JP3194453U - キャリーカート - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が大きな荷物を載せたときにも安定よく操作することができるキャリーカートを提供する。【解決手段】水平に配置された荷台プレート5と、上記荷台プレート5の下側に取り付けられた複数のキャスタ8と、水平方向に延在するハンドル2と、上記荷台プレート5の上方へ延びていて、上記荷台プレート5と上記ハンドル2とを繋ぐ背フレームであって、上下方向に伸縮可能な背フレームと、を備えるキャリーカート1であって、上記ハンドル2の中央部分が、上記荷台プレート5の中心点の真上の位置に近づく方向へ湾曲していることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、キャリーカートに関し、詳しくは、操作性に優れたキャリーカートに関する。
今日では、高機能性を追求した工業製品だけではなく、人間が扱い易く、長時間使用しても疲れない形を追求した工業製品の需要が高まっている。つまり、人間工学に基づいて操作し易い形状につくられた工業製品が求められている。
一般に、キャリーカートは、水平に配置された荷台プレートと、水平方向に延びている直線状のハンドルを有するとともに、これらの荷台プレートとハンドルとを繋ぐ背フレーム(ハンドル支柱)を有する。そして、ハンドルの中央部分に押しボタンが配置されており、使用者がこの押しボタンを押すと、ハンドルと直交する垂直方向に延びている背フレームのスライド杆がスライドできるようになる。
従来の水平方向に真直ぐに延在するハンドルを有するキャリーカートについては、操作しづらいことがあったが、ハンドルの中央部分を、荷台プレートの中心点(荷台プレート上の2本の対角線の交点)の真上に近づく方向へ湾曲させることにより、操作性に優れたキャリーカートとなると考えられる。
また、従来のキャリーカートを使用する際には、ともすれば使用者の足がキャリーカートの荷台プレートにぶつかってしまう恐れが高かった(特許文献1)。
本考案は、大きな荷物を載せているときにも使用者が安定よく操作することができるキャリーカートを提供することを目的とする。
本考案の一実施例においては、荷物を支持するための背フレームと、上記背フレームの下部の前面側に水平に配置された荷台プレートと、上記荷台プレートの下側に取り付けられた複数のキャスタと、上記背フレームの頂部に設けられ、水平方向に延在するハンドルと、を備えるキャリーカートであって、上記ハンドルの中央部分が上記荷台プレートの前面側へ湾曲していることを特徴とするキャリーカートを提供する。
本考案の他の実施例においては、荷物を支持するための背フレームと、上記背フレームの下部の前面側に水平に配置された荷台プレートと、上記荷台プレートの下側に取り付けられた複数のキャスタと、上記背フレームの頂部に設けられ、水平方向に延在するハンドルと、を備えるキャリーカートであって、上記ハンドルの中央部分が上記荷台プレートの前面側へ湾曲していて、さらには、上記背フレームは、管状の基杆と、この基杆内に摺動可能に嵌入されたスライド杆とを含むことを特徴とするキャリーカートを提供する。
また、一実施例においては、本考案のキャリーカートは、上記荷台プレートの背面側の面(背フレームが立設されている位置に近い方の上記荷台プレートの面)が該荷台プレートの前面側へ湾曲するように抉れている場合がある(図1および図2を参照)。
さらに、一実施例においては、本考案のキャリーカートは、ハンドルの少なくとも一部の表面が人間の指の形にフィットし得る波形の形状(図示せず)に形成されている場合がある。
これらの特徴部を有する本考案のキャリーカートは、使用者がハンドルを確実に握ることができて、安定して操作することができるキャリーカートである。
すなわち、本考案のキャリーカートは、ハンドルの中央部分が荷台プレートの前面側へ湾曲していて使用者の手にフィットし易いので、高い精度でキャリーカートを操作することができる。さらには、本考案のキャリーカートの一実施例においては、荷台プレートの背面側の面が荷台プレートの前面側へ凹んでいることで、使用者の足が荷台プレートにぶつかってしまうことが少ない。
本考案のキャリーカートについて、添付の図1〜図4を参照しながら以下に説明する。なお、本明細書中における背プレートや荷台プレートの「前面側」とは、図2に示される前面側(紙面の下側)を意味し、「背面側」とは、図2に示される背面側(紙面の上側)を意味するものとする。
図1は、本考案のキャリーカート1を示す斜視図である。この図に示されているように、キャリーカート1のハンドル(把持部)2の中央部分が荷台プレート5の重心の真上の方向へ湾曲していることにより、人間(使用者)が操作し易いキャリーカートになっている。
図1に示されているキャリーカートは、背フレームと、背フレームの下部の前面側に配置された荷台プレートと、荷台プレートの下側に取り付けられた複数のキャスタと、を備えている。さらに、本考案の一実施例においては、荷台プレートとハンドルとを繋いでいる背フレームは、管状の基杆と、この基杆内に摺動可能に嵌入されたスライド杆とを含むように構成されていて、基杆に沿った任意の位置にスライド杆を固定することができるロック機構を備えている。
図1に示されているキャリーカート1において、ハンドル2の中央部分に配置されている押しボタン3は、背フレームを構成するスライド杆4bの固定を解除するためのボタンであり、当技術分野で周知の技術によって製造されている。
図2は、本考案のキャリーカート1の平面図である。キャリーカート1のハンドル2の中央部分が、荷台プレート5の前面側へ湾曲している様子が示されている。特に、荷台プレート5の上に大きな荷物が置かれているときには、荷台プレート5の2本の対角線の交点(中心点)付近に重心が位置する可能性が高いので、ハンドル2の中央部分が荷台プレート5の中心点の真上に近づく方向へ湾曲している本考案のキャリーカート1は、人間(使用者)が操作し易い形態に構成されている。
図3は、本考案のキャリーカート1の正面図である。図3は、背フレームが長く伸長している状態を示している。背フレームは、基杆4aと、この基杆4a内に摺動可能に嵌入されたスライド杆4bとを含むように構成されている。
