JP4897541B2 - 衝撃吸収式操舵装置 - Google Patents

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    • F16F7/123Deformation involving a bending action, e.g. strap moving through multiple rollers, folding of members

Description

本発明は、例えば、自動車等に用いられる衝撃吸収式操舵装置に関する。
従来から、車両用操舵装置においては、自動車の衝突事故の際、衝突の反動で運転者がステアリングホイールに衝突するいわゆる二次衝突が生じた場合に、ステアリングコラムを軸方向へ収縮させたり、車体から離脱させたりすることで、運転者を保護する衝撃吸収構造を有している。特に、ステアリングコラムを車体から離脱させる構造においては、ステアリングホイールに衝突した際の運転者への衝撃荷重を、金属板を引き裂く際に生じる抵抗によって、緩和するものがある。
上記のように金属板を引き裂くことで衝撃荷重を緩和させる従来の衝撃吸収式操舵装置には、図7に示すように、図示しないステアリングコラムに一体に固定された離脱ブラケット101と、車体側に固定される固定ブラケット102と、これらの間に設けられた衝撃吸収部材103と、を有したものがある。
衝撃吸収部材103は、幅方向ほぼ中央に位置する第1の車体側固定片104と、その両側側方に溝部105,106を介して連接された、第1及び第2のステアリング側固定片107,108と、これら第1及び第2のステアリング側固定片107,108の外側側面に溝部109,110を介して連接された、第2及び第3の車体側固定片111,112とを有している。
第2及び第3の車体側固定片111,112は、その先端が固定ブラケット102に溶接等によって接合固定されている。また、第1及び第2のステアリング側固定片107,108は、その先端が離脱ブラケット101に溶接等によって固定されている。
第1の車体側固定片104の端部には、貫通孔104aが形成されている。固定ブラケット102には、この貫通孔104aに同軸となるように貫通孔102aが形成されている。これら貫通孔102a,104aには、連結ピン113が挿通されており、この連結ピン113によって、第1の車体側固定片104は、固定ブラケット102に固定されている。
また、連結ピン113は、固定ブラケット102の上方に固定されたアクチュエータ114によって進退自在であり、連結ピン113を退避させることで、第1の車体側固定片104を固定ブラケット102から解放できるように構成されている。
上記構成の衝撃吸収式操舵装置は、二次衝突によってステアリングコラムが前記車体に対して相対移動したときに、各固定片が引き裂かれ、その引き裂く際の抵抗によって、運転者への衝撃荷重を緩和することができるものであり、その衝撃荷重が比較的大きい場合には、連結ピン113を進出させた状態で第1の車体側固定片104を固定ブラケット102に固定し、ステアリングコラムの相対移動によって、すべての溝部105,106,109,110に沿って各固定片を引き裂く。
一方、衝撃荷重が比較的小さい場合には、連結ピン113を退避させて第1の車体側固定片104を固定ブラケット102から解放する。このため、第1及び第2のステアリング側固定片107,108と、第2及び第3の車体側固定片111,112との間に位置する溝部109,110のみが引き裂かれ、溝部105,106は引き裂かれない。
すなわち、この衝撃吸収式操舵装置は、二次衝突による衝撃荷重の大きさに応じて、アクチュエータ109を作動させて引き裂く箇所を増減させることができ、当該衝撃吸収式操舵装置が緩和しうる衝撃荷重を可変させることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−96120号公報(図1〜6)
上記従来の衝撃吸収式操舵装置において、緩和しうる衝撃荷重を可変させるためのアクチュエータ114は、連接された各固定片群のほぼ中央に設けられた第1の車体側固定片104を固定すべく、固定ブラケット102の上方に配置されているため、ステアリングコラム部分における上方向への突出が大きくなり、車両に搭載したときに、当該車両の他の機器等に干渉し易く、レイアウト性に劣る場合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、レイアウト性の高い衝撃吸収式操舵装置を提供することを目的とする。
