙押え手段から吹き出される空気の風量を高精度に制御することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。また、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者などによりなされる実施可能な他の形態、実施例及び運用技術などは全て本発明の範疇に含まれる。
[画像形成装置について]
<装置構成>
まず、本例の用紙搬送装置が搭載される画像形成装置である孔版印刷装置の構成について、図1を参照しながら説明する。
<装置構成>
まず、本例の用紙搬送装置が搭載される画像形成装置である孔版印刷装置の構成について、図1を参照しながら説明する。
図示のように、孔版印刷装置100は、感熱孔版原紙(以下、「マスタ」という)がロール状に巻装されたマスタロール部111から供されるマスタにPC等の外部端末装置から入力した印刷画像を感熱製版する製版部110と、用紙が積載された状態でセットされる給紙部120と、外面に製版済みマスタを巻装した状態で回転駆動する円筒形状の印刷ドラム131に給紙部120から供給された用紙を押圧することでマスタの穿孔部を通して用紙に画像形成する画像形成部130と、印刷済みの用紙を排出する排紙部140と、印刷ジョブや印刷時の各種設定内容等を入力する設定入力部150と、を備えている。
また、孔版印刷装置100は、本装置を構成する各部の駆動制御に係る各種制御情報や印刷ジョブを記憶する記憶部160と、本装置を構成する各部の駆動制御を行う制御部170とを備えている。
製版部110は、マスタロール部111と、複数個の発熱体が一列に配列されるサーマルヘッドを有する製版ユニット112と、マスタロール部111から送り出されたマスタを送り出すマスタ送りローラ13と、マスタ送りローラ13の回転を駆動する駆動モータ114と、マスタ送りローラ113により送り出されたマスタを所定の長さでカットするマスタカッタ115と、製版済みのマスタを画像形成部130に搬送する製版済みマスタ搬送ローラ対116と、で構成されている。製版部110は、制御部170の制御により、製版ユニット112を駆動してマスタロール部111から送り出されたマスタに対して印刷ジョブの内容に応じた原稿画像を感熱製版し、マスタカッタ115で所定長さに切断された製版済みマスタを画像形成部130に搬送している。
給紙部120は、装置本体に対して上下動自在に支持され印刷媒体である用紙を複数枚積層載置する給紙台121と、用紙搬送方向と交差する方向(用紙幅方向)の両端と当接して積載される用紙をガイドする同幅方向に摺動自在な一対のサイドフェンス122と、給紙台121から最上位置の用紙に圧接して1枚又は複数枚ピックアップする給紙ロールユニット123と、給紙ロールユニット123によって搬送された用紙の下面に対して搬送抵抗を作用するサバキユニット124と、給紙ロールユニット123の下流に配置され給紙タイミングに合わせて用紙を給送するレジストローラ対125と、で構成されている。給紙部120は、制御部170の制御により、給紙ロールユニット123とサバキユニット124とによって給紙台121上の最上位置の用紙のみを搬送し、この搬送された1枚の用紙を印刷タイミングに同期して回転するレジストローラ対125で画像形成部130に給送している。
画像形成部130は、ポンプ機構からなるインク供給機構131aから供給されたインクタンク(図示略)のインクによってドクタローラ131bとスキージローラ131cとの間の僅かな隙間に形成される渦状のインク溜まり131dから一定量のインクを内周面に供給する装置筐体から着脱可能な印刷ドラム131と、給紙部120から供給された用紙を1枚ずつ所定のタイミングで送り出すタイミングローラ132と、タイミングローラ132より搬送路に送り出されてきた用紙を印刷ドラム131の外周面に押し付けるプレスローラ133と、印刷された用紙を印刷ドラム131より剥離する分離爪134と、印刷ドラム131の外周面に製版されたマスタの先端部をクランプするクランプ部135と、で構成されている。画像形成部130は、制御部170の制御により、クランプ終了後に製版済みのマスタが印刷ドラム131の外周面に巻装され、印刷ジョブに従って搬送される用紙と印刷ドラム131とを圧接して孔版印刷を行っている。
