JP2014193387A - ゲームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム機の設置場所を考慮してプレイの面白味を向上させたゲームシステムを提供する。
【解決手段】複数のゲーム機3を備えるゲームシステム100は、各ゲーム機3が設置されている設置地域ごとの特典を記憶しており、特典は、ゲーム機3でのプレイで用いるものであり、プレイヤによるプレイ開始前に、プレイするゲーム機3の設置地域を特定して、設置地域に対応する特典を取得し、取得した特典を、プレイヤに対応付けて蓄積して記憶し、ゲーム機3の表示部32に、取得した特典を含む、プレイヤに対応付けて蓄積された特典を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゲーム機の設置場所を考慮したゲームシステムに関するものである。
従来、ゲームの個人プレイデータをネットワーク上のサーバ又はゲーム装置に装着される記憶媒体等に保存して、このプレイデータを分析して次回のゲームのプレイ時にアドバイスデータとして出力するゲームシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−141665号公報
特許文献1に記載のゲームシステムは、プレイの情報である個人プレイデータを保存して、次のプレイに用いるものにすぎなかった。
本発明の課題は、ゲーム機の設置場所を考慮してプレイの面白味を向上させたゲームシステムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、複数のゲーム機を備えるゲームシステムであって、各ゲーム機が設置されている設置地域ごとの特典を記憶しており、前記特典は、前記ゲーム機でのプレイで用いるものであり、プレイヤによるプレイ開始前に、プレイする前記ゲーム機の設置地域を特定して、前記設置地域に対応する特典を取得する手段と、取得した前記特典を、前記プレイヤに対応付けて蓄積して記憶する手段と、前記ゲーム機の表示部に、取得した特典を含む、前記プレイヤに対応付けて蓄積された前記特典を表示させる手段と、を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
第2の発明は、第1の発明のゲームシステムにおいて、前記特典は、前記設置地域の特徴が視覚的に表されたものであること、を特徴とするゲームシステムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のゲームシステムにおいて、前記特典は、プレイの環境設定に関するものであり、前記特典を表示させる手段は、ゲーム機のプレイ開始前に、前記表示部に、取得した特典を含む蓄積された前記特典を、選択可能な態様で表示させ、前記プレイヤによる一の特典の選択を受け付けたことに応じて、前記一の特典を反映させたプレイを実行する手段を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
第4の発明は、第3の発明のゲームシステムにおいて、前記特典は、前記プレイを有利に進めるアドバイスデータを含み、前記ゲーム機のプレイ中に、アドバイスデータを出力する手段を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
第5の発明は、第4の発明のゲームシステムにおいて、前記特典は、前記設置地域に関連したキャラクタのキャラクタデータを含み、前記アドバイスデータを出力する手段は、前記キャラクタがアドバイスをするような態様で前記キャラクタを前記表示部に表示させること、を特徴とするゲームシステムである。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかのゲームシステムにおいて、前記プレイヤを識別するプレイヤ識別情報を記憶し、前記プレイヤが携行可能な記憶媒体を備え、前記ゲーム機は、前記記憶媒体から前記プレイヤ識別情報を読み出すことで、前記ゲーム機のプレイヤを識別すること、を特徴とするゲームシステムである。
第7の発明は、第6の発明のゲームシステムにおいて、前記特典を、前記記憶媒体に蓄積して記憶すること、を特徴とするゲームシステムである。
第8の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかのゲームシステムにおいて、前記複数のゲーム機に対して通信ネットワークを介して接続されたサーバを備え、前記サーバは、各ゲーム機が設置されている設置地域ごとの特典と、プレイヤに対応付けて蓄積して記憶する特典とを記憶する記憶部を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、プレイヤがプレイしたゲーム機が設置された地域に対応した特典を、プレイヤ識別情報に関連付けて蓄積する。よって、プレイヤがその地域に実際に足を運んで、その地域に設置されたゲーム機でプレイをすることで、その地域に対応した特典を得ることができ、プレイの面白味を向上させたゲームシステムを提供できる。また、地域に対応した特典を得るために、プレイヤに、様々な地域に設置されたゲーム機でのプレイを促すことができる。さらに、その地域の遊戯施設の運営者等に対して、このゲーム機の設置を促すことができる。