本発明は、車体側もしくはステアリングコラム側の何れか一方側に固定された固定部を有する金属板からなる複数の第1固定片、及び、他方側に固定された固定部を有するとともに板厚方向に凹む溝部を介して前記複数の第1固定片に連接された金属板からなる複数の第2固定片、を有し、衝撃発生時の前記ステアリングコラムと前記車体との相対移動に伴って前記各固定片の固定部が相対移動し当該各固定片が前記溝部に沿って互いに引き裂かれることで衝撃を吸収する衝撃吸収部材と、前記複数の第1固定片の内の一部について、前記第2固定片から引き裂かれるのを解除するための解除手段と、を備えた衝撃吸収式操舵装置において、前記解除手段は、前記複数の第1固定片の内、ステアリングコラムの上方に配置された少なくとも一つの第1固定片を挟んで配置された一対の第1固定片の固定部それぞれに接続されてこれらを互いに連結し、これら一対の第1固定片を連結した状態で前記ステアリングコラムと前記車体とが相対移動したときに、前記一対の第1固定片の間に位置する第1固定片の固定部に当接することで当該固定部とともに相対移動し、前記一対の第1固定片の固定部を相対移動させる連結部材と、前記ステアリングコラムの側方に配置され、前記連結部材と、前記一対の第1固定片との接続を解除することによって、前記連結部材が前記一対の第1固定片の固定部を相対移動させるのを阻止し、前記一対の第1固定片が前記第2固定片から引き裂かれるのを解除する接続解除手段と、を有することを特徴としている。
上記のように構成された衝撃吸収式操舵装置によれば、前記複数の第1固定片の内、ステアリングコラムの上方に配置された少なくとも一つの第1固定片を挟んで配置された一対の第1固定片を互いに連結するので、連結される当該一対の第1固定片と、連結部材との接続部分を、少なくともステアリングコラムの上方に配置された一つの第1固定片よりも側方側に配置することができる。このため、解除手段に含まれる接続解除手段をステアリングコラムの側方寄りに配置することができ、当該接続解除手段等が上方向へ突出するのを防止できる。従って、当該衝撃吸収式操舵装置を車両に搭載したときに、他の機器等の干渉を回避し易くなり、そのレイアウト性を高めることができる。
また、上記衝撃吸収式操舵装置において、前記連結部材と、前記一対の第1固定片とは、これら両者それぞれに形成された貫通孔を貫通するピン部材によって接続されており、前記接続解除手段が、前記ピン部材を前記貫通孔に抜き差し自在に進退させるアクチュエータであることが好ましい。
この場合、前記連結部材と、前記一対の第1固定片との接続を容易に解除できる構造にできるとともに、アクチュエータによってその接続解除の制御を容易に行うことができる。
本発明の衝撃吸収式操舵装置によれば、接続解除手段等が上方向へ突出するのを防止できるので、当該衝撃吸収式操舵装置を車両に搭載したときに、他の機器等の干渉を回避し易くなり、そのレイアウト性を高めることができる。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態である衝撃吸収式操舵装置の要部構成を示す斜視図、図2は、この衝撃吸収式操舵装置を分解したときの斜視図、図3は、図1中、III−III線矢視断面図である。
図中、衝撃吸収式操舵装置Sは、自動車などの車両の操舵車輪を操舵するための装置であり、ステアリングコラムCと、このステアリングコラムCに取り付けられるステアリングホイール及びステアリングギヤボックス(いずれも図示せず)と、を備えたものである。前記ステアリングホイールと前記ステアリングギヤボックスとは、長尺の部材であるステアリングコラムCの両端にそれぞれ取り付けられている。図1において、紙面手前側となるステアリングコラムCの端部に、前記ステアリングホイールが取り付けられ、また、紙面奥側の端部に、前記ステアリングギヤボックスが連結される。
なお、以下の説明では、ステアリングコラムCの軸線方向において、前記ステアリングホイールが取り付けられている端部側(紙面手前側)をステアリングホイール側、前記ギヤボックスが取り付けられている端部側(紙面奥側)をギヤボックス側という。