排紙部140は、印刷ドラム131から剥離した用紙を受け入れる案内面上に配置された吸着ベルト141aで印刷済み用紙を吸着保持して排紙方向に搬送する用紙搬送手段141と、印刷済みの用紙を積載する排紙台142と、排紙台142に積載された用紙の搬送方向と交差する用紙幅方向における両縁端を規制する同幅方向に摺動自在な一対のサイドフェンス143と、排紙された用紙の排紙方向に対する位置を規制する排紙方向に摺動自在に設けられたエンドフェンス144と、印刷ドラム131に空気を吹き付けて分離爪134による印刷済み用紙の用紙剥離処理を補助する用紙剥離手段145と、を有している。排紙部140は、制御部170の制御により、用紙搬送手段141を駆動して用紙を排紙台142に順次排紙して積重している。
設定入力部150は、例えばテンキー、十字キー、操作ボタン等の各種入力手段で構成され、ユーザが必要に応じて印刷時の設定内容等を設定入力する際に使用される。また、設定入力部150として、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)やELディスプレイ(electroluminescence display :ELD)等のディスプレイ装置を搭載する構成であれば、表示画面上のソフトキーからなるタッチパネル等のUI(User Interface)で構成してもよい。設定入力部150は、ユーザが印刷ジョブの設定等を行った際の操作内容に応じた操作情報を制御部170に出力している。
そして、本例の用紙搬送装置1は、排紙部140の一部として設けられ、印刷ドラム131に押圧され画像が形成された印刷済み用紙に空気を吹き付けて剥離するとともに、吹き付けた空気によって印刷済み用紙が舞い上がらないように空気を吹き付けて安定した姿勢を保ちながら搬送している。
[用紙搬送装置について]
<装置構成>
次に、図2〜図8を参照しながら、本例の用紙搬送装置1について説明する。図2又は図3に示すように、用紙搬送装置1は、用紙剥離手段2と、用紙搬送手段3と、記憶部4と、制御部5と、を備えて構成されている。
<装置構成>
次に、図2〜図8を参照しながら、本例の用紙搬送装置1について説明する。図2又は図3に示すように、用紙搬送装置1は、用紙剥離手段2と、用紙搬送手段3と、記憶部4と、制御部5と、を備えて構成されている。
なお、本装置における用紙剥離手段2と用紙搬送手段3は、上述した孔版印刷装置100における用紙剥離手段145と用紙搬送手段141として機能するため、以降、本装置の構成として説明する。
また、説明の便宜上、用紙搬送装置1の構成要件として記憶部4及び制御部5を備えた構成で説明するが、本装置が独立して記憶部4及び制御部5を実装する必要はなく、例えば図1に示すように本装置が搭載される画像形成装置が具備する記憶部160及び制御部170がその機能を賄ってもよい。さらに、記憶部4、制御部5の機能をPC等の外部端末装置に持たせ、この外部端末装置との間で用紙搬送装置1を構成する各部を駆動制御する構成としてもよい。
図4〜図6に示すように、用紙剥離手段2は、送風手段2aと、吹付ノズル2bと、用紙押え手段2cとを備えている。用紙剥離手段2は、分離爪134によって印刷済み用紙を印刷ドラム131から剥離する際に、印刷ドラム131と印刷済み用紙との間に所定風量の空気を吹き付けて用紙剥離処理を補助している。また、図4、図5に示すように、本例の用紙剥離手段2は、用紙サイズに応じた吹き付けを行うため、送風手段2aと吹付ノズル2bと用紙押え手段2cとを1ユニットとし、このユニットを印刷済み用紙の排紙方向と交差する方向に複数(図例では4つ)並設した構成である。
送風手段2aは、例えばファン等の送風機で構成され、制御部5からの風量制御情報に応じた所定風量の空気を発生して送風口2dから送風している。
