JP2014213088A - 机 - Google Patents

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Abstract

【課題】 着席時の不意な移動を抑制できる机を提案する。
【解決手段】 机1は、天板11と、脚部13Lおよび脚部13Rと、幕板15とを備えている。脚部13Lは、前後に間隔を空けて配置された前脚21Lおよび後脚23Lと、前脚21Lおよび後脚23Lを連結する連結部25Lとを備えている。脚部13Rも同様である。前脚21L,21R(下柱29L,29R)の下端には、上下方向の回転軸を中心として旋回可能であり、回転方向を自在に変更できる自在型キャスタ31が設けられている。後脚23L,23Rの下端には、左右方向に固定された回転軸を中心として回転する、回転方向が前後方向に固定された固定型キャスタ35が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、天板を支持する脚部にキャスタを備える机に関する。
従来、机の脚部に旋回可能なキャスタを備える机が用いられている。キャスタを備えることにより、机の移動を容易に行うことができる一方で、着席時に机が動いてしまう可能性がある。そこでキャスタにストッパを設け、ストッパを操作することでキャスタをロックして机の移動を制限するものがある(特許文献1参照)。また、天板を回動可能に構成し、天板を水平にしたときにはキャスタが床面から離れるようにリンク機構を設けた机もある(特許文献2参照)。
特開平10−71023号公報 特開11−318572号公報
上記特許文献1,2の机では、机の移動の可否を切り替えるために、キャスタのロックを解除するためのストッパ自身や、脚端部とリンクが形成された天板を操作しなければならない。そのため、例えば少しだけ机を移動させたい場合などにストッパを操作する必要があり、また移動後にもストッパを操作してキャスタをロックさせる必要があり、これらの操作に手間が掛った。
本発明の目的は、着席時の不意な移動を抑制できる机を提案することである。
上述した問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、天板を支持する脚部を備える机である。その脚部は、一組の移動脚と、一組の規制脚と、を有する。移動脚は間隔を空けた2箇所に設けられる。規制脚は一組の移動脚を通過する直線と交差する交差方向に間隔を空けた位置であり、かつ、当該直線の方向に沿って間隔を空けた2箇所に設けられる。
上述した移動脚は上下方向の回転軸を中心として旋回可能である自在型キャスタが下端に設けられている。また上述した規制脚は着席位置側に配置されており、さらに回転方向が交差方向に固定された固定型キャスタが下端に設けられている。
このように構成された机は、4つのキャスタにより上述した交差方向に移動できると共に、規制脚側を中心として移動脚側が上述した直線の方向(移動脚の並ぶ方向)に移動するように旋回移動できる。着席位置側に設けられた規制脚の固定型キャスタは回転方向が交差方向に固定されていることから、着席者が天板の着席位置側部分や規制脚に触れても、机が動く方向は交差方向に制限される。そのため、着席時に机が上述した直線の方向に不意に動いてしまうことを抑制できる。
また自在型キャスタは旋回することでその位置が机に対し相対的に移動するが、固定型キャスタは自在型キャスタのように位置が移動しない。そのため、床面との接触位置が前側に変化することがない。仮に接触位置が前側に移動すると、机の重心に対して机を支持する支点の位置が前方に移動することから机が後方に倒れ易くなる。着席者は机の着席位置側の端部に手などで荷重を掛ける場面が多いので、このように接触位置が移動する構成では机を転倒させてしまう虞があるが、本発明の机では支点の位置が変化しないため、そのような危険を低減できる。
請求項2に記載の机は、請求項1に記載の机において、規制脚が上下方向に延びる棒状の形状であって、規制脚の下端には、移動脚の位置する方向かつ下方に延びる屈曲部と、屈曲部の延びた先から移動脚の位置する方向に延びる延出部と、が設けられており、さらに、固定型キャスタの回転軸を支持する支持部を備え、支持部が延出部の下面および屈曲部の下面に接することを特徴とする。
