JP2014202413A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Yasunari Matsumura
泰成 松村
利幸 佐久間
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利幸 佐久間
柳本 圭
Kei Yanagimoto
圭 柳本
一樹 池田
Kazuki Ikeda
一樹 池田
史人 竹内
Norito Takeuchi
史人 竹内
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Abstract

【課題】即湯機能に優れ、かつ、給湯開始時の湯温変動を抑制することが可能な貯湯式給湯機を提供する。【解決手段】貯湯式給湯機は、ヒートポンプユニット1、貯湯タンク11、出湯配管13給水配管14、給水分岐配管15,16、給湯混合弁17、給湯往き配管19、給湯戻り配管21、循環ポンプ23、タンク戻り配管24、流路切換弁25等を備える。保温循環運転では、循環温水のうち一部の温水Aを貯湯タンク11に流入させることにより貯湯タンク11から取出した高温水A′と、残りの温水Bとを給湯混合弁17により混合して中温水Cを生成し、この中温水Cを循環させる。このとき、給湯混合弁17による高温水A′と温水Bとの混合比率は、0%よりも大きく100%よりも小さい中間の比率に設定する。これにより、給湯開始時に貯湯タンク11の高温水が直接給湯されるのを回避することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、給湯の開始時に温水を即座に供給する機能を備えた貯湯式給湯機に関する。
従来技術として、例えば特許文献1に記載されているように、給湯の開始時に温水を即座に供給可能な構成とした貯湯式給湯機が知られている。従来技術の給湯機は、給湯の停止中に保温管内に温水を循環させておき、給湯の開始時には、保温管内の温水を供給することにより給湯を即座に実行するものである。
特開2012−26710号公報
上述した従来技術では、給湯の停止中において、保温管内に温水を循環させる循環運転を実行するが、循環運転では、貯湯タンク内の温水を利用する。このため、給湯の停止中には、給湯混合弁の湯通路側が開弁状態に保持されている。しかしながら、この状態で給湯が開始されると、貯湯タンク内の高温水が瞬間的に直接給湯されることがあり、給湯温度が一時的にユーザの希望以上に上昇したり、給湯開始時の湯温変動が大きくなるという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、給湯開始時に即座に温水を供給する機能(即湯機能)に優れ、かつ、給湯開始時の湯温変動を抑制することが可能な貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、加熱装置により加熱された温水を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクの上部に接続され、貯湯タンクから高温水を取出す出湯配管と、貯湯タンクから出湯配管に取出された高温水に対して当該高温水よりも低温な湯水を混合し、中温水を生成する混合装置と、混合装置により生成された中温水を給湯端末に供給する給湯往き配管と、給湯端末で使用されない温水を混合装置の下流側で給湯往き配管に戻す給湯戻り配管と、給湯往き配管と給湯戻り配管のうち少なくとも一方の配管に設けられ、該各配管に湯水を循環させる循環ポンプと、一端側が給湯戻り配管に接続されると共に、他端側が貯湯タンクに出湯配管の接続位置よりも下側で接続され、給湯戻り配管を流れる湯水を貯湯タンクに戻すことが可能なタンク戻り配管と、タンク戻り配管を流れる湯水の少なくとも一部を高温水と混合するための湯水として混合装置に流入させることが可能な混合戻り配管と、タンク戻り配管と給湯戻り配管との接続部に設けられ、湯水を給湯戻り配管から給湯往き配管に戻す第1の流路と、湯水を給湯戻り配管からタンク戻り配管に流入させる第2の流路との間で湯水の流路を切換える流路切換手段と、給湯戻り配管を流れる湯水の温度を循環戻り水温として検出する循環戻り水温検出手段と、給湯の停止中に循環ポンプを駆動して少なくとも給湯往き配管及び給湯戻り配管に温水を循環させる循環運転を実行し、かつ、循環運転中に流路切換手段により選択する流路を循環戻り水温に基いて第1,第2の流路の何れかに切換える制御装置と、を備えている。
本発明によれば、給湯の停止中には、循環運転を実行しつつ、循環戻り水温に基いて循環温水の流路を第1,第2の流路の何れかに切換えることができる。そして、第1の流路に切換えた場合には、貯湯タンクから遮断された温水を循環流路に循環させることができる。また、第2の流路に切換えた場合には、混合装置により高温水と中温水とを混合した混合水を循環させることができる。即ち、第1,第2の流路の何れにおいても、給湯開始時に貯湯タンクの高温水が直接給湯されるのを回避することができる。従って、即湯機能を実現しつつ、給湯開始時の湯温変動を抑制することができる。
本発明の実施の形態1による貯湯式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1において、単純循環運転時の回路構成を示す動作説明図である。 本発明の実施の形態1において、保温循環運転の回路構成を示す動作説明図である。 本発明の実施の形態1において、制御装置による制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による貯湯式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態2において、保温循環運転により循環温水を貯湯タンクの下部に戻す場合の回路構成を示す動作説明図である。 本発明の実施の形態2において、保温循環運転により循環温水を貯湯タンクの中間部に戻す場合の回路構成を示す動作説明図である。
実施の形態1.
