JP2014198439A - 出没式筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 透光性の軸筒内の前端側にインク等が付着して意匠上の体裁を損ねてしまうようなことを防ぐ。【解決手段】 透光性の軸筒10内における中心軸の周囲にリフィール22を配置し、該リフィール22を前進させて該リフィール22の前端側を、軸筒10前端から突出させるようにした出没式筆記具において、軸筒10内面の前端側で徐々に縮径する傾斜内面12bに、前後方向へ凸部12b11と凹部12b12が交互に繰り返される凹凸部12b1を設け、前進した際のリフィール22が、該リフィール22前端側の逆円錐状部22b2を凸部12b11に摺接させることで、その摺接箇所よりも前側を傾斜内面12bから離隔するようにした。【選択図】 図1

Description

本発明は、透明や色付き透明等の透光性の軸筒内に具備したリフィールを、軸筒の前端から出没させるようにした出没式筆記具に関するものである。
従来、この種の筆記具には、例えば、特許文献1に記載されるもののように、前側軸筒(前軸3)と後側軸筒(後軸2)を接続してなる軸筒と、該軸筒内に収容されたボールペン用リフィールと、これらリフィールの後端側に接続されるとともに前記軸筒の外部に露出した押子(スライド部材13)とを備えたものがある。
ところで、このような多機能の出没式筆記具では、リフィールのインクが消耗してしまった場合等に、該リフィールを交換可能であるのは勿論のこと、前記リフィールを好みの色や先端太さ、機能の異なるものに交換することも可能である。そこで、交換後のリフィールの色や機能等を容易に判別可能にするために、前側軸筒(前軸3)を透明材料から形成する場合がある。
しかしながら、前記のように、前側軸筒を透明材料から形成した出没式筆記具によれば、ボールペン用リフィールを突出させるために前進した際や、ボールペン用リフィールの没入状態で落下衝撃を受けた場合等に、該ボールペン用リフィールの前端側のボールペンチップに付着していた僅かなインクが、軸筒前端側の傾斜内面に転移(転写)する場合がある。
より具体的に説明すれば、図11に示すように、例えば、ボールペン用リフィール22の前端側のチップ22bの先端側に若干のインクが付着していると、ボールペン用リフィール22を前進してチップ22b先端側が、前側軸筒111の傾斜内面100に摺接した際等に、該チップ22b先端側の前記インクが傾斜内面100に転移(転写)する。そして、このようにして傾斜内面100に付着したインクMは、前側軸筒111が透明である場合、外部から視認することが可能であり、軸筒前端側の意匠上の体裁を低下させる一因となり得る。
そこで、特許文献1に記載の発明では、前記のようなインクの転移を防ぐために、軸筒前端側の傾斜する内壁面(3c)に、軸方向へ延びる凸部を放射状に複数形成し、この凸部の軸心方向に対する傾斜角度を調整する等の工夫を施している。しかしながら、このような構成のみではインクの転移を防ぎきれないのが現状である。
特開2001−113882公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、透光性の軸筒内の前端側にインク等が付着して意匠上の体裁を損ねてしまうようなことを防ぐことができる出没式筆記具を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、少なくとも前端側に透光性部分を有する軸筒と、該軸筒内のリフィールとを備え、前記リフィールを前進させて軸筒前端から突出させるようにした出没式筆記具において、軸筒内面の前端側で徐々に縮径する傾斜内面に、前後方向へ凸部と凹部が交互に繰り返される凹凸部を設けたことを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、軸筒内前端側の傾斜内面にインクが付着し難くでき、ひいては、透光性の軸筒内の前端側にインク等が付着して、当該筆記具の見栄えを損ねてしまうようなことを防ぐことができる。