吹付ノズル2bは、図6に示すように送風手段2aで発生した空気を受け入れるように送風口2dと連通して設けられる空気導入口2eと、導入した空気を印刷ドラム131に向けて吹き出す空気吹出口2fと、を備えている。また、吹付ノズル2bは、空気導入口2eからに空気吹出口2fに掛けて徐々に先細りするような形状を有し、送風手段2aで発生した空気を空気吹出口2fまで誘導する空気供給路2gを備えている。吹付ノズル2bは、送風手段2aの送風口2dから空気を受け入れ、印刷ドラム31と印刷済み用紙との間に空気を吹き付けることで、分離爪134による用紙剥離処理の補助をしている。
用紙押え手段2cは、送風手段2aからの空気の一部を用紙押え用の空気として利用するため、図5又は図6に示すように吹付ノズル2bから分岐して設けられている。本例における用紙押え手段2cは、図示のように吹付ノズル2bの底面の一部に切れ目を入れ、所定角度だけ折り曲げて形成した導風壁2hで構成されている。用紙押え手段2cは、空気供給路2gを通過する空気の一部を分岐させ、後述する吸着ベルト3aによって印刷済み用紙の吸引が開始される直前の位置(すなわち、用紙搬送手段3の吸引エリアにおいて印刷済み用紙の吸着が開始される直前の位置)に向けて空気を吹き付けている。また、本例では、用紙搬送手段3の配置位置や吸着エリアの位置等を考慮して導風壁2hを形成しているため、風向は固定である。
このように、用紙押え手段2cは、空気供給路2gを通過する空気の一部を利用するための吹付ノズル2bに分岐して設けられ、用紙搬送手段3の吸着エリアにおいて印刷済み用紙の吸着を開始する直前の位置に向けて分岐した空気を吹き付けている。従って、印刷済み用紙が剥離されてから用紙搬送手段3によって吸着保持されるまでの間は、用紙搬送手段3に向かって吹き付けられた上方からの空気によって印刷済み用紙の上面に空気が吹き付けられるため、用紙剥離処理で使用された空気によって生じる圧力差を起因とする用紙姿勢の乱れを未然に防止する効果を奏している。
用紙搬送手段3は、上述した排紙部40の用紙搬送手段41と同構成である。詳述すると、用紙搬送手段3は、表面に複数の吸着孔が形成された無端状の吸着ベルト3a(上述した吸着ベルト141aと同構成)と、吸着ベルト3aが掛け回され排紙方向に回転するプーリー3bと、吸着ベルト3aの内周面側に設けられる吸着手段3cとで構成されている。用紙搬送手段3は、吸着手段3cの吸着駆動によって吸着ベルト3aの表面から空気を吸着することで印刷ドラム131から剥離された印刷済み用紙を排紙方向に吸着搬送している。
また、本例の用紙搬送手段3は、図2に示すように、吸着手段3cによって吸着動作が行われる吸着エリアが設けられており、この吸着エリアの吸着開始位置(図中A位置)に向けて送風手段2aで発生した空気が吹き付けられている。
記憶部4は、例えばEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやDRAMやSDRAM等の揮発性メモリを含む各種半導体メモリ、HDD等の各種記憶装置で構成され、ユーザにより適宜設定された印刷ジョブの他、用紙搬送装置1を構成する各部の駆動制御情報を記憶している。また、記憶部4は、用紙押え手段2cによって印刷済み用紙に吹き付ける空気の風量値を取得するための風量値算出用データを記憶している。
この風量値算出用データは、図7に示すように被印刷物となる用紙の種別に応じた情報である「用紙サイズ情報」と「用紙重量情報」、印刷ジョブに応じた画像形成に関する情報である「印刷画像の印字率情報」と「印刷速度情報」等の印刷ジョブに適した風量値を取得するのに必要な条件情報(以下、「風量値算出条件情報」という)に応じて、用紙押え手段2cから印刷済み用紙に吹き付ける空気の風量値を算出するためデータである。
また、図7に示す風量値算出用データは、上述した風量値算出条件情報の各情報に対応する風量を設定するための設定値(以下、「風量設定値」という)が設定されている。図示の風量値算出用データでは、用紙サイズ情報が「A3サイズ」のとき、用紙重量情報が「81.4g/m2 」のとき、用紙先端領域における印刷画像の印字率情報が「10%以上20%未満」のとき、印刷速度情報が「中速」のときの風量設定値を「1.00」とし、この風量設定値を基準値として各情報に対応する風量設定値が設定されている。
