JP2014203976A - プリント回路板 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローパスフィルタの遮断周波数よりも高い周波数帯で大きな減衰が得られるプリント回路板を提供する。
【解決手段】プリント回路板100は、デジタル信号が伝送される伝送線路201を有するプリント配線板200を備えている。また、プリント回路板100は、伝送線路201に配置され、コンデンサ素子51,53及びインダクタ素子52を有して構成されたローパスフィルタ500を備えている。伝送線路201は、ローパスフィルタ500の信号出力端502に接続された信号配線パターン212と、一端が信号配線パターン212に接続された接続端223であり、他端が開放された開放端224であるオープンスタブ配線パターン213とを有する。オープンスタブ配線パターン213の配線の電気長が、デジタル信号の基本周波数に対応する波長の1/4以上である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気・電子機器等に搭載され、デジタル信号を伝送する伝送線路を有するプリント配線板を備えたプリント回路板に関する。
近年のデジタル複合機やデジタルカメラ等の機器では、高速化・高精彩化の要求により大容量のデジタル信号を高速に伝送する必要があるため、少ない伝送線路で高速に大容量のデータを伝送することが可能なシリアル伝送が広く用いられるようになっている。
シリアル伝送方式とは、データやアドレス、制御線といった低速なパラレル信号をシリアル化して伝送線路に出力し、送られてきたシリアル信号を受信側でデシリアライズしてパラレル信号に変換するものである。シリアル化したデータ列にクロック信号を埋め込んで伝送し、受信側ではクロックとデータが再生される。
一方、ケーブル等の長い有損失伝送線路上に高速な信号が伝送された場合、信号成分の一部がケーブルをアンテナとして放射され、他の機器の動作に影響を与える恐れがある。そのため、機器からのEMI(Electromagnetic interference:不要電磁ノイズ)を抑制する必要がある。
シリアル伝送では矩形波でデータ信号が伝送され、そのスペクトラムは、sinc関数で表される。高速のシリアル伝送において、受信側でのデータ再生に最低限必要なスペクトラムは、第1エンベロープの部分である。高速シリアル伝送の場合、伝送に使用される伝送線路の持つ周波数帯域が無限と見なせなくなるため、符号間干渉が起こらないように低域通過フィルタ(ローパスフィルタ)を用い、データスペクトラムの帯域制限が行われる。
この種のローパスフィルタは、集中回路素子(チップコンデンサ等のコンデンサ素子やチップインダクタ等のインダクタ素子)で構成されている。
実際のコンデンサ素子(部品)は、寄生インダクタンスが容量と直列接続された等価回路となり、これらで決定される自己共振周波数よりも高い周波数では、コンデンサ素子がインダクティブになる。また、インダクタ素子(部品)は、寄生容量がインダクタンスと並列接続された等価回路となり、自己共振周波数よりも高い周波数では、インダクタ素子がキャパシティブになる。
したがって、各素子の自己共振周波数を超えた周波数領域では、ローパスフィルタの特性は高域通過フィルタ(ハイパスフィルタ)の特性を示し、ローパスフィルタの遮断周波数よりも高い周波数の帯域において、減衰効果が低下する。
個々の素子の持つ自己共振周波数は、素子の実際の素子値(公称値)と密接な関係があり、素子値が小さいほど、自己共振周波数が高くなる傾向にある。
そこで、ローパスフィルタにおいて、個々の素子を複数の素子に分割することで自己共振周波数を上げ、ローパスフィルタの高域での減衰を得る方法も提案されている(特許文献1参照)。
特開平8−32394号公報
しかしながら、上記特許文献1のような構成にした場合、複数の素子に分割するので、部品点数が増えてしまい、コストが高くなるという問題があった。
また、これら分割した複数の素子はプリント配線板に実装されるため、素子の部品点数が増加した分、接続パターンを含め、大きな実装面積が必要となり、プリント配線板が大型化する問題があった。
そこで、本発明は、ローパスフィルタの遮断周波数よりも高い周波数帯で大きな減衰量が得られるプリント回路板を提供する。
本発明のプリント回路板は、デジタル信号が伝送される伝送線路を有するプリント配線板と、前記プリント配線板に実装され、前記伝送線路に前記デジタル信号を送信する送信回路と、前記伝送線路に配置され、コンデンサ素子及びインダクタ素子を有して構成された、前記デジタル信号の基本周波数に対するローパスフィルタと、を備え、前記伝送線路は、前記ローパスフィルタの信号入力端又は信号出力端に接続された信号配線パターンと、一端が前記信号配線パターンに接続された接続端であり、他端が開放された開放端であるオープンスタブ配線パターンと、を有し、前記オープンスタブ配線パターンの接続端から開放端までの配線の電気長が、前記デジタル信号の基本周波数に対応する波長の1/4以上であることを特徴とする。