本発明の出没式筆記具の一例を示す縦断面図である。 (a)は軸筒の前端側を示す縦断面図であり、(b)は軸筒内でリフィールが前進している様子を示す縦断面図である。 リフィールのチップ前端側の逆円錐状部が、軸筒前端側の凹凸部に接触した状態を示す拡大縦断面図である。 本発明の出没式筆記具の他例を示す縦断面図である。 前側軸筒の一例を示す縦断面図である。 同出没式筆記具の前端側部分を示す拡大斜視図である。 (a)は図1の出没式筆記具における要部拡大断面図、(b)は図4の出没式筆記具における要部拡大断面図であり、それぞれ、突出状態のシャープペン用リフィールをノック操作した状態を示す。 図6の(VIII)−(VIII)線に沿う横断面図であり、各リフィールを二点鎖線で示している。 図4の出没式筆記具において、リフィールのチップ前端側の逆円錐状部が、軸筒前端側の凹凸部に接触した状態を示す拡大縦断面図である。 図4の出没式筆記具において、軸筒前端側の傾斜内面に付着したインクから放出される光の経路の一例を示す模式図である。 従来の出没式筆記具を示す要部拡大縦断面図である。
本実施の形態の第一の特徴は、少なくとも前端側に透光性部分を有する軸筒と、該軸筒内のリフィールとを備え、前記リフィールを前進させて軸筒前端から突出させるようにした出没式筆記具において、軸筒内面の前端側で徐々に縮径する傾斜内面に、前後方向へ凸部と凹部が交互に繰り返される凹凸部を設けた。
ここで、前記「透光性」には、透明や色付き透明を含む。
この構成によれば、リフィールが前進した際、チップ前端側の逆円錐状部が凸部に摺接すると、該逆円錐状部の摺接箇所よりも前側が軸筒内前端側の傾斜内面から離隔する。この前進中、特に転写ボールと凹部との間には比較的大きな隙間が確保される(図3及び図9参照)。
よって、前記リフィールがボールペン用リフィールである場合、前記逆円錐状部における前記摺接箇所よりも前側にインクが付着していたとしても、そのインクが傾斜内面に転移(転写)し難い。
また、前記リフィールがシャープペンシル用リフィールである場合も、先端部から突出した鉛芯が前記傾斜内面に当接して転写されたり折れたりするのを防ぐことができる。
第二の特徴としては、前記軸筒内における中心軸の周囲に前記リフィールを配置し、このリフィールの前端側の逆円錐状部の前方側に、前記凸部を配置した。
この構成によれば、リフィールの前端側の逆円錐状部を、前記凸部に対し、より確実に摺接させることができ、ひいては、インクが前記傾斜内面に転移するのを効果的に防ぐことができる。
第三の特徴としては、前後方向に隣り合う二つの前記凸部のピッチを、リフィール前端側の逆円錐状部の長さ以下の寸法に設定した(図2及び図7参照)。
この構成によれば、前後方向に隣り合う二つの前記凸部の間に、前記逆円錐状部が入り込んで、前記逆円錐状部の前端側に付着していたインクが、前記傾斜内面に付いてしまうようなことを防ぐことができる。
第四の特徴としては、前進した際の前記リフィールが、該リフィール前端側の逆円錐状部を前記凸部に摺接させることで、その摺接箇所よりも前側を前記傾斜内面から離隔するようにした。
この構成によれば、インクが前記傾斜内面に転移するのを、さらに確実に防ぐことができる。
第五の特徴としては、前記凸部を軸筒後方へ突出するように形成することで、前記凸部よりも径外方向側に、軸筒前方へ凹んだ凹状空間を確保した。
ここで、前記「軸筒後方」には、軸筒の軸心と略平行な真後ろ方向や、軸筒の軸心に対し傾斜した斜め後方を含む。
この構成によれば、凸部の径内方向寄りの面に付着したインクを、該凸部よりも径外方向側の軸筒周囲から視た場合に、前記インクを見え難くすることができる(図10参照)。すなわち、前記インクに反射されて径外方向へ進む光の進路は、前記凸部のプリズム作用により、凸部と前記凹状空間との境界面で、軸筒前方寄りへ曲げられる。このため、前記インクを軸筒周囲から視た場合に見え難くすることができ、特に軸筒後方寄りから視た場合には、いっそう見え難くなる。
第六の特徴としては、前記凹凸部を軸筒周方向へ連続するように設けた(図2及び図6参照)。
ここで、前記「軸筒周方向へ連続する」という構成には、前記凹凸部が軸筒軸心に直交する仮想円の周方向へ連続する態様や、前記凹凸部が軸筒軸心に傾斜する仮想円(楕円)の周方向へ連続する態様、前記凹凸部が軸筒周方向へ螺旋状に連続する態様等を含む。