このように構成された支持部は、角度の異なる延出部と屈曲部の下面それぞれに接していることから、天板や脚部を押された場合などの外部から荷重を受けたときに位置がずれにくく都合がよい。なお延出部および屈曲部に対して支持部が係止したり挟み込んだりするように構成されていると位置ずれをより高度に抑制することができる。
請求項3に記載の机は、請求項1に記載の机において、規制脚が上下方向に延びる棒状の形状であって、規制脚の下端には、移動脚の位置する方向かつ下方に延びる屈曲部と、屈曲部の延びた先から移動脚の位置する方向に延びる延出部と、が設けられており、また、固定型キャスタがその回転軸の少なくとも一部が屈曲部の下側の空間であって延出部の下端よりも上方に位置するように配置されることを特徴とする。
このような机は、屈曲部の下側の空間に固定型キャスタの回転軸を配置できるため、固定型キャスタを取り付ける際に脚部に大きな凹部を形成する必要がなくなる。
従来、床面に沿って延びる脚部を有する脚において、固定型キャスタをその下端に配置しようとすると、脚部に凹部や切欠きを設けるなどして固定型キャスタを埋め込まなければ脚部が床面から大きく浮き上がることになってしまい、着席者の快適性および美観という面で好ましくなかった。そのため凹部や切欠きを設けてその内部にキャスタを配置していたが、その場合には製造コストが増大すると共に脚部の強度が低下するため好ましくない場合があった。
しかしながら上記机では大きな凹部を設けることなく固定型キャスタの回転軸を配置できるため、延出部の浮き上がりを抑制しつつ、脚部の強度の低下や製造コストの増大などの問題が生じることを抑制できる。
また上記机では、単純に延出部の下に固定型キャスタを取り付ける場合と比較して、固定型キャスタが延出部から下方に突出する長さも低減できる。そのため、机をスタッキング可能に構成する場合において、固定型キャスタが下方に突出することの影響を小さくして、上下方向のピッチを小さくできる。
規制脚は、例えば金属パイプで形成できる。その際、屈曲部と延出部は金属パイプを折り曲げて形成してもよいし、複数の金属パイプを溶接して形成してもよい。
実施例の机を示す斜視図である。 実施例の机を示す図であって、(A)が正面図であり、(B)が右側面図であり、(C)が左側面図であり、(D)が背面図であり、(E)が平面図であり、(F)が底面図である。 脚部の下方の拡大図であって、(A)が右側面図であり、(B)が正面図であり、(C),(D)が左側面図である。 (A)が脚部の下方を拡大した右側面図であり、(B)が図4(A)のB−B断面図であり、(C)が図2(A)のA−A断面図のうち後脚下端を示す図である。 支持部を示す図であって、(A)が右側面図であり、(B)が背面図であり、(C)が正面図であり、(D)が平面図であり、(E)が底面図である。 机の積み重ねを説明する図であって、(A)が一部を省略および透視した平面図であり、(B)が図6(C)の下側の机に対するD−D断面図であり、(C)が図6(A)のC−C断面図である。 机の連結を説明する、一部を省略および透視した平面図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[実施例]
(1)全体構成
本実施例の机1は、図1および図2(A)〜図2(F)に示すように、天板11と、左右それぞれにて天板11を支持する一対の脚部13Lおよび脚部13Rと、天板11の前側に垂下状に設けられる幕板15とを備えている。
なお本実施例の机は使用者の着席位置が想定されるものであって天板11の後方が着席側となる。左右方向は、使用者が机1に向かって着席した状態で使用者を基準とした左右の方向となる。そのため、図2(B)の右側面図には机1の左側が示され、図2(C)の左側面図には机1の右側が示されている。
天板11は、前後方向および左右方向に広がる略矩形形状であって、角部分に丸みを有する板状の部材である。
脚部13Lおよび脚部13Rは、外観が棒状の金属パイプを屈曲および溶接して形成されている。脚部13Lおよび脚部13Rは左右対称に近い形状となっているが、一部の形状が相違している。そこで、まず脚部13Lについて説明し、脚部13Rについては脚部13Lと相違する箇所を説明する。
脚部13Lは、前後に間隔を空けて配置された前脚21Lおよび後脚23Lと、前脚21Lおよび後脚23Lを連結する連結部25Lとを備えている。
