JP2014208500A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】減衰力可変装置を備えるとともに自動停止再始動制御を行う車両の制御装置において、ドライバビリティの悪化を抑えつつ、減衰力可変装置の学習機会を確保する。【解決手段】AVSを備え、所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させる一方、所定の再始動条件が成立するとエンジンを自動停止状態から復帰させるS&S制御を行う車両の制御装置である。再始動条件は、運転者の発進意思に基づいて成立するドライバ要求条件と、運転者の発進意思に基づかずに成立する非ドライバ要求条件と、からなる。非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジンを自動停止状態から復帰させた後に、AVSの学習制御を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、サスペンションの減衰力を変化させる減衰力可変装置を備えた車両の制御装置に関し、特に、かかる減衰力可変装置を備えるとともに自動停止再始動制御を行う車両の制御装置に関するものである。
従来から、優れた操縦性および安全性と、快適な乗り心地とを両立するために、運転操作や路面状況に応じて、サスペンションの減衰力を電子制御で変化させるシステムであるAVS(Adaptive Variable Suspension System)が知られている。
例えば、特許文献1には、車輪の懸架装置(サスペンション)に、AVSとしての機能を有する減衰力可変装置(減衰力可変ショックアブソーバ)が設けられた車両が開示されている。
特開2012−148681号公報
ところで、上記減衰力可変装置には、電力や油圧等を駆動源とするアクチュエータによって駆動されるものが多い。この種の減衰力可変装置としては、例えば、電子制御装置の指令に応じて駆動するアクチュエータによって、当該減衰力可変装置内の機構の位置を段階的に変化させることで、多段の減衰力を実現するものが知られている。
このような減衰力可変装置では、電子制御装置が認識している機構の位置と、実際に減衰力の変化をもたらす、当該減衰力可変装置内における機構の位置とのズレを修正する学習制御を定期的に実行する必要がある。もっとも、かかる学習制御を走行中に実行すると、ドライバビリティの悪化を招くため、従来の車両では、減衰力可変装置の学習制御は車両停止直後に実行されていた。
ところで、近年、自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させる一方、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させるアイドリングストップアンドスタート制御を行う車両(以下、S&S制御車両ともいう)が増えているが、かかるS&S制御車両では、減衰力可変装置の学習機会の確保が困難になるという問題がある。すなわち、ドライバビリティの悪化を避けるため、減衰力可変装置の学習制御は停車中に行うのが望ましいが、S&S制御車両では、停車時にエンジンを停止させることが多いため、電力や油圧等といったアクチュエータの駆動源の確保が困難になるという問題がある。
そこで、アクチュエータの駆動源を確保するために、所定の再始動条件が成立してエンジンが再始動する際に、減衰力可変装置の学習制御を実行することが考えられる。しかしながら、車両を発進させるべく、運転者がアクセルを踏み込んだり、ブレーキから足を離したりすることでエンジンが再始動したときに、減衰力可変装置の学習制御を実行すると、運転者に違和感を与えたり、発進操作遅れが生じたりするため、ドライバビリティが悪化するおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、減衰力可変装置を備えるとともに自動停止再始動制御を行う車両の制御装置において、ドライバビリティの悪化を抑えつつ、減衰力可変装置の学習機会を確保する技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、車両の停止から発進までの期間内におけるエンジン駆動時で、且つ、運転者に発進の意思が無い場合に、減衰力可変装置の学習制御を実行するようにしている。
具体的には、本発明は、サスペンションの減衰力を変化させる減衰力可変装置を備え、所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させる一方、所定の再始動条件が成立するとエンジンを自動停止状態から復帰させる自動停止再始動制御を行う車両の制御装置を対象としている。
そして、上記再始動条件は、運転者による所定の操作に基づいて成立するドライバ要求条件と、当該所定の操作に基づかずに成立する非ドライバ要求条件と、からなり、上記非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジンが自動停止状態から復帰した後に、上記減衰力可変装置の学習制御を実行する第1学習機会確保制御を行うことを特徴とするものである。
なお、本発明において、「運転者による所定の操作に基づいて成立するドライバ要求条件」とは、運転者の発進意思に基づいて成立する再始動条件であり、例えば、自動停止条件が成立した後(アイドリングストップ状態から)、アクセルペダルが踏み込まれたことや、ブレーキペダルから足が離されたことや、シフトレバーがドライブポジションに操作されたこと等を含む。
また、「所定の操作に基づかずに成立する非ドライバ要求条件」とは、エンジンが停止したままでは、支障が生じるおそれがある場合に成立する再始動条件であり、例えば、エアコン等の空調性能が低下することや、バッテリの残量が所定値以下になることや、ブレーキ負圧が所定値以下になること等を含む。
S&S制御車両では、所定の自動停止条件が成立するとエンジンが自動停止するが、イグニッションOFFの場合や故障の場合等以外は、運転者の発進意思に基づくドライバ要求条件、又は、運転者の発進意思に基づかない非ドライバ要求条件の成立により、必ずエンジンが再始動する。
そうして、上記構成によれば、非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジンを自動停止状態から復帰させた後に、減衰力可変装置の学習制御を実行することから、アクチュエータの駆動源を確実に確保することができる。また、運転者には発進意思がないことから、運転者に違和感を与えたり、発進操作遅れが生じたりするのを回避することができる。加えて、アクチュエータの駆動源を確保するために、エンジンを自動停止状態から復帰させるのではなく、エンジンの自動停止状態からの復帰を利用して、アクチュエータの駆動源を確保するので、燃費の悪化を抑えることができる。