この構成によれば、リフィール前端側の逆円錐状部を周方向のどの位置においても、前記凹凸部による前記作用効果を得ることができる。
第七の特徴としては、前記凹凸部を螺旋状に設けた(図5及び図6参照)。
この構成によれば、リフィールが前進した際に、前記逆円錐状部が螺旋状の凸部に摺接するため、この摺接の際の摩擦抵抗を比較的小さくすることができる。しかも、凹凸部の螺旋模様により、傾斜内面に付着したインクを目立ち難くすることができる上、意匠上の体裁も良好である。また、鉛芯繰出しのためのノック操作に伴い複数のリフィールが同時に進退する構造を適用した場合でも、これら複数のリフィールが前進した際に傾斜内面に食い込むようなことを防ぐことができる(図7及び図8参照)。
なお、より好ましい特徴としては、前後方向に隣り合う前記凸部のピッチを、前記逆円錐状部の長さと略同等にする。
この構成によれば、前記逆円錐状部が、斜め前方へ移動しながら前後の凸部に順次に摺接し、前記逆円錐状部の前端側と前記傾斜内面との間の隙間が確保される。
また、本実施の形態は、上記特徴の一部を含まずに、以下の構成要件を必須とした独立した発明も開示している。
すなわち、この発明は、少なくとも周壁に透光性部分を有する軸筒を備えた筆記具において、前記透光性部分の内面に、軸筒後方へ突出する凸部を設けることで、該凸部よりも径外方向側に、軸筒前方へ凹んだ凹状空間を確保し、前記凸部と前記凹状空間との境界面で光の進路が変化するようにした(図10参照)。
ここで、前記「軸筒」は、筆記具を構成する筒状の部材であればよく、この「軸筒」には、筆記具の略全長部分を構成する軸筒や、筆記具の前側又は後側を構成する前軸又は後軸、筆記具の先端側を構成する先口、筆記具の先端側に被せられる筒状のキャップ等を含む。
また、前記「軸筒後方」には、軸筒の軸心と略平行な真後ろ方向や、軸筒の軸心に対し傾斜した斜め後方を含む。
この構成によれば、筆記具の出没操作や、運搬時の振動、落下衝撃等に起因して、前記軸筒の内面にインクが付着したとしても、このインクを、前記凸部と前記凹状空間との境界面の屈折作用により、前記凹状空間の径外方向側から見え難くすることができる(図10参照)。
また、他の独立した発明としては、軸筒内における中心軸の周囲にシャープペンシル用リフィールを含む複数のリフィールと、前記シャープペンシル用リフィールから鉛芯を繰出すためにノック操作されるノック部とを備え、前記ノック部に対するノック操作に連動して前記複数のリフィールが進退するようにした出没式筆記具において、軸筒内面の前端側で徐々に縮径する傾斜内面に、螺旋状の凹凸部を設けた(図5及び図6参照)。
この構成によれば、ノック部に対するノック操作に連動して複数のリフィールが前進した際に、これらリフィールのチップ前端側を、螺旋状の凹凸部における周方向に隣り合う凸部間(換言すれば凹部)の空間に逃がすことができる(図7及び図8参照)。ひいては、軸筒内前端側における複数のリフィールの作動スペースを広げることが可能となる。
次に、上記特徴を有する本実施の形態の好ましい具体例を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明中、「軸筒軸方向」とは、軸筒10の軸心(中心線)が延びる方向(図1に示す出没式筆記具1の前後方向)を意味する。
また、「軸筒径方向」とは、軸筒10の直径方向(軸筒軸方向に直交する方向)を意味する。
また、「軸筒径内方向」とは、軸筒径方向に沿って軸筒中心へ向かう方向を意味する。
また、「軸筒径外方向」とは、軸筒径方向に沿って軸筒外方へ向かう方向を意味する。
この出没式筆記具1は、軸筒10と、該軸筒10内に収納されたシャープペンシル用リフィール21及びボールペン用リフィール22と、これらリフィール21,22をそれぞれ軸方向へ案内するリフィールガイド部材30と、リフィール21,22の後端側にそれぞれ接続された複数の押子41,42と、これら押子41,42を軸方向へ案内する押子ガイド体50と、開閉操作可能なクリップ60とを備え、前記複数の押子41,42のうち、選択された任意の押子の前進により、該押子に対応するリフィールを前進させて、該リフィールの前端側を、軸筒前端の開口部12a1から突出させる。
