JP6536278B2 - 医療用ワゴン - Google Patents

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本発明は、病院等の医療機関において好適に用いられる医療用ワゴンに関する。
従来から、医療用資材等の物品を移動させるために、看護師や医療従事者等が使用する医療用ワゴンが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、この種の医療用ワゴンを移動する操作は、左右方向に延びた直線状のフレームを使用者に把持させて行うのが通常である。
しかしながら、従来のものにおいては、左右方向に延びたフレームに加えられた使用者の荷重が、当該医療用ワゴンを移動させるために適切に伝達されない場合があり、使用者に対して移動の操作に煩わしさを与えることがあった。
しかも、従来のものは、不使用時において、単に複数台を隣接した状態で配置することしかできないため、比較的広範なスペースを占有してしまうという不具合がある。
特開2007−82660号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、使用者が手を載せて好適に移動の操作を行い得るとともに、不使用時において複数台をスペース効率良く待機させることができる医療用ワゴンを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、物品載置面を有したトレーと、このトレーを支持し得るトレー支持フレームを有した支持体とを備えてなり、同一構造をなす他の医療用ワゴンと前後方向にスタッキング可能に構成された医療用ワゴンであって、前記支持体が、キャスタと、このキャスタに支持された上下方向に延びる左右の起立フレームと、これら左右の起立フレームの上端部から連続して延設された左右のハンドルフレームと、これら左右のハンドルフレームの前端部から前方に向かって連続して延設された前記トレー支持フレームを構成する左右の側支持部とを備えてなり、前記左のハンドルフレーム及び左の側支持部が平面視において略直線状をなすように連続した左の直線状部分を構成するものであり、前記右のハンドルフレーム及び右の側支持部が平面視において略直線状をなすように連続した右の直線状部分を構成するものであり、前記左の直線状部分と右の直線状部分とが前方に向かうに連れて漸次近づくように配されており、前記左右のハンドルフレームの少なくとも一部が、側面視において前記左右の側支持部よりも上に位置している医療用ワゴンである。
請求項2に記載の発明は、前記左右のハンドルフレームの少なくとも一部が、側面視において前記左右の起立フレームよりも後に位置している請求項1記載の医療用ワゴンである。
請求項3に記載の発明は、前記左右のハンドルフレームの間に、前記トレーの後端部が配されている請求項1又は2記載の医療用ワゴンである。
請求項4に記載の発明は、前記ハンドルフレームが、その頂部から後部に向かって、側面視において略四分の一円弧状に形成された部位を有している請求項1、2又は3記載の医療用ワゴンである。
以上説明したように本発明によれば、使用者が手を載せて好適に移動の操作を行い得るとともに、不使用時において複数台をスペース効率良く待機させることができる医療用ワゴンを提供することができるものとなる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における背面図。 同実施形態における右側面図。 図4における部分拡大図。 同実施形態における平面図。 図6に対応する説明図。 図2におけるX−X線断面図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態におけるスタッキング状態を説明するための側面図。 図10におけるY方向矢視図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜11を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、家具である医療用ワゴンAに適用したものである。医療用ワゴンAは、病院等の医療機関において好適に用いられるものである。医療用ワゴンAは、医療機関内において看護師や医療従事者が種々の物品を移動する際に使用するものであり、例えば、処置室、病棟のナースステーション等に複数配置され得るものである。
以下、医療用ワゴンAの各構成について詳述する。
医療用ワゴンAは、金属製のパイプ材を主体に構成された支持体Bと、この支持体Bに対して上下方向に回動可能に支持されたトレーCとを備えたものである。医療用ワゴンAは、図10、及び、図11に示すように、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’と前後方向にスタッキング可能に構成されている。
