JP2014204078A - フレキシブルプリント配線板、照明装置及びその製造方法 - Google Patents

フレキシブルプリント配線板、照明装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、生産性及び形状安定性に優れる環形の照明装置用のフレキシブルプリント配線板、これを用いた照明装置及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、絶縁性を有する基板と、この基板の表面に積層され、複数のランド部及びそれらに接続される配線を有する導電パターンとを備えるフレキシブルプリント配線板であって、外縁が切断予定線であり、部品列を含む製品領域を有し、この部品列が、一方向に並置され、1又は複数の上記ランド部を包含する複数の主領域と、隣接する主領域間に掛け渡され、配線のみを包含する1又は複数の列方向連結領域とを含み、この列方向連結領域が、複数の主領域の列から側方に突出するよう配設されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルプリント配線板、照明装置及びその製造方法に関する。
近年、従来の蛍光灯に代わって、エネルギー消費が小さく高寿命である発光ダイオード(LED)を光源としたLED照明装置が普及しつつある。発光ダイオードは素子1つあたりの発光量が小さいため、このLED照明装置では、多数の発光ダイオードがプリント配線板に実装されている。
蛍光灯の代替として用いられるLED照明装置は、蛍光灯用の接続器具(ソケット)をそのまま用いることができるように、従来の蛍光灯とほぼ同じ外形に形成されている。従来の環形蛍光灯に対応する環形のLED照明装置においては、環形の発光体を形成するために複数のLEDを円周方向に配設した円環状の基板が用いられている(特開2010−3683号公報参照)。
上記従来の環形のLED照明装置用の基板は、円環状を有するため原反から抜き取り可能な量が直線状のものに比して小さく、原料のロスが大きい。そのため、LED照明装置の生産効率が低く、製品コストを下げることができない。
特開2010−3683号公報 特開2012−124106号公報
そこで、LED照明装置の生産効率を改善すべく、図9に示すような帯状のプリント配線板100が考案されている(特開2012−124106号公報参照)。この帯状プリント配線板100は、表面に複数の発光ダイオード101が実装され、この複数の発光ダイオード101の間に幅方向に形成されたスリット102が設けられており、スリット102の根元部分を中心に幅(短手)方向に湾曲させることで円環状に変形させることができる。
しかしながら、上記帯状プリント配線板100は、変形時にスリット102の根元部分が断裂するおそれや、スリット102の根元部分に配設される配線が断線するおそれがある。また、幅方向に湾曲させて変形を行うため、変形時に大きな力が必要となり生産性が低下するおそれや、変形後に歪みが発生して形状が不安定になるおそれがある。
本発明は、上記のような不都合に鑑みてなされたものであり、種々の素子を実装する複数のランド部の方向が高い変形性を有し、生産性及び形状安定性に優れるフレキシブルプリント配線板、これを用いた照明装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、
絶縁性を有する基板と、
この基板の表面に積層され、複数のランド部及びそれらに接続される配線を有する導電パターンと
を備えるフレキシブルプリント配線板であって、
外縁が切断予定線であり、部品列を含む製品領域を有し、
この部品列が、一方向に並置され、1又は複数の上記ランド部を包含する複数の主領域と、隣接する主領域間に掛け渡され、配線のみを包含する1又は複数の列方向連結領域とを含み、
この列方向連結領域が、複数の主領域の列から側方に突出するよう配設されていることを特徴とする。
当該フレキシブルプリント配線板は、主領域の列から側方に突出した1又は複数の列方向連結領域を有することから、この列方向連結領域を平面方向と略垂直方向に湾曲させることで、製品領域の一方向に並置される複数の主領域が構成する列を略円弧状(又は略円環状)等の任意の形に変形できるため、変形時に生じる歪みを小さくすることができ、主領域の破損や配線の断線を防止できる。例えば、上記列方向連結領域を主領域に対して略直交するように折り曲げ、複数の主領域の並置方向を平面内で湾曲させることで、当該フレキシブルプリント配線板を環形のLED照明装置に好適な略円弧状等の形状に容易かつ確実に変形させることができる。また、当該フレキシブルプリント配線板は、このように一方向に並置された複数の主領域と列方向連結領域とから構成される部品列を含む製品領域を有するため、基板の原反から抜き取り可能な数量を多くすることができ、原料ロスを低減できる。
