JP2014211068A - 連結治具及びこの連結治具で連結された連結壁並びに連結治具を用いた鋼矢板の補修工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 残存型枠同士を容易に連結することを可能とする連結治具及びこの連結治具で連結された連結壁並びに連結治具を用いた鋼矢板の補修工法を創出することを課題とする。【解決手段】 隣接する残存型枠(1)間に跨設されて残存型枠(1)同士を連結する連結プレート(11)と、基端に連結プレート(11)に螺合する螺条(12a)を刻設すると共に、先端に鋼矢板(20)に接続される接続部(12b)を設けた接続部材(12)と、を有する構成とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、残存型枠を用いて鋼矢板を補修するための連結治具及びこの連結治具で連結された連結壁並びに連結治具を用いた鋼矢板の補修工法に関する。
農業用水利施設や都市河川は、戦後の高度成長期にその多くが集中的に整備された。中でも鋼矢板護岸は、その経済性と施工性の良さから、多くの農業用水路や都市河川の整備に使用されてきたが、現在、これらの鋼矢板護岸による水路の多くが老朽化による更新時期を迎えようとしている。
鋼矢板の老朽化の原因としては、例えば錆による腐蝕が挙げられるが、特に水面上に露出されたり水面下に沈降したりすることが繰り返されることによる水面近傍の腐蝕が激しく、また、近年の農業地域の都市化が進んだことによる水質悪化、すなわち用水路や排水路に家庭からの生活雑排水などが流れ込んだことによる鋼矢板の腐蝕の進行が問題となっている。
このような腐蝕を放置すると、鋼矢板の強度が低下して護岸としての機能を果たさなくなることから設備の大幅な改修や新たな構築が必要となるが、施設を新しく造り代えることは多くの有効な部分が残存する施設にとって非効率的であり、しかも費用の負担も非常に大きなものとなるため、財政状況の厳しい現状においては現実的ではない。
そこで、補修を施すことが適切な対応となるが、従来の鋼矢板護岸の補修方法としては、例えば以下の特許文献などが認められる。
特許文献1に記載の補修方法は、錆が発生した鋼矢板の表面に、研磨剤と水溶性防錆剤とを液体に混合して成る補修用剤をブラスト装置により吹き付けする補修工程を行って、研磨剤の研磨作用により腐食した鋼矢板表面の錆を除去すると共に、鋼矢板表面に防錆剤を付着せしめ、続いてこの鋼矢板の表面に、液体を加えると硬化する性状の硬化剤と水溶性防錆剤とを液体に混合して成る補強用剤をブラスト装置により吹き付けする補強工程を行って、前記硬化剤の硬化作用によりこの鋼矢板の表面に防錆作用を有する補強層を形成する、と云うものである。
また特許文献2に第2実施例として記載された補修方法は、必要に応じて鋼矢板の表面に付着している貝殻、藻等の付着物を除去し、サンドブラストによって研磨して鋼矢板の表面を露出させた後、スタッドボルト17を鉄板(鋼矢板)16の上に溶接し、鉄板16の表面から一定の隙間を設けた枠体18(鉄板、FRP板)を取り付ける。そして、鉄板16と枠体18との間に合成樹脂(水中硬化型エポキシ樹脂)を充填する。また枠体18が鉄板の場合には、枠体18のさらに外側にスタッドボルト20を介してFRP製の外枠21を取り付け、枠体18と外枠21との間に合成樹脂を充填すると云うものである。
特開2012−2010号公報 特開平5−98659号公報
しかし、特許文献1に記載の補修方法では、鋼矢板表面に防錆剤や補強用剤(硬化剤と水溶性防錆剤との混合)を吹き付ける際に、施工の品質が雨などの天候の影響を受け易く、補強用剤が硬化することにより形成される補強層に剥離が生じるという問題がある。
また特許文献1に記載の補修方法では、樹脂系の硬化剤を用いることが記載されているが、合成樹脂は紫外線の影響を受けて劣化しやすいため、コンクリート材料に比べ耐候性に劣るという問題がある。
また特許文献2では、枠体の最初の一枚を固定するときには問題はない。しかしながら、二枚目以降の枠体を先に固定した枠体の隣に設置し鋼矢板に固定する際には、鋼矢板と先の枠体との間の狭い隙間に手を差し入れて作業をする必要があり、特に枠体の下端側を固定する作業は困難を伴うため、非常に作業効率が悪いという問題がある。
