JP2014210520A - 車両の外部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の意匠性(外観性)を高めることができ、かつ、車両の外壁に緩衝部材を安定させた状態に保持できる車両の外部構造を提供する。
【解決手段】バックドア構造20は、バックドア21のドア下部22bに取り付けられたガーニッシュ本体26と、ガーニッシュ本体26に取り付けられたサブガーニッシュ部28とを備えている。ガーニッシュ本体26およびサブガーニッシュ部28はドア下部22bに対峙する各下端部27d,47aを有する。ガーニッシュ本体26の下端部27dとドア下部22bとの間、およびサブガーニッシュ部28の下端部47aとドア下部22bとの間に緩衝部材29が介在されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の外壁に車外側から装飾用のガーニッシュが取り付けられた車両の外部構造に関する。
車両の外部構造のなかには、車両後部にバックドアのドア本体(車両の外壁)が上端部を支点にして開閉自在に設けられ、車両の外壁に装飾用のガーニッシュが車外側から設けられ、ガーニッシュの端部および車両の外壁間にシール部材が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
車両の外部構造は、ガーニッシュの端部に凹形状部が形成されることにより、凹形状部の両側に第1端部および第2端部が形成されている。さらに、凹形状部を跨ぐように第1端部および第2端部にシール部材(緩衝部材)が設けられている。
よって、緩衝部材を第1端部および第2端部で車両の外壁に安定させた状態に保持できる。
特開2008−80916号公報
ここで、特許文献1の車両の外部構造は、ガーニッシュは端部が一部材で凹形状部に形成されている。すなわち、ガーニッシュの外表面が同じ材質で、同じ色彩に形成され、車両の意匠性を高める観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、車両の意匠性(外観性)を高めることができ、かつ、車両の外壁に緩衝部材を安定させた状態に保持できる車両の外部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の外壁に車外側から取り付けられた第1部材と、該第1部材の外面に車外側から前記第1部材に別体で取り付けられた第2部材と、を備えた車両の外部構造において、前記第1部材および前記第2部材は前記車両の外壁に対峙する各一端を有し、前記第1部材の一端と前記車両の外壁との間に介在され、かつ、前記第2部材の一端と前記車両の外壁との間に介在された緩衝部材を備えたことを特徴とする。
請求項2は、前記第2部材は、前記第1部材の一端の延在方向と同一方向に延出された樹脂製の部材であり、前記第2部材は、前記第1部材の一端の延在方向と同一方向に延出され、前記第2部材の一端を有する本体部と、該本体部の一端から前記第1部材に向けて前記本体部の一端の延在方向と直交する方向に突出された板状のリブ部と、を備え、前記本体部の一端および前記リブ部に前記緩衝部材が接合されたことを特徴とする。
請求項3は、前記リブ部は、前記本体部の一端において該本体部の延出方向に向けて複数設けられたことを特徴とする。
請求項4は、前記緩衝部材は、前記本体部の一端のうち第1部材の一端側の部位、および前記第1部材に向けて突出された前記リブ部に接合されたことを特徴とする。
請求項5は、前記第1部材は、前記車両の外壁に車外側から締結部材で支持される支持部と、前記支持部に前記締結部材を取付可能に前記第1部材の一端まで開口された支持開口部と、を有し、前記緩衝部材のうち、車両前後方向において前記支持開口部に重なる部位に開口部を有することを特徴とする。
請求項6は、前記第1部材は、車両前方に向けて外面が凹状に形成された凹部を有し、該凹部に前記支持部が設けられたことを特徴とする。
請求項7は、前記第2部材は、前記凹部に車外側から挿入可能に車両前方に向けて凸状に形成された凸部を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車両の外壁に第1部材および第2部材を取り付けた。これにより、第1部材と第2部材との材質や色彩を変えることが可能になり、第1部材および第2部材(すなわち、車両)の意匠性(外観性)を高めることができる。
さらに、第1部材の一端と外壁との間に緩衝部材を介在させ、かつ、第2部材の一端と外壁との間に緩衝部材を介在させた。よって、車両の走行中などに、第1部材および第2部材の各一端が車両の振動で外壁に接触することを防ぐことができる。
