JP2014207735A - 停電対策を講じることができるモータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】交流直流変換装置11の停電検出部11aは、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する。交流直流変換装置11の送信部11bは、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を送信する。直流交流変換装置12の受信部12aは、送信部11bが送信した停電検出信号を受信する。
【選択図】図1
【解決手段】交流直流変換装置11の停電検出部11aは、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する。交流直流変換装置11の送信部11bは、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を送信する。直流交流変換装置12の受信部12aは、送信部11bが送信した停電検出信号を受信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じることができるモータ制御装置に関する。
従来、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じることができるモータ制御装置として、モータの駆動時における交流電源の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する停電検出部と、停電の検出に応答して、モータの停止を行うようモータを制御する制御部と、を有するモータ制御装置が提案されている(例えば、特許文献1〜4)。この場合、交流電源の出力線と停電検出部との間には内部配線が配置されている。
また、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じることができるモータ制御装置として、モータの駆動時における交流電源の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する停電検出部と、停電の検出に応答して、モータによって駆動される被駆動体の退避を行うようモータを制御する制御部と、を有するモータ制御装置が提案されている(例えば、特許文献5〜7)。この場合も、交流電源の出力線と停電検出部との間には内部配線が配置されている。
さらに、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じることができるモータ制御装置として、モータの駆動時における交流電源の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する停電検出部と、停電の検出に応答して、モータを駆動するための電力を蓄積するDCリンク部に電力を供給する電力供給部と、を有するモータ制御装置が提案されている(例えば、特許文献8)。この場合も、交流電源の出力線と停電検出部との間には内部配線が配置されている。
モータの駆動時における交流電源の停電の際にモータの停止とモータによって駆動される被駆動体の退避のいずれか一方を行うために複数のモータを制御する場合、複数のモータにそれぞれ対応する複数の直流交流変換装置が個別の装置でそれぞれ構成される。したがって、停電検出部及び制御部を直流交流変換装置ごとに設ける、すなわち、複数の直流交流変換装置にそれぞれ対応する複数の停電検出部及び制御部を用いる必要がある。
複数の停電検出部が停電を検出するタイミングは、停電検出部を構成する部品のばらつきにより互いに異なることがある。また、複数の停電検出部が停電を検出するタイミングは、交流電源の出力線と停電検出部との間に配置された内部配線の電圧降下の影響により互いに異なることがある。さらに、複数の停電検出部が停電を検出するタイミングは、停電検出部が設置される装置の瞬時停電耐量の違いにより互いに異なることがある。
したがって、複数の停電検出部の停電を検出するタイミングが互いに異なることによる悪影響がモータの制御に及ぼされないようにするために、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じるために行う制御が複雑になるという不都合がある。
また、モータの駆動時における交流電源の停電の際にモータの停止とモータによって駆動される被駆動体の退避のいずれか一方を行うためのモータの制御に加えてDCリンク部への電力供給を行う場合、制御部に対する停電検出部と電力供給部に対する停電検出部の両方を用いる必要がある。
制御部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングは、停電検出部を構成する部品のばらつき等により電力供給部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングと異なることがある。また、制御部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングは、停電検出部が設置される装置の瞬時停電耐量の違いにより電力供給部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングと異なることがある。
制御部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングが電力供給部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングと異なることによる悪影響がモータの制御に及ぼされることがある。例えば、制御部に対する停電検出部が停電を検出したものの電力供給部に対する停電検出部が停電を検出しない事態が生じる。この場合、モータの駆動時における交流電源の停電の際にモータの停止とモータによって駆動される被駆動体の退避のいずれか一方を行うことができない。
したがって、制御部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングが電力供給部に対する停電検出部が停電を検出するタイミングと異なることによる悪影響がモータの制御に及ぼされないようにするために、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じるために行う制御が複雑になるという不都合がある。そして、停電検出部を有する装置が増加するに従って上記制御が更に複雑になるので、停電対策装置等の装置の拡張が困難になる。