以上により、本発明によれば、ドライバビリティおよび燃費の悪化を抑えつつ、減衰力可変装置の学習機会を確保することが可能になる。
ところで、エンジンが自動停止状態から復帰した場合には、例えばフラグのON/OFFや各種センサからの信号を確認することによって、かかる再始動がドライバ要求条件の成立によるものか、非ドライバ要求条件の成立によるものか、を判定することが可能である。しかしながら、通信エラー等が生じた場合には、ドライバ要求条件が成立しているのに、非ドライバ要求条件が成立しているとの誤判定が生じる可能性も皆無とは言えない。このような場合には、例えば運転者がアクセルペダルを踏み込んでいるにも拘わらず、減衰力可変装置の学習制御の実行によって発進操作遅れることになり、ドライバビリティが悪化するおそれがある。
そこで、上記第1学習機会確保制御では、エンジンが自動停止状態から復帰してから所定時間が経過しても車両が発進しない場合に、上記減衰力可変装置の学習制御を実行することが好ましい。
この構成によれば、エンジン再始動から所定時間が経過しても車両が発進しない場合に初めて、運転者に発進意思がないと判断して、減衰力可変装置の学習制御を実行することから、通信エラー等が生じた場合にも、ドライバビリティが悪化するのを抑えることができる。
また、上記制御装置においては、車両が停止する際に上記エンジンの自動停止条件が成立する場合には、上記第1学習機会確保制御を行い、車両が停止する際に上記エンジンの自動停止条件が成立しない場合には、車両が停止したときに、上記減衰力可変装置の学習制御を実行する第2学習機会確保制御を行うことが好ましい。
車両が停止したときにエンジンを停止すると、例えば、バッテリの残量が所定値以下になることや、ブレーキ負圧が所定値以下になることが、事前に(停車前に)判明している場合もある。この点、この構成によれば、車両が停止する際にエンジンの自動停止条件が成立しない場合には、車両が停止したときに、減衰力可変装置の学習制御を行うことから、アクチュエータの駆動源を確実に確保することができるとともに、ドライバビリティが悪化するのを抑えることができる。
また、上記制御装置においては、車両が所定速度以上で走行している時間を累積カウントするとともに、上記減衰力可変装置の学習制御が完了したときに、累積カウントされたカウント値をリセットし、上記カウント値が所定時間未満の場合には、上記第1学習機会確保制御、又は、上記第2学習機会確保制御を行い、上記カウント値が所定時間以上の場合には、車両が停止する際にエンジンを自動停止させるタイミングを遅らせて、上記減衰力可変装置の学習制御を実行し、当該学習制御完了後にエンジンを自動停止させる第3学習機会確保制御を行うことが好ましい。
減衰力可変装置では、優れた操縦性および安全性と快適な乗り心地とを維持するため、学習制御を定期的に実行する必要があることから、カウント値が所定時間以上の場合には、燃費よりも減衰力可変装置の機能確保を優先させる。すなわち、カウント値が所定時間以上の場合には、車両が停止する際にエンジンを自動停止させるタイミングを遅らせて、上記減衰力可変装置の学習制御を実行する。このように、強制的にアクチュエータの駆動源を確保するので、減衰力可変装置の学習機会を確実に確保することができる。したがって、減衰力可変装置による、優れた操縦性および安全性と快適な乗り心地とを維持することができる。
一方、カウント値が所定時間未満の場合には、減衰力可変装置の学習制御を速やかに行う必要性が小さいことから、学習制御が実行される確実性は第3学習機会確保制御よりも低いものの、エンジンを自動停止させるタイミングを遅らせる必要のない、第1又は第2学習機会確保制御を行う。このようにすれば、所定時間未満で学習制御が行われ、カウント値がリセットされ、再び所定時間未満で学習制御が行われ、カウント値がリセットされ、…という制御を繰り返すことで、車両が停止する際にエンジンを自動停止させるタイミングを遅らせることなく走行を継続することが可能となり、これにより、燃費を向上させることができる。しかも、仮にカウント値が所定時間以上になるまで、学習機会が無かったとしても、その場合には第3学習機会確保制御を行うことから、減衰力可変装置の優れた操縦性および安全性と快適な乗り心地とを確実に維持することができる。
以上、説明したように本発明に係る車両の制御装置によれば、ドライバビリティの悪化を抑えつつ、減衰力可変装置の学習機会を確実に確保することができる。
本発明の実施形態に係る車両の概略構成を示す図である。 ECU等の制御系の構成を示すブロック図である。 学習機会確保制御の一例を示すフローチャートである。 学習機会確保制御と車速との関係について説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係るアイドリングストップアンドスタートシステム制御を行う車両(以下、S&S制御車両ともいう)50の一例について図1を参照して説明する。図1にはS&S制御車両50に搭載されるエンジン1、サスペンション20及び制御系の概略構成を示している。
−エンジン−
このエンジン1は、例えばコモンレール式筒内直噴4気筒ディーゼルエンジンであって、図1に示すように、エンジン1の各気筒には、燃焼室1a内での燃焼に供される燃料を噴射するインジェクタ(燃料噴射弁)2がそれぞれ配置されている。各気筒のインジェクタ2はコモンレール11に接続されている。コモンレール11にはサプライポンプ10が接続されている。
サプライポンプ10は、不図示の燃料タンクから燃料を汲み上げ、この汲み上げた燃料を高圧にした後に燃料通路10aを介してコモンレール11に供給する。コモンレール11は、サプライポンプ10から供給された高圧燃料を所定圧力に保持する蓄圧室としての機能を有し、この蓄圧した燃料を各インジェクタ2に分配する。インジェクタ2は、所定電圧が印加されたときに開弁して、燃焼室1a内に燃料を噴射供給する電磁駆動式の開閉弁である。インジェクタ2の開閉(燃料噴射量および噴射時期)はEFI−ECU(Electronic Control Unit)100によってデューティ制御される。
エンジン1には吸気通路3および排気通路4が接続されている。吸気通路3には、上流側(吸入空気流れの上流側)から下流側に向けて順に、エアクリーナ9、エアフローメータ33、後述するターボチャージャ6のコンプレッサインペラ63、インタークーラ8、及び、スロットルバルブ5が配置されている。スロットルバルブ5は、スロットルモータ51によって、その開度(スロットル開度)が調整される。スロットルバルブ5のスロットル開度はスロットル開度センサ41によって検出される。なお、吸気通路3は、スロットルバルブ5の下流側に配置された吸気マニホールド3aにて各気筒に対応して分岐している。排気通路4は、エンジン1の各気筒の燃焼室1aと繋がる排気マニホールド4aによって気筒毎に分岐した状態から1つに集合するように構成されている。