上記製品領域が、平行に配設される複数の上記部品列と、隣接する部品列の端部に配設される主領域間に架け渡される列間連結領域とを含み、この列間連結領域が、折り返すことで上記隣接する部品列が一列になるよう構成されているとよい。このような列間連結領域を設けることで、当該フレキシブルプリント配線板を複数の部品列から構成することができるため、基板の原反の長さが小さい場合でも、当該フレキシブルプリント配線板を直径の大きい(周縁の長い)環形のLED照明装置等に容易かつ確実に適用することができる。つまり、例えば一の部品列とこの部品列に隣接する部品列とを連結する列間連結領域を折り返し、複数の部品列を直線状に連続させる(一列にする)ことで、当該フレキシブルプリント配線板を長い周縁を有する円弧状配線板等に変形させることができる。また、製品領域を構成する部品列が多条に配置されるため、原反からの抜き取りロスが小さく、フレキシブルプリント配線板の生産効率を維持できる。
上記部品列における複数の列方向連結領域が、その複数の主領域の列の側方のうち一方に突出しているとよい。このように列方向連結領域を主領域の列の側方のうち一方に配設することで、当該フレキシブルプリント配線板を略円弧状に変形させる際の作業の手間を低減でき、原反からの抜き取りロスを小さくするよう製品領域を設定できる。
上記複数の主領域が離間して並置されているとよい。このように主領域を離間して並置することで、当該フレキシブルプリント配線板を主領域同士が接近するように略円弧状等に変形させる際、主領域同士が重なり合うことを防止でき、上記変形の自由度及び変形作業性を向上させることができる。
上記主領域間の隙間がV字状であるとよい。このように主領域間にV字状(楔状)の隙間を形成することで、当該フレキシブルプリント配線板を略円弧状、蛇行状等に変形したときに複数の主領域の縁を密接させることができ、変形後の外観を改善できるとともに、当該フレキシブルプリント配線板の裏面側に積層される部材が表出することを抑制することができる。
上記1又は複数の列方向連結領域が、隣接する一対の主領域の側縁から延出し、その一対の延出位置が離間しているとよい。このように列方向連結領域の一対の延出位置が離間していることで、列方向連結領域を厚み方向に湾曲させた際にこの湾曲の曲率を大きくでき、かつこの湾曲に起因する応力が主領域へ伝達することをより効果的に防止できる。その結果、上述の複数の主領域の並び方向の変形による基板、配線等へのダメージを低減できる。また、列方向連結領域と主領域との連結部分を小さくし列方向連結領域の変形自由度を高めて当該フレキシブルプリント配線板の変形作業をより容易にすることができる。
上記複数のランド部が、直線状に配設されているとよい。このように複数のランド部を直線状に配設することで、容易かつ確実に発光ダイオードを実装することができるため、当該フレキシブルプリント配線板の製造効率を向上させることができる。
上記複数のランド部に複数の発光ダイオードが実装された当該フレキシブルプリント配線板は、上述のように略円弧状等に変形することで、環形の照明装置等に好適に用いることができる。
また、上記切断予定線で切断され、製品領域及び複数の発光ダイオードからなる当該フレキシブルプリント配線板は、複数の列方向連結領域及び/又は折り返した列間連結領域を折り曲げ、複数の主領域の並置方向を湾曲させることで、略円弧状等に容易かつ確実に変形できる。
また、上記課題を解決すべくなされた別の発明は、
上記1又は複数の列方向連結領域及び/又は折り返した列間連結領域を裏面側に略垂直に折り曲げ、複数の主領域の並置方向を平面内で湾曲させた当該フレキシブルプリント配線板と、
このフレキシブルプリント配線板の裏面に配設される放熱部材と
を備える照明装置である。
当該照明装置は、当該フレキシブルプリント配線板を用いているため生産性及び形状安定性に優れる。また、当該フレキシブルプリント配線板の裏面側(発光ダイオード実装面と反対の面側)に配設された放熱部材によって、発光ダイオードの発熱を効果的に防止できる。
上記複数の主領域が円環状に並んでいるとよい。このように複数の主領域を円環状に長ベルことで、当該フレキシブルプリント配線板を環形のLED照明装置に好適に用いることができる。
上記フレキシブルプリント配線板に接続される制御素子及び電源導入手段を備えた当該照明装置は、環形の蛍光灯よりも省エネルギー性及び寿命において優れた代替のLED照明装置として好適に用いることができる。
また、上記課題を解決すべくなされた別の発明は、
絶縁性を有する基板と、この基板の表面に積層され、複数のランド部及びそれらに接続される配線を有する導電パターンとを備え、外縁が切断予定線であり、部品列を含む製品領域を有し、この部品列が、一方向に並置され、1又は複数の上記ランド部を包含する複数の主領域と、隣接する主領域間に掛け渡され、配線のみを包含する1又は複数の列方向連結領域とを含み、この列方向連結領域が、複数の主領域の列から側方に突出するよう配設されているフレキシブルプリント配線板を形成する工程、
上記フレキシブルプリント配線板の複数のランド部に発光ダイオードを実装する工程、
