JP2012009631A - 発光装置及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の温度上昇を抑制するとともに、基板と放熱部との絶縁性を確保することが可能な発光装置及び照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、複数の発光素子3が表面側に実装された基板2と、この基板2に形成され、前記複数の発光素子3を電気的に接続するとともに、電界めっき処理された配線パターン21と、この配線パターン21に電気的に接続され、前記基板2の端縁部まで延出されて形成された接続パターン22と、前記複数の発光素子3を被覆する封止部材4と、前記基板2の裏面側が当接さるとともに、前記接続パターン22が延出された基板2の端縁部から離間するように段差Sが設けられて形成された放熱部10とを備える発光装置1である。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、LED等の発光素子を用いた発光装置及び照明装置に関する。
近時、光源としてLED等の発光素子を基板に複数配設して所定の光量を得るようにする照明装置が開発されている。この照明装置は、例えば、天井面等に直接的に取付けられる、いわゆる直付タイプのベース照明として用いられるようになっており、基板に複数のLEDが例えば、マトリクス状に配列して実装されている。
これら複数のLEDは、基板上に形成された配線パターンによって電気的に接続されている。そして、この配線パターンは電界めっきによってめっき処理することが行われている。
この電界めっき処理の工程において配線パターンに所定の電位を加えるため、予め配線パターンに電気的に接続される接続パターンが形成される。
特開2009−54989号公報
しかしながら、上記のような接続パターンは、電界めっき処理後、基板の端縁部まで延出して残留している。
ところで、LED等の発光素子は、その温度が上昇するに従い、光の出力が低下し、耐用年数も短くなる。このため、LEDやEL素子等の固体発光素子を光源とする照明装置にとって、耐用年数を延したり発光効率の特性を改善したりするために、発光素子の温度が上昇するのを抑制することが必要である。
したがって、発光素子の温度上昇を抑制するため、基板に放熱部を当接して放熱性を向上することが試みられる。しかし、この場合、基板に形成された接続パターンと放熱部との絶縁距離の確保が困難となる課題が生じる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、発光素子の温度上昇を抑制するとともに、基板と放熱部との絶縁性を確保することが可能な発光装置及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、複数の発光素子が表面側に実装された基板と、この基板に形成され、前記複数の発光素子を電気的に接続するとともに、電界めっき処理された配線パターンとを有している。この配線パターンには、基板の端縁部まで延出されて形成された接続パターンが電気的に接続されている。前記複数の発光素子は、封止部材によって被覆されている。また、前記基板の裏面側が当接さるとともに、前記接続パターンが延出された基板の端縁部から離間するように段差が設けられて形成された放熱部を備えている。
本発明によれば、発光素子の温度上昇を抑制するとともに、基板と放熱部との絶縁性を確保することが可能な発光装置及び照明装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る発光装置を示す平面図である。 同発光装置を示す側面図である。 図1中、Y−Y線に沿って切断して示す一部斜視図である。 同発光装置の変形例を示す側面図である。 同発光装置の基板側において一部を切欠いて示す平面図である。 同基板における配線パターンを示す平面図である。 同基板における発光素子を実装した状態を拡大して示す平面図である。 図5中、Y−Y線に沿う模式的断面図である。 同発光素子の接続状態を示す結線図である。 発光装置を配設した天井直付タイプの照明装置を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る発光装置を示す側面図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図10を参照して説明する。図1乃至図9は、発光装置1を示しており、図10は、この発光装置1を用いた照明装置11を示している。なお、各図において同一部分には同一符号を付し重複した説明は省略する。
発光装置1は、図1乃至図3に示すように、基板2と、この基板2に実装された複数の発光素子3と、各発光素子3を覆う封止部材として蛍光体層4と、基板2が取付けられる放熱部10とを備えている。
まず、基板2側について図5乃至図9を参照して説明する。図5に示すように、基板2の表面側には、複数の発光素子3が実装されている。図5は、一部を切欠いた状態(図示上、右側において、蛍光体層4及びレジスト層23を除いた状態)を示している。