−ターボチャージャ−
このエンジン1には、排気圧を利用して吸入空気を過給するターボチャージャ(過給機)6が装備されている。ターボチャージャ6は、ロータシャフト61を介して連結されたタービンホイール62と、コンプレッサインペラ63とを備えている。
コンプレッサインペラ63は吸気通路3内部に臨んで配置され、タービンホイール62は排気通路4内部に臨んで配置されている。かかるターボチャージャ6は、タービンホイール62が受ける排気流(排気圧)を利用してコンプレッサインペラ63を回転させることにより吸入空気を過給する。このターボチャージャ6は、可変ノズル式ターボチャージャであって、タービンホイール62側に可変ノズルベーン機構64が設けられており、この可変ノズルベーン機構64の開度を調整することにより、エンジン1の過給圧を調整することが可能となっている。なお、ターボチャージャ6での過給によって昇温した吸入空気は、吸気通路3に配置したインタークーラ8によって強制冷却される。
−EGR装置−
また、エンジン1にはEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置7が装備されている。EGR装置7は、排気通路4を流れる排気ガスの一部を吸気通路3に還流させて、各気筒の燃焼室1aへ再度供給することにより燃焼温度を低下させ、これによってNOx発生量を低減させる装置である。
EGR装置7は、吸気マニホールド3aと排気マニホールド4aとを接続するEGR通路71を備えている。このEGR通路71には、EGRガス流れの上流側から順に、EGR通路71を通過(還流)するEGRガスを冷却するためのEGRクーラ73、及び、EGRバルブ72が設けられている。このEGR装置7では、EGRバルブ72の開度を調整することによって、排気通路4(排気マニホールド4a)から吸気通路3(吸気マニホールド3a)に導入されるEGRガス量(排気還流量)を調整することが可能になっている。
−オルタネータ及びバッテリ−
車両(S&S制御車両)50にはオルタネータ13及びバッテリ14が搭載されている。オルタネータ13は、不図示のプーリおよび伝動ベルト等を介してエンジン1のクランクシャフト12に連結されており、エンジン1の作動に伴って回転して発電を行う。オルタネータ13にて発電された電力は車載の各種電気負荷およびバッテリ14に供給される。
オルタネータ13は、例えば、三相コイルとしてステータに巻回されたステータコイル(図示せず)と、ステータコイルの内側に位置するロータに巻回されたフィールドコイル(図示せず)とを備えている。オルタネータ13は、フィールドコイルを通電状態で回転させることにより、ステータコイルに誘起電力を発生させ、誘起電流(三相交流電流)を整流器(図示せず)により直流電流に変換してバッテリ14に充電する。また、オルタネータ13は、スイッチング回路により構成されるICレギュレータ(図示せず)を備えている。
ICレギュレータは、例えば、バッテリ電圧信号を入力して、バッテリ電圧Vbが適切な範囲に収束するようにフィールドコイルの通電時間を調整する。具体的には、バッテリ電圧Vbが低下し始めて放電量が過剰側になろうとする場合には、前記フィールドコイルへの通電時間の比率(以下、F−DUTYという)を上昇させることによりバッテリ14の充電を行う。また、バッテリ電圧Vbが上昇し始めて充電量が過剰側になろうとする場合には、F−DUTYを低下させることにより、オルタネータ13のフィールドコイルへの通電割合を減少してバッテリ14の放電を行う。このようなICレギュレータの動作によりバッテリ14の充電状態を適切な範囲に維持するようにしている。オルタネータ13のF−DUTYはEFI−ECU100に入力される。
バッテリ14は例えば鉛電池である。バッテリ14にはバッテリ電流センサ15(図2参照)が配置されている。バッテリ電流センサ15はバッテリ14に対して出入りする電流に対応する信号を出力する。バッテリ電流センサ15によって検出されるバッテリ電流Ibは、バッテリ14が放電状態であるときにはマイナスとなり、バッテリ14が充電状態であるときにはプラスとなる。
また、バッテリ14にはバッテリ電圧Vbを検出するバッテリ電圧センサ16(図2参照)が配置されている。これらバッテリ電流センサ15及びバッテリ電圧センサ16の出力信号はEFI−ECU100に入力される。
−サスペンション−
サスペンション20は、ショックアブソーバ(減衰力可変装置)21と、スプリング22と、を備えている。このサスペンション20は、車両50の各車輪23に設けられており、車輪23と車体19とを接続している。サスペンション20は、当該サスペンション20によって支持される部材(車体19等)であるバネ上部材と、当該サスペンション20よりも車輪23側に配置される部材(ナックル(図示せず)やロアアーム(図示せず)等)であるバネ下部材と、を上下方向において接続するものである。
スプリング22は、ショックアブソーバ21と並列に設けられている。スプリング22は、バネ上部材とバネ下部材とを接続し、車体19と車輪23との相対変位に応じたバネ力を発生させる。スプリング22のバネ定数Kは、車体19と車輪23との相対変位とバネ力とが線形に対応する線形バネ定数である。
ショックアブソーバ21は、車体19と車輪23との相対速度に応じた減衰力を発生させることで、車体19と車輪23との相対運動を減衰させる。このショックアブソーバ21は、サスペンション20の減衰力を可変に制御可能な減衰力可変ショックアブソーバであり、AVS(Adaptive Variable Suspension System)としての機能を有する。
ショックアブソーバ(以下、AVSともいう)21の減衰係数Cavsには、車体19と車輪23との相対速度と減衰力とが線形に対応する線形減衰係数Csと、可変に制御される減衰係数であって、車体19と車輪23との相対速度に対して減衰力を非線形に変化させる非線形減衰係数Cvとが含まれる。そうして、線形減衰係数Csに応じた減衰力に対して非線形減衰係数Cvに応じた減衰力が加算されることで、車体19と車輪23との相対速度に対してAVS21が発生させる減衰力が増減する。
AVS21は、車輪23側に接続されるシリンダー24と、車体19側に接続されるピストン25と、AVSアクチュエータ26と、を有していて、AVS−ECU130によって制御される。ピストン25は、シリンダー24内を往復動するピストン本体部25aと、当該ピストン本体部25aから上方へ延びて車体19側に接続されるピストンロッド25bと、を有している。AVSアクチュエータ26は、AVS−ECU130によって制御されるものであり、例えば、ピストン本体部25aのロータリーバルブ(図示せず)を回転させることで、ピストン上室とピストン下室とを連通する油路の流路面積を段階的に変化させるように構成されている。このように構成されたAVS21では、AVSアクチュエータ26がAVS−ECU130からの段数指令に応じて流路面積を段階的に変化させることで、互いに異なる複数の減衰係数(減衰力)を選択的に実現することが可能となっている。