本発明の目的は、モータの駆動時における交流電源の停電の際に停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができ、かつ、停電対策の拡張を簡単に行うことができるモータ制御装置を提供することである。
本発明によるモータ制御装置は、コンバータを介して交流電源に接続したDCリンク部に蓄積されている電力で駆動されるモータを制御するモータ制御装置であって、モータの駆動時における交流電源の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する停電検出部及び停電検出信号を送信する送信部を有する一つの第1の装置と、送信部が送信した停電検出信号を受信する受信部を有する少なくとも一つの第2の装置と、を備えることを特徴とする。
好適には、送信部は、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を受信部に送信する。
好適には、第1の装置は、コンバータ、DCリンク部、停電検出部及び送信部を有する交流直流変換装置によって構成され、第2の装置は、受信部を有する直流交流変換装置によって構成される。
好適には、第1の装置は、コンバータ、DCリンク部、停電検出部及び送信部を有する交流直流変換装置と、交流直流変換装置に接続された直流交流変換装置と、によって構成され、第2の装置は、受信部を有し、受信部の停電検出信号の受信に応答して、モータの駆動時における交流電源の停電の際の電力対策を講じる電力対策装置によって構成される。
好適には、第1の装置は、コンバータ、DCリンク部、停電検出部及び送信部を有する交流直流変換装置によって構成され、第2の装置は、受信部を有する直流交流変換装置と、受信部の停電検出信号の受信に応答して、モータの駆動時における交流電源の停電の際の電力対策を講じる電力対策装置と、によって構成される。
好適には、電力対策装置は、受信部の停電検出信号の受信に応答して、モータの減速時に発生する回生電力を消費するよう制御する回生電力消費制御部を有する。
好適には、電力対策装置は、受信部の停電検出信号の受信に応答して、電力供給の制御を行う電力供給制御部を有する。
本発明によれば、複数の停電検出部を設ける代わりに第1の装置に一つの停電検出部を設け、一つの停電検出部で生成した停電検出信号を電線、無線、光ファイバ等を用いて第2の装置に送信することができる。その結果、第2の装置の個数が複数であっても、停電を検出するタイミングが互いに異なることによる悪影響がなくなり、モータ駆動時における交流電源の停電対策を簡単に講じることができ、停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができる。また、単一の停電検出信号によってモータ駆動時における交流電源の停電対策を講じることができるので、停電対策装置の拡張も簡単に行うことができる。さらに、本発明によれば、停電対策のための工数及び部品点数を削減することができ、コスト対策にもなる。
本発明によるモータ制御装置の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図面中、同一構成要素には同一符号を付す。
図1は、本発明の第1の実施の形態のモータ制御装置を有するシステムを示す図である。図1に示すシステムは、工作機械において使用される。図1に示すシステムは、交流電源としての三相交流電源1と、電圧検出器2U,2V,2Wと、モータ3と、被駆動体4と、モータ制御装置5と、上位制御装置6と、を備える。
図1は、本発明の第1の実施の形態のモータ制御装置を有するシステムを示す図である。図1に示すシステムは、工作機械において使用される。図1に示すシステムは、交流電源としての三相交流電源1と、電圧検出器2U,2V,2Wと、モータ3と、被駆動体4と、モータ制御装置5と、上位制御装置6と、を備える。
電圧検出器2U,2V,2Wは、三相のU相電圧、V相電圧及びW相電圧を検出するために三相交流電源1の出力線に設けられる。モータ3としては、工作機械の主軸をボールねじ/ナット機構等の送りねじ機構によって重力軸方向(Z軸方向)に駆動する重力軸用サーボモータ、工作機械の主軸に取り付けられた工具を駆動する主軸モータ、ワークが取り付けられた工作機械のテーブルをボールねじ/ナット機構等の送りねじ機構によって水平軸方向(例えば、X軸方向)に駆動する水平軸用サーボモータ等が用いられる。
被駆動体4は、例えば、モータ3が重力軸用サーボモータである場合には工作機械の主軸であり、モータ3が主軸モータである場合には工具であり、モータ3が水平軸用サーボモータである場合には工作機械のテーブルである。
モータ制御装置5は、第1の装置としての交流直流変換装置11と、第2の装置としての直流交流変換装置12と、を備える。交流直流変換装置11は、停電検出部11aと、送信部11bと、コンバータ11cと、DCリンク部11dと、を有する。直流交流変換装置12は、受信部12aと、制御部12bと、インバータ12cと、を有する。
停電検出部11aは、三相交流電源1の電圧及びDCリンク部11dの電圧を監視することによってモータ3の駆動時における三相交流電源1の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する。このために、停電検出部11aは、三相交流電源1の出力線に設けられた電圧検出器2U,2V,2Wによって検出される三相のU相電圧、V相電圧及びW相電圧を整流する複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオードを有する整流回路(図示せず)と、整流回路からの出力信号のレベルと基準レベルとを比較し、当該出力信号のレベルが基準レベルより下である場合には停電検出信号を生成するコンパレータ(図示せず)と、を有する。また、停電検出部11aは、DCリンク部11dの電圧を検出する電圧検出部(図示せず)と、検出した電圧の単位時間当たりの減少量を計算する計算部(図示せず)と、計算した減少量と予め決定された基準量とを比較し、当該減少量が基準量より大きい場合には停電検出信号を生成する他のコンパレータ(図示せず)と、更に有する。
送信部11bは、例えば、入出力ポートによって構成され、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を受信部12aに送信する。コンバータ11cは、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオードによって構成され、三相交流電源1から供給される交流電力を直流電力に変換する。DCリンク部11dは、例えば、平滑用コンデンサによって構成され、コンバータ11cの整流ダイオードによって整流された電圧を平滑化するためにコンバータ11cに並列に接続される。これにより、モータ3は、DCリンク部11dに蓄積されている電力で駆動される。