本発明によれば、ローパスフィルタの遮断周波数よりも高い周波数帯で大きな減衰量が得られる。
実施形態に係るプリント回路板の概略構成を示す説明図である。 デジタル信号のスペクトラムを示すグラフである。 ローパスフィルタの各素子が理想素子である場合と実際の素子である場合とを比較した説明図である。 ローパスフィルタ、部分配線及びオープンスタブ配線パターンによる通過特性(S21)のシミュレーション結果を示すグラフである。 シミュレーションをした際の各パラメータを説明するための図である。 シミュレーション結果を示す図である。 別の実施形態に係るプリント回路板の概略構成を示す説明図である。 別の実施形態に係るプリント回路板の概略構成を示す説明図である。 比較例のローパスフィルタを説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は、プリント回路板を示す斜視図、図1(b)は、プリント回路板及び受信回路の回路構成の等価回路を示す模式図である。プリント回路板100は、不図示の電気・電子機器に搭載されている。プリント回路板100は、プリント配線板200と、プリント配線板200に実装された送信回路300と、プリント配線板200に実装されたコネクタ400と、を備えている。また、プリント回路板100は、例えばチップコンデンサであるコンデンサ素子51,53及び例えばチップインダクタであるインダクタ素子52等のリアクタンス素子(集中定数素子)を有して構成されたローパスフィルタ500を備えている。ローパスフィルタ500は、プリント配線板200に実装されている。
プリント配線板200は、多層(本実施形態では2層)構造であり、一方の表層に送信回路300、コネクタ400及びローパスフィルタ500が実装され、他方の表層に導体のパターンであるグラウンドパターン230が配置されている。このグラウンドパターン230は、例えば電気・電子機器の不図示の金属筐体等に接地されている。なお、一方の表層において、電源パターン等の図示は省略している。
プリント配線板200は、デジタル信号が伝送される伝送線路201を有している。伝送線路201は、プリント配線板200の一方の表層に形成された導体のパターンで構成されている。また、プリント配線板200は、一方の表層に形成されたグラウンドパターン202を有しており、グラウンドパターン202とグラウンドパターン230とがスルーホール240で電気的に接続されている。
送信回路300は、デジタル信号を送信する送信端子31、及びグラウンド電位が印加されるグラウンド端子32を有しており、コネクタ400は、受信回路600にデジタル信号を伝送するためのケーブルが接続される端子41を有している。
送信回路300の送信端子31とコネクタ400の端子41との間には、伝送線路201が接続されており、送信回路300は、伝送線路201を介して受信回路600にデジタル信号を送信する。また、送信回路300のグラウンド端子32は、グラウンドパターン202に接続されている。伝送線路201には、ローパスフィルタ500が配置されている。
図1(b)に示すように、送信回路300は、信号源301と内部抵抗302とで表すことができ、受信回路600は、負荷抵抗601で表すことができる。
送信回路300は、シングルエンド方式で所定の伝送レート[bps]のデジタル信号を伝送線路201に送信するものであり、例えば半導体パッケージで構成されている。送信回路300は、パラレル信号をシリアル化してシリアル信号に変換し、このシリアル信号をデジタル信号として伝送線路201に出力し、受信回路600は、送られてきたシリアル信号をデシリアライズしてパラレル信号に変換する。
このシリアル伝送で伝送されるデジタル信号は矩形波であり、デジタル信号のスペクトラムは図2に示すようなsinc関数で表される。ここで、高速のシリアル伝送において、受信側でのデータ再生に最低限必要なスペクトラムは、図2中、第1エンベロープE1の部分である。
ローパスフィルタ500は、信号の伝送に必要な図2中の第1エンベロープE1の部分を透過させ、第1エンベロープE1より周波数が高い成分を減衰させるように遮断周波数(カットオフ周波数)が設定されている。
なお、デジタル信号の伝送レートに相当する周波数が基本周波数(繰り返し周波数)[Hz]であり、例えば、デジタル信号の伝送レートが2[Gbps]の場合、デジタル信号の基本周波数は2[GHz]である。換言すると、基本周波数は、1ビット当たりの周期(繰り返し周期)に対応する周波数である。ローパスフィルタ500の遮断周波数は、この基本周波数に設定されるのが好ましい。