(2)本発明は、色々な地域でプレイをすることで蓄積された特典をプレイに用いることができるので、プレイヤのプレイ意欲を向上させることができる。
(3)本発明は、蓄積した特典をプレイ画面に表示するので、特典を収集して、収集した特典を見る楽しみを、プレイヤに提供することができる。
(4)本発明は、特典が地域の特徴を反映したものであるので、地域の特徴が反映された特典を収集するために、プレイヤに、その地域まで足を運んでプレイをさせることができる。
(5)本発明は、特典をプレイの環境設定に関するものにできる。例えば、カーレースゲームであれば、特典は、その地域ならではのコースが選択できるものであったり、その地域が雪国であれば、雪国用のタイヤであったりする。よって、プレイの環境設定に特典を用いることで、プレイの面白味を向上させることができる。
(6)本発明は、特典が地域の特徴を視覚的に表現したアイテムであるので、地域の特徴が表れた態様の特典をプレイ画面に表示することができる。
(7)本発明は、特典がプレイを有利に進めるものであるので、その特典を得ようとするプレイヤに、色々な地域でプレイをさせることができる。
(8)本発明は、蓄積した特典の量に基づいて取得の度合いの小さい希少特典が与えられる。希少特典は、蓄積した特典の量が、例えば、ある条件に合致した場合にのみ与えられるものであるので、希少価値を有する特典をプレイヤに与えることができる。
(9)本発明は、特典が時期的な要素を含むので、例えば、地域のある期間に行われる催しに時期を合わせて、関連する特典を提供することができる。また、時期的な限定をすることにより、特典の取得に更なる条件が付加されて、特典を取得困難にしているので、特典の価値を異なるものにすることができる。そして、特典の価値の異なるアイテムを得るために、プレイヤに、その期間にその地域に足を運ばせることができる。
(10)本発明は、記憶媒体にプレイヤ識別情報を有するので、プレイヤに特段の入力操作を要求させることなくプレイができる。
(11)本発明は、特典を記憶媒体に蓄積して記憶するので、通信ネットワークを介して接続されていないスタンドアロンのゲーム機であっても、蓄積された特典を使用してプレイをすることができる。
(12)本発明は、ゲーム機に対して通信ネットワークを介して接続されたサーバに種々のデータを記憶することで、どこの地域のゲーム機でプレイを行った場合であっても、蓄積された特典を使用してプレイをすることができる。
第1実施形態に係るゲームシステムの全体構成並びに運用サーバ及びゲーム機の機能構成を示す図である。 第1実施形態に係るメイン処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る記憶装置に格納された各記憶部の例を示す図である。 第1実施形態に係る表示部に表示される画面例を示す図である。 第2実施形態に係るゲームシステムの全体構成並びに運用サーバ、ゲーム機及び記憶媒体の機能構成を示す図である。 第2実施形態に係るゲーム機のメイン処理のフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
図1は、第1実施形態に係るゲームシステム100の全体構成並びに運用サーバ1及びゲーム機3の機能構成を示す図である。
ゲームシステム100は、運用サーバ1と、複数のゲーム機3(3A,3B,3C,…)とが、通信ネットワーク5を介して接続されている。
運用サーバ1は、ゲーム機3の各々で実行されるカーレースのプレイで用いるアイテム(特典)を記憶するコンピュータである。運用サーバ1は、制御装置10及び記憶装置20を備える。
ここで、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、運用サーバ1は、記憶装置20、制御装置10等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
制御装置10は、情報の演算、及び処理を行う情報演算処理装置(CPU)であり、当該運用サーバ1の全体を制御するものである。制御装置10は、記憶装置20に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、運用サーバ1のハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
制御装置10は、プレイヤ識別手段11と、アイテム抽出手段12(特典抽出手段)と、アイテム蓄積制御手段13と、蓄積情報抽出手段14と、日時取得手段15とを備える。
プレイヤ識別手段11は、プレイヤID(プレイヤ識別情報、ID:identifier)とパスワードとをゲーム機3から受信して、プレイヤを識別する制御部である。
アイテム抽出手段12は、ゲーム機3の設置場所の地域に対応するアイテムを抽出する制御部である。
アイテム抽出手段12が有するレアアイテム抽出手段12aは、ゲーム機3の設置場所の地域に対応するアイテムのうち、レア(希少)なアイテム(希少特典)を抽出する制御部である。
アイテム蓄積制御手段13は、アイテム抽出手段12により抽出したアイテムをプレイヤIDに対応付けて蓄積して記憶させる制御部である。
蓄積情報抽出手段14は、プレイヤIDに対応付けて蓄積して記憶されたアイテムを抽出する制御部である。