受信部12aは、例えば、入出力ポートによって構成され、送信部11bが送信した停電検出信号を受信する。制御部12bは、インバータ12cの出力線に設けられた電流検出器(図示せず)によって検出した三相のU相電流、V相電流及びW相電流のそれぞれの電流値、位置検出器(図示せず)によって検出したモータ3の位置、モータ3の位置に基づいて決定されるモータ3の速度、上位制御装置6から入力される位置指令値及び位置指令値に基づいて決定される速度指令値に基づいて、モータ3を駆動するためのPWM信号を生成し、生成したPWM信号をインバータ12cに出力する。
インバータ12cは、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオード及びこれらの整流ダイオードのそれぞれに逆並列に接続されたトランジスタによって構成され、DCリンク部11dに並列に接続され、上述したPWM信号に基づいてトランジスタのオンオフ動作を行うことによって、コンバータ12cによって変換された直流電力を、モータ3を駆動するための交流電力に変換する。
上述したように、モータ制御装置5は、コンバータ11cを介して三相交流電源1に接続したDCリンク部11dに蓄積されている電力で駆動されるモータ3を制御する。本実施の形態では、制御部12bは、受信部12aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御する。すなわち、モータ制御装置5は、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電を検出し、停電の検出に応じて、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御する。
上位制御装置6は、CNC(数値制御装置)等によって構成され、モータ制御装置5を制御するために位置指令値を制御部12bに入力する。
停電検出部11a及び送信部11bは、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、コンパレータ等を備えた第1のプロセッサ(図示せず)によって実現され、メモリ(図示せず)に格納された停電検出プログラムに従って三相交流電源1の停電を検出する。
受信部12a及び制御部12bは、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、コンパレータ等を備えた第2のプロセッサ(図示せず)によって実現され、メモリ(図示せず)に格納されたモータ制御プログラムに従ってモータ3の制御を実行する。
本実施の形態によれば、個別の装置として構成された交流直流変換装置11及び直流交流変換装置12のそれぞれに対して停電検出部を設ける必要がない。すなわち、複数の停電検出部を設ける代わりに一つの停電検出部11aを設け、停電検出部11aが生成した停電検出信号を送信部11bから受信部12aに送信し、制御部12bは、受信部12aの停電検出信号の受信に応答してモータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際の停電対策を講じている。
このように三相交流電源1の停電の検出を交流直流変換装置11側で行い、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を交流直流変換装置11の送信部11bから直流交流変換器12の受信部12aに送信することによって、複数の停電検出部が停電を検出するタイミングが互いに異なることによる悪影響がモータ3の制御に及ぼされないようにするように停電対策を講じるために行う制御を複雑にする必要がない。したがって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際に停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができる。また、複数の停電検出部を設ける代わりに一つの停電検出部11aを設けることによって、図1に示すシステムを簡略にすることができる。
図2は、本発明の第2の実施の形態のモータ制御装置を有するシステムを示す図である。図2に示すシステムは、三相交流電源1と、電圧検出器2U,2V,2Wと、モータ3と、被駆動体4と、モータ制御装置15と、上位制御装置6と、を備える。
モータ制御装置15は、交流直流変換装置11と、直流交流変換装置12’と、第2の装置としての電力対策装置13と、を備える。直流交流変換装置12’は、制御部12bと、インバータ12cと、を有する。電力対策装置13は、受信部13aと、回生電力消費制御部13bと、電力供給制御部13b’と、電力供給制御部13b”と、を有する。本実施の形態では、交流直流変換装置11及びそれに接続された直流交流変換装置12’によって第1の装置としての装置14が構成される。
本実施の形態では、モータ制御装置15は、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電を検出し、停電の検出に応じて、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御するとともに、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際の電力対策を講じる。
このために、送信部11bは、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を受信部13aに送信し、電力対策装置13は、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際の電力対策を講じる。
受信部13aは、例えば、入出力ポートによって構成され、上述したように、送信部11bが送信した停電検出信号を受信する。回生電力消費制御部13bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の減速時に発生する回生電力を消費するよう制御する。図3は、図2に示す回生電力消費制御部を詳細に示す図である。図3に示すように、回生電力消費制御部13bは、DCリンク部11dに並列に接続され、還流トランジスタであるNPN型トランジスタ(IGBT)21aと、コントローラ21bと、回生抵抗21cと、を有する。