図において、ステアリングコラムCには、当該ステアリングコラムCに固定された離脱ブラケット20と、この離脱ブラケット20の上方に配置された固定ブラケット30と、その上方に配置された衝撃吸収部材40と、を有している。
離脱ブラケット20は、ステアリングコラムCの上面に当接した上面部21と、この上面部21の端面からステアリングコラムの側面に沿って下方に延びる一対の側面部22と、を有した断面凹型の部材である。この離脱ブラケット20は、上面部21及び側面部22によってステアリングコラムCの外周面を保持しつつ、ステアリングコラムCに一体に固定されている。上面部21には、上下方向に貫通する雌ねじ部21aが設けられており、後述するように固定ブラケット30及び衝撃吸収部材40を挟持するための固定ボルトBが螺合されている。
離脱ブラケット20の上方に配置された固定ブラケット30は、離脱ブラケット20の上面部21に当接する上板部31a及び側面部22に当接する側板部31bを有する断面凹型のブラケット本体31と、側板部31bから両側方に延びる一対のフランジ部32と、を有している。上板部31aには、その幅方向中央付近にギヤボックス側に開放するスリット31cが設けられている。このスリット31cは、離脱ブラケット20の雌ねじ部21aの位置と一致するように形成されており、上述の固定ボルトBが挿通されている。また、固定ブラケット30は、フランジ部32を図示しない車体側のフレームに一体に固定することで、車体に対して相対移動しないように固定されている。
衝撃吸収部材40は、鋼板等をプレス成形加工等によって形成された部材であり、固定ブラケット30の上方に配置されている。この衝撃吸収部材40は、その端部が互いに連結部41によって連結された一対の内ステアリング側固定片42,43と、ステアリングホイール側に延びるとともに第1及び第2の溝部M1,M2を介して内ステアリング側固定片42,43の外側側方にそれぞれ連接された一対の車体側固定片44,45と、第3及び第4の溝部M3,M4を介して一対の車体側固定片44,45の外側側方にそれぞれ連接された一対の外ステアリング側固定片46,47と、を有している。各溝部M1〜M4は、板厚方向に凹むように形成されており、ステアリングコラムCの軸線方向に延ばされて各固定片の間に介在している。
上記各固定片の内、一対の内ステアリング側固定片42,43、及び、一対の外ステアリング側固定片46,47は、後述するように、各固定部がステアリングコラム側に固定される複数の第1固定片を構成しており、また、一対の車体側固定片44,45は、後述するように、各固定部が車体側に固定される複数の第2固定片を構成している。
一対の内ステアリング側固定片42,43は、共に、ステアリングコラムCの上方に配置されており、車体側固定片44,45に対してそれぞれ側方で連接している本体部42a,43aと、本体部42a,43aのステアリングホイール側の先端側をギヤボックス側にU字型に折り曲げた固定部42b,43bとを有している。これら固定部42b,43bの端部は、上述のように互いに連結部41によって連結されている。連結部41には、上下方向に貫通する貫通孔41aが設けられている。この貫通孔41aは、上述のスリット31c、及び、雌ねじ部21aの位置と一致するように形成されており、固定ボルトBが挿通されている。連結部41の上面には、固定ボルトBの頭部B1が当接しており、固定ボルトBを雌ねじ部21aに螺合することで、固定ブラケット30及び衝撃吸収部材40の連結部41を挟持している。
一対の車体側固定片44,45は、隣接する各固定片に対して側方でそれぞれ連接している本体部44a,45aと、本体部44a,45aからステアリングホイール側に延びる車体固定部44b,45bとを有している。両車体固定部44b,45bは、その先端が下方に折り曲げられて固定ブラケット30のステアリングホイール側の端面に引っ掛けられており、車体側固定片44,45が固定ブラケット30に対してギヤボックス側に相対移動しないように固定されている。
一対の外ステアリング側固定片46,47は、車体側固定片44,45に対してそれぞれ側方で連接している本体部46a,47aと、本体部46a,47aのステアリングホイール側の先端側をギヤボックス側にU字型に折り曲げた固定部46b,47bとを有している。
