JP2014210579A - 自動車の操向装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操向カラムの軸方向の収縮が円滑に行われ、安定性が向上できる自動車の操向装置を提供する。【解決手段】操向装置10は、車体に接するフランジ部22に形成されたマウンティングブラケット20と、衝突事故発生時開口ホール24から離脱可能なカプセル30と、マウンティングブラケット20とカプセル30との間に液状の射出物が挿入された後、固形化されて形成された射出支持部40とを備え、操向カラム12にかかる荷重が急激に低下することが防止され、操向カラム12の縦方向の収縮がより円滑になるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の操向装置に関するものであって、より詳細には、外部衝撃が加えられる場合、操向カラムが軸方向により迅速に収縮し、安定性が向上できる自動車の操向装置に関するものである。
一般に、自動車の操向装置は、自動車の進行方向を運転者の任意で変えるための装置で、操向システムともいう。前記操向装置は、操向ハンドルと、操向カラムとを含む操向操作機構と、前記操向操作機構から伝達された操向力の方向を変えると同時に、回転力を増大させる操向ギヤ機構と、前記操向ギヤ機構の作動を両車輪に伝達する操向リンク機構とを含む。
前記操向装置は、運転者の身長や体形に合わせて操向ホイールの位置および角度を調節するためのテレスコピック(Telescopic)機能またはチルト(Tilt)機能を行うようにするのが最近の傾向である。前記テレスコピック機能は、運転者の体形に合わせて操向カラムの長さを長くまたは短くして、操向ホイールと運転者との間の間隔を調節することである。前記チルト機能は、運転者の体形や姿勢に合わせて操向ホイールの傾斜角度を調節することである。
前記操向装置は、車体に固定されており、前記操向カラムを支持するマウンティングブラケットを含む。前記マウンティングブラケットには、過度の衝撃によって破損するカプセルが備えられる。したがって、車両の急制動や衝突事故の発生時に前記カプセルが破損すると、前記操向カラムが軸方向に収縮し、運転者を保護するようになる。
しかし、従来の操向装置は、衝突事故の発生時、操向カラムの横方向変形によって操向カラムの軸方向の収縮が円滑に行われず、運転者に傷害を与える危険が増加する問題がある。
特許文献1では、車両用ステアリングのマウンティング装置について開示している。
韓国公開特許第2002−0001136号明細書
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、操向カラムの軸方向の収縮が円滑に行われ、安定性が向上できる自動車の操向装置を提供することにある。
本発明の実施形態にかかる自動車の操向装置は、操向カラムを支持し、車体に接するフランジ部と、前記フランジ部に形成され、一側に向かって開口した開口ホールとを含むマウンティングブラケットと、前記開口ホールにスライディング結合され、衝突事故の発生時、前記開口ホールから離脱可能なカプセルと、前記カプセルと前記フランジ部との間を固定させ、衝撃が加えられると、前記カプセルまたはフランジ部から剪断可能な少なくとも1つ以上の射出支持部とを含むことができる。
前記射出支持部は、液状の射出物を前記カプセルと前記フランジ部との間に満たした後、固形化して形成することができる。
前記カプセルがスライディングされる前記開口ホールの両側に沿って一対の前記射出支持部が備えられるとよい。
前記フランジ部には、前記カプセルがスライディングされる前記開口ホールの側面に沿って液状の射出物が挿入されるように、少なくとも1つ以上の段差部が形成されるとよい。
前記段差部には、前記段差部に連結され、前記液状の射出物が挿入されるように、少なくとも1つ以上の挿入ホールが形成されるとよい。
前記カプセルの前記フランジ部に当接する部分には、少なくとも1つ以上の射出ホールが形成され、前記少なくとも1つ以上の射出ホールを通して液状の射出物が注入されるとよい。
前記射出ホールに満たされた液状の射出物が固形化され、前記カプセルおよび前記射出支持部を固定させ、衝撃によって剪断可能な射出ピンが形成されるとよい。
前記開口ホールの両側は、8°〜12°の範囲の角度を形成し、開口ホールの両側の間の間隔は、前記一側にいくほど広くなるとよい。
本発明の他の実施形態にかかる自動車の操向装置は、車体に接するフランジ部と、前記フランジ部に形成され、一側に向かって開口した開口ホールとを含むマウンティングブラケットと、前記開口ホールにスライディング結合され、衝撃が加えられると、前記開口ホールから離脱可能なカプセルと、前記カプセルと前記フランジ部との間を固定させ、衝撃が加えられると、前記カプセルまたはフランジ部から剪断可能な少なくとも1つ以上の射出支持部と、前記射出支持部および前記カプセルを固定させ、衝撃によって剪断可能な少なくとも1つ以上の射出ピンとを含むことができる。