日時取得手段15は、日時情報を取得する制御部である。日時情報の取得は、例えば、運用サーバ1に計時部を有してもよいし、通信ネットワーク5を介して接続された他の装置から取得してもよい。
記憶装置20は、ゲーム機3との通信のための各種プログラムや、ゲーム機3で用いる各種データを記憶する装置である。記憶装置20は、制御装置10と組み合わせてプログラムの実行に使用するメモリを含んでよい。
記憶装置20を実現するものとして、電気的、磁気的、光学的、電磁的に実現するものを含んでよい。より具体的には、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)等を含む半導体記憶装置、磁気ディスク等が含まれる。運用サーバ1と外部接続することができる磁気テープ、CD−ROMとCD−R/WとDVDとを含む光ディスクや、メモリカード等の補助記憶装置も含む概念である。
記憶装置20は、各種プログラムの他、ゲーム機情報記憶部21と、アイテム記憶部22(特典記憶手段)と、プレイヤ情報蓄積部23と、プレイヤ情報記憶部24とを備える。
ゲーム機情報記憶部21は、ゲーム機3を識別するゲーム機ID(ゲーム機識別情報)と、ゲーム機3が設置された地域を識別する店舗コード(地域識別情報)とを対応付けたテーブルを記憶する。ゲーム機IDは、ゲーム機3ごとに一意に付された固有のコードであり、例えば、ゲーム機3のシリアル番号であってよい。また、店舗コードは、店舗を一意に表すコードである。
アイテム記憶部22は、店舗コードと、ゲーム機3が設置された地域に対応したアイテムとを対応付けたテーブルを記憶する。ここで、アイテムとは、ゲーム機3が設置された店舗の地域に関する「ご当地」アイテムをいい、例えば、その地域の特徴を表すオーナメントや、その地域の地形を再現したコースや、その地域の気候や風土に合ったタイヤ等のツールを含む。また、アイテムには、通常のアイテムの他に、取得条件が高度なために、通常のアイテムより取得できる度合いが小さい、通常のアイテムとは価値の異なるレアなアイテム(希少特典)を含む。
プレイヤ情報蓄積部23は、プレイヤIDと、そのプレイヤが取得したアイテムとを対応付けてプレイヤごとに蓄積して記憶している。
プレイヤ情報記憶部24は、プレイヤIDと、パスワード等を含むそのプレイヤに関する情報とを記憶している。
なお、運用サーバ1を構成するハードウェアの数に制限はない。必要に応じて、1又は複数で構成してもよい。また、運用サーバ1のハードウェアは、必要に応じてWebサーバ、DB(データベース)サーバ、アプリケーション・サーバ等の各種サーバを含んで構成してもよく、1台のサーバで構成しても、それぞれ別のサーバで構成してもよい。また、運用サーバ1のハードウェアは、各手段で示される機能ごとに別のサーバで構成してもよい。
ゲーム機3は、プレイヤが実際に操作してプレイを行う装置である。ゲーム機3は、例えば、ゲームセンタ等の遊戯施設の店舗に設置される大型の業務用ゲーム機であり、プレイヤが、カーレースゲームを行うビデオゲーム機である。ゲーム機3は、複数の店舗に配置される。ゲーム機3は、1つの店舗に複数台が設置されてもよい。
ゲーム機3は、制御部30と、記憶部31と、表示部32と、操作部33と、通信インタフェース部34とを備える。
制御部30は、運用サーバ1の制御装置10と同様に、情報の演算、及び処理を行う情報演算処理装置(CPU)であり、ゲーム機3の全体を制御するものである。
制御部30は、ゲーム機識別情報取得手段30aと、プレイ進行手段30bと、画面表示制御手段30cとを備える。
ゲーム機識別情報取得手段30aは、ゲーム機3の記憶部31に予め記憶されているゲーム機IDを取得する制御部である。
プレイ進行手段30bは、ゲーム機3でのプレイを進行する制御部である。
画面表示制御手段30cは、プレイの進行に応じたプレイ画面を、表示部32に表示させる制御部である。
記憶部31は、制御部30での処理に使用するメモリを含んでよい。記憶部31を実現するものとして、電気的、磁気的、光学的、電磁的に実現するものを含んでよい。より具体的には、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)等を含む半導体記憶装置、磁気ディスク等が含まれる。
記憶部31は、ゲーム機ID31aと、ゲームプログラム31bと、画像データ記憶部31cとを備える。
ゲーム機ID31aは、そのゲーム機3のIDを記憶する記憶領域である。
ゲームプログラム31bは、ゲーム機3で実行されるプレイ進行のためのゲームプログラムを記憶する。
画像データ記憶部31cには、プレイ画面を生成するための画像データが格納される。
表示部32は、プレイ画面を出力する液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置である。
操作部33は、プレイヤによる入力の受け付けを行うものであり、例えば、ハンドルや、アクセルペダルや、ブレーキペダルや、ギア等を含む。
通信インタフェース部34は、運用サーバ1との間で各種データを送受信するためのインタフェースである。
通信ネットワーク5は、運用サーバ1とゲーム機3との間で通信を行うための、例えば、インターネット等の通信網であり、店舗内の構内通信網(LAN)等をも含む。