両固定部46b,47bは、それぞれの先端部上面に重ね合わされた状態で接続されているレバー48によって互いに連結されている。両固定部46b,47bの先端部には、それぞれ上下方向に貫通する貫通孔46c,47cがそれぞれ設けられるとともに、レバー48の両端部においても、貫通孔48aが、両固定部46b,47bの貫通孔46c,47cの位置に一致させて、それぞれ設けられている。固定部46bの貫通孔46c、及びこれに対応するレバー48の貫通孔48aには、ピン49が挿通されており、当該固定部46bの先端と、レバー48の一端とを接続している。
一方、固定部47bの貫通孔47c、及びこれに対応するレバー48の貫通孔48aには、離脱ブラケット20の側方に固定されたアクチュエータ50から突出したプランジャ50aが挿通されており、当該固定部47bの先端と、レバー48の他端とを接続している。また、レバー48は、両固定部46,47の先端それぞれを互いに連結した状態で、その側部が、衝撃吸収部材40に形成された連結部41の端面に当接している。
以上のようにして、レバー48は、ステアリングコラムCの上方に配置された一対の内ステアリング側固定片42,43等を挟んで配置されている一対の外ステアリング側固定片46,47を連結している。
アクチュエータ50は、離脱ブラケット20の側方に設けられた取付部22aに固定されることでステアリングコラムCの側方に配置されており、当該アクチュエータ50に入力される電気信号に基づいて、プランジャ50aを上下方向に進退するものである。なお、このアクチュエータ50のプランジャ50aは、電気信号の入力のない状態では突出して、固定部47bの先端と、レバー48の他端とを接続している。また、アクチュエータ50は、所定の信号が入力されるとプランジャ50aを退避させて前記接続を解除するように構成されている。すなわち、アクチュエータ50は、固定部47b(外ステアリング側固定片47)とレバー48との接続を解除する接続解除手段を構成している。また、アクチュエータ50は、例えば、車両の走行状態を把握するための制御装置(図示せず)等に接続されている。
前記制御装置は、車両の衝突による車速の減少レベルが所定値以上である場合には、比較的高い衝撃荷重を伴った衝突と判断し、この場合にはアクチュエータ50に対して、動作させるための信号を出力しない。また、車両の衝突による車速の減少レベルが前記所定値よりも小さい場合には、前記制御装置は比較的低い衝撃荷重を伴った衝突と判断し、この場合にはアクチュエータ50に所定の信号を出力して、プランジャ50aを退避させ、前記接続を解除する。
本実施形態では、ピン部材としてのプランジャ50aを進退させるアクチュエータ50によって、外ステアリング側固定片47とレバー48との接続を解除する接続解除手段を構成したので、外ステアリング側固定片47と、レバー48との接続を容易に解除できる構造にできるとともに、アクチュエータ50によってその接続解除の制御を容易に行うことができる。
次に、衝撃吸収式操舵装置Sのステアリングホイール側に二次衝突による衝突荷重が加わったときの、当該衝撃吸収式操舵装置S及び衝撃吸収部材40の動作について説明する。当該衝撃吸収式操舵装置Sが取り付けられた自動車において衝突事故が生じると、まず前記制御装置が、車両の衝突による車速の減少レベルに基づいて、比較的高い衝撃荷重を伴った衝突(以下、高荷重衝突という)であるか、比較的低い衝撃荷重を伴った衝突(以下、低荷重衝突という)であるかのいずれであるかを、判断する。
以下、前記制御装置が高荷重衝突と判断した場合について説明する。
前記制御装置は、車両の衝突を高荷重衝突と判断すると、衝撃吸収式操舵装置Sのプランジャ48を動作させるための信号を出力しない。このため、外ステアリング側固定片47と、レバー48との接続は解除されることなく維持されるので、レバー48は、一対の外ステアリング側固定片46,47をそれぞれを互いに連結した状態を維持する。
次に、車両の衝突によって運転者が前記ステアリングホイールに二次衝突すると、運転者は、前記ステアリングホイールを車体前方側に押すように衝突するので、運転者及びステアリングホイールには衝撃荷重が作用するとともに、前記ステアリングホイールが取り付けられたステアリングコラムCは、ギヤボックス側へ押される。
図4は、離脱ブラケット20が、ギヤボックス側へ相対移動したときの態様を示した、衝撃吸収式操舵装置Sの要部の斜視図である。なお、図4において、理解を容易とするため、衝撃吸収部材40の一部を省略して示している。