前記フランジ部には、前記カプセルがスライディングされる前記開口ホールの側面に沿って少なくとも1つ以上の段差部が形成され、前記段差部に挿入された液状の射出物が固形化され、前記射出支持部を形成することができる。
前記段差部には、前記段差部に連結され、前記液状の射出物が挿入されるように、少なくとも1つ以上の挿入ホールが形成されるとよい。
前記カプセルの前記フランジ部に当接する部分には、液状の射出物が注入可能な少なくとも1つ以上の射出ホールが形成されるとよい。
前記射出ホールに満たされた液状の射出物が固形化され、前記射出ピンが形成されるとよい。
前記開口ホールの両側は、8°〜12°の範囲の角度を形成し、開口ホールの両側の間の間隔は、前記一側にいくほど広くなるとよい。
本発明の第1実施形態にかかる自動車の操向装置と、マウンティングブラケットからカプセルの分解された状態が示された概略図である。 本発明の第1実施形態にかかるマウンティングブラケットとカプセルとの結合された状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかるマウンティングブラケットの斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかるマウンティングブラケットからカプセルの離脱する状態が示された斜視図である。 外部衝撃が操向装置に加えられる場合の荷重変化を示すグラフである。 本発明の第2実施形態にかかる自動車の操向装置が示された概略図である。 本発明の第2実施形態にかかるマウンティングブラケットとカプセルとの結合された状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかるマウンティングブラケットの斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかるマウンティングブラケットからカプセルの離脱する状態が示された斜視図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態にかかる自動車の操向装置について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる自動車の操向装置と、マウンティングブラケットからカプセルの分解された状態が示された概略図であり、図2は、本発明の第1実施形態にかかるマウンティングブラケットとカプセルとの結合された状態を示した斜視図であり、図3は、本発明の第1実施形態にかかるマウンティングブラケットの斜視図であり、図4は、本発明の第1実施形態にかかるマウンティングブラケットからカプセルの離脱する状態が示された斜視図であり、図5は、外部衝撃が操向装置に加えられる場合の荷重変化を示したグラフである。
図1〜図4を参照すれば、本発明の第1実施形態にかかる自動車の操向装置10は、操向カラム12と、マウンティングブラケット20と、カプセル30と、射出支持部40と、射出ピン43とを含む。
マウンティングブラケット20は、操向カラム12を囲むように形成され、その一側にチルトブラケット21が形成される。操向カラム12を囲むマウンティングブラケット20部分の両側には、車体(図示せず)に接するフランジ部22が形成される。各フランジ部22には、一側に向かって開口した開口ホール24が形成される。開口ホール24の両側は、カプセル30の離脱が容易となるように、約8°〜12°の範囲の角度を形成し、開口ホール24の両側の間の間隔は、一側にいくほど広くなる。例えば、開口ホール24の両側は、10°の角度を形成することができる。
フランジ部22には、カプセル30がスライディングされる開口ホール24の両側面に沿って一対の段差部26が形成される。前記段差部26には射出物が載置される。前記各段差部26は、開口ホール24の側面に近接したフランジ部22の上面および内側面に形成される。つまり、図3を参照すれば、段差部26は、「¬」形状からなる。段差部26は、開口ホール24の両側面の一部分にのみ形成されてもよく、開口ホール24の両側面の全長に形成されてもよい。
ここで、フランジ部22の段差部26には、複数の挿入ホール28が形成される。挿入ホール28は、段差部26に連結され、挿入ホール28には、射出物の一部が挿入される。挿入ホール28は、互いに所定間隔離隔して形成される。例えば、各段差部26には、2つの挿入ホール28が形成され、前記2つの挿入ホール28は、カプセル30のスライディング方向に沿って互いに所定間隔離隔可能である。
