JP2014192205A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面処理の対象箇所にNSMDパッドを含む場合でも,積層配線板を痛めることなく2種類以上の表面処理を施した配線基板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】配線基板1の製造方法は,外層パターン4(配線パターン)が形成された積層配線板2を準備する工程と,積層配線板に保護絶縁層5を形成する工程と,保護絶縁層の一部を除去することによりSMDパッド6(第1パッド)を形成する工程と,SMDパッドにニッケル金めっき(第1の表面処理)を施す工程と,保護絶縁層における第1パッドの箇所以外の一部を除去することによりNSMDパッド8(第2パッド)を形成する工程と,NSMDパッドにOSP(第2の表面処理)を施す工程とを,この順に含んでいる。NSMDパッド8の形成は,UVレーザー又はYAGレーザーを照射することで保護絶縁層の一部を除去することにより行う。
【選択図】図3

Description

本発明は,配線基板およびその製造方法に関する。さらに詳細には,保護絶縁層を形成した後に異なる複数種類の表面処理を施した配線基板およびその製造方法に関するものである。
従来,配線基板において保護絶縁層形成後の表面処理は次のように行われていた。すなわち図8(a)に示すように,まず,積層部本体33の表面に配線パターン34が形成されている積層配線板32を準備する。積層部本体33は,例えばコア基板に複数層の配線パターンが層間絶縁層を介して形成されたものである。そして図8(b)に示すように,この積層配線板32における配線パターン34が形成されている面32aに,LPSR(液状フォトレジスト)などのソルダーレジストを塗布して,保護絶縁層(ソルダーレジスト層)35を形成する。
その後図9(a)に示すように,保護絶縁層35の一部を除去して,SMDパッド36を形成する。このSMDパッド36が,1種目の表面処理の対象箇所である。SMDパッド36を形成するための保護絶縁層35の除去は,フォトリソグラフィ(露光及び現像)により行う。そして,形成したSMDパッド36に対して,1種目の表面処理を行う。1種目の表面処理としては,例えばニッケル金めっきを行う。これにより図9(b)に示すように,SMDパッド36の表面に,ニッケル金めっきであるめっき層37が形成される。
続いて図9(c)に示すように,保護絶縁層35の他の一部を除去して,SMDパッド38をさらに形成する。このSMDパッド38が,2種目の表面処理の対象箇所である。SMDパッド38を形成するための保護絶縁層35の除去は,炭酸ガスレーザー(COレーザー)の照射により行う。既に保護絶縁層35に対してフォトリソグラフィを行っているため,保護絶縁層35を溶解することができないからである。そして,この炭酸ガスレーザーの照射により形成されたSMDパッド38に対して,2種目の表面処理を行う。2種目の表面処理としては,例えばOSP(プリフラックス)を行う。OSPは,銅であるSMDパッドの酸化を防ぐための処理である。これにより図9(d)に示すように,SMDパッド38の表面に,有機被膜であるOSP層39が形成される。
なお本願に先立ち先行技術調査をしたところ,下記特許文献1が発見された。下記特許文献1には,「ソルダレジスト層14」にCOレーザーを照射して「開口部34」を形成し,開口部34から露出した「第1電極パッド16」(SMDパッド)に,ニッケルめっきなどの表面処理を施す技術が記載されている(図19〜図21)。
特開2009−88469号公報
しかしながら上記した従来の技術は,表面処理の対象箇所がSMDパッドである。そのため,表面処理の対象箇所にNSMDパッドを含む場合について,保護絶縁層の適切な除去方法を示すものではなかった。特に,2種目の表面処理の対象箇所をNSMDパッドとする場合,炭酸ガスレーザーによりNSMDパッドを形成すると,積層配線板を痛めるおそれがあった。NSMDパッドは,保護絶縁層の開口の縁辺と開口内の配線パターンとの間に隙間があるパッドである。そのため,保護絶縁層の開口内に露出する積層部本体に炭酸ガスレーザーが照射されてしまうからである。