−制御系−
本実施形態に係る車両50は、図1および図2に示すように、制御装置150として、EFI−ECU100と、S&S−ECU110と、ブレーキ制御ECU120と、AVS−ECU130と、を備えている。これらEFI−ECU100、S&S−ECU110、ブレーキ制御ECU120、及び、AVS−ECU130は、CAN通信線39を介してそれぞれ接続されており、CAN通信線39を通じて相互に情報の交換を行うことが可能となっている。なお、AVS−ECU130は、通信プロトコルの変換を行うことで通信プロトコルが異なる通信線間において中継等を行う機能を有するゲートウェイ140を介して、EFI−ECU100、S&S−ECU110、及び、ブレーキ制御ECU120と接続されている。
図2では代表してEFI−ECU100についてのみ詳細を示すが、各ECU100,110,120,130は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103及びバックアップRAM104などを備えている。ROM102には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPU101は、ROM102に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAM103は、CPU101での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM104は、エンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
EFI−ECU100には、エンジン1の出力軸であるクランクシャフト12の回転数(エンジン回転数Ne)を検出するエンジン回転数センサ31、エンジン水温(冷却水温)を検出する水温センサ32、エアフローメータ33、吸入空気の温度を検出する吸気温センサ34、吸入空気の圧力を検出する吸気圧センサ35、コモンレール11内の高圧燃料の圧力を検出するレール圧センサ40、スロットル開度センサ41、アクセル開度センサ42、運転者によって操作されるシフトレバーのシフトポジションを検出するシフトポジションセンサ29、ブレーキ負圧を検出するブースタ圧力センサ30、及び、ブレーキペダルに対する踏力(ブレーキ踏力)を検出するブレーキペダルセンサ44などが接続されており、これらの各センサからの信号がEFI−ECU100に入力される。また、EFI−ECU100にはイグニッションスイッチ45が接続されており、このイグニッションスイッチ45がオン操作(イグニッションON)されると、スタータモータ46によるエンジン1のクランキングが開始される。
また、EFI−ECU100には、インジェクタ2、サプライポンプ10、スロットルバルブ5のスロットルモータ51、ターボチャージャ6の可変ノズルベーン機構64、EGRバルブ72、及び、オルタネータ13などが接続されている。
EFI−ECU100は、上記した各種センサの出力信号に基づいて、エンジン1のスロットルバルブ5の開度制御、並びに、燃料噴射量および噴射時期制御(インジェクタ2の開閉制御)などを含むエンジン1の各種制御を実行する。
S&S−ECU110には、室内気温センサ27および室内湿度センサ28、運転者がS&S制御による自動停止処理をキャンセルするためのS&Sキャンセルスイッチ47などが接続されており、これらの各センサからの信号がS&S−ECU110に入力される。また、上述したようにS&S−ECU110は、CAN通信線39を介してEFI−ECU100やブレーキ制御ECU120と接続されており、シフトポジションセンサ29、アクセル開度センサ42、ブレーキペダルセンサ44、バッテリ電流センサ15及びバッテリ電圧センサ16、ブースタ圧力センサ30、車輪速センサ36等からの信号が、S&S−ECU110にも入力される。
そうして、S&S−ECU110は、これら各種センサの出力信号に基づいて、自動停止条件が成立するとEFI−ECU100にエンジン停止指令を送信し、エンジン1の燃焼室1aへの燃料の供給を停止するフューエルカット制御を実行させる一方、再始動条件が成立するとEFI−ECU100にエンジン再始動指令を送信し、エンジン1の燃焼室1aへの燃料の供給を開始させるとともにスタータモータ46を作動させてエンジン1のクランキングを開始させる。
ブレーキ制御ECU120は、指令信号に応じてブレーキアクチュエータ(図示せず)を作動または作動停止させてブレーキ作動状態を制御する。また、ブレーキ制御ECU120は、各車輪23に取り付けられた車輪速センサ36と接続されており、車両50の走行速度および停止状態を検出する。さらに、ブレーキ制御ECU120は、ブレーキペダルセンサ44によってブレーキペダル踏力が検出されたときは、車両50後部に配置されたストップランプスイッチ37を点灯させる。
AVS−ECU130には、各サスペンション20のストローク量を検出するストロークセンサ38が接続されており、ストロークセンサ38の検出結果に基づいて、各サスペンション20のストローク量およびストローク速度を、換言すると、バネ上部材とバネ下部材とのストローク方向の相対変位や相対速度を取得する。また、AVS−ECU130は、各サスペンション20のストローク量およびストローク速度に基づいて、目標減衰力を算出し、算出した目標減衰力に基づいてAVS21(AVSアクチュエータ26)を制御する。
なお、以上の構成はあくまでも一例であり、例えば、1つのECUがEFI−ECU100、S&S−ECU110、ブレーキ制御ECU120、及び、AVS−ECU130としての機能を併せ持つようにしてもよい。また、例えばS&S−ECU110にバッテリ電流センサ15及びバッテリ電圧センサ16を接続するというように、各種センサと当該各種センサからの信号が入力されるECUとの対応関係を上記と異なるように構成してもよい。
−アイドリングストップ制御−
EFI−ECU100は、S&S−ECU110からの指令に基づき、自動停止条件が成立した場合にエンジン1を停止させる一方、再始動条件が成立した場合にエンジン1を再始動させる。
