JP5605494B2 - ステアリングコラム用支持装置 - Google Patents
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Description
自動車用ステアリング装置は、図15に示す様に構成して、ステアリングホイール1の回転をステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達し、この入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4、4を押し引きして、前車輪に舵角を付与する様にしている。前記ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定されており、このステアリングシャフト5は、円筒状のステアリングコラム6を軸方向に挿通した状態で、このステアリングコラム6に回転自在に支持されている。又、前記ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続し、この中間シャフト8の前端部を、別の自在継手9を介して、前記入力軸3に接続している。尚、前記中間シャフト8は、トルクを伝達可能に、且つ、衝撃荷重により全長を収縮可能に構成している。そして、衝突事故の際(次述する一次衝突の際)に、前記ステアリングギヤユニット2の後方への変位に拘らず、前記ステアリングシャフト5を介して前記ステアリングホイール1が後方に向けて変位する(運転者の身体に向けて突き上げられる)事を防止できる様に構成している。
上述の図19〜21に示した従来構造の場合、前記コラム側ブラケット12aに固定した係止カプセル19と前記車体側ブラケット11aとの係合部が、幅方向中央部の1箇所のみである。この為、二次衝突時にこの係合部を外し、前記ステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングが容易になる。
更に、二次衝突時に於ける運転者の保護充実を図るべく、上述の従来構造を改良した構造として本発明者等は、図22〜26に示す様なステアリングコラム用支持装置に関する発明を行った。本発明は、この先発明に係るステアリングコラム用支持装置を改良したものであり、この先発明に係る構造と共通点が多い為、先ず、この先発明に係る構造に就いて、図22〜26により説明する。
先ず、二次衝突時にステアリングホイール1を前方に安定して変位させる為のチューニングの容易化は、前記車体側ブラケット11と前記係止カプセル47とを、この車体側ブラケット11の幅方向中央部のみで係合させる事により図れる。
このうちの車体側ブラケットは、車体側に支持固定されて、二次衝突時にも前方に変位する事がない。
又、前記係止切り欠きは、前記車体側ブラケットの幅方向中央部に形成されたもので、この車体側ブラケットの前端縁側が開口している。
又、前記コラム側ブラケットは、ステアリングコラム側に支持されて、前記二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位する。
更に、前記係止カプセルは、前記コラム側ブラケットに固定された状態で、両端部を前記係止切り欠きに係止すると共に、上端両側部をこの係止切り欠きの両側部分で前記車体側ブラケットの上側に位置させている。
そして、前記係止カプセルと前記車体側ブラケットとを、前記二次衝突時に加わる衝撃荷重に基づいて裂断する結合部材で結合する事により、前記コラム側ブラケットを前記車体側ブラケットに対し、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持している。
即ち、前記係止切り欠きのうちで、少なくとも前記二次衝突が発生する以前に前記係止カプセルが係合している部分の左右両側縁を、前記ステアリングコラムの中心軸と平行である、前記係止切り欠きの中心線に対して互いに逆方向に傾斜させている。傾斜させている方向は、この係止切り欠きの左右方向に関する幅寸法が前方に向かうに従って漸次大きくなる方向としている。又、傾斜させている範囲は、少なくとも、前記二次衝突が発生する以前に、前記係止カプセルの左右両側縁と係合する部分の全長に亙る範囲とし、好ましくは、この係止カプセルの前端面よりも少し前寄り部分まで同じ方向に、同じ角度だけ傾斜させる。