後側軸筒11は、前後端部を開口した略筒状の部材であり、その後部側の周壁には、押子41,42を露出するための複数の窓部11aが設けられる。
前側軸筒12は、前端側を先細状に形成した無色透明の略円筒状の部材であり、後側軸筒11の前端開口部に対し着脱可能に接続されている。この前側軸筒12を後側軸筒11に接続する手段は、例えば螺合接続とすればよい。
この前側軸筒12の内周面には、軸筒10の軸心に対し略平行な円筒状の平行内面12aと、該平行内面よりも前側の傾斜内面12bとが形成される。
傾斜内面12bは、前方へゆくにしたがって徐々に縮径する略逆円錐筒状に形成される。この傾斜内面12bには、凸部12b11と凹部12b12を前後方向へ交互に繰り返し配設してなる凹凸部12b1が形成される(図2参照)。
各凸部12b11は、滑らかな縦断面山形状を呈し、周方向へ連続するように形成され、図示例によれば、軸筒10の軸心に略直交する仮想円の円周に沿った無端輪状に形成されている。この凸部12b11は、リフィール前端側の逆円錐状部22b2の前方側であって該逆円錐状部22b2の進行経路中に配置されている。
また、凹部12b12は、凸部12b11に対し滑らかに接続された縦断面凹曲状を呈し、周方向へ連続するように形成され、図示例によれば、凸部12b11と平行する無端輪状に形成されている。
前後方向に隣り合う二つの凸部12b11,12b11間のピッチP(図2(a)参照)は、後述するボールペン用リフィール22前端側の逆円錐状部22b2の長さL(図2(b)参照)以下の寸法に設定され、図示する好ましい一例では、ピッチPと長さLを略同等に設定している。具体的には、例えば、P=2.66mm,L=2.70mm(ボール径0.7mmのボールペンを3本とシャープペンシルを搭載した筆記具の場合)などに設定すればよい。
また、複数の凸部12b11のうち、最も軸筒後方側に位置する凸部12b11は、前方へ直進した際のチップ22bの逆円錐状部22b2を、その前方側から受けて摺接するように配置される(図3参照)。
シャープペンシル用リフィール21は、筆記部21a後端側の段部21bを軸筒10前端の開口部12a1の内縁に係止された状態で、圧縮スプリング21cよりも後側の芯タンク21dが押されて軸方向へ往復動することによって、筆記部21aから鉛芯を繰り出すように構成される。
ボールペン用リフィール22は、インクが充填された円筒状のインク収容管22aの前端に、チップ22bを嵌着してなる。
チップ22bは、図2(b)に示すように、インク収容管22aの軸心に対し略平行な円筒状の平行管部22b1と、該平行管部22b1よりも前側で徐々に縮径された逆円錐状部22b2と、該逆円錐状部22b2の前端側内部のボールハウスに回転自在に抱持されて前方へ突出する転写ボール22b3とを具備し、インク収容管22aから供給されるインクを逆円錐状部22b2の前端縁と転写ボール22b3外周面との隙間から吐出する。
リフィール21,22の数は、図示例によれば、シャープペンシル用リフィール21が一本、ボールペン用リフィール22が三本としている(図8参照)。これらリフィール21,22の数は、軸筒10内径を適宜に設定することで、変更することが可能である。
リフィールガイド部材30は、軸筒10内(図示例によれば後側軸筒11内)に固定され、シャープペンシル用リフィール21及びボールペン用リフィール22のそれぞれを軸方向へ貫通挿入するとともに、これらリフィール21,22のそれぞれの後端側に環装された付勢部材31の先端部を受けている。
二種類の押子41,42のうち、一方はクリップ60を支持するクリップ支持用押子41であり、他方のものは直接指が掛けられて操作される直接操作用押子42である。
クリップ支持用押子41は、その前端側がスペーサ43を介してシャープペンシル用リフィール21の後端部に接続され、付勢部材31によって後方へ付勢されている。
このクリップ支持用押子41は、前進した際に、押子ガイド体50の掛止部(図示せず)に掛止されることで、シャープペンシル用リフィール21前端の筆記部21aを軸筒10から突出させた状態に維持され、この状態を、前進した際の他の押子42との干渉により解除する。