前脚21Lは、下端が連結部25Lと連結する上柱27Lと、上柱27Lと隣接して配置される下柱29Lと、を溶接して形成されている。上柱27Lと下柱29Lはいずれも上下方向に延びており、下柱29Lが上柱27Lの右側に並ぶように連接される。
前脚21L(下柱29L)の下端には、上下方向の回転軸を中心として旋回可能であり、回転方向を自在に変更できる自在型キャスタ31が設けられている。
後脚23Lの下端には、左右方向に固定された回転軸を中心として回転する、回転方向が前後方向に固定された固定型キャスタ35が設けられている。
脚部13Rは、前脚21R,後脚23R,連結部25R,上柱27R,下柱29Rを備えており、配置および構成は基本的には脚部13Lの前脚21L,後脚23L,連結部25L,上柱27L,下柱29Lと同じである。
前脚21Lと前脚21Rとは間隔を空けた2箇所に配置される。また後脚23Lと後脚23Rとは間隔を空けた2箇所に配置される。後脚23Rは、後脚23Lと比べて上方が前方に傾斜している。また連結部25Rの形状は連結部25Lと若干相違するが、詳細は後述する。
左右一対の脚部13L,13Rの間には、上柱27L,27R同士を連結する上脚連結杆39(図2(D)参照)と、下柱29L,29Rの上端部同士を連結する下脚連結杆41とが設けられている。下脚連結杆41は下柱29L,29Rと一体に形成されている。
前脚21Lの上端と前脚21Rの上端は、第1横設部45(図6(A),図6(C)参照)によって連結されている。また後脚23Lの上端および後脚23Rの上端は、第2横設部47によって連結されている。天板11は、これら第1横設部45および第2横設部47により支持される。
なお図2(A)〜図2(F)などに示すように、前脚21L,21Rはいずれも天板11の下側の空間に設けられており、後脚23L,23Rはいずれも天板11の下側の空間から左右方向の外側に外れた位置に設けられている。
幕板15は、天板11の前端部において、幕板15の主たる面と天板11の前端とがほぼ揃うように配置されている。また幕板15は、天板11の下面との間隔を小さくして、実質的に指などを挿入できる高さの隙間が天板11と幕板15との間に生じないように配置されている。
幕板15の左右中央の上部には手掛け部51が設けられている。この手掛け部51に指などを引っ掛けて机1の前側に荷重を掛けて机を持ち運ぶことができる。
(2)脚部下端の構成
まず、脚部13L,13Rの各連結部から各前脚までの構成を図3(A)〜図3(D)に基づいて説明する。
脚部13Lの連結部25Lは、図3(A),(B)に示すように、後脚23Lから前脚21L側に向けて床面に沿って延びる第1部分61Lと、第1部分61Lの延び出した先端から屈曲して前方かつ上方かつ右方に延び出し、前脚21L(上柱27L)と第1部分61Lとを接続する第2部分63Lと、を有する。
第2部分63Lは、自在型キャスタ31が存在し得る存在領域65の外側を通過して、前脚21Lと第1部分61Lの延び出した先端とを接続している。自在型キャスタ31は上下方向の回転軸を中心として旋回可能であるから、自在型キャスタ31が存在し得る存在領域65とは自在型キャスタ31が旋回したときに位置し得る領域となる。
なお自在型キャスタ31の旋回回転軸は、前脚21L(下柱29L)および前脚21R(下柱29R)の中心軸と同一の直線上に配置されている。
脚部13Rの連結部25Rも、図3(C)に示すように、連結部25Lと同様に第1部分61Rと第2部分63Rとを備えており、第2部分63Rが存在領域65の外側を通過する。しかしながら図3(D)に示すように、第2部分63Rは第2部分63Lよりも左右方向から見て上方に位置している。また第2部分63Lと比較して、第1部分61Rと接続する屈曲位置が後方であり、上柱27Rと接続する屈曲位置が上方である。
次に、脚部13L,13Rにおける連結部から後脚における構成を図4(A)〜図4(C)に基づいて説明する。なおこの部分の形状は後脚23Rが若干前傾している点以外は左右対称であるため、脚部13Lについてのみ説明する。
図4(A)に示すように後脚23Lは上下方向に延びている。この後脚23Lの下端は、前方かつ下方に延びる屈曲部33として形成されており、この屈曲部33の延びた先から上述した連結部25Lの第1部分61Lが前脚21Lの位置する方向に延びている。
固定型キャスタ35における左右方向に延びる回転軸35aは、その中心35bが屈曲部33の下側の空間であって第1部分61Lの下端よりも上方の領域33aに位置するように配置されている。