又、前記コラム側ブラケットと前記係止カプセルとを、互いに溶接可能な金属板製としている。このうちの係止カプセルは、前記コラム側ブラケットの上端部に設けられた上板部の上面に、この上板部に重ね合わされた状態でこの上板部に溶接固定される基板部と、この基板部の幅方向両端部から上方に折れ曲がった、前記係止切り欠きのうちで少なくとも前記二次衝突が発生する以前に前記係止カプセルが係合している部分の左右両側縁と同方向に傾斜した左右1対の立ち上がり部と、これら両立ち上がり部の上端から、互いに反対方向である、前記基板部に対し外側に折れ曲がった、左右1対の鍔部とを備えたものとしている。そして、前記コラム側ブラケットと前記係止カプセルとを互いに溶接すると共に、前記車体側ブラケットのうちで前記係止切り欠きの両側部分を、前記コラム側ブラケットの上面と前記両鍔部の下面との間に、前記二次衝突時にこのコラム側ブラケットに加わる衝撃エネルギに基づいて離脱可能に係合させている。
又、前記二次衝突発生の瞬間に係止カプセルが押される方向に拘らず、この係止カプセルの側縁が車体側ブラケットの係止切り欠きの側縁に強く押し付けられない様にする事は、前記左右両側縁を、前方に向かうに従って互いの間隔が広がる方向に、互いに逆方向に傾斜させた事により図れる。
これに対して、前記二次衝突に伴って前記係止カプセルに加わる力の作用方向が、前記係止切り欠きの内側縁の傾斜角度を超えて大きくなった場合には、前記係止カプセルの左右両側面のうちの何れかの側面が、前記両内側縁のうちの何れかの側縁に押し付けられる。この場合でも、当該側面を当該側縁に押し付ける方向に作用する分力の大きさは、当該側縁の傾斜角度に見合う分だけ、小さく抑えられる。この為、前記二次衝突の発生の瞬間に、前記係止カプセルを前方に変位させ始める為に要する荷重を低く抑えて、この瞬間に運転者の身体に加わる衝撃を緩和し、運転者の保護充実を図れる。
即ち、それぞれが金属板製である、前記係止カプセルと前記コラム側ブラケットとを溶接により結合固定する為、この係止カプセルの上側にボルトの先端部を突出させると共に、この先端部にナットを螺着する必要がなくなる。従って、前述の従来構造及び先発明構造の場合に生じた、ボルト及びナットの存在に基づく組立寸法の増大を抑えられて、小型・軽量化を図れる。又、これらボルト及びナットが不要になる事に基づいて低コスト化を、小型化に基づいて、ステアリング装置設置部分の設計の自由度確保を図れる。
図1〜4は、本発明に関する参考例の第1例を示している。尚、本参考例の特徴は、二次衝突の発生時に、ステアリングコラム6cに加わる衝撃荷重の作用方向に拘らず、車体側ブラケット11bに対する係止カプセル47bの前方への変位開始に要する荷重を低く抑えるべく、この車体側ブラケット11bに形成した係止切り欠き45aの形状を工夫し、それに合わせて、前記係止カプセル47bの形状を、前述の図22〜26に示した先発明に係る構造と異ならせた点にある。その他の部分の構造及び作用は、この先発明に係る構造と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本参考例の特徴部分、及び、前記先発明に係る構造と異なる部分を中心に説明する。
即ち、前記二次衝突に伴って、前記係止カプセル47bを真っ直ぐ前方に押圧する力が加わった場合、及び、斜め前方に加わった場合でも、前記係止カプセル47bに加わる力の作用方向の、前記係止切り欠き45aの中心線αに対する傾斜角度が、この係止切り欠き45aの内側縁の傾斜角度θ未満の場合には、この係止切り欠き45aの左右両内側縁と、これら両内側縁に対向する、前記係止カプセル47bの左右両側面とが直ちに離れる。従って、これら両内側縁と相手面との間に大きな摩擦力が作用する事はない。
図5は、本発明に関する参考例の第2例を示している。本参考例の場合には、車体側ブラケット11cの幅方向中央部に形成した係止切り欠き45bのうちで、二次衝突が発生する以前に係止カプセル47bよりも前方に露出している部分のうち前半部分を、前記係止切り欠き45bの中心線αに対し平行にしている。要するに、この係止切り欠き45bの左右両側縁のうちで、前記二次衝突発生の瞬間及び発生の直後に前記係止カプセル47bの側面と係合する部分のみを、前方に向かうに従って互いの間隔が広がる方向に傾斜させている。そして、前記二次衝突に伴って前記係止カプセル47bが前方に変位し始めた後は、この係止カプセル47bを前方に向け、前記中心線α方向に案内する様にしている。
その他の部分の構成及び作用は、前述した本発明に関する参考例の第1例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
図6〜7は、本発明に関する参考例の第3例を示している。本参考例の場合には、車体側ブラケット11dの幅方向中央部に形成した係止切り欠き45cのうちで、二次衝突が発生する以前に係止カプセル47bよりも前方に露出している部分のうち中間部乃至前端部を、前記係止切り欠き45cの中心線αに対し、前記二次衝突が発生する以前に前記係止カプセル47bが係合している後半部分の左右両側縁とは逆方向に傾斜させている。そして、前記中間部乃至前端部の幅寸法を、前方に向かうに従って漸減させている。前記係止切り欠き45cの前端開口部の幅wは、前記係止カプセル47bの下半部でこの係止切り欠き45cと係合している部分の幅Wよりも小さい(w<W)。