ステアリングコラムCに一体に固定された離脱ブラケット20は、固定ボルトBによって、当該離脱ブラケット20と、衝撃吸収部材40の連結部41との間に、車体側に固定された固定ブラケット30を挟持している。そして、上記のように、ステアリングコラムCに衝撃荷重が作用し、ステアリングコラムCがギヤボックス側に向かって押されると、それに伴って、離脱ブラケット20が、ギヤボックス側(図中矢印の方向)へ相対移動しようとする。このとき、固定ボルトBが貫通孔41aに挿通された状態の連結部41も離脱ブラケット20及び固定ボルトBとともに、ギヤボックス側に相対移動するため、内ステアリング側固定部42,43の固定部42b,43bもギヤボックス側に相対移動する。
一方、車体側に固定された固定ブラケット30のスリット31cは、ギヤボックス側に開放しているので、固定ボルトBのギヤボックス側への移動、離脱を妨げない(図3参照)。
また、このとき、レバー48は、その側部を連結部41及び固定部42b,43bの端面に当接させた状態で、一対の外ステアリング側固定片46,47を互いに連結しているので、ギヤボックス側に相対移動する連結部41は、レバー48自体をギヤボックス側へ移動させる。これによって、レバー48によって連結されている外ステアリング側固定片46,47の固定部46b,47bは、図4のように、レバー48自体がギヤボックス側へ移動することで、連結部41及び固定部42b,43bとともにギヤボックス側へ相対移動する。
つまり、離脱ブラケット20が、ギヤボックス側へ相対移動する場合には、各固定部42b,43b,46b,47bにおいてもギヤボックス側へ相対移動するように、離脱ブラケット20(ステアリングコラムC)に固定された状態となる。
一方、一対の車体側固定片44,45は、上述のようにギヤボックス側に相対移動しないように、固定ブラケット30、すなわち、車体側に固定されている。
従って、衝撃吸収部材40の車体側固定片44,45は、車体側に残り、離脱ブラケット20に固定された衝撃吸収部材40の内ステアリング側固定片42,43の固定部42b,43b、及び、外ステアリング側固定片46,47の固定部46b,47bは、ギヤボックス側に相対移動するので、車体側固定片44と、両ステアリング側固定片42,46との間、及び、車体側固定片45と、両ステアリング側固定片43,47との間には、剪断応力が作用する(図1参照)。
そして、上記剪断応力によって、各固定片は各溝部M1〜4に沿って引き裂かれる。すなわち、本実施形態の衝撃吸収式操舵装置Sによれば、二次衝突が生じ、ステアリングコラムCがギヤボックス側に相対移動して離脱したときに、衝撃吸収部材40が引き裂かれ、その引き裂かれる際の抵抗によってステアリングホイールから運転者へ伝わる衝撃荷重を緩和することができる。
なお、アクチュエータ50は、離脱ブラケット20の側方に設けられた取付部22aに固定されているので、ステアリングコラムC及び離脱ブラケット20とともに、相対移動し車体側から離脱する。
また、上記レバー48は、複数の第1固定片の内の一部である一対の内ステアリング側固定片42,43を挟んで配置された第1固定片である外ステアリング側固定片46,47を互いに連結し、これらを連結した状態でステアリングコラムCが相対移動したときに外ステアリング側固定片46,47の固定部46b,47bを相対移動させる連結部材を構成している。
次に、前記制御装置が低荷重衝突と判断した場合について説明する。
図5は、低荷重衝突時に、離脱ブラケット20がギヤボックス側へ相対移動したときの態様を示した、衝撃吸収式操舵装置Sの要部の斜視図である。
前記制御装置は、車両の衝突を低荷重衝突と判断すると、アクチュエータ50のプランジャ50aを退避させるための信号を出力する。このため、外ステアリング側固定片47と、レバー48との接続を解除し、レバー48は、一対の外ステアリング側固定片46,47の連結を解除する。
次に、車両の衝突によって運転者が前記ステアリングホイールに二次衝突すると、運転者は、前記ステアリングホイールを車体前方側に押すように衝突するので、運転者及びステアリングホイールには衝撃荷重が作用するとともに、前記ステアリングホイールが取り付けられたステアリングコラムCは、ギヤボックス側へ押される。