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。なお、本明細書で使用する各図においては、共通する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略するものとする。まず、図1は、本発明の実施の形態1による貯湯式給湯機を示す構成図である。この図に示すように、本実施の形態の貯湯式給湯機は、加熱装置としてのヒートポンプユニット1と、貯湯ユニット10と、制御装置40を備えている。
ヒートポンプユニット1は、圧縮機、水冷媒熱交換器、膨張弁、空気冷媒熱交換器を冷媒循環配管により環状に接続したもので、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を構成している。ヒートポンプユニット1の入口側から流入した低温水は、水冷媒熱交換器内で高温の冷媒と熱交換することにより加熱され、高温水となってヒートポンプユニット1の出口側から流出する。なお、本明細書において、「湯水」とは、高温水、中温水及び低温水を含めて、湯または水を意味するものとする。また、湯水の温度は、高温水、中温水、低温水の順に低くなるものとする。
貯湯ユニット10は、ヒートポンプユニット1により加熱した温水を貯留する貯湯タンク11と、沸き上げ回路12とを備えている。貯湯タンク11は、上下方向に延びた細長い密閉タンクとして形成され、配管を接続する複数の接続口を有している。この接続口には、貯湯タンク11の上部に配置された上部接続口11Aと、貯湯タンク11の下部に配置された下部接続口11Bとが含まれている。
沸き上げ回路12は、後述の沸き上げ運転時に用いられるもので、複数の配管、ポンプ、各種の弁類等を備えている。沸き上げ回路12は、貯湯タンク11の下部から低温水を取出し、この低温水をヒートポンプユニット1を経由して貯湯タンク11の上部に戻す回路である。貯湯タンク11には、ヒートポンプユニット1により加熱された高温水が上部から流入し、低温水が下部から流入する。これにより、貯湯タンク11の内部には、上部側から下部側に向けて高温水、中温水、低温水が順次滞留する温度成層が形成される。
また、貯湯ユニット10は、出湯配管13、給水配管14、給水分岐配管15,16、給湯混合弁17、給湯配管18、給湯往き配管19、給湯分岐配管20、給湯戻り配管21、給湯制御弁22、循環ポンプ23、タンク戻り配管24、流路切換弁25等を備えている。以下、これらの構成について説明する。出湯配管13は、貯湯タンク11の上部から高温水を取出すもので、貯湯タンク11の上部接続口11Aと給湯混合弁17の流入ポートとを接続している。出湯配管13の途中には、高温水の逆流を防止する逆止弁が設けられている。
給水配管14は、水道水等の低温水を貯湯ユニット10に供給するもので、一端側が減圧弁を介して市水等の水源に接続されている。給水配管14の他端側には、2つの給水分岐配管15,16が接続されている。一方の給水分岐配管15は、貯湯タンク11の下部に低温水を供給するもので、給水配管14と貯湯タンク11の下部接続口11Bとを接続している。他方の給水分岐配管16は、給湯混合弁17の流入側に低温水を供給するもので、給水配管14と給湯混合弁17の流入ポートとを接続している。給水配管14及び給水分岐配管15,16による給水は、沸き上げ運転時、給湯運転時等に行われる。なお、給水分岐配管15,16は、タンク戻り配管24を流れる湯水の少なくとも一部を高温水と混合するための湯水として給湯混合弁17に流入させることが可能な混合戻り配管の具体例を構成している。
給湯混合弁17は、貯湯タンク11から出湯配管13に取出された高温水と、給水分岐配管16から供給される湯水とを混合し、中温水を生成するもので、本実施の形態の混合装置を構成している。ここで、給水分岐配管16から給湯混合弁17に供給される湯水とは、給水配管14から給水分岐配管16に供給される低温水、または、タンク戻り配管24から給水分岐配管15を介して給水分岐配管16に供給される中温水である。給湯混合弁17は、例えば電磁駆動式の三方弁により構成され、2個の流入ポートと1個の流出ポートとを有している。給湯混合弁17の一方の流入ポートには出湯配管13が接続され、他方の流入ポートには給水分岐配管16が接続されている。給湯混合弁17の流出ポートには、給湯配管18を介して給湯往き配管19及び給湯分岐配管20が接続されている。