背フレームのスライド杆4bは、基杆4aに沿って上下方向に摺動できるが、基杆4aの係合孔にスライド杆4bの係合ピン6が嵌入することによって、基杆4aに沿った所望の上下方向位置にスライド杆4bが固定されるように構成されている。
具体的には、図1および図3に示されるように、2本の基杆4aの互いに対向する面にそれぞれ係合孔が開いており、スライド杆4bには、係合孔に嵌入し得る係合ピン6が設けられている。これらの係合ピン6が係合孔に係合している状態においては、ハンドル4の押しボタン3のある位置を人が手で握ると、係合孔から係合ピン6が解除され、スライド杆が上下方向に摺動可能となる。
或いは、他の実施例においては、キャリーカート1のハンドル2の中央部分に配置されている押しボタン3が押されると、背フレームの係合孔に係合ピン6が嵌入され、基杆4a内を摺動可能なスライド杆4bが基杆内を上下方向に摺動できないようになる(つまり、スライド杆4bが固定される)場合もある。
本考案の他の実施例においては、荷台プレート5の前面側へ湾曲したハンドルを有しつつも、上下方向に摺動しないスライド杆を備える(つまり、背フレームが上下方向に伸縮しない)キャリーカートとして構成される場合もある。
キャリーカート1のハンドル2は、合成樹脂、金属又はスチールから形成され得る。一例においては、ハンドル2は、加工性、耐衝撃性、曲げ疲労性など機械的特性のバランスに優れるABS樹脂などの軽くて丈夫な材料から形成され得る。
キャリーカート1の背フレーム4a,4b,7は、金属、スチール又は硬い樹脂から形成され得る。一例においては、背フレームは、アルミニウムなどの軽くて丈夫な材料から形成され得る。
また、本考案の一実施例においては、荷台プレート5の下側に2つのキャスタ8が取り付けられている。本考案の他の実施例においては、荷台プレートの下側に3つ以上のキャスタ8が取り付けられている。
図4は、本考案のキャリーカート1の側面図であり、背フレームのスライド杆4bが上方へ大きく伸長している状態を示している。すなわち、背フレームの基杆4a内を摺動可能なスライド杆4bが基杆4aから大きく露出している。
以上のような構成を有する本考案のキャリーカートは、湾曲したハンドルを有することで操作性が高いことに大きな特徴があり、さらには、荷台プレートの背面側の面が前面側へ凹んでいるように抉れていることで(図1等参照)、使用者の足が荷台プレートにぶつかってしまうことを回避できるという特徴がある。
1…キャリーカート
2…ハンドル(把持部)
3…押しボタン
4a…基杆
4b…スライド杆
5…荷台プレート
6…係合ピン
7…背フレームの一部を構成するバー
8…キャスタ
2…ハンドル(把持部)
3…押しボタン
4a…基杆
4b…スライド杆
5…荷台プレート
6…係合ピン
7…背フレームの一部を構成するバー
8…キャスタ
Claims (4)
- 荷物を支持するための背フレームと、
上記背フレームの下部の前面側に水平に配置された荷台プレートと、
上記荷台プレートの下側に取り付けられた複数のキャスタと、
上記背フレームの頂部に設けられ、水平方向に延在するハンドルと、
を備えるキャリーカートであって、
上記ハンドルの中央部分が上記荷台プレートの前面側へ湾曲していることを特徴とするキャリーカート。 - 荷物を支持するための背フレームと、
上記背フレームの下部の前面側に水平に配置された荷台プレートと、
上記荷台プレートの下側に取り付けられた複数のキャスタと、
上記背フレームの頂部に設けられ、水平方向に延在するハンドルと、
を備えるキャリーカートであって、
上記ハンドルの中央部分が上記荷台プレートの前面側へ湾曲していて、さらには、上記背フレームは、管状の基杆と、この基杆内に摺動可能に嵌入されたスライド杆とを含むことを特徴とするキャリーカート。 - 上記荷台プレートの背面側の面が該荷台プレートの前面側へ凹んでいるように抉れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャリーカート。
- 上記ハンドルの少なくとも一部の表面が人間の指の形にフィットし得る波形の形状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャリーカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014004858U JP3194453U (ja) | 2014-09-11 | 2014-09-11 | キャリーカート |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014004858U JP3194453U (ja) | 2014-09-11 | 2014-09-11 | キャリーカート |
Publications (1)
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JP3194453U true JP3194453U (ja) | 2014-11-20 |
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ID=52145334
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3194453U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021165051A (ja) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 三甲株式会社 | 運搬具 |
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2014
- 2014-09-11 JP JP2014004858U patent/JP3194453U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2021165051A (ja) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 三甲株式会社 | 運搬具 |
JP7426708B2 (ja) | 2020-04-06 | 2024-02-02 | 三甲株式会社 | 運搬具 |
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