カプセル30の両側面には、一対のスライディング溝34が形成される。前記開口ホール24の両側面は、前記一対のスライディング溝34にそれぞれスライディング可能に挿入される。したがって、前記カプセル30は、前記開口ホール24にスライディング可能に挿入される。また、カプセル30には、締結部材(図示せず)を通して車体に結合されるように締結ホール32が形成される。さらに、カプセル30のフランジ部22に当接する部分には、複数の射出ホール31が形成されている。前記複数の射出ホール31は、カプセル30のスライディング方向に沿って互いに所定間隔離隔して形成されるとよい。前記射出物は、液体状態で前記複数の射出ホール31に注入され、前記段差部26に満たされる。本実施形態では、射出ホール31の直径が約1.1mmであるとよいが、これに限定されない。射出ホール31の直径は、射出ピン43の直径と同一である。また、本実施形態の射出ホール31の直径は、従来の射出ホール31の直径より小さい。
一方、射出支持部40は、射出ホール31を通して段差部26に供給された液状の射出物が固められて形成される。つまり、カプセル30がマウンティングブラケット20に結合された状態で、液状の射出物が射出ホール31を通して段差部26に供給される。その後、前記液状の射出物は段差部26で固められ、射出支持部40を形成する。射出物は、プラスチックなどの合成樹脂を使用することができる。一対の射出支持部40は、カプセル30がスライディングされる開口ホール24の両側にそれぞれ備えられる。各射出支持部40は、段差部26に対応する第1支持部41と、挿入ホール28に対応する第2支持部42とを含む。理解のために、図1では、本発明の実施形態にかかる射出支持部40が、カプセル30およびマウンティングブラケット20から分離されたことを示している。しかし、実際には、カプセル30がマウンティングブラケット20に結合された状態で、液状の射出物が段差部26に供給されて固形化されるため、射出支持部40は、カプセル30およびフランジ部22に一体に結合される。平常時、射出支持部40は、カプセル30とフランジ部22とを互いに固定させ、衝突事故の発生時に加えられる衝撃によって、前記射出支持部40は、カプセル30およびフランジ部22から剪断される。
射出ピン43は、射出ホール31に満たされた液状の射出物が固形化されて形成されたもので、ピン形状からなる。射出ピン43は、カプセル30および射出支持部40に一体に結合される。したがって、平常時、射出ピン43は、カプセル30および射出支持部40を固定させ、衝突事故の発生時に加えられる衝撃によって、射出ピン43は、カプセル30および射出支持部40から剪断される。
本発明の第1実施形態にかかる射出支持部40の製作方法を詳細に説明する。
まず、マウンティングブラケット20の開口ホール24にカプセル30をスライディング挿入する。
以降、カプセル30の射出ホール31を通して液状の射出物を挿入すると、射出物が段差部26および挿入ホール28に満たされる。段差部26および挿入ホール28に満たされた後、射出物が射出ホール31にも満たされる。
その後、液状の射出物は、段差部26および挿入ホール28で固形化され、射出支持部40を形成する。また、液状の射出物は、射出ホール31で固形化され、射出ピン43を形成する。
射出物が固形化されると、カプセル30とマウンティングブラケット20のフランジ部22とは固定される。
この状態で、衝突事故の発生や外部の衝撃が操向装置10に加えられると、射出ピン43が先に破損し、射出支持部40も剪断される。したがって、カプセル30がマウンティングブラケット20のフランジ部22から離脱し始める。カプセル30が離脱するにつれ、操向カラム12が軸方向(縦方向)に収縮するようになる。
この時、射出ピン43の直径が従来の射出ピンの直径より小さくなったため、射出ピン43の破壊剪断力が従来より減少できる。つまり、より小さい力によって射出ピン43が簡単に破損し得るため、より迅速にカプセル30が離脱できる。
仮に、射出ピン43の直径が小さくなっても、走行中に射出支持部40によってカプセル30とマウンティングブラケット20との固定力が十分に確保できる。また、一定の衝撃荷重では、射出支持部40が剪断されるため、カプセル30の離脱が可能になる。
一方、図5には、従来の操向カラム12にかかる荷重Bと、本発明の実施形態にかかる操向カラム12にかかる荷重Aを示した。ここで、図5の横軸は、操向カラム12の軸方向の収縮距離を示し、縦軸は、操向カラム12に加えられる横方向の荷重を示す。従来の操向カラム12にかかる荷重は急激に低下するのに対し、本発明の実施形態にかかる操向カラム12にかかる荷重は、射出支持部40によって徐々に減少する。
