JP5420322B2 - サイドノック式シャープペンシル - Google Patents

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Description

この発明は、独特構造の芯タンクを備えたサイドノック式シャープペンシルに関するものである。
従来のサイドノック式シャープペンシルは、先具を有する軸筒と、該軸筒内に軸方向移動可能に挿入されて後退方向に付勢された芯タンクと、該芯タンクの先端に配置された芯送出機構(芯チャック機構)と、前記軸筒の側壁部位に取り付けられたサイドノック部材とを備え、前記芯タンクは全長が丸パイプからなって軸筒内に同心的に挿入され、その芯タンクの中心線部位に挿入された筆記芯を芯チャック機構で保持させ、この状態で前記サイドノック部材をノック操作することにより、前記芯タンクを後方付勢力に抗して前進移動させて該芯タンク内の筆記芯を前記先具先端から繰り出す構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のサイドノック式シャープペンシルにおいて、細径芯(例えば、0.3mm〜0.7mm)仕様の場合、軸筒内に挿入セットされた芯タンクは、前部に1本の筆記芯を挿通可能な芯挿通孔が形成され、後部に複数の予備芯を同時に収納可能なスペースの予備芯収納孔が前記芯挿通孔と同一軸心線状に形成された構造となっており、前記芯挿通孔に挿入された筆記芯がサイドノック部材のノック操作による先具先端から繰り出されるようになっている。
特許第3501418号公報
従来のサイドノック式シャープペンシルは以上のように構成され、軸筒内に挿入セットされる芯タンクは、前部の芯挿通孔と後部の予備芯収納孔とが同一軸心線状に連続形成された丸パイプからなる細径芯仕様(例えば、0.3mm〜0.7mmの芯仕様)の構造となっているので、その芯仕様に対応した芯であれば、芯タンク前部の芯挿通孔に筆記芯を挿通した状態で芯タンク後部の予備芯収納孔に複数の予備芯を同時に収納することはできる。また、このようなサイドノック式シャープペンシルにおいて、前記軸筒の径を変えずに芯タンク前部の芯挿通孔のみを大径芯仕様(例えば、0.9mm以上の芯仕様)の径に変えれば、その芯仕様に対応した大径の筆記芯を前記芯挿通孔に挿通すれば使用可能となるが、しかし、前記芯タンク後部の予備芯収納孔には予備芯を収納することができず、したがって芯タンクには1本の筆記芯しかセットできないという課題があった。
すなわち、細径芯仕様の軸筒を径を変えずにそのまま大径芯仕様の軸筒として適用する場合、芯タンクは前部の芯挿通孔の径のみを大径芯仕様の径に変更形成すれば、その芯挿通孔に大径の筆記芯を挿通して使用に供することはできるが、この場合の芯タンクにあっても、前部の芯挿通孔と後部の予備芯収納孔は同一軸心線状に形成されているので、前部の芯挿通孔に挿入されて後部の予備芯収納孔まで延びる大径の筆記芯と前記予備芯収納孔の内径面との間のスペースは前記筆記芯の径よりも狭くなり、このため前記後部の予備芯収納孔に大径の予備芯を収納することができず、大径の予備芯を収納可能とするためには、前記軸筒および芯タンクのそれぞれを大径化しなければならず、また、この場合は使い勝手も悪くなるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、例えば細径芯仕様の軸筒および芯タンクを大径化せずとも、軸筒内に挿入セットされた芯タンク内に大径な複数の芯を収納することができるサイドノック式シャープペンシルを提供することを目的とする。
この発明に係るサイドノック式シャープペンシルは、軸筒と、該軸筒内に軸方向へ移動可能に挿入されて後退方向に付勢された芯タンクと、該芯タンクの先端に配置された芯送出機構と、前記芯タンクの側壁部に設けられたサイドノック部材とを備え、前記芯タンクは、前記軸筒の軸心と同心的に形成されて一本の筆記芯を挿通可能とする芯挿通孔と、該芯挿通孔の後端に連続する予備芯収納孔とを有し、前記予備芯収納孔は、前記軸筒および前記芯挿通孔の中心線部位から径方向に偏心した断面長穴形状に形成されて複数本の予備芯が収納可能となっているものである。