加えて、第1部材および第2部材(二つの部材)の各一端を緩衝部材に接合させることにより、一つの部材の一端のみに緩衝部材を接合させる場合と比べて、各一端の接合面積を増やすことができる。
これにより、緩衝部材を二つの部材の各一端および車両の外壁間に緩衝部材を安定させた状態に保持できる。
請求項2に係る発明では、第2部材に本体部と板状のリブ部とを備え、リブ部を本体部の一端から第1部材に向けて突出させた。さらに、本体部の一端およびリブ部に緩衝部材を接合させた。これにより、本体部の一端およびリブ部で緩衝部材を支えることができるので、緩衝部材を安定させた状態に保持できる。
さらに、板状のリブ部を本体部の一端から第1部材に向けて突出させることにより、本体部の一端全域にリブ部を設ける必要がなく、板状のリブ部を設けた部位を小さく抑えることができる。
よって、第2部材の成形工程において、溶融樹脂を凝固させる際に、板状のリブ部を設けた部位にひけが発生することを防止できる。これにより、第2部材の外面に窪みが発生することを防止でき、外観性を良好に確保できる。
また、板状のリブ部を本体部の一端から第1部材に向けて突出させることにより、リブ部を車外側に露出しないように配置でき、外観性を良好に確保できる。
さらに、板状のリブ部を設けた部位を小さく抑えることができるので、第2部材の重量の増加や、コストを抑えることができる。
加えて、本体部の一端にリブ部を設けることにより、本体部の一端をリブ部で補強することができ、第2部材の剛性・強度を高めることができる。
請求項3に係る発明では、リブ部を複数設けることにより、複数のリブ部で緩衝部材を支えることができる。これにより、緩衝部材を複数のリブ部で一層安定させた状態に保持することができる。
請求項4に係る発明では、本体部の一端のうち第1部材の端部側の部位と、第1部材に向けて突出されたリブ部とに緩衝部材を接合させた。
これにより、緩衝部材を車外側に露出しないように配置でき、外観性を良好に確保できる。
請求項5に係る発明では、第1部材の支持部に支持開口部を有し、支持開口部を第1部材の一端まで開口させた。さらに、車両前後方向において支持開口部に重なる部位に緩衝部材の開口部を設けた。
これにより、車両の外壁および第1部材間に浸入した雨滴などを支持開口部から開口部を経て外部に放出することができる。
また、支持部の支持開口部を、第1部材の一端まで開口させて締結部材を取付可能に形成した。これにより、支持開口部を利用して締結部材を支持部に容易に取り付けることができる。
さらに、支持部の支持開口部を第1部材の一端まで開口させることにより、第1部材の成形工程において、支持開口を利用して成形型を退避させることが可能になり、成形性を高めることができる。
請求項6に係る発明では、第1部材に凹部を設けることにより、第1部材を凹部で補強することができる。これにより、第1部材の剛性・強度を凹部で高めることができる。
さらに、剛性・強度の高い第1部材に支持部を設けることにより、支持部を第1部材で強固に支持できる。これにより、支持部を締結部材で車両の外壁に取り付けることにより、車両の外壁に第1部材を強固に取り付けることができる。
請求項7に係る発明では、第2部材に凸部を設けることにより、第2部材を凸部で補強することができる。これにより、第2部材の剛性・強度を凸部で高めることができる。
さらに、第1部材の凹部に第2部材の凸部を挿入することにより、第1部材に対して第2部材が相対的に変位することを抑制できる。これにより、第1部材の一端および第2部材の一端の相対変位を抑制でき、第1部材の一端および第2部材の一端で緩衝部材を一層安定させた状態に保持できる。
本発明に係る車両の外部構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1のガーニッシュを裏面側から見た状態を示す斜視図である。 図2の3部拡大図である。 図1の4−4線断面図である。 図1の5−5線断面図である。 図3の6部拡大図である。 図3のガーニッシュを示す分解斜視図である。 本発明に係るサブガーニッシュ部および緩衝部材を示す分解斜視図である。 図4の9部拡大図である。 図1の10−10線断面図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両の外部構造の一例としてバックドア構造20について説明する。
図1、図2に示すように、車両10は、車両後部11に設けられた後開口部12と、後開口部12に支持されたバックドア構造20とを備えている。