そして、前記ステアリングコラムに衝撃荷重が作用し、ステアリングコラムがギヤボックス側に向かって押されると、それに伴って、離脱ブラケット20が、ギヤボックス側(図中矢印の方向)へ相対移動しようとする。このとき、固定ボルトBが貫通孔41aに挿通された状態の連結部41、及び固定部42b,43bも、離脱ブラケット20及び固定ボルトBとともに、ギヤボックス側に相対移動する。
このとき、レバー48の一端と外ステアリング側固定片47との接続が解除され一対の外ステアリング側固定片46,47の連結が解除されているので、図5に示すように、レバー48は、相対移動する連結部41に押されてピン49回りに回動する。これによって、レバー48の連結部41に対する当接が解除され、一対の外ステアリング側固定片46,47の固定部46b,47bが、ギヤボックス側に相対移動するのを阻止する。
このため、車体側固定片44と、外ステアリング側固定片46との間、及び、車体側固定片45と、外ステアリング側固定片47との間には、剪断応力が作用せず、これらの間である溝部M3,M4(図1参照)に沿っては引き裂かれない。
つまり、接続解除手段である上記アクチュエータ50は、レバー48と外ステアリング側固定片47との接続を解除することによって、レバー48が固定部46b,47bをギヤボックス側に相対移動させるのを阻止し、一対の外ステアリング側固定片46,47が引き裂かれるのを解除する。このように、アクチュエータ50と、レバー48とは、当該レバー48と外ステアリング側固定片47との接続を解除することによって、当該レバー48が一対の外ステアリング側固定片46,47を引き裂くことを解除する解除手段を構成している。
従って、低荷重衝突の場合は、高荷重衝突の場合と異なり、車体側固定片44と、内ステアリング側固定片42との間、及び、車体側固定片45と、内ステアリング側固定片43との間である溝部M1,M2(図1参照)のみで引き裂かれるので、その引き裂かれる断面積を少なくすることができ、緩和しうる衝撃荷重を減少させることができる。その結果、当該衝撃吸収式操舵装置Sは、衝突時の衝撃荷重に応じて緩和しうる荷重を変更することができる。
上記のように構成された本実施形態による衝撃吸収式操舵装置Sによれば、ステアリングコラムCの上方に配置された一対の内ステアリング側固定片42,43を挟んで配置された一対の外ステアリング側固定片46,47を互いに連結するので、連結される当該外ステアリング側固定片46,47と、レバー48との接続部分を、少なくともステアリングコラムCの上方に配置された一対の内ステアリング側固定片42,43よりも側方側に位置することができる。このため、解除手段を構成するアクチュエータ50をステアリングコラムCの側方寄りに配置することができ、当該アクチュエータ50等が上方向へ突出するのを防止できる。従って、当該衝撃吸収式操舵装置Sを車両に搭載したときに、他の機器等の干渉を回避し易くなり、そのレイアウト性を高めることができる。
なお、本発明の衝撃吸収式操舵装置は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態の衝撃吸収部材では、一対の車体側固定片44,45と、これらの両側方に、各ステアリング側固定片42,43,46,47を有する構成としたが、さらに多くの固定片によって構成してもよく、これらの数量は限定されない。
また、本実施形態では、各ステアリング側固定片42,43,46,47を、レバー48によって解除可能に連結される固定片を含む複数の第1固定片として構成したが、例えば、車体側に固定される車体側固定片を複数の第1固定片として構成し、ステアリングコラムの相対移動時に、衝突時の衝撃荷重に応じて緩和しうる荷重を変更することができるようにしてもよい。
また、上記実施形態のアクチュエータ50は、例えば、ソレノイド式のアクチュエータを用いてもよいし、火薬式のアクチュエータを用いてもよい。