上記フレキシブルプリント配線板を切断予定線で切断する工程、
上記フレキシブルプリント配線板の1又は複数の列方向連結領域を裏面側に略垂直に折り曲げる工程、及び
上記フレキシブルプリント配線板の複数の主領域の並置方向を平面内で湾曲し、フレキシブルプリント配線板を平面視円環状の放熱部材に積層する工程
を有する照明装置の製造方法である。
当該照明装置の製造方法は、上述の作用を奏する環形のLED照明装置を容易かつ確実に製造することができる。特に当該製造方法は、主領域が直線状に配置されるフレキシブルプリント配線板を用いて発光ダイオードを直線状に配置できるため製造効率に優れる。
なお、「V字状」とは、一方から他方に向かって2辺の間隔が徐々に増大する形状を意味し、2辺の一方の頂点が離間している形状も含む。「円環状」とは、円環の一部分である円弧の形状も含む概念である。「ランド部が直線状に配設されている」とは、各ランド部が単一直線上に並ぶように配設されていることを意味する。
当該フレキシブルプリント配線板、照明装置及びその製造方法は、発光ダイオード等の素子を実装するランド部の方向を平面内で変形する自由度に優れ、かつ変形時の配線等へのダメージも抑制できる。その結果、環形のLED照明装置の製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント配線板を示す模式的平面図である。 図2は、図1のフレキシブルプリント配線板の列方向連結領域を説明するための模式的平面図である。 図3は、図1のフレキシブルプリント配線板の列間連結領域を説明するための模式的平面図である。 図4は、図1のフレキシブルプリント配線板の導電パターンを説明するための模式的平面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る照明装置を示す模式的平面図(a)及び模式的斜視図(b)である。 図6は、図1の実施形態とは異なる実施形態に係るフレキシブルプリント配線板を示す模式的平面図である。 図7は、図1の実施形態とは異なる実施形態に係るフレキシブルプリント配線板の列方向連結領域を説明するための模式的平面図である。 図8は、図1の実施形態とは異なる実施形態に係るフレキシブルプリント配線板の列間連結領域を説明するための模式的平面図である。 図9は、従来のフレキシブルプリント配線板を示す模式的平面図である。
以下、本発明に係るフレキシブルプリント配線板の実施形態について図面を参照しつつ詳説する。
[フレキシブルプリント配線板]
図1のフレキシブルプリント配線板1は、絶縁性を有する基板2と、基板2の表面に積層される導電パターン3とを有する。この導電パターン3は、図4に模式的に示すように複数のランド部3aと、このランド部3aに接続される配線3bとを有し、このランド部3aには複数の発光ダイオード4が電気的に接続されるように配設(実装)されている。なお、図1では導電パターン3は図示を省略している。また、図4は、発光ダイオード4を実装していない状態の基板2の表面を表している。
(基板)
基板2は、可撓性及び絶縁性を有するシート状部材から構成されている。基板2には、外縁が切断予定線である製品領域5が形成されている。この製品領域5は、平行に配設された2列の部品列(第一部品列P、第二部品列Q)を含む。第一部品列P及び第二部品列Qはそれぞれ、一方向(図中X方向)に並置され、1又は複数のランド部3aと配線3bとを包含する複数の主領域6と、隣接する主領域6間に掛け渡され、配線3bのみを包含する複数の列方向連結領域7と、第一部品列P及び第二部品列Qのそれぞれの端部に配設される一対の主領域6間に架け渡される1の列間連結領域8とを含んでいる。
主領域6は、略矩形状を有し、互いに離間して並置されている。主領域6間の隙間は、主領域6の列の側方のうち一方から他方に向かって徐々に増大するV字状(楔状)に形成されている。また、主領域6の並置方向(図中X方向)に沿う側縁は、短側縁から長側縁に向かう方向に凸となる円弧状に湾曲している。具体的には、短側縁は主領域6内方に凸となる円弧状に、長側縁は主領域6外方に凸となる円弧状に形成されている。これらの側縁の曲率半径は、当該フレキシブルプリント配線板1を変形して得られる略円弧状配線板の半径に略等しい。当該フレキシブルプリント配線板1を略円弧状に変形した場合、隣り合う主領域6の向かい合う端縁同士が略密接し、各主領域6の側縁は滑らかな円弧を形成する。つまり、主領域6は、円環を半径方向の直線で複数に分割した形状に略等しい。そのため、当該フレキシブルプリント配線板1は、変形によって一体形成した円環状配線板と同等の外観を得ることができる。なお、当該フレキシブルプリント配線板1の変形方法については、後述の当該フレキシブルプリント配線板1の使用方法において説明する。
主領域6の大きさ及び数は、当該フレキシブルプリント配線板1を使用する照明装置の大きさに合わせて適宜設計することができ、例えば幅(短側縁と長側縁との距離)を10mm以上100mm以下、長さ(長側縁の長さ)を10mm以上200mm以下とすることができる。