この発明に係るサイドノック式シャープペンシルの前記予備芯収納孔は、前記軸筒に設けられたサイドノック部材と反対方向に偏心して該偏心方向に沿った断面長穴形状に形成されているものである。
この発明に係るサイドノック式シャープペンシルは、前記芯タンクにおける予備芯収納孔形成部位の外側に、断面長穴形状をなした予備芯収納孔の断面長手方向に沿って並行するサイドカット面が形成されているものである。
この発明に係るサイドノック式シャープペンシルは、前記芯タンクの外側に、前記サイドノック部材を係合させる係合部が設けられ、前記サイドノック部材のノック時に前記係合部を介して芯タンクを芯出し方向に移動させるようになっているものである。
この発明に係るサイドノック式シャープペンシルは、前記サイドノック部材の両側に、前記芯タンクのサイドカット面に摺接させるスカート部が形成されているものである。
この発明のサイドノック式シャープペンシルによれば、芯タンクに軸筒の軸心と同心的に形成されて1本の筆記芯を挿通させる芯挿通孔の後端に連続する予備芯収納孔を、前記芯挿通孔の中心部位から径方向に偏心させて断面長穴形状に形成したことにより、前記軸筒を大径化せずとも、該軸筒内のデッドスペースを利用して芯収納スペースの大きな予備芯収納孔を形成することができ、このため、芯径が0.9mm以上の大径な芯であっても、前記予備芯収納孔に複数の予備芯を同時に収納することができるという効果がある。また、芯径が0.7mm以下の細径芯仕様とする場合には、前記芯タンクの芯挿通孔が細径芯仕様の径に形成された芯タンクと取り替えるだけでよく、軸筒やサイドノック部材等の部材は取り替える必要がないので、種々の芯径に対応したサイドノック式シャープペンシルを製作する上での汎用性が得られるとともに、細径芯仕様とした場合、数多くの予備芯を芯タンクの予備芯収納孔に同時に収納することができるという効果がある。
この発明のサイドノック式シャープペンシルによれば、芯タンクの予備芯収納孔が軸筒に設けられたサイドノック部材と反対方向に偏心して断面長穴形状に形成されていることにより、筆記使用時に通常はサイドノック部材を上側にして軸筒を把持するので、前記予備芯収納孔内では、芯タンクの芯挿通孔に挿通された筆記芯の下側に複数の予備芯が収納され、サイドノック部材のノック操作による芯送り時の筆記芯が予備芯で邪魔されるようなこともなく、芯送りをスムーズに行うことができるという効果がある。
この発明のサイドノック式シャープペンシルによれば、芯タンクの両側にサイドカット面を形成したので、そのサイドカット面にサイドノック部材の両側を摺接させる構造するすることができ、その摺接構造を実現するために軸筒を大径化する必要がなく、しかも、前記サイドカット面によってサイドノック部材のノックストロークを大きくすることができるという効果がある。
この発明のサイドノック式シャープペンシルによれば、芯タンクの外側にサイドノック部材を係合させる係合部を設け、サイドノック部材のノック時に前記係合部を介して芯タンクを芯送り方向に移動させるようにしたので、サイドノック部材のノック操作により芯送りをスムーズに行うことができるという効果がある。
この発明のサイドノック式シャープペンシルによれば、サイドノック部材の両側にスカート部を設けて該スカート部を芯タンクのサイドカット面に摺接させるので、軸筒を大径化せずとも該軸筒内における前記サイドカット面との対応部位に生じるデッドスペース利用してサイドノック部材のスカート部を芯タンクのサイドカット面に摺接させることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるサイドノック式シャープペンシルを示す断面図、図2は図1中の芯タンクを拡大して示す平面図、図3は図2の側面図、図4は図3のA−A線に沿った拡大断面図、図5は図4の芯タンクを筆記芯との関連で説明するための断面図、図6は図3のB−Bに沿った断面図である。