バックドア構造20は、後開口部12を開閉自在に支持されたバックドア(車両の外壁)21と、バックドア21に設けられた複数の取付部品31〜34とを備えている。
複数の取付部品31〜34は、具体的には、ドア開閉ハンドル31、後方監視カメラ(リヤビューカメラ)32、左側のライセンスライト33および右側のライセンスライト34が該当する。
バックドア21は、車両後部11に車外56側から取り付けられている。このバックドア21は、後開口部12に上端部が回動自在に設けられたドア本体22と、ドア本体22のドア上部22aに設けられた窓ガラス23と、ドア本体22のドア下部22bに設けられた装飾用のガーニッシュ25とを備えている。
このドア本体22は、後開口部12を開放する開放位置と、後開口部12を閉塞する閉塞位置との間で縦方向に開閉自在に支持されている。
ドア開閉ハンドル31を車外56側から操作することにより、バックドア21を開閉できる。また、後方監視カメラ32で車両の後方を撮像し、撮像した画像情報に基づいて車両の後方を監視できる。さらに、左側のライセンスライト33および右側のライセンスライト34でライセンスプレート67が照射される。
ガーニッシュ25は、ドア本体22のドア下部22bに車外側から取り付けられることにより、ドア本体22の車外側を装飾する外表部材である。
ガーニッシュ25は、ドア下部22bに車外56側から複数のクリップ(締結部材)36で取り付けられたガーニッシュ本体(第1部材)26と、ガーニッシュ本体26の下部27に複数のボルト37で取り付けられたサブガーニッシュ部(第2部材)28と、サブガーニッシュ部28およびガーニッシュ本体26に設けられた緩衝部材29(図3も参照)とを備えている。
ガーニッシュ本体26は、上部中央にエンブレム51が車外56側から取り付けられ、エンブレム51の下方にライセンスプレート67が車外56側から取り付けられた樹脂製の部材である。
このガーニッシュ本体26は、下中央部27a、下左側部27bおよび下右側部27cで略U字状に形成された下部27を有する。
下部27は、バックドア21の外表面(具体的には、ドア本体22のドア下部22b)に対峙する下端部(一端)27dを有する(図4参照)。
下中央部27aは、車幅方向中央において略水平に延出されている。下左側部27bは、下中央部27aの左端から車幅方向外側(左側)に向けて上り勾配に延出されている。下右側部27cは、下中央部27aの右端から車幅方向外側(右側)に向けて上り勾配に延出されている。
また、図3、図4に示すように、ガーニッシュ本体26は、車両前方に向けて外面26aが凹状に形成された凹部41と、凹部41(詳しくは、内面26bの凸部44)に設けられた支持部42と、支持部42に開口された支持開口部43とを有する。
凹部41は、ガーニッシュ本体26の下部27に設けられている。下部27に凹部41が設けられることにより、ガーニッシュ本体26の内面26bに凸部44が形成されている。
ガーニッシュ本体26に凹部41(すなわち、凸部44)を設けることにより、ガーニッシュ本体26を凹部41で補強することができる。これにより、ガーニッシュ本体26の剛性・強度を凹部41(凸部44)で高めることができる。
支持部42は、ドア下部22bにクリップ36で取り付けられる部位である。
支持開口部43は、支持部42の頂部42aから下部27の下端部27dまで開口されている(図10も参照)。支持開口部43を下端部27dまで開口することにより、クリップ36の基部36aが下端部27dの開口から支持部42(頂部42a)に取り付けられる。
これにより、支持開口部43を利用してクリップ36を支持部42に容易に取り付けることができる。
さらに、支持部42の支持開口部43を下部27の下端部27dまで開口させることにより、支持開口部43を成形型(図示せず)を退避させる開口として利用できる。
これにより、ガーニッシュ本体26の成形工程において、支持開口部43を利用して成形型(図示せず)を退避させることによりガーニッシュ本体26の成形性を高めることができる。
ここで、ガーニッシュ本体26は凹部41で補強されて剛性・強度が高められている。よって、剛性・強度の高いガーニッシュ本体26に支持部42を設けることにより、支持部42をガーニッシュ本体26で強固に支持できる。
加えて、ガーニッシュ本体26のうち、特に剛性の高い凹部41(凸部44)に支持部42が設けられている。これにより、支持部42をガーニッシュ本体26で一層強固に支持できる。
これにより、支持部42がクリップ36でドア下部22bに取り付けられることにより、ドア下部22bにガーニッシュ本体26が強固に取り付けられている。