直接操作用押子42は、その前端側にボールペン用リフィール22を接続した押子であり、付勢部材31によって後方へ付勢されている。
この直接操作用押子42は、前進した際に、押子ガイド体50の掛止部に掛止されることで、ボールペン用リフィール22前端のチップ22bを軸筒10から突出させた状態に維持し、この状態を、前進した際の他の押子41(又は42)との干渉により解除する。
押子ガイド体50は、複数の押子41,42の進退を案内するガイド筒部51と、軸筒10後端から外部へ突出するノック部52とを具備する略筒状に形成され、後側軸筒11内に、所定量進退するように嵌め合わされている。
ガイド筒部51には、押子41,42をそれぞれ進退させるガイド孔や、前進した際の押子41,42を掛止するための掛止部等が設けられる。
押子ガイド体50によれば、シャープペンシル用リフィール21を軸筒10から突出させてクリップ支持用押子41を後退不能に掛止した状態で、鉛芯繰出しのためにノック部52がノック操作されると、該ガイド筒部51に係合している複数の押子41,42が進退し、これら押子41,42に接続されている複数のリフィール21,22も進退する。この際、シャープペンシル用リフィール21は、前端側が軸筒10内前端に掛止された状態で、後部側が往復運動されるため、最前端部から鉛芯を繰出す。
クリップ60は、クリップ支持用押子41に枢支されて開閉操作機能付クリップを構成しており、その後端部が軸筒径内方向へ押圧されることで、前端部を軸筒10外周面から離隔するように開放し、前記押圧力が除去されると、コイルスプリング61の付勢力によって前端部を軸筒10外周面に接近させる。
次に、上記構成の出没式筆記具1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
クリップ支持用押子41を前進させる操作により、ボールペン用リフィール22が軸筒前方(図2及び図3の紙面上の下方)へ直進すると、該ボールペン用リフィール22前端のチップ22bが、軸筒10内前端側の傾斜内面12bに接近してゆく(図2参照)。
そして、図3に示すように、チップ22bの逆円錐状部22b2は、複数の凸部12b11のうちの最も軸筒後方側に位置する凸部12b11に接触する(図3の実線参照)。この接触時点では、図示のように、逆円錐状部22b2の前端縁と凹部12b12との間に、比較的広い隙間s1が確保される。
この状態から更にボールペン用リフィール22が前進すると、逆円錐状部22b2が凸部12b11に摺接しながら斜め前方へ進み、逆円錐状部22b2の前端側を次の凸部12b11に接近させた状態となる(図3における下から2番目の二点鎖線参照)。この状態においても、逆円錐状部22b2の前端側と次の凸部12b11との間には隙間s2が確保される。
更に、ボールペン用リフィール22が前進すると、チップ22bの平行管部22b1が凸部12b11に摺接し(図3における下から2番目の二点鎖線参照)、該チップ22bの逆円錐状部22b2が次の凸部12b11に接触する(図3における一番下の二点鎖線参照)。この状態においても、逆円錐状部22b2前端縁と凹部12b12との間には、隙間s3が確保される。
このように、ボールペン用リフィール22の前進中、逆円錐状部22b2の前端縁と傾斜内面12b(詳細には凹凸部12b1)との間には、常に、隙間s1,s2,s3が確保される。よって、逆円錐状部22b2の前端縁(換言すれば、転写ボール22b3の外周)にインクが付着していたとしても、このインクが傾斜内面12bに転移(転写)するのを防ぐことができる。
なお、上記作用効果は、ボールペン用リフィール22を前進させた場合について説明したが、シャープペンシル用リフィール21を前進させた場合も、シャープペンシル用リフィール21前端から突出した鉛芯が、傾斜内面12bに接触するのを少なくすることができ、ひいては、傾斜内面12bが鉛粉で汚れるようなことを防ぐことができる。
次に、図4に示す出没式筆記具2について説明する。