用紙サイズ情報とは、印刷対象となる用紙のサイズであり、例えばJIS(Japanese Industrial Standards )で規定された「A3サイズ」や「A2サイズ」等である。なお、不定形サイズの用紙を使用する場合、その用紙寸法に応じた適切な風量値を事前に設定しておけばよい。
図7では、用紙サイズ情報として「A4サイズ」、「B4サイズ」、「A3サイズ」、「B3サイズ」、「A2サイズ」に対応した風量設定値がそれぞれ設定されている。
図7では、用紙サイズ情報として「A4サイズ」、「B4サイズ」、「A3サイズ」、「B3サイズ」、「A2サイズ」に対応した風量設定値がそれぞれ設定されている。
用紙重量情報とは、印刷対象となる用紙の重量(坪量:g/m2 )であり、薄紙(63g/m2未満)、普通紙(63g/m2 以上82g/m2 未満)、厚紙(82g/m2 以上)の3種類に大別される。
図7では、薄紙として分類される「坪量:52.3g/m2 」の風量設定値、普通紙として分類される「坪量:64g/m2 」と「坪量:81.4g/m2 」の風設定量値、厚紙として分類される「坪量:104.7g/m2 」と「坪量:127.9g/m2 」と「坪量:157g/m2 」と「坪量:209.4g/m2 」の風量設定値がそれぞれ設定されている。
図7では、薄紙として分類される「坪量:52.3g/m2 」の風量設定値、普通紙として分類される「坪量:64g/m2 」と「坪量:81.4g/m2 」の風設定量値、厚紙として分類される「坪量:104.7g/m2 」と「坪量:127.9g/m2 」と「坪量:157g/m2 」と「坪量:209.4g/m2 」の風量設定値がそれぞれ設定されている。
印刷画像の印字率情報とは、用紙に印刷される印刷画像の印字率である。本形態では、特に用紙剥離時に起因する用紙の印刷面における搬送方向先端辺から搬送方向後端辺に向かって所定距離までの間の領域(以下、「用紙先端領域」という)に印字される印刷画像の印字率を例に挙げている。また、用紙先端領域とは、例えば搬送方向先端から搬送方向後端辺に向かって数cm乃至は十数cmまでの間の領域(割合として印刷面全体の数%程度)の領域である。
図7では、用紙先端領域を搬送方向先端辺から100mmまでの間の領域内の印字率が「10%未満」のとき、「10%以上20%未満」のとき、「20%以上」のときの風量設定値がそれぞれ設定されている。
図7では、用紙先端領域を搬送方向先端辺から100mmまでの間の領域内の印字率が「10%未満」のとき、「10%以上20%未満」のとき、「20%以上」のときの風量設定値がそれぞれ設定されている。
印刷速度情報とは、印刷時に搬送される用紙の印刷速度(すなわち、画像形成時における用紙の搬送速度)である。
図7では、印刷速度情報として「低速」、「中速」、「高速」の3つの速度に応じた風量設定値がそれぞれ設定されている。
図7では、印刷速度情報として「低速」、「中速」、「高速」の3つの速度に応じた風量設定値がそれぞれ設定されている。
なお、図7に示す風量値算出用データは一例であり、用紙搬送装置1が搭載される画像形成装置の装置仕様や印刷処理能力、使用する用紙の種類に応じて適宜設定される。また、風量値算出用データは、各情報についての代表的な情報についてのみテーブル化しているが、これに限定されず、使用環境各情報を細分化することでより高精度な風量制御を行うことができる。
制御部5は、例えばCPU(Central Processing Unit )やROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等のプロセッサで構成され、用紙搬送装置1を構成する各部の駆動制御をしている。また、制御部5は、印刷に際し設定された印刷ジョブから得られる風量値算出条件情報と、記憶部4に記憶される風量値算出用データとを用いて印刷ジョブに適した空気の風量値を算出し、算出した風量値に応じた送風制御を行うための風量制御情報を用紙剥離手段2に出力する風量算出処理手段5aを備えている。