給湯往き配管19は、給湯混合弁17により生成された中温水を給湯端末50に供給するものである。給湯往き配管19の上流側は、給湯配管18を介して給湯混合弁17の流出ポートに接続されている。給湯往き配管19の末端部は、給湯栓、シャワー、カラン等からなる給湯端末50に接続されている。給湯戻り配管21は、給湯端末50で使用されない温水を給湯混合弁17の下流側で給湯往き配管19の上流端に戻すものである。給湯戻り配管21の一端側は、流路切換弁25及び給湯分岐配管20を介して給湯往き配管19の上流端に接続されている。給湯戻り配管21の他端側は、給湯往き配管19の末端部に接続されている。なお、給湯往き配管19、給湯戻り配管21は、それぞれ貯湯ユニット10の壁面等に設けられた配管接続口10Aを介して外部に延びている。
給湯制御弁22は、給湯混合弁17から給湯往き配管19に供給される中温水の給湯量を制御するもので、例えば電磁駆動式の流量制御弁により構成され、給湯配管18に設けられている。循環ポンプ23は、給湯の停止中に給湯往き配管19及び給湯戻り配管21に湯水を循環させるもので、給湯往き配管19と給湯戻り配管21のうち少なくとも一方の配管に設けられている。なお、本実施の形態では、循環ポンプ23を給湯往き配管19に配置した場合を例示している。
タンク戻り配管24は、給湯戻り配管21を流れる湯水を貯湯タンク11に戻すための配管である。タンク戻り配管24の一端側は、流路切換弁25を介して給湯戻り配管21に接続されている。タンク戻り配管24の他端側は、給水分岐配管15の途中に接続されている。即ち、タンク戻り配管24の他端側は、給水分岐配管15を介して貯湯タンク11の下部に接続されると共に、給水分岐配管15,16を介して給湯混合弁17の流入ポートに接続されている。また、貯湯タンク11に対するタンク戻り配管24の接続位置は、貯湯タンク11に対する出湯配管13の接続位置よりも下側に設定されている。
流路切換弁25は、給湯の停止中に給湯往き配管19及び給湯戻り配管21を循環する温水の流路を切換えるもので、流路切換手段の具体例を構成している。流路切換弁25は、例えば電磁駆動式の三方弁により構成され、T字状に接続された給湯分岐配管20、給湯戻り配管21及びタンク戻り配管24の接続部に設けられている。そして、流路切換弁25は、図1に示すように、循環湯水の流路を第1の流路aと第2の流路bとの間で切換えるものである。
ここで、第1の流路aは、湯水を給湯戻り配管21から給湯分岐配管20を介して給湯往き配管19に戻すための流路である。また、第2の流路bは、湯水を給湯戻り配管21からタンク戻り配管24に流入させるための流路である。流路切換弁25により第1の流路aを選択した場合には、給湯分岐配管20と給湯戻り配管21とが連通し、タンク戻り配管24の端部が流路切換弁25により閉塞される。一方、流路切換弁25により第2の流路bを選択した場合には、給湯戻り配管21とタンク戻り配管24とが連通し、給湯分岐配管20の端部が流路切換弁25により閉塞される。
次に、本実施の形態による貯湯式給湯機の制御系統について説明する。貯湯式給湯機は、給湯温度センサ30、戻り水温センサ31、給水量センサ32、制御装置40を備えている。給湯温度センサ30は、循環往き水温検出手段の具体例を構成するもので、給湯往き配管19に設けられ、給湯往き配管19を流れる温水の温度を循環往き水温として検出するものである。戻り水温センサ31は、循環戻り水温検出手段の具体例を構成するもので、給湯戻り配管21に設けられ、給湯戻り配管21を流れる湯水の温度を循環戻り水温として検出する。給水量センサ32は、給水配管14を介して貯湯ユニット10に供給される低温水の流量を給水量として検出する。
また、貯湯タンク11には、当該タンク内の湯温を検出するために複数のタンク温度センサ33が設けられている。本実施の形態では、タンク温度センサ33を貯湯タンク11の上部、中間部及び下部にそれぞれ配置した場合を例示している。制御装置40は、各タンク温度センサ33の出力に基いて、貯湯タンク11内の各部の湯温及び全体の貯湯量を算出することができる。
制御装置40は、例えばマイクロコンピュータ等により構成され、ROM、RAM、不揮発性メモリ等を含む記憶回路と、記憶回路に記憶されたプログラムに基いて所定の演算処理を実行する演算処理装置(CPU)と、演算処理装置に対して信号を入出力する入出力ポートとを備えている。制御装置40の入力側には、給湯温度センサ30、戻り水温センサ31及び給水量センサ32を含む各種のセンサが接続されている。制御装置40の出力側には、給湯混合弁17、給湯制御弁22、循環ポンプ23及び流路切換弁25を含む各種のアクチュエータが接続されている。