この出没式筆記具2は、上記出没式筆記具1の一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、略同一の部分には同符号を用い、重複する詳細説明は適宜省略する。
出没式筆記具2は、上記出没式筆記具1に対し、前側軸筒12を前側軸筒13に置換した構成としている。
前側軸筒13は、後端側を開口するとともに前端側を先細状に形成した無色透明の略円筒状の部材であり、後側軸筒11の前端開口部に対し着脱可能に接続されている。この前側軸筒13の最前端部には、リフィール21,22を出没させるための、開口部13a1が形成される。この前側軸筒13を後側軸筒11に接続する手段は、例えば螺合接続とすればよい。
また、前側軸筒13の内周面には、軸筒10の軸心に対し略平行な円筒状の平行内面13aと、該平行内面よりも前側の傾斜内面13bとが形成される(図5参照)。
傾斜内面13bは、前方へゆくにしたがって徐々に縮径する略逆円錐筒状に形成される。この傾斜内面13bには、凸部13b11と凹部13b12からなる螺旋状の凹凸部13b1が形成される(図5及び図8参照)。
凹凸部13b1は、軸筒10の軸心部を中心にして連続的に旋回する螺旋状に形成され、図8に示すように、周方向に所定の角度βを置いて複数設けられる。
この凹凸部13b1は、軸筒10の縦断面においては、凸部13b11と凹部13b12を前後方向へ交互に配置し(図5参照)、同軸筒10の横断面においては、凸部13b11と凹部13b12を周方向へ交互に配置している(図8参照)。
縦断面において、前後方向に隣り合う二つの凸部13b11,13b11のピッチPは、上記出没式筆記具1と同様に、ボールペン用リフィール22前端側の逆円錐状部22b2の長さL以下の寸法に設定され、図示する好ましい一例では、ピッチPと長さLを略同等に設定している(図7(b)参照)。
横断面において、周方向に隣り合う二つの凸部13b11,13b11間の角度βは、図8に示すように、これら二つの凸部13b11,13b11間にボールペン用リフィール22の外周側の少なくとも一部分が嵌り合うように、適宜に設定されている。
また、凸部13b11は、図10に示すように、軸筒後方へ突出するように形成されることで、該凸部13b11よりも径外方向側に、軸筒前方へ凹んだ凹状空間s10を確保している。
縦断面において、凸部13b11の突端側の角度α(図10参照)や、凹状空間s10の深さは、後述するプリズム作用を奏するように適宜に設定される。
凸部13b11の突端側は、縦断面凸曲状(図示例によれば縦断面半円状)に形成される。
次に、上記構成の出没式筆記具2について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
各リフィール21,22を前進させた際の作用効果は、上記出没式筆記具1と略同様である。すなわち、例えば、クリップ支持用押子41を前進させる操作により、ボールペン用リフィール22が前方へ直進すると、該ボールペン用リフィール22前端のチップ22bが、軸筒10内前端側の傾斜内面13bに接近し、該チップ22bの逆円錐状部22b2が、図9に実線で示すように、縦断面において最も軸筒後方側に位置する凸部13b11に接触する。この接触時点では、図示のように、逆円錐状部22b2の前端縁と凹部13b12との間に、比較的広い隙間s1が確保される。
この状態から更にボールペン用リフィール22が前進すると、逆円錐状部22b2が凸部13b11の径内方向側の部分に摺接しながら斜め前方へ進み、逆円錐状部22b2の前端側を次の凸部13b11に接近させた状態となる(図9における下から2番目の二点鎖線参照)。この状態においても、逆円錐状部22b2の前端側と次の凸部13b11との間には隙間s2が確保される。
更に、ボールペン用リフィール22が前進すると、チップ22bの平行管部22b1が凸部13b11に摺接し、該チップ22bの逆円錐状部22b2が次の凸部13b11に接触する(図3における一番下の二点鎖線参照)。この状態においても、逆円錐状部22b2前端縁と凹部13b12との間には、隙間s3が確保される。
