JP2014210295A - 切削装置 - Google Patents

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克治 根岸
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Abstract

【課題】切削ブレードの消耗を防ぎつつ、トリミング加工にかかる所要時間を短くする。
【解決手段】保持テーブル121は、板状ワークを保持する。回転部は、保持テーブル121の中心を回転軸として保持テーブル121を回転させる。切削手段13a〜13dは、スピンドルの先端に切削ブレード22を装着する。切込み送り手段は、切削手段13a〜13dを保持テーブル121に接近および離反させる。切削装置10は、切込み送り手段が切削手段13a〜13dを保持テーブル121に接近させて、保持テーブル121が保持した板状ワークの外周部に切削ブレード22を切り込ませ、回転部が保持テーブル121を回転させて、板状ワークの外周を円周方向に切削する。切削装置10は、切削手段13a〜13dを、少なくとも3つ備え、スピンドルの軸心134が保持テーブル121の回転軸と交差する方向に、保持テーブル121の回転軸を中心として等角度で配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、板状ワークの外周を切削する切削装置に関する。
切削ブレードを高速で回転させ、半導体ウェーハなどの板状ワークに作用させて切削を行う切削装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、このような切削装置を用いて、板状ワークの外周(エッジ)をトリミングすることにより、板状ワークの外周に設けられた面取り部を除去して、欠けなどの発生を防ぐことも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−278869号公報 特開2011−249571号公報
しかし、円板形状の板状ワークの外周は曲線なので、上記切削装置でエッジトリミングをすると、切削ブレードに無理な力が加わり、切削ブレードが磨耗(消耗)しやすい。一方、切削ブレードの磨耗を防ぐために、切削速度を遅くすると、エッジトリミング加工に時間がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、切削ブレードの消耗を防ぎつつ、エッジトリミング加工にかかる所要時間を短くすることを目的とする。
本発明に係る切削装置は、板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルの中心を回転軸として該保持テーブルを回転させる回転部とを備えた保持手段と、スピンドルの先端に切削ブレードを装着する切削手段と、該切削手段を該保持テーブルに接近および離反させる切込み送り手段と、を備え、該切込み送り手段が該切削手段を該保持テーブルに接近させて、該保持テーブルが保持した板状ワークの外周部に該切削ブレードを切り込ませ、該回転部が該保持テーブルを回転させて、該板状ワークの外周を円周方向に切削する切削装置であって、該切削手段を、少なくとも3つ備え、該スピンドルの軸心が該保持テーブルの回転軸と交差する方向に、該保持テーブルの回転軸を中心として等角度で配置した。
切削手段のうち少なくとも1つの切削手段は、スピンドルの、保持テーブルの回転軸から遠い側の先端に該切削ブレードを装着することが望ましい。
また、切削手段をスピンドルの軸心方向に移動させる径方向移動手段を備えることが望ましい。
切削装置は、各切削手段に装着された切削ブレードの消耗量を認識する認識部と、該認識部が認識した切削ブレードの消耗量に基いて、各切削ブレードの板状ワークに対する切込み深さが均一になるよう、各切削手段の切込み送り量を算出する算出部と、を有し、切削手段ごとに切込み送り手段を配設し、各切込み送り手段は、算出部が算出した切込み送り量にしたがって切削手段を保持手段に接近させて、保持手段が保持した板状ワークに切削ブレードを切り込ませ、板状ワークを切削することが望ましい。
本発明に係る切削装置によれば、3つ以上の切削手段を等角度に配置したので、エッジトリミング時に、保持手段を回転させる回転角度を小さくすることができる。これにより、切削ブレードの消耗を防ぐために切削速度を遅くした場合であっても、トリミング加工にかかる所要時間を短くすることができる。
切削手段のうち少なくとも1つの切削手段が、スピンドルの、保持テーブルの回転軸から遠い側の先端に切削ブレードを装着することにより、切削装置が占める占有面積を小さくすることができる。
また、径方向移動手段が切削手段をスピンドルの軸心方向に移動させることにより、径の異なる複数種類の板状ワークに対してトリミングをすることができる。
さらに、切削ブレードの消耗量を認識して、各切削手段の切込み送り量を調整することにより、各切削手段に装着された切削ブレードの消耗量が異なる場合でも、トリミング加工をすることができる。
切削装置を示す正面図。 切削装置を示す平面視断面図。 別の切削装置を示す平面視断面図。 更に別の切削装置を示す平面視断面図。