また、固定型キャスタ35の回転軸35aを支持する支持部37は、図5(A)〜図5(E)に示すように、第1部分61Lの下面と接触する第1領域37aと、屈曲部33の下面と接触する第2領域37bと、を有している。なお図5(A)〜図5(E)では構成の一部を透過した図面にて示している。
第1領域37aおよび第2領域37bは、図4(B),図4(C)に示すように、金属パイプからなる連結部25L(第1部分61L)および屈曲部33に密着できるように、金属パイプ表面の曲面に合わせた曲面状であって、金属パイプを挟み込むような形状に形成されている。支持部37は下方からネジ止めにより連結部25Lに固定される。なお図4(B),図4(C)では理解を容易にするために金属パイプ部分を充填形状としているが、実際は中空形状である。
なお第1部分61Lおよび第1部分61Rは、上述したように床面に沿って延びているが、その主たる部分の上端、即ち金属パイプの側面のうち上側に位置する部分は、自在型キャスタ31の車輪の上端および固定型キャスタ35の車輪の上端よりもその位置が低くなるように床面に接近させて配置される。
本実施例の支持部37は、車輪を取り付けない場合には一般的な脚端として機能する。よって、不要である場合は車輪を取り外して用いることができる。
(3)机のスタッキングおよびギャンギング機能
机1は、スタッキングが可能である。2台の机をスタッキングした状態を図6(A),図6(C)に示す。また机1の天板11の下方を示す図を図6(B)に示す。なお、理解を容易にするために一部の構成を省略している。
机1は、図6(B)に示すように、上面視で天板11よりも左右方向外側に後脚23L,23Rが配置されているため、天板11が重なるようにして複数積み重ねて収納することが可能である。なお前脚21L,21Rは天板11の下方に配置されているが、その位置が天板11の前端近傍であるため、積み重ねる際に上下の机1の天板11同士をずらす幅に与える影響は小さい。
なおこのように積み重ねて収納した状態において、図6(C)に示すように、2台の机1における連結部25R同士の間には上下方向の間隔が形成される。固定型キャスタ35は、同図および図4(A)に示すように、この間隔に収まるように構成されている。
また机1は、左右にギャンギングし、天板11を接することが可能である。2台の机1をギャンギングした状態を図7に示す。なお、理解を容易にするために一部の構成を省略している。
上述したように机1は上面視で天板11よりも左右方向外側に後脚23L,23Rが配置されているが、天板11を左右方向に隣接して並べても後脚23Lと後脚23Rとは接触しない。
2台の机1の連結箇所を見ると、第2横設部47の左端部側は後方に屈曲しており、その左端部から後脚23Lが垂直に下に延びている。一方、第2横設部47の右端部側は屈曲しておらず、その右端部から後脚23Rが後方に傾斜して下に延びている。その結果、左側の机1の後脚23Rが右側の机1における第2横設部47の下をくぐるような位置関係となり、各脚部の接触が回避される。
また上述したように第2部分63Rは第2部分63Lよりも左右方向から見て上方に位置しているため、第2部分63Rが第2部分63Lの上を通過する位置関係となり、これらの接触も回避される。
このように本実施例の机1は、ギャンギングとスタッキングを同時に達成できる。
(4)効果
本実施例の机1は、前後方向については自由に移動できるが、左右方向については固定型キャスタ35の回転方向が前後方向に固定されていることからその移動が制限される。例えば天板11の前方に左右方向の荷重を加えると、比較的小さい力であっても机1は固定型キャスタ35側が中心となって旋回するが、天板11の後方に左右方向の荷重を加えた場合は小さな力では移動しにくい。
従って、本実施例の机1は着席者が机1の後方(着席位置側)に触れても左右方向には移動しにくく、着席時に左右方向に机が不意に移動してしまうことを抑制できる。
また固定型キャスタ35は、自在型キャスタ31のように机1における相対的な位置が移動しないため、仮に後脚に自在型キャスタ31を取り付けた場合のように、床面との接触位置が前側に変化してしまうことにより天板11の後方に荷重を掛けたときに後方に倒れ易くなることや、自在型キャスタ31が左右方向内側を向くことで着席者の足や椅子の脚などに接触しやすくなり快適性を損なうことを抑制できる。