このように、ボールペン用リフィール22の前進中、チップ22bにおける逆円錐状部22b2の前端縁と傾斜内面13b(詳細には凹凸部13b1)との間には、常に、隙間s1,s2,s3が確保される。よって、前記前端縁にインクが付着していたとしても、このインクが傾斜内面13bに転移(転写)するのを防ぐことができる。
また、凸部13b11が軸筒10の軸心に傾斜する螺旋状であるため、平行管部22b1や逆円錐状部22b2が凸部13b11に摺接する際の摩擦抵抗を、比較的小さくすることができる。
また、出没式筆記具2によれば、例えば、クリップ支持用押子41を前進させる操作により、シャープペンシル用リフィール21が軸筒10前端から突出して掛止された状態(図6参照)で、鉛芯繰出しのためにノック部52に対するノック操作が行われた場合には、ノック部52と一体の押子ガイド体50の進退運動により、押子ガイド体50に係合している全てのリフィール21,22が進退する。
前記進退運動によりボールペン用リフィール22は、その前端側のチップ22bを、図7(b)に示すように、軸筒10内前端側の傾斜内面13bに接近させるが、この接近状態では、図8に示すように、各チップ22bを、周方向に隣り合う凸部13b11,13b11間(換言すれば凹部13b12)の空間に逃がすことができる。
したがって、上記出没式筆記具1では、前記ノック操作に伴い複数のボールペン用リフィール22が前進した際に、図7(a)に示すように、複数のチップ22bが、軸筒10側の環状の凸部12b11に食い込むおそれがあり、これを回避するために、チップ22b前方のスペースを広く確保する必要が生じる。
しかしながら、出没式筆記具2では、前述したように、各チップ22bを周方向に隣り合う凸部13b11,13b11間に逃がすようにしているため、チップ22b前方のスペースを比較的狭くしたり、軸筒10の外径を細くしたりすることが可能である。
また、出没式筆記具2によれば、例えば、チップ22b前端側に付着したインクが、比較的多く傾斜内面13bに転移(転写)してしまった場合や、落下衝撃等により飛散したインクが傾斜内面13bに転移(転写)してしまった場合でも、このインクを、凸部13b11によるプリズム作用により、凸部13b11の径外方向側から見え難くすることができる。
すなわち、凸部13b11にインクMが付着した場合、このインクMにより反射して径外方向へ進む光は、凸部13b11と凹状空間s10との境界面により屈折して、斜め前方へ進路を変えられる。
より具体的に説明すれば、図10に示すように、凸部13b11の径内方向寄りにインクMが付着した場合、このインクMに反射して放出される光のうち、一部の光の進路c1は、凸部13b11と凹状空間s10との境界面により折れ曲るように屈折して斜め前方へ進行方向を変え、さらに、凹状空間s10と軸筒10周壁との境界面や、軸筒10周壁と軸筒10周囲の空間との境界面でも若干屈折して進路を変え、軸筒斜め後方側の視点e1よりも下側へ向かう。
また、他の一部の光の進路c2は、凸部13b11と凹状空間s10との境界面により全反射して前方側へ進むため、軸筒斜め後方側にある視点e1には到達しない。
よって、軸筒斜め後方側にある視点e1からインクMを視た場合に、インクMを見え難くすることができ、ひいては、付着したインクにより軸筒10前端側の意匠上の体裁が損なわれてしまうのを防ぐことができる。
なお、仮に、軸筒10の斜め前方側の視点e2からインクMを視た場合には、前記視点e1の場合よりもインクMが見え易くなるが、通常の筆記姿勢では視点が軸筒10の斜め後方側(視点e2)に位置するため、筆記者により視認されるインクは比較的少ない。
しかも、凹凸部13b1が螺旋状であるため、仮に付着したインクMが視認された場合でも、そのインクMを、螺旋模様によって目立ち難くすることができる。
なお、上記出没式筆記具2は、多機能(多色)筆記具を構成したが、他例としては、上記凹凸部13b1を有する態様にて、単色の筆記具を構成することも可能である。この構成の場合も、落下衝撃等により、軸筒10前端側の傾斜内面13bに付着したインクを、外部から見え難くすることができる。