さらに特許文献2では、スタッドボルト20の先端が外枠21の外側に露出した状態で水中あるいは空気中に直接的に晒される構成であるため腐食しやすいという問題もある。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく発明されたものであり、既設の鋼矢板に適切な補修を施すことにより確実に腐食を防止し、施設の長寿命化を図って既存施設を有効活用することにより、ライフサイクルコストの低減に寄与すべく、補修用の残存型枠同士の連結を容易に行う連結治具及びこの連結治具で連結された連結壁並びに連結治具を用いた鋼矢板の補修工法を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、第1発明の主たる構成は、
鋼矢板に対向配置された残存型枠同士を連結する連結治具であって、
隣接する残存型枠間に跨設されて残存型枠同士を連結する連結プレートと、基端に連結プレートに螺合する螺条を刻設すると共に、先端に鋼矢板に接続される接続部を設けた接続部材と、を有して構成されることを特徴とする、と云うものである。
上記第1発明の主たる構成では、隣接配置される残存型枠同士の連結作業を容易とする連結治具の提供を達成し得る。
また第1発明の他の構成は、請求項1に記載の発明において、連結プレートを、隣接する一方の残存型枠の角部近傍に螺着されたボルトが挿通される取付け孔と、隣接する他方の残存型枠の角部近傍に螺着されたボルトを挟み込む切欠きと、中心部に垂設されて接続部材の螺条に螺合する止金具とを有する構成とした、と云うものである。
上記構成では、連結プレートの、隣接する一方の残存型枠への確実な取り付けと、他方の残存型枠への容易な取り付けとを達成し得る。
また第1発明の他の構成は、上記請求項1又は2記載の発明において、接続部材の先端をL字状に折り曲げた構成としたと云うものである。
上記構成では、L字状に折れ曲がった接続部材の先端である接続部と鋼矢板との接続を容易且つ確実に達成し得る。
また第1発明の他の構成は、上記請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、接続部材に、延長用のターンバックルを設ける構成としたと云うものである。
上記構成では、接続部材の長さ調整の容易化を達成し得る。
また第1発明の他の構成は、上記請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発明において、取付け孔と切欠き内の奥部との間隔として、残存型枠の角部を構成する各辺から残存型枠のアンカーナットまでの距離の2倍に設定する構成としたと云うものである。
上記構成では、隣接する両残存型枠への連結プレートの確実かつ高精度な取り付けを達成し得る。
また第1発明の他の構成は、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の発明において、連結プレートを略正方形状に形成すると共に、連結プレートの4つの角部を結ぶ対角線上で且つ対角線の交点から等距離となる4箇所の位置に、取付け孔又は切欠きを配置する構成としたと云うものである。
上記構成では、1枚の連結プレートにより、左右(横方向)及び上下(高さ方向)に配置される4枚の残存型枠同士の連結を容易且つ確実に達成し得る。
また第2発明である連結壁の主たる構成は、上記いずれか記載の残存型枠用の連結治具を用いて複数の残存型枠を、横方向と高さ方向との少なくとも一方に連結して成ることを特徴とすると云うものである。
上記第2発明では、工場で生産されることで薄くて軽い残存型枠を使用することが可能となり、品質及び強度的に安定した連結壁の構築を達成し得る。
また第2発明の他の構成は、請求項7記載の発明において、残存型枠を平板状に形成すると共に、一方の面に複数の凹部を有する構成としたと云うものである。
上記構成では、残存型枠を平板状とすることによる製造コストの低減と複数の凹部を設けることによる施設の長寿命化を達成し得る。
また第3発明の主たる構成は、上記いずれか一項に記載の残存型枠用の連結治具を用いた鋼矢板の補修工法であって、