図1に示す切削装置10は、本体11と、板状ワーク21を保持する保持手段12と、保持手段12が保持した板状ワーク21を切削する複数の切削手段13と、各切削手段13を上下方向(±Z方向)に移動させる複数の切込み送り手段14と、各切込み送り手段14を水平に移動させる複数の径方向移動手段15と、切削手段13に装着された切削ブレード22の消耗量を認識する認識部16と、認識部16が認識した消耗量に基いて切込み送り量を算出する算出部17と、切削装置10全体を制御する制御部18とを備える。
保持手段12は、円柱形状の保持テーブル121と、保持テーブル121の中心軸122を回転軸として保持テーブル121を回転させる回転部123とを有する。保持テーブル121は、例えばチャックテーブルであり、上面に載置された板状ワーク20を吸着により保持する。
切削手段13は、一方の先端に切削ブレード22を装着可能なスピンドル131と、スピンドル131を高速回転させるモータ132と、モータ132を支持する支持部133とを有する。
切込み送り手段14は、各切削手段13に対応して、切削手段13と同じ数設けられている。切込み送り手段14は、例えばボールねじなどからなり±Z方向に平行なねじ軸141をモータ142が回転させることにより、ねじ軸141と係合した可動部143が±Z方向に移動する構成となっている。切削手段13の支持部133は可動部143に固定されていて、可動部143の移動にともなって、切削手段13全体が±Z方向に移動する。
径方向移動手段15は、各切削手段13に対応して、切削手段13と同じ数設けられている。径方向移動手段15は、例えばボールねじなどからなり水平なねじ軸151をモータ152が回転させることにより、ねじ軸151と係合した可動部153が水平方向に移動する構成となっている。切込み送り手段14は、可動部153に固定されていて、可動部153の移動にともなって、切込み送り手段14及び切削手段13が水平方向に移動する。
認識部16は、例えばフォトインタラプタなどであり、発光部161と、発光部161が発した光を受光する受光部162とを有する。径方向移動手段15が切削手段13を移動させて切削ブレード22を認識部16の真上に配置し、切込み送り手段14が切削手段13を−Z方向に移動させて、切削手段13をどこまで下げたときに発光部161が発した光が遮られるかを測定することにより、切削ブレード22がどれだけ消耗しているかを計測する。
認識部16は、切削手段13と同じ数あってもよいし、切削手段13の数よりも少ない数(例えば1つ)しかなくてもよい。認識部16の数が切削手段13の数よりも少ない場合は、1つの認識部16が複数の切削手段13に装着された切削ブレード22の消耗量を測定する必要があるので、認識部16を、例えば保持テーブル121に固定し、保持テーブル121とともに移動及び回転可能とする。認識部16の数が切削手段13の数と同じである場合は、認識部16を移動及び回転可能に配置する必要はなく、例えば本体11に固定してもよい。
算出部17は、認識部16が認識した消耗量に基いて、板状ワーク21に対する切込み深さが同じになるよう、各切削手段13の切込み送り量を算出する。例えば、1つの切削ブレード22が、他の切削ブレード22よりも10μm多く消耗している場合、その切削ブレード22が装着された切削手段13の切込み送り量を、他の切削ブレード22が装着された切削手段13の切込み送り量よりも10μm大きくすれば、板状ワーク21に対する切込み深さが同じになる。
制御部18は、回転部123の回転やモータ132,142,152の回転などを制御する制御信号を生成する。例えば、制御部18は、算出部17が算出した切込み送り量にしたがって切込み送り手段14を制御する。これにより、各切削手段13による板状ワーク21に対する切込み深さが均一になる。
図2に示すように、切削装置10は、4つの切削手段13(13a〜13d)を有する。各切削手段13は、スピンドル131の軸心134が保持テーブル121の中心軸122と交わる位置に配置されている。また、各切削手段13は、保持テーブル121の中心軸122を中心として等角度に配置されている。すなわち、隣接する2つの切削手段13のスピンドル131の軸心134がなす角度は、すべて等しく90度である。
径方向移動手段15は、切削手段13のスピンドル131の軸心134と平行な方向に切込み送り手段14及び切削手段13を移動させる。したがって、径方向移動手段15が切込み送り手段14及び切削手段13を移動させても、スピンドル131の軸心134と保持テーブル121の中心軸122とが交差した状態は常に保たれている。
切削手段13においては、スピンドル131の、保持テーブル121の回転軸から遠い側の先端に切削ブレード22が装着される。これにより、すべての切削手段13を板状ワーク21の真上に配置することができ、スピンドル131の内側(保持テーブル121の中心側)の先端に切削ブレード22を装着する場合と比較して、切削装置10が占める占有面積を小さくすることができる。