風量算出処理手段5aは、設定された印刷ジョブから得られる風量値算出条件情報と、記憶部4に記憶される風量値算出用データと照合する。これにより、風量値算出条件情報(用紙サイズ情報、用紙重量情報、用紙先端領域における印刷画像の印字率情報、印刷速度情報)に対応した風量設定値がそれぞれ選択される。次に、風量算出処理手段5aは、風量値算出条件情報に対応する風量設定値を掛け合わせることで、印刷ジョブに応じた風量値を算出している。すなわち、用紙サイズ情報を「A3サイズ」、用紙重量情報を「81.4g/m2 」、用紙先端領域における印刷画像の印字率情報を「10%以上20%未満」、印刷速度情報を「中速」とした印刷ジョブの場合、風量設定値は全て「1.00」であり、これらの風量設定値を掛け合わして得られた値である「1.00」を、この印刷ジョブの風量値としている。そして、風量算出処理手段5aは、算出した風量値に対応する風量の空気を発生させるための風量制御情報を用紙剥離手段2に出力している。
<処理動作>
次に、上述した用紙搬送装置1における一連の処理動作について説明する。ここでは、用紙サイズ情報を「A3サイズ」、用紙重量情報を「81.4g/m2 」、用紙先端領域における印刷画像の印字率情報を「10%以上20%未満」、印刷速度情報を「中速」となる印刷ジョブが設定されたときの処理例である。なお、風量設定値及び風量値は図7や図8に示す通りである。
次に、上述した用紙搬送装置1における一連の処理動作について説明する。ここでは、用紙サイズ情報を「A3サイズ」、用紙重量情報を「81.4g/m2 」、用紙先端領域における印刷画像の印字率情報を「10%以上20%未満」、印刷速度情報を「中速」となる印刷ジョブが設定されたときの処理例である。なお、風量設定値及び風量値は図7や図8に示す通りである。
ユーザによって印刷ジョブが設定されると、このジョブ内容に従って印刷処理を開始する。また、制御部5は印刷ジョブに適した風量値を取得するために必要な風量値算出条件情報を設定されたジョブ内容から得る。次に、得られた風量値算出条件情報と、記憶部4に記憶される風量値算出用データとを照合して各情報に応じた風量設定値を取得する。
照合した結果、各情報の風量設定値はそれぞれ「1.00」であるため、各風量設定値を乗算し、算出した値である「1.00」を上記印刷ジョブに適した風量値とする。制御部5は、算出した風量値で送風手段2aを駆動制御するための風量制御情報を用紙剥離手段2に出力する。
そして、用紙剥離手段2では、制御部5からの風量制御情報に応じた風量を発生させ、用紙押え手段2cを介して印刷済み用紙に所定風量の空気を吹き付けている。
以上説明したように、上述した用紙搬送装置1は、印刷ジョブの内容から得られる印刷ジョブに適した風量値を算出するために必要な風量値算出条件情報と、記憶部4に記憶される風量値算出用データとを照合して各情報に応じた風量設定値を取得する。次に、取得した風量値算出情報に応じた風量設定値を乗算して印刷ジョブに適した風量値を取得し、この風量値で送風手段2aを駆動制御するための風量制御情報を用紙剥離手段2に出力する。そして、用紙剥離手段2では、制御部5からの風量制御情報に応じた風量を発生させ、用紙押え手段2cを介して印刷済み用紙に所定風量の空気を用紙搬送手段3の吸着エリアにおいて印刷済み用紙の吸着を開始する直前の位置に向けて吹き付けている。
これにより、用紙剥離時に吹き付けた空気によって生じる圧力差を起因とする舞い上がり等の用紙姿勢の乱れを未然に防止することができる。
また、用紙押え手段2cに吹き付ける空気は、用紙剥離用の空気を分岐させて使用しているため、用紙剥離用と用紙押え用とで別ユニットを構成する必要がなく、簡易的な構成で用紙剥離処理と用紙押え処理を同時に行うことができる。
さらに、印刷ジョブのジョブ内容から得られる風量値算出条件情報と記憶部4に記憶される風量値算出用データとを照合し、風量値算出条件情報に対応する風量設定値を乗算して得られた風量値となるように送風手段2aを駆動制御しているため、印刷ジョブの内容に応じて用紙押え手段2cから吹き出される空気の風量を高精度に制御することができる。
[その他の実施形態について]
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下に示すように使用環境等に応じて適宜変更して実施することもできる。また、以下の変更例を本発明の要旨を逸脱せず、且つ当業者が考え得る範囲で任意に組み合わせて実施することもできる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下に示すように使用環境等に応じて適宜変更して実施することもできる。また、以下の変更例を本発明の要旨を逸脱せず、且つ当業者が考え得る範囲で任意に組み合わせて実施することもできる。