連結プレートを残存型枠のアンカーナットに対してボルトで固定する工程と、
既設の鋼矢板から所定の距離を隔てて対向する位置に、残存型枠を設置する工程と、
螺条が刻設された接続部材の基端を連結プレートの止金具に螺合させると共に、ねじ込み量を調整して接続部材の長さ寸法の調節を行う工程と、
接続部材の先端を鋼矢板に溶着固定する工程と、
先に設置した残存型枠の横方向又は高さ方向にて隣接する位置に次の残存型枠を配置すると共に、次の残存型枠を移動させ、先の残存型枠に固定した連結プレートの切欠き内に次の残存型枠のボルトを挟み込む工程と、
挟み込んだボルトを締結して隣接する両残存型枠同士を連結して連結壁を構築する工程と、
鋼矢板と連結壁との間にコンクリート又はモルタルを充填して固化させる工程と、を有することを特徴とすると云うものである。
上記第3発明では、複数の残存型枠を連結した連結壁と鋼矢板との間に充填したコンクリート又はモルタルが強アルカリ性を有することから、鋼矢板表面に不動態皮膜が形成されることで、鋼矢板の腐蝕防止を達成する。
また第3発明の他の構成は、上記請求項9記載の発明において、接続部材の長さ寸法の調節に、ターンバックルを用いる、と云うものである。
上記構成では、接続部材の長さ調整を容易且つ高精度に行うことを達成し得る。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
第1発明においては、連結治具を簡単且つ少ない部品点数で構成することにより、製造コストの低減を図ることができる。
また上記請求項1に記載の発明に、連結プレートを、隣接する一方の残存型枠の角部近傍に螺着されたボルトが挿通される取付け孔と、隣接する他方の残存型枠の角部近傍に螺着されたボルトを挟み込む切欠きと、中心部に垂設されて接続部材の螺条に螺合する止金具とを有する構成を加えたものでは、連結プレートを残存型枠に取り付ける作業を容易且つ確実に行うことが可能となり、作業効率の改善による工期の大幅な短縮及び施工費用の低減を図ることができる。しかも連結プレートにボルトを挟み込む切欠きを設けることにより、残存型枠のアンカーナットの設置位置に誤差があったとしても、この誤差を吸収できるため、隣接する残存型枠同士を隙間なく配置することが可能となる。
また上記請求項2に記載の発明に、接続部材の先端をL字状に折り曲げた構成を加えたものでは、L字状に折れ曲がった接続部材の先端部分を、鋼矢板と溶接する際の接続部として利用することができる。また接続部材を回転させることにより、接続部の長さ及び向きを自在に変えることができるため、接続部と鋼矢板との間の溶接作業を容易かつ確実に行うことができる。
また上記請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発明に、取付け孔と切欠き内の奥部との間隔として、残存型枠の角部を構成する各辺から残存型枠のアンカーナットまでの距離の2倍に設定する構成を加えたものでは、隣接する残存型枠同士を隙間なく配置することが可能となるため、打設したコンクリートが残存型枠の外側に流出することを防止することができる。
また上記請求項2乃至5のいずれか一項に記載の発明に、連結プレートを略正方形状に形成すると共に、連結プレートの4つの角部を結ぶ対角線上で且つ対角線の交点から等距離となる4箇所の位置に、取付け孔又は切欠きを配置する構成としたものでは、1枚の連結プレートにより、左右(横方向)及び上下(高さ方向)に配置される4枚の残存型枠同士の連結を効率良く連結することができる。
また第2発明である連結壁では、特に、残存型枠自体は工場で生産されるため、安定した品質及び強度の維持、及び薄くて軽量化に優れた、残存型枠とすることが容易である。このため、施工時に大型重機を使用する必要がなく、狭隘な施工場所であっても人力による施工を可能とすることができる。
また上記請求項8に記載の発明に、残存型枠を平板状に形成すると共に、一方の面に複数の凹部を有する構成を加えたものでは、残存型枠を平板状とすることにより製造コストの低減を図ることができると共に、複数の凹部を設けることにより、計量化の達成と残存型枠の設置後に打設するコンクリート又はモルタルの付着性を向上させることによる施設の長寿命化を図ることができる。