また、上記実施形態では、アクチュエータ50をステアリングコラムCとともに離脱するように取り付けたが、例えば、図6(a)に示すように、アクチュエータ50を固定ブラケット30に設けられた取付部33に固定するとともに、プランジャ50aの先端には、軸方向に沿った2面幅を有するガイド部50bを形成し、外ステアリング側固定片47及びレバー48の貫通孔47c,48aに挿通されたピン部材としてのフック53を、このガイド部50bに固定するように構成してもよい。この場合、フック53は、プランジャ50aのガイド部50bに対して、樹脂等からなるピン54により保持固定されている。高荷重衝突の場合には、アクチュエータ50は動作しないので、図6(b)に示すように、外ステアリング側固定片47及びレバー48が、車体に対して相対移動をしたときには、フック53を固定しているピン54が破断することでアクチュエータ50から離れて、フック53は、外ステアリング側固定片47及びレバー48とともに移動していく。フック53の側面には、外ステアリング側固定片47及びレバー48を共に係合するためのガイド部53aが形成されており、このフック53によって、外ステアリング側固定片47とレバー48との接続状態が維持されて、各固定片は各溝部M1〜4に沿って引き裂かれる。一方、低荷重衝突の場合には、アクチュエータ50が動作するので、フック53は貫通孔47c,48aから退避し、外ステアリング側固定片47とレバー48との接続を解除する。これによって、アクチュエータ50を固定ブラケット30に固定した場合であっても、外ステアリング側固定片47とレバー48との間を解除可能に接続できる。上記構成では、電気的に接続を要するアクチュエータ50を車体側に固定できるので、アクチュエータ50の取り付けが容易となる。
本発明の一実施形態である車両用操舵装置の要部構成を示す斜視図である。 本発明の衝撃吸収式操舵装置の分解図である。 図1中III−III線矢視断面図である。 高荷重衝突時に、離脱ブラケットが、ギヤボックス側へ相対移動したときの態様を示した、衝撃吸収式操舵装置Sの要部の斜視図である。 低荷重衝突時に、離脱ブラケットが、ギヤボックス側へ相対移動したときの態様を示した、衝撃吸収式操舵装置Sの要部の斜視図である。 (a)は、アクチュエータの固定構造において、他の実施例を示した要部側面図であり、(b)は、(a)が作動したときの態様を示した図である。 従来の衝撃吸収式操舵装置を示した斜視図である。
符号の説明
20 離脱ブラケット
40 衝撃吸収部材
41 衝撃吸収部
42,43 内ステアリング側固定片(第1固定片)
42b,43b 固定部
44,45 車体側固定片(第2固定片)
44b,45b 車体固定部
46,47 外ステアリング側固定片(第1固定片)
46b,47b 固定部
48 レバー(連結部材)
50 アクチュエータ(接続解除手段)
50a プランジャ(ピン部材)
C ステアリングコラム
S 衝撃吸収式操舵装置

Claims (2)

  1. 車体側もしくはステアリングコラム側の何れか一方側に固定された固定部を有する金属板からなる複数の第1固定片、及び、他方側に固定された固定部を有するとともに板厚方向に凹む溝部を介して前記複数の第1固定片に連接された金属板からなる複数の第2固定片、を有し、衝撃発生時の前記ステアリングコラムと前記車体との相対移動に伴って前記各固定片の固定部が相対移動し当該各固定片が前記溝部に沿って互いに引き裂かれることで衝撃を吸収する衝撃吸収部材と、
    前記複数の第1固定片の内の一部について、前記第2固定片から引き裂かれるのを解除するための解除手段と、を備えた衝撃吸収式操舵装置において、
    前記解除手段は、
    前記複数の第1固定片の内、ステアリングコラムの上方に配置された少なくとも一つの第1固定片を挟んで配置された一対の第1固定片の固定部それぞれに接続されてこれらを互いに連結し、これら一対の第1固定片を連結した状態で前記ステアリングコラムと前記車体とが相対移動したときに、前記一対の第1固定片の間に位置する第1固定片の固定部に当接することで当該固定部とともに相対移動し、前記一対の第1固定片の固定部を相対移動させる連結部材と、
    前記ステアリングコラムの側方に配置され、前記連結部材と、前記一対の第1固定片との接続を解除することによって、前記連結部材が前記一対の第1固定片の固定部を相対移動させるのを阻止し、前記一対の第1固定片が前記第2固定片から引き裂かれるのを解除する接続解除手段と、を有することを特徴とする衝撃吸収式操舵装置。
  2. 前記連結部材と、前記一対の固定片とは、これら両者それぞれに形成された貫通孔を貫通するピン部材によって接続されており、
    前記接続解除手段が、前記ピン部材を前記貫通孔に抜き差し自在に進退させるアクチュエータである請求項1に記載の衝撃吸収式操舵装置。
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