はじめに、支持体Bについて説明する。
支持体Bは、前部の二箇所、及び後部の二箇所にそれぞれ配設されたキャスタb1と、後部側のキャスタb1の上に配されるとともに当該キャスタb1に支持され上下方向に延びる左右の並行フレームたる左右の起立フレームb3、b4と、左右の起立フレームb3、b4の上端部から連続して延設された左右のハンドルフレームb5、b6と、これら左右のハンドルフレームb5、b6の前端部から前方に向かって連続して延設された直線状をなす左右の側支持部b21を有した上のトレー支持フレームb2とを備えている。トレー支持フレームb2の上には、トレーC(上のトレーC)が配されている。前側のキャスタb1の上には、上のトレー支持部フレームb2と略同一の構成をなす下のトレー支持フレームb7が配されている。下のトレー支持フレームb7における直線状をなす左右の側支持部b71の後端部は、左右の起立フレームb3、b4の下端部近傍に接続している。トレー支持フレームb7の上には、トレーC(下のトレーC)が配される。左右の起立フレームb3、b4間には、直線状をなす第一の連結部材b8が架設されている。左右のハンドルフレームb5、b6間には、直線状をなす第二の連結部材b9が架設されている。
この実施形態では、支持体Bにおけるキャスタb1以外の部分は、金属製のパイプ材により構成されており、複数のパイプ材を所定の箇所で折り曲げるとともに所定の箇所を溶接により強固に連結することにより構成されている。後部側のキャスタb1にはロック機構b11を備えており、使用者の足の操作によって所定の位置で車輪を固定することができるようになっている。
上のトレー支持フレームb2は、トレーCの側部を下側から支持し得る左右の側支持部b21と、これら左右の側支持部b21における前端部間を連結しトレーCの前部を下側から支持し得る前支持部b22と、トレーCと着脱可能に接続し得るトレー取付部b23とを備えている。トレー支持フレームb2は、トレーCを、物品(図示せず)が載置できる状態に直接又は間接的に支持するものである。
左右の側支持部b21は、平面視において略直線状の形状をなしている。左右の側支持部b21は、左右対称に配されており、前方に向かうに連れて漸次近づくように配されている。左右の側支持部b21の後部は、平面視においてトレーCよりも外方に露出するように構成されている。
前支持部b22は、左右の側支持部b21の前端間に架設されている。前支持部b22は、トレーCにおける前部側を下面側から支持し得るようになっている。なお、前支持部b22の上面側には、適宜、トレーCとの衝撃を緩和するために緩衝部材(図示せず)が配設される。
トレー取付部b23は、側支持部b21よりも細径の部材により形成されている。トレー取付部b23は、トレーCの後部側に配され、当該トレーCに設けられた軸保持部c2と係合し得る左右方向に延びる回転軸kjと、この回転軸kjと異なる方向である前後方向に延び回転軸kjと左右の側支持部b21との間を連結する回転軸支持部jsとを備えている。換言すれば、トレー取付部b23は、左右方向に延びる回転軸kjと、この回転軸kjの両端から当該回転軸kjと略直交する前方向に延び回転軸kjの端部と左右の側支持部b23との間を連結する回転軸支持部jsとを備えたものであり、平面視略コ字状に形成されたものである。
回転軸kjは、ワゴンCに形成された左右の下方向壁dwを含む左右の外壁s7、s8の内側に配されている。すなわち、回転軸kjは、左右の外壁s7、s8の間に位置し得る長さ寸法に設定されている。回転軸支持部jsは、トレーCにおける物品載置面c1の周囲に形成された周壁部材Sと係わり合ってトレーCが支持体Bに対して左右方向に動きにくくなるように構成されている。なお、支持体BとトレーCとの係わり合いの詳細については後述することとする。
左右の並行フレームたる左右の起立フレームb3、b4は、上下方向に延びてなり、後側のキャスタb1に支持されている。左右の起立フレームb3、b4は、略平行に配されている。左右の起立フレームb3、b4の略中間部間には、左右方向に直線状に延びる第一の連結部材b8が配されている。第一の連結部材b8は、左右の起立フレームb3、b4よりも細径の部材が採用されている。
左右のハンドルフレームb5、b6は、使用者が通常の使用状態において把持し得る部位を構成している。左右のハンドルフレームb5、b6は、左右対称に配されている。すなわち、左のハンドルフレームb5と右のハンドルフレームb6とは、それぞれ独立して設けられている。