図1に示すサイドノック式シャープペンシルは、先端に着脱可能な先具2を有する軸筒1と、該軸筒1内に軸方向へ移動可能に挿入された芯タンク3と、該芯タンク3の先端に配置された芯送出機構4と、前記軸筒1の中途側壁部に設けられたサイドノック部材5とを備え、サイドノック部材5をノック操作することにより、芯タンク3を前進移動させて芯送りを行う構造となっており、その詳細な構造を以下に説明する。
まず、芯タンク3は、前部の芯ガイド筒部30と、この芯ガイド筒部30の後端に連続形成された芯収納筒部31と、この芯収納筒部31の後端に連続形成された後端拡径筒部32とからなっている。このような芯タンク3において、前記芯ガイド筒部30は、1本の筆記芯S1(図5参照)を挿通させる芯挿通孔30aを軸筒1の軸心と同心的に形成しており、前記芯収納筒部31は、前記芯挿通孔30aの後端に連続して複数本の予備芯S2を同時に収納可能なスペースの予備芯収納孔31aを形成している。
ここで、前記予備芯収納孔31aの詳細について図4および図5を参照して説明すると、該予備芯収納孔31aは、前記軸筒1の軸心と同心的な前記芯挿通孔30aの中心線部位から該芯挿通孔30aの径方向に偏心させた断面長穴形状に形成されている。換言すると、前記予備芯収納孔31aは、図4および図5に示すように、該予備芯収納孔31aの中心点P2を前記芯挿通孔30aの中心点P1より該芯挿通孔30aの径方向に偏心させた断面長穴形状に形成されているものである。さらに詳述すると、この実施の形態1では、前記軸筒1に設けられたサイドノック部材5と反対方向に向かって予備芯収納孔31aの中心点P2を芯挿通孔30aの中心点P1から偏心させることにより、断面長穴形状の予備芯収納孔31aを形成したものである。
このように構成された芯タンク3は、予備芯収納孔31aの長径方向をサイドノック部材5のノック方向に向けて軸筒1内に挿入セットされる。また、前記予備芯収納孔31aの形成部位となる芯収納筒部31の外側壁部には、断面長穴形状に形成された前記予備芯収納孔31aの長径方向に沿って並行するサイドカット面31bが形成されており、このサイドカット面31bには、前記サイドノック部材5に形成されたスカート部5aを摺接させるようになっている。
また、前記芯タンク3の外側壁部には、前記サイドノック部材5を係合させる係合部6が一体に設けられている。この係合部6には、前記サイドノック部材5の先端(自由端)当接させて該サイドノック部材5のノック時に前記係合部6を介して芯タンク3を前進移動させる方向に傾斜した傾斜面6aが形成されており、該傾斜面6aは、サイドノック部材5の先端近傍から芯タンク3両側のサイドカット面31bに沿ってサイドノック部材5と反対方向に延びている。
さらに、前記芯タンク3には、軸筒1内で芯タンク3の軸方向移動を許容し且つ軸回り方向の回動を規制する回り止め部7が設けられている。この回り止め部7は、前記軸筒1の内径面に設けられて軸方向に延びる回り止め突条(図示せず)に対して軸方向移動可能に嵌め込まれた回り止め溝からなっている。
次に、サイドノック部材5の取り付けについて説明すると、軸筒1にはノック部材取付穴(符号省略)が設けられており、このノック部材取付穴にサイドノック部材5を嵌め込んだ状態でサイドノック部材5の後端を前記ノック部材取付穴の後端に支持させることにより、その支持部を支点として前記サイドノック部材5をノック方向およびノック解除方向に動作させることが可能な取付構造となっている。
このようにして軸筒1に取り付けられたサイドノック部材5には、前述のように芯タンク3のサイドカット面31bに摺接させるスカート部5aが形成されており、このスカート部5aの前端に前記係合部6の傾斜面6aが、芯タンク3に付与された後退付勢力(この後退付勢力については後述する)により常時当接してサイドノック部材5が軸筒1の外側に浮き上がったノック解除位置に保持されるようになっている。