基板2は、ガラスエポキシ樹脂等の材料で細長の略長方形状に形成されている。基板2の長さ寸法Lは、250mm〜300mmであり、幅寸法Wは、30mm〜40mmである。本実施形態では、具体的には、長さ寸法Lは、280mm、幅寸法Wは、32mmに形成されている。基板2の厚さ寸法は、0.5mm以上1.8mm以下が好ましく、本実施形態では、1mmのものを適用している。
基板2の形状は、例えば、長手方向の両端がR形状に形成されていてもよい。また、基板2の材料には、セラミックス材料又は他の合成樹脂材料を適用できる。さらに、本発明は、各発光素子3の放熱性を高めるうえで、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用することを妨げるものではない。
図6に代表して示すように、基板2上には、配線パターン21及び接続パターン22が形成されている。配線パターン21は、実装パッド21aと、給電導体21bと、給電端子21cとから構成されている。配線パターン21は、各発光素子3に電力を供給するための給電路として機能する。実装パッド21aは、基板2上の大部分の領域を占めて形成されており、この実装パッド21a上には、複数の発光素子3が配設され実装されるようになっている。この実装パッド21aからは、細幅の屈曲した給電導体21bが連続的に延びていて、基板2の長手方向と直交する方向に延出している。
この実装パッド21a及び給電導体21bは、複数のブロック、具体的には、9個のブロックに形成されており、長手方向に配設されて、隣接する相互のブロック同士は、絶縁距離を空けて絶縁性が確保されるようになっている。
また、各実装パッド21aには、基板2の長手方向と直交する方向に並んで給電子21a1が形成されており、同様に、給電導体21bにも給電子21b1が形成されている。具体的には、それぞれ5個の凸状の給電子21a1、21b1が等間隔で形成されている。
給電端子21cは、実装パッド21a又は給電導体21bに接続されて基板2の両端側に配設されている。この給電端子21cには、電源コネクタが接続されるようになっている。
接続パターン22は、細幅であり、各実装パッド21aに接続されていて、基板2の鉛直方向に端縁部まで延出している。この接続パターン22は、配線パターン21を電界めっき処理する場合に使用される。つまり、配線パターン21を電解めっきする際に、各実装パッド21aの部分を同電位にするための接続路として機能するものである。因みに、接続パターン22の部分も同時にめっき層が形成される。
図4に示すように、配線パターン21及び接続パターン22は、三層構成であり、基板2の表面上に第一層Aとして銅(Cu)、第二層Bとしてニッケル(Ni)が電解めっき処理されており、第三層Cには、反射率の高い銀(Ag)が電解めっき処理されている。実装パッド21aの第三層C、すなわち、表層は、銀(Ag)めっきが施されて反射層が形成されており、全光線反射率は、90%と高いものとなっている。
この電解めっき処理においては、第二層Bのニッケル(Ni)の膜厚は、5μm以上、第三層Cの銀(Ag)の膜厚は、1μm以上に形成するのが好ましく、このような膜厚寸法にすることにより、均一な膜厚形成が実現され反射率の均一化が可能となる。
また、基板2の表層には、発光素子3の実装領域や部品の実装部分を除いて、ほとんど全面に反射率の高い白色のレジスト層23が積層されている。
なお、上記の電界めっき処理の工程について説明する。まず、各実装パッド21aに接続されている各接続パターン22が共通に接続される接続パターンが形成された基板が用意される。この接続パターンは、各接続パターン22を共通に接続するため、基板の長手方向に細幅の直線状に形成される。したがって、当初の基板は、図示上、接続パターン22が延出する端縁部より幅方向に突出した形態をなしている。
そして、共通に接続された接続パターンを通じて、各接続パターン22、配線パターン21に例えば、負極側として電位が加えられて、正極側のめっき金属によってめっき層が形成される。このめっき処理後は、当初の基板における幅方向に突出した部分は、共通に接続された接続パターンを除去するように、この接続パターンに沿って切断され、図5及び図6に示すような基板2の形態となる。
よって、各接続パターン22は、基板2の鉛直方向に端縁部まで延出して残留し、形成されることとなる。
図5、図7及び図8に示すように、複数の発光素子3は、LEDのベアチップからなる。LEDのベアチップには、例えば、白色系の光を発光部で発光させるために、青色の光を発するものが用いられている。このLEDのベアチップは、シリコーン樹脂系の絶縁性接着剤を用いて、実装パッド21a上に接着されている。
LEDのベアチップは、例えば、InGaN系の素子であり、透光性のサファイア素子基板に発光層が積層されており、発光層は、n型窒化物半導体層と、InGaN発光層と、p型窒化物半導体層とが順次積層されて形成されている。そして、発光層に電流を流すための電極は、p型窒化物半導体層上にp型電極パッドで形成されたプラス側電極と、n型窒化物半導体層上にn型電極パッドで形成されたマイナス側電極とで構成されている。これら、電極は、ボンディングワイヤ31によって電気的に接続されている。ボンディングワイヤ31は、金(Au)の細線からなっており、実装強度の向上とLEDのベアチップの損傷低減のため金(Au)を主成分とするバンプを介して接続されている。