上述した形態では、本例の用紙搬送装置1を画像形成装置である孔版印刷装置100に搭載した例で説明したが、これに限定されることはなく、画像形成時に用紙が画像形成手段と接触し、その後画像形成手段から印刷済み用紙が剥離して排紙される画像形成装置であればよい。よって、例えば帯電させた感光体ドラムにレーザー光源やLED光源からの光を照射して付着させた顔料を用紙に転写する電子写真方式プリンタ等を画像形成装置として採用してもよい。
また、印刷ジョブをPC等の外部端末装置から入力する構成で説明したが、これに限定されず、設定入力部150から印刷時の設定内容を設定入力してもよい。また、スキャナ等の原稿を光学的に読み取る原稿読取部を具備する装置構成とすれば、この原稿読取部から原稿を読み取り印刷データとして使用してもよい。さらに、USBメモリやSDカード等の持ち運び可能な補助記憶装置に印刷ジョブを記憶させ、この補助記憶装置から取り込んだ印刷ジョブを使用してもよい。
また、用紙押え手段2cとして、空気供給路2gの底面の一部に切れ目を入れ、所定角度だけ折り曲げて形成した導風壁2hで構成した例で説明したが、これに限定されることはない。用紙押え手段2cは、用紙搬送手段12によって吸着保持された状態で印刷済み用紙を搬送させるために、少なくとも用紙剥離用の空気の一部を分岐し、この分岐した空気を用紙搬送手段3の吸着エリアにおける印刷済み用紙の吸着が開始される直前の位置に吹き付け可能な構成であればよい。
用紙押え手段2cの構成例としては、導風壁2hの代わりに中空の直方体や筒体(パイプや蛇腹状のホース等)からなる導風部材で構成し、送風手段2aで発生した空気を用紙搬送手段3の吸着エリアにおける印刷済み用紙の吸着が開始される直前の位置に吹き付けるようにしてもよい。
また、用紙押え手段2cは、導風壁2hを所定範囲内で回動可能なルーバーとして設けた構成にすれば、画像形成装置に本装置を搭載した際、用紙剥離手段2と用紙搬送手段3との設置位置に応じて空気の吹き付け角度が任意に調整可能となるため、搭載する画像形成装置の大きさや形状に左右されず汎用性が高くなる。
さらに、上述した形態では、使用する用紙幅に対応させるために用紙剥離手段2の構成として送風手段2a、吹付ノズル2b、用紙押え手段2cを1ユニットとし、このユニットを印刷済み用紙の排紙方向と交差する方向に複数並設した形態で説明したが、これに限定されることはない。例えば、使用する最大用紙幅に合わせて吹付ノズル2bと用紙押え手段2cとを形成すれば、用紙剥離手段2を複数ユニットとせず1つのユニットとして構成することもできる。
1…用紙搬送装置
2、145…用紙剥離手段(2a…送風手段、2b…吹付ノズル、2c…用紙押え手段、2d…送風口、2e…空気導入口、2f…空気吹出口、2g…空気供給路、2h…導風壁)
3、141…用紙搬送手段(3a、141a…吸着ベルト、3b…プーリー、3c…吸引手段)
4、160…記憶部
5、170…制御部
100…孔版印刷装置(画像形成装置)
110…製版部
111…マスタロール部
112…製版ユニット
113…マスタ送りローラ
114…駆動モータ
115…マスタカッタ
116…製版済みマスタ搬送ローラ対
120…給紙部
121…給紙台
122…サイドフェンス
123…給紙ロールユニット
124…サバキユニット
125…レジストローラ対
130…印刷部
131…印刷ドラム(131a…インク供給機構、131b…ドクタローラ、131c…スキージローラ、131d…インク溜まり)
132…タイミングローラ
133…プレスローラ
134…分離爪
135…クランプ部
140…27部
141…用紙搬送機構
142…排紙台
143…サイドフェンス
144…エンドフェンス
150…設定入力部
2、145…用紙剥離手段(2a…送風手段、2b…吹付ノズル、2c…用紙押え手段、2d…送風口、2e…空気導入口、2f…空気吹出口、2g…空気供給路、2h…導風壁)