本実施形態では、ローパスフィルタ500は、3個のリアクタンス素子(インダクタ素子およびコンデンサ素子)51〜53から成る3次のπ型のローパスフィルタを構成しているが、次数は3次に限ったことではない。
コンデンサ素子51の一端は、インダクタ素子52の一端に接続され、コンデンサ素子51の他端は、グラウンドパターン202に接続されている。また、コンデンサ素子53の一端は、インダクタ素子52の他端に接続され、コンデンサ素子53の他端は、グラウンドパターン202に接続されている。
伝送線路201は、一端が送信回路300の送信端子31に接続され、他端がローパスフィルタ500の信号入力端(具体的には、コンデンサ素子51の一端)501に接続された信号配線パターン211を有している。また、伝送線路201は、一端がローパスフィルタ500の信号出力端(具体的には、コンデンサ素子53の一端)502に接続され、他端がコネクタ400の端子41に接続された信号配線パターン212を有している。つまり、信号配線パターン211は、ローパスフィルタ500の信号入力側(前段)の信号配線パターンであり、信号配線パターン212は、ローパスフィルタ500の信号出力側(後段)の信号配線パターンである。更に、伝送線路201は、一端が信号配線パターン212に接続された接続端223であり、他端が開放された開放端224であるオープンスタブ配線パターン213を有している。
信号配線パターン212は、ローパスフィルタ500の信号出力端502に接続された接続端221とオープンスタブ配線パターン213の接続端223が接続された接続点Pとの間の部分配線212Aを有する。なお、信号配線パターン212は、接続点Pとコネクタ400の端子41に接続された接続端222との間の部分配線212Bを有するが、部分配線212Bはなくてもよい。部分配線212Bは受信回路600の内部抵抗(図1(b)では負荷抵抗601)の抵抗値と等しい特性インピーダンスの線路であるため、この部分の長さは全体の特性に影響を与えるものではない。
ここで、ローパスフィルタ500は、各リアクタンス素子51〜53に寄生成分が含まれていない理想では図3(a)の回路構成となる。これに対し、実際の部品である各リアクタンス素子51〜53には、図3(b)に示すように、寄生抵抗、寄生インダクタ及び寄生容量が含まれている。
そこで図3(a)の回路には理想的な素子値を適用し、図3(b)の回路には、チップ部品メーカーが提供している部品モデル(SPICEモデル)を適用し、それぞれの回路について線系回路シミュレータにてフィルタ500の通過特性を算出した。
図3(c)にこれらの周波数−振幅特性を示す。図3(c)中、破線L11は図3(a)の理想素子を使ったときの特性で、実線L12は図3(b)の部品が寄生リアクタンスを持ったときの特性である。なお、図3(c)の縦軸は、フィルタ500の通過特性を示すSパラメータのS21としている。
ここで、図3(c)を算出したシミュレーションでは、遮断周波数を1[GHz]とし、遮断周波数で減衰が6[dB]となる50[Ω]系の3次のベッセルフィルタの設計回路定数を、以下のように設定した。
図3(a)に示す各素子51〜53の素子値は、コンデンサ素子51を1.5[pF]、インダクタ素子52を10.9[nH]、コンデンサ素子53を9.9[pF]に設定した。図3(b)に示す各素子51〜53の素子値は、寄生リアクタンスの影響で遮断周波数が低下するのを補正するために、コンデンサ素子51を1.2[pF]、インダクタ素子52を10[nH]、コンデンサ素子53を8.2[pF]に設定した。
実際のコンデンサ素子51,53は、寄生インダクタンスが容量と直列接続された等価回路となり、これらで決定される自己共振周波数よりも高い周波数ではインダクティブになる。また、実際のインダクタ素子52は、寄生容量がインダクタンスと並列接続された等価回路となり、自己共振周波数よりも高い周波数ではキャパシティブになる。従って、各素子51〜53の自己共振周波数を超えた周波数領域では、図3(b)に示すローパスフィルタ500の特性は高域通過フィルタ(ハイパスフィルタ)の特性を示し、図3(b)の例では4[GHz]を超える周波数領域で減衰が得られなくなる。
一方、オープンスタブ配線パターン213は、その電気長がλ/4(λ:波長)となる周波数で接続端223(接続点P)のインピーダンスが最小になる。従って、減衰を大きく得たい周波数に対してλ/4の電気長にするとよい。