複数の発光素子3は、基板2の実装パッド21a上に、基板2の長手方向と直交する方向に複数並べられて複数の列(発光素子列)を形成して実装されている。つまり、複数の発光素子3は、実装パッド21aに形成された給電子21a1及び給電導体21bに形成された給電子21b1に対応して実装パッド21a上に接着されている。
したがって、一つの発光素子列には、5個の発光素子3が略等間隔で配設されていて、基板2の長手方向と直交する方向に、18列の発光素子列が形成されて発光素子3の配設パターンが構成されている。
図7に示すように、例えば、図示上、中央の列に配設された複数の発光素子3は、プラス側電源から給電導体21b、給電子21b1、ボンンディングワイヤ31を介して発光素子3のプラス側電極、発光素子3のマイナス側電極からボンンディングワイヤ31を介して実装パッド21aへと接続されている。
また、図示上、中央の列の左側に隣接する列に配設された複数の発光素子3は、プラス側電源から実装パッド21a、給電子21a1、ボンンディングワイヤ31を介して発光素子3のプラス側電極、発光素子3のマイナス側電極からボンンディングワイヤ31を介して実装パッド21aへと接続されている。
以上のように接続された発光素子3は、図9に示すような接続状態となっている。つまり、電源側に対して、発光素子3が10個並列に接続された並列回路が9個直列に接続されて直列回路を構成している。
この一つ並列回路における複数の発光素子3は、前記のように、基板2上に、5個ずつ2列の発光素子列に分割配置されていて、配設パターンとしては、18列の発光素子列となっている。
このような接続状態では、各発光素子3のうちのいずれかがボンディングワイヤ31の接続不良や断線等に起因して発光できなくなることがあっても発光装置1全体の発光が停止することはない。
また、図5及び図6に示すように、基板2の中間部の隣接する発光素子列間には、基板取付用の一対の取付穴5が形成されている。この取付穴5は、発光装置1を照明装置の本体等に取付ける場合に用いられる。具体的には、固定手段である取付ねじ51が取付穴5に貫通し、照明装置の本体等の放熱部10にねじ込まれて基板2が取付けられる。
通常、この取付穴5は、基板2の両端部に設けられるため、そのスペースを確保する必要があり、基板2がその分大形化することとなる。しかしながら、上記構成によれば、発光素子列間に取付穴5を形成して取付ねじ51によって取付けることが可能であり、大形化するのを回避することができる。また、この場合、固定手段が金属製である場合には、絶縁距離を確保することが可能となる。さらに、固定手段は、基板2の両端部ではなく、長手方向の内側、つまり、基板2の中間部を固定するようになるので、基板2の反り等の変形を有効に抑制することができる。
図5及び図8に示すように、蛍光体層4は、透光性合成樹脂、例えば、透明シリコーン樹脂製であり、YAG:Ce等の蛍光体を適量含有している。蛍光体層4は、個々の発光素子3を発光素子3ごとに被覆する複数の凸状蛍光体層4aの集合から構成されている。凸状蛍光体層4aは、山形の形状をなしていて、円弧状の凸状をなし、その裾部において隣接する凸状蛍光体層4aと連なるように形成されている。したがって、蛍光体層4は、前記発光素子列に沿って複数の列を形成して、すなわち、18列に形成されており、各発光素子3、ボンディングワイヤ31を被覆し封止している。
蛍光体は、発光素子3が発する光で励起されて、発光素子3が発する光の色とは異なる色の光を放射する。発光素子3が青色光を発する本実施形態では、白色光を出射できるようにするために、蛍光体には青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
蛍光体層4は、未硬化の状態で各発光素子3、ボンディングワイヤ31に対応して塗布され、その後に加熱硬化又は所定時間放置して硬化されて設けられている。詳しくは、図示しないディスペンサから、粘度や量が調整された蛍光体を含有する透明シリコーン樹脂材料を未硬化の状態で各発光素子3、ボンディングワイヤ31に対応して滴下して供給する。
なお、上記構成では、凸状蛍光体層4aによって、個々の発光素子3を発光素子3ごとに被覆する場合について説明したが、例えば、2個や3個の複数の発光素子3をその複数の発光素子3ごとに被覆するように形成してもよい。
図8に示すように、基板2の裏面側には、放熱用の銅箔6のパターンが全面に亘って形成されている。このような構成によって、基板2全体の均熱化を図ることができ放熱性能を向上できる。なお、銅箔6には、レジスト層が積層されている。
次に、上記のように構成された基板2が取付けられる放熱部10について、図1乃至図4を参照して説明する。
図に示すように、基板2は、その裏面側が放熱部10に当接されて取付けられる。放熱部10は、例えば、アルミニウム材料等からなる熱伝導性が良好な金属製の板材を折曲して形成されている。この放熱部10は、基板2と略同様な長さ寸法を有し、樋状に形成されていて、中央部に凸部10a有し、この凸部10aの両側に鍔部10bを有している。したがって、この凸部10aと鍔部10bとによって、図示上、鉛直方向に段差Sが設けられて段状に形成されている。
なお、鍔部10bの角部には、放熱部10を例えば、照明装置本体側に取付けるために用いられるねじ等の固定手段が貫通する貫通孔が形成されている。