左右のハンドルフレームb5、b5は、左右の起立フレームb3、b4の上端部から連続し、側面視において後傾した態様で直線状に延びた直線ハンドルフレーム部b51、b61と、これら直線ハンドルフレーム部b51、b61の上端部からそれぞれ連続し、側面視において略二分の一円弧状に湾曲する部位を有してなる湾曲ハンドルフレーム部b52、b62とを備えている。
左のハンドルフレームb5、及び、トレー支持フレームb2を構成する左の側支持部b21は、図6及び図7に示すように、平面視において略直線状をなすように連続した左の直線状部分st1を構成している。右のハンドルフレームb6、及び、トレー支持フレームb2を構成する右の側支持部b21は、図6及び図7に示すように、平面視において略直線状をなすように連続した右の直線状部分st2を構成している。この実施形態では、左の直線状部分st1と右の直線状部分st2とが前方に向かうに連れて漸次近づくように配されている。平面視における左右のハンドルフレームb5、b6の間には、トレーCの後端部が配されている。
図7は、特に、左右の直線状部分st1、st2を説明するためのものである。すなわち、左右のハンドルフレームb5、b6は、それぞれ、直線ハンドルフレーム部b51、b61と湾曲ハンドルフレーム部b52、b62とを備えてなり、平面視において前後方向に延びる直線状をなしている。そして、左右のハンドルフレームb5、b6の前端に連続する側支持部b21は、左右のハンドルフレームb5、b6が延びる方向と同一の方向に延びている。換言すれば、左右の直線状部分はst1、st2は、医療用ワゴンAの左右方向の仮想中心線ctを中心にして左右対称に配されており、前方に向かうに連れて左の直線状部分st1と右の直線状部分st2との離間距離が漸次短くなるように設定されている。
左右のハンドルフレームb5、b6の一部は、図4、及び、図5に示すように、側面視において左右の側支持部21よりも上に位置している。左右のハンドルフレームb5、b6の一部は、側面視において左右の起立フレームb3、b4よりも後に位置している。左右のハンドルフレームb5、b6は、その頂部tpから後部に向かって、側面視において略四分の一円弧状に形成された部位qtを有している。換言すれば、左右のハンドルフレームb5、b6における湾曲ハンドルフレーム部b51、b61は、図4、及び、図5に示すように、側面視において最も上に位置する頂部tpから後方に向かって略四分の一円弧状に形成された部位qtを備えている。
左右のハンドルフレームb5、b6における略中間部間に左右方向の直線状に延びる第二の連結部材b9が配されている。
下のトレー支持フレームb7、上のトレー支持フレームb2と略同一の構成をなしているため、詳細な説明を省略する。また、下のトレー支持フレームb7が支持する下のトレーCも上のトレーCと同一の略同一の構成をなしているため共通の符号を付して説明を省略する。すなわち、下のトレー支持フレームb7は、下のトレーCの側部を下側から支持し得る左右の側支持部b71と、これら左右の側支持部b71における前端部間を連結しトレーCの前部を下側から支持し得る前支持部b72と、トレーCと着脱可能に接続し得るトレー取付部b73とを備えている。トレー取付部b73は、側支持部b71よりも細径の部材により形成されている。トレー取付部b73は、トレーCの後部側に配され、当該トレーCに設けられた軸保持部c2と係合し得る左右方向に延びる回転軸kjと、この回転軸kjと異なる方向である前後方向に延び回転軸kjと左右の側支持部b71との間を連結する回転軸支持部jsとを備えている。
続いて、トレーCについて説明する。
トレーCは、合成樹脂により形成されている。トレーCは、支持体Bに対して回動可能且つ着脱可能に構成されている。トレーCは、平面視において前後方向に長い略長方形状をなす物品載置面c1を有したトレー本体Hと、このトレー本体Hの周縁に設けられた周壁部材Sとを備えている。
トレーCは、前端部における下側の部位に下向きの傾斜面kaを有した前の案内部c3を有するとともに後端部における上面側の部位に上向き傾斜面kbを有した後の案内部c4を有している。前の案内部c3は、正面側から視認し得る位置に設けられており、後の案内部c4は、背面側から視認し得る位置に設けられている。
この実施形態では、前の案内部c3は、トレー本体Hと周壁部材Sとの間を亘る位置に形成されている。後の案内部c4は、周壁部材Sに形成されている。下向きの傾斜面kaは前から後に向かって漸次下方に位置するように傾斜している。上向きの傾斜面kbは後から前に向かって漸次上方に位置するように傾斜している。