本発明は,上記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,表面処理の対象箇所にNSMDパッドを含む場合でも,積層配線板を痛めることなく2種類以上の表面処理を施した配線基板およびその製造方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の配線基板の製造方法は,表裏の表面の少なくとも一方に配線パターンが形成された積層配線板を準備する工程と,積層配線板における配線パターンが形成されている面を覆う保護絶縁層を形成する工程と,保護絶縁層の一部を除去することにより,保護絶縁層の開口内で配線パターンが露出する第1パッドを形成する第1パッド形成工程と,第1パッドに第1の表面処理を施す工程と,保護絶縁層における第1パッドの箇所以外の一部を除去することにより,保護絶縁層の開口内で配線パターンが露出する第2パッドを形成する第2パッド形成工程と,第2パッドに第1の表面処理とは異なる種類の第2の表面処理を施す工程とを,この順に含む配線基板の製造方法であって,第1パッド形成工程と第2パッド形成工程との少なくとも一方にて形成するパッドを,保護絶縁層の開口の縁辺と開口内の配線パターンとの間に隙間があるNSMD(Non Solder Mask Defined)パッドとし,第1パッド形成工程でNSMDパッドを形成する場合に,そのNSMDパッドの形成は,フォトリソグラフィによる第1の方法,UVレーザーの照射による第2の方法,及び,YAGレーザーの照射による第3の方法からなる群のいずれか一つにより保護絶縁層の一部を除去することで行い,第2パッド形成工程でNSMDパッドを形成する場合に,そのNSMDパッドの形成は,第2の方法,又は,第3の方法により保護絶縁層における第1パッドの箇所以外の一部を除去することで行うことを特徴とする。
またこのような製造方法により製造された本発明の配線基板は,表裏の表面の少なくとも一方に配線パターンが形成されている積層配線板と,積層配線板における配線パターンが形成されている面を,複数の開口部を残して覆う保護絶縁層と,配線パターンの一部であり,保護絶縁層の開口部から露出する第1パッドと,配線パターンの一部であり,保護絶縁層における第1パッドの開口部とは異なる開口部から露出する第2パッドとを備え,第1パッドと第2パッドとに異なる種類の表面処理が施されており,第1パッド及び第2パッドのうち少なくとも一方が,保護絶縁層の開口部の縁辺と開口部内の配線パターンとの間に隙間があるNSMDパッドである。
本発明の配線基板の製造方法によれば,NSMDパッドの形成を,UVレーザー,若しくはYAGレーザーの照射により,又はフォトリソグラフィにより,保護絶縁層の一部を除去することで行っている。すなわち,NSMDパッドの形成に炭酸ガスレーザーの照射を用いていない。そのため,積層配線板におけるNSMDパッドの周囲の露出箇所を痛めるのを防止することができる。なお,炭酸ガスレーザーと波長の異なるUVレーザーやYAGレーザーは,積層配線板を痛めることなくNSMDパッドを形成できるレーザーである。すなわち,本発明によれば,表面処理の対象箇所にNSMDパッドを含む場合でも,積層配線板を痛めることなく異なる種類の表面処理を施すことができる。
ここで本発明の配線基板の製造方法では,第1パッド形成工程にて形成するパッドを,保護絶縁層の開口の縁辺の下部に配線パターンが食い込んでいるSMD(Solder Mask Defined)パッドとし,第2パッド形成工程にて形成するパッドをNSMDパッドとし,第1パッドの形成は,第1の方法,第2の方法,第3の方法,及び,炭酸ガスレーザーの照射による第4の方法からなる群のいずれか一つにより保護絶縁層の一部を除去することで行うことが望ましい。
このようにすれば,第2パッドとしてのNSMDパッドは,UVレーザー若しくはYAGレーザーの照射により形成される。よって,炭酸ガスレーザーの照射によりNSMDパッドを形成する場合のように積層配線板を痛めることがない。
さらにこの場合,第1パッドの形成は炭酸ガスレーザーの照射による第4の方法により行うことが望ましい。第1パッドとしてのSMDパッドの形成を,フォトリソグラフィにより行う場合に比べて,現像等をする必要がない分,低い製造コストおよび短い製造時間で行うことができるからである。
また本発明の配線基板の製造方法では,第1パッド形成工程にて形成するパッド及び第2パッド形成工程にて形成するパッドをいずれもNSMDパッドとし,第1パッドの形成を,フォトリソグラフィによる第1の方法により行ってもよい。
このようにすれば,第1パッドとしてのNSMDパッドは,フォトリソグラフィにより形成され,第2パッドとしてのNSMDパッドは,UVレーザー若しくはYAGレーザーの照射により形成される。よって,炭酸ガスレーザーの照射によりNSMDパッドを形成する場合のように積層配線板を痛めることがない。