また、上記出没式筆記具1(図1参照)は、凹凸部12b1を環状に形成したが、他例としては、この形状の凹凸部12b1を、出没式筆記具2の凹凸部13b1と同様に、螺旋状に設けるようにしてもよい。この他例においても、チップ22b前端側を軸筒10前端側の傾斜内面から離隔させる作用効果(図3参照)や、周方向に隣り合う凸部間にチップ22bを逃がす作用効果(図8参照)を得ることができる。
また、上記出没式筆記具2(図4参照)は、後方へ突出する凸部13b11と凹部13b12からなる凹凸部13b1を螺旋状に配設したが、他例としては、この形状の凹凸部13b1を、出没式筆記具1の凹凸部12b1と同様に、環状に設けるようにしてもよい。この他例においても、チップ22b前端側を軸筒10前端側の傾斜内面から離隔させる作用効果(図9参照)や、傾斜内面13bに付着したインクMを見え難くする作用効果(図10参照)を得ることができる。
また、上記出没式筆記具1,2では、特に本実施の形態の作用効果を顕著に発揮する態様として、前側軸筒12,13を無色透明の部材としたが、他例としては、前側軸筒12,13を、色付き透明や艶消しガラス状の透明、すりガラス状等、他の透光性部材とすることも可能である。
また、前記透光性を有する部分は、少なくとも軸筒10の前端側であって、ボールペン用リフィール22における逆円錐状部22b2の前端縁が進退する範囲を含むように設けられていればよく、例えば、前側軸筒12,13の前端側の部分のみを透光性とし、他の部分を着色した態様とすることも可能である。
また、上記出没式筆記具1,2では、前後方向に隣り合う二つの凸部12b11,12b11(又は13b11,13b11)のピッチPを、ボールペン用リフィール22前端側の逆円錐状部22b2の長さと略同等に形成したが、他例としては、前記ピッチPを逆円錐状部22b2よりも小さく設定することも可能である。
1,2:出没式筆記具
10:軸筒
11:後側軸筒
12,13:前側軸筒
12b,13b:傾斜内面
12b1,13b1:凹凸部
12b11,13b11:凸部
12b12,13b12:凹部
21:シャープペンシル用リフィール
22:ボールペン用リフィール
22b:チップ
22b2:逆円錐状部
c1,c2:光の進路
s1,s2,s3:隙間
M:インク

Claims (7)

  1. 少なくとも前端側に透光性部分を有する軸筒と、該軸筒内のリフィールとを備え、前記リフィールを前進させて軸筒前端から突出させるようにした出没式筆記具において、
    軸筒内面の前端側で徐々に縮径する傾斜内面に、前後方向へ凸部と凹部が交互に繰り返される凹凸部を設けたことを特徴とする出没式筆記具。
  2. 前記軸筒内における中心軸の周囲に前記リフィールを配置し、このリフィールの前端側の逆円錐状部の前方側に、前記凸部を配置したことを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
  3. 前後方向に隣り合う二つの前記凸部のピッチを、リフィール前端側の逆円錐状部の長さ以下の寸法に設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の出没式筆記具。
  4. 前進した際の前記リフィールが、該リフィール前端側の逆円錐状部を前記凸部に摺接させることで、その摺接箇所よりも前側を前記傾斜内面から離隔するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の出没式筆記具。
  5. 前記凸部を軸筒後方へ突出するように形成することで、前記凸部よりも径外方向側に、軸筒前方へ凹んだ凹状空間を確保したことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の出没式筆記具。
  6. 前記凹凸部を軸筒周方向へ連続するように設けたことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の出没式筆記具。
  7. 前記凹凸部を螺旋状に設けたことを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の出没式筆記具。
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