次に、前記芯タンク3の先端に設けられた芯送出機構4について説明する。この芯送出機構4は、芯タンク3の先端(芯ガイド筒部30の先端)に基部が圧入・固定されたリードチャック10と、このリードチャック10の先端チャック部に遊嵌されたチャックリング11と、前記リードチャック10の外側に配置されたスリーブ12内に設けられて芯タンク3を後方に付勢するチャックスプリング13とからなっている。
一方、前記軸筒1の後端部には、クリップ21を有する筒状キャップ20が着脱可能に取り付けられており、この筒状キャップ20を取り外すことにより、軸筒1の後端開口から芯タンク3内に芯を補充することができる。また、前記筒状キャップ20内には、消しゴム受け筒22が定位置で回転自在に取り付けられており、この消しゴム受け筒22には消しゴムホルダー23が軸方向移動可能に螺合され、該消しゴムホルダー23に消しゴム24が保持されている。そして、前記消しゴム受け筒22の後端には回動操作用の尾冠部22aが一体に設けられ、この尾冠部22aを回動することにより、消しゴム24を出没させることができるようになっている。
次に動作について説明する。
サイドノック部材5をノックすると、該サイドノック部材5両側のスカート部5aの先端が芯タンク3の係合部6の傾斜面6aを押し下げることにより、芯タンク3がチャックスプリング13の後方付勢力に抗して前進移動し、芯タンク3先端のリードチャック10でチャッキングされた筆記芯S1が先具2先端から繰り出される。
以上説明した実施の形態1によれば、芯タンク3の芯挿通孔30aを軸筒1の軸心と同心的に形成し、その芯挿通孔30aの後端に連続する予備芯収納孔31aを、該予備芯収納孔31aの中心点P2が前記芯挿通孔30aの中心点P1より軸筒1のサイドノック部材5と反対側に偏心した断面長穴形状に形成し、その予備芯収納孔31aの長径方向を前記サイドノック部材5のノック方向に向けて前記芯タンク3を軸筒1内に挿入セットしたので、例えば芯径が0.7mm以下の細径芯仕様の軸筒1であっても、該軸筒1内のデッドスペースを利用して芯収納スペースの大きな予備芯収納孔31aを形成することができる。このため、前記軸筒1を芯径が0.9mm以上の大径芯仕様の軸筒と取り替えることなく、該軸筒1内に挿入された芯タンク3の予備芯収納孔31aには芯径が0.9mm以上の大径な予備芯の複数本を同時に収納することができるという効果がある。
また、前記芯タンク3における前記予備芯収納孔31aの形成部位となる芯収納筒部31の両側には、前記予備芯収納孔31aの長径方向に沿って並行するサイドカット面31bを形成し、このサイドカット面31bにサイドノック部材5のスカート部5aを摺接させるように構成したので、その摺接構造実現のために軸筒1を大径化する必要がなく、しかも、サイドノック部材5のノック操作時には該サイドノック部材5のスカート部5aが前記サイドカット面31bに沿って押し下げられることにより、サイドノック部材5のノックストロークを大きくすることができるという効果がある。
さらに、前記芯タンク3には回り止め部(回り止め溝)7を設け、この回り止め部7を軸筒1の内径面に設けられて軸方向に延びる回り止め突条8に摺動自在に嵌め込んだので、軸筒1内の芯タンク3を、断面長穴形状の予備芯収納孔31aの長径方向がサイドノック部材5のノック方向を向いた状態に確実に保持でき、また、サイドノック部材5のノック操作により前記芯タンク3を芯送り方向にスムーズに直進させることができるという効果がある。