また本発明の配線基板の製造方法では,第1パッド形成工程にて形成するパッドをNSMDパッドとし,第2パッド形成工程にて形成するパッドを,保護絶縁層の開口の縁辺の下部に配線パターンが食い込んでいるSMDパッドとし,第1パッドの形成は,フォトリソグラフィによる第1の方法により行い,第2パッドの形成は,UVレーザーの照射による第2の方法,YAGレーザーの照射による第3の方法,及び,炭酸ガスレーザーの照射による第4の方法からなる群のいずれか一つにより保護絶縁層における第1パッドの箇所以外の一部を除去することで行ってもよい。
このように構成すれば,第1パッドとしてのNSMDパッドは,フォトリソグラフィにより形成される。よって,炭酸ガスレーザーの照射によりNSMDパッドを形成する場合のように積層配線板を痛めることがない。
本発明によれば,表面処理の対象箇所にNSMDパッドを含む場合でも,積層配線板を痛めることなく2種類以上の表面処理を施した配線基板およびその製造方法が提供されている。
第1の形態に係る配線基板の断面図である。 同形態の配線基板の製造工程を示す図であり,(a)出発材として用いる積層配線板の断面図,(b)保護絶縁層を形成した状態の積層配線板の断面図である。 図2に続く同形態の配線基板の製造工程を示す断面図であり,(a)1種目の表面処理の対象箇所としてのSMDパッドを形成した状態,(b)めっき層を形成した状態,(c)2種目の表面処理の対象箇所としてのNSMDパッドを形成した状態,(d)OSP層を形成した状態,をそれぞれ示す。 第2の形態に係る配線基板の断面図である。 同形態の配線基板の製造工程を示す断面図であり,(a)1種目の表面処理の対象箇所としてのNSMDパッドを形成した状態,(b)めっき層を形成した状態,(c)2種目の表面処理の対象箇所としてのNSMDパッドを形成した状態,(d)OSP層を形成した状態,をそれぞれ示す。 第3の形態に係る配線基板の断面図である。 同形態の配線基板の製造工程を示す断面図であり,(a)1種目の表面処理の対象箇所としてのNSMDパッドを形成した状態,(b)めっき層を形成した状態,(c)2種目の表面処理の対象箇所としてのSMDパッドを形成した状態,(d)OSP層を形成した状態,をそれぞれ示す。 従来の配線基板の製造工程を示す図であり,(a)出発材として用いる積層配線板の断面図,(b)保護絶縁層を形成した状態の積層配線板の断面図である。 図8に続く従来の配線基板の製造工程を示す断面図であり,(a)1種目の表面処理の対象箇所としてのSMDパッドを形成した状態,(b)めっき層を形成した状態,(c)2種目の表面処理の対象箇所としてのSMDパッドを形成した状態,(d)OSP層を形成した状態,をそれぞれ示す。
〈第1の形態〉
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態に係る配線基板1は,図1の断面図に示すように構成されている。すなわち本形態に係る配線基板1は,図1に示すように積層配線板2を備えている。積層配線板2は,コア基板上に内層パターン,層間絶縁層,及び外層パターン4が形成されているものである。外層パターン4は,最外層の配線パターンであり,積層配線板2の第1主面2a(図1中における上側の面,表の表面に相当)上に露出している。なお,コア基板は,導電層と絶縁層とを積層してなる公知の配線板である。コア基板は,絶縁層のみからなるものでもよい。また,内層パターンは,最外層ではない配線パターンであり,何層設けられていてもよい。内層パターンを複数層設ける場合は,各層の間に層間絶縁層が設けられる。外層パターン4を含む各配線パターンは,銅からなる。
積層配線板2の第1主面2aには,上述した外層パターン4の他,保護絶縁層5が形成されている。また,第1主面2aには,SMDパッド(第1パッドに相当)6と,NSMDパッド(第2パッドに相当)8が形成されている。SMDパッド6には,ニッケル金めっきが施されている。すなわち,SMDパッド6の表面上には,ニッケル金めっきであるめっき層7が形成されている。また,NSMDパッド8には,OSP(Organic Solderability Preservative,プリフラックス)が施されている。すなわち,NSMDパッド8の表面上には,OSP層(有機被膜)9が形成されている。ニッケル金めっきを,第1の表面処理と称し,OSPを,第2の表面処理と称する。OSPは,露出した銅の酸化を防止するための表面処理である。
次に,本形態の配線基板1の製造過程を説明する。配線基板1の製造過程は,次の1.〜7.の各ステップからなる。以下順に説明する。