即ち、本実施形態では、オープンスタブ配線パターン213の接続端223から開放端224までの配線の電気長が、ローパスフィルタ500の遮断周波数よりも高い周波数に対応する波長の1/4となるように設定されている。つまり、オープンスタブ配線パターン213の接続端223から開放端224までの配線の電気長は、送信回路300が送信するデジタル信号の基本周波数に対応する波長の1/4以上である。
オープンスタブ配線パターン213の特性は急峻なリジェクション特性である。そのため、オープンスタブ配線パターン213は、特定周波数については減衰が得られるが、オープンスタブ配線パターン213のみでは広帯域に亘る減衰効果が低い。
そこで、伝送線路201の信号配線パターン212とオープンスタブ配線パターン213との組み合わせにより、広帯域に亘って減衰を得るようにしている。具体的には、信号配線パターン212における部分配線212Aと、オープンスタブ配線パターン213との組み合わせにより、広帯域に亘って減衰を得るようにしている。
図4は、ローパスフィルタ500、部分配線212A及びオープンスタブ配線パターン213による通過特性(S21)のシミュレーション結果を示すグラフである。このシミュレーションでは、ローパスフィルタ500で6[dB]減衰する遮断周波数を2[GHz]としたものである。このとき、コンデンサ素子51を素子値3.3[pF]のチップコンデンサ、インダクタ素子52を素子値4.7[nH]のチップインダクタ、コンデンサ素子53を素子値0.5[pF]のチップコンデンサとした。また、内部インピーダンス302と負荷抵抗401は50[Ω]とした。
図4中、点線L21は、集中定数素子によって構成されたローパスフィルタ500のみの周波数−振幅特性のシミュレーション結果を示している。点線L21で示す周波数−振幅特性では、5[GHz]程度までは減衰が得られるが、それ以上の周波数では十分な減衰が得られていない。
図4中、実線L22は、部分配線212A及びオープンスタブ配線パターン213のみの周波数−振幅特性のシミュレーション結果を示している。このとき、オープンスタブ配線パターン213の接続端223から開放端224までの配線長は、遮断周波数2[GHz]よりも高い周波数8[GHz]で1/4波長の電気長となるように設定した。信号配線パターン212における接続端221から接続点Pまでの配線(部分配線212A)の電気長は、ローパスフィルタ500の遮断周波数である2[GHz]に対応する波長の1/16(0.0625)となるように設定した。
図4中、破線L23は、ローパスフィルタ500と信号配線パターン212の部分配線212Aとオープンスタブ配線パターン213とを組み合わせた構成の周波数−振幅特性のシミュレーション結果を示している。破線L23で示す周波数−振幅特性では、4[GHz]から10[GHz]に亘り減衰量を大きくする効果があることが分かる。
本実施形態では、デジタル信号の伝送レート(伝送速度)を2[Gbps]とし、ローパスフィルタ500の遮断周波数を2[GHz]に設定している。伝送速度が2[Gbps]のデジタル信号には、多くの高調波が含まれており、特に基本周波数である2[GHz]の整数倍の高調波成分がEMIとして顕著に表れる。
集中定数素子によるローパスフィルタ500では、伝送速度の2倍の周波数(ここでは4[GHz])までは十分な減衰量が得られるが、伝送速度の3倍以上の周波数では十分な減衰が得られない。言い換えれば、ローパスフィルタ500の遮断周波数の3倍以上の周波数での減衰は望めない。
一方、伝送信号に含まれる高調波成分で、EMIとして問題になる成分は伝送速度の5倍に相当する成分までで、それより高次の成分はほとんど問題にならない。言い換えれば、ローパスフィルタ500の遮断周波数の5倍まで減衰が得られれば良いことになる。
したがって、オープンスタブ配線パターン213の配線の電気長は、ローパスフィルタ500の遮断周波数の3倍の周波数以上かつ5倍の周波数以下の範囲の周波数に対応する波長の1/4になるように設定されるのが好ましい。つまり、オープンスタブ配線パターン213の接続端223から開放端224までの配線の電気長が、送信回路300が送信するデジタル信号の基本周波数に対応する波長の3/4以上5/4以下であるのが好ましい。
特に、オープンスタブ配線パターン213の配線の電気長は、ローパスフィルタ500の遮断周波数の3倍、4倍又は5倍の周波数に対応する波長の1/4になるように設定されるのが好ましい。つまり、オープンスタブ配線パターン213の配線の電気長は、送信回路300が送信するデジタル信号の基本周波数に対応する波長の3/4,1(=4/4)又は5/4であるのが好ましい。
図5(a)は、プリント回路板及び受信回路の等価回路を示す模式図である。図5(a)の構成において、コンデンサ素子51を素子値3.3[pF]のチップコンデンサ、インダクタ素子52を素子値4.7[nH]のチップインダクタ、コンデンサ素子53を素子値0.5[pF]のチップコンデンサとした。ローパスフィルタ500の6[dB]減衰する遮断周波数fcを2[GHz]とした。