制御装置40は、リモコン等により実行された操作及び設定の内容と、各センサの出力とに基いて各アクチュエータを駆動することにより、貯湯式給湯機の作動状態を制御し、給湯機の運転形態を切換える。この運転形態には、以下に述べる沸き上げ運転、給湯運転、単純循環運転及び保温循環運転が含まれる。なお、単純循環運転及び保温循環運転は、給湯の停止中に循環ポンプ23を作動させて少なくとも給湯往き配管19及び給湯戻り配管21に温水を循環させる循環運転の一形態である。
(沸き上げ運転)
沸き上げ運転は、ヒートポンプユニット1により湯水を加熱(沸き上げ)し、加熱により得られた高温水を貯湯タンク11に貯留するものである。制御装置40は、沸き上げ運転を行うときに、ヒートポンプユニット1と沸き上げ回路12とを作動させる。これにより、貯湯タンク11の下部から低温水が取出され、この低温水はヒートポンプユニット1により加熱されて高温水となった後に、貯湯タンク11の上部に戻される。
(給湯運転)
給湯運転は、給湯端末50が操作されたときに実行される。給湯運転時には、貯湯タンク11の上部から取出された高温水が出湯配管13を経由して給湯混合弁17に供給されると共に、給水配管14から給水分岐配管16を介して給湯混合弁17に低温水が供給される。このとき、制御装置40は、給湯混合弁17を制御して高温水と低温水とを混合し、リモコン等により予め設定された温度の中温水を生成すると共に、給湯制御弁22を開弁する。これにより、中温水は、給湯混合弁17から給湯配管18及び給湯往き配管19を介して給湯端末50に供給され、給湯が実現される。
(単純循環運転)
単純循環運転は、給湯の停止中に実行されるもので、給湯往き配管19及び給湯戻り配管21に中温水を循環させておく運転である。図2は、本発明の実施の形態1において、単純循環運転の回路構成を示す動作説明図である。制御装置40は、単純循環運転を行うときに、給湯制御弁22を閉弁し、流路切換弁25により第1の流路aを選択した状態で、循環ポンプ23を作動させる。これにより、例えば単純循環運転の開始前に給湯に用いられていた温水は、循環ポンプ23、給湯往き配管19、給湯戻り配管21、流路切換弁25、給湯分岐配管20を順次経由して循環ポンプ23に戻る。
このように、単純循環運転によれば、中温水の循環流路を、給湯往き配管19、循環ポンプ23、給湯戻り配管21、流路切換弁25及び給湯分岐配管20により構成することができる。そして、給湯の停止中には、この循環流路に中温水を循環させておくことができる。従って、給湯端末50が操作されたときには、給湯往き配管19を流れる中温水を即座に給湯し、ユーザの利便性を向上させることができる。なお、以下の説明では、循環流路を循環する温水のことを「循環湯水」と表記する場合がある。
(保温循環運転)
一方、単純循環運転中において、循環戻り水温が温度判定値未満と判定した場合には、保温循環運転を実行する。ここで、温度判定値は、給湯の目標温度に対応して設定されるもので、例えばユーザがリモコン等により設定した給湯温度に対応して設定される。循環戻り水温が温度判定値よりも低下した場合には、循環温水の温度を上昇させる必要がある。このため、保温循環運転では、循環温水の流路に貯湯タンク11を加えることにより、温度が低下した循環温水を昇温し、循環温水の温度を所望の温度範囲に保持する。
図3は、本発明の実施の形態1において、保温循環運転の回路構成を示す動作説明図である。制御装置40は、保温循環運転を行うときに、流路切換弁25により循環温水の流路を第2の流路bに切換え、給湯制御弁22を開弁する。これにより、給湯戻り配管21を流通していた循環温水は、図3に示すように、流路切換弁25からタンク戻り配管24を介して給水分岐配管15に流入する。給水分岐配管15に流入した循環温水のうち一部の温水Aは、貯湯タンク11の下部に流入し、残りの温水Bは給湯混合弁17に向けて流通する。
温水Aが貯湯タンク11の下部に流入すると、その流入量に対応する量の高温水A′が貯湯タンク11の上部から取出され、高温水A′は、出湯配管13を介して給湯混合弁17に到達する。一方、温水Bは、給水分岐配管16を経由して給湯混合弁17に到達する。そして、高温水A′と中間温度の温水Bとは、給湯混合弁17により混合されて当初の循環温水よりも高い温度の中温水Cとなり、給湯混合弁17から流出する。この中温水Cは、給湯配管18及び給湯制御弁22を介して給湯往き配管19に流入し、給湯戻り配管21に戻る。
このように、保温循環運転によれば、湯水の循環流路を、給湯往き配管19、循環ポンプ23、給湯戻り配管21、流路切換弁25、タンク戻り配管24、給水分岐配管15,16、貯湯タンク11、出湯配管13、給湯混合弁17、給湯配管18及び給湯制御弁22により構成することができる。そして、給湯の停止中には、循環流路の少なくとも給湯往き配管19及び給湯戻り配管21に中温水を循環させておくことができる。従って、給湯端末50が操作されたときには、単純循環運転の場合と同様に、給湯往き配管19を流れる中温水を即座に給湯することができる。