自動停止条件は、例えば、イグニッションスイッチ45がオン(イグニッションON)であること、アクセルOFF(アクセル開度センサ42の出力信号から認識)であること、ブレーキON(ブレーキペダルセンサ44の出力信号から認識)であること、車輪速センサ36の出力信号に基づく車速が0(信号待ち等の停車時)であること、サス制御フラグF1又はS&S禁止フラグF2がONでないことを含むように設定されている。自動停止条件が成立すると、S&S−ECU110がEFI−ECU100にエンジン停止指令を送信し、EFI−ECU100はインジェクタ2に指令を出し、燃料噴射を停止(フューエルカット)させることでエンジン1を自動停止させる。
なお、「サス制御フラグF1」とは、AVS−ECU130が、後述するAVSの学習制御を実行すべきと判定したときに設定されるフラグである。また、「S&S禁止フラグF2」とは、S&S−ECU110が、エンジン1が停止したままでは、支障が生じるおそれがあると判定したときに設定されるフラグである。
一方、再始動条件としては、(1)運転者の発進意思に基づいて成立するドライバ要求条件と、(2)運転者の発進意思に基づかない非ドライバ要求条件とが設定されている。
より詳しくは、(1)ドライバ要求条件は、自動停止条件が成立した後、運転者による所定の操作(運転者によって操作される操作部材(アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー等)の所定の操作)に基づいて成立する条件であり、アクセルONであること、ブレーキOFFであること、シフトレバーが他のポジションからドライブポジションに操作(シフトポジションセンサ29の出力信号から認識)されたことを含むように設定されている。
一方、(2)非ドライバ要求条件は、運転者による所定の操作に基づかずに成立する条件であり、エアコン等の空調性能が低下(室内気温センサ27および室内湿度センサ28の出力信号から認識)すること、バッテリ14の残量が所定値以下(バッテリ電流センサ15及びバッテリ電圧センサ16の出力信号から認識)になること、ブレーキ負圧が所定値以下(ブースタ圧力センサ30の出力信号から認識)になることを含むように設定されている。なお、S&S−ECU110は、非ドライバ要求条件が成立した場合には、S&S禁止フラグF2を設定(F2=ON)するように構成されている。
例えば、エンジン1が停止していると、空調装置(図示せず)においてコンプレッサ(図示せず)が作動しないため、冷凍サイクルが停止し、時間が経過するにつれてエバポレータ(図示せず)の温度が上昇して、除湿機能が低下する。このような場合には、S&S−ECU110は、運転者に発進意思がなくても、非ドライバ要求条件が成立したとしてエンジン1を再始動(自動停止状態から復帰)させる。
そうして、エンジン1が自動停止している状態(アイドリングストップ状態)で再始動条件(ドライバ要求条件または非ドライバ要求条件)が成立すると、S&S−ECU110がEFI−ECU100にエンジン再始動指令を送信し、EFI−ECU100はインジェクタ2及びスタータモータ46に指令を出し、燃料噴射を開始させるとともにスタータモータ46を作動させてエンジン1のクランキングを行い、エンジン1を自動的に再始動させる。
また、S&S−ECU110は、車両50が停止する前に所定の自動停止禁止条件が成立した場合には、自動停止条件が成立していても、エンジン1の自動停止を禁止する。かかる自動停止禁止条件としては、例えば、S&Sキャンセルスイッチ47がONであること、車両50を停止した際にエンジン1を停止させるとバッテリ14の残量が所定値以下になること、車両50を停止した際にエンジン1を停止させるとブレーキ負圧が所定値以下になることを含むように設定されている。なお、S&S−ECU110は、自動停止禁止条件が成立した場合にも、S&S禁止フラグF2を設定(F2=ON)するように構成されている。
−AVSの学習機会確保制御−
本実施形態に係る車両50には、上述の如く、サスペンション20の減衰力を可変に制御可能なAVS21が備えられており、これにより、優れた操縦性および安全性と、快適な乗り心地とを両立することが可能となっている。そうして、AVS21は、上述の如く、AVS−ECU130からの段数指令に応じて、AVSアクチュエータ26がピストン本体部25aのロータリーバルブを回転させて流路面積を段階的に変化させることで、多段の減衰力を実現するように構成されている。
もっとも、このようなAVS21では、AVS−ECU130が認識しているロータリーバルブの回転位置と、実際に流路面積を段階的に変化させる、当該AVS21におけるロータリーバルブの位置とのズレを修正する学習制御を定期的に実行する必要がある。具体的には、AVS−ECU130は、先ず流路面積が最大になる位置(最大位置)までロータリーバルブを回転させて(端当てして)当該最大位置を認識し、次いで流路面積が最小になる位置(最小位置)までロータリーバルブを回転させ(端当てして)当該最小位置を認識し、再び最大位置までロータリーバルブを回転させて(端当てして)、AVS−ECU130が認識している段数と、実際の段数とを一致させる制御を実行する。
なお、本実施形態で用いられているAVS21では、時速30km以上で走行した累積時間が30分以上になった場合には、「AVSの学習制御」を実行することが要求される。また、1回の「AVSの学習制御」に要する時間は、例えば1.4秒である。そうして、AVS−ECU130は、車両50が停止しており(車速=0km/h)、且つ、サス制御フラグF1がONのときに、「AVSの学習制御」を実行するように構成されている。
もっとも、かかる学習制御を走行中に実行すると、運転者に違和感を与える等ドライバビリティの悪化を招くため、従来、AVSの学習制御は車両の停止直後に実行されていた。しかしながら、本実施形態のように、自動停止条件が成立した場合にエンジン1を停止させるS&S制御車両50においては、AVS21の学習機会の確保が困難になるという問題がある。
すなわち、ドライバビリティの悪化を避けるため、AVSの学習制御は停車中に行うべきであるが、アイドリングストップ状態では、オルタネータ13による発電が停止する。このため、アイドリングストップ状態では、オルタネータ13の発電電圧をベースに製造されたAVSアクチュエータ26を、バッテリ14によって駆動しなければならない。しかし、オルタネータ13はバッテリ14を充電する役割を担うことから、オルタネータ13の発電電圧はバッテリ電圧Vbよりも高いのが一般的である。また、S&S作動範囲拡大のため、S&Sの作動許可バッテリ電圧は通常低め(例えば、11.4V)に設定されており、バッテリ電圧VbもS&Sの作動許可バッテリ電圧に収束するように調整されている。それ故、AVSアクチュエータ26の最低動作保証電圧(例えば、12.0V)は、バッテリ電圧Vbよりも高くなる可能性が高く、この場合には、AVSアクチュエータ26を作動させることが困難となり、AVS21の学習機会を確保できないという問題が生じる。