コントローラ21bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答してNPN型トランジスタ21aをオン状態にする。回生抵抗21cは、モータ3の減速駆動時に生じる回生エネルギーを、NPN型トランジスタ21aがオン状態であるときに消費する。本実施の形態では、NPN型トランジスタ21aにダイオード21dが並列に接続され、回生抵抗21cにダイオード21eが並列に接続される。
電力供給制御部13b’は、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、電力供給の制御を行う。更に詳しくは、電力供給制御部13b’は、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3によって駆動される被駆動体4の退避を行うためにモータ3の駆動に必要な電力をDCリンク部11dに供給するよう制御する。図4は、図2に示す電力供給制御部を詳細に示す図である。図4に示すように、電力供給制御部13b’は、DCリンク部11dに並列に接続され、DC/DC変換器22aと、コントローラ22bと、キャパシタ22cと、を有する。
コントローラ22bは、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、DCリンク部11dに蓄積された電力の一部をキャパシタ22cに供給するようにDC/DC変換器22aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
また、コントローラ22bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、キャパシタ22cに蓄積された電力をDCリンク部11dに供給するようにDC/DC変換器22aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
このようにDC/DC変換器22aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電時には、モータ3によって駆動される被駆動体4の退避を行うためにモータ3の駆動に必要な電力をDCリンク部11dに供給することができる。
さらに、本実施の形態によれば、コントローラ22bは、モータ3の減速駆動時に生じる回生エネルギーをキャパシタ22cに供給するようにDC/DC変換器22aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
電力供給制御部13b’は、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御するために制御部12bに必要な電力を、制御部12bに電力を供給するための後に説明する制御電源31に供給するよう制御する。
図5は、図2に示す他の電力供給制御部を詳細に示す図である。図5に示すように、電力供給制御部13b”は、DCリンク部11dに並列に接続され、DC/DC変換器23aと、AC/DC変換器23bと、コントローラ23cと、を有する。また、図5において、DC/DC変換器23aと制御電源31との間にダイオード23dが配置され、AC/DC変換器23bと制御電源31との間にダイオード23eが配置される。
コントローラ23cは、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、DC/DC変換器23aに含まれるスイッチ(図示せず)をオフにするとともに,三相交流電源1から供給される交流電力を制御部31に供給するための直流電力に変換するようAC/DC変換器23bに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
また、コントローラ23cは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、DCリンク部11dに蓄積された電力の一部を制御電源31に供給するようにDC/DC変換器23aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うとともに、AC/DC変換器23bに含まれるスイッチ(図示せず)をオフにする。
このようにコントローラ23cが受信部13aの停電検出信号の受信に応答してDC/DC変換器23aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電時には、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御するために制御部12bに必要な電力を、制御電源31に供給することができる。
本実施の形態では、停電検出部11a、送信部11b及び制御部12bは、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、コンパレータ等を備えた第3のプロセッサ(図示せず)によって実現され、メモリ(図示せず)に格納された停電検出プログラムに従って三相交流電源1の停電を検出するとともに、メモリ(図示せず)に格納されたモータ制御プログラムに従ってモータ3の制御を実行する。
また、本実施の形態では、受信部13a及びコントローラ21b,22b,23cは、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、コンパレータ等を備えた第4のプロセッサ(図示せず)によって実現され、メモリ(図示せず)に格納された回生電力消費制御プログラムに従って回生電力消費の制御を実行し、メモリ(図示せず)に格納された電力供給プログラムに従ってDCリンク部11dに対する電力供給を行い、かつ、メモリ(図示せず)に格納された電力供給プログラムに従って制御電源31に対する電力供給を行う。
本実施の形態によれば、個別の装置として構成された装置14及び電力対策装置13のそれぞれに対して停電検出部を設ける必要がない。このように三相交流電源1の停電の検出を装置14側で行い、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を装置14の送信部11bから電力対策装置13の受信部13aに送信することによって、複数の停電検出部が停電を検出するタイミングが互いに異なることによる悪影響がモータ3の制御に及ぼされないようにするように停電対策を講じるために行う制御を複雑にする必要がない。したがって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際に停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができるとともに、停電対策の拡張も簡単に行うことができる。また、複数の停電検出部を設ける代わりに一つの停電検出部11aを設けることによって、図2に示すシステムを簡略にすることができるので、停電対策の際のコスト対策にもなる。