1.積層配線板2の準備
2.保護絶縁層5の形成
3.SMDパッド6の形成
4.第1の表面処理(ニッケル金めっき)
5.NSMDパッド8の形成
6.第2の表面処理(OSP)
7.検査等
(1.積層配線板2の準備)
本形態で出発材として使用する積層配線板2は,図2(a)に示すように,積層部本体3の図中上側の面(第1主面2a)上に外層パターン4が形成されたものである。積層部本体3は,コア基板に内層パターンや層間絶縁層を形成したものである。すなわち,積層配線板2は,公知の方法により製造されたビルトアップ基板である。
(2.保護絶縁層5の形成)
次に図2(b)に示すように,保護絶縁層(ソルダーレジスト層)5を形成する。保護絶縁層5の形成は,積層配線板2の第1主面2a側にLPSR(液状フォトレジスト)などのソルダーレジストを塗布することにより行う。これにより,外層パターン4が保護絶縁層5に覆われる。
(3.SMDパッド6の形成)
次に図3(a)に示すように,SMDパッド6を形成する。SMDパッド6の形成は,炭酸ガスレーザー(COレーザー)を照射するレーザー加工により,保護絶縁層5の一部を除去することにより行う。すなわち,これから形成する保護絶縁層5の開口部5aの輪郭となる箇所に炭酸ガスレーザーを照射することにより,保護絶縁層5の一部を除去して保護絶縁層5に開口部5aを形成する。これにより,保護絶縁層5の開口部5aから外層パターン4が露出したSMDパッド6が形成される。SMDパッド6は,保護絶縁層5の開口部5aの縁辺の下部に配線パターン4が食い込んでいるパッドである。
(4.第1の表面処理(ニッケル金めっき))
次に図3(b)に示すように,SMDパッド6にニッケル金めっきを施す。すなわち,SMDパッド6の表面に,ニッケル金めっきであるめっき層7を形成する。これにより,SMDパッド6の表面の酸化が防止される。
(5.NSMDパッド8の形成)
次に図3(c)に示すように,NSMDパッド8を形成する。NSMDパッド8の形成は,UVレーザーを照射するレーザー加工により,保護絶縁層5におけるSMDパッド6の箇所以外の一部を除去することにより行う。すなわち,これから形成する保護絶縁層5の開口部5bの輪郭となる箇所にUVレーザーを照射することにより,保護絶縁層5の一部を除去して保護絶縁層5に開口部5bを形成する。これにより,保護絶縁層5の開口部5bから外層パターン4が露出したNSMDパッド8を形成する。NSMDパッド8は,保護絶縁層5の開口部5bの縁辺と開口部5b内の配線パターン4との間に隙間があるパッドである。そのため,開口部5bからは,NSMDパッド8の周囲の積層部本体3の一部(絶縁層の表面3a)も露出する。UVレーザーの照射による方法は,炭酸ガスレーザーの照射による方法とは異なり,積層配線板2を痛めることがないため,開口部5bから露出した絶縁層の表面3aは平坦である。
(6.第2の表面処理(OSP))
次に図3(d)に示すように,NSMDパッド8にOSPを施す。すなわち,NSMDパッド8の表面に,OSP層9を形成する。これにより,NSMDパッド8の表面の酸化が防止される。なおOSP層9の形成の際に,めっき層7が露出する開口部5aをマスキングする必要はない。OSP層9は銅にしか付かないからである。また本形態において,ニッケル金めっきとOSPの2種類の表面処理を行っているのは,全てのパッドにニッケル金めっきを施すと貴金属の使用量が増えて製造コストが高くなり過ぎるので,これを抑えるためである。また,ニッケル金めっきを施したパッドは,OSPを施したパッドに比して耐腐食性に優れるが耐落下衝撃性には劣るため,高い耐落下衝撃性が必要なパッドにはOSPを施すのが良いからである。このように実施形態では,パッドに応じた最適な表面処理を施すこととしている。
(7.検査等)
上記のように2種類の表面処理(ニッケル金めっき及びOSP)を施した後,電気テストにより各部の絶縁性等をチェックする。これにより,製品としての配線基板1が完成する。
以上詳細に説明したように本形態に係る配線基板1の製造方法では,NSMDパッド8の形成を,UVレーザーの照射により,保護絶縁層5の一部を除去することで行っている。すなわち,NSMDパッド8の形成に炭酸ガスレーザーの照射を用いていない。そのため,開口部5bから露出した積層配線板2におけるNSMDパッド8の周囲の箇所を痛めるのを防止することができる。なお,炭酸ガスレーザーと波長の異なるUVレーザーは,積層配線板2を痛めることなくNSMDパッド8を形成できるレーザーである。すなわち,本形態によれば,表面処理の対象箇所にNSMDパッド8を含む場合でも,積層配線板2を痛めることなく異なる種類の表面処理(ニッケル金めっき及びOSP)を施すことができる。