4つの径方向移動手段15は、保持テーブル121の中心軸122から4つの切削ブレード22までのそれぞれ距離がすべて同じになるよう、切削手段22をスピンドル131の軸心方向に動作させる。
次に、切削装置10が板状ワークをエッジトリミング加工するときの動作について説明する。
まず、切込み送り手段14が切削手段13を+Z方向に移動させて保持テーブル121から離反させた状態で、保持テーブル121の中心軸122から切削ブレード22までの距離がトリミング後の板状ワーク21の径に合うよう、径方向移動手段15が切込み送り手段14及び切削手段13をスピンドル131の軸心方向へ移動させる。
次に、各切削手段13のモータ132がスピンドル131及び切削ブレード22を高速回転させる。モータ132は、トリミング加工が終了するまで回転し続ける。
次に、算出部17があらかじめ算出しておいた切込み送り量にしたがって、各切込み送り手段14が各切削手段13を−Z方向に移動させて、保持テーブル121に接近させる。これにより、保持テーブル121に保持された板状ワーク21に切削ブレード22が切り込む。この状態で回転部123が保持テーブル121を回転させることにより、板状ワーク21の外周が円周方向に沿って切削される。回転部123の回転速度は、切削ブレード22に無理な力が加わらないように、ゆっくりとした速度であり、例えば1秒間に3度程度である。
回転部123が保持テーブル121を90度回転させると、各切削ブレード22によって切削された円弧が、隣接する切削ブレード22によって切削された円弧と連結して、1つの円になり、その外周側(エッジ)が切り落とされる。回転部123の回転速度が1秒間に3度である場合、切削開始から切削終了までにかかる時間は、30秒である。切削手段13が2つしかない場合は、保持テーブル121を180度回転させる必要があるので、切削には60秒かかる。切削手段13を4つにしたことにより、切削にかかる時間が半分になる。その後、各切込み送り手段14は、各切削手段13を+Z方向に移動させて保持テーブル121から離反させる。
このように、切削手段13を4つにしたことにより、保持テーブル121の回転速度を速くすることなく、加工時間を短縮することができる。
次に、切削装置10が切削ブレードの消耗量を計測する動作について説明する。
消耗量の計測は、所定の枚数の板状ワーク21を切削するごとに実行してもよいし、所定の期間(例えば1日)が経過するごとに実行してもよい。
認識部16が1つしかない場合、まず、回転部123が保持テーブル121を回転して、いずれかの切削手段13のスピンドル131の軸心134の真下に、認識部16を移動させる。次に、径方向移動手段15が切削ブレード22を認識部16の真上に移動させる。発光部161を発光させたまま、切込み送り手段14が切削手段13を−Z方向に移動させて、発光部161が発した光が切削ブレード22によって遮られ、受光部162が受光しなくなった時点における、切込み送り手段14の送り量を記録する。切込み送り手段14が切削手段13を+Z方向に移動させて保持テーブル121から離反させ、回転部123が保持テーブル121を回転して、次の切削手段13のスピンドル131の軸心134の真下に、認識部16を移動させる。同様の測定を行い、切込み送り手段14の送り量を記録する。これを繰り返して、4つの切削手段13に装着された切削ブレード22すべてについて、切込み送り手段14の送り量を記録する。
次に、記録した4つの送り量に基いて、算出部17が切込み送り量を算出する。例えば、切削ブレード22が消耗していない新品である場合に計測した送り量をあらかじめ記録しておく。算出部17は、新品の送り量を、記録した4つの送り量それぞれから差し引くことにより、4つの切削ブレードそれぞれの消耗量を算出する。次に、算出部17は、切削ブレード22が消耗していない新品である場合に適切な切込み送り量に、算出した消耗量を加算して、4つの切削装置13それぞれの切込み送り量を算出する。
例えば、各切削手段13に装着した切削ブレード22の消耗量が、切削手段13aについて10μm、切削手段13bについて20μm、切削手段13cについて30μm、切削手段13dについて40μmであり、切削ブレード22が消耗していない場合の切込み送り量が50μmである場合、算出部17は、各切削手段13の切込み送り量を、切削手段13aについて60μm、切削手段13bについて70μm、切削手段13cについて80μm、切削手段13dについて90μmであると算出する。
このように、切削ブレード22の消耗量を認識して、各切削手段13の切込み送り量を調整することにより、各切削手段13の切込み深さを均一にすることができる。
認識部16を保持テーブル121に固定することにより、1つの認識部16で、すべての切削手段13に装着された切削ブレード22の消耗量を認識することができる。
また、切削手段13の数と同じ数の認識部16を設ければ、消耗量の認識にかかる時間を短縮することができる。その場合、認識部16は、切削手段13の配置に合わせて固定配置する。
別の実施形態として図3に示すように、切削手段13の数は、3つであってもよい。
この場合、各切削手段13は、保持テーブル121の中心軸122を中心として120度ごとに配置される。すなわち、隣接する2つの切削手段13のスピンドル131の軸心134がなす角度は、すべて等しく120度である。