本発明の実施形態によれば、カプセル30の離脱時、射出支持部40によって残圧(residual load)が維持されるため、操向カラム12にかかる荷重が急激に低下することが防止可能になる。
図5を参照すれば、衝突事故の発生や外部の衝撃によって衝撃荷重が操向装置10に加えられると、カプセル30が離脱するにつれ、操向カラム12に横方向の荷重が加えられるようになる。この場合、従来技術によれば、操向カラム12に横方向の荷重が初期には大きく加えられてから、急激に横方向の荷重が低下し(図5の「B」参照)、操向カラム12の横方向の変位が大きくなる。したがって、操向カラム12の縦方向の収縮が困難になる問題が発生する。
これに対し、本発明の実施形態によれば、カプセル30がスライディング離脱しながら操向カラム12に横方向の荷重が加えられると、射出支持部40によって剪断応力が維持されるため、操向カラム12に加えられる横方向の荷重が徐々に低下する現象が発生する(図5の「A」参照)。したがって、操向カラム12の横方向の変位が最小化される。
前述のように、射出ピン43の直径を最少化して射出ピン43がより簡単に破損するようにして、初期に操向カラム12にかかる荷重は減少させるのに対し、射出ピン43のほか、射出支持部40を備えて、射出支持部40が徐々に破損しながら操向カラム12にかかる荷重が急激に低下することなく徐々に低下し得る。したがって、操向カラム12の横方向の変位が最小化され、縦方向の収縮が円滑になり得る。
また、本発明の第1実施形態では、射出支持部40が段差部26に満たされた液状の射出物によって形成された第1支持部41と、挿入ホール28に満たされた液状の射出物によって形成された第2支持部42とからなることにより、射出支持部40がより強固にマウンティングブラケット20に固定され、残圧を維持するのにより効果的である。
図6は、本発明の第2実施形態にかかる自動車の操向装置が示された概略図であり、図7は、本発明の第2実施形態にかかるマウンティングブラケットとカプセルとの結合された状態を示した斜視図であり、図8は、本発明の第2実施形態にかかるマウンティングブラケットの斜視図であり、図9は、本発明の第2実施形態にかかるマウンティングブラケットからカプセルの離脱する状態が示された斜視図である。
図6〜図9を参照すれば、本発明の第2実施形態にかかる自動車の操向装置は、操向カラム112と、マウンティングブラケット120と、カプセル130と、射出支持部140と、射出ピン143とを含み、マウンティングブラケット120のフランジ部122には、射出物が載置される段差部126が形成される。しかし、本発明の第1実施形態とは異なり、本発明の第2実施形態によれば、段差部126に複数の挿入ホールが形成されない。
本発明の第2実施形態にかかる操向カラム112、マウンティングブラケット120、フランジ部122、カプセル130、射出支持部140および射出ピン143は、本発明の第1実施形態にかかる構成と同一または対応しているので、これに関する説明は省略する。
本発明の第2実施形態によれば、射出ピン143の直径を最小化することができて射出ピン143がより簡単に破損するようにして、初期に操向カラム112にかかる荷重を減少させるのに対し、射出ピン143のほか、射出支持部140を備えて、射出支持部140が徐々に破損しながら操向カラム112にかかる荷重が急激に低下することなく徐々に低下し得る。したがって、操向カラム112の横方向の変位が最小化され、縦方向の収縮が円滑になり得る。
また、図6を参照すれば、射出支持部140の形状が単純化され、その製作が容易である利点がある。
本発明の実施形態によれば、射出ピンのほか、マウンティングブラケットとカプセルとを固定する射出支持部が備えられることにより、衝突事故の発生によるカプセルの離脱時、射出支持部によって残圧が維持可能になる。したがって、操向カラムにかかる荷重が急激に低下することが防止され、操向カラムの横方向の変位が最小化され、操向カラムの縦方向の収縮がより円滑になる効果がある。
また、射出ピンの直径を最少化しても、射出支持部によって、走行中にカプセルとマウンティングブラケットとの固定力が十分に確保され得、射出ピンの直径の最小化によって初期に操向カラムにかかる荷重を減少させることができる利点がある。
本発明は、図面に示された実施形態を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、本技術分野における通常の知識を有する者であれば、これから多様な変形および均等な他の実施形態が可能である点を理解することができる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付した特許請求の範囲の技術的思想によって定められなければならない。