オープンスタブ配線パターン213の接続端223から開放端224までの配線の電気長L2は、遮断周波数fcの3倍、4倍及び5倍の周波数(6[GHz]、8[GHz]、10[GHz]の周波数)に対応する波長の1/4となるように設定した。ローパスフィルタ500とオープンスタブ配線パターン213を部分配線212Aで接続したときの周波数−振幅特性を求めた。
このとき、送信回路300の内部インピーダンス302と負荷抵抗601は50[Ω]とし、求める周波数−振幅特性は、端子31から端子41間の減衰特性とした。シミュレーションは線系回路解析ツールを用い、図5(a)に示すポート31とポート41間のSパラメータのS21について計算した。
この周波数−振幅特性の一例を図5(b)に示す。この特性で重要な項目が2つあり、1つ目が通過帯域特性であり、2つ目が高域減衰量である。
通過帯域特性は、伝送させたい信号を減衰させていないかを示すものであり、上記した集中定数によるローパスフィルタ500の6[dB]減衰する遮断周波数fcにおける減衰量で評価を行った。
一方、高域減衰量は、不要な信号を除去できる性能を表し、遮断周波数fcの2倍から5倍の範囲(4[GHz]から10[GHz]の範囲)Bwでの最低減衰量で評価を行った。
なお、オープンスタブ配線パターン213の配線の電気長L2が、遮断周波数fcに対して3倍、4倍及び5倍の周波数(6[GHz]、8[GHz]及び10[GHz]の周波数)に対応する波長の1/4となるように設定したときについて計算を行った。
図6(a)は部分配線212Aの配線長に対する遮断周波数fcにおける減衰量の変化を示すグラフである。図6(a)に示すグラフの横軸は、部分配線212Aの配線長(信号配線パターン212の接続端221と接続点Pとの間の配線長)L1を、ローパスフィルタ500の遮断周波数fcに対する電気長で表したものである。
ここで、遮断周波数fcにおける設計減衰量6[dB]に対し減衰量が1[dB]増加(出力振幅が10[%]低減に相当)までであると伝送信号の品質劣化として許容できる。したがって、図6(a)に示すように、部分配線212Aの配線の電気長L1が、遮断周波数fcに対応する波長の0.075以下の範囲に設定されていれば、通過帯域特性が満足される。
図6(b)は部分配線212Aの配線長に対する遮断周波数fcの2倍から5倍の周波数の範囲(4[GHz]から10[GHz]の周波数の範囲)Bwでの最低減衰量の変化を示すグラフである。図6(b)に示すグラフの横軸は、部分配線212Aの配線の電気長(信号配線パターン212の接続端221と接続点Pとの間の配線長)L1を、ローパスフィルタ500の遮断周波数fcに対応する波長で表したものである。
遮断周波数fcの2倍から5倍の周波数の範囲Bwで必要な最低減衰量を30[dB](エネルギーが1/1000に減衰)とする。部分配線212Aの配線の電気長L1が、遮断周波数fcに対応する波長の0.045以上の範囲に設定されていれば、高域(周波数帯域Bw)で減衰量が満足でき、伝送に不要なスペクトラムを効果的に除去できる。
以上の2点から、ローパスフィルタ500とオープンスタブ配線パターン213とを接続する部分配線212Aの配線の電気長L1が、遮断周波数fcに対応する波長の0.045以上かつ0.075以下の範囲に設定されているのが好ましい。
この範囲に部分配線212Aの配線長L1を設定することで、ローパスフィルタ500の遮断周波数fcの2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
なお、比較例として、図9(a)にローパスフィルタの個々の部品を分割配置したときの回路図を示し、そのときの周波数−振幅特性を図9(b)に示す。図9(a)に示すローパスフィルタ500Xは、コンデンサ素子51の代わりに、2つのコンデンサ素子51X,51Xとし、コンデンサ素子53の代わりに、2つのコンデンサ素子53X,53Xとしたものである。また、図9(a)に示すローパスフィルタ500Xは、インダクタ素子52の代わりに、2つのインダクタ素子52X,52Xとしたものである。図9(b)に示す破線L12は、本実施形態のローパスフィルタ500の周波数−振幅特性であり、実線L13が比較例のローパスフィルタ500Xの周波数−振幅特性である。
比較例のローパスフィルタ500Xにおいて、個々の素子を複数の素子に分割することで自己共振周波数を上げることができ、図9(b)の実線L13に示すように、ローパスフィルタ500Xの高域の周波数帯域で減衰を得ることができる。しかし、部品点数が増えてしまい、コストが高くなる。また、ローパスフィルタ500Xの実装面積も増大してしまう。