また,本形態の配線基板1の製造方法では,先に形成するSMDパッド6は,炭酸ガスレーザーの照射により保護絶縁層5の一部を除去することで形成されたSMDパッドである。そのため,SMDパッド6の形成を,フォトリソグラフィにより行う場合に比べて,現像液に浸すなどの工程が不要な分,製造コストを下げることができるとともに,製造時間を短縮することができる。
〈第2の形態〉
次に第2の形態について説明する。第2の形態の説明において,第1の形態と同様の構成については,同様の符号を付して説明を省略する。本形態では,種類の異なる2つの表面処理を施す箇所が,ともにNSMDパッドである点が,第1の形態と異なっている。
詳細には,本形態に係る配線基板1Aは,図4の断面図に示すように構成されている。すなわち本形態に係る配線基板1Aは,図4に示すように積層配線板2を備えている。積層配線板2の第1主面2a(図4中における上側の面)には,外層パターン4と,保護絶縁層5が形成されている。また,第1主面2aには,NSMDパッド(第1パッドに相当)16と,NSMDパッド(第2パッドに相当)8が形成されている。NSMDパッド16には,ニッケル金めっきが施されている。すなわち,NSMDパッド16の表面上には,ニッケル金めっきであるめっき層17が形成されている。また,NSMDパッド8には,OSPが施されている。すなわち,NSMDパッド8の表面上には,OSP層(有機被膜)9が形成されている。
次に,本形態の配線基板1Aの製造過程を説明する。配線基板1Aの製造過程は,次の1.〜7.の各ステップからなる。以下順に説明する。
1.積層配線板2の準備
2.保護絶縁層5の形成
3.NSMDパッド16の形成
4.第1の表面処理(ニッケル金めっき)
5.NSMDパッド8の形成
6.第2の表面処理(OSP)
7.検査等
(1.積層配線板2の準備,および2.保護絶縁層5の形成)
1.のステップおよび2.のステップは,上記した第1の形態と同様であるため,説明を省略する。
(3.NSMDパッド16の形成)
図5(a)に示すように,外層パターン4を保護絶縁層5で覆った積層配線板2に,NSMDパッド16を形成する。NSMDパッド16の形成は,フォトリソグラフィにより,保護絶縁層5の一部を除去することにより行う。すなわち,露光した保護絶縁層5を現像液に浸すことにより保護絶縁層5の一部を溶して,保護絶縁層5に開口部5cを形成する。これにより,保護絶縁層5の開口部5cから外層パターン4が露出したNSMDパッド16が形成される。NSMDパッド16は,保護絶縁層5の開口部5cの縁辺と開口部5c内の配線パターン4との間に隙間があるパッドである。そのため,開口部5cからは,NSMDパッド16の周囲の積層部本体3の一部(絶縁層の表面3a)も露出する。フォトリソグラフィによる方法は,炭酸ガスレーザーの照射による方法とは異なり,積層配線板2を痛めることがないため,開口部5cから露出した絶縁層の表面3aは平坦である。
(4.第1の表面処理(ニッケル金めっき))
次に図5(b)に示すように,NSMDパッド16にニッケル金めっきを施す。すなわち,NSMDパッド16の表面に,ニッケル金めっきであるめっき層17を形成する。これにより,NSMDパッド16の表面の酸化が防止される。
(5.NSMDパッド8の形成)
次に図5(c)に示すように,NSMDパッド8を形成する。NSMDパッド8の形成は,UVレーザーを照射するレーザー加工により,保護絶縁層5におけるNSMDパッド16の箇所以外の一部を除去することにより行う。すなわち,これから形成する保護絶縁層5の開口部5bの輪郭となる箇所にUVレーザーを照射することにより,保護絶縁層5の一部を除去して保護絶縁層5に開口部5bを形成する。これにより,保護絶縁層5の開口部5bから外層パターン4が露出したNSMDパッド8を形成する。NSMDパッド8は,保護絶縁層5の開口部5bの縁辺と開口部5b内の配線パターン4との間に隙間があるパッドである。そのため,開口部5bからは,NSMDパッド8の周囲の積層部本体3の一部(絶縁層の表面3a)も露出する。
(6.第2の表面処理(OSP))
次に図5(d)に示すように,NSMDパッド8にOSPを施す。すなわち,NSMDパッド8の表面に,OSP層9を形成する。これにより,NSMDパッド8の表面の酸化が防止される。
(7.検査等)