図5に示すように、ガーニッシュ本体26の下部27にサブガーニッシュ部28が複数のボルト37(図2も参照)で取り付けられている。
このように、ガーニッシュ本体26の下部27にサブガーニッシュ部28を取り付け、ガーニッシュ25にガーニッシュ本体26およびサブガーニッシュ部28を別体で備えた。
これにより、ガーニッシュ本体26とサブガーニッシュ部28との材質や色彩を変えることが可能になり、ガーニッシュ25(すなわち、車両10)の意匠性(外観性)を高めることができる。
図6、図7に示すように、サブガーニッシュ部28は、ガーニッシュ本体26の外面(具体的には、下部27の外面)26a(図4参照)に車外56側からガーニッシュ本体26に別体で取り付けられた樹脂製の部材である。
サブガーニッシュ部28がガーニッシュ本体26の下端部(下部27の下端部)27dの延在方向と同一方向(すなわち、車幅方向)に延出されている。よって、サブガーニッシュ部28がガーニッシュ本体26の下部27と同様に略U字状に形成されている(図1参照)。
サブガーニッシュ部28は、ガーニッシュ本体26の下端部27dの延在方向と同一方向(車幅方向)に延出された本体部47と、本体部47の下端部(サブガーニッシュ部28の一端)47aからガーニッシュ本体26(下部27の下端部27d)に向けて突出された複数のリブ部48と、本体部47に沿って間隔をおいて設けられた複数の取付部49(一個のみを図示する)とを備えている。
取付部49は、本体部47の上端部47bおよび下端部47aに架け渡されている(図5も参照)。これにより、サブガーニッシュ部28が複数の取付部49で補強され、サブガーニッシュ部28の剛性・強度が確保されている。
取付部49に取付ボス58および位置決めピン59が設けられている。
位置決めピン59がガーニッシュ本体26(下部27)の位置決め孔64に嵌め込まれた状態で、下部27の貫通孔65を貫通したボルト37が取付ボス58の取付孔58aにねじ結合される。これにより、ガーニッシュ本体26の下部27にサブガーニッシュ部28がボルト37で取り付けられている。
図8、図9に示すように、本体部47は、車両前方に向けて凸状に形成された凸部53と、バックドア21の外表面(具体的には、ドア本体22のドア下部22b)に対峙する下端部47aと、下端部47aに形成された段部54とを有する。
凸部53は、本体部47の上端がガーニッシュ本体26に向けて略水平に折り曲げられている。この凸部53は、ガーニッシュ本体26の凹部41に車外側から挿入可能に車両前方に向けて凸状に形成されている(図4参照)。
本体部47に凸部53を設けることにより、本体部47が凸部53で補強される。これにより、本体部47(すなわち、サブガーニッシュ部28)の剛性・強度が凸部で高められている。
さらに、ガーニッシュ本体26の凹部41に本体部47の凸部53を挿入することにより、ガーニッシュ本体26に対して本体部47(サブガーニッシュ部28)が相対的に変位することが抑制される。
段部54は、本体部47の下端部47aのうちガーニッシュ本体26の下端部27d側の部位47cに設けられ、上方に向けて凹状に形成されている。
本体部47の下端部47aは、ガーニッシュ本体26の下端部27dに対して下方に所定間隔L1をおいて配置されている。
本体部47の下端部47aに、複数のリブ部48が本体部47の延出方向(すなわち、車幅方向)に向けて間隔をおいて設けられている。
リブ部48は、本体部47の下端部47aから、下端部47aの延在方向(車幅方向)と直交する方向に、ガーニッシュ本体26の下端部27dに向けて突出された板状のリブである。このリブ部48は、ガーニッシュ本体26の下端部27dに対して直交するように配置されている。
リブ部48の外端48aが段部54と面一に形成されている。
リブ部48を板状に形成し、複数のリブ部48を本体部47の延出方向に間隔をおいて設けることにより、本体部47の下端部47a全域にリブ部48を設ける必要がない。よって、リブ部48を設けた部位を小さく抑えることができる。
これにより、サブガーニッシュ部28の成形工程において、溶融樹脂を凝固させる際に、リブ部48を設けた部位にひけが発生することを防止できる。これにより、サブガーニッシュ部28の外面28aに窪みが発生することを防止でき、外観性を良好に確保できる。
また、複数のリブ部48を本体部47の下端部47aからガーニッシュ本体26に向けて突出させることにより、リブ部48を車外に露出しないように配置でき、外観性を良好に確保できる。
さらに、板状のリブ部48を本体部47の延出方向に間隔をおいて設けることにより、複数のリブ部48を設けた部位を小さく抑えることができる。これにより、サブガーニッシュ部28の重量の増加や、コストを抑えることができる。