また第3発明の鋼矢板の補修工法では、鋼矢板の腐蝕を防止することにより、鋼矢板が敷設された水路施設や護岸擁壁の長寿命化を図ることができる。
複数の残存型枠を連結して構成される連結壁は、鋼矢板から所定の距離を隔てて設置されるため、水路施設の水路幅が狭くなって通水面積が減少するが、平滑な壁面からなる残存型枠を使用することで鋼矢板水路壁面のような凹凸がなくなって粗度係数を小さくすることができるため、全体的には流下能力の低下による影響を小さくできる。
また第3発明に、接続部材の長さ寸法の調整に、ターンバックルを用いる構成を加えたものでは、接続部材の長さ調整を容易且つ高精度することが可能となるため、溶接作業の作業効率を改善することができる。
本発明の実施例として、残存型枠に取り付けた状態を示す連結治具の側面図である。 連結治具を構成する連結プレートの一実施例を示し、Aは正方形状の連結プレートを示す平面図、BはAの半断面図である。 連結治具を構成する連結プレートの他の実施例を示し、Aは長方形状の連結プレートを示す平面図、BはAの半断面図である。 本発明の連結治具を構成する接続部材を示す平面図である。 本発明の連結壁を構成する残存型枠の実施例を示す斜視図である。 隣接する残存型枠同士を連結治具で連結する工程の一例を示す図である。 複数の残存型枠を連結して構築した連結壁を示す背面図である。 鋼矢板の補修工法の一例として、複数の残存型枠を連結した連結壁を鋼矢板に対向させて設置した状態を示す斜視図である。 図8の平面図である。 図8に続く鋼矢板の補修工法の一例として、鋼矢板と連結壁との間にコンクリート又はモルタルを打設した状態を示す斜視図である。 接続部材を延長した状態を示す図9同様の平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず第1発明である連結治具について説明する。
図1は本発明の実施例として、残存型枠に取り付けた状態を示す連結治具の側面図、図2は連結治具を構成する連結プレートの一実施例を示し、図2Aは正方形状の連結プレートを示す平面図、図2BはAの半断面図、図3は連結治具を構成する連結プレートの他の実施例を示し、図3Aは長方形状の連結プレートを示す平面図、図3BはAの半断面図、図4は本発明の連結治具を構成する接続部材を示す平面図である。
図1乃至図4に示すように第1発明である連結治具10は、連結プレート11と接続部材12とを有して構成される。連結プレート11及び接続部材12は、施工後にはコンクリート又はモルタル内に埋もれて水路面側に露出しないので、特に防食性に優れた金属、例えばステンレス鋼、アルミニウム、チタニウムなどの金属である必要はなく、一般的な鋼材により形成することが可能である。
図2に示す連結プレート11Aは略正方形からなる平板状であり、その中央部にはプレス加工により表面側に部分的に突出する平面十字形状の隆起部11aが対角線に沿って形成されている。平面十字形状の隆起部11aの中心部(クロス部分)には、例えば六角ナット状の止金具11bがカシメ固定されることにより、連結プレート11に垂設されている。この止金具11bの内周面には螺条11eが刻設されている。
また図2に示す連結プレート11Aの一辺側(下辺側)の両角部近傍には2つの取付け孔11cが穿設され、他辺側(上辺側)の両角部近傍には2つの切欠き11dが形成されている。より詳しくは、2つの取付け孔11c及び2つの切欠き11dの奥部11d1は、連結プレート11Aの4つの角部を結ぶ対角線上で且つ対角線の交点(隆起部11aの中心部)から等距離となる4箇所の位置に位置している。これにより、2つの取付け孔11c間の間隔、2つの切欠き11dの奥部11d1間の間隔、及び取付け孔11cと切欠き11d内の奥部11d1との間の間隔(対角線に沿う間隔を除く。)は、全て等しい間隔Lに設定されている。なお、この間隔Lは、後述するように残存型枠1の角部を構成する2つの辺から残存型枠1のアンカーナット3までの距離の2倍に相当する。
他方、図3に示す連結プレート11Bは略長方形からなる平板状であり、その中央部にはプレス加工により表面側に部分的に突出する隆起部11aが形成されている。上記同様、この隆起部11aの中心部には止金具11bが垂設され、止金具11bの内周面には螺条11eが刻設されている。