これに対し、本実施形態では、ローパスフィルタ500の各素子51,52,53の数を最小限にすることができ、コストアップを回避することができ、更に高域の周波数帯域で減衰を得ることができる。また、比較例よりもローパスフィルタ500の実装面積を小さくすることができ、プリント配線板200、つまりプリント回路板100の大型化を回避することができる。
次に、別の実施形態のプリント回路板について説明する。上記実施形態では、ローパスフィルタ500がπ型のローパスフィルタである場合について説明したが、T型のローパスフィルタであってもよい。
図7(a)は、別の実施形態のプリント回路板及び受信回路の回路構成の等価回路を示す模式図である。なお、上記実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。図7(a)に示すように、ローパスフィルタ500Aは、インダクタ素子51A,53A及びコンデンサ素子52A等のリアクタンス素子(集中定数素子)を有して構成されたT型のローパスフィルタである。このようなT型のローパスフィルタ500Aであっても、上記実施形態と同様のオープンスタブ配線パターン213により、ローパスフィルタ500Aの遮断周波数よりも高い周波数帯で大きな減衰量が得られる。
また、上記実施形態と同様に、部分配線212Aの配線の電気長L1が、ローパスフィルタ500Aの遮断周波数に対応する波長の0.045以上かつ0.075以下の範囲に設定されているのが好ましい。これにより、ローパスフィルタ500Aの遮断周波数の2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
また、上記実施形態と同様に、オープンスタブ配線パターン213の配線長を、遮断周波数の2倍以上の周波数かつ5倍以下の周波数の範囲に設定すれば、より効果的に2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
また、以上の実施形態では、ローパスフィルタ500(500A)の信号出力側(後段)の信号配線パターン212にオープンスタブ配線パターン213を接続したが、これに限定するものではない。
図7(b)は、更に別の実施形態のプリント回路板及び受信回路の回路構成の等価回路を示す模式図である。図7(b)に示すように、ローパスフィルタ500(500A)の信号入力側(前段)の信号配線パターン211にオープンスタブ配線パターン213を接続しても上記実施形態と同様の効果を奏する。
その際、上記実施形態と同様、信号配線パターン211におけるローパスフィルタ500(500A)に接続される接続端と、オープンスタブ配線パターン213が接続される接続点との間の部分配線211Aの配線長をL1とする。そして、上記実施形態と同様、部分配線211Aの配線の電気長L1が、ローパスフィルタ500(500A)の遮断周波数に対応する波長の0.045以上かつ0.075以下の範囲に設定されているのが好ましい。これにより、ローパスフィルタ500(500A)の遮断周波数の2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
また、上記実施形態と同様に、オープンスタブ配線パターン213の配線長を、遮断周波数の2倍以上の周波数かつ5倍以下の周波数の範囲に設定すれば、より効果的に2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
また、以上の実施形態では、送信回路300がシングルエンド方式でデジタル信号を送信する場合について説明したが、送信回路が差動方式でデジタル信号を送信する場合であってもよい。
図8(a)は、更に別の実施形態のプリント回路板を示す回路図である。プリント回路板のプリント配線板に実装された送信回路300Cは、デジタル信号として一対の差動信号を送信する差動回路であり、一対の送信端子31,31を有する。なお、受信回路600Cは、一対の差動信号を受信するための一対の受信端子を有しており、不図示のケーブルを介してプリント配線板上のコネクタの一対の端子41,41に接続される。
送信回路300Cには、上記実施形態と同様の構成の伝送線路201が一対接続される。つまり、送信回路300Cの送信端子31とコネクタの端子41とが伝送線路201で接続されており、送信端子31と端子41とが伝送線路201で接続されている。
本実施形態のローパスフィルタ500Cは、伝送線路201,201に配置されたπ型のローパスフィルタである。上記実施形態と同様、コンデンサ素子51,53及びインダクタ素子52が伝送線路201に配置され、コンデンサ素子51,53及びインダクタ素子52が伝送線路201に配置されている。