図6は、図2に示す電力供給制御部の変形例を詳細に示す図である。図6に示す電力供給制御部42は、図2に示す電力供給制御部13b’の代わりに用いられる。図6に示すように、電力供給制御部42は、DCリンク部11dに並列に接続され、AC/DC変換器42aと、コントローラ42bと、フライホイール・バッテリ42cと、を有する。
コントローラ42bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、AC/DC変換器42aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによってフライホイール・バッテリ42cのモータを減速させる。このようにフライホイール・バッテリ42cのモータを減速させることによって電力が発生し、発生した回生電力は、DCリンク部11dに供給される。
このようにAC/DC変換器42aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電時には、モータ3によって駆動される被駆動体4の退避を行うためにモータ3の駆動に必要な電力をDCリンク部11dに供給することができる。
さらに、電力供給制御部42によれば、モータ3の減速駆動時に生じる回生エネルギーを消費するために、コントローラ42bは、フライホイール・バッテリ42cのモータを加速させるようにAC/DC変換42aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うこともできる。
図7は、図2に示す他の電力供給制御部の変形例を詳細に示す図である。図7に示す電力供給制御部43は、図2に示す電力供給制御部13b”の代わりに用いられる。図7に示すように、電力供給制御部43は、DCリンク部11dに並列に接続され、スイッチ43aと、コントローラ43bと、電源回路43cと、を有する。
コントローラ43bは、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、三相交流電源1がスイッチ43a及び電源回路43cに含まれるAC/DC変換器(図示せず)を介して制御電源31に接続するようにスイッチ43a及び電源回路43cを制御する。そして、コントローラ43bは、三相交流電源1から供給される交流電力を制御部31に供給するための直流電力に変換するよう電源回路43cに含まれるAC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
また、コントローラ43bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、DCリンク部11dがスイッチ43a及び電源回路43cに含まれるDC/DC変換器(図示せず)を介して制御電源31に接続するようにスイッチ43a及び電源回路43cを制御する。そして、コントローラ43bは、DCリンク部11dに蓄積された電力の一部を制御電源31に含まれるキャパシタ(図示せず)に供給するように電源回路43cに含まれるAC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
このようにコントローラ43bが受信部13aの停電検出信号の受信に応答して電源回路43cに含まれるAC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電時には、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御するために制御部12bに必要な電力を、制御電源31に供給することができる。
図8は、図1に示す他の電力供給制御部の変形例を詳細に示す図である。図8に示す電力供給制御部43’は、例えば、図2に示す電力供給制御部13b”の代わりに用いられる。図8に示すように、電力供給制御部43’は、DCリンク部11dに並列に接続され、整流回路43a’,43b’と、コントローラ43c’と、電源回路43d’と、を有する。
コントローラ43bは、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、三相交流電源1から供給される交流電力を整流回路43a’で整流することによって得られる直流電力を制御電源31に供給するように電源回路43d’に含まれるDC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
また、コントローラ43bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、DCリンク部11dから供給される直流電力を整流回路43b’で整流することによって得られる直流電力を制御電源31に供給するように電源回路43d’に含まれるDC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
このようにコントローラ43c’が受信部13aの停電検出信号の受信に応答して電源回路43d’に含まれるDC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電時には、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御するために制御部12bに必要な電力を、制御電源31に供給することができる。
図9は、本発明の第3の実施の形態のモータ制御装置を有するシステムを示す図である。図9に示すシステムは、三相交流電源1と、電圧検出器2U,2V,2Wと、モータ3と、被駆動体4と、モータ制御装置25と、上位制御装置6と、を備える。
モータ制御装置25は、第1の装置としての交流直流変換装置11と、直流交流変換装置12と、電力対策装置13’と、を備える。電力対策装置13’は、回生電力消費制御部13bと、電力供給制御部13b’と、電力供給制御部13b”と、を有する。本実施の形態では、直流交流変換装置12及びそれに接続された電力対策装置13’によって第2の装置としての装置14’が構成される。