当該フレキシブルプリント配線板1の製品領域5は、平行に配設される2つの部品列(第一部品列P及び第二部品列Q)と、この第一部品列P及び第二部品列Qの端部に配設される主領域6間に架け渡される列間連結領域8とを含む。この列間連結領域8は、折り返すことで第一部品列P及び第二部品列Qが一列になるよう構成されている。
第一部品列P(図中上側の部品列)の主領域6と、第二部品列Q(図中下側の部品列)の主領域6とは、列方向と垂直な方向(図中Y方向)に略対称の形状を有している。つまり、第一部品列Pの主領域6は、図中上方向に徐々に拡大するV字状の隙間を有し、下方向に凸となるように湾曲する側縁を有し、第二部品列Qの主領域6は、これとは逆に、図中下方向に徐々に拡大するV字状の隙間を有し、上方向に凸となるように湾曲する側縁を有する。
列方向連結領域7は、部品列内の隣接する主領域6同士を連結する。列方向連結領域7は、複数の主領域6の列の側方(図中Y方向)のうち一方に突出するように、主領域6の並置方向に沿う長側縁側に複数配設されている。この列方向連結領域7は、図2に示すように隣接する2つの主領域6の長側縁からそれぞれ略垂直に延出する2つの帯状部17a,17bと、この2つの帯状部17a,17bを連結する湾曲部17cとを有する。2つの帯状部17a,17bと2つの主領域6との延出位置(連結縁9)は離間している。上記湾曲部17cは、連結する主領域6の方向に凹となるように湾曲した帯状の形状を有し、両端付近の側縁に帯状部17a,17bが連結され、両端縁は、帯状部17a,17bの側縁と連続するように形成されている。上記湾曲部17cをこのような形状とすることで、当該フレキシブルプリント配線板1を円弧状に変形した際に、この湾曲部17cが略台形状(2辺が平行な矩形状)となるようにして、不要な応力が発生しないようにすることができる。
列方向連結領域7は、上記第一部品列Pにおいて主領域6の図中下側に配設され、第二部品列Qにおいては主領域6の図中上側に配設されている。また、主領域6の並置方向(図中X方向)に沿って、第一部品列Pの列方向連結領域7の間に第二部品列Qの列方向連結領域7が位置するように配設されている。このように列方向連結領域7を配置することで、製品領域5の主領域6の並置方向と垂直な方向(図中Y方向)の幅を圧縮することができ、当該フレキシブルプリント配線板1の歩留りを向上させることができる。
列の端部においては、第一部品列Pの端部に配設される端部主領域6aと、第二部品列Qの端部に配設されこの端部主領域6aと対を成す端部主領域6bとを連結する列間連結領域8が配設されている。この列間連結領域8は、第一部品列Pの端部主領域6a及び第二部品列Qの端部主領域6bからそれぞれ略垂直に延出する第一帯状部27a及び第二帯状部27bと、この第一帯状部27a及び第二帯状部27bを連結する湾曲部27cとから構成される。具体的には、図3に示すように第一帯状部27aは、一端が第一部品列Pの端部主領域6aの長側縁から略垂直に延出し、他端が湾曲部27cの第一部品列P側の側縁から延出している。第一帯状部27aの幅は、第二帯状部27bの幅d1に等しく、第一帯状部27aの長さは、第二帯状部27bの長さd2に湾曲部27cの幅d3を2倍したものを加えた長さに等しい。第二帯状部27bは、一端が第二部品列Qの端部主領域6bの長側縁から略垂直に延出し、他端が湾曲部27cの第二部品列Q側の側縁から延出している。このように列間連結領域8を構成することで、当該フレキシブルプリント配線板1を切断予定線に沿って切断後、第一帯状部27aを折り返し線27d(第一部品列Pの端部主領域6aからの距離がd2+d3である線)で折り返し、さらに第一帯状部27aと湾曲部27cとの連結縁である折り返し線27eで折り返すことで、第一部品列Pと第二部品列Qとを直線状に連続させる(一列にする)ことができる。
列方向連結領域7及び列間連結領域8の大きさは、当該フレキシブルプリント配線板1の変形が容易かつ確実にできれば特に限定されるものではない。列方向連結領域7及び列間連結領域8の帯状部(17a,17b,27a,27b)の幅(d1)としては、例えば1mm以上10mm以下とすることができ、帯状部の長さ(d2)としては、例えば1mm以上20mm以下とすることができる。また、列方向連結領域7及び列間連結領域8の湾曲部(17c,27c)の幅(d3)としては、例えば1mm以上10mm以下とすることができ、湾曲部の長さ(d4)としては、例えば2mm以上20mm以下とすることができる。
製品領域5を有する基板2の材質としては、具体的には樹脂フィルムを採用可能である。この樹脂フィルムの材料としては、例えばポリイミド、ポリエチレンテレフタレート等が好適に用いられる。
基板2の平均厚みは、特に限定されるものではないが、5μm以上50μm以下であることが好ましく、12μm以上25μm以下であることがより好ましい。基板2の平均厚みが上記下限未満であると基板2の強度が不十分となるおそれがあり、また上記上限を超えると可撓性が低下するおそれや薄型化の要請に反するおそれがある。