また本実施例の机1は、屈曲部33の下側の空間に固定型キャスタ35の回転軸35aを配置できるため、連結部25L,25Rの浮き上がりを抑制して固定型キャスタ35を取り付けるために連結部25L,25Rに大きな凹部を形成する必要がなくなり、連結部25L,25Rの浮き上がりを抑制しつつ、脚部の強度の低下や製造コストの増大などの問題が生じることを抑制できる。
また、固定型キャスタ35が連結部25L,25Rから下方に突出する長さも低減できる。そのため、机1をスタッキングさせた際に固定型キャスタ35が連結部同士の間隔に配置することができ、上下方向のピッチが大きくならず都合がよい。
また支持部37は、互いに異なる角度で延びる連結部25Lと屈曲部33の両方の下面に接しており、さらにそれらの表面形状に合わせて曲面状に形成されてそれらを挟み込むような形状となっていることから、連結部25Lおよび屈曲部33に対する位置ずれ、特に金属パイプの円周方向への位置ずれを高度に抑制することができる。
なお、前脚21L,21Rが本発明における一組の移動脚の一例であり、後脚23L,23Rが本発明における一組の規制脚の一例であり、第1部分61L,61Rが本発明における延出部の一例である。また、前後方向が本発明における交差方向の一例であり、左右方向が本発明における直線の方向の一例である。
[変形例]
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例においては、円筒状の金属パイプを用いて脚部を脚部13L,13Rを形成する構成を例示したが、上記以外の形状および材質の材料で形成されていてもよい。なお金属パイプを用いた場合には折り曲げによって屈曲部33を形成することができるが、溶接等により接合されていてもよい。
また上記実施例においては、固定型キャスタ35の回転軸35aの中心35bが領域33aに位置する構成を例示したが、回転軸35aの少なくとも一部が上記領域33aに位置していれば、回転軸35aを配置するために連結部25L,25Rに大きな凹部を形成することを抑制しつつ、連結部25L,25Rの浮き上がりを抑制することができる。
1…机、11…天板、13L,13R…脚部、15…幕板、21L,21R…前脚、23L,23R…後脚、25L,25R…連結部、27L,27R…上柱、29L,29R…下柱、31…自在型キャスタ、33…屈曲部、33a…領域、35…固定型キャスタ、35a…回転軸、35b…中心、37…支持部、37a…第1領域、37b…第2領域、39…上脚連結杆、41…下脚連結杆、45…第1横設部、47…第2横設部、51…手掛け部、61L,61R…第1部分、65…存在領域。

Claims (3)

  1. 天板を支持する脚部を備える机であって、
    前記脚部は、
    間隔を空けた2箇所に設けられる一組の移動脚と、
    前記一組の移動脚を通過する直線と交差する交差方向に間隔を空けた位置であり、かつ、当該直線の方向に沿って間隔を空けた2箇所に設けられる一組の規制脚と、を有し、
    前記移動脚は、上下方向の回転軸を中心として旋回可能である自在型キャスタが下端に設けられており、
    前記規制脚は、着席位置側に配置されており、さらに、回転方向が前記交差方向に固定された固定型キャスタが下端に設けられている
    ことを特徴とする机。
  2. 前記規制脚は、上下方向に延びる棒状の形状であって、
    前記規制脚の下端には、前記移動脚の位置する方向かつ下方に延びる屈曲部と、前記屈曲部の延びた先から前記移動脚の位置する方向に延びる延出部と、が設けられ、
    当該机は、さらに、前記固定型キャスタの回転軸を支持する支持部を備え、
    前記支持部は、前記延出部の下面および前記屈曲部の下面に接する
    ことを特徴とする請求項1に記載の机。
  3. 前記規制脚は、上下方向に延びる棒状の形状であって、
    前記規制脚の下端には、前記移動脚の位置する方向かつ下方に延びる屈曲部と、前記屈曲部の延びた先から前記移動脚の位置する方向に延びる延出部と、が設けられ、
    前記固定型キャスタは、その回転軸の少なくとも一部が前記屈曲部の下側の空間であって前記延出部の下端よりも上方に位置するように配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の机。
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