また、制御装置40は、保温循環運転を実行しているときに、給湯温度センサ30の出力に基いて給湯混合弁17を制御し、高温水A′と温水Bとの混合比率を調整する。より具体的に述べると、保温循環運転中には、循環往き水温が前述の温度判定値と一致するように循環温水の湯温を制御する。これにより、循環温水に対する高温水A′の混合量を調整し、必要最小限の高温水A′を用いて循環温水を適切な温度まで昇温することができ、また、循環温水が高温となり過ぎるのを防止することができる。
次に、図4を参照して、上述した制御を実現するための具体的な処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態1において、制御装置による制御の一例を示すフローチャートである。この図に示すルーチンでは、まず、ステップS1において、単純循環運転の開始を決定する。そして、ステップ2では、流路切換弁25により第1の流路aを選択し、ステップS3では、循環ポンプ23を作動させる。
次に、ステップS4では、戻り水温センサ31により循環戻り水温を検出し、循環戻り水温が前述の温度判定値未満であるか否かを判定する。ステップS4の判定が不成立の場合には、ステップS5に移行し、ステップS4の判定前と比較して、循環ポンプ23の回転数を低下させる。詳しく述べると、ステップS4の判定が不成立の場合には、循環温水が放熱しつつ給湯端末50まで循環した後でも、循環戻り水温が温度判定値以上に保持されていることになる。従って、給湯端末50の位置では、循環温水の湯温が必要以上に高いと判断することができる。
そこで、この場合には、ステップS5により循環ポンプ23の回転数を低下させ、循環温水の流量を減少させる。これにより、循環温水の湯温が温度判定値まで低下するのを許容しつつ、ポンプの消費電力及び騒音を低減させることができ、また、ポンプの寿命を延ばすことができる。なお、ステップS4,S5の処理は、循環戻り水温が温度判定値未満となるまで繰返し、その後にステップS6に移行する。
一方、ステップS4の判定が成立した場合には、循環温水の温度を上昇させる必要があるので、ステップS6において、流路切換弁25により第2の流路bを選択し、単純循環運転から保温循環運転に移行する。次に、ステップS7では、給湯温度センサ30により循環往き水温を検出し、循環往き水温が温度判定値と等しいか否かを判定する。この判定が成立した場合には、ステップS9に移行する。一方、ステップ7の判定が不成立の場合には、ステップS8に移行し、循環往き水温が温度判定値と等しくなるように給湯混合弁17の混合比率を変更する。
ステップS8の処理を具体的に述べると、例えばステップS7で循環往き水温が温度判定値よりも低いと判定した場合に、ステップS8では、給湯混合弁17において高水温A′の混合比率がより高くなり、温水Bの混合比率がより低下するように、給湯混合弁17を制御する。一方、ステップS7で循環往き水温が温度判定値よりも高いと判定した場合に、ステップS8では、給湯混合弁17において高水温A′の混合比率がより低下し、温水Bの混合比率がより高くなるように、給湯混合弁17を制御する。
なお、ステップS8により給湯混合弁17の混合比率を変更する場合には、高水温A′の混合比率が100%及び0%とならないように、即ち、高水温A′の混合比率が0%よりも大きく100%よりも小さい中間の比率となるように、高水温A′と温水Bとの混合比率を設定する。これにより、給湯開始時には、給湯温度の急変を防止することができる。また、ステップS7,S8の処理は、循環往き水温が温度判定値と等しくなるまで繰返し、その後にステップS9に移行する。
次に、ステップS9では、戻り水温センサ31により循環戻り水温を検出し、循環戻り水温が前記温度判定値以上であるか否かを判定する。ステップS9の判定が不成立の場合には、この判定が成立するまでステップS9を繰返し、保温循環運転を継続する。また、ステップS9の判定が成立した場合には、循環温水の湯温が給湯に適した温度に達したので、ステップS10に移行し、流路切換弁25により第1の流路aを選択する。これにより、保温循環運転から単純循環運転に移行し、貯湯タンク11の高温水を利用せずに所望の給湯温度での即湯機能を確保することができる。