(導電パターン)
導電パターン3は、複数のランド部3a及びそれらに接続される配線3bを有しており、基板2の表面に積層された金属層をエッチングすることによって所望の平面形状(パターン)に形成されている。導電パターン3は、主領域6にランド部3a及び配線3bが配設され、複数の列方向連結領域7及び列間連結領域8に配線3bのみが配設されるように形成されている。複数のランド部3aは、略直線状に配設されており、発光ダイオード4がそれぞれのランド部3aに実装されている。
上記導電パターン3は、導電性を有する材料で形成可能であるが、一般的には例えば銅によって形成される。
上記導電パターン3の平均厚みは、特に限定されるものではないが、5μm以上50μm以下であることが好ましく、8μm以上35μm以下であることがより好ましい。導電パターン3の平均厚みが上記下限未満であると導通性が不十分となるおそれがあり、また上記上限を超えるとフレキシブル性を損なうおそれがある。
基板2の表面の発光ダイオード4が実装される部分(ランド部3a)を除いた部分には、カバーレイが積層されている。このカバーレイは接着層と絶縁層とを有し、接着層が導電パターン3及び基板2の表面に接着される。この絶縁層としては、基板2と同じ材質を用いることができ、平均厚みも基板2と同様とすることができる。
上記カバーレイの接着層を構成する接着剤としては、例えばエポキシ系接着剤等が好適に用いられる。接着層の平均厚みは、特に限定されるものではないが、12.5μm以上25μm以下であることが好ましい。
(発光ダイオード)
発光ダイオード4は、基板2に配設され導電パターン3のランド部3aに実装されている。この発光ダイオード4としては、多色発光タイプ又は単色発光タイプの発光ダイオードを用いることができる。
発光ダイオード4は、主領域6内に直線状に(各重心が単一直線上に略並ぶように)配設されている。発光ダイオード4のランド部3aへの接続方法としては、例えば導電性ペーストを用いたダイボンディングや、金属線を用いたワイヤボンディング等を用いることができる。
主領域6における発光ダイオード4の実装数は、当該フレキシブルプリント配線板1を使用する照明器具の照度、大きさ等に合わせて適宜設計することができるが、例えば1個以上20個以下とすることができる。
[フレキシブルプリント配線板の使用方法]
当該フレキシブルプリント配線板1は、以下の手順により、略円弧状の配線板に変形させることができる。まず、当該フレキシブルプリント配線板1を、切断予定線(製品領域5の外縁)に沿って切断する。次に、列間連結領域8を上述したように2つの折り返し線27d,27eで折り返し、2列の部品列(第一部品列P及び第二部品列Q)を一列(全ての主領域6が直線状に並んだ状態)に変形する。その後、主領域6と列方向連結領域7及び折り返した列間連結領域8との連結縁9を、発光ダイオード4を実装した面と反対側の面(基板2の裏面)が内側になる向きに略垂直に折り曲げる。最後に、各主領域6の隣接縁(隙間を形成している端縁)が略一致するように、複数の列方向連結領域7及び折り返した列間連結領域8を厚み方向に湾曲させ、複数の主領域6の並置方向を平面内で略円環状に湾曲させる。これにより、複数の主領域6が円弧状になめらかに連結された略円弧状の配線板を得ることができる。
[フレキシブルプリント配線板の利点]
当該フレキシブルプリント配線板1は、一方向に並置される複数の主領域6と、隣接する主領域6間に掛け渡される複数の列方向連結領域7と、第一部品列P及び第二部品列Qのそれぞれの端部に配設される一対の主領域6間に架け渡される1の列間連結領域8とを含む製品領域5を有する。このため、当該フレキシブルプリント配線板1は、この列間連結領域8が折り返すことで第一部品列Pと第二部品列Qとを一列にするように構成され、複数の列方向連結領域7が主領域6の列から一側方に突出するように配設されるので、上述のような手順で、主領域6の破損や配線3bの断線を防止しつつ、環形のLED照明装置に好適な略円弧状(又は略円環状)の配線板に容易かつ確実に変形させることができる。また、当該フレキシブルプリント配線板1は、このように直線状に配置された複数の主領域6と列方向連結領域7とで構成される部品列が多条に配設された製品領域5を有するため、基板2の原反から抜き取り可能な数量を多くすることができ、製造歩留りを高めることができる。
特に、当該フレキシブルプリント配線板1は、主領域6間の隙間が主領域6の列の一方の側から他方の側に向かって徐々に増大するように形成されているため、当該フレキシブルプリント配線板1を略円弧状に変形したときに複数の主領域6の隣接縁を密接させることができる。その結果、当該フレキシブルプリント配線板1の裏面側に積層される放熱部材等が表出することを防止することができる。
[照明装置]
次に、図5に示す当該フレキシブルプリント配線板1を用いた照明装置10について説明する。
照明装置10は、切断予定線を切断した当該フレキシブルプリント配線板1と、このフレキシブルプリント配線板1が積層される放熱部材11とを備える。