その他の部分の構成及び作用は、前述した本発明に関する参考例の第1例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。尚、本参考例の様に、車体側ブラケットの前部で係止切り欠きを両側から挟む部分を波形形状とする構造は、前述の本発明に関する参考例の第1〜2例の構造と組み合わせて実施する事もできる。
図8の(A)〜(C)は、本発明に関する参考例の第4〜6例を示している。先に述べた参考例の第1〜3例が、何れも車体側ブラケットの前部を後部と同一平面上に位置させていたのに対して、図8の(A)に示した第4例の構造の場合には、前部を後部に対し上方に曲げ形成している。又、図8の(B)に示した第5例の構造の場合には、前部を後部に対し下方に曲げ形成している。更に、図8の(C)に示した第6例の構造の場合には、前部を後部に対し下方に(上方でも可)に曲げ形成すると共に、この前部を波形としている。この様な第4〜6例の構造の場合には、二次衝突発生後に於ける、ステアリングホイールの上下位置を規制できる。
図9〜13は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、係止カプセル47cとコラム側ブラケット33との結合部の構造を簡略化すべく、これら係止カプセル47cとコラム側ブラケット33とを、炭素鋼板等、互いに溶接可能で、しかも十分な強度及び剛性を確保できる、同種の金属板により造ると共に、前記係止カプセル47cの形状を工夫している。即ち、この係止カプセル47cは、基板部67と、左右1対の立ち上がり部68、68と、左右1対の鍔部69、69とを備える。このうちの基板部67は、平板状である。又、前記両立ち上がり部68、68は、この基板部67の幅方向両端部から上方に、ほぼ直角に折れ曲がっている。又、これら両立ち上がり部68、68は、車体側ブラケット11bに形成した係止切り欠き45aの左右両側縁と同じ方向に、同じ角度で傾斜させて、前記両立ち上がり部68、68同士の間隔を、前方に向かうに従って狭くしている。更に、前記両鍔部69、69は、前記両立ち上がり部68、68の上端から互いに反対方向に折れ曲がっている。これら両鍔部69、69の下面と前記基板部67の下面との間に存在する段差の高さHは、前記車体側ブラケット11bを構成する金属板の厚さtよりも、僅かに大きく(H>t)している。
その他の部分の構成及び作用は、前述の本発明に関する参考例の第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
図14は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の構造は、前述の図6〜7に示した本発明に関する参考例の第3例に組み込んだ車体側ブラケット11dと、上述の図9〜11に示した実施の形態の第1例に組み込んだ、金属板製の係止カプセル47cとを組み合わせている。
この様な本例の構造は、前記参考例の第3例により得られる作用・効果と、前記実施の形態の第1例により得られる作用・効果とを合わせて得られる。
その他の部分の構成及び作用は、前述の本発明に関する参考例の第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
又、本発明を実施する場合に、車体側ブラケットに対して係止カプセルを結合するには、必ずしも、係止ピンを圧入したり、合成樹脂をインジェクション成形する必要はない。例えば、車体側ブラケットに形成した係止切り欠きに、係止カプセルの係止溝部分を圧入して、これら車体側ブラケットと係止カプセルとを結合する事もできる。
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a、5b ステアリングシャフト
6、6a、6b、6c ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10、10a ハウジング
11、11a、11b、11c、11d 車体側ブラケット
12、12a、12b コラム側ブラケット
13 ハウジング側ブラケット
14a、14b 取付板部
15a、15b 切り欠き
16a、16b 滑り板
17 エネルギ吸収部材
18 係止切り欠き
19 係止カプセル
20、20a 係止溝
21a、21b 係止孔
22 係止ピン
23 インナコラム