上記のように2種類の表面処理(ニッケル金めっき及びOSP)を施した後,電気テストにより各部の絶縁性等をチェックする。これにより,製品としての配線基板1Aが完成する。
以上詳細に説明したように本形態に係る配線基板1Aの製造方法では,先に形成するNSMDパッド16の形成を,フォトリソグラフィにより保護絶縁層5の一部を除去することで行っている。また,後で形成するNSMDパッド8の形成を,UVレーザーを照射することにより保護絶縁層5の他の一部を除去することで行っている。すなわち,NSMDパッド16及びNSMDパッド8の形成に炭酸ガスレーザーの照射を用いていない。そのため,開口部5cから露出する積層配線板2におけるNSMDパッド16の周囲の箇所や,開口部5bから露出する積層配線板2におけるNSMDパッド8の周囲の箇所を痛めるのを防止することができる。従って,本形態によれば,表面処理の対象箇所にNSMDパッド16及びNSMDパッド8を含む場合でも,積層配線板2を痛めることなく異なる種類の表面処理(ニッケル金めっき及びOSP)を施すことができる。
〈第3の形態〉
次に第3の形態について説明する。第3の形態の説明において,第2の形態と同様の構成については,同様の符号を付して説明を省略する。本形態では,先にNSMDパッドを形成してこのNSMDパッドに第1の表面処理を施した後,SMDパッドを形成してこのSMDパッドに第2の表面処理を施す点が,第2の形態と異なっている。
詳細には,本形態に係る配線基板1Bは,図6の断面図に示すように構成されている。すなわち本形態に係る配線基板1Bは,図6に示すように積層配線板2を備えている。積層配線板2の第1主面2a(図6中における上側の面)には,外層パターン4と,保護絶縁層5が形成されている。また,第1主面2aには,NSMDパッド(第1パッドに相当)16と,SMDパッド(第2パッドに相当)18が形成されている。NSMDパッド16には,ニッケル金めっきが施されている。すなわち,NSMDパッド16の表面上には,ニッケル金めっきであるめっき層17が形成されている。また,SMDパッド18には,OSPが施されている。すなわち,SMDパッド18の表面上には,OSP層(有機被膜)19が形成されている。
次に,本形態の配線基板1Bの製造過程を説明する。配線基板1Bの製造過程は,次の1.〜7.の各ステップからなる。以下順に説明する。
1.積層配線板2の準備
2.保護絶縁層5の形成
3.NSMDパッド16の形成
4.第1の表面処理(ニッケル金めっき)
5.SMDパッド18の形成
6.第2の表面処理(OSP)
7.検査等
(1.積層配線板2の準備,および2.保護絶縁層5の形成)
1.のステップおよび2.のステップは,上記した第1の形態および第2の形態と同様であるため,説明を省略する。
(3.NSMDパッド16の形成)
図7(a)に示すように,外層パターン4を保護絶縁層5で覆った積層配線板2に,NSMDパッド16を形成する。NSMDパッド16の形成は,フォトリソグラフィにより,保護絶縁層5の一部を除去することにより行う。すなわち,露光した保護絶縁層5を現像液に浸すことにより保護絶縁層5の一部を溶して,保護絶縁層5に開口部5cを形成する。これにより,保護絶縁層5の開口部5cから外層パターン4が露出したNSMDパッド16を形成する。NSMDパッド16は,保護絶縁層5の開口部5cの縁辺と開口部5c内の配線パターン4との間に隙間があるパッドである。そのため,開口部5cからは,NSMDパッド16の周囲の積層部本体3の一部(絶縁層の表面3a)も露出する。
(4.第1の表面処理(ニッケル金めっき))
次に図7(b)に示すように,NSMDパッド16にニッケル金めっきを施す。すなわち,NSMDパッド16の表面に,ニッケル金めっきであるめっき層17を形成する。これにより,NSMDパッド16の表面の酸化が防止される。
(5.SMDパッド18の形成)
次に図7(c)に示すように,SMDパッド18を形成する。SMDパッド18の形成は,炭酸ガスレーザーを照射するレーザー加工により,保護絶縁層5におけるNSMDパッド16の箇所以外の一部を除去することにより行う。すなわち,これから形成する保護絶縁層5の開口部5dの輪郭となる箇所に炭酸ガスレーザーを照射することにより,保護絶縁層5の一部を除去して保護絶縁層5に開口部5dを形成する。これにより,保護絶縁層5の開口部5dから外層パターン4が露出したSMDパッド18を形成する。SMDパッド18は,保護絶縁層5の開口部5dの縁辺の下部に配線パターン4が食い込んでいるパッドである。
(6.第2の表面処理(OSP))