また図3に示す連結プレート11Bの長手方向の一端(下端)側には取付け孔11cが穿設され、他端(上端)側には切欠き11dが形成されている。取付け孔11cと切欠き11d内の奥部11d1との間隔は上記同様のLである。
図4に示すように、接続部材12は、丸鋼の基端に螺条12aを刻設し、先端側をL字形状に折り曲げて接続部12bとしたものである。そして、接続部材12の螺条12aを、連結プレート11の止金具11bの内周面に形成された螺条11eに螺合させることにより、図1に示すような連結治具10となる。この際、接続部材12のねじ込み量(螺合の程度)を調整することにより、連結治具10の長さ寸法Mを自在に調節することが可能となっている。
次に、連結治具を用いて残存型枠を連結することにより構築される連結壁について説明する。
図5は本発明の連結壁を構成する残存型枠の実施例を示す斜視図である。
図5に示すように、残存型枠1はコンクリート製の略正方形状の平板であり、施工後に内面となる一方の面には複数の凹部2が設けられ、外面側となる他方の面は平滑面で形成されている。残存型枠1の内面に複数の凹部2を設けることにより、残存型枠1の軽量化、及び残存型枠1と設置後に打設するコンクリート又はモルタル22との付着性の向上が可能となっている。
残存型枠1の4つの角部近傍には、連結治具10を取り付けるためのアンカーナット3がそれぞれ埋設されている。アンカーナット3が埋設される位置は残存型枠1の角部を形成する2つの辺から等しい位置であり、これは上記間隔Lの1/2に相当する位置である。
次に、連結治具を用いた鋼矢板の補修工法ついて説明する。
図6は隣接する残存型枠同士を連結治具で連結する工程の一例を示す図、図7は複数の残存型枠を連結して構築した連結壁を示す背面図、図8は鋼矢板の補修工法の一例として、複数の残存型枠を連結した連結壁を鋼矢板に対向させて設置した状態を示す斜視図、図9は図8の平面図、図10は図8に続く鋼矢板の補修工法の一例として、鋼矢板と連結壁との間にコンクリート又はモルタルを打設した状態を示す斜視図、図11は接続部材を延長した状態を示す図9同様の平面図である。
(1)連結プレートの固定
図6に示すように、ボルト4を各連結プレート11(11A,11B)の取付け孔11c及び残存型枠1の一方の辺(図6では右辺)1Aの上下に設けられたアンカーナット3に螺合させることにより、連結プレート11を残存型枠1にそれぞれ締結固定する。この際、例えば地面に接する側(下側)のアンカーナット3には長方形状の連結プレート11Bを固定し、上側のアンカーナット3には正方形状の連結プレート11Aを固定する。
(2)残存型枠の設置
連結プレート11(11A,11B)を固定した残存型枠1を、既設の鋼矢板20の正面に、鋼矢板20から所定の距離を隔てた位置に対向する状態で設置する。
(3)接続部材の取り付け及び長さ調節
次に、螺条12aが刻設された接続部材12の基端を、連結プレート11の各止金具11b内に螺合させる。このとき、接続部材12のねじ込み量を調整して接続部材12先端の接続部12bが鋼矢板20に接するように調節する。なお、接続部材12の長さ寸法Mが足りない場合には、図11に示すようなターンバックル15を利用して延長することが好ましい。
(4)接続部材と鋼矢板との接続
次に、接続部材12先端の接続部12bとこれに対向する鋼矢板20表面との間を溶接手段により溶着固定する。これにより、残存型枠1が、鋼矢板20の正面で、且つ所定の距離を隔てた位置に強固に設置される。
(5)次の残存枠体の設置
次に、先ほど設置した残存型枠1の隣に、次の残存型枠1を隣接設置する。
上記同様、次の残存型枠1も、連結プレート(11A,11B)を一方の辺(右辺)1Aに固定した残存型枠1を用いる。ただし、残存型枠1の他方の辺(図6では左辺)1Bの上下のアンカーナット3には、あらかじめボルト4を軽く螺着させた状態で行うことが好ましい。