以上詳述した通り、本実施の形態によれば、給湯の停止中において、循環温水の湯温が温度判定値以上である場合には、単純循環運転を実行し、貯湯タンク11から遮断された温水を循環流路に循環させることができる。また、循環温水の湯温が温度判定値未満である場合には、保温循環運転を実行し、給湯混合弁17により高温水A′と中間温度の温水B′とを混合した混合水を循環流路に循環させることができる。即ち、単純循環運転中及び保温循環運転中の何れにおいても、給湯開始時に貯湯タンク11の高温水が直接給湯されるのを回避することができる。従って、即湯機能を実現しつつ、給湯開始時の湯温変動を抑制することができる。
なお、前記実施の形態1では、図4中のステップS2(単純循環運転)が第1の循環運転手段の具体例を示し、ステップS6(保温循環運転)が第2の循環運転手段の具体例を示している。また、実施の形態1では、図4中のステップS5において、循環ポンプ23の回転数を低下させる場合を例示したが、本発明はこれに限らず、ステップS5において、循環ポンプ23の回転数を増加させる構成としてもよい。この構成によれば、ポンプ回転数の増加により循環温水の流量を増加させることができ、貯湯ユニット10の外部における循環温水の温度低下を抑制することができる。
実施の形態2.
次に、図5乃至図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。図5は、本発明の実施の形態2による貯湯式給湯機を示す構成図である。本実施の形態の貯湯式給湯機は、前記実施の形態1で述べた構成に加えて、タンク戻り分岐配管26及び補助流路切換弁27を備えることを特徴としている。
タンク戻り分岐配管26は、流路切換弁25からタンク戻り配管24に流出した湯水を当該タンク戻り配管24よりも上側で貯湯タンク11に戻すための配管である。タンク戻り分岐配管26の一端側は、補助流路切換弁27を介してタンク戻り配管24の途中に接続されている。タンク戻り分岐配管26の他端側は、タンク戻り配管24の接続位置よりも上側かつ出湯配管13の接続位置よりも下側となる上下方向の中間位置で、貯湯タンク11に接続されている。なお、以下の説明では、貯湯タンク11のうちタンク戻り分岐配管26が接続された部位を「中間部」と表記する。
補助流路切換弁27は、流路切換弁25から貯湯タンク11に湯水を戻すときの流路を切換えるもので、補助流路切換手段の具体例を構成している。補助流路切換弁27は、例えば電磁駆動式の三方弁により構成され、1個の流入ポートと2個の流出ポートとを有し、タンク戻り配管24の上流部と下流部との間に設けられている。補助流路切換弁27の流入ポートには、タンク戻り配管24の上流部が接続されている。補助流路切換弁27の一方の流出ポートには、タンク戻り配管24の下流部が接続され、他方の流出ポートには、タンク戻り分岐配管26が接続されている。そして、補助流路切換弁27は、図5に示すように、循環温水の流路を第1の流路cと第2の流路dとの間で湯水の流路を切換えるものである。
ここで、第1の流路cは、湯水をタンク戻り配管24から貯湯タンク11に戻すための流路であり、第2の流路dは、湯水をタンク戻り分岐配管26から貯湯タンク11に戻すための流路である。補助流路切換弁27により第1の流路cを選択した場合には、タンク戻り配管24の上流部と下流部とが連通し、タンク戻り分岐配管26の端部が補助流路切換弁27により閉塞される。一方、補助流路切換弁27により第2の流路dを選択した場合には、タンク戻り配管24の上流部とタンク戻り分岐配管26とが連通し、タンク戻り配管24の下流部が補助流路切換弁27により閉塞される。
次に、本実施の形態による貯湯式給湯機の作動について説明する。本実施の形態では、前記実施の形態1とほぼ同様に、戻り水温センサ31の出力に基いて、単純循環運転と保温循環運転を使い分ける。なお、単純循環運転については、実施の形態1と同様の作動となるので、その説明を省略する。また、保温循環運転についても、基本的には実施の形態1と同様の作動となるが、本実施の形態では、保温循環運転の実行時に、貯湯タンク11の下部の湯温に基いて補助流路切換弁27を切換える構成としている。以下、この切換制御について説明する。
まず、例えば貯湯タンク11内の湯水が全て高温水、即ち、貯湯タンク11の下部にも高温水が滞留している場合には、補助流路切換弁27により第2の流路dを選択すると、循環温水が給水分岐配管16側に流通しないので、給湯混合弁17による循環温水の温度調整が不可能となる。従って、この場合には、補助流路切換弁27により第1の流路cを選択する必要がある。一方、貯湯タンク11の下部に低温水が滞留している場合には、補助流路切換弁27により第2の流路cを選択すると、中間温度の循環温水が貯湯タンク11の下部の低温水に混入するので、タンク内の温度成層が乱れて沸き上げ運転時の加熱効率が低下する。