かかる問題を解決するために、AVSアクチュエータ26の最低動作保証電圧をバッテリ14によって駆動できる電圧レベルまで落とすことも考えられるが、これでは、新しいAVSアクチュエータ26を開発しなければならず、製造コストが上昇するという問題が生じる。また、S&Sの作動許可バッテリ電圧Vbを上げることも考えられるが、これでは、S&S作動範囲が狭くなり(アイドリングストップが行われる機会が減少し)、燃費が悪化するという問題が生じる。
このように、ハードの改良では、製造コストの上昇や燃費の悪化を招くことから、制御によってAVSアクチュエータ26の駆動源を確保することが、例えば再始動条件が成立してエンジン1が再始動する際に、AVSの学習制御を実行することが考えられる。しかしながら、車両50を発進させるべく、運転者がアクセルを踏み込んだり、ブレーキから足を離したりすることでエンジン1が再始動したときに、AVSの学習制御を実行すると、学習制御が完了するまでの1.4秒だけ、車両50の発進が遅れることになる。つまり、運転者の発進意思に基づいて成立するドライバ要求条件によるエンジン再始動の際に、AVSの学習制御を実行すると、運転者に違和感を与えたり、発進操作遅れが生じたりするため、ドライバビリティが悪化するおそれがある。
そこで、本実施形態では、ドライバビリティの悪化を抑えるべく、車両50が停止しており、且つ、運転者の発進意思に基づかずにエンジン1が駆動している場合に、AVSの学習制御を実行する学習機会確保制御を行うようにしている。
具体的には、制御装置150(AVS−ECU130)は、車輪速センサ36の出力信号に基づいて、車両50が30(km/h)以上で走行している時間を累積カウントするように構成されている。例えば、35(km/h)で10分間走行した後、25(km/h)で5分間走行し、更に40(km/h)で8分間走行した場合には、30(km/h)未満で走行した時間はカウントされず、累積カウンタC30(カウント値)は18分となる。また、制御装置150(AVS−ECU130)は、AVSの学習制御を行ったときに、累積カウンタC30をリセットする(C30=0分とする)ように構成されている。
そうして、本実施形態で用いられているAVS21では、時速30km以上で走行した累積時間が30分以上になった場合には、AVSの学習制御を実行する必要があることから、制御装置150(AVS−ECU130)は、累積カウンタC30が30分以上の場合には、車両が停止する際にエンジン1を自動停止させるタイミングを遅らせて、学習制御を実行し、学習制御完了後にエンジン1を自動停止させるように構成されている(第3学習機会確保制御)。このように、車両が停止する際にエンジン1を駆動させることで、オルタネータ13による発電が行われるので、AVSアクチュエータ26の駆動源を確保して、AVSの学習制御を確実に実行することができる。
もっとも、常にかかる制御のみを行うと、例えば、時速30km以上で5時間以上走行するような場合には、14秒(1.4秒×10回)以上アイドリングストップを行えない時間が生じるので、燃費が悪化することになる。
そこで、制御装置150(AVS−ECU130)は、累積カウンタC30が30分以上となっていない場合にも、学習制御が行えるようなタイミングをサーチするように構成されている。具体的には、制御装置150(AVS−ECU130)は、累積カウンタC30が30分未満の場合には、[1]アイドリングストップ条件が成立していない状態で車両50が停止したときに、又は、[2]非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジン1を自動停止状態から復帰させた後に、AVSの学習制御を実行するように構成されている。
より詳しくは、[1]制御装置150(AVS−ECU130)は、累積カウンタC30が30分未満の場合には、車両50の停止する際に自動停止禁止条件が成立していれば、具体的には、S&S禁止フラグF2がONであれば、車両50が停止したときに、AVSの学習制御を実行するように構成されている(第2学習機会確保制御)。このように、車両50が停止する際に自動停止禁止条件が成立していれば、車両が停止する際にもオルタネータ13による発電が行われるので、AVSアクチュエータ26の駆動源を確保して、AVSの学習制御を実行することができる。
もっとも、自動停止禁止条件は頻繁に成立する訳ではないので、これだけでは、累積カウンタC30が30分未満の場合にAVSの学習制御を実行できる確実性が低い。それ故、[2]制御装置150(AVS−ECU130)は、累積カウンタC30が30分未満の場合には、非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジン1をアイドリングストップ状態から復帰させた後に、すなわち、運転者に発進意思が無い状態でエンジン1が再始動したときに、AVSの学習制御を実行するように構成されている(第1学習機会確保制御)。これにより、AVSアクチュエータ26の駆動源を確保することができるとともに、運転者に発進意思が無い非ドライバ要求条件が成立したときに、AVSの学習制御を実行するので、運転者に違和感を与えたり、発進操作遅れが生じたりするのを抑えることができる。また、上記[1]の自動停止禁止条件よりも、非ドライバ要求条件が成立する頻度は高いので、累積カウンタC30が30分以上となる前に、AVSの学習制御が行われる可能性が飛躍的に高まることになる。
このように、上記[1]および[2]の学習機会確保制御を行うことで、例えば、累積カウンタC30=10分で学習制御が行われ、累積カウンタC30がリセットされ、再び累積カウンタC30=20分で学習制御が行われ、累積カウンタがリセットされ、…という制御を繰り返すことで、時速30km以上で5時間以上走行するような場合でも、車両が停止する際にエンジン1を自動停止させるタイミングを一度も遅らせることなく走行を継続することが可能となる。
−学習機会確保制御ルーチン−
次に、本実施形態に係る学習機会確保制御の手順を図3のフローチャートに沿って説明する。図3に示すように、本制御ルーチンは、イグニッションスイッチ45がオンされること(イグニッションON)でSTARTする。なお、図示省略しているが、イグニッションON直後のエンジン始動時には、必ずAVSの学習制御が行われる。
先ず、ステップS1では、制御装置150(AVS−ECU130)が累積カウンタC30をリセットする(累積カウンタC30=0分)。これは、イグニッションONの直後には、必ずAVSの学習制御が行われることから、前回のイグニッションOFFまでにカウントされた累積カウンタC30を初期化する(0分にする)ために行われる。