(フレキシブルプリント配線板)
照明装置10におけるフレキシブルプリント配線板1は、上述の手順で略円弧上に変形された状態(主領域6が円環状に並べられた状態)のものに、制御素子及び電源導入手段(図示省略)を装着したものである。
この制御素子としては、電源導入手段(口金)を介して商用電源から供給される商用交流電流を直流に整流及び平滑化するダイオードブリッジ及びコンデンサ、電流をスイッチングするスイッチング素子、絶縁用のトランス等が用いられる。これらの制御素子は、フレキシブルプリント配線板1の導電パターン3が有するランド部3aに実装される。
(放熱材)
放熱材11は、略円環状の上面とこの上面の外縁から略垂直に延出する側面とを有する。フレキシブルプリント配線板1は、主領域6がこの放熱部材11の上面側に積層され、主領域6と略直角に折り曲げられた列方向連結領域7及び列間連結領域8が放熱部材11の側面側に積層されるように配置されている。
放熱材11の上面の円環の径及び幅は、フレキシブルプリント配線板1の主領域6が一部を形成している円環と略同等である。放熱材11の側面の幅(高さ)は、列方向連結領域7及び列間連結領域8を積層することができ、十分な放熱機能を奏すれば特に限定されず、例えば1mm以上100mm以下とすることができる。また、放熱材11上面の円環の内径としては例えば10mm以上400mm以下とすることができる。
放熱材11の材質としては、伝熱性の高いものであれば特に限定されないが、軽量性及び加工性の観点からアルミニウムを好適に用いることができる。
放熱材11に円弧状のフレキシブルプリント配線板1を固定する方法としては特に限定されず、例えば接着剤による接着方法を用いることができる。
[照明装置の利点]
当該照明装置10は、フレキシブルプリント配線板1を用いているため上述したように生産性及び形状安定性に優れる。また、フレキシブルプリント配線板1の列方向連結領域7及び列間連結領域8が放熱部材11の側面側に積層され、固定されているため、フレキシブルプリント配線板1の形状をさらに安定させることができる。加えて、フレキシブルプリント配線板1の裏面側(発光ダイオード4実装面と反対の面側)に配設された放熱部材11によって、発光ダイオード4の発熱を効果的に防止できる。
[照明装置の製造方法]
次に、当該照明装置10を製造する方法について説明する。当該照明装置10の製造方法は、フレキシブルプリント配線板1を形成する配線板形成工程、上記フレキシブルプリント配線板1の主領域6のランド部3aに発光ダイオード4を実装する発光ダイオード実装工程、上記フレキシブルプリント配線板1に制御素子を実装する制御素子実装工程、上記フレキシブルプリント配線板1の切断予定線を切断する切断工程、上記フレキシブルプリント配線板1の列間連結領域8を折り返す折り返し工程、上記フレキシブルプリント配線板1の複数の列方向連結領域7及び折り返した列間連結領域8を裏面側に略垂直に折り曲げる折り曲げ工程、及び上記フレキシブルプリント配線板1の複数の主領域6の並置方向を湾曲し、フレキシブルプリント配線板1を放熱部材11に積層する放熱部材積層工程を有する。
(配線板形成工程)
配線板形成工程において、基板2の表面に金属層が積層されたものを用い、エッチング等で金属層を加工して導電パターン3を形成する。
上記金属層が積層された基板2を形成する方法としては、特に限定されず、例えば金属箔を接着剤で貼り合わせる接着法、金属箔上に基板2の材料である樹脂組成物を塗布するキャスト法、スパッタリングや蒸着法で基板2上に形成した厚み数nmの薄い導電層(シード層)の上に電解メッキで金属層を形成するスパッタ/メッキ法、金属箔を熱プレスで貼り付けるラミネート法等を用いることができる。
(発光ダイオード実装工程)
発光ダイオード実装工程において、主領域6内に直線状に配設された複数のランド部3aに複数の発光ダイオード4を実装する。これら複数の発光ダイオード4は、主領域6内で直線状に配設される。このように発光ダイオード4を直線状に配設することで、製造装置及び工程の簡略化を図ることができる。
(制御素子実装工程)
制御素子実装工程において、照明回路が形成されるように各種制御素子をフレキシブルプリント配線板1のランド部3aに実装する。
(切断工程)
切断工程において、フレキシブルプリント配線板1を切断予定線(製品領域5の外縁)で切断する。
(折り返し工程)
折り返し工程において、上述したように列間連結領域8を折り返すことで、主領域6の第一部品列Pと第二部品列Qとを直線状に連続させる。
(折り曲げ工程)
折り曲げ工程において、上述したように複数の複数の列方向連結領域7及び折り返した列間連結領域8を接続縁8で裏面側(発光ダイオード4実装面と反対側の面側)に略垂直に折り曲げる。
(放熱部材積層工程)