24 アウタコラム
25 アウタシャフト
26 玉軸受
27 電動モータ
28 制御器
29 支持筒
30 中心孔
31 スリット
32 被支持板部
33 コラム側ブラケット
34 支持板部
35 上下方向長孔
36 前後方向長孔
37 調節ロッド
38 頭部
39 ナット
40 駆動側カム
41 被駆動側カム
42 カム装置
43 調節レバー
44 摩擦板ユニット
45、45a、45b、45c 係止切り欠き
46 取付孔
47、47a、47b、47c 係止カプセル
48、48a 鍔部
49a、49b、49c 小通孔
50 係止ピン
51 ボルト
52 ナット
53 係止溝
54 リベット
55 小切り欠き部
56 合成樹脂
57 隙間
58 垂下板部
59 エネルギ吸収部材
60 基部
61 凸面
62 小通孔
63 波形部分
64 隙間
65 折り返し部
66 延出部
67 基板部
68 立ち上り部
69 鍔部
70 上板部
71 溶接
72 係止溝
73 金属板
74 凸曲面
Claims (3)
- 内側にステアリングシャフトを回転自在に支持する為のステアリングコラムと、車体側に支持固定されて、二次衝突時にも前方に変位する事のない車体側ブラケットと、この車体側ブラケットの幅方向中央部に形成された、この車体側ブラケットの前端縁側が開口した係止切り欠きと、前記ステアリングコラム側に支持されて、二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位するコラム側ブラケットと、このコラム側ブラケットに固定された状態で、両端部を前記係止切り欠きに係止すると共に、左右両端部をこの係止切り欠きの両側部分で前記車体側ブラケットの上側に位置させた係止カプセルとを備え、この係止カプセルの一部を前記係止切り欠きの内側に位置させた状態で、この係止カプセルと前記車体側ブラケットとを組み合わせる事により、前記コラム側ブラケットを前記車体側ブラケットに対し、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持したステアリングコラム用支持装置に於いて、前記係止切り欠きのうちで少なくとも前記二次衝突が発生する以前に前記係止カプセルが係合している部分の左右両側縁が、前記ステアリングコラムの中心軸と平行である、前記係止切り欠きの中心線に対して互いに逆方向に、且つ、この係止切り欠きの左右方向に関する幅寸法が前方に向かうに従って漸次大きくなる方向に傾斜しており、前記コラム側ブラケットと前記係止カプセルとは互いに溶接可能な金属板製であり、このうちの係止カプセルは、前記コラム側ブラケットの上端部に設けられた上板部の上面に、この上板部に重ね合わされた状態でこの上板部に溶接固定される基板部と、この基板部の幅方向両端部から上方に折れ曲がった、前記係止切り欠きのうちで少なくとも前記二次衝突が発生する以前に前記係止カプセルが係合している部分の左右両側縁と同方向に傾斜した左右1対の立ち上がり部と、これら両立ち上がり部の上端から互いに前記基板部に対して外側方向に反対方向に折れ曲がった左右1対の鍔部とを備えたものであって、前記コラム側ブラケットと前記係止カプセルとが互いに溶接されると共に、前記車体側ブラケットのうちで前記係止切り欠きの両側部分が、前記コラム側ブラケットの上面と前記両鍔部の下面との間に、前記二次衝突時にこのコラム側ブラケットに加わる衝撃エネルギに基づいて離脱可能に係合している事を特徴するステアリングコラム用支持装置。
- 前記係止カプセルと前記車体側ブラケットとが、前記二次衝突に基づいて加わる衝撃荷重により裂断する複数の結合部材により結合されており、これら各結合部材は、前記係止カプセルの上半部から少なくとも左右両側方に突出する状態で設けられた鍔部に形成された小通孔と、前記車体側ブラケットの一部でこれら各小通孔に整合する部分に、それぞれがこれら各小通孔に整合する部分に形成された受け入れ部との間に合成樹脂を射出成形する事により造られており、この合成樹脂の一部が、前記係止切り欠きの内面と前記係止カプセルのうちでこの内面に対向する面との間に進入して、これら各面同士の間に存在する隙間のうちの少なくとも一部を塞いでいる、請求項1に記載したステアリングコラム用支持装置。
- 前記各受け入れ部が前記係止切り欠きに開口している小切り欠き部であり、前記各小通孔及びこれら各小切り欠き部に注入した合成樹脂の一部が、前記係止切り欠きの左右両内側縁と前記係止カプセルのうちでこれら両側縁に対向する面との間に存在する隙間を全長に亙り塞いでいる、請求項2に記載したステアリングコラム用支持装置。
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