次に、ゲームシステム100で実行するプレイについて説明する。
図2は、第1実施形態に係るメイン処理のフローチャートである。
図3は、第1実施形態に係る記憶装置20に格納された各記憶部の例を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る表示部32に表示される画面例を示す図である。
まず、図2のステップS1では、ゲーム機3の制御部30は、例えば、ゲーム機3に設けられたコイン投入口(図示せず)にコインが投入されて検出信号を受け付けたことで、以下に説明する一連の処理を開始する。
ステップS2では、制御部30は、プレイヤID及びパスワードの入力を行うためのログオン画面を表示部32に表示して、プレイヤからのプレイヤID及びパスワードの入力を促す。ここで、プレイヤIDは、プレイヤごとに一意に決められたコードである。パスワードは、プレイヤIDに対応し、プレイヤ本人のみが知る文字列である。
ステップS2において、ゲーム機3でプレイヤによりプレイヤID及びパスワードが入力されたことで、ステップS3では、運用サーバ1の制御装置10は、ゲーム機3からプレイヤID及びパスワードを受信して、認証処理を行う。認証処理では、制御装置10は、受信したプレイヤIDとパスワードとに一致したデータがプレイヤ情報記憶部24(図1)に格納されている場合に、認証が成功したと判定する。
なお、初めてプレイをするプレイヤの場合には、プレイヤ情報記憶部24には情報が登録されていないので、ゲーム機3から受信したプレイヤID及びパスワードを、プレイヤ情報記憶部24に記憶する。プレイヤ情報記憶部24は、プレイヤIDとパスワードとが対応付けられたテーブルを記憶するが、ニックネーム等のプレイヤに関する情報を格納して、プレイ画面にニックネームを表示してもよい。
ステップS4では、制御装置10は、認証処理要求のあったゲーム機3に、認証結果を送信する。
ステップS5では、ゲーム機3の制御部30は、運用サーバ1から受信した認証結果により、認証が成功したか、又は新規プレイヤであるか否かを判断する。認証が成功した場合又は新規プレイヤである場合(ステップS5:YES)には、制御部30は、処理をステップS6に移す。他方、認証が失敗した場合(ステップS5:NO)には、ステップS2に戻って、プレイヤに、プレイヤID及びパスワードの再入力を促す。
ステップS6では、ゲーム機3の制御部30(ゲーム機識別情報取得手段30a)は、記憶部31のゲーム機ID31aからこのゲーム機3のゲーム機IDを取得する。そして、制御部30は、取得したゲーム機IDを、運用サーバ1に送信する。
ステップS7では、制御装置10は、ゲーム機3からゲーム機IDを受信したことで、アイテム抽出処理を行う。アイテム抽出処理として、制御装置10は、受信したゲーム機IDを用いて、ゲーム機情報記憶部21からそのゲーム機IDに対応する店舗コードを抽出する。これにより、制御装置10は、ゲーム機3が設置された店舗を特定することができる。そして、制御装置10(アイテム抽出手段12)は、抽出した店舗コードを用いて、アイテム記憶部22からアイテムを抽出する。このようにすることで、制御装置10は、ゲーム機3が設置された店舗の地域に対応したアイテムを抽出することができる。
なお、日時取得手段15により日時情報を取得して、アイテム抽出手段12が、取得した日時情報を用いてアイテム記憶部22からアイテムを抽出することができる。
ステップS8では、制御装置10(アイテム蓄積制御手段13)は、抽出したアイテムをプレイヤIDに対応付けて、プレイヤ情報蓄積部23に蓄積して記憶する。
ここで、運用サーバ1でアイテムを抽出してから蓄積するまでの処理を、具体例を用いて説明する。
図3(a)に示すゲーム機情報記憶部21は、ゲーム機ID21aと店舗コード21bとを対応付けたテーブルを記憶する。ゲーム機ID21aには、ゲーム機3ごとに一意に決められたコードであるゲーム機IDが格納される。店舗コード21bには、ゲーム機3が設置された店舗ごとに一意に決められたコードである店舗コードが格納される。
例えば、上述の図2のステップS6で、ゲーム機3Aから運用サーバ1が受信したゲーム機ID31aが「G001」であれば、制御装置10は、ゲーム機情報記憶部21を参照して、ゲーム機ID21aが「G001」に対応する店舗コード21bの「0108」を抽出することができる(図2のステップS7)。
図3(b)に示すアイテム記憶部22は、店舗コード22aと、アイテム22bと、レアフラグ22cと、対象期間情報22dとを対応付けたテーブルを記憶する。店舗コード22aは、ゲーム機情報記憶部21の店舗コード21bに対応している。アイテム22bには、プレイで用いるアイテムであって、店舗のある地域(この例では「東京」)に対応した「ご当地」のアイテムが格納される。レアフラグ22cには、対応するアイテム22bのアイテムが、レア(希少)であるか否かを示すフラグが格納される。レアフラグ22cの「1」は、対応するアイテムがレアなアイテムであることを示す。なお、レアフラグ22cの「0」は、対応するアイテムがレアなアイテムとは異なる通常のアイテムであることを示す。例えば、レアなアイテムの取得条件として、次に説明するプレイヤ情報蓄積部23に蓄積された該当のプレイヤIDに対応するアイテムの個数が、例えば、10の倍数(10個、20個、…)になった場合に、その次のプレイ時のアイテム抽出処理で、制御装置10(レアアイテム抽出手段12a)は、レアフラグ22cが「1」のレアなアイテムを抽出する。対象期間情報22dには、対応するアイテム22bのアイテムを抽出可能な期間が格納される。対象期間情報22dにデータがないものは、期間に関係なくいつでも抽出できることを示す。なお、日時取得手段15により取得した日時情報が、対象期間情報22dに格納された対象期間に合致する場合には、その対象期間に対応するアイテムを優先的に抽出する。