20、120:マウンティングブラケット
22、122:フランジ部
24、124:開口ホール
30、130:カプセル
31、131:射出ホール
40:射出支持部
41:第1支持部
42:第2支持部
43、143:射出ピン

Claims (14)

  1. 操向カラムを支持し、車体に接するフランジ部と、前記フランジ部に形成され、一側に向かって開口した開口ホールとを含むマウンティングブラケットと、
    前記開口ホールにスライディング結合され、衝突事故の発生時、前記開口ホールから離脱可能なカプセルと、
    前記カプセルと前記フランジ部との間を固定させ、衝撃が加えられると、前記カプセルまたはフランジ部から剪断可能な少なくとも1つ以上の射出支持部とを含むことを特徴とする、自動車の操向装置。
  2. 前記射出支持部は、液状の射出物を前記カプセルと前記フランジ部との間に満たした後、固形化して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の操向装置。
  3. 前記カプセルがスライディングされる前記開口ホールの両側に沿って一対の前記射出支持部が備えられることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の操向装置。
  4. 前記フランジ部には、前記カプセルがスライディングされる前記開口ホールの側面に沿って液状の射出物が挿入されるように、少なくとも1つ以上の段差部が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の自動車の操向装置。
  5. 前記段差部には、前記段差部に連結され、前記液状の射出物が挿入されるように、少なくとも1つ以上の挿入ホールが形成されたことを特徴とする、請求項4に記載の自動車の操向装置。
  6. 前記カプセルの前記フランジ部に当接する部分には、少なくとも1つ以上の射出ホールが形成され、前記少なくとも1つ以上の射出ホールを通して液状の射出物が注入されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の操向装置。
  7. 前記射出ホールに満たされた液状の射出物が固形化され、前記カプセルおよび前記射出支持部を固定させ、衝撃によって剪断可能な射出ピンが形成されることを特徴とする、請求項6に記載の自動車の操向装置。
  8. 前記開口ホールの両側は、8°〜12°の範囲の角度を形成し、開口ホールの両側の間の間隔は、前記一側にいくほど広くなることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の操向装置。
  9. 車体に接するフランジ部と、前記フランジ部に形成され、一側に向かって開口した開口ホールとを含むマウンティングブラケットと、
    前記開口ホールにスライディング結合され、衝撃が加えられると、前記開口ホールから離脱可能なカプセルと、
    前記カプセルと前記フランジ部との間を固定させ、衝撃が加えられると、前記カプセルまたはフランジ部から剪断可能な少なくとも1つ以上の射出支持部と、
    前記射出支持部および前記カプセルを固定させ、衝撃によって剪断可能な少なくとも1つ以上の射出ピンとを含むことを特徴とする、自動車の操向装置。
  10. 前記フランジ部には、前記カプセルがスライディングされる前記開口ホールの側面に沿って少なくとも1つ以上の段差部が形成され、
    前記段差部に挿入された液状の射出物が固形化され、前記射出支持部を形成することを特徴とする、請求項9に記載の自動車の操向装置。
  11. 前記段差部には、前記段差部に連結され、前記液状の射出物が挿入されるように、少なくとも1つ以上の挿入ホールが形成されたことを特徴とする、請求項10に記載の自動車の操向装置。
  12. 前記カプセルの前記フランジ部に当接する部分には、液状の射出物が注入可能な少なくとも1つ以上の射出ホールが形成されることを特徴とする、請求項9に記載の自動車の操向装置。
  13. 前記射出ホールに満たされた液状の射出物が固形化され、前記射出ピンが形成されることを特徴とする、請求項12に記載の自動車の操向装置。
  14. 前記開口ホールの両側は、8°〜12°の範囲の角度を形成し、開口ホールの両側の間の間隔は、前記一側にいくほど広くなることを特徴とする、請求項9に記載の自動車の操向装置。
JP2014085719A 2013-04-18 2014-04-17 自動車の操向装置 Pending JP2014210579A (ja)

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