そうして、車両50が走行し始めると、制御装置150(AVS−ECU130)が、車両50が30(km/h)以上で走行している時間を累積カウントし、次のステップS2では、制御装置150(AVS−ECU130)が、累積カウンタC30が30分以上になったか否かを判定する。このステップS2の判定がYESの場合には、ステップS3に進み、制御装置150(AVS−ECU130)が、サス制御フラグF1をONにする。
次のステップS4では、制御装置150(AVS−ECU130)が、車輪速センサ36の出力信号に基づいて、車速が0(km/h)になったか否かを判定する。このステップS4の判定がNOの場合、すなわち、未だ車両50が停止していない場合には、再びステップS4に進み、車速が0(km/h)になったか否かの判定を繰り返す。一方、このステップS4の判定がYESの場合には、ステップS5へ進む。
次のステップS5では、車両50が停止しており、且つ、サス制御フラグF1がONであることから、AVS−ECU130がAVSの学習制御を実行する。次のステップS6では、AVSの学習制御が実行された(完了した)ことから、制御装置150(AVS−ECU130)が、サス制御フラグF1をOFFにするとともに、累積カウンタC30をリセットする。このように、サス制御フラグF1がOFFになると、アクセルOFFであることや、ブレーキONであることを条件として、制御装置150(S&S−ECU110)が、エンジン1を自動停止させる。
次のステップS7では、制御装置150(AVS−ECU130)が、イグニッションスイッチ45の出力信号に基づいて、イグニッションOFFになったか否かを判定する。このステップS7の判定がYESの場合には、そのままENDする。一方、このステップS7の判定がNOの場合には、車両50の発進後、車両50が30(km/h)以上で走行している時間を再び累積カウントし、ステップS2に戻る。
これらに対し、ステップS2の判定がNOの場合には、ステップS8に進み、制御装置150(AVS−ECU130)が、車輪速センサ36の出力信号に基づいて、車速が0(km/h)になったか否かを判定する。このステップS8の判定がNOの場合には、ステップS2に戻り、累積カウンタC30が30分未満であれば、再びステップS8に進んで、車速が0(km/h)になったか否かの判定を繰り返すが、車速が0(km/h)になる迄に累積カウンタC30が30分以上になると、ステップS3に進むこととなる。一方、このステップS8の判定がYESの場合には、ステップS9へ進む。
次のステップS9では、制御装置150(AVS−ECU130)が、S&S禁止フラグF2がONであるか否かを判定する。なお、S&S禁止フラグF2がONであれば、エンジン1は自動停止せず、エンジン回転数Ne>0となるので、必ずしもエンジン回転数Neが0を超えている否かを判定する必要はないが、通信エラー等による誤判定防止のため、エンジン回転数センサ31の出力信号に基づき、エンジン回転数Neが0を超えている否かを判定してもよい。
ここで、車速が0(km/h)になった(ステップS8の肯定判定)ときに、S&S禁止フラグF2がONであるということは、車両50が停止する前に所定の自動停止禁止条件が成立したことを意味する。そうして、このステップS9の判定がYESの場合、すなわち、S&S禁止フラグF2がONの場合(且つ、エンジン回転数Neが0を超えている場合)には、ステップS5に進む。
次のステップS5では、車両50が停止しており(ステップS8の肯定判定)、且つ、S&S禁止フラグF2がONであることから、AVS−ECU130がAVSの学習制御を実行する。次のステップS6では、AVSの学習制御が実行された(完了した)ことから、制御装置150(AVS−ECU130)が、累積カウンタC30をリセットする。なお、この場合には、サス制御フラグF1はONになっていないので、サス制御フラグF1をOFFにする操作は行われず、また、S&S禁止フラグF2は所定の条件が成立したときにOFFとなる。一方、ステップS9の判定がNOの場合、すなわち、S&S禁止フラグF2がOFFの場合には、ステップS10でS&S制御が実行されアイドリングストップ状態となる。
アイドリングストップ状態になった後は、イグニッションOFFの場合や故障の場合等以外は、ドライバ要求条件または非ドライバ要求条件の成立により、必ずエンジン1が再始動する。このため、次のステップS11では、制御装置150(AVS−ECU130)が、S&S禁止フラグF2がOFFからON(エンジン回転数センサ31の出力信号に基づき、エンジン回転数Ne=0からエンジン回転数Ne>0)になったか否かを判定する。このステップS11の判定がNOの場合、すなわち、未だエンジン1が再始動していない場合には、再びステップS11に進み、S&S禁止フラグF2がOFFからONになったか否かの判定を繰り返す。一方、ステップS11の判定がYESの場合、すなわち、エンジン1が再始動した場合には、ステップS12に進む。
ここで、S&S禁止フラグF2がOFFからONになれば、非ドライバ要求条件が成立しており、運転者に発進意思がないと判断できるが、例えば通信エラーによりS&S禁止フラグF2がONになっていることも想定される。そこで、安全を見て、制御装置150(AVS−ECU130)は、S&S禁止フラグF2がOFFからONになってから2秒経過しても、車両50が発進しない場合に初めて、運転者に発進意思がないと判断するように構成されている。具体的には、ステップS12では、S&S禁止フラグF2がOFFからONになってから2秒経過したか否かを判定する。このステップS12の判定がNOの場合には、再びステップS12に進み、S&S禁止フラグF2がOFFからONになってから2秒経過したか否かの判定を繰り返す。一方、ステップS12の判定がYESの場合には、ステップS13に進む。
次のステップS13では、制御装置150(AVS−ECU130)が、ブレーキペダルセンサ44の出力信号に基づき、ブレーキONであるか否か、及び、S&S禁止フラグF2がONのままであるか否か(エンジン回転数センサ31の出力信号に基づき、エンジン回転数Neが0を超えている否か)、及び、車輪速センサ36の出力信号に基づき、車速が0(km/h)のままであるか否かを判定する。このステップS13の判定がNOの場合、例えばブレーキOFFとなり、車両50が発進したような場合には、AVS21の学習機会が確保できなかったことになり、再びステップS2に戻る。一方、ステップS13の判定がYESの場合、すなわち、S&S禁止フラグF2がOFFからONになってから2秒経過した後も、ブレーキONで、且つ、S&S禁止フラグF2がONで(エンジン回転数Neが0を超えている)、且つ、車速が0(km/h)である場合には、ステップS5に進む。
次のステップS5では、車両50が停止しており(ステップS13の肯定判定)、且つ、S&S禁止フラグF2がONであることから、AVS−ECU130がAVSの学習制御を実行する。次のステップS6では、AVSの学習制御が実行されたことから、制御装置150(AVS−ECU130)が、累積カウンタC30をリセットする。