本実施の形態では、モータ制御装置25は、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電を検出し、停電の検出に応じて、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御するとともに、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際の電力対策を講じる。
このために、送信部11bは、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を受信部12aに送信し、制御部12bは、受信部12aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体7の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御し、電力対策装置13は、受信部12aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際の電力対策を講じる。
本実施の形態では、受信部12a、制御部12b及びコントローラ21b,22b,23cは、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、コンパレータ等を備えた第5のプロセッサ(図示せず)によって実現され、メモリ(図示せず)に格納されたモータ制御プログラムに従ってモータ3の制御を実行し、メモリ(図示せず)に格納された回生電力消費制御プログラムに従って回生電力消費の制御を実行し、メモリ(図示せず)に格納された電力供給プログラムに従ってDCリンク部11dに対する電力供給を行い、かつ、メモリ(図示せず)に格納された電力供給プログラムに従って制御電源31に対する電力供給を行う。
本実施の形態によれば、個別の装置として構成された交流直流変換装置11及び装置14’のそれぞれに対して停電検出部を設ける必要がない。このように三相交流電源1の停電の検出を交流直流変換装置11側で行い、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を交流直流変換装置11の送信部11bから装置14’の受信部12aに送信することによって、複数の停電検出部が停電を検出するタイミングが互いに異なることによる悪影響がモータ3の制御に及ぼされないようにするように停電対策を講じるために行う制御を複雑にする必要がない。したがって、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際に停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができるとともに、停電対策の拡張も簡単に行うことができる。また、複数の停電検出部を設ける代わりに一つの停電検出部11aを設けることによって、図9に示すシステムを簡略にすることができるので、停電対策の際のコスト対策にもなる。
図10は、本発明の第4の実施の形態のモータ制御装置を有するシステムを示す図である。図9に示すシステムは、三相交流電源1と、電圧検出器2U,2V,2Wと、モータ3,3’と、被駆動体4,4’と、モータ制御装置35と、上位制御装置6と、を備える。
モータ3’としては、工作機械の主軸をボールねじ/ナット機構等の送りねじ機構によって重力軸方向(Z軸方向)に駆動する重力軸用サーボモータ、工作機械の主軸に取り付けられた工具を駆動する主軸モータ、ワークが取り付けられた工作機械のテーブルをボールねじ/ナット機構等の送りねじ機構によって水平軸方向(例えば、X軸方向)に駆動する水平軸用サーボモータ等が用いられる。
被駆動体4’は、例えば、モータ3’が重力軸用サーボモータである場合には工作機械の主軸であり、モータ3’が主軸モータである場合には工具であり、モータ3’が水平軸用サーボモータである場合には工作機械のテーブルである。
モータ制御装置35は、第1の装置としての交流直流変換装置11と、第2の装置としての直流交流変換装置12と、第2の装置としての直流交流変換装置12’と、第2の装置としての電力対策装置13と、を備える。直流交流変換装置12’は、受信部12a’と、制御部12b’と、インバータ12c’と、を有する。
受信部12a’は、例えば、入出力ポートによって構成され、送信部11bが送信した停電検出信号を受信する。制御部12b’は、インバータ12c’の出力線に設けられた電流検出器(図示せず)によって検出した三相のU相電流、V相電流及びW相電流のそれぞれの電流値、位置検出器(図示せず)によって検出したモータ3’の位置、モータ3’の位置に基づいて決定されるモータ3’の速度、上位制御装置6から入力される位置指令値及び位置指令値に基づいて決定される速度指令値に基づいて、モータ3’を駆動するためのPWM信号を生成し、生成したPWM信号をインバータ12c’に出力する。
インバータ12c’は、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオード及びこれらの整流ダイオードのそれぞれに逆並列に接続されたトランジスタによって構成され、DCリンク部11dに並列に接続され、上述したPWM信号に基づいてトランジスタのオンオフ動作を行うことによって、コンバータ12c’によって変換された直流電力を、モータ3’を駆動するための交流電力に変換する。
本実施の形態によれば、受信部12a’及び制御部12b’は、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、コンパレータ等を備えた第5のプロセッサ(図示せず)によって実現され、メモリ(図示せず)に格納されたモータ制御プログラムに従ってモータ3’の制御を実行する。
本実施の形態によれば、個別の装置として構成された交流直流変換装置11、直流交流変換装置12、直流交流変換装置12’及び電力対策装置13のそれぞれに対して停電検出部を設ける必要がない。このように三相交流電源1の停電の検出を交流直流変換装置11側で行い、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を交流直流変換装置11の送信部11bから直流交流変換装置12の受信部12a、直流交流変換装置12’の受信部12a’及び電力対策装置13の受信部13aに送信することによって、複数の停電検出部が停電を検出するタイミングが互いに異なることによる悪影響がモータ3、3’の制御に及ぼされないようにするように停電対策を講じるために行う制御を複雑にする必要がない。したがって、一つの第1の装置に対応する交流直流変換装置11に対して複数(この場合、三つ)の第2の装置に対応する直流交流変換装置12、直流交流変換装置12’及び電力対策装置13を用いる場合でも、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際に停電対策を講じるために行う制御を簡単にすることができるとともに、停電対策の拡張も簡単に行うことができる。また、複数の停電検出部を設ける代わりに一つの停電検出部11aを設けることによって、図10に示すシステムを簡略にすることができるので、停電対策の際のコスト対策にもなる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、例えば、本発明によるモータ制御装置を、工作機械以外の機械、産業用ロボット等で用いることができる。また、本発明によるモータ制御装置を、モータ3の減速時に電源回生を行い、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際に電源回生を中断する場合にも適用することができる。