次の残存型枠1は、連結プレート11が取り付けられていない他方の辺(図6ではボルト4を螺着した左辺)1Bを、先の残存型枠1の連結プレート11が取り付けられた一方の辺(右辺)1Aに向くように設置する。そして、次の残存型枠1を、先の残存型枠1に接近する方向にスライド移動させる。この移動の際、ボルト4の軸が連結プレート11,11Bのそれぞれの切欠き11dに挟み込まれて奥部11d1方向に案内されることになる。
(6)連結壁の構築
そして、先の残存型枠1の一方の辺(右辺)1Aに、次の残存型枠1の他方の辺(左辺)1Bを当接させた状態おいて、次の残存型枠1側のボルト4を締めるけることにより、隣接する先の残存型枠1と次の残存型枠1とがこの間に跨設された連結プレート11(11A,11B)によって連結されて成る連結壁17が構築される。
なお、次の残存型枠1に対し、上記(3)及び(4)同様の工程を行うことにより、接続部材12を介して次の残存型枠1と鋼矢板20との間を強固に固定することが可能となる。
また上記(1)乃至(6)の各工程を繰り返して行うことにより、図9に示すように複数の残存型枠1が連結治具10によって横方向に連結される連結壁17を構築することができる。さらに、上記(5)の工程を先の残存枠体1の上端に対して行うことにより、図7及び図8に示すような高さ方向にも次の残存枠体1が連結されるようになり、より拡張された連結壁17とすることができる。
上記連結治具10を使用する方法では、残存型枠1同士を横方向に連結する際に、先の残存型枠1と次の残存型枠1とが対向する隙間に手を差し入れて、次の残存型枠1を支持する作業が不要となるため、作業の容易化と作業効率の改善を図ることができる。
(7)コンクリート又はモルタルの打設
図10に示すように、最後の工程では既設の鋼矢板20と連結壁17との間に、コンクリート又はモルタル22を充填して固化させることにより、鋼矢板20の補修が完了する。
上記補修方法では、コンクリート又はモルタル22が有する強アルカリ性により、鋼矢板20表面に安定的な不動態皮膜を形成することができるため、鋼矢板20のこれ以上の腐食を防止し、水路施設等の長寿命化を達成することが可能となる。
また連結壁17の外面は平滑な壁面からなる残存型枠1で形成されており、鋼矢板水路の凹凸状の壁面を隠して粗度係数を低減することができるため、通水面積の減少にもかかわらず、全体的な流下能力の低下を防止することができる。
さらに本発明では、連結治具10をコンクリート又はモルタル22内に埋設させることができるため、連結治具10自体の腐食を防止し、コンクリート製の連結壁17自体、又は鋼矢板20と連結壁17との間に打設されたコンクリート又はモルタル22の劣化の原因となるひび割れの発生を防止することができ、この点においても鋼矢板の長寿命化を実現することが可能となる。
特に、本発明の連結壁17を構築するコンクリート製の残存型枠1は、品質管理の行き届いた工場で製造されるため、品質だけでなく、薄くて軽く、しかも強度的にも強い特性を有する。このため、残存型枠1の施工時に大型の重機が不要であり、狭隘な施工場所であっても水路内から人力による施工も可能である。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では、1枚の連結プレート11(11A,11B)に取付け孔11cと切欠き11dと同数(4ヶまたは2ヶ)設けた構成を示して説明したが、1枚の連結プレートに取付け孔11cと切欠き11dとを設ける比率は適宜変更可能である。例えば、全て取付け孔11cとする構成としてもよいし、全て切欠き11dとする構成も可能である。ただし、上記実施例のように一辺側に取付け孔11cを形成し、他辺側に切欠き11dを形成する構成の方が、作業効率や強度を高めることができる点で有利である。
また上下に拡張する場合の鋼矢板の補修工法は、最初に残存型枠1を横方向に連結して下段側の連結へ連結壁17を構築し、次にこれらの上に残存型枠1を連結して上段側の連結壁17を構築する工法でもよし、あるいは最初に上下に連結した2枚の連結壁17を複数形成し、次にこれらを横方向に連結して行く工法でもよい。
1 : 残存型枠
1A : 残存型枠の一辺
1B : 残存型枠の他辺
2 : 凹部
3 : アンカーナット
4 : ボルト
10 : 連結治具
11 : 連結プレート
11A : 正方形状の連結プレート