そこで、例えば貯湯タンク11の下部に配置されたタンク温度センサ33の出力等に基いて、貯湯タンク11の下部の湯温を検出する。そして、検出したタンク下部の温度が予め設定された高温判定値以上の場合には、貯湯タンク11内の湯水が全て高温水であると判定し、保温循環運転中に補助流路切換弁27により第1の流路cを選択する。図6は、本発明の実施の形態2において、保温循環運転により循環温水を貯湯タンクの下部に戻す場合の回路構成を示す動作説明図である。
この場合、循環温水の流路は、実施の形態1の保温循環運転とほぼ同様になる。具体的に述べると、循環流路は、給湯往き配管19、循環ポンプ23、給湯戻り配管21、流路切換弁25、タンク戻り配管24、補助流路切換弁27、給水分岐配管15,16、貯湯タンク11、出湯配管13、給湯混合弁17、給湯配管18及び給湯制御弁22により構成される。
そして、本実施の形態の特徴的な流路部分のみを説明すると、給湯戻り配管21を流通する循環温水は、流路切換弁25、タンク戻り配管24及び補助流路切換弁27を介して給水分岐配管15に流入する。従って、本制御によれば、第1の実施の形態で述べたように、循環温水である温水A,Bを給水分岐配管15の両側に向けて流通させることができ、保温循環運転により循環温水を適切な温度に保持することができる。なお、上記高温判定値は、貯湯タンク11の下部に滞留する高温水の温度に対応して設定される。
一方、タンク下部の温度が予め設定された低温判定値以下の場合には、貯湯タンク11の下部に低温水が滞留していると判定し、保温循環運転中に補助流路切換弁27により第1の流路dを選択する。図7は、本発明の実施の形態2において、保温循環運転により循環温水を貯湯タンクの中間部に戻す場合の回路構成を示す動作説明図である。この場合、循環流路は、図6に示す循環流路のうちタンク戻り配管24の下流部をタンク戻り分岐配管26に置換えたものとなる。
そして、保温循環運転中には、給湯戻り配管21を流通していた循環温水が補助流路切換弁27及びタンク戻り分岐配管26を介して貯湯タンク11の中間部に流入する。これにより、貯湯タンク11の上部から出湯配管13には高温水A′が取出され、この高温水A′は給湯混合弁17に到達する。また、貯湯タンク11の下部から低温水Eが取出され、この低温水Eは、給水分岐配管15,16を介して給湯混合弁17に到達する。そして、高温水A′と低温水Eとは、給湯混合弁17により混合されて中温水Cとなり、この中温水Cは、給湯配管18及び給湯制御弁22を介して給湯往き配管19に流入する。
このとき、制御装置40は、実施の形態1で述べたように、給湯温度センサ30の出力に基いて給湯混合弁17を制御し、高温水A′と低温水Eとの混合比率を調整する。従って、本制御によれば、貯湯タンク11内の高温水A′を利用して循環温水を適切な温度に保持しつつ、中間温度の循環温水が貯湯タンク11の下部に流入するのを防止することができる。この結果、沸き上げ運転の実行時には、ヒートポンプユニット1の加熱効率を向上させることができる。
なお、前記実施の形態2では、図6及び図7に示すように、貯湯タンク11の下部の温度に基いて補助流路切換弁27を切換える処理が戻り位置制御手段の具体例を示している。また、実施の形態2では、貯湯タンク11の下部の温度を高温判定値及び低温判定値に基いて判定し、この判定結果に基いて補助流路切換弁27を切換える制御について説明した。この制御の具体的な処理は、例えば実施の形態1で述べた図4中において、ステップS8の直前に実行すればよい。また、実施の形態2において、貯湯タンク11の下部の温度が高温判定値以下かつ低温判定値以上である場合には、補助流路切換弁27により流路c,dの何れを選択する構成としてもよい。
一方、前記実施の形態1,2では、貯湯タンク11及び給湯混合弁17への給水に用いられる給水分岐配管15,16を、混合戻り配管として兼用する場合を例示した。しかし、本発明はこれに限らず、混合戻り配管を給水分岐配管15,16と異なる専用の配管により構成してもよい。また、前記実施の形態1,2では、加熱装置としてヒートポンプユニット1を用いる場合を例示したが、本発明はこれに限らず、ヒートポンプユニット1以外の各種の加熱装置を用いてもよい。
1 ヒートポンプユニット(加熱装置),10 貯湯ユニット,11 貯湯タンク,13 出湯配管,14 給水配管,15,16 給水分岐配管(混合戻り配管),17 給湯混合弁(混合装置),18 給湯配管,19 給湯往き配管,20 給湯分岐配管,21 給湯戻り配管,22 給湯制御弁,23 循環ポンプ,24 タンク戻り配管,25 流路切換弁(流路切換手段),26 タンク戻り分岐配管,27 補助流路切換弁(補助流路切換手段),30 給湯温度センサ(循環往き水温検出手段),31 戻り水温センサ(循環戻り水温検出手段),32 給水量センサ,33 タンク温度センサ,40 制御装置,50 給湯端末