図3(b)に示す例では、東京のある店舗の店舗コード22aが「0108」であり、東京のある店舗の地域の特徴である「東京タワーのオーナメント」と、「東京○×ビルのオーナメント」と、「□門コース」と、「△宮コース」との4つのアイテムが、アイテム22bに格納されている。制御装置10は、レアフラグ22cを参照して、レアフラグ22cが「1」である「□門コース」を、レアなアイテムであると判定する。また、制御装置10は、対象期間情報22dを参照して、対象期間情報22dに日時情報を含む「東京タワーのオーナメント」を、期間限定のアイテムであると判定する。
そして、日時取得手段15により取得された現在の日時が、「2009年3月1日」であって、レアなアイテムの取得条件を満たさない場合には、制御装置10(アイテム抽出手段12)は、対象期間情報22dに現在の日時を含む「東京タワーのオーナメント」を抽出することができる(図2のステップS7)。
このように、アイテム記憶部22に時期的な要素である対象期間情報22dを含むので、制御装置10は、地域のある期間に行われる催しに合わせて関連するアイテムを抽出することができる。そして、ゲームシステム100は、アイテムの取得に更なる時期的な条件を付加することでアイテムの取得を困難にして、アイテムの価値を異なるものにすることができる。そして、例えば、事前に催しを告知等することで、プレイヤにその地域でその期間にプレイをさせることができる。
図3(c)に示すプレイヤ情報蓄積部23は、プレイヤID23aに対してアイテム23bを対応付けたテーブルを記憶する。プレイヤID23aは、プレイヤ情報記憶部24に格納されたプレイヤIDに対応している。アイテム23bには、そのプレイヤが取得したアイテムが格納される。
図3(c)に示す例では、制御装置10(アイテム蓄積制御手段13)は、該当のプレイヤID(例えば、「U093318」)に、上述の例で抽出した「東京タワーのオーナメント」を対応付けてプレイヤ情報蓄積部23に記憶する(図中(A)参照)ことができる(図2のステップS8)。
このように、運用サーバ1は、プレイヤがプレイしたゲーム機3の設置された地域に対応したアイテムを、プレイヤIDに関連付けて蓄積するプレイヤ情報蓄積部23を備える。よって、ゲームシステム100は、プレイヤが、ゲーム機3が設置された地域に実際に足を運んで、その地域に設置されたゲーム機3でプレイをすることで、その地域に対応したアイテムを得ることができる。
また、ゲームシステム100は、ゲーム機3に対して通信ネットワーク5を介して接続された運用サーバ1の記憶装置20に種々のデータを記憶するので、プレイヤがどこの地域のゲーム機3でプレイを行った場合であっても、各地域のアイテムを蓄積できる。
さらに、ゲームシステム100は、取得したアイテムの数が10の倍数になったことをレアなアイテムの取得条件としている。このため、プレイヤは、10以上の地域でプレイをしないと、レアアイテムを取得できない。これによって、ゲームシステム100は、プレイヤに色々な地域でプレイをさせる動機付けを与えることができる。
図2に戻って、ステップS9では、運用サーバ1の制御装置10(蓄積情報抽出手段14)は、プレイヤ情報蓄積部23からプレイヤIDに対応して蓄積されたアイテムを抽出する。そして、制御装置10は、抽出したアイテムを、ゲーム機3に送信する。
ステップS10では、ゲーム機3の制御部30(プレイ進行手段30b)は、アイテムを受信することに応じて、プレイを開始してプレイを進行させる。
プレイ進行処理として、制御部30(画面表示制御手段30c)は、運用サーバ1から受信したアイテムを表示部32に表示させる。
例えば、図4(a)は、表示部32に表示され、ドライブゲームを開始する前の環境設定に関するコース選択画面50を示す。コース選択画面50には、コースのアイコンが並んで配置されている。アイコン51は、初回プレイ時から選択可能に表示されている。アイコン52は、運用サーバ1から受信したアイテムのうち、コースに関連する「南国コース」のアイコンであり、運用サーバ1から受信した後から選択可能に表示される。アイコン群53は、プレイヤによる選択が不可能なアイコンである。アイコン群53に配置されたアイコンは、プレイヤがアイコンに対応するアイテムを取得した場合に、そのアイコンが選択可能に表示される。例えば、プレイヤが「□門コース」を取得した場合には、アイコン群53の「□門コース」に対応するアイコンが選択不可能な状態から選択可能な状態に変更してゲーム機3に表示される。