11B : 長方形状の連結プレート
11a : 隆起部
11b : 止金具
11c : 取付け孔
11d : 切欠き
11e : 螺条
11d1: 切欠きの奥部
12 : 接続部材
12a : 螺条
12b : 接続部
15 : ターンバックル
17 : 連結壁
20 : 鋼矢板
22 : コンクリート又はモルタル

Claims (10)

  1. 鋼矢板(20)に対向配置された残存型枠(1)同士を連結する連結治具であって、
    隣接する残存型枠(1)間に跨設されて前記残存型枠(1)同士を連結する連結プレート(11)と、基端に前記連結プレート(11)に螺合する螺条(12a)を刻設すると共に、先端に前記鋼矢板(20)に接続される接続部(12b)を設けた接続部材(12)と、を有する構成としたことを特徴とする残存型枠用の連結治具。
  2. 連結プレート(11)を、隣接する一方の残存型枠(1)の角部近傍に螺着されたボルト(4)が挿通される取付け孔(11c)と、隣接する他方の残存型枠(1)の角部近傍に螺着されたボルト(4)を挟み込む切欠き(11d)と、中心部に垂設されて接続部材(12)の螺条(12a)に螺合する止金具(11b)とを有する構成とした請求項1記載の残存型枠用の連結治具。
  3. 接続部材(12)の先端をL字状に折り曲げた構成とした請求項1又は2記載の残存型枠用の連結治具。
  4. 接続部材(12)に、延長用のターンバックル(15)を設ける構成とした請求項1乃至3のいずれか一項に記載の残存型枠用の連結治具。
  5. 取付け孔(11c)と切欠き(11d)内の奥部(11d1)との間隔(L)として、残存型枠(1)の角部を構成する各辺から残存型枠(1)のアンカーナット(3)までの距離の2倍に設定する構成とした請求項2乃至4のいずれか一項に記載の残存型枠用の連結治具。
  6. 連結プレート(11)を略正方形状に形成すると共に、該連結プレート(11)の4つの角部を結ぶ対角線上で且つ前記対角線の交点から等距離となる4箇所の位置に、取付け孔(11c)又は切欠き(11d)を配置する構成とした請求項2乃至5のいずれか一項に記載の残存型枠用の連結治具。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の残存型枠用の連結治具(10)を用いて複数の残存型枠(1)を、横方向と高さ方向との少なくとも一方に連結して成ることを特徴とする連結壁。
  8. 残存型枠(1)を平板状に形成すると共に、一方の面に複数の凹部(2)を有する構成とした請求項7記載の連結壁。
  9. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の残存型枠用の連結治具(10)を用いた鋼矢板の補修工法であって、
    連結プレート(11)を残存型枠(1)のアンカーナット(3)に対してボルト(4)で固定する工程と、
    既設の鋼矢板(20)から所定の距離を隔てて対向する位置に、前記残存型枠(1)を設置する工程と、
    螺条(12a)が刻設された接続部材(12)の基端を前記連結プレート(11)の止金具(11b)に螺合させると共に、ねじ込み量を調整して前記接続部材(12)の長さ寸法(M)の調節を行う工程と、
    前記接続部材(12)の先端を前記鋼矢板(20)に溶着固定する工程と、
    先に設置した残存型枠(1)の横方向又は高さ方向にて隣接する位置に次の残存型枠(1)を配置すると共に、前記次の残存型枠(1)を移動させ、前記先の残存型枠(1)に固定した連結プレート(11)の切欠き(11d)内に前記次の残存型枠(1)のボルト(4)を挟み込む工程と、
    挟み込んだボルト(4)を締結して隣接する両残存型枠(1)同士を連結して連結壁(17)を構築する工程と、
    前記鋼矢板(20)と前記連結壁(17)との間にコンクリート又はモルタル(22)を充填して固化させる工程と、を有することを特徴とする鋼矢板の補修工法。
  10. 接続部材(12)の長さ寸法(M)の調節に、ターンバックル(15)を用いる請求項9記載の鋼矢板の補修工法。
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