次に図7(d)に示すように,SMDパッド18にOSPを施す。すなわち,SMDパッド18の表面に,OSP層19を形成する。これにより,SMDパッド18の表面の酸化が防止される。
(7.検査等)
上記のように2種類の表面処理(ニッケル金めっき及びOSP)を施した後,電気テストにより各部の絶縁性等をチェックする。これにより,製品としての配線基板1Bが完成する。
以上詳細に説明したように本形態に係る配線基板1Bの製造方法では,NSMDパッド16の形成を,フォトリソグラフィにより保護絶縁層5の一部を除去することで行っている。すなわち,NSMDパッド16の形成に炭酸ガスレーザーの照射を用いていない。そのため,開口部5cから露出した積層配線板2におけるNSMDパッド16の周囲の箇所を痛めるのを防止することができる。従って本形態によれば,表面処理の対象箇所にNSMDパッド16を含む場合でも,積層配線板2を痛めることなく異なる種類の表面処理(ニッケル金めっき及びOSP)を施すことができる。
なお,上記した実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,上記第1の形態では,炭酸ガスレーザーの照射により第1パッド(先に露出させるパッド)としてのSMDパッド6を形成したが,UVレーザー若しくはYAGレーザーの照射,又は,フォトリソグラフィによりSMDパッドを形成してもよい。
また上記第1の形態又は第2の形態では,UVレーザーの照射により第2パッド(後で露出させるパッド)としてのNSMDパッド8を形成したが,YAGレーザーの照射によりNSMDパッドを形成してもよい。炭酸ガスレーザーと波長の異なるYAGレーザーは,UVレーザーと同様,積層配線板2を痛めることなくNSMDパッドを形成できるレーザーである。従って,YAGレーザーの照射によりNSMDパッドを形成した場合には,保護絶縁層5の開口部から露出した積層部本体3の一部(絶縁層の表面3a)は平坦である。
また上記第2の形態及び第3の形態では,フォトリソグラフィにより第1パッドとしてのNSMDパッド16を形成したが,UVレーザー又はYAGレーザーの照射によりNSMDパッドを形成してもよい。
また上記第3の形態では,炭酸ガスレーザーの照射により第2パッドとしてのSMDパッド18を形成したが,UVレーザー又はYAGレーザーの照射によりSMDパッドを形成してもよい。
また上記した実施の形態では,第1の表面処理としてニッケル金めっきを行い,第1の表面処理よりも後に行う第2の表面処理としてOSPを行った。しかしながら,第1の表面処理と第2の表面処理が異なる種類の表面処理であれば,第1の表面処理及び第2の表面処理は,例えば防錆処理をした銀めっき等の他の金属めっきや,ホットエアレベラー(Hot Air Solder Leveling;HASL)など,他の種類の表面処理でもよい。
また上記した実施の形態では,同一主面上に(実施形態では第1主面2a上に)異なる種類の表面処理を施したが,第1主面2a上及び第2主面2b(裏の表面,図1,図4及び図6参照)上に異なる種類の表面処理を施す場合にも,本発明を適用することができる。すなわち,第1主面2a上に,上記した各実施の形態の1回目と同様のパッドの形成と表面処理を行い,第2主面2b上に,上記した各実施の形態の2回目と同様のパッドの形成と表面処理を行うものであってもよい。勿論この場合には,第2主面2b上にも,外層パターン及び保護絶縁層が形成されていることとなる。
また上記した実施の形態では,異なる2種類の表面処理を行う場合について説明したが,異なる3種類以上の表面処理を行う場合にも適用することができる。この場合,追加的に形成するパッドがSMDパッドである場合には,炭酸ガスレーザー,UVレーザー,又は,YAGレーザーの照射により保護絶縁層5の一部を除去することでSMDパッドを形成すればよい。また,追加的に形成するパッドがNSMDパッドである場合には,UVレーザー,又は,YAGレーザーの照射により保護絶縁層5の一部を除去することでNSMDパッドを形成すればよい。
1…配線基板
2…積層配線板
2a…第1主面(表の表面)
2b…第2主面(裏の表面)
4…外層パターン(配線パターン)
5…保護絶縁層
5a…開口部
5b…開口部
5c…開口部
5d…開口部
6…SMDパッド(第1パッド)
7…めっき層
8…NSMDパッド(第2パッド)
9…OSP層
16…NSMDパッド(第1パッド)
17…めっき層
18…SMDパッド(第2パッド)
19…OSP層

Claims (6)

  1. 表裏の表面の少なくとも一方に配線パターンが形成された積層配線板を準備する工程と,