放熱部材積層工程において、複数の列方向連結領域7及び折り返した列間連結領域8を厚み方向に湾曲することで複数の主領域6を略円弧状に並んだ状態にフレキシブルプリント配線板1を変形する。その後、放熱部材11の上面にフレキシブルプリント配線板1の主領域6を積層し、放熱部材11の側面に複数の列方向連結領域7及び折り返した列間連結領域8を積層する。さらに、電源導入手段(口金)をフレキシブルプリント配線板1に装着することで、当該照明装置10を得ることができる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
当該フレキシブルプリント配線板1は、主領域6の並置方向を平面内で湾曲させる変形のみならず、列方向連結領域7を折り曲げないことで主領域6の並置方向を基板2と垂直方向に湾曲させる変形も可能であり、種々の形状の照明装置に適用できる。
当該フレキシブルプリント配線板1の主領域6及び列方向連結領域7の形状は、図1に示す形状に限定されるものではない。例えば図6(a)又は(b)に示すように主領域6及び主領域6間の隙間が直線から構成される矩形状であってもよく、列方向連結領域7も直線のみから構成されていてもよい。また、図6(b)に示すように、列方向連結領域7は、一の主領域6の側縁から延出する一の延出位置と、この一の主領域6と隣接する他の主領域6の側縁から延出する他の延出位置とが連続している矩形状に形成されていてもよい。
また、主領域6は離間せずに配置されていてもよい。また、列方向連結領域7は、主領域6の列の両側方に規則的又はランダムに設けられていてもよい。例えば、列方向連結領域7を主領域6の列の一の側方と他の側方とに交互に配置することで、当該フレキシブルプリント配線板1を蛇行状に変形させることができる。
なお、主領域6を離間せずに配置する場合は、複数の列方向連結領域7を主領域6の列の一側に設け、この複数の列方向連結領域7を設けた側が内側になるように当該フレキシブルプリント配線板1を略円弧状に変形させることで、主領域6が重なり合うことを避けて変形させることができる。
さらに、列間連結領域8は、図1及び図3に示した形状に限定されるものではなく、例えば、図7に示すような直線状の形態であってもよい。この列間連結領域8は、主領域6の並置方向に沿って第一部品列Pから第二部品列Qの方向に45°傾斜した折り返し線27dと、主領域6の並置方向に沿って第二部品列Qから第一部品列Pの方向に45°傾斜した折り返し線27eとを有する。この折り返し線27d,27eに沿って列間連結領域8を折り返すことで、第一部品列Pと第二部品列Qとを直線状に連続させることができる。ただし、図7に示す列間連結領域8は、列方向と垂直な方向(図中上下方向)の長さが大きくなるため、第一部品列Pと第二部品列Qとの間隔が広がって製品領域5が大きくなる。そのため、生産性の観点からは、図1及び図3に示すように列間連結領域8は屈曲した形状を有するものが好ましい。
また、製品領域5が部品列を1列だけ有するものも本発明の意図する範囲内である。逆に、当該フレキシブルプリント配線板1は、3列以上の部品列を有していてもよい。3列以上の部品列を有する場合、図8に示すように第三部品列Rの主領域6は第一部品列Pの主領域6と同じ向きで配設され、第二部品列Qの端部主領域6bと第三部品列Rの端部主領域6cとを連結する列間連結領域8の形状としては、例えば図8(a)又は(b)に示すようなものを採用することができる。
図8(a)では、列間連結領域8は、第二部品列Qの端部主領域6bの第三部品列Rと反対側の側縁から延出する第一帯状部27aと、第三部品列Rの端部主領域6cの第二部品列Qと反対側の側縁から延出する第二帯状部27bと、これらを連結する湾曲部27cとから構成される。湾曲部27cは、主領域6の並置方向と略垂直な基幹部分と、この基幹部分の両端部から主領域6の並置方向に延びてそれぞれ第一帯状部27aと第二帯状部27bとに連結する枝部分とを有する。当該フレキシブルプリント配線板1の列方向連結領域7の湾曲部17cの長さをd4、上記第一帯状部27aに連結する上記枝部分の長さをd5、上記第二帯状部27bに連結する上記枝部分の長さをd6、上記基幹部分の幅をd7とすると、この列間連結領域8は、d5+d6−d7×2がd4に等しくなるように形成されている。そのため、上記基幹部分の中央に主領域並置方向に設けられた折り返し線27dでこの列間連結領域8を折り返し、さらに基幹部分と第二帯状部27bに連結する枝部分との境界線に一致する折り返し線27eでこの列間連結領域8を折り返すことで、第二部品列Qと第三部品列Rとを直線状に連続させることができる。
図8(b)では、列間連結領域8は、第二部品列Qの端部主領域6bの第三部品列R側の側縁から延出する第一帯状部27aと、第三部品列Rの端部主領域6cの第二部品列Q側の側縁から延出する第二帯状部27bと、これらを連結する湾曲部27cとから構成される。湾曲部27cは、主領域6の並置方向と略平行に帯状に形成されている。第一帯状部27aを折り返し線27dで主領域並置方向と垂直な方向に折り返し、さらに湾曲部27cを折り返し線27eで主領域並置方向に折り返すことで、第二部品列Qと第三部品列Rとを直線状に連続させることができる。