また、上記実施の形態において、電力対策装置13が回生電力消費制御部13b、電力供給制御部13b’及び電力供給制御部13b”を有する場合について説明したが、電力対策装置13は、回生電力消費制御部13b、電力供給制御部13b’及び電力供給制御部13b”のうちの少なくとも一つを有してもよい。また、制御電源31は、制御部12b以外の構成要素(例えば、コントローラ21b,22b,23c)に電力を供給してもよい。
また、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を送信部11bから上位制御装置6の受信部(図示せず)に送信し、上位制御装置6が、停電検出信号に応答して、制御部12bに対する指令を出力し、制御部12bが、当該指令に応答して、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御することもできる。また、停電検出部11aは、三相のU相電圧、V相電圧及びW相電圧の振幅、周波数等に基づいて停電を判断してもよい。
上記実施の形態において、1個のモータ3又は2個のモータ3,3’を制御する場合について説明したが、本発明によるモータ制御装置を、3個以上のモータを制御する場合にも適用することができる。
1 三相交流電源
2U,2V,2W 電圧検出器
3,3’ モータ
4,4’ 被駆動体
5,15,25,35 モータ制御装置
6 上位制御装置
11 交流直流変換装置
11a 停電検出部
11b 送信部
11c コンバータ
11d DCリンク部
12,12’ 直流交流変換装置
12a,12a’,13a 受信部
12b,12b’ 制御部
12c,12c’ インバータ
13 電力対策装置
13b 回生電力消費制御部
13b’,13b”,42,43,43’ 電力供給制御部
21a NPN型トランジスタ
21b,22b,23c,42b,43b,43c’ コントローラ
21c 回生抵抗
21d,21e,23d,23e ダイオード
22a,23a DC/DC変換器
22c キャパシタ
23b,42a AC/DC変換器
31 制御電源
42c フライホイール・バッテリ
43a スイッチ
43a’,43b’ 整流回路
43c,43d’ 電源回路
2U,2V,2W 電圧検出器
3,3’ モータ
4,4’ 被駆動体
5,15,25,35 モータ制御装置
6 上位制御装置
11 交流直流変換装置
11a 停電検出部
11b 送信部
11c コンバータ
11d DCリンク部
12,12’ 直流交流変換装置
12a,12a’,13a 受信部
12b,12b’ 制御部
12c,12c’ インバータ
13 電力対策装置
13b 回生電力消費制御部
13b’,13b”,42,43,43’ 電力供給制御部
21a NPN型トランジスタ
21b,22b,23c,42b,43b,43c’ コントローラ
21c 回生抵抗
21d,21e,23d,23e ダイオード
22a,23a DC/DC変換器
22c キャパシタ
23b,42a AC/DC変換器
31 制御電源
42c フライホイール・バッテリ
43a スイッチ
43a’,43b’ 整流回路
43c,43d’ 電源回路
インバータ12cは、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオード及びこれらの整流ダイオードのそれぞれに逆並列に接続されたトランジスタによって構成され、DCリンク部11dに並列に接続され、上述したPWM信号に基づいてトランジスタのオンオフ動作を行うことによって、コンバータ11cによって変換された直流電力を、モータ3を駆動するための交流電力に変換する。
コントローラ23cは、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、DC/DC変換器23aに含まれるスイッチ(図示せず)をオフにするとともに,三相交流電源1から供給される交流電力を制御電源31に供給するための直流電力に変換するようAC/DC変換器23bに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
図6は、図2に示す電力供給制御部の変形例を詳細に示す図である。図6に示す電力供給制御部42は、図2に示す電力供給制御部13b’の代わりに用いられる。図6に示すように、電力供給制御部42は、DCリンク部11dに並列に接続され、AC/DC変換器42aと、コントローラ42bと、フライホイール付きのモータ42cと、を有する。
コントローラ42bは、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、AC/DC変換器42aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うことによってフライホイール付きのモータ42cを減速させる。このようにフライホイール付きのモータ42cを減速させることによって電力が発生し、発生した回生電力は、DCリンク部11dに供給される。
さらに、電力供給制御部42によれば、モータ3の減速駆動時に生じる回生エネルギーを消費するために、コントローラ42bは、フライホイール付きのモータ42cを加速させるようにAC/DC変換42aに含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行うこともできる。