切削時における回転部123の回転速度が1秒間に3度である場合、切削には、保持テーブル121を120度回転する必要があるので、40秒かかる。切削手段13が4つある場合よりは時間がかかるものの、切削手段13が2つしかない場合よりも、加工時間を短縮できる。また、切削手段13を3つにしたことにより、切削手段13が4つの場合と比べて、切削装置10の製造コスト・維持コストを抑え、切削装置10を小型化することができる。さらに、3つの切削手段13をすべて板状ワーク21の真上に配置することができ、切削装置10が占める占有面積を小さくすることができる。
更に別の実施形態として、図4に示すように、複数の切削手段13のうち一部の任意の切削手段13cが、スピンドル131の、保持テーブル121の回転軸から遠い側の先端に切削ブレード22が装着されるものであってもよい。そうすれば、板状ワーク21の径との比較において切削手段13が大きく、すべての切削手段13を板状ワーク21の真上に配置することができない場合でも、切削手段13を配置することができる。また、少なくとも1つの切削手段13について、スピンドル131の、保持テーブル121の回転軸から遠い側の先端に切削ブレード22が装着されることにより、すべての切削手段13についてスピンドル131の内側(保持テーブル121の中心側)の先端に切削ブレード22が装着される場合と比べて、切削装置10が占める占有面積を小さくすることができる。特に、図4に示すように、スピンドル131の軸心134の向きが±X方向に近い切削手段13a、13bは、スピンドル131の内側(保持テーブル121の中心側)の先端に切削ブレード22を装着し、スピンドル131の軸心134の向きが±Y方向に近い切削手段13cは、スピンドル131の外側(板状ワーク21の外周側)の先端に切削ブレード22を装着することとすれば、切削装置10の±Y方向における幅を小さくすることができる。
なお、切削手段13の数は、3つあるいは4つに限らず、5つ以上であってもよい。切削手段13の数が5つの場合は、72度ごとに配置する。切削手段13の数が6つの場合は、60度ごとに配置する。切削手段13の数が多いほど、切削にかかる時間は短くなる。
以上説明した実施形態は、一例であり、本発明を限定するものではない。例えば、本質的でない部分の構成を矛盾しない範囲で他の構成で置き換えてもよい。本体11は、±X方向に脚を有する門形状であってもよいし、他の形状であってもよい。
保持手段12は、±Y方向に移動可能であってもよい。ただし、トリミング加工をするときには、保持テーブル121の中心軸122が、切削手段13のスピンドル131の軸心134と交差する位置に固定される。
10 切削装置、11 本体、
12 保持手段、121 保持テーブル、122 中心軸、123 回転部、
13 切削手段、131 スピンドル、132,142,152 モータ、
133 支持部、134 軸心、
14 切込み送り手段、141,151 ねじ軸、143,153 可動部、
15 径方向移動手段、16 認識部、161 発光部、162 受光部、
17 算出部、18 制御部。

Claims (4)

  1. 板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルの中心を回転軸として該保持テーブルを回転させる回転部とを備えた保持手段と、
    スピンドルの先端に切削ブレードを装着する切削手段と、
    該切削手段を該保持テーブルに接近および離反させる切込み送り手段と、を備え、
    該切込み送り手段が該切削手段を該保持テーブルに接近させて、該保持テーブルが保持した板状ワークの外周部に該切削ブレードを切り込ませ、該回転部が該保持テーブルを回転させて、該板状ワークの外周を円周方向に切削する切削装置であって、
    該切削手段を、少なくとも3つ備え、該スピンドルの軸心が該保持テーブルの回転軸と交差する方向に、該保持テーブルの回転軸を中心として等角度で配置した、切削装置。
  2. 前記切削手段のうち少なくとも1つの切削手段は、前記スピンドルの、前記保持テーブルの回転軸から遠い側の先端に前記切削ブレードを装着する、請求項1記載の切削装置。
  3. 前記切削手段を前記スピンドルの軸心方向に移動させる径方向移動手段を備えた、請求項1又は2記載の切削装置。
  4. 各切削手段に装着された切削ブレードの消耗量を認識する認識部と、
    該認識部が認識した前記切削ブレードの消耗量に基いて、各切削ブレードの板状ワークに対する切込み深さが均一になるよう、各切削手段の切込み送り量を算出する算出部と、を有し、
    該切削手段ごとに前記切込み送り手段を配設し、各切込み送り手段は、該算出部が算出した切込み送り量にしたがって該切削手段を前記保持手段に接近させて、該保持手段が保持した板状ワークに該切削ブレードを切り込ませ、該板状ワークを切削する、請求項1乃至3いずれか記載の切削装置。
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