このように、ゲーム機3は、他の地域で過去にプレイをしたことで蓄積したアイテムを、コース選択画面50等のプレイの画面に表示するので、アイテムを収集する楽しみをプレイヤに提供することができる。そして、ゲームシステム100は、多くのアイテムを得ようと、色々な地域でプレイするプレイヤの意欲を向上させることができる。
また、ゲームシステム100は、取得するアイテムをプレイの環境設定に関するものにすることで、プレイヤに対して、環境設定の選択の幅を広げさせることができる。よって、ゲームシステム100は、プレイの環境設定にアイテムを用いてプレイができるので、面白味を向上させることができる。
図4(b)は、表示部32に表示されたプレイ画面60を示す。プレイ画面60には、運転席からプレイヤが見た画像が表示される。プレイ画面60の左上の位置には、バックミラーにぶら下がった複数のオーナメント61〜63が表示される。オーナメント61〜63は、運用サーバ1から受信したアイテムのうち、「東京タワーのオーナメント」(例えば、東京のアイテム)、「おさるのオーナメント」(例えば、とある猿山のアイテム)及び「やしの木のオーナメント」(例えば、宮崎のアイテム)である。
このように、ゲームシステム100は、オーナメントで示されたアイテムが地域の特徴を反映したものであるので、アイテムを収集するために、プレイヤに、その地域まで足を運んでプレイをさせて、アイテムを収集させることができる。そして、アイテムが地域の特徴を視覚的に表現するものであるので、地域の特徴が表れた態様のアイテムをプレイ画面60に表示することができる。よって、プレイヤは、収集したオーナメントが表示されることで、満足感を味わうことができる。
図2に戻って、ステップS11では、制御部30は、プレイが終了したか否かを判断する。プレイが終了した場合(ステップS11:YES)には、制御部30は、本処理を終了する。他方、プレイが終了しない場合(ステップS11:NO)には、制御部30は、プレイが終了するまで、引き続きプレイを行う。
以上説明したように、ゲーム機3は、プレイヤが過去に様々な地域に足を運んでプレイをすることで蓄積された、色々な地域に対応したアイテムを反映させてプレイができる。そして、色々な地域でプレイをすることで蓄積されたアイテムをプレイに用いることができるので、プレイヤのプレイ意欲を向上させることができる。例えば、沖縄で以前にプレイをしたプレイヤが、東京でプレイをする場合に、ゲーム機3には、東京でのプレイのみを行う他のプレイヤのプレイでは出現しない沖縄のアイテムである「南国コース」が出現する。よって、色々な地域でプレイをしたプレイヤを他のプレイヤと差別化でき、満足感を与えることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、プレイ時に、運用サーバとの通信を不要とするものである。
なお、以下の説明及び図面において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図5は、第2実施形態に係るゲームシステム200の全体構成並びに運用サーバ201、ゲーム機203及び記憶媒体240の機能構成を示す図である。
ゲームシステム200は、運用サーバ201と、複数のゲーム機203(203A,203B,203C,…)とが、通信ネットワーク5を介して接続されている。
運用サーバ201は、ゲーム機203の各々で実行されるプレイで用いるアイテム(特典)を記憶するコンピュータである。運用サーバ201は、制御装置210及び記憶装置220を備える。運用サーバ201は、例えば、予め決められた周期(例えば、週次や月次)で、ゲーム機203との通信を行う。そして、運用サーバ201は、記憶装置220に記憶されたゲーム機情報記憶部21とアイテム記憶部22とのデータを、各ゲーム機203にダウンロードする。各ゲーム機203は、ダウンロードされたデータを、記憶部231に記憶する。
ゲーム機203は、制御部230と、記憶部231と、表示部32と、操作部33と、通信インタフェース部34との他に、リーダライタ部235を備える。
制御部230は、ゲーム機識別情報取得手段30aと、プレイ進行手段30bと、画面表示制御手段30cとの他に、プレイヤ識別手段230dと、アイテム抽出手段230eと、アイテム蓄積制御手段230fと、蓄積情報抽出手段230gとを備える。
プレイヤ識別手段230dは、リーダライタ部235を介して記憶媒体240からプレイヤIDを受け付けて、プレイヤを識別する制御部である。
アイテム抽出手段230eは、ゲーム機203の設置場所である地域に対応するアイテムを抽出する制御部である。
アイテム蓄積制御手段230fは、アイテム抽出手段230eにより抽出したアイテムをプレイヤIDに対応付けて、記憶媒体240に記憶させる制御部である。
蓄積情報抽出手段230gは、プレイヤIDに対応付けて記憶されたアイテムを抽出する制御部である。
記憶部231は、ゲーム機ID31aと、ゲームプログラム31bと、画像データ記憶部31cとの他、ゲーム機情報記憶部231dと、アイテム記憶部231eとを備える。
ゲーム機情報記憶部231dは、ゲーム機203を識別するゲーム機IDと、ゲーム機203が設置された地域を識別する店舗コードとを対応付けたテーブルを記憶する。
アイテム記憶部231eは、店舗コードと、ゲーム機203が設置された地域に対応したアイテムとを対応付けたテーブルを記憶する。