3、141…用紙搬送手段(3a、141a…吸着ベルト、3b…プーリー、3c…吸引手段)
4、160…記憶部
5、170…制御部
100…孔版印刷装置(画像形成装置)
110…製版部
111…マスタロール部
112…製版ユニット
113…マスタ送りローラ
114…駆動モータ
115…マスタカッタ
116…製版済みマスタ搬送ローラ対
120…給紙部
121…給紙台
122…サイドフェンス
123…給紙ロールユニット
124…サバキユニット
125…レジストローラ対
130…印刷部
131…印刷ドラム(131a…インク供給機構、131b…ドクタローラ、131c…スキージローラ、131d…インク溜まり)
132…タイミングローラ
133…プレスローラ
134…分離爪
135…クランプ部
140…27部
141…用紙搬送機構
142…排紙台
143…サイドフェンス
144…エンドフェンス
150…設定入力部
Claims (3)
- 印刷データに応じた画像を用紙に形成する画像形成手段で印刷された印刷済み用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送手段の上方に設けられ、前記印刷済み用紙を前記画像形成手段から剥離するように吹付ノズルから送風手段で発生した所定風量の空気を前記画像形成手段と前記印刷済み用紙との間に吹き付ける用紙剥離手段と、
を備えた用紙搬送装置において、
前記用紙剥離手段は、前記用紙搬送手段が搬送する前記印刷済み用紙の上方から前記空気の一部を吹き付けるように前記吹付ノズルから分岐して設けられる用紙押え手段を備えたことを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記用紙搬送手段は、前記印刷済み用紙を吸着搬送するための吸着エリアを有し、
前記用紙押え部は、前記吸着エリアにおいて前記印刷済み用紙の吸着が開始される直前の位置に向けて分岐した前記空気を吹き付けることを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。 - 前記用紙の用紙サイズ情報と、前記用紙の用紙重量情報と、印刷画像の印字率情報及び印刷時における前記用紙の印刷速度情報とを含む風量値算出条件情報と、前記風量値算出条件情報に含まれる各情報に対応する風量設定値とが関連付けされた風量値算出用データを記憶する記憶部と、
印刷ジョブのジョブ内容から得られる前記風量値算出条件情報と、前記記憶部が記憶する前記風量値算出用データとを照合し、前記風量値算出条件情報に対応する前記風量設定値を用いて前記送風手段の駆動を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙搬送装置。
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JPH09193526A (ja) * | 1996-01-12 | 1997-07-29 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 印刷装置 |
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JP2003136823A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Riso Kagaku Corp | 孔版印刷装置 |
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- 2013-04-24 JP JP2013091537A patent/JP2014213504A/ja active Pending
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2014
- 2014-04-17 CN CN201420188995.4U patent/CN203845500U/zh not_active Expired - Lifetime
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