さらに、前記芯タンク3の外側には、サイドノック部材5を係合させる係合部6を設け、この係合部6には、サイドノック部材5のノック操作により芯タンク3を前進移動させる方向に傾斜した傾斜面6aを形成し、該傾斜面6aにサイドノック部材5のスカート部5aの先端を当接させたので、サイドノック部材5のノック時に前記係合部6を介して芯タンク3を芯送り方向にスムーズに移動させることができるという効果がある。しかも、前記傾斜面6aは、サイドノック部材5の先端近傍から芯タンク3両側のサイドカット面31bに沿ってサイドノック部材5と反対方向に延びているので、前記係合部6によってサイドノック部材5のノックストロークが阻害されるようなことがなく、前述のように大きなノックストロークを確保することができるという効果がある。
図1はこの発明の実施の形態1によるサイドノック式シャープペンシルを示す断面図である。 図1中の芯タンクを拡大して示す平面図である。 図2の側面図である。 図3のA−A線に沿った拡大断面図である。 図4の芯タンクを筆記芯との関連で説明するための断面図である。 図3のB−B線に沿った断面図である。
1 軸筒
2 先具
3 芯タンク
4 芯送出機構
5 サイドノック部材
5a スカート部
6 係合部
6a 傾斜面
7 回り止め部
8 回り止め突条
10 リードチャック
11 チャックリング
12 スリーブ
13 チャックスプリング
20 筒状キャップ
21 クリップ
22 消しゴム受け筒
22a 尾冠部
23 消しゴムホルダー
24 消しゴム
30 芯ガイド筒部
30a 芯挿通孔
32 後端拡径部
31 芯収納筒部
31a 予備芯収納孔
31b サイドカット面
S1 筆記芯
S2 予備芯
P1 芯挿通孔の中心点
P2 予備芯収納孔の中心点

Claims (5)

  1. 軸筒と、該軸筒内に軸方向へ移動可能に挿入されて後退方向に付勢された芯タンクと、該芯タンクの先端に配置された芯送出機構と、前記芯タンクの側壁部に設けられたサイドノック部材とを備え、前記サイドノック部材のノック操作により前記芯タンクを前進移動させて該芯タンク内の筆記芯を繰出方向に移動させるサイドノック式シャープペンシルにおいて、
    前記芯タンクは、前部の芯ガイド筒部と、該芯ガイド筒部の後端に連続形成された芯収納筒部とを有し、
    前記芯ガイド筒部は、前記軸筒の軸心と同心的に形成されて一本の筆記芯を挿通可能とする芯挿通孔を有し、
    前記芯収納筒部には、前記芯挿通孔の後端に連続して複数本の予備芯を収納可能な予備芯収納孔が形成され、
    前記予備芯収納孔を画成する前記芯収納筒部の内周面は、前記芯挿通孔を画成する前記芯ガイド筒部の内周面よりも径方向外方に位置し、
    前記予備芯収納孔は、前記軸筒および前記芯挿通孔の中心線部位から前記サイドノック部材と反対方向に偏心し、
    前記芯収納筒部の外周面と前記軸筒の内周面とが接触しないように形成されたことを特徴とするサイドノック式シャープペンシル。
  2. 前記芯タンクの後部には、前記芯収納筒部の後端から連続して後端方向へかけて拡径された後端拡径筒部が形成され、
    前記後端拡径筒部の開口縁の中心が、前記予備芯収納孔の中心線部に対して該予備芯収納孔の偏心方向と反対方向に偏心するように形成されたことを特徴とする請求項1記載のサイドノック式シャープペンシル。
  3. 前記芯タンクの外側には、前記サイドノック部材を係合させる係合部が設けられ、前記サイドノック部材のノック時に前記係合部を介して芯タンクを芯出し方向に移動させるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のサイドノック式シャープペンシル。
  4. 前記芯収容筒部の外側壁部には、断面長穴形状をなした予備芯収納孔の断面長手方向に沿って並行するサイドカット面が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のサイドノック式シャープペンシル。
  5. 前記サイドノック部材の両側には、前記芯収容筒部のサイドカット面に摺接させるスカート部が形成されていることを特徴とする請求項4記載のサイドノック式シャープペンシル。
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