JP2014206962A - アクセルペダル操作装置 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の車両は、アクセルペダル操作による走行から制動停止を行う場合、アクセルペダルからブレーキペダルへの踏み変えが必要であった。制動停止に時間がかかりよって制動距離も長くなり事故に繋がる。また、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる暴走もあり緊急時の事故が発生しやすい。
【解決手段】車両のアクセル操作おいて、アクセルペダルを足底での踏み込みすることなく、ブレーキペダル上に足底を載せたまま膝を含む下腿部、又は身体の一部でアクセルペダルの操作ができるアクセルペダル操作機構と、ブレーキペダル踏み込みによるアクセルペダル強制戻し機構も有する安全性の高い、アクセルペダル操作装置を提供する。
【選択図】図１

Description

本発明は、車両の安全運転を考慮したアクセルペダル操作に関する。

従来の車両には、走行時に操作するアクセルペダルやブレーキペダルは、アクセル専用に設けられるアクセルペダルと、ブレーキ専用に設けられるブレーキペダルとが別々設けられており、これらのペダル操作は、車両の運転者が足底で踏み込むことにより操作する。しかし、アクセル操作からブレーキ操作に移行する際、アクセルペダルからブレーキペダルへ移行する際に、操作するペダルを踏み変える必要がある。例えばアクセルペダルを操作している場合において、急に車両を制動停止させる必要がある場合、ペダルを踏み変えるのに時間がかかるため、早急なペダル操作の変更は困難なものとなっていた。

以上に述べた従来の車両は、アクセルペダルからブレーキペダルへ踏み変えるのに時間がかかっていた。制動停止に時間かかりよって制動距離も長くなる。また、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる暴走もあり緊急時の事故が発生しやすいものであった。

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、安全性の高いアクセルペダル操作装置の実現を目的とするものである。

本発明は、ブレーキペダル上へ足底を載せたまま、アクセルペダル操作ができるアクセルペダル操作装置を構成したものである。

本発明は、アクセルペダル操作はアクセルペダルを足底での踏み込み操作でなく、ブレーキペダル上へ足底を載せたまま、膝を含む下腿部、又は身体の一部動作でアクセルペダル操作できるアクセルペダル操作装置を構成したものである。

本発明は、ブレーキペダルの踏み込みで、アクセルペダルを強制的に戻す機構を構成示したものである。

本発明は、従来のアクセルペダルに操作可動部材を追加するだけで、容易に実施できるのを構成としたものである。

本発明では、実施において従来のアクセルペダル操作と ブレーキペダル操作を損なうことなく従来の操作運転ができる構成としたものである

本発明の、アクセルペダル操作装置は、ブレーキペダル上へ足底を載せた状態でのアクセルペダル操作となり、アクセル操作解除からブレーキ操作への時間短縮が図られ、急な飛び出し等での車両の制動停止時間、制動停止距離が短くなり事故が削減できる安全性の高いアクセルペダル操作装置を提供できる。

また、ブレーキペダル上へ足底を載せた状態で、アクセルペダル操作装置によるアクセルペダル操作のため、慌てた状態ではアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いで起こる暴走を防げる利点がある。

本発明の実施形態を示すアクセルペダル操作装置の正面図と側面図 本発明の膝含む下腿部でアクセルペダル操作装置可動状態の正面図 本発明のブレーキペダル操作によるアクセルペダル強制戻し構成図

以下、本発明の実施の形態について図１〜図３に基づいて説明する。
図１は、本発明のアクセルペダル操作装置の正面図と側面図であり、ブレーキペダル２へ足底を載せたまま膝及び下腿部９で弾性回転ローラー４を右側へ押し付け横軸レバー支点３を起点に横軸レバー５を下降させ、自在連結棒６でアクセルペダル１に装着した受金具７でアクセルペダル１を押込むことを示している。

図２は、ブレーキペダル２へ足底を載せたまま膝及び下腿部９で弾性回転ローラー４を右側へ押し付け横軸レバー支点３を起点に横軸レバー５を下降させ自在連結棒６でアクセルペダル１を押込み時の状態を示している。

図１、図２において、車両にある従来のアクセルペダル１とブレーキペダル２を取り除くことなく、本発明のアクセルペダル操作装置の設置で運転することができること示している。

図３は、ブレーキペダル２の踏み込みで強制的に、アクセルペダル強制戻しレバー１４でアクセルペダル１を戻す機構を示している。

本発明のアクセルペダル操作装置を設置しても、図１、図２にあるアクセルペダル１は、従来通り足底で踏み込み操作が可能で運転者を限定することなく，運転することができることを示している。

本発明は、身体差により縦軸左右調整金具１０、自在連結棒左右調整金具１１、弾性回転ローラー上下調整金具１２が、矢印方向へ位置変更できることを示している。

図１の側面図で弾性回転ローラー４は、跳ね上げができ車両への乗降における障害を回避できる機能を示している。

１アクセルペダル
２ブレーキペダル
３横軸レバー支点
４弾性回転ローラー
５横軸レバー
６自在連結棒
７受け金具
８かかと
９膝含む下腿部
１０縦軸左右調整金具
１１自在連結棒左右調整金具
１２弾性回転ローラー上下調整金具
１３横軸支点取付金具
１４アクセルペダル強制戻しレバー

Claims (4)

1. 従来の車両が有するアクセルペダルとブレーキペダルを改造取り外すことなく、ブレーキペダル上に足底を載せたまま、従来のアクセルペダル操作を、膝を含む下腿部、又は身体の一部の動作で、従来のアクセルペダルを可動できる機構を備えたアクセルペダル操作装置。
2. 膝を含む下腿部、又は身体の一部の動作で、従来のアクセルペダルを可動できる機構で操作したアクセルペダルを、ブレーキペダルの踏み込みで、強制的にアクセルペダルを戻す機構を有するアクセルペダル操作装置。
3. 膝を含む下腿部、又は身体の一部の動作で、従来のアクセルペダルを可動できる機構において、身体差により操作機構の位置変更機能を有するアクセルペダル操作装置。
4. 膝を含む下腿部、又は身体の一部の動作で、従来のアクセルペダルを可動できる機構において、車両への乗降における障害を回避できる機能を有するアクセルペダル操作装置。

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