コントローラ43bは、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、三相交流電源1がスイッチ43a及び電源回路43cに含まれるAC/DC変換器(図示せず)を介して制御電源31に接続するようにスイッチ43a及び電源回路43cを制御する。そして、コントローラ43bは、三相交流電源1から供給される交流電力を制御電源31に供給するための直流電力に変換するよう電源回路43cに含まれるAC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
コントローラ43c’は、受信部13aが停電検出信号を受信しない間は、三相交流電源1から供給される交流電力を整流回路43a’で整流することによって得られる直流電力を制御電源31に供給するように電源回路43d’に含まれるDC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
また、コントローラ43c’は、受信部13aの停電検出信号の受信に応答して、DCリンク部11dから供給される直流電力を整流回路43b’で整流することによって得られる直流電力を制御電源31に供給するように電源回路43d’に含まれるDC/DC変換器(図示せず)に含まれるスイッチ(図示せず)のオンオフ動作を行う。
このために、送信部11bは、電線、無線又は光ファイバを用いて停電検出信号を受信部12aに送信し、制御部12bは、受信部12aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の停止とモータ3によって駆動される被駆動体4の退避のいずれか一方を行うようモータ3を制御し、電力対策装置13は、受信部12aの停電検出信号の受信に応答して、モータ3の駆動時における三相交流電源1の停電の際の電力対策を講じる。
図10は、本発明の第4の実施の形態のモータ制御装置を有するシステムを示す図である。図10に示すシステムは、三相交流電源1と、電圧検出器2U,2V,2Wと、モータ3,3’と、被駆動体4,4’と、モータ制御装置35と、上位制御装置6と、を備える。
インバータ12c’は、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオード及びこれらの整流ダイオードのそれぞれに逆並列に接続されたトランジスタによって構成され、DCリンク部11dに並列に接続され、上述したPWM信号に基づいてトランジスタのオンオフ動作を行うことによって、コンバータ11cによって変換された直流電力を、モータ3’を駆動するための交流電力に変換する。
1 三相交流電源
2U,2V,2W 電圧検出器
3,3’ モータ
4,4’ 被駆動体
5,15,25,35 モータ制御装置
6 上位制御装置
11 交流直流変換装置
11a 停電検出部
11b 送信部
11c コンバータ
11d DCリンク部
12,12’ 直流交流変換装置
12a,12a’,13a 受信部
12b,12b’ 制御部
12c,12c’ インバータ
13 電力対策装置
13b 回生電力消費制御部
13b’,13b”,42,43,43’ 電力供給制御部
21a NPN型トランジスタ
21b,22b,23c,42b,43b,43c’ コントローラ
21c 回生抵抗
21d,21e,23d,23e ダイオード
22a,23a DC/DC変換器
22c キャパシタ
23b,42a AC/DC変換器
31 制御電源
42c フライホイール付きのモータ
43a スイッチ
43a’,43b’ 整流回路
43c,43d’ 電源回路
2U,2V,2W 電圧検出器
3,3’ モータ
4,4’ 被駆動体
5,15,25,35 モータ制御装置
6 上位制御装置
11 交流直流変換装置
11a 停電検出部
11b 送信部
11c コンバータ
11d DCリンク部
12,12’ 直流交流変換装置
12a,12a’,13a 受信部
12b,12b’ 制御部
12c,12c’ インバータ
13 電力対策装置
13b 回生電力消費制御部
13b’,13b”,42,43,43’ 電力供給制御部
21a NPN型トランジスタ
21b,22b,23c,42b,43b,43c’ コントローラ
21c 回生抵抗
21d,21e,23d,23e ダイオード
22a,23a DC/DC変換器
22c キャパシタ
23b,42a AC/DC変換器
31 制御電源
42c フライホイール付きのモータ
43a スイッチ
43a’,43b’ 整流回路
43c,43d’ 電源回路
Claims (7)
- コンバータを介して交流電源に接続したDCリンク部に蓄積されている電力で駆動されるモータを制御するモータ制御装置であって、
モータの駆動時における交流電源の停電を検出し、停電の検出に応じて停電検出信号を生成する停電検出部及び前記停電検出信号を送信する送信部を有する一つの第1の装置と、
前記送信部が送信した前記停電検出信号を受信する受信部を有する少なくとも一つの第2の装置と、
を備えることを特徴とするモータ制御装置。 - 前記送信部は、電線、無線又は光ファイバを用いて前記停電検出信号を前記受信部に送信する、請求項1に記載のモータ制御装置。
- 前記第1の装置は、前記コンバータ、前記DCリンク部、前記停電検出部及び前記送信部を有する交流直流変換装置によって構成され、
前記第2の装置は、前記受信部を有する直流交流変換装置によって構成される、請求項1又は2に記載のモータ制御装置。 - 前記第1の装置は、
前記コンバータ、前記DCリンク部、前記停電検出部及び前記送信部を有する交流直流変換装置と、
前記交流直流変換装置に接続された直流交流変換装置と、
によって構成され、
前記第2の装置は、前記受信部を有し、前記受信部の前記停電検出信号の受信に応答して、モータの駆動時における交流電源の停電の際の電力対策を講じる電力対策装置によって構成される、請求項1又は2に記載のモータ制御装置。 - 前記第1の装置は、前記コンバータ、前記DCリンク部、前記停電検出部及び前記送信部を有する交流直流変換装置によって構成され、
前記第2の装置は、
前記受信部を有する直流交流変換装置と、
前記受信部の前記停電検出信号の受信に応答して、モータの駆動時における交流電源の停電の際の電力対策を講じる電力対策装置と、
によって構成される、請求項1又は2に記載のモータ制御装置。 - 前記電力対策装置は、前記受信部の前記停電検出信号の受信に応答して、モータの減速時に発生する回生電力を消費するよう制御する回生電力消費制御部を有する、請求項4又は5に記載のモータ制御装置。
- 前記電力対策装置は、前記受信部の前記停電検出信号の受信に応答して、電力供給の制御を行う電力供給制御部を有する、請求項4又は5に記載のモータ制御装置。
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