なお、ゲーム機情報記憶部231d及びアイテム記憶部231eには、上述の運用サーバ201の記憶装置220に含むゲーム機情報記憶部21及びアイテム記憶部22と同様の情報がダウンロードされて記憶される。運用サーバ201は、ゲーム機203に対してゲーム機情報記憶部21及びアイテム記憶部22のデータを所定の周期で送信することで、ゲーム機203が、プレイ中に運用サーバ201に対して都度通信することを不要にする。
リーダライタ部235は、ICチップが内蔵された非接触のICカードである記憶媒体240がかざされることで、無線で通信して記憶媒体240内の情報を読み取り、及び書き込むための装置である。なお、記憶媒体240がキー型の場合には、例えば、その記憶媒体240を差し込む挿入口である。
記憶媒体240は、カード型等の記憶装置である。記憶媒体240は、プレイヤID241及びプレイヤ情報蓄積部242を備える。プレイヤID241は、プレイヤを識別するプレイヤIDを記憶する記憶領域である。プレイヤ情報蓄積部242は、プレイヤが取得したアイテムを記憶する。記憶媒体240は、半導体メモリ(ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、イーイーピー・ROM(EEPROM)等)を有してもよい。
次に、ゲームシステム200で実行するプレイについて説明する。
図6は、第2実施形態に係るゲーム機203のメイン処理のフローチャートである。
まず、ステップS21では、制御部230は、コインの投入を検出して、以下に説明する一連の処理を開始する。
ステップS22では、プレイヤがリーダライタ部235に記憶媒体240をかざすことで、制御部230は、記憶媒体240の情報を読み取る。
ステップS23では、制御部230は、記憶媒体240の情報の読み取りが成功したか否かを判断する。記憶媒体240の情報の読み取りが成功した場合(ステップS23:YES)には、制御部230(プレイヤ識別手段230d)は、記憶媒体240のプレイヤID241から読み取ったプレイヤIDを、例えば、記憶部231の一時記憶領域に書き込んで、処理をステップS24に移す。他方、記憶媒体240の情報の読み取りに失敗した場合(ステップS23:NO)には、制御部230は、例えば、記憶媒体240の読み込みが失敗した旨を表示部32に表示し、プレイ開始前に投入されたコインを排出して、本処理を終了する。
ステップS24では、制御部230(ゲーム機識別情報取得手段30a)は、記憶部231のゲーム機ID31aを参照して、このゲーム機203のゲーム機IDを取得する。
ステップS25では、制御部230(アイテム抽出手段230e)は、取得したゲーム機IDに基づいてアイテム抽出処理を行う。アイテム抽出処理として、制御部230は、取得したゲーム機IDに対応する店舗コードをゲーム機情報記憶部231dから抽出して、このゲーム機203が設置された店舗を特定する。そして、制御部230(アイテム抽出手段230e)は、抽出した店舗コードを用いて、このゲーム機203が設置された店舗の地域を表すアイテムをアイテム記憶部231eから抽出する。ここで、制御部230(アイテム抽出手段230e)は、アイテムを抽出する際に、記憶媒体240のプレイヤ情報蓄積部242を参照することで、既に蓄積されたアイテムを除く新たなアイテムを抽出する。
ステップS26では、制御部230(アイテム蓄積制御手段230f)は、抽出したアイテムを、リーダライタ部235を介して記憶媒体240のプレイヤ情報蓄積部242に蓄積して記憶する。
ステップS27では、制御部230(蓄積情報抽出手段230g)は、記憶媒体240のプレイヤ情報蓄積部242に蓄積されたアイテムを、リーダライタ部235を介して抽出する。
ステップS28では、制御部230(プレイ進行手段30b)は、プレイを開始して、抽出したアイテムを使用したプレイを進行させる。
ステップS29では、制御部230は、プレイが終了したか否かを判断する。プレイが終了した場合(ステップS29:YES)には、制御部230は、本処理を終了する。他方、プレイが終了しない場合(ステップS29:NO)には、制御部230は、プレイが終了するまで、引き続きプレイを行う。
このように、ゲーム機203は、プレイヤID241とプレイヤ情報蓄積部242とを備える記憶媒体240の情報を読み取ることで、プレイヤに特段の入力操作を要求することなく、蓄積されたアイテムを使用したプレイができる。そして、プレイヤが記憶媒体240を用いることで、ゲーム機203が、スタンドアロンであっても、蓄積されたアイテムを使用してプレイができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態において、カーレースゲームを例に示したが、これに限定されない。例えば、他の運転シミュレーションゲーム(電車を運転するもの等)や、ロールプレイングゲーム等の、様々なジャンルのゲームで用いることができる。特に、地域の特色を生かすことができるゲームに有用である。
(2)第1実施形態において、ゲーム機が、プレイ進行手段を備えるものとして説明したが、プレイ進行手段をサーバに有して、プレイの進行は運用サーバの制御装置が主体的に行い、ゲーム機の制御部は、表示部にプレイ画面を表示するための制御を行う構成でもよい。