前の案内部c3、又は、後の案内部c4の何れか一方は、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’とスタッキングする際に、当該他の医療用ワゴンA’のトレーC’に当接し得るように構成されている。より詳しく言えば、前の案内部c3は、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’とスタッキングする際に、当該他の医療用ワゴンA’のトレーC’における後の案内部c4’と係わり得るものとなっている。後の案内部c4は、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’とスタッキングする際に、当該他の医療用ワゴンA’のトレーにおける前の案内部c3と係わり得るものとなっている。
トレーCは、下面側に前後方向に延びるリブrbを複数備えている。リブrbは、トレー本体Hの下面、及び、周壁部材Sの下面に連続して設けられている。リブrbは前後方向に延びる態様で下向きに突設されたレール状をなしている。リブrbは左右方向に複数設けられている。この実施形態では、前の案内部c3は、前側に向かって露出させたリブrbを含んで構成されている。
トレー本体Hは、上面側に略フラットな物品載置面c1を備えている。物品載置面c1は、前後方向に長い長方形状をなしており、医療用品載置用の長方形のバットが四つ(前後に二個ずつ)並べて配置し得る大きさに設定されている。
周壁部材Sは、物品載置面c1を囲繞している部位である。周壁部材Sは、トレー本体Hの周縁部から上方に立設された上方向壁upを含む前後左右の内壁s1、s2、s3、s4と、内壁s1、s2、s3、s4の外側に形成され当該内壁s1、s2、s3、s4よりも下方に延びる下方向壁dwを含む前後左右の外壁s4、s6、s7、s8とを備えている。
内壁s1、s2、s3、s4は、トレー本体Hの周縁から連設されている。内壁s1、s2、s3、s4は、物品載置面c1に載せられた物品(図示せず)が当接し得る位置に形成されており、物品が周囲から落下しないようになっている。
外壁s5、s6、s7、s8は、内壁s1、s2、s3、s4の上端縁から連接されている。外壁s5、s6、s7、s8は、内壁s1、s2、s3、s4の外側に位置するよう形成されている。
周壁部材Sには、トレー取付部b23の回転軸kjに外嵌して当該回転軸kjを枢支する軸保持部c2を備えている。この実施形態では、軸保持部c2は、周壁部材Sにおける後の内壁s2と後の外壁s6との間に形成されている。
周壁部材Sには、トレー取付部b23の回転軸支持部jsと係わり合い、トレーCが支持体Bに対して左右方向にずれ動くのを抑制するための係合部c5を備えている。この実施形態では、係合部c5は、周壁部材Sにおける左の内壁s3と左の外壁s7との間、及び、右の内壁s4と右の外壁s8との間に設けられている。係合部c5は、トレーCの後部側における左右の周壁部材Sに形成されており、回転軸支持部jsを収容し得るように前後方向に延びた溝状の部位である。係合部c5は、左右に対をなして配された回転軸支持部jsと密に摺接し得るように設定されている。
この実施形態では、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’に対して、後方から医療用ワゴンAを移動させて、他の医療用ワゴンA’とのスタッキングを行った場合、当該スタッキング状態において、医療用ワゴンAのトレーCの少なくとも一部が前記他の医療用ワゴンA’のトレーC’の上部に重なり得るものとなっている。より具体的には、スタッキング状態において、他の医療用ワゴンA’のトレーC’における後部における上側に、医療用ワゴンAのトレーCの前部が重なり得るように配される。トレーCは、スタッキング状態において、斜めに傾斜した姿勢を採り得るようになっている。
以上説明したように、本実施形態に係る医療用ワゴンAは、物品載置面c1を有したトレーCと、このトレーCを支持し得るトレー支持フレームb2を有した支持体Bとを備えている。そして、医療用ワゴンAは、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’と前後方向にスタッキング可能に構成されている。支持体Bが、キャスタb1と、このキャスタb1に支持された上下方向に延びる左右の起立フレームb3、b4と、これら左右の起立フレームb3、b4の上端部から連続して延設された左右のハンドルフレームb5、b6と、これら左右のハンドルフレームb5、b6の前端部から前方に向かって連続して延設されたトレー支持フレームb2を構成する左右の側支持部b21とを備えている。