    前記積層配線板における前記配線パターンが形成されている面を覆う保護絶縁層を形成する工程と,
    前記保護絶縁層の一部を除去することにより,前記保護絶縁層の開口内で前記配線パターンが露出する第1パッドを形成する第1パッド形成工程と,
    前記第1パッドに第1の表面処理を施す工程と,
    前記保護絶縁層における前記第1パッドの箇所以外の一部を除去することにより,前記保護絶縁層の開口内で前記配線パターンが露出する第2パッドを形成する第2パッド形成工程と,
    前記第2パッドに前記第1の表面処理とは異なる種類の第2の表面処理を施す工程とを,この順に含む配線基板の製造方法であって,
    前記第1パッド形成工程と前記第2パッド形成工程との少なくとも一方にて形成するパッドを,前記保護絶縁層の開口の縁辺と開口内の前記配線パターンとの間に隙間があるNSMD(Non Solder Mask Defined)パッドとし,
    前記第1パッド形成工程でNSMDパッドを形成する場合に,そのNSMDパッドの形成は,フォトリソグラフィによる第1の方法,UVレーザーの照射による第2の方法,及び,YAGレーザーの照射による第3の方法からなる群のいずれか一つにより前記保護絶縁層の一部を除去することで行い,
    前記第2パッド形成工程でNSMDパッドを形成する場合に,そのNSMDパッドの形成は,前記第2の方法,又は,前記第3の方法により前記保護絶縁層における前記第1パッドの箇所以外の一部を除去することで行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の配線基板の製造方法であって,
    前記第1パッド形成工程にて形成するパッドを,前記保護絶縁層の開口の縁辺の下部に前記配線パターンが食い込んでいるSMD(Solder Mask Defined)パッドとし,
    前記第2パッド形成工程にて形成するパッドをNSMDパッドとし,
    前記第1パッドの形成は,前記第1の方法,前記第2の方法,前記第3の方法,及び,炭酸ガスレーザーの照射による第4の方法からなる群のいずれか一つにより前記保護絶縁層の一部を除去することで行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  3. 請求項2に記載の配線基板の製造方法であって,
    前記第1パッドの形成は,前記第4の方法により行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  4. 請求項1に記載の配線基板の製造方法であって,
    前記第1パッド形成工程にて形成するパッド及び前記第2パッド形成工程にて形成するパッドをいずれもNSMDパッドとし,
    前記第1パッドの形成は,前記第1の方法により行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 請求項1に記載の配線基板の製造方法であって,
    前記第1パッド形成工程にて形成するパッドをNSMDパッドとし,
    前記第2パッド形成工程にて形成するパッドを,前記保護絶縁層の開口の縁辺の下部に前記配線パターンが食い込んでいるSMDパッドとし,
    前記第1パッドの形成は,前記第1の方法により行い,
    前記第2パッドの形成は,前記第2の方法,前記第3の方法,及び,炭酸ガスレーザーの照射による第4の方法からなる群のいずれか一つにより前記保護絶縁層における前記第1パッドの箇所以外の一部を除去することで行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  6. 表裏の表面の少なくとも一方に配線パターンが形成されている積層配線板と,
    前記積層配線板における前記配線パターンが形成されている面を,複数の開口部を残して覆う保護絶縁層と,
    前記配線パターンの一部であり,前記保護絶縁層の開口部から露出する第1パッドと,
    前記配線パターンの一部であり,前記保護絶縁層における前記第1パッドの開口部とは異なる開口部から露出する第2パッドとを備え,
    前記第1パッドと前記第2パッドとに異なる種類の表面処理が施されており,
    前記第1パッド及び前記第2パッドのうち少なくとも一方は,前記保護絶縁層の開口部の縁辺と開口部内の前記配線パターンとの間に隙間があるNSMDパッドであることを特徴とする配線基板。
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