(3)各実施形態において、プレイ開始前にアイテムを付与して、プレイ時にはその付与されたアイテムを使用できる例を示したが、これに限定されない。例えば、プレイを終了した時点でアイテムを付与して、次回のプレイ時に使用できるようにしてもよい。このようにすることで、アイテムがプレイをしたご褒美としての要素を有して、次回のプレイで使用できることで、プレイヤに継続的にプレイをさせることができる。
(4)各実施形態において、地域のアイテムを、プレイ画面にオーナメントとして表示し、及びプレイ開始前の環境設定に用いる例を説明したが、これに限定されない。例えば、プレイを有利に進行させるためのアドバイスであってもよい。具体的には、ゲーム機に、各都道府県のドライブコースが予め設定されている場合に、東京都のゲーム機でプレイをしたことがあるプレイヤに対しては、東京都のコースを選択した場合に、東京都のコースを上手くドライブするアドバイスを付与するものであってよい。その際、プレイ画面に、その地域のオリジナルキャラクタを登場させて、アドバイスを音声や文字による出力をする演出をしてもよい。このようなプレイを有利に進めるアイテムは、プレイヤが色々な地域に足を運んでプレイをすることで得ることができる。プレイヤは、色々な地域に足を運んでプレイをしたことで得たプレイを有利に進めるアイテムを、他のプレイで使用できる。
1,201…運用サーバ、 3,3A〜3C,203,203A〜203C…ゲーム機、 5…通信ネットワーク、 10,210…制御装置、 11,230d…プレイヤ識別手段、 12,230e…アイテム抽出手段、 12a…レアアイテム抽出手段、 13,230f…アイテム蓄積制御手段、 14,230g…蓄積情報抽出手段、 15…日時取得手段、 20,220…記憶装置、 21,231d…ゲーム機情報記憶部、 22,231e…アイテム記憶部、 23,242…プレイヤ情報蓄積部、 30,230…制御部、 30a…ゲーム機識別情報取得手段、 30b…プレイ進行手段、 31,231…記憶部、 100,200…ゲームシステム 240…記憶媒体

Claims (8)

  1. 複数のゲーム機を備えるゲームシステムであって、
    各ゲーム機が設置されている設置地域ごとの特典を記憶しており、
    前記特典は、前記ゲーム機でのプレイで用いるものであり、
    プレイヤによるプレイ開始前に、プレイする前記ゲーム機の設置地域を特定して、前記設置地域に対応する特典を取得する手段と、
    取得した前記特典を、前記プレイヤに対応付けて蓄積して記憶する手段と、
    前記ゲーム機の表示部に、取得した特典を含む、前記プレイヤに対応付けて蓄積された前記特典を表示させる手段と、
    を備えること、
    を特徴とするゲームシステム。
  2. 請求項1に記載のゲームシステムにおいて、
    前記特典は、前記設置地域の特徴が視覚的に表されたものであること、
    を特徴とするゲームシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のゲームシステムにおいて、
    前記特典は、プレイの環境設定に関するものであり、
    前記特典を表示させる手段は、ゲーム機のプレイ開始前に、前記表示部に、取得した特典を含む蓄積された前記特典を、選択可能な態様で表示させ、
    前記プレイヤによる一の特典の選択を受け付けたことに応じて、前記一の特典を反映させたプレイを実行する手段を備えること、
    を特徴とするゲームシステム。
  4. 請求項3に記載のゲームシステムにおいて、
    前記特典は、前記プレイを有利に進めるアドバイスデータを含み、
    前記ゲーム機のプレイ中に、アドバイスデータを出力する手段を備えること、
    を特徴とするゲームシステム。
  5. 請求項4に記載のゲームシステムにおいて、
    前記特典は、前記設置地域に関連したキャラクタのキャラクタデータを含み、
    前記アドバイスデータを出力する手段は、前記キャラクタがアドバイスをするような態様で前記キャラクタを前記表示部に表示させること、
    を特徴とするゲームシステム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のゲームシステムにおいて、
    前記プレイヤを識別するプレイヤ識別情報を記憶し、前記プレイヤが携行可能な記憶媒体を備え、
    前記ゲーム機は、前記記憶媒体から前記プレイヤ識別情報を読み出すことで、前記ゲーム機のプレイヤを識別すること、
    を特徴とするゲームシステム。
  7. 請求項6に記載のゲームシステムにおいて、
    前記特典を、前記記憶媒体に蓄積して記憶すること、
    を特徴とするゲームシステム。
  8. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のゲームシステムにおいて、
    前記複数のゲーム機に対して通信ネットワークを介して接続されたサーバを備え、
    前記サーバは、各ゲーム機が設置されている設置地域ごとの特典と、プレイヤに対応付けて蓄積して記憶する特典とを記憶する記憶部を備えること、
    を特徴とするゲームシステム。
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