Claims (6)

  1. 加熱装置により加熱された温水を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部に接続され、前記貯湯タンクから高温水を取出す出湯配管と、
    前記貯湯タンクから前記出湯配管に取出された高温水に対して当該高温水よりも低温な湯水を混合し、中温水を生成する混合装置と、
    前記混合装置により生成された中温水を給湯端末に供給する給湯往き配管と、
    前記給湯端末で使用されない温水を前記混合装置の下流側で前記給湯往き配管に戻す給湯戻り配管と、
    前記給湯往き配管と前記給湯戻り配管のうち少なくとも一方の配管に設けられ、該各配管に湯水を循環させる循環ポンプと、
    一端側が前記給湯戻り配管に接続されると共に、他端側が前記貯湯タンクに前記出湯配管の接続位置よりも下側で接続され、前記給湯戻り配管を流れる湯水を前記貯湯タンクに戻すことが可能なタンク戻り配管と、
    前記タンク戻り配管を流れる湯水の少なくとも一部を前記高温水と混合するための湯水として前記混合装置に流入させることが可能な混合戻り配管と、
    前記タンク戻り配管と前記給湯戻り配管との接続部に設けられ、湯水を前記給湯戻り配管から前記給湯往き配管に戻す第1の流路と、湯水を前記給湯戻り配管から前記タンク戻り配管に流入させる第2の流路との間で湯水の流路を切換える流路切換手段と、
    前記給湯戻り配管を流れる湯水の温度を循環戻り水温として検出する循環戻り水温検出手段と、
    給湯の停止中に前記循環ポンプを駆動して少なくとも前記給湯往き配管及び前記給湯戻り配管に温水を循環させる循環運転を実行し、かつ、前記循環運転中に前記流路切換手段により選択する流路を前記循環戻り水温に基いて前記第1,第2の流路の何れかに切換える制御装置と、
    を備えた貯湯式給湯機。
  2. 前記制御装置は、前記循環運転が実行されているときに、前記混合装置による高温水と当該高温水よりも低温な湯水との混合比率が0%よりも大きく100%よりも小さい中間の比率となるように、前記混合装置を制御する構成としてなる請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 給湯の停止中に前記循環戻り水温が給湯の目標温度に対応する温度判定値以上である場合に、前記流路切換手段により前記第1の流路を選択する第1の循環運転手段と、
    給湯の停止中に前記循環戻り水温が前記温度判定値未満である場合に、前記流路切換手段により前記第2の流路を選択する第2の循環運転手段と、
    を備えてなる請求項1または2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記第1の循環運転手段は、前記循環戻り水温に基いて前記循環ポンプの回転数を変更する構成としてなる請求項3に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記給湯往き配管を流れる湯水の温度を循環往き水温として検出する循環往き水温検出手段を備え、
    前記第2の循環運転手段は、前記循環往き水温が給湯の目標温度と等しくなるように前記混合装置を制御し、前記混合装置により混合される前記高温水と当該高温水よりも低温な湯水との混合比率を調整する構成としてなる請求項3または4に記載の貯湯式給湯機。
  6. 一端側が前記タンク戻り配管に接続されると共に、他端側が前記タンク戻り配管の接続位置よりも上側かつ前記出湯配管の接続位置よりも下側となる位置で前記貯湯タンクに接続されたタンク戻り分岐配管と、
    前記タンク戻り配管と前記タンク戻り分岐配管との接続部に設けられ、湯水を前記タンク戻り配管から前記貯湯タンクに戻す第1の流路と、湯水を前記タンク戻り分岐配管から前記貯湯タンクに戻す第2の流路との間で湯水の流路を切換える補助流路切換手段と、
    前記貯湯タンクの下部の温度に基いて、前記補助流路切換手段により選択される流路を前記第1の流路と前記第2の流路との間で切換える戻り位置制御手段と、
    を備えてなる請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
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