左のハンドルフレームb3、及び、左の側支持部b21が平面視において略直線状をなすように連続した左の直線状部分st1を構成するものであり、右のハンドルフレームb6、及び、右の側支持部b21が平面視において略直線状をなすように連続した右の直線状部分st2を構成するものである。左の直線状部分st1と右の直線状部分st2とが前方に向かうに連れて漸次近づくように配されている。そして、左右のハンドルフレームb5、b6の少なくとも一部が、側面視において左右の側支持部b21よりも上に位置している。このため、使用者が手を載せて好適に移動の操作を行い得るとともに、不使用時において複数台をスペース効率良く待機させることができる医療用ワゴンを提供することができるものとなる。つまり、この医療用ワゴンAは、左右のハンドルフレームb5、b6を備えており、左右のハンドルフレームb5、b6の少なくとも一部が、側面視において左右の側支持部b21よりも上に位置している。このため、ハンドルフレームb5、b6の一部がより使用者側に位置するものとなるため、使用者の手が及びやすいものとなる。しかも、左右のハンドルフレームb5、b6が、左右別個に設けられており、且つ、前後方向に延びたものとなっているため、使用者の手を載せやすいものとなり、好適に移動の操作を行い得るものとなる。さらに、左の直線状部分st1と右の直線状部分st2とが前方に向かうに連れて漸次近づくように配されているため、同一構造をなす他の医療用ワゴンA’と前後方向にスタッキングを好適に行い得るものとなっている。
左右のハンドルフレームb5、b6の少なくとも一部が、側面視において左右の起立フレームb3、b4よりも後に位置している。このため、ハンドルフレームb5、b6の一部がより使用者側に位置するものとなるため、使用者の手が及びやすいものとなる。
左右のハンドルフレームb5、b6の間に、トレーCの後端部が配されている。このため、使用者が左右のハンドルフレームb5、b6を把持している状態で、トレーCの上に載置された物品等を視認し易いものとなっている。
左右のハンドルフレームb5、b6が、その頂部tpから後部に向かって、側面視において略四分の一円弧状に形成された部位qtを有している。このため、使用者の背丈の違いにも好適に対応し得るものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
左右のハンドルフレームは、その一部が側面視において左右の側支持部よりも上に位置しているものであればよい。このため、左右のハンドルフレームの形状は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形状を採用することができるものである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…医療用ワゴン
B…支持体
b2…トレー支持フレーム(上のトレー支持フレーム)
b21…側支持部
b23…トレー取付部
b3…左のハンドルフレーム
b4…右のハンドルフレーム
C…トレー
st1…左の直線部分
st2…右の直線部分

Claims (4)

  1. 物品載置面を有したトレーと、このトレーを支持し得るトレー支持フレームを有した支持体とを備えてなり、同一構造をなす他の医療用ワゴンと前後方向にスタッキング可能に構成された医療用ワゴンであって、
    前記支持体が、キャスタと、このキャスタに支持された上下方向に延びる左右の起立フレームと、これら左右の起立フレームの上端部から連続して延設された左右のハンドルフレームと、これら左右のハンドルフレームの前端部から前方に向かって連続して延設された前記トレー支持フレームを構成する左右の側支持部とを備えてなり、
    前記左のハンドルフレーム及び左の側支持部が平面視において略直線状をなすように連続した左の直線状部分を構成するものであり、前記右のハンドルフレーム及び右の側支持部が平面視において略直線状をなすように連続した右の直線状部分を構成するものであり、前記左の直線状部分と右の直線状部分とが前方に向かうに連れて漸次近づくように配されており、
    前記左右のハンドルフレームの少なくとも一部が、側面視において前記左右の側支持部よりも上に位置している医療用ワゴン。
  2. 前記左右のハンドルフレームの少なくとも一部が、側面視において前記左右の起立フレームよりも後に位置している請求項1記載の医療用ワゴン。
  3. 前記左右のハンドルフレームの間に、前記トレーの後端部が配されている請求項1又は2記載の医療用ワゴン。
  4. 前記ハンドルフレームが、その頂部から後部に向かって、側面視において略四分の一円弧状に形成された部位を有している請求項1、2又は3記載の医療用ワゴン。
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