加えて、本体部47の下端部47aに複数のリブ部48を設けることにより、本体部47の下端部47aをリブ部48で補強できる。これにより、サブガーニッシュ部28の剛性・強度を高めることができる。
ガーニッシュ本体26の下端部27d、サブガーニッシュ部28の段部54および複数のリブ部48(具体的には、リブ部48の外端48a)に緩衝部材29の内面29aが接合されている。
緩衝部材29は、上端部29bおよび下端部29c間の幅寸法がW1に保たれるように、例えばゴム材などの弾性変形可能な部材で形成されている。
緩衝部材29が下端部27d、段部54およびリブ部48に接合された状態で、緩衝部材29の外面29dがサブガーニッシュ部28の下端部47aよりドア本体22のドア下部22b側に配置されている。
よって、緩衝部材29の外面29dがドア下部22bに接触した状態で、サブガーニッシュ部28の下端部47aがドア下部22bに対して非接触状態に保たれる。
緩衝部材29の上端部29bがガーニッシュ本体26(下部27)の下端部27dに接合されている。緩衝部材29の下端部29cが本体部47の段部54および複数のリブ部48に接合されている。
この緩衝部材29は、バックドア21を閉じた状態で外面29dがドア本体22(ドア下部22b)に接触される。
ガーニッシュ本体26の下端部27dおよびサブガーニッシュ部28の段部54の二部材を緩衝部材29に接合させることにより、一つの部材(一部材)のみに緩衝部材29を接合させる場合と比べて接合面積を増やすことができる。
これにより、ガーニッシュ本体26の下端部27dおよびサブガーニッシュ部28の段部54で、緩衝部材29をドア本体22(ドア下部22b)に安定させた状態に保持できる。
加えて、複数のリブ部48を緩衝部材29に接合させることにより、緩衝部材29の接合面積をさらに増やすことができる。よって、複数のリブ部48で緩衝部材29が良好に支えられる。
これにより、ガーニッシュ本体26の下端部27d、サブガーニッシュ部28の段部54および複数のリブ部48で、緩衝部材29をドア本体22(ドア下部22b)に一層安定させた状態に保持できる。
さらに、ガーニッシュ本体26の凹部41に本体部47の凸部53を挿入することにより、ガーニッシュ本体26の下端部27dおよびサブガーニッシュ部28の下端部47aの相対変位が抑制される。
これにより、ガーニッシュ本体26の下端部27dおよびサブガーニッシュ部28の下端部47aで緩衝部材29を一層安定させた状態に保持できる。
このように、本体部47の下端部47aのうち段部54(すなわち、ガーニッシュ本体26の下端部27d側の部位47c)と、ガーニッシュ本体26に向けて突出された複数のリブ部48とに緩衝部材29を接合させた。
これにより、緩衝部材29を車外56側に露出しないように配置でき、外観性を良好に確保できる。
図3、図6に戻って、緩衝部材29は、下端部27dおよび段部54に沿って車幅方向に延出されることにより略U字状に形成されている(図2参照)。さらに、緩衝部材29は、車両前後方向において支持開口部43に重なる部位61に開口部62を有する。
開口部62は、一例として、緩衝部材29の途中の部位(すなわち、支持開口部43に重なる部位)61において間隔L2を開けて切断することにより形成されている。
ガーニッシュ本体26の下端部27dに緩衝部材29の上端部29bが接合されることにより、緩衝部材29の上端部29bがガーニッシュ本体26の下端部27dおよびドア本体22(ドア下部22b)間に介在される。
さらに、サブガーニッシュ部28の段部54に緩衝部材29の下端部29cが接合されることにより、緩衝部材29の下端部29cが段部54(サブガーニッシュ部28の下端部47a)およびドア本体22(ドア下部22b)間に介在される。
よって、車両10(図1参照)の走行中などに、ガーニッシュ本体26の下端部27dおよびサブガーニッシュ部28の下端部47aが車両の振動でドア本体22(ドア下部22b)に接触することを防ぐことができる。
図6、図10に示すように、ガーニッシュ本体26の支持部42に支持開口部43を有し、支持開口部43をガーニッシュ本体26の下端部27dまで開口させた。さらに、車両前後方向において支持開口部43に重なる部位61に緩衝部材29の開口部62を設けた。
これにより、ドア本体22のドア下部22bおよびガーニッシュ本体26の下部27間の空間71に浸入した雨滴などを支持開口部43から開口部62を経て車外(外部)56に矢印Aの如く放出することができる。