そして、上記実施形態と同様に、ローパスフィルタ500Cの信号出力側(後段)における信号配線パターン212,212にオープンスタブ配線パターン213,213が接続されている。これにより、上記実施形態と同様、ローパスフィルタ500Cの遮断周波数よりも高い周波数帯で大きな減衰量が得られる。
図8(b)は、更に別の実施形態のプリント回路板を示す回路図である。このプリント回路板では、ローパスフィルタ500Cの代わりにローパスフィルタ500Dとしたものである。即ち、コンデンサ素子51,51を共通化して伝送線路201,201間に接続されたコンデンサ素子51Dとしている。また、コンデンサ素子53,53を共通化して伝送線路201,201間に接続されたコンデンサ素子53Dとしている。ローパスフィルタ500Dは、ローパスフィルタ500Cと同等のフィルタ特性を持ちながら、コンデンサ素子の部品点数を少なくすることができる。これによっても、図8(a)のものと同様の効果を奏する。
また、上記実施形態と同様に、部分配線212A,212Aの配線の電気長L1が、ローパスフィルタ500C,500Dの遮断周波数に対応する波長の0.045以上かつ0.075以下の範囲に設定されているのが好ましい。これにより、ローパスフィルタ500C,500Dの遮断周波数の2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
また、上記実施形態と同様に、オープンスタブ配線パターン213,213の配線長を、遮断周波数の2倍以上の周波数かつ5倍以下の周波数の範囲に設定すれば、より効果的に2倍から5倍までの周波数の帯域において、十分な減衰が得られる。
また、ローパスフィルタ500C,500Dの信号出力側(後段)の信号配線パターン212,212にオープンスタブ配線パターン213,213を接続したが、信号入力側(前段)の信号配線パターンに接続してもよい。
また、ローパスフィルタ500C,500Dがπ型としたが、T型のローパスフィルタであってもよい。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
上記実施形態では、受信回路がプリント配線板とは別に配置される場合について説明したが、これに限定するものではなく、プリント配線板に受信回路が実装される場合であってもよい。
51…コンデンサ素子、52…インダクタ素子、53…コンデンサ素子、100…プリント回路板、200…プリント配線板、201…伝送線路、212…信号配線パターン、213…オープンスタブ配線パターン、300…送信回路、500…ローパスフィルタ

Claims (5)

  1. デジタル信号が伝送される伝送線路を有するプリント配線板と、
    前記プリント配線板に実装され、前記伝送線路に前記デジタル信号を送信する送信回路と、
    前記伝送線路に配置され、コンデンサ素子及びインダクタ素子を有して構成された、前記デジタル信号の基本周波数に対するローパスフィルタと、を備え、
    前記伝送線路は、
    前記ローパスフィルタの信号入力端又は信号出力端に接続された信号配線パターンと、
    一端が前記信号配線パターンに接続された接続端であり、他端が開放された開放端であるオープンスタブ配線パターンと、を有し、
    前記オープンスタブ配線パターンの接続端から開放端までの配線の電気長が、前記デジタル信号の基本周波数に対応する波長の1/4以上であることを特徴とするプリント回路板。
  2. 前記信号配線パターンにおける、前記ローパスフィルタと、前記オープンスタブ配線パターンが接続される接続点との間の配線の電気長が、前記デジタル信号の基本周波数に対応する波長の0.045以上かつ0.075以下であることを特徴とする請求項1に記載のプリント回路板。
  3. 前記オープンスタブ配線パターンの接続端から開放端までの配線の電気長が、前記デジタル信号の基本周波数に対応する波長の3/4以上5/4以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント回路板。
  4. 前記ローパスフィルタが、π型又はT型であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリント回路板。
  5. 前記送信回路が、前記デジタル信号として一対の差動信号を送信する差動回路であり、前記差動回路には、前記伝送線路が一対接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプリント回路板。
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