当該フレキシブルプリント配線板1は、複数の基板を有する多層構造であってもよい。このような多層構造としては、例えば表層の基板に配線が積層され、この表層基板よりも内側にある基板に発光ダイオード等の素子が配置され、表層の基板の配線と発光ダイオード等とがワイヤボンディングやブライドビアホール等によって接続されているものを挙げることができる。また、ランド部3a(発光ダイオード4)は、主領域3内に多条に配設されていてもよい。
本発明は、LED照明装置等に好適に用いることができる。
1 フレキシブルプリント配線板
2 基板
3 導電パターン
3a ランド部
3b 配線
4 発光ダイオード
5 製品領域
6 主領域
6a,6b,6c 端部主領域
7 列方向連結領域
8 列間連結領域
9 連結縁
10 照明装置
11 放熱部材
17a,17b,27a,27b 帯状部
17c,27c 湾曲部
27d,27e 折り返し線

Claims (13)

  1. 絶縁性を有する基板と、
    この基板の表面に積層され、複数のランド部及びそれらに接続される配線を有する導電パターンと
    を備えるフレキシブルプリント配線板であって、
    外縁が切断予定線であり、部品列を含む製品領域を有し、
    この部品列が、一方向に並置され、1又は複数の上記ランド部を包含する複数の主領域と、隣接する主領域間に掛け渡され、配線のみを包含する1又は複数の列方向連結領域とを含み、
    この列方向連結領域が、複数の主領域の列から側方に突出するよう配設されていることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
  2. 上記製品領域が、
    平行に配設される複数の上記部品列と、
    隣接する部品列の端部に配設される主領域間に架け渡される列間連結領域とを含み、
    この列間連結領域が、折り返すことで上記隣接する部品列が一列になるよう構成されている請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
  3. 上記部品列における複数の列方向連結領域が、その複数の主領域の列の側方のうち一方に突出している請求項1又は請求項2に記載のフレキシブルプリント配線板。
  4. 上記複数の主領域が離間して並置されている請求項1、請求項2又は請求項3に記載のフレキシブルプリント配線板。
  5. 上記主領域間の隙間がV字状である請求項4に記載のフレキシブルプリント配線板。
  6. 上記1又は複数の列方向連結領域が、隣接する一対の主領域の側縁から延出し、その一対の延出位置が離間している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  7. 上記複数のランド部が、直線状に配設されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  8. 上記複数のランド部に複数の発光ダイオードが実装されている請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  9. 上記切断予定線で切断され、製品領域及び複数の発光ダイオードからなる請求項8に記載のフレキシブルプリント配線板。
  10. 上記1又は複数の列方向連結領域及び/又は折り返した列間連結領域を裏面側に略垂直に折り曲げ、複数の主領域の並置方向を平面内で湾曲させた請求項9に記載のフレキシブルプリント配線板と、
    このフレキシブルプリント配線板の裏面に配設される放熱部材と
    を備える照明装置。
  11. 上記複数の主領域が円環状に並んでいる請求項10に記載の照明装置。
  12. 上記フレキシブルプリント配線板に接続する制御素子及び電源導入手段を備えている請求項9に記載の照明装置。
  13. 絶縁性を有する基板と、この基板の表面に積層され、複数のランド部及びそれらに接続される配線を有する導電パターンとを備え、外縁が切断予定線であり、部品列を含む製品領域を有し、この部品列が、一方向に並置され、1又は複数の上記ランド部を包含する複数の主領域と、隣接する主領域間に掛け渡され、配線のみを包含する1又は複数の列方向連結領域とを含み、この列方向連結領域が、複数の主領域の列から側方に突出するよう配設されているフレキシブルプリント配線板を形成する工程、
    上記フレキシブルプリント配線板の複数のランド部に発光ダイオードを実装する工程、
    上記フレキシブルプリント配線板を切断予定線で切断する工程、
    上記フレキシブルプリント配線板の1又は複数の列方向連結領域を裏面側に略垂直に折り曲げる工程、及び
    上記フレキシブルプリント配線板の複数の主領域の並置方向を平面内で湾曲し、フレキシブルプリント配線板を平面視円環状の放熱部材に積層する工程
    を有する照明装置の製造方法。
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