なお、本発明に係る車両の外部構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、車両の外部構造としてバックドア構造20について例示し、車両の外壁をバックドア21として説明したが、これに限定するものではない。
例えば、車両の外部構造として車両の側部を開閉するサイドドア構造や、車両の側部構造などの他の外部構造を適用することも可能である。
車両の外部構造としてサイドドア構造を適用する場合、車両の外壁はサイドドアとなる。また、車両の外部構造として車両の側部構造を適用する場合、車両の外壁は車両側部となる。
また、前記実施例では、ガーニッシュ本体26の下端部27d、サブガーニッシュ部28の段部54および複数のリブ部48に緩衝部材29を接合する例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、ガーニッシュ本体26の下端部27dおよび複数のリブ部48に緩衝部材29を接合させることも可能である。
さらに、前記実施例で示した車両、バックドア構造、バックドア、ドア本体、ドア下部、ガーニッシュ本体、ガーニッシュ本体の外面、サブガーニッシュ部、ガーニッシュ本体の下端部、緩衝部材、サブガーニッシュ部の下端部、クリップ、凹部、支持部、支持開口部、本体部、リブ部、凸部および開口部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車両の外壁に車外側から装飾用のガーニッシュが取り付けられた車両の外部構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、20…バックドア構造(車両の外部構造)、21…バックドア(車両の外壁)、22…ドア本体、22b…ドア下部、26…ガーニッシュ本体(第1部材)、26a…ガーニッシュ本体の外面、28…サブガーニッシュ部(第2部材)、27d…ガーニッシュ本体の下端部(一端)、29…緩衝部材、47a…サブガーニッシュ部の下端部(本体部の一端)、36…クリップ(締結部材)、41…凹部、42…支持部、43…支持開口部、47…本体部、48…リブ部、53…凸部、56…車外、62…開口部。

Claims (7)

  1. 車両の外壁に車外側から取り付けられた第1部材と、該第1部材の外面に車外側から前記第1部材に別体で取り付けられた第2部材と、を備えた車両の外部構造において、
    前記第1部材および前記第2部材は前記車両の外壁に対峙する各一端を有し、
    前記第1部材の一端と前記車両の外壁との間に介在され、かつ、前記第2部材の一端と前記車両の外壁との間に介在された緩衝部材を備えたことを特徴とする車両の外部構造。
  2. 前記第2部材は、前記第1部材の一端の延在方向と同一方向に延出された樹脂製の部材であり、
    前記第2部材は、
    前記第1部材の一端の延在方向と同一方向に延出され、前記第2部材の一端を有する本体部と、
    該本体部の一端から前記第1部材に向けて前記本体部の一端の延在方向と直交する方向に突出された板状のリブ部と、を備え、
    前記本体部の一端および前記リブ部に前記緩衝部材が接合されたことを特徴とする請求項1記載の車両の外部構造。
  3. 前記リブ部は、
    前記本体部の一端において該本体部の延出方向に向けて複数設けられたことを特徴とする請求項2記載の車両の外部構造。
  4. 前記緩衝部材は、
    前記本体部の一端のうち第1部材の一端側の部位、および前記第1部材に向けて突出された前記リブ部に接合されたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の車両の外部構造。
  5. 前記第1部材は、
    前記車両の外壁に車外側から締結部材で支持される支持部と、
    前記支持部に前記締結部材を取付可能に前記第1部材の一端まで開口された支持開口部と、を有し、
    前記緩衝部材のうち、車両前後方向において前記支持開口部に重なる部位に開口部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両の外部構造。
  6. 前記第1部材は、
    車両前方に向けて外面が凹状に形成された凹部を有し、
    該凹部に前記支持部が設けられたことを特徴とする請求項5記載の車両の外部構造。
  7. 前記第2部材は、
    前記凹部に車外側から挿入可能に車両前方に向けて凸状に形成された凸部を有することを特徴とする請求項6記載の車両の外部構造。
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