−学習機会確保制御と車速との関係−
次に、本実施形態に係る学習機会確保制御と車速との関係について、図4に沿って説明する。制御装置150によって実行される制御は、図4に示すように、4つのパターンに分かれる。
ここで、パターン1は、累積カウンタC30が30分以上の場合に、AVSの学習制御を実行するもの(第3学習機会確保制御)であり、上記フローチャートにおける、ステップS2〜ステップS5という手順に対応する。
また、パターン2は、累積カウンタC30が30分未満の場合で、且つ、アイドリングストップ条件が成立していない状態で車両50が停止した場合に、AVSの学習制御を実行するものであり(第2学習機会確保制御)、上記フローチャートにおける、ステップS2→ステップS8→ステップS9→ステップS5という手順に対応する。
さらに、パターン3は、累積カウンタC30が30分未満の場合で、且つ、非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジン1を自動停止状態から復帰させた場合に、AVSの学習制御を実行するものであり(第1学習機会確保制御)、上記フローチャートにおける、ステップS2→ステップS8〜ステップS13→ステップS5という手順に対応する。
また、パターン4は、AVS21の学習機会がない場合であり、上記フローチャートにおける、ステップS2→ステップS8〜ステップS13→ステップS2という手順に対応する。
先ず、図4から、AVSの学習制御が実行されないのは、パターン4の場合だけであることが分かる。つまり、累積カウンタC30が30分未満の場合に、パターン2又はパターン3が成立すればAVSの学習制御が実行されるし、パターン2又はパターン3が成立しなくても、累積カウンタC30が30分以上の場合には、必ずパターン1を成立させるので、AVSの学習制御を確実に実行できる。
また、図4から、パターン1〜3におけるAVSの学習制御は、必ず車両50が停止(車速=0)しているときに行われているのが分かる。したがって、本実施形態に係る学習機会確保制御によれば、ドライバビリティの悪化を抑えることが可能となる。
さらに、図4から、アイドリングストップが可能である場合にもAVSの学習制御が実行されるのは、パターン1の場合だけであることが分かる。したがって、走行中にパターン2又はパターン3が繰り返されれば、燃費の悪化を抑えることが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記実施形態では、S&S禁止フラグF2がOFFからONになってから2秒経過しても車両50が発進しない場合に、AVSの学習制御を実行するようにしたが、これに限らず、例えばS&S禁止フラグF2がOFFからONになったときに、AVSの学習制御を実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ディーゼルエンジンを備えたS&S制御車両50に本発明を適用したが、これに限らず、例えばガソリンエンジンを備えたS&S制御車両50に本発明を適用してもよい。
さらに、上記実施形態では、AVS21として、ピストン本体部25aのロータリーバルブを回転させて流路面積を段階的に変化させることで、多段の減衰力を実現するように構成されたものを用いたが、これに限らず、他の公知の機構によって多段の減衰力を実現するように構成されたAVSを用いてもよい。
また、上記実施形態における、自動停止条件、ドライバ要求条件、非ドライバ要求条件、及び、自動停止禁止条件に含まれる事項(例えば、ブレーキOFFであることやエアコン等の空調性能が低下すること等)はあくまでも例示であり、他の事項をこれらの条件に含ませるようにしてもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、ドライバビリティの悪化を抑えつつ、減衰力可変装置の学習機会を確保することができるので、減衰力可変装置を備え、自動停止再始動制御を行う車両の制御装置に適用して極めて有益である。
1 エンジン
20 サスペンション
21 ショックアブソーバ(減衰力可変装置)
50 車両
100 EFI−ECU(制御装置)
110 S&S−ECU(制御装置)
120 ブレーキ制御ECU(制御装置)
130 AVS−ECU(制御装置)
150 制御装置

Claims (4)

  1. サスペンションの減衰力を変化させる減衰力可変装置を備え、所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させる一方、所定の再始動条件が成立するとエンジンを自動停止状態から復帰させる自動停止再始動制御を行う車両の制御装置であって、
    上記再始動条件は、運転者による所定の操作に基づいて成立するドライバ要求条件と、当該所定の操作に基づかずに成立する非ドライバ要求条件と、からなり、
    上記非ドライバ要求条件が成立することによって、エンジンが自動停止状態から復帰した後に、上記減衰力可変装置の学習制御を実行する第1学習機会確保制御を行うことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 上記請求項1に記載の車両の制御装置において、
    上記第1学習機会確保制御では、エンジンが自動停止状態から復帰してから所定時間が経過しても車両が発進しない場合に、上記減衰力可変装置の学習制御を実行することを特徴とする車両の制御装置。
  3. 上記請求項1又は2に記載の車両の制御装置において、
    車両が停止する際に上記エンジンの自動停止条件が成立する場合には、上記第1学習機会確保制御を行い、
    車両が停止する際に上記エンジンの自動停止条件が成立しない場合には、車両が停止したときに、上記減衰力可変装置の学習制御を実行する第2学習機会確保制御を行うことを特徴とする車両の制御装置。
  4. 上記請求項3に記載の車両の制御装置において、
    車両が所定速度以上で走行している時間を累積カウントするとともに、上記減衰力可変装置の学習制御が完了したときに、累積カウントされたカウント値をリセットし、
    上記カウント値が所定時間未満の場合には、上記第1学習機会確保制御、又は、上記第2学習機会確保制御を行い、
    上記カウント値が所定時間以上の場合には、車両が停止する際にエンジンを自動停止させるタイミングを遅らせて、上記減衰力可変装置の学習制御を実行し、当該学習制御完了後にエンジンを自動停止させる第3学習機会確保制御を行うことを特徴とする車両の制御装置。
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