このように構成された放熱部10に基板2が取付けられる。具体的には、基板2の裏面側が放熱部10の凸部10aの外面側に当接され、前記固定手段である取付ねじ51が基板2の表面側からねじ込まれて取付けられる。
この取付状態においては、基板2の裏面側は、放熱部10の凸部10aの外面側に接触し、熱的に結合される。また、放熱部10には、段差Sが設けられているので、基板2との絶縁距離が確保できる。すなわち、前記電界めっき処理を行う場合の接続路として機能する接続パターン22は、基板2の端縁部まで延出しているが、放熱部10は、段差Sによって、この基板2の端縁部から離間するようになる。したがって、この段差Sが設けられることによって絶縁距離が確保され、絶縁性の向上を図ることができる。
なお、放熱部10は、ヒートシンク、装置の本体、ケースあるいはカバー、反射板等と称されるものであってもよい。要は、基板2が熱的に結合される部材や部分を意味している。また、基板2と放熱部10との接触は、部分的に行われるものであってもよい。さらに、図4に示すように、固定手段としては、合成樹脂製等の絶縁性を有し、弾性係合する部材51aを用いることができる。
次に、図10を参照して上述の発光装置1を配設した照明装置11について説明する。図においては、天井面に設置して使用される一般的な40W蛍光灯形の照明装置と同等なサイズを有する天井直付タイプの照明装置11を示している。照明装置11は、細長で略直方体形状の本体ケース11aを備えており、この本体ケース11a内には、前記発光装置1が4個直線状に接続されて配設されている。また、電源回路を備えた電源ユニットは、本体ケース11aに内蔵されている。なお、本体ケース11aの下方開口部には、拡散性を有する前面カバー11bが取付けられている。
上記構成の発光装置1に電源回路により通電されると、各発光素子3が一斉に点灯されて、発光素子3から出射される光は、蛍光体層4を透過して放射され、発光装置1は白色の光を出射する面状光源として使用される。
発光素子3の発光中において、実装パッド21aは、各発光素子3が発した熱を拡散するヒートスプレッダとして機能する。発光装置1の発光中、発光素子3が放射した光のうちで基板2側に向かった光は、実装パッド21aの表層で主として光の利用方向に反射される。そのため、光の取出し効率を良好なものとすることができる。加えて、発光素子3が放射した光のうちで横方向へ向かった光は、反射率の高い白色のレジスト層23の表面で反射され前面側へ放射される。
また、基板2の裏面側は、放熱部10の凸部10aの外面側に接触し、熱的に結合されるので、各発光素子3から発生した熱は、主として基板2に伝導され、基板2の裏面側から放熱部10へ伝導されて放熱される。
放熱部10には、段差Sが設けられているので、基板2の端縁部との絶縁距離が確保され、絶縁性の向上を図ることができる。
以上のように本実施形態によれば、発光素子の温度上昇を抑制するとともに、基板と放熱部との絶縁性を確保することが可能な発光装置1及び照明装置11を提供することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図11を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し重複した説明は省略する。
本実施形態では、放熱部10の異なる形態を示している。図に示すように、段差Sが形成される側面が傾斜面をなしている。このような形態においても第1の実施形態と同様に基板と放熱部との絶縁性を確保することができる。
したがって、段差Sが形成される側面は、鉛直面や傾斜面、又は曲面等によって形成できる。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、発光素子は、LED等の固体発光素子である。また、発光素子の実装個数は特段限定されるものではない。
照明装置としては、屋内又は屋外で使用される照明器具、ディスプレイ装置等に適用が可能である。
1・・・発光装置、2・・・基板、3・・・発光素子(LEDチップ)、
4・・・封止部材(蛍光体層)、10・・・放熱部、11・・・照明装置、
21・・・配線パターン、21a・・・実装パッド、21b・・・給電導体、
22・・・接続パターン、31・・・ボンディングワイヤ、S・・・段差

Claims (3)

  1. 複数の発光素子が表面側に実装された基板と;
    この基板に形成され、前記複数の発光素子を電気的に接続するとともに、電界めっき処理された配線パターンと;
    この配線パターンに電気的に接続され、前記基板の端縁部まで延出されて形成された接続パターンと;
    前記複数の発光素子を被覆する封止部材と;
    前記基板の裏面側が当接さるとともに、前記接続パターンが延出された基板の端縁部から離間するように段差が設けられて形成された放熱部と;
    を具備することを特徴とする発光装置。
  2. 前記複数の発光素子は、前記配線パターン上に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 装置本体と;
    装置本体に配設された請求